JP2004038743A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

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    • H05K7/1465Modular PLC assemblies with separable functional units

Abstract

【課題】耐ノイズ性・耐電圧の向上と熱放散性の向上を図り、更に小型化することができるプログラマブルコントローラを得る。
【解決手段】CPU基板22bは、CPU28及びメモリ29を搭載し、入出力基板14bに平行に配置され、入出力基板14bは、入力インタフェース回路部36、入力端子部41b、出力インタフェース回路部35、及び出力素子ブロック43aを搭載し、出力素子ブロック43aは、駆動素子50a〜50d、開閉素子51a〜51d、駆動端子56a〜56d、及び駆動端子56a〜56dの反対面に配設され各開閉素子51a〜51dと接続された接触端子54a〜54dを有し、出力端子台ブロック40aは、接触端子54a〜54dと係合する出力端子45a、外部配線接続手段46を有し、出力端子台ブロック40aは、出力素子ブロック43aに重なって配置され且つ脱着可能となっている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態とプログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラに関し、特に出力端子台を備えたコントローラにおいて、更なる小形化を図るために出力素子の構造及び配置の改良を行ったプログラマブルコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マイクロプロセッサとプログラムメモリとが搭載されたCPU基板と、入出力インタフェース回路部と外部入出力接続部とを有する入出力部と、制御電源部と、これらを収納する収納筐体を有し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態とプログラムメモリの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するいわゆるユニット形プログラマブルコントローラは、入出力点数規模の小さな用途に対して広く実用されている。
【0003】
このようなプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサを中心とする弱電部と、AC100V〜AC200VのAC系負荷及びセンサなどの強電部が融合する部分であって、製品の小形化に当たっては耐電圧と耐ノイズ性に対する信頼性の確保が第一の重要技術である。
【0004】
小形化のための更なる障害は、電磁リレーやトライアック或いはトランジスタ等の出力素子の発熱であって、製品の温度上昇の抑制手段が第二の重要技術である。
【0005】
更に、故障部品や寿命部品の交換作業性に対する配慮と各種入出力仕様、電源仕様に対応するための基本部の互換性、標準化の推進が第三の重要技術である。
【0006】
図45から図52は現在の市場で最も広く実用されているユニット形プログラマブルコントローラの外観及び構造等を示したものである。
図45は従来のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた正面図である。図46は従来のプログラマブルコントローラの側面断面図である。
尚、図45はプログラマブルコントローラ90aの内部構造が見えるように後述するベース10a及びカバー20aの手前の側壁を取り除いた様子を示す正面図である。
【0007】
図45及び図46において、プログラマブルコントローラ90aは、ベース10aとその収納物及びカバー20aとその内蔵物によって構成されている。プログラマブルコントローラ90aは、樹脂成形され図示しない多数の通気孔を有する矩形容器状のベース10a、このベース10aの底面に設けられた取付け溝11a、この取付け溝11aが嵌合するアルミ材で作製された取付レール11b、及び、この取付レール11cを図示しない制御盤内壁面に固定する取付けねじ11cを有している。上述のベース10aはプログラマブルコントローラを制御盤内壁面に固定するために取付レール11bに係合され、図示しない弾性部品によって保持される構造となっている。
【0008】
また、プログラマブルコントローラ90aは、ベース10aの内部底面に設けられた複数の突起13bに取付けねじ13aによって固定された電源基板12a、ベース10aの内部底面に設けられた複数のスタッド15bに取付けねじ15aによって固定された入出力基板14a、電源基板12a及び入出力基板14aに各々立設され、相互に嵌入して電気的に接続される基板間コネクタ16a,16b、入出力基板14aに立設され、後述の基板間コネクタ23に嵌入して電気的に接続される基板間コネクタ17、電源基板12aに実装され図示しない電源端子に接続されたAC100〜240Vの商用電源からDC24V、DC5V等の安定化制御電源を生成する電源ユニット18a、及び、入出力基板14aの端部に立設され、後述の増設ユニット500が接続される増設コネクタ19を有している。尚、基板間コネクタ16a,16b、17,23や増設コネクタ19には、後述のマイクロプロセッサ28に接続される入出力バスラインとデバイス選択信号線と制御電源線が貫通して設けられている。
【0009】
さらに、プログラマブルコントローラ90aは、取付けねじ21によってベース10aの開放端面に取付けられた樹脂製のカバー20a、このカバー20aの内面に嵌め込み固定されたCPU基板22a、このCPU基板22aに立設された基板間コネクタ23、2段千鳥足配置の出力端子台ブロック30a、この出力端子台ブロック30aの取付けねじ32、及び、入出力基板14aの端部に辺に沿って配設された内部出力端子ブロック33aを有している。出力端子台ブロック30aと内部出力端子ブロック33aとは相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、取付けねじ32によって互いに離れないように締着されている。
【0010】
図47は従来のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。図48は従来のプログラマブルコントローラの側面断面図である。
尚、図47はプログラマブルコントローラ90aの構造を容易に理解できるように後述するCPU基板22a、導光体24b,25b等を除いた状態の上面図である。
【0011】
図47及び図48において、プログラマブルコントローラ90aは、CPU基板22a上に二列に配置された多数の出力表示LED24a、この出力表示LED24aに対向設置され、カバー20aの表面から点灯の確認ができるように配設された透明樹脂製の導光体24b、CPU基板22a上に二列に配置された多数の入力表示LED25a、及び、この入力表示LED25aに対向して配設され、上記カバー20aの表面から点灯の確認ができるように配設された透明樹脂製の導光体25bを有している。
【0012】
そして、プログラマブルコントローラ90aは、さらに、2段千鳥足配置の入力端子台ブロック31a、この入力端子台ブロック31aの取付けねじ32、及び、入出力基板14aの内部出力端子ブロック33aと反対側の端部に設けられた内部入力端子ブロック34aを有している。入力端子台ブロック31aと内部入力端子ブロック34aは相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、取付けねじ32によって互いに離れないように締着されている。
【0013】
また、プログラマブルコントローラ90aは、入出力基板14aに実装された多数の電磁リレー等の出力素子33、入出力基板14aに実装された図示しない出力ラッチメモリを主体とした出力インタフェース回路部35、入出力基板14aに実装された図示しないデータセレクタと信号フィルタ回路によって構成された入力インタフェース回路部36を有している。
多数の出力素子33は、出力インタフェース回路部35によって動作され、出力端子台ブロック30aを経由して図示しない外部負荷を駆動する。
一方、図示しない外部入力機器からの入力信号は、入力端子台ブロック31aを介して入力インタフェース回路部36に入力接続される。
【0014】
さらに、プログラマブルコントローラ90aは、上記出力端子台ブロック30aや入力端子台ブロック31aに設けられた感電防止用の透明樹脂製の端子カバー91aを有している。端子カバー91aには図示しないドライバ挿入穴や配線引出し切り溝等が設けられている。
【0015】
図中矢印で示されたX軸はプログラマブルコントローラ90aの左右の長さ方向、Y軸はプログラマブルコントローラ90aの天地の高さ方向、Z軸はプログラマブルコントローラ90aの前後の厚さ方向を示すものである。電源基板12a、入出力基板14a、及びCPU基板22aは図示しない取付け壁面に対して各々主面を平行にして重層され、出力端子台ブロック30aと入力端子台ブロック31aは矩形の入出力基板14aの2長辺部に互いに平行に各々配置されている。
【0016】
図49はプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。図50はCPU基板の上面図である。図49及び図50において、プログラマブルコントローラ90aは、CPU基板22aに実装され、プログラマブルコントローラ90aの運転/停止状態やマイクロプロセッサの正常/異常状態、図示しない内蔵バッテリの正常/異常状態等を表示する状態表示LED26a、この状態表示LED26aに対向して配設され、カバー20aの表面から点灯の確認ができるように配設された透明樹脂製の導光体26b、図示しないプログラミングローディング装置を接続するためのプログラムコネクタ27、CPU基板22aに実装されたマイクロプロセッサ28を有している。また、不揮発システムメモリ、プログラムメモリ、演算処理用RAMメモリ、及び出力表示LED24a,入力表示LED25a,状態表示LED26aを駆動するためのラッチメモリ等の各種メモリ29を有している。この各種メモリ29は、CPU基板22aに実装されてマイクロプロセッサ28に対してバス接続されている。
【0017】
図51はプログラマブルコントローラと併用される従来の入出力用の増設ユニットの正面図である。図52は図51のC−C線に沿う矢視断面図である。図51及び図52において、増設出力ユニット500は、樹脂製の増設ベース510、この増設ベース510の底面に設けられた取付け溝511a、増設ベース510の内部端面に取付けられた増設出力基板514、この増設出力基板514に実装された後続増設コネクタ519a、プログラマブルコントローラ90aの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ519b、この増設相手コネクタ519bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を増設出力基板514に固定する圧着端子ブロック519c、増設ベース510に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー520を有している。増設ベース510の取付け溝511aは図示しない取付レールに嵌め込まれて固定される。
【0018】
さらに、増設出力ユニット500は、増設出力基板514に配設された一対の増設出力端子台ブロック530、増設出力基板514に実装された電磁リレー等の出力素子533、増設出力基板514に実装され、図示しない出力ラッチメモリを主体とした増設出力インタフェース回路535、増設出力基板514に実装された出力表示LED537、増設端子台ブロック530を覆うように設けられた透明樹脂製の端子カバー591aを有している。出力素子533や出力表示LED537は、増設出力インタフェース回路部535によって動作され、図示しない外部負荷は出力素子533から増設出力端子台ブロック530を介して駆動される。
【0019】
このような構成の従来のプログラマブルコントローラ90aにおいては、プログラマブルコントローラ90a内のマイクロプロセッサ28は、図示しないプログラミングローディング装置からプログラムコネクタ27を介して各種メモリ29内のプログラムメモリに転送されて書込みされたシーケンスプログラムに基づいて動作する。そして、入力端子台ブロック31aや図示しない増設入力端子台ブロックに接続された外部入力機器からの入力信号に応動して、出力端子台ブロック30aや増設出力端子台ブロック530に接続された外部負荷を駆動制御すると共に、入出力の動作状態やマイクロプロセッサ28の動作状態は、入力表示LED25a,出力表示LED24a,状態表示LED26a,及び増設出力表示LED537で表示される。
【0020】
入力機器にはDC24V,AC100V,AC200Vなどの電源仕様のものがあり、この内DC24V仕様のものが最も多く使用されている。そして、外部配線からのノイズの侵入を防止したり高圧強電系と弱電系とを分離するために回路絶縁用のホトカプラが使用されている。
【0021】
一方、出力機器にもDC24V,AC100V,AC200Vなどの電源仕様のものがあり、出力素子33,533としては各種仕様に対応できる電磁リレーが多用されているが、DC24V負荷にはトランジスタ出力方式、AC100V・AC200V負荷にはトライアック出力方式の無接点電子出力方式のものも使用されている。
【0022】
これに対して、特開2001−243868号公報「電磁継電器」で提案されている装置は、典型的な基板取付け用電磁リレー(継電器)に関するものであり、電磁コイルの駆動端子と出力接点端子が同一平面に突設されており、絶縁性を有する電磁コイル部分と出力接点部分が一枚の電子基板上に実装されている。
【0023】
また、特開平11−219647号公報「高周波リレーの端子構造」で提案されている装置は、改善された基板取付け用電磁リレーに関するものであり、絶縁性を有する電磁コイル部分と出力接点部分が電磁リレーの反対面に互いに突設され二枚の電子基板によって分離して配線されている。
【0024】
さらに、特開平9−35606号公報「電磁リレー」で提案されている装置は、電磁コイル部と出力接点部を分離したプログラマブルコントローラ用電磁リレーに関するものであり、この装置においては、電磁コイルが電子基板に実装されているのに対して、出力接点部分は電子基板を介在せずに出力端子部に接続されている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
図45から図52に示された従来のプログラマブルコントローラにおける第一の問題点は、高電圧が印加され外部配線ノイズが重畳しやすい出力素子(電磁リレー)の開閉素子(出力接点)部分が、互いに絶縁されなければならない駆動素子(電磁コイル)部分と同一電子基板上で配線されていることと、千鳥配置された2段端子の間を縫って出力パターンが通過する構成になっていることであり、耐圧・耐ノイズ性を確保するために十分な小型化が図れないことである。
【0026】
また、従来のプログラマブルコントローラにおける第二の問題点は、電磁リレー出力方式における電磁コイルやトランジスタ出力方式における開閉素子としてのパワートランジスタやトライアック出力方式における開閉素子としてのパワートライアック等の発熱部品が、プログラマブルコントローラ内部に取付けられていて、通風窓で通気を図っていても十分な熱放散が行われず、プログラマブルコントローラの小型化に対する大きな制約となっていることである。
【0027】
これに対して、上述の特開平11−219647号公報や特開平9−35606号公報で提案されている電磁リレーの形態は、改善された好ましい形態ではあるが、あくまでも部分的な技術を提示しているものであって、第一・第二の問題点に対する総合的な解決策を示すものではない。
【0028】
この発明の第一の目的は、上述のような問題を改善して耐ノイズ性・耐電圧の向上と熱放散性の向上を図るとともに、更に小型化されたプログラマブルコントローラを提供することである。
【0029】
また、この発明の第二の目的は、保守交換性を低下させることがなく、しかも、基本部の標準化を図って手軽に各種入出力仕様に対応できるプログラマブルコントローラを提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、CPU基板と入出力基板と出力素子ブロックと出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び上記出力素子ブロックを搭載し、上記出力素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入出力基板と接続される駆動端子、及び該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の接触端子を有し、上記出力端子台ブロックは、一端が上記出力素子ブロックの上記各接触端子と係合する複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記出力端子台ブロックは、上記出力素子ブロックに重なって配置され且つ該出力素子ブロックに対して脱着可能となっている。
【0031】
また、この発明に係るプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、CPU基板と入出力基板と完結出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び出力ソケットを搭載し、上記完結出力端子台ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子、上記入出力基板の上記出力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記完結出力端子台ブロックは、上記入出力基板に対して脱着可能となっている。
【0032】
また、この発明に係るプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、CPU基板と入出力基板と駆動素子ブロックと拡張出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び上記駆動素子ブロックを搭載し、上記駆動素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子を上記入出力基板と接続される駆動端子を有し、上記拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックと空隙を置いて対向配置され、該各駆動素子の付勢時に磁気結合又は光結合によって閉路する複数の開閉素子、上記駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックに対して脱着可能となっている。
【0033】
また、上記入力端子部は、複数の基板端子と入力端子台ブロックとを有し、上記基板端子は、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部と接続され、上記入力端子台ブロックは、一端が上記基板端子と係合する複数の入力端子と、該入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記入力端子台ブロックは、上記基板端子に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。
【0034】
また、上記入力端子部は、入力素子ブロックと入力端子台ブロックとを有し、上記入力素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入出力基板に接続される開閉端子、及び該開閉端子の反対面に配設され該各駆動素子と電気的に接続された複数の接触端子を有し、上記入力端子台ブロックは、一端が上記入力素子ブロックの接触端子と係合する複数の入力端子、該各入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記入力端子台ブロックは、上記入力素子ブロックに重なって配置され且つ該入力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。
【0035】
また、上記入力端子部は、入力ソケットと完結入力端子台ブロックとを有し、上記入力ソケットは、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部と接続され、上記完結入力端子台ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の入力端子と該各入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記完結入力端子台ブロックは、上記入出力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記完結入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。
【0036】
また、上記入力端子部は、拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとを有し、上記拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックと空隙を置いて対向配置される駆動素子、一端が該駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記開閉素子ブロックは、上記入力インタフェース回路部に接続され上記駆動素子が付勢された時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子と該開閉素子を上記入出力基板に接続される開閉端子とを備え、上記拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記拡張入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。
【0037】
また、上記入力端子部は、複数のコネクタ端子と入力コネクタと有し、上記コネクタ端子は、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部に接続され、上記入力コネクタは、上記コネクタ端子と係合し外部配線が接続される複数の入力端子を有し、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかは、上記入出力基板の対向する2辺のそれぞれに互いに平行に配置されている。
【0038】
また、増設出力基板と増設一体形出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタ及び増設出力インタフェース回路部を搭載し、上記増設一体形出力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に接続される駆動端子、該駆動端子と直交する面に配置され上記開閉素子と電気的に接続された出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと増設一体形出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0039】
また、増設出力基板と増設出力素子ブロックと増設出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタ及び増設出力インタフェース回路部と搭載し、上記増設出力素子ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に接続される駆動端子、該駆動端子と直交する面に配置され上記開閉素子と電気的に接続された接触端子を有し、上記増設出力端子台ブロックは、上記増設出力素子ブロックの上記接触端子と係合する複数の出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設出力端子台ブロックは、上記増設出力素子ブロックに重なって配置され且つ該増設出力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0040】
また、増設出力基板と増設完結出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設出力インタフェース回路部と出力ソケットとを搭載し、上記増設完結出力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に設けられた出力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され上記開閉素子と電気的に接続された出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設完結出力端子台ブロックは、上記増設出力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設完結出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0041】
また、増設出力基板と駆動素子ブロックと増設拡張出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設出力インタフェース回路部と駆動素子ブロックとを搭載し、上記駆動素子ブロックは、複数の駆動素子、該駆動素子を上記増設出力基板に接続するための駆動端子を有し、上記増設拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子と空隙を置いて対向配置され該各駆動素子の付勢時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子、該開閉素子が上記駆動端子の直交する面上で電気的に接続する出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設拡張出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0042】
また、増設入力基板と増設一体形入力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される相手コネクタと増設入力インタフェース回路部とを搭載し、上記増設一体形入力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に接続される開閉端子、該開閉端子と直交する面に配置され上記駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設一体形入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0043】
また、増設入力基板と増設入力素子ブロックと増設入力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と上記増設入力素子ブロックとを搭載し、上記増設入力素子ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に接続固定される開閉端子、該開閉端子と直交する面に配置され上記駆動素子と電気的に接続された接触端子とを有し、上記増設入力端子台ブロックは、上記増設入力素子ブロックの接触端子と係合する複数の入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設入力端子台ブロックは、上記増設入力素子ブロックに重なって配置され且つ該増設入力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0044】
また、増設入力基板と増設完結入力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と入力ソケットとを搭載し、上記増設完結入力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に設けられた入力ソケットに挿入接続される開閉端子、該開閉端子の反対面に配設され上記駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設完結入力端子台ブロックは、上記増設入力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設完結入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0045】
また、増設入力基板と増設拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と開閉素子ブロックとを搭載し、上記増設拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックと空隙を置いて対向配置される駆動素子、該駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記開閉素子ブロックは、上記増設入力インタフェース回路部に接続され上記駆動素子が付勢された時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子、該開閉素子を上記増設入力基板に接続するための開閉端子を有し、上記増設拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設拡張入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。
【0046】
また、上記出力素子ブロックは、上記駆動素子である電磁コイルを付勢することによって、上記開閉素子である出力接点を閉路するものである。
【0047】
また、上記出力素子ブロックは、上記駆動素子であるホトトランジスタカプラを付勢することによってホトカプラトランジスタが感応して、上記開閉素子であるパワートランジスタを閉路するものである。
【0048】
また、上記開閉素子は、上記駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトランジスタが感応して、上記開閉素子であるパワートランジスタを閉路するものである。
【0049】
また、上記出力素子は、上記駆動素子であるホトトライアックカプラを付勢することによってホトカプラトライアックが感応して、上記開閉素子であるパワートラアイアックを閉路するものである。
【0050】
また、上記開閉素子は、上記駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトライアックが感応して、上記開閉素子であるパワートライアックを閉路するものである。
【0051】
また、上記駆動素子は、限流抵抗を通じて駆動されるホトトランジスタカプラであると共に、上記開閉素子は該ホトトランジスタカプラの出力部であるホトカプラトランジスタである。
【0052】
また、上記駆動素子は、限流抵抗を通じて駆動される発光ダイオードであると共に、上記開閉素子は該発光ダイオードの発光を検出して感応動作するホトトランジスタである。
【0053】
また、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックは、二段構成で千鳥配置された上記出力端子又は上記入力端子を有し、上記出力端子又は上記入力端子は、複数の出力又は入力に対して共通接続されて端子数を削減するコモン端子を有し、上記コモン端子は、上記端子台ブロックの上下の中間部又は対角線位置で対称な位置に配置されている。
【0054】
また、上記出力素子ブロック、上記入力素子ブロック、上記駆動素子ブロック、上記開閉素子ブロックは、所定入出力点数単位で一体にブロック化され、各ブロック体は連結突起部によって相互に連結可能となっている。
【0055】
また、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか、上記入力端子台ブロック、上記出力素子ブロック、上記入力素子ブロックは、相互に嵌合係合する誘導壁としての嵌合突起部を有している。
【0056】
また、上記増設出力基板又は増設入力基板は複数の増設ユニットを順次接続するための後続増設コネクタを備え、該後続増設コネクタは増設出力端子台又は入力端子台の取付け位置とは異なる側面部に取付けられていて、後段配置された増設ユニットの増設相手コネクタが挿入されるものである。
【0057】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。図2はプログラマブルコントローラの側断面図である。図3はプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた正面図である。図4はCPU基板の上面図である。
尚、図1はプログラマブルコントローラ90bの構造を容易に理解できるようにコントローラ90bから、後述するCPU基板22b、導光体48b、入力コネクタ41a、及びフラットケーブル49等を除いた状態の上面図である。また、図3はベース10bの図1の下側の側壁面及びフラットケーブル49等を除いた状態の正面図である。
【0058】
図1から図3において、ベース10bとその収納物及びカバー20bとその内蔵物によって構成されたプログラマブルコントローラ90bは、出力端子台ブロック40aに設けられた感電防止用の透明樹脂製の端子カバー91bを有し、この端子カバー91bには図示しないドライバ挿入穴や配線引出し切り溝等が設けられている。
【0059】
樹脂成形され図示しない多数の通気孔を有する矩形容器状のベース10bの底面には両側辺部がともに断面くさび形とされた取付け溝11aが設けられており、プログラマブルコントローラ90bが制御盤壁面に固定された図示しない取付レールに取り付け可能となっている。
【0060】
プログラマブルコントローラ90bは、上記ベース10bの内部底面に配設された電源基板12b、上記ベース10bの内部底面に設けられた複数のスタッドに装着された入出力基板14b、上記電源基板12b及び入出力基板14bに接続固定され、相互の嵌入接続される基板間コネクタ16a、16b(図3参照)、上記入出力基板14bに接続固定され、後述の基板間コネクタ23に嵌入接続される基板間コネクタ17(図3参照)、上記電源基板12bに設けられ、電源端子18に接続されたAC100〜240Vの商用電源からDC24V、DC5V等の安定化制御電源を生成する電源ユニット18b、19は上記入出力基板14bに接続固定され、後述の増設ユニットが接続される増設コネクタ19を有している。上記基板間コネクタ16a,16b、17,23や増設コネクタ19には、後述のマイクロプロセッサ28に接続される入出力バスラインとデバイス選択信号線と制御電源線が貫通して設けられている。
【0061】
プログラマブルコントローラ90bは、さらに図示しない取付けねじによって上記ベース10bの開放端面に取付け固定される樹脂製のカバー20b(図3参照)、上記カバー20bの内面に嵌め込み固定されたCPU基板22b、該CPU基板に接続固定された基板間コネクタ23(図3参照)を有している。
【0062】
図4において、プログラマブルコントローラ90bは、上記CPU基板22bに接続固定された状態表示LED26a、図示しないプログラミングローディング装置を接続するためのプログラムコネクタ27、上記CPU基板22bに接続固定されたマイクロプロセッサ28を有している。また、不揮発システムメモリ、プログラムメモリ、演算処理用RAMメモリ、及び上記状態表示LED26aを駆動するためのラッチメモリ等の各種メモリ29を有している。この各種メモリ29は、上記CPU基板22bに接続固定されて上記マイクロプロセッサ28に対してバス接続されるようになっている。
【0063】
図1から図3に戻り、プログラマブルコントローラ90bは、上記入出力基板14bに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体とした出力インタフェース回路部35、上記入出力基板14bに接続固定され、図示しないデータセレクタと信号フィルタ回路によって構成された入力インタフェース回路部36を有している。
【0064】
さらに、プログラマブルコントローラ90bは、2段千鳥足配置の一対の出力端子台ブロック40a、該端子台の取付けねじ42、及び上記入出力基板14bの対向する2辺に接続固定された出力素子ブロック43aを有しており、上記出力端子台ブロック40aと出力素子ブロック43aは相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、上記取付けねじ42によって抜止め固定されるようになっている。
尚、出力端子台ブロック40aは、図1において1部が円弧状に取り除かれて出力素子ブロック43aが露出した様子を示している。
【0065】
また、プログラマブルコントローラ90bは、上記入出力基板14bに接続固定されたコネクタ端子44a、このコネクタ端子44aに挿入接続される入力コネクタ41a、この入力コネクタ41aに圧着接続されたフラットケーブル49を有し、このフラットケーブル49は図示しない外部入力機器に接続されるようになっておいる。
【0066】
さらに、プログラマブルコントローラ90bは、上記入出力基板14bに対して接続固定された多数の出力表示LED47a、上記入出力基板14bに対して二列配置で接続固定された多数の入力表示LED48a、この入力表示LED48aに対向設置され、上記カバー20bの表面から表示点検ができるように構成された透明樹脂製の導光体48bを有している。
なお、上記出力表示LED47aに対しても、図示しない透明樹脂製の導光体が設けられ、上記カバー20bの表面から表示点検ができるように構成されている。
【0067】
上記多数の出力素子ブロック43aは、上記出力インタフェース回路部35から駆動され、出力端子台ブロック40aを経由して図示しない外部負荷を駆動するようになっている。
また、図示しない外部入力機器からの入力信号は、上記入力コネクタ41aからコネクタ端子44aを介して上記入力インタフェース回路部36に接続されるようになっている。
【0068】
次に、上記出力端子台ブロック40aと出力素子ブロック43aの詳細を説明する。図5は出力素子ブロック43aの内部回路を示す回路図である。図5において、出力素子ブロック43aは、4個の駆動素子である電磁コイル50a〜50d、この電磁コイル50a〜50dを付勢した時に閉路する開閉素子としての出力接点51a〜51d、上記出力接点51a〜51dの一方の開閉端子52a〜52d、上記出力接点51a〜51dの他方の開閉端子53a〜53d、上記開閉端子52a〜52dに接続され千鳥足配置された接触端子54a〜54d、上記開閉端子53a〜53dに対して互いに接続されたコモン接触端子55a,55b、上記電磁コイル50a〜50dの一方の駆動端子56a〜56d、及び上記電磁コイル50a〜50dの他方の端子と互いに接続されたコモン駆動端子57a,57bを有しており、上記各駆動端子とコモン駆動端子は、上記入出力基板14bに半田付け固定されている。
【0069】
図6は上記開閉端子52a〜52d及び53a〜53dと接触端子54a〜54dとコモン接触端子55a,55bの接続配置関係を示したものであり、上記コモン接触端子55a,55bが対角線位置に配置されていることによって、各部の接続が交差しない状態となっていることを示している。
【0070】
図7は出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの断面図である。また、図8は接合される出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの様子を示す斜視図である。図7及び図8において、出力素子ブロック43aに対して出力端子台ブロック40aを挿入すると、上記接触端子54a〜54dに対して4個の出力端子45aが接触し、コモン接触端子55a,55bには2個のコモン出力端子45cが接触する。
【0071】
また、上記出力端子45aには端子ねじ(外部配線接続手段)46が付属し、コモン出力端子45cにはコモン端子ねじ46cが付属している。
なお、端子ねじ46とコモン端子ねじ46cは同じねじであるが、コモン端子ねじ46cは2点の外部負荷からの配線をまとめて締め付けるのに対し、端子ねじ46は各外部負荷からの配線を個々の出力端子45aに分離接続するようになっている。
【0072】
次に、動作について説明する。プログラマブルコントローラ90bのマイクロプロセッサ28は、図示しないプログラミングローディング装置からプログラムコネクタ27を介して各種メモリ29内のプログラムメモリに転送されて書込みされたシーケンスプログラムに基づいて動作し、入力コネクタ41aや後述の増設入力ユニットに接続された外部入力機器からの入力信号に応動して、出力端子台ブロック40aや後述の増設出力ユニットに接続された外部負荷を駆動制御すると共に、多数の入出力やマイクロプロセッサの動作状態は入力表示LED48a、出力表示LED47a、及び状態表示LED26aによって表示される。
【0073】
このように構成された本実施の形態のプログラマブルコントローラ90bにおいては、上記出力素子ブロック43aは駆動素子である電磁コイル50a〜50dと開閉素子である出力接点51a〜51dが二階建て構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい出力配線が入出力基板14bから立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0074】
また、上記出力素子ブロック43aは入出力基板14bの対向する2辺に配置されているので、出力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板22bに対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0075】
また、電磁コイル50a〜50dの発生熱は、ベース10bとケース20bによって構成される筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子54a〜54d、出力端子45a、端子ねじ(外部配線接続手段)46、及びこれに接続される外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0076】
尚、本実施の形態においては、プログラマブルコントローラ90bに外部配線を接続する外部配線接続手段は、端子ねじ46及びコモン端子ねじ46cとなっているが、外部配線接続手段は、端子ねじに限らず、例えば、グリップ接続されるグリップ接続端子、或いは、雄型と雌型で係合するようなコネクタ型端子であっても良い。
【0077】
さらに、出力素子ブロック43aと出力端子台ブロック40aを立体的に重ねたことによって、入出力基板14bの面積が大幅に低減されると共に、二列の端子台ブロック40a,40aと入出力基板14bで構成される谷間部分には、CPU基板22bが配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0078】
以上に説明した実施の形態1に関する独特の特徴として、プログラマブルコントローラ90bの入力信号は、入力コネクタ41aを介して入力され、二列に配列された端子台はいずれも出力配線用の端子台ブロック40a,40aとなっていることがある。
これは小形プログラマブルコントローラの用途の大半がDC24V入力・リレー接点出力方式のものであることを想定したものとなっており、信号入力をDC24V仕様に限定すればコネクタ41aを用いても耐電圧上の問題がなくなり、端子台入力とするよりも大幅に小形化されることに着目したものである。
【0079】
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。図10はプログラマブルコントローラの側断面図である。図11はCPU基板の上面図である。
図9及び図10において、プログラマブルコントローラ90cは、ベース10cとその収納物及びカバー20cとその内蔵物によって構成されている。プログラマブルコントローラ90cの樹脂成形され図示しない多数の通気孔を有する矩形容器状のベース10cの底面には、2長辺部がともに断面くさび形とされた取付け溝11aが設けられ、制御盤壁面に固定された図示しない取付レールに取り付け可能となっている。
【0080】
そして、プログラマブルコントローラ90cは、上記ベース10cの内部底面に配設された電源基板12c、上記ベース10cの内部底面に設けられた複数のスタッドに装着された入出力基板14cを有しており、上記電源基板12cと入出力基板14cとは図示しない基板間コネクタによって接続されている。
【0081】
また、プログラマブルコントローラ90cは、上記入出力基板14cに接続固定され、後述の基板間コネクタ23に嵌入接続される基板間コネクタ17(図9参照)、上記電源基板12cに設けられ、図示しない電源端子に接続されたAC100〜240Vの商用電源からDC24V,DC5V等の安定化制御電源を生成する電源ユニット18c、上記入出力基板14cに接続固定され、後述の増設ユニットが接続される増設コネクタ19を有し、上記基板間コネクタ17,23や増設コネクタ19には、後述のマイクロプロセッサ28に接続される入出力バスラインとデバイス選択信号線と制御電源線が貫通して設けられている。
【0082】
さらに、プログラマブルコントローラ90cは、図示しない取付けねじによって上記ベース10cの開放端面に取付け固定される樹脂製のカバー20c(図9参照)、上記カバー20cの内面に嵌め込み固定されたCPU基板22c、このCPU基板22cに接続固定された基板間コネクタ23(図11参照)を有している。
【0083】
図11において、プログラマブルコントローラ90cは、上記CPU基板22cに接続固定された出力表示LED24a、入力表示LED25a、状態表示LED26a、図示しないプログラミングローディング装置を接続するためのプログラムコネクタ27、上記CPU基板22cに接続固定されたマイクロプロセッサ28を有している。また、不揮発システムメモリ、プログラムメモリ、演算処理用RAMメモリ、及び上記各種表示用LEDを駆動するためのラッチメモリ等の各種メモリ29を有している。この各種メモリ29は、上記CPU基板22cに接続固定されて上記マイクロプロセッサ28に対してバス接続されるようになっている。
【0084】
図9及び図10に戻り、プログラマブルコントローラ90cは、さらに、上記入出力基板14cに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体とした出力インタフェース回路部35、上記入出力基板14cに接続固定され、図示しないデータセレクタと信号フィルタ回路によって構成された入力インタフェース回路部36を有している。
【0085】
また、プログラマブルコントローラ90cは、2段千鳥足配置の出力端子台ブロック40b、2段千鳥足配置の入力端子台ブロック41b、各端子台ブロックの取付けねじ42、上記入出力基板14cの一辺に接続固定された出力素子ブロック43b、上記入出力基板14cの他辺に接続固定された基板端子44bを有しており、上記出力端子台ブロック40bと出力素子ブロック43bは、相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、上記取付けねじ42によって抜止め固定されるようになっている。
尚、出力端子台ブロック40bは、図9において1部が円弧状に取り除かれて出力素子ブロック43bが露出した様子を示している。
【0086】
同様に、上記入力端子台ブロック41bと基板端子44bは相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、上記取付けねじ42によって抜止め固定されるようになっている。
なお、上記入力端子台ブロック41b内の多数の入力端子45と端子ねじ46(外部配線接続手段)が設けられており、上記入力端子45が上記基板端子44bの接触端子に接触接続される。
【0087】
さらに、プログラマブルコントローラ90cには、上記出力端子台ブロック40bや入力端子台ブロック41bに設けられた感電防止用の透明樹脂製の端子カバー91cが設けられ、この端子カバー91cには図示しないドライバ挿入穴や配線引出し切り溝等が設けられている。
【0088】
上記多数の出力素子ブロック43bは、上記出力インタフェース回路部35から駆動され、出力端子台ブロック40bを経由して図示しない外部負荷を駆動するようになっている。
また、図示しない外部入力機器からの入力信号は、上記入力端子台ブロック41bから基板端子44bを介して上記入力インタフェース回路部36に接続されるようになっている。
【0089】
次に、上記出力端子台ブロック40bと出力素子ブロック43bの詳細を説明する。図12は出力素子ブロックの斜視図である。図13は2つの出力素子ブロックが連結された状態を示す上面図である。図14は出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの断面図である。
【0090】
図14において、出力素子ブロック43bは、4個の駆動素子であるホトトランジスタカプラ60a(60a〜60d)、このホトトランジスタカプラ60a(60a〜60d)を付勢した時にホトカプラトランジスタ61e(61e〜61h)を介して閉路する開閉素子としてのパワートランジスタ61a(61a〜61d)を有している。
【0091】
図12及び図13において、出力素子ブロック43bは、上記開閉素子であるパワートランジスタ61aのコレクタ端子に接続され千鳥足配置された接触端子64a〜64d、上記パワートランジスタ61aのエミッタ端子に対して互いに接続されたコモン接触端子65a,65b、上記ホトトランジスタカプラ60aの一方に設けられた駆動端子66a、上記ホトトランジスタカプラ60aの他方に設けられた端子と直列に接続された限流抵抗68aに対して互いに接続されたコモン駆動端子67a,67bを有し、上記各駆動端子とコモン駆動端子67a,67bは、上記入出力基板14cに半田付け固定されている。
上記出力素子ブロック43bの中央部には、嵌合突起部69aが設けられ、上記出力素子ブロック43bの端面には、連結突起部69bが設けられている。
【0092】
図10に戻り、出力素子ブロック43bに対して出力端子台ブロック40bを挿入すると、上記接触端子64a〜64dに対して4個の出力端子45aが接触し、コモン接触端子65a,65bには2個のコモン出力端子45cが接触する。
【0093】
また、上記出力端子45aには端子ねじ46が付属し、コモン出力端子45cにはコモン端子ねじ46cが付属している。
なお、端子ねじ46とコモン端子ねじ46cは同じねじであるが、コモン端子ねじ46cは2点の外部負荷からの配線をまとめて締め付けるのに対し、端子ねじ46は各外部負荷からの配線を個々の出力端子45aに分離接続するようになっている。
【0094】
図15は接合される出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの様子を示す斜視図である。図15において、出力端子台ブロック40bは三連結された出力素子ブロック43bに対して挿入され、取付けねじ42によってカバー20cのねじ穴42aにねじ締め固定されるようになっている。
【0095】
次に、動作について説明する。プログラマブルコントローラ90c内のマイクロプロセッサ28は、図示しないプログラミングローディング装置からプログラムコネクタ27を介して各種メモリ29内のプログラムメモリに転送されて書込みされたシーケンスプログラムに基づいて動作し、入力端子台ブロック41bや後述の増設入力ユニットに接続された外部入力機器からの入力信号に応動して、出力端子台ブロック40bや後述の増設出力ユニットに接続された外部負荷を駆動制御すると共に、多数の入出力やマイクロプロセッサの動作状態は、入力表示LED25a、出力表示LED24a、状態表示LED26aによって表示される。
【0096】
このように構成された本実施の形態のプログラマブルコントローラ90cにおいては、上記出力素子ブロック43bは駆動素子であるホトトランジスタカプラ60aと開閉素子であるパワートランジスタ61aが二階建て構造となっているので、ノイズで汚染されやすい出力配線が入出力基板14cから立体的に隔離されて耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0097】
また、上記出力素子ブロック43bは入出力基板14cの一辺に配置されているので、出力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板22cに対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0098】
また、パワートランジスタ61aの発生熱は、ベース10cとケース20cによって構成される筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子64a〜64d、出力端子45a、端子ねじ46、及びこれに接続される外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0099】
さらに、出力素子ブロック43bと出力端子台ブロック40bを立体的に重ねることによって、入出力基板14cの面積が大幅に低減されると共に、二列の端子台ブロック40b,41bと入出力基板14cで構成される谷間部分には、CPU基板22cが配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0100】
以上に説明した実施の形態2に関する独特の特徴としては、プログラマブルコントローラ90cの入力信号は、入力端子台ブロック41bから基板端子44bを介して直接入力されていることがある。
これは小形プログラマブルコントローラの用途の大半がDC24V入力・リレー接点出力方式のものであることを想定していると共に、半田作業や圧着工具等を必要とするコネクタを避けて、汎用的に広く使用されている端子台を用いたことによる。
【0101】
また、出力素子ブロック43bに設けられた嵌合突起部69aは、出力端子台ブロック40bとの脱着操作に当たって接触端子部に無理な外力が加わらないようにしたものである。
更に、出力素子ブロック43bに設けられた連結突起部69bは、出力素子ブロック43b内の出力素子個数を制限して保守交換単位を小さくすると共に、相互に連結することによって取付け精度を向上し、多数の接触端子の接触面の位置精度を確保するようにしたものである。
【0102】
実施の形態3.
図16はこの発明の実施の形態3のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた正面図である。図17はプログラマブルコントローラの側断面図である。図18はCPU基板の上面図である。
図16及び図17において、プログラマブルコントローラ90dは、ベース10dとその収納物及びカバー20dとその内蔵物によって構成されている。プログラマブルコントローラ90dの樹脂成形され図示しない多数の通気孔を有する矩形容器状のベース10dの底面には、2長辺部がともに断面くさび形とされた取付け溝11aが設けられ、制御盤壁面に固定された図示しない取付レールに取り付け可能となっている。
【0103】
そして、プログラマブルコントローラ90dは、上記ベース10dの内部底面に配設された電源基板12d、上記ベース10dの内部底面に設けられた複数のスタッドに装着された入出力基板14dを有し、上記電源基板12dと入出力基板14dは図示しない基板間コネクタによって接続されている。
【0104】
また、プログラマブルコントローラ90dは、18dは上記電源基板12dに設けられ、図示しない電源端子に接続されたAC100〜240Vの商用電源からDC24V、DC5V等の安定化制御電源を生成する電源ユニット18dを有し、上記入出力基板14dには図示しない増設コネクタが接続固定され、後述の増設ユニットが接続されるようになっている。
【0105】
さらに、プログラマブルコントローラ90dは、図示しない取付けねじによって上記ベース10dの開放端面に取付け固定される樹脂製のカバー20d(図16参照)、上記カバー20dの内面に嵌め込み固定されたCPU基板22d、このCPU基板22dに接続固定された基板間コネクタ23(図18参照)を有し、上記基板間コネクタ23は、上記入出力基板14dに設けられた図示しない基板間コネクタに挿入接続されると共に、上記基板間コネクタや増設コネクタには、後述のマイクロプロセッサ28に接続される入出力バスラインとデバイス選択信号線と制御電源線が貫通して設けられている。
【0106】
図18において、プログラマブルコントローラ90dは、上記CPU基板22dに接続固定された出力表示LED24a、入力表示LED25a、状態表示LED26a、図示しないプログラミングローディング装置を接続するためのプログラムコネクタ27、上記CPU基板22dに接続固定されたマイクロプロセッサ28を有している。また、不揮発システムメモリ、プログラムメモリ、演算処理用RAMメモリ、及び上記各種表示用LEDを駆動するためのラッチメモリ等の各種メモリ29を有している。この各種メモリ29は、上記CPU基板22dに接続固定されて上記マイクロプロセッサ28に対してバス接続されるようになっている。
【0107】
図16及び図17に戻り、プログラマブルコントローラ90dは、さらに、上記入出力基板14dに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体とした出力インタフェース回路部35、上記入出力基板14dに接続固定され、図示しないデータセレクタと信号フィルタ回路によって構成された入力インタフェース回路部36を有している。
【0108】
また、プログラマブルコントローラ90dは、2段千鳥足配置の出力端子台ブロック40c、2段千鳥足配置の入力端子台ブロック41c、各端子台ブロックの取付けねじ42、上記入出力基板14dの一辺に接続固定された出力素子ブロック43c、上記入出力基板14dの他辺に接続固定された入力素子ブロック44cを有し、上記出力端子台ブロック40cと出力素子ブロック43cは相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、上記取付けねじ42によって抜止め固定されるようになっている。
【0109】
同様に、上記入力端子台ブロック41cと入力素子ブロック44cは相互に接触嵌合する多数の接触端子を備え、上記取付けねじ42によって抜止め固定されるようになっている。
なお、取付けねじ42はケース10dに設けられたねじ穴42bに螺合するようになっており、カバー20dは出力端子台40cや入力端子台41cと共にケース20dに対して締付け固定されるようになっている。
【0110】
さらに、プログラマブルコントローラ90dには、上記出力端子台ブロック40cや入力端子台ブロック41cに設けられた感電防止用の透明樹脂製の端子カバー91dが設けられ、この端子カバー91dには図示しないドライバ挿入穴や配線引出し切り溝等が設けられている。
【0111】
上記多数の出力素子ブロック43cは、上記出力インタフェース回路部35から駆動され、出力端子台ブロック40cを経由して図示しない外部負荷を駆動するようになっている。
また、図示しない外部入力機器からの入力信号は、上記入力端子台ブロック41cから入力素子ブロック44cを介して上記入力インタフェース回路部36aに接続されるようになっている。
【0112】
次に、上記出力端子台ブロック40cと出力素子ブロック43cの詳細を説明する。図19は出力素子ブロックの斜視図である。図20は開閉端子と接触端子とコモン接触端子の接続配置関係を示したものである。図21は出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの断面図である。
【0113】
図21において、出力素子ブロック43cは、4個の駆動素子であるホトトライアックカプラ70b(70a〜70d)、このホトトライアックカプラ70b(70a〜70d)を付勢した時にホトカプラトライアック71f(71e〜71h)を介して閉路する開閉素子としてのパワートライアック71b(71a〜71d)を有している。
【0114】
出力素子ブロック43cの外観を示す図19において、出力素子ブロック43cは、上記開閉素子であるパワートライアック71a〜71dの一方の端子に接続され千鳥足配置された接触端子74a〜74d、上記パワートライアック71a〜71dの他方の端子に対して互いに接続されたコモン接触端子75a,75b、上記ホトトライアックカプラ70a〜70dの一方の駆動端子76a〜76d、上記ホトトライアックカプラ70a〜70dの他方の端子と直列接続された限流抵抗78a〜78dに対して互いに接続されたコモン駆動端子77a,77bを有し、上記各駆動端子とコモン駆動端子は上記入出力基板14dに半田接続されている。
【0115】
図21において、上記出力素子ブロック43cの外周部には、嵌合突起部79が設けられ、この嵌合突起部79は、上記出力端子台ブロック40cの挿入案内壁として機能する。
【0116】
図20において、上記開閉素子71a〜71dの一方の端子に接続される開閉端子72a〜72dが設けられており、この開閉端子72a〜72dは、上記接触端子74a〜74dに接続されている。
また、上記開閉素子71a〜71dの他方の端子に接続されるコモン開閉端子73a〜73dが設けられており、このコモン開閉端子73a〜73dは、上記コモン接触端子75a,75bに接続されている。
図20は上記開閉端子72a〜72dや73a〜73dと接触端子74a〜74dやコモン接触端子75a,75bの接続配置関係を示したものであり、上記コモン接触端子75a,75bが上下対称位置に配置されていることによって、各部の接続が交差せず端子間を通過する接続も無い状態となっていることを示している。
【0117】
図21において、出力素子ブロック43cに対して出力端子台ブロック40cを挿入すると、上記接触端子74a〜74dに対して4個の出力端子45aが接触し、コモン接触端子75a,75bには2個のコモン出力端子45cが接触する。
【0118】
また、上記出力端子45aには端子ねじ46が付属し、コモン出力端子45cにはコモン端子ねじ46cが付属している。
なお、端子ねじ46とコモン端子ねじ46cは同じねじであるが、コモン端子ねじ46cは2点の外部負荷からの配線をまとめて締め付けるのに対し、端子ねじ46は各外部負荷からの配線を個々の出力端子45aに分離接続するようになっている。
【0119】
図22は入力端子台ブロックの斜視図である。図23は入力素子ブロックの斜視図である。図24は入力端子台ブロック及び入力素子ブロックの断面図である。図24において、入力素子ブロック44cは、4個の開閉素子であるホトカプラトランジスタ80a(80a〜80d)、このホトカプラトランジスタ80a(80a〜80d)に対する駆動素子である逆並列ホトトランジスタカプラ81a(81a〜81d)、上記ホトトランジスタカプラ81a〜81dに直列接続された限流抵抗88a〜88dを有している。
【0120】
入力素子ブロック44cの外観を示す図23において、入力素子ブロック44cは、上記限流抵抗88a〜88dに接続され千鳥足配置された接触端子84a〜84d、上記駆動素子であるホトトランジスタカプラ81a〜81dの一方の端子に接続さたコモン接触端子85a,85b、上記ホトカプラトランジスタ80a〜80dのコレクタ端子に接続された開閉端子86a〜86d、上記ホトカプラトランジスタ80a〜80dのエミッタ端子に接続されたコモン開閉端子87a,87bを有し、上記各開閉端子とコモン開閉端子は、上記入出力基板14dに半田接続されている。
【0121】
また、上記入力素子ブロック44cの両壁には、嵌合突起部89aが設けられ、この嵌合突起部89aは、上記入力端子台ブロック41cの挿入案内壁として機能する。
【0122】
図24において、入力素子ブロック44cに対して入力端子台ブロック41cを挿入すると、上記接触端子84a〜84dに対して4個の入力端子45eが接触し、コモン接触端子85a,85bには2個のコモン入力端子45fが接触する。
【0123】
また、上記入力端子45eには端子ねじ46が付属し、コモン入力端子45fにはコモン端子ねじ46cが付属している。
なお、端子ねじ46とコモン端子ねじ46cは同じねじであるが、コモン端子ねじ46cは2点の外部入力機器からの配線をまとめて締め付けるのに対し、端子ねじ46は各外部入力機器からの配線を個々の入力端子45eに分離接続するようになっている。
【0124】
次に、動作について説明する。プログラマブルコントローラ90d内のマイクロプロセッサ28は、図示しないプログラミングローディング装置からプログラムコネクタ27を介して各種メモリ29内のプログラムメモリに転送書込みされたシーケンスプログラムに基づいて動作し、入力端子台ブロック41cや後述の増設入力ユニットに接続された外部入力機器からの入力信号に応動して、出力端子台ブロック40cや後述の増設出力ユニットに接続された外部負荷を駆動制御すると共に、多数の入出力やマイクロプロセッサの動作状態は入力表示LED25a、出力表示LED24a、及び状態表示LED26aによって表示される。
【0125】
このように構成された本実施の形態のプログラマブルコントローラ90dにおいては、上記出力素子ブロック43cは、駆動素子であるホトトライアックカプラ70a〜70dと開閉素子であるパワートライアック71a〜71dが二階建て構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい出力配線が入出力基板14dから立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0126】
また、上記出力素子ブロック43cは入出力基板14dの一辺に配置されているので、出力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板22dに対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0127】
さらに、パワートライアック71a〜71dの発生熱は、ベース10dとケース20dによって構成される筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子85a,85b、出力端子45a、端子ねじ46、及びこれに接続される外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0128】
また、出力素子ブロック43cと出力端子台ブロック40cを立体的に重ねることによって、入出力基板14dの面積が大幅に低減されると共に、二列の端子台ブロック40c,41cと入出力基板14dで構成される谷間部分には、CPU基板22dが配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0129】
また、上記入力素子ブロック44cは駆動素子であるホトトランジスタカプラと開閉素子であるホトカプラトランジスタが二階建て構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい入力配線が入出力基板14dから立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0130】
また、上記入力素子ブロック44cは入出力基板14dの他辺に配置されているので、入力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板22dに対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0131】
また、限流抵抗88a〜88dの発生熱は、ベース10dとケース20dによって構成される筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子85a,85b、入力端子45e、端子ねじ46、及びこれに接続される外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0132】
さらに、入力素子ブロック44cと入力端子台ブロック41cを立体的に重ねることによって、入出力基板14dの面積が大幅に低減されると共に、二列の端子台ブロック40c,41cと入出力基板14dで構成される谷間部分にはCPU基板22dが配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0133】
なお、DC24V入力仕様の場合には、外部入力センサスイッチの接触信頼性を向上するためになるべく大きな入力電流にするのが望ましく、上記限流抵抗は数KΩのものが使用され、多数の入力が同時にONしている時の発生熱は比較的大きくなることに対して上述の熱放散対策は効果的である。
【0134】
一方、AC100V系又はAC200V系の入力仕様の場合には、コンデンサを主体とした限流回路が構成され、発熱は抑制されるものの比較的大型のコンデンサが必要となり、高電圧が印加されることに伴う耐電圧・耐ノイズ性向上が重要となる。
【0135】
以上に説明した実施の形態3に関する独特の特徴としては、プログラマブルコントローラ90dの入力信号は、入力端子台ブロック41cから入力素子ブロック44cを介して入力されていることがある。
従って、様々の入出力仕様の要求に対して、入出力素子ブロックを変更することによって対応し、入出力基板の共用化を図ることができる効果がある。
【0136】
その他、出力素子ブロック43cと入力素子ブロック44cに、異なる形状の嵌合突起部を設けておくことによって、出力端子台ブロックと入力端子台ブロックの混同誤挿入を防止することができる。
【0137】
更に、ベース10dとカバー20d間の締付け固定は、出端子台ブロック40cと入力端子台ブロック41cの取付けねじ42で兼用され、構造の簡略化と部品点数の削減が行われている。
【0138】
実施の形態4.
図25はこの発明の実施の形態4のプログラマブルコントローラを示すリレー出力型の完結出力端子台ブロックの斜視図である。図26は完結出力端子台ブロックの側断面図である。
図25及び図26において、リレー出力型の完結出力端子台ブロック40dは、駆動素子である電磁コイル150a(150a〜150d)、開閉素子である出力接点151a(151a〜151d)、入出力基板14eに設けられた出力ソケット154a(154a〜154d)、入出力基板14eに設けられたコモン出力ソケット155a(,155b)、上記電磁コイル150a〜150dの一方の端子に接続され、上記出力ソケット154a〜154dに挿入される駆動端子156a(156a〜156d)、上記電磁コイル150a〜150dの他方の端子に接続され、上記コモン出力ソケット155a(,155b)に挿入されるコモン駆動端子157a(,157b)、上記出力接点151a〜151dの一方の開閉端子に接続された4個の出力端子45b、上記出力接点151a〜151dの他方の開閉端子に接続された2個のコモン出力端子45d、上記出力端子45bに付属する端子ねじ(外部配線接続手段)46、及び、上記コモン出力端子45dに付属するコモン端子ねじ(外部配線接続手段)46cを有している。
【0139】
図27はトランジスタ出力型の完結出力端子台ブロックの側断面図である。図27において、トランジスタ出力型の完結出力端子台ブロック40eは、駆動素子であるホトトランジスタカプラ160a(160a〜160d)、開閉素子であるパワートランジスタ161a(161a〜161d)、上記パワートランジスタ161a〜161dのベース回路に接続されたホトカプラトランジスタ161e(161e〜161h)を有し、ホトトランジスタカプラ160a〜160dを駆動すると上記パワートランジスタ161a〜161dが導通するようになっている。
【0140】
また、完結出力端子台ブロック40eは、上記ホトトランジスタカプラ160a〜160dに直列接続された限流抵抗168a(168a〜168d)、入出力基板14fに設けられた出力ソケット164a(164a〜164d)、入出力基板14fに設けられたコモン出力ソケット165a(,165b)、上記ホトトランジスタカプラ160a〜160dのカソード端子に接続され、上記出力ソケット164a〜164dに挿入される駆動端子166a(166a〜166d)、上記限流抵抗168a〜168dに接続され、上記コモン出力ソケット165a(,165b)に挿入されるコモン駆動端子167a(,167b)、上記パワートランジスタ161a〜161dのコレクタ端子に接続された4個の出力端子45b、上記パワートランジスタ161a〜161dのエミッタ端子に接続された2個のコモン出力端子45d、上記出力端子45bに付属する端子ねじ(外部配線接続手段)46、及び、上記コモン出力端子45dに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有している。
【0141】
図28はトライアック出力型の完結出力端子台ブロックの側断面図である。図28において、トライアック出力型の完結出力端子台ブロック40fは、駆動素子であるホトトライアックカプラ170a(170a〜170d)、開閉素子であるパワートライアック171a(171a〜171d)、上記パワートライアック171a〜171dのゲート回路に接続されたホトカプラトライアック171e(171e〜171h)を有し、上記ホトトライアックカプラ170a〜170dを駆動すると上記パワートライアック171a〜171dが導通するようになっている。
【0142】
また、完結出力端子台ブロック40fは、上記ホトトライアックカプラ170a〜170dに直列接続された限流抵抗178a(178a〜178d)、入出力基板14gに設けられた出力ソケット174a(174a〜174d)、入出力基板14gに設けられたコモン出力ソケット175a(,175b)、上記ホトトライアックカプラ170a〜170dのカソード端子に接続され、上記出力ソケット174a〜174dに挿入される駆動端子176a(176a〜176d)、上記限流抵抗178a〜178dに接続され、上記コモン出力ソケット175a(,175b)に挿入されるコモン駆動端子177a(,177b)、上記パワートライアック171a〜171dの一方の端子に接続された4個の出力端子45b、上記パワートライアック171a〜171dの他方の端子に接続された2個のコモン出力端子45d、上記出力端子45bに付属する端子ねじ46(外部配線接続手段)、上記コモン出力端子45dに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有している。
【0143】
図29は完結入力端子台ブロックの側断面図である。図29において、完結入力端子台ブロック41gは、開閉素子であるホトカプラトランジスタ180a(180a〜180d)、駆動素子である逆並列ホトトランジスタカプラ181a(181a〜181d)、上記ホトトランジスタカプラ181a〜181dに直列接続された限流抵抗188a(188a〜188d)、入出力基板14hに設けられた入力ソケット184a(184a〜184d)、入出力基板14hに設けられたコモン入力ソケット185a(,185b)、上記ホトカプラトランジスタ180a〜180dのコレクタ端子に接続され、上記入力ソケット184a〜184dに挿入される開閉端子186a(186a〜186d)、上記ホトカプラトランジスタ180a〜180dのエミッタ端子に接続され、上記コモン入力ソケット185a(,185b)に挿入されるコモン開閉端子187a(,187b)、上記ホトトランジスタカプラ181a〜181dに接続された4個の入力端子45g、上記限流抵抗188a〜188dに接続された2個のコモン入力端子45h、上記入力端子45gに付属する端子ねじ46(外部配線接続手段)、上記コモン入力端子45hに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有している。
【0144】
このように構成された本実施の形態のプログラマブルコントローラにおいては、完結出力端子台ブロック40d,40e,40fは、駆動素子と開閉素子と出力端子台とが重層構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい出力配線が入出力基板14e,14f,14gから立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0145】
また、上記完結出力端子台ブロック40d,40e,40fは、入出力基板14e,14f,14gの一辺に配置されているので、出力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板に対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0146】
駆動素子としての電磁コイル150a〜150dや開閉素子としてのパワートランジスタ161a〜161dやパワートライアック171a〜171dの発生熱は、筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、出力端子45b,端子ねじ46及びこれに接続される外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0147】
また、出力素子と出力端子台ブロック40d,40e,40fを立体化して重ねることによって、入出力基板14e,14f,14gの面積が大幅に低減されると共に、二列の端子台ブロックと入出力基板で構成される谷間部分にはCPU基板が配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0148】
また、上記完結入力端子台ブロック41gは、開閉素子と駆動素子と入力端子台が重層構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい入力配線が入出力基板から立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0149】
また、上記完結入力端子台ブロック41gは、入出力基板の他辺に配置されているので、入力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板に対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0150】
また、限流抵抗188a〜188dの発生熱は、筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、入力端子45h、端子ねじ46及びこれに接続される外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0151】
以上に説明した実施の形態4に関する独特の特徴としては、各種仕様の完結出力端子台ブロック40d,40e,40f又は完結入力端子台ブロック41gを選択使用することによって様々の入出力仕様の要求に対応することができ、プログラマブルコントローラ全体の標準化を図ることができる効果がある。
【0152】
実施の形態5.
図30はこの発明の実施の形態5のプログラマブルコントローラを示すリレー出力型の拡張出力端子台ブロックと駆動素子ブロックの斜視図である。図31は完結出力端子台ブロックと駆動素子ブロックの側断面図である。
図30及び図31において、リレー出力型の拡張出力端子台ブロック40hと駆動素子ブロック43hが示されている。駆動素子ブロック43hは、駆動素子である電磁コイル250a(250a〜250d)、上記電磁コイル250a〜250dの一方の端子に接続され、入出力基板14iに接続固定される駆動端子256a(256a〜256d)、上記電磁コイル250a〜250dの他方の端子に接続され、入出力基板14iに接続固定されるコモン駆動端子257a(,257b)を有している。
【0153】
また、リレー出力型の拡張出力端子台ブロック40hは、開閉素子である出力接点251a(251a〜251d)、上記出力接点251a〜251dの一方の開閉端子に接続された4個の出力端子45b、上記出力接点251a〜251dの他方の開閉端子に接続された2個のコモン出力端子45d、上記出力端子45bに付属する端子ねじ46(外部配線接続手段)、上記コモン出力端子45dに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有しており、電磁コイル250a〜250dを主体とする駆動素子ブロック43hと出力接点251a〜251dを主体とする拡張出力端子台ブロック40hは微少な間隔を置いて対向し、上記電磁コイル250a〜250dを付勢することによって出力接点251a〜251dが閉路するように構成されている。
【0154】
図32はトランジスタ出力型の拡張出力端子台ブロックと駆動素子ブロックの側断面図である。図32において、拡張出力端子台ブロック40iと駆動素子ブロック43iとが示されている。駆動素子ブロック43iは、駆動素子である発光ダイオード260a(260a〜260d)、上記発光ダイオード260a〜260dに直列接続された限流抵抗268a(268a〜268d)、上記発光ダイオード260a〜260dのカソード端子に接続され、入出力基板14jに接続固定される駆動端子266a(266a〜266d)、上記限流抵抗268a〜268dに接続され、入出力基板14jに接続固定されるコモン駆動端子267a(,267b)を有している。
【0155】
また、拡張出力端子台ブロック40iは、開閉素子であるパワートランジスタ261a(261a〜261d)、上記パワートランジスタ261a〜261dのベース回路に接続されたホトトランジスタ261e(261e〜261h)、上記パワートランジスタ261a〜261dのコレクタ端子に接続された4個の出力端子45b、上記パワートランジスタ261a〜261dのエミッタ端子に接続された2個のコモン出力端子45d、上記出力端子45bに付属する端子ねじ46(外部配線接続手段)、上記コモン出力端子45dに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有し、上記発光ダイオード260a〜260dを駆動すると微少な間隔を置いて対向するホトトランジスタ261e〜261hが動作して上記パワートランジスタ261a〜261dが導通するようになっている。
【0156】
図33はトライアック出力型の拡張出力端子台ブロックの側断面図である。図33において、トライアック出力型の拡張出力端子台ブロック40jと駆動素子ブロック43jが示されている。駆動素子ブロック43jは、駆動素子である発光ダイオード270a(270a〜270d)、上記発光ダイオード270a〜270dに直列接続された限流抵抗278a(278a〜278d)、上記発光ダイオード270a〜270dのカソード端子に接続され、入出力基板14kに接続固定される駆動端子276a(276a〜276d)、上記限流抵抗278a〜278dに接続され、入出力基板14kに接続固定されるコモン駆動端子277a(,277b)を有している。
【0157】
また、拡張出力端子台ブロック40jは、開閉素子であるパワートライアック271a(271a〜271d)、上記パワートライアック271a〜271dのゲート回路に接続されたホトトライアック271e(271e〜271h)、上記パワートライアック271a〜271dの一方の端子に接続された4個の出力端子45b、上記パワートライアック271a〜271dの他方の端子に接続された2個のコモン出力端子45d、上記出力端子45bに付属する端子ねじ46(外部配線接続手段)、上記コモン出力端子45dに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有し、上記発光ダイオード270a〜270dを駆動すると微少な間隔を置いて対向するホトトライアック271e〜271hが動作して上記パワートライアック271a〜271dが導通するようになっている。
【0158】
図34は拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックの側断面図である。図34において、拡張入力端子台ブロック41kと開閉素子ブロック44dが示されている。開閉素子ブロック44dは、開閉素子であるホトトランジスタ280a(280a〜280d)、上記ホトトランジスタ280a〜280dのコレクタ端子に接続され、入出力基板14lに接続固定される開閉端子286a(286a〜286d)、上記ホトトランジスタ280a〜280dのエミッタ端子に接続され、入出力基板14lに接続固定されるコモン開閉端子287a(,287b)を有している。
【0159】
また、拡張入力端子台ブロック41kは、駆動素子である逆並列された発光ダイオード281a(281a〜281d)、上記発光ダイオード281a〜281dに直列接続された限流抵抗288a(288a〜288d)、上記発光ダイオード281a〜281dに接続された4個の入力端子45g、上記限流抵抗288a〜288dに接続された2個のコモン入力端子45h、上記入力端子45gに付属する端子ねじ46(外部配線接続手段)、及び、上記コモン入力端子45hに付属するコモン端子ねじ46c(外部配線接続手段)を有し、上記発光ダイオード281a〜281dを駆動すると微少な間隔を置いて対向するホトトランジスタ280a〜280dが導通するように構成されている。
【0160】
このように構成された本実施の形態のプログラマブルコントローラにおいては、拡張出力端子台ブロック40h,40i,40jは、駆動素子ブロック43h,43i,43jと重合し、しかも開閉素子と出力端子とが重層構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい出力配線が入出力基板から立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0161】
また、上記拡張出力端子台ブロック40h,40i,40jは、入出力基板の一辺に配置されているので、出力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板に対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0162】
また、駆動素子としての電磁コイルや開閉素子としてのパワートランジスタやパワートライアックの発生熱は、筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子・出力端子・端子ねじ・外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0163】
また、出力素子と出力端子台ブロックを立体化したことによって、入出力基板の面積が大幅に低減されると共に、二列の端子台ブロックと入出力基板で構成される谷間部分にはCPU基板が配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0164】
また、上記拡張入力端子台ブロック41kは、開閉素子ブロック44dと重合し、しかも駆動素子と入力端子台が重層構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい入力配線が入出力基板から立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0165】
また、上記拡張入力端子台ブロック41kは、入出力基板の他辺に配置されているので、入力素子を基板内部に配置したものに比べて外部への放熱量が増加すると共に、並行設置されたCPU基板に対する輻射熱や輻射電磁ノイズが低減される効果がある。
【0166】
限流抵抗の発生熱は、筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子・入力端子・端子ねじ・外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0167】
さらに、入力素子ブロックと入力端子台ブロックを立体化したことによって、入出力基板の面積が大幅に低減されると共に、二列の拡張入出力端子台ブロックと入出力基板で構成される谷間部分にはCPU基板が配置されているので、立体化に伴う無駄な空間が発生しない構成となっている。
【0168】
以上に説明した実施の形態5に関しては、外部入出力配線の短絡や異電圧線との混触等によって焼損・耐圧破損等を生じ易い入出力インタフェース部分に関し、交換部品を最小範囲に抑制できると共に、電気的接触部分を排除して信頼性を向上することができる効果がある。
【0169】
実施の形態6.
この実施の形態は、必要に応じてプログラマブルコントローラの基本部と併用される増設出力ユニットに関し、特に一体形出力端子台ブロックを用いた増設出力ユニットに関するものである。
図35はこの発明の実施の形態6のプログラマブルコントローラを示す増設出力ユニットの上面図である。図36は図35のA−A線に沿う矢視断面図である。図35及び図36において、増設出力ユニット300aは、樹脂製の増設ベース310、この増設ベース310の底面に設けられた取付け溝311a、上記増設ベース310の内部端面に取付け固定された増設出力基板314a、この増設出力基板314aに接続固定された後続増設コネクタ319a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ319b、この増設相手コネクタ319bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設出力基板314aに接続固定する圧着端子ブロック319c、上記増設ベース310に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー320を有している。上記増設ベース310の裏面に設けられた取付け溝311aは図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0170】
また、増設出力ユニット300aは、上記増設出力基板314aに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体として構成された増設出力インタフェース回路335、後述の出力素子ブロック343aと一体化された一対の増設一体形出力端子台ブロック340a、上記増設出力基板314aに接続固定された出力素子ブロック343aを有している。上記出力素子ブロック343aは複数の駆動素子350aと開閉素子351aによって構成されている。
【0171】
さらに、増設出力ユニット300aは、上記開閉素子351aの開閉端子と連通する出力端子345a、この出力端子345aに付属する端子ねじ346(外部配線接続手段)、上記駆動素子350aの駆動端子356aを有し、この駆動端子350aは上記増設出力基板314aに接続固定されている。
【0172】
また、増設出力ユニット300aは、上記増設出力基板314aに接続固定された出力表示LED347、上記一対の増設一体形端子台ブロック340aに取付けられた透明樹脂製の端子カバー391aを有し、上記出力素子ブロック343aや出力表示LED347は、上記増設出力インタフェース回路部335から駆動され、図示しない外部負荷は、出力素子ブロック343aから増設一体形出力端子台ブロック340aを介して駆動されるようになっている。
【0173】
図37は脱着出力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。図37において、増設出力ユニット300bは、樹脂製の増設ベース310、この増設ベース310の底面に設けられた取付け溝311a、上記増設ベース310の内部端面に取付け固定された増設出力基板314b、この増設出力基板314bに接続固定された後続増設コネクタ319a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ319b、この増設相手コネクタ319bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設出力基板314bに接続固定する圧着端子ブロック319c、上記増設ベース310に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー320を有している。上記増設ベース310の裏面に設けられた取付け溝311aは、取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0174】
また、増設出力ユニット300bは、上記増設出力基板314bに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体として構成された増設出力インタフェース回路335、後述の出力素子ブロック343bに嵌合装着される一対の増設出力端子台ブロック340b、上記増設出力基板314bに接続固定された出力素子ブロック343bを有している。上記出力素子ブロック343bは複数の駆動素子350bと開閉素子351bによって構成されている。
【0175】
さらに、増設出力ユニット300bは、上記開閉素子351bの開閉端子と連通する接触端子354b、この接触端子354bと接触導通する出力端子345b、この出力端子345bに付属する端子ねじ346(外部配線接続手段)、上記駆動素子350bの駆動端子356bを有し、この駆動端子356bは、上記増設出力基板314bに接続固定されている。
【0176】
また、増設出力ユニット300bは、上記増設出力基板314bに接続固定された出力表示LED347、上記一対の増設端子台ブロック340bに取付けられた透明樹脂製の端子カバー391bを有し、上記出力素子ブロック343bや出力表示LED347は、上記増設出力インタフェース回路部335から駆動され、図示しない外部負荷は、出力素子ブロック343bから増設出力端子台ブロック340bを介して駆動されるようになっている。
【0177】
図38は完結出力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。図38において、増設出力ユニット300cは、樹脂製の増設ベース310、この増設ベース310の底面に設けられた取付け溝311a、上記増設ベース310の内部端面に取付け固定された増設出力基板314c、この増設出力基板314cに接続固定された後続増設コネクタ319a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ319b、この増設相手コネクタ319bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設出力基板314cに接続固定する圧着端子ブロック319c、上記増設ベース310に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー320を有している。上記増設ベース310に設けられた取付け溝311aは、図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0178】
また、増設出力ユニット300cは、上記増設出力基板314cに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体として構成された増設出力インタフェース回路335、後述の出力素子ブロック343cと一体化された一対の増設完結出力端子台ブロック340c、後述の出力ソケット354cを介して上記増設出力基板314cに脱着接続された出力素子ブロック343cを有している。上記出力素子ブロック343cは複数の駆動素子350cと開閉素子351cによって構成されている。
【0179】
さらに、増設出力ユニット300cは、上記開閉素子351cの開閉端子と連通する出力端子345c、この出力端子345cに付属する端子ねじ346(外部配線接続手段)、上記増設出力基板314cに設けられた出力ソケット354c、上記駆動素子350cの駆動端子356cを有し、この駆動端子356cは、上記出力ソケット354cに挿入接続されるようになっている。
【0180】
また、増設出力ユニット300cは、上記増設出力基板314cに接続固定された出力表示LED347、上記一対の増設完結端子台ブロック340cに取付けられた透明樹脂製の端子カバー391cを有し、上記出力素子ブロック343cや出力表示LED347は、上記増設出力インタフェース回路部335から駆動され、図示しない外部負荷は、出力素子ブロック343cから増設完結出力端子台ブロック340cを介して駆動されるようになっている。
【0181】
図39は拡張出力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。図39において、増設出力ユニット300dは、樹脂製の増設ベース310、この増設ベース310の底面に設けられた取付け溝311a、上記増設ベースの内部端面に取付け固定された増設出力基板314d、この増設出力基板314dに接続固定された後続増設コネクタ319a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ319b、この増設相手コネクタ319bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設出力基板314dに接続固定する圧着端子ブロック319c、上記増設ベース310に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー320を有している。上記増設ベース310の裏面に設けられた取付け溝311aは図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0182】
また、増設出力ユニット300dは、上記増設出力基板314dに接続固定され、図示しない出力ラッチメモリを主体として構成された増設出力インタフェース回路335、後述の開閉素子351dと一体化された一対の増設拡張出力端子台ブロック340d、上記開閉素子351dと微少な間隔を置いて対向し、上記増設出力基板314dに接続固定された駆動素子ブロック343dを有している。上記駆動素子ブロック343dは、複数の駆動素子350dを有し、上記開閉素子351dを駆動するよう構成されている。
【0183】
さらに、増設出力ユニット300dは、上記開閉素子351dの開閉端子と連通する出力端子345d、この出力端子345dに付属する端子ねじ346(外部配線接続手段)、上記駆動素子350dの駆動端子356dを有し、この駆動端子356dは、上記増設出力基板314dに接続固定されている。
【0184】
また、増設出力ユニット300dは、上記増設出力基板314dに接続固定された出力表示LED347、上記一対の増設拡張端子台ブロック340dに取付けられた透明樹脂製の端子カバー391dを有し、上記駆動素子ブロック343dや出力表示LED347は、上記増設出力インタフェース回路部335から駆動され、図示しない外部負荷は、増設拡張出力端子台ブロック340dを介して駆動されるようになっている。
【0185】
実施の形態1、実施の形態2、及び実施の形態3で示されたプログラマブルコントローラの基本部には、様々な入出力点数規模のものがあるが、入出力点数の若干の過不足を補正するためには小規模点数側の基本部を選んだ上で、不足する入力又は出力を増設ユニットでまかなうことができる。
増設ユニットは単に入出力点数の過不足を補正するためでなく、異なる入出力仕様のものを混在使用する時にも使用される。
従って、1台の基本部に対して複数台の増設ユニットを併用することもあり、この場合には前段増設ユニットに設けられた後続増設コネクタに対して後段増設ユニットの増設相手コネクタを挿入して使用される。
【0186】
一方、基本部の左右長さ寸法は、内蔵入出力点数規模に応じた入出力端子台の長さ寸法で概略決定され、入出力素子と端子台を立体化して小形化を図った場合には端子台間の上下高さ寸法が圧縮されることになる。
但し、電源ユニットに関しては上下高さ寸法の低減によって通気抵抗が低下する分だけ小形化が可能となるものである。
これに対し、端子台を直交配列した増設ユニットでは、入出力素子を立体化して小形化を図った場合に前後の厚さ方向に寸法余裕が生じるものの、そのままでは上下高さ寸法の圧縮ができず、基本部とのバランスが保てない問題が発生する。
また、耐圧・耐ノイズ性の改善は基本部だけでなく、増設部も合せて改善しなければ全体として改善価値はない。
【0187】
本実施の形態のプログラマブルコントローラにおいては、増設用の各種出力端子台ブロックは駆動素子や開閉素子と重層構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい出力配線が入出力基板から立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0188】
また、駆動素子としての電磁コイルや開閉素子としてのパワートランジスタやパワートライアックの発生熱は、筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子・出力端子・端子ねじ・外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0189】
また、出力素子と出力端子台ブロックを立体化したことによって、増設出力基板の面積が大幅に低減されると共に、後続増設コネクタを出力端子台ブロックとは異なる位置から取出すことによって天地高さ方向寸法を圧縮し、基本部との寸法バランスを保ことができるようになっている。
【0190】
以上に説明した実施の形態6に関する独特の特徴としては、増設ユニットは増設コネクタによって手軽に基本部から分離できる構成となっていると共に、増設出力点数規模が少ないので外部配線の取り外しも容易であることから、図35及び図36で示したような一体形構成の端子台ブロックを使用することができ、接触信頼性の向上が図れる効果がある。
【0191】
実施の形態7.
この実施の形態は、必要に応じてプログラマブルコントローラの基本部と併用される増設入力ユニットに関し、特に一体形入力端子台ブロックを用いた増設入力ユニットに関するものである。
図40はこの発明の実施の形態7のプログラマブルコントローラを示す増設入力ユニットの上面図である。図41は図40のB−B線に沿う矢視断面図である。図40及び図41において、増設入力ユニット400aは、樹脂製の増設ベース410、この増設ベース410の底面に設けられた取付け溝411a、上記増設ベース410の内部端面に取付け固定された増設入力基板414a、この増設入力基板414aに接続固定された後続増設コネクタ419a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ419b、この増設相手コネクタ419bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設入力基板414aに接続固定する圧着端子ブロック419c、上記増設ベース410に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー420を有している。上記増設ベース410の裏面に設けられた取付け溝411aは、図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0192】
また、増設入力ユニット400aは、上記増設入力基板414aに接続固定され、図示しないデータセレクタと入力フィルタを主体として構成された増設入力インタフェース回路436、後述の入力素子ブロック444aと一体化された一対の増設一体形入力端子台ブロック441a、上記増設入力基板414aに接続固定された入力素子ブロック444aを有している。上記入力素子ブロック444aは複数の開閉素子480aと駆動素子481aによって構成されている。
【0193】
さらに、増設入力ユニット400aは、上記駆動素子481aの駆動端子と連通する入力端子445a、この入力端子445aに付属する端子ねじ(外部配線接続手段)446、上記開閉素子480aの開閉端子486aを有し、この開閉端子486aは、上記増設入力基板414aに接続固定されている。
【0194】
また、増設入力ユニット400aは、上記増設入力基板414aに接続固定された入力表示LED448、上記一対の増設一体形端子台ブロック441aに取付けられた透明樹脂製の端子カバー491aを有し、図示しない外部入力は、増設一体形入力端子台ブロック441aから入力素子ブロック444aを駆動して、開閉素子480aによって入力表示LED448や上記増設入力インタフェース回路部436が駆動されるようになっている。
【0195】
図42は脱着入力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。図42において、増設入力ユニット400bは、樹脂製の増設ベース410、この増設ベース410の底面に設けられた取付け溝411a、上記増設ベース410の内部端面に取付け固定された増設入力基板414b、この増設入力基板414bに接続固定された後続増設コネクタ419a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ419b、この増設相手コネクタ419bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設入力基板414bに接続固定する圧着端子ブロック419c、上記増設ベース410に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー420を有している。上記増設ベース410の裏面に設けられた取付け溝411aは、図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0196】
また、増設入力ユニット400bは、上記増設入力基板414bに接続固定され、図示しないデータセレクタと入力フィルタを主体として構成された増設入力インタフェース回路436、後述の入力素子ブロック444bに嵌合装着される一対の増設入力端子台ブロック441b、上記増設入力基板414bに接続固定された入力素子ブロック444bを有している。上記入力素子ブロック444bは、複数の駆動素子481bと開閉素子480bによって構成されている。
【0197】
さらに、増設入力ユニット400bは、上記駆動素子481bの駆動端子と連通する接触端子454b、この接触端子454bと接触導通する入力端子445b、この入力端子445bに付属する端子ねじ446(外部配線接続手段)、上記開閉素子480bの開閉端子486bを有し、この開閉端子486bは、上記増設入力基板414bに接続固定されている。
【0198】
また、増設入力ユニット400bは、上記増設入力基板414bに接続固定された入力表示LED448、上記一対の増設端子台ブロック441bに取付けられた透明樹脂製の端子カバー491bを有し、図示しない外部入力は、増設入力端子台ブロック441bから入力素子ブロック444bを駆動して、開閉素子480bによって入力表示LED448や上記増設入力インタフェース回路部436が駆動されるようになっている。
【0199】
図43は完結入力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。図43において、増設入力ユニット400cは、樹脂製の増設ベース410、この増設ベース410の底面に設けられた取付け溝411a、上記増設ベース410の内部端面に取付け固定された増設入力基板414c、この増設入力基板414cに接続固定された後続増設コネクタ419a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ419b、この増設相手コネクタ419bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設入力基板414cに接続固定する圧着端子ブロック419c、上記増設ベース410に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー420を有している。上記増設ベース410の裏面に設けられた取付け溝411aは、図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0200】
また、増設入力ユニット400cは、上記増設入力基板414cに接続固定され、図示しないデータセレクタと入力フィルタを主体として構成された増設入力インタフェース回路436、後述の入力素子ブロック444cと一体化された一対の増設完結入力端子台ブロック441c、後述の入力ソケット484cを介して上記増設入力基板414cに脱着接続された入力素子ブロック444cを有している。上記入力素子ブロック444cは、複数の駆動素子481cと開閉素子480cによって構成されている。
【0201】
また、増設入力ユニット400cは、上記駆動素子481cの駆動端子と連通する入力端子445c、この入力端子445cに付属する端子ねじ446(外部配線接続手段)、上記増設入力基板414cに設けられた入力ソケット484c、上記開閉素子480cの開閉端子486cを有し、この開閉端子486cは、上記入力ソケット484cに挿入接続されるようになっている。
【0202】
また、増設入力ユニット400cは、上記増設入力基板414cに接続固定された入力表示LED448、上記一対の増設完結端子台ブロック441cに取付けられた透明樹脂製の端子カバー491cを有し、図示しない外部入力は増設完結入力端子台ブロック441cから入力素子ブロック444cを駆動して、開閉素子480cによって入力表示LED448や上記増設入力インタフェース回路部436が駆動されるようになっている。
【0203】
図44は拡張入力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。図44において、増設入力ユニット400dは、樹脂製の増設ベース410、この増設ベース410の底面に設けられた取付け溝411a、上記増設ベース410の内部端面に取付け固定された増設入力基板414d、この増設入力基板414dに接続固定された後続増設コネクタ419a、プログラマブルコントローラの増設コネクタ19に挿入接続される増設相手コネクタ419b、この増設相手コネクタ419bに圧着接続されたフラットケーブルの他端を上記増設入力基板414dに接続固定する圧着端子ブロック419c、上記増設ベース410に嵌め込み固定される樹脂製の増設カバー420を有している。上記増設ベース410の裏面に設けられた取付け溝411aは、図示しない取付レールに嵌め込み固定されるためのものである。
【0204】
また、増設入力ユニット400dは、上記増設入力基板414dに接続固定され、図示しないデータセレクタと入力フィルタを主体として構成された増設入力インタフェース回路436、後述の駆動素子481dと一体化された一対の増設拡張入力端子台ブロック441d、上記駆動素子481dと微少な間隔を置いて対向し、上記増設入力基板414dに接続固定された開閉素子ブロック444dを有している。上記開閉素子ブロック444dは、複数の開閉素子480dを有し、上記駆動素子481dによって開閉駆動されるように構成されている。
【0205】
さらに、増設入力ユニット400dは、上記駆動素子481dの駆動端子と連通する入力端子445d、この入力端子445dに付属する端子ねじ446(外部配線接続手段)、上記開閉素子480dの開閉端子486dを有し、この開閉端子486dは、上記増設入力基板414dに接続固定されている。
【0206】
また、増設入力ユニット400dは、上記増設入力基板414dに接続固定された入力表示LED448、上記一対の増設拡張入力端子台ブロック441dに取付けられた透明樹脂製の端子カバー491dを有し、図示しない外部入力は、増設拡張入力端子台ブロック441dから駆動素子481dを駆動して、開閉素子480dによって入力表示LED448や上記増設入力インタフェース回路部436が駆動されるようになっている。
【0207】
本実施の形態のプログラマブルコントローラにおいては、増設用の各種入力端子台ブロックは駆動素子や開閉素子と重層構造となっているので、高電圧又は/及びノイズで汚染されやすい入力配線が入力基板から立体的に隔離されて耐電圧・耐ノイズ性が向上する効果がある。
【0208】
また、駆動素子と直列接続された限流抵抗の発生熱は、筐体外部に輻射放熱されるだけでなく、接触端子・入力端子・端子ねじ,外部配線を通じて伝熱放散されるので更なる温度上昇の抑制を行うことができる効果がある。
【0209】
なお、入力素子と入力端子台ブロックを立体化したことによって、増設入力基板の面積が大幅に低減されると共に、後続増設コネクタを入力端子台ブロックとは異なる位置から取出すことによって天地高さ方向寸法を圧縮し、基本部との寸法バランスを保ことができるようになっている。
【0210】
以上に説明した実施の形態7に関する独特の特徴としては、増設ユニットは増設コネクタによって手軽に基本部から分離できる構成となっていると共に、増設入力点数規模が少ないので外部配線の取り外しも容易であることから、図40及び図41で示したような一体形構成の端子台ブロックを使用することができ、接触信頼性の向上が図れる効果がある。
【0211】
実施の形態8.
図1から図4で示された実施の形態1、図9から図11で示された実施の形態2、及び図16から図18で示された実施の形態3は、図45から図52で示した従来技術と同様にいずれも脱着コネクタ方式と呼ばれるものであって、プログラマブルコントローラに何等かの異常があって保守・交換・再組付けを行うときに、入出力コネクタ部分を挿抜することによって多数の入出力配線を着脱することなく手軽に行えるように構成されている。
【0212】
従来例においては、例えば出力リレー33(図47参照)は、一個単位で交換可能であるのに対し、この発明では例えば4個編成のブロック単位で交換する必要がある。
【0213】
しかし、たとえ出力リレー一個の交換といえども、使用現場(ユーザ)での点検、取外し、梱包輸送、保守現場(メーカ)での受取開梱、確認点検、分解、出力リレー取替え、組立、確認点検、点検書類作成、梱包発送、使用現場での受取開梱等の多大なる人手が介在し、出力リレー1個の着脱に要する時間や直接材料費は無視しうるレベルであって、一般には寿命部品である出力リレーはついでに全て交換しておくことが行われ、実態としてブロック化しても問題は無い。
【0214】
図25から図29で示された実施の形態4は、完結入出力端子台ブロックによって入出力端子台と入出力素子の一体化が行われているので、プログラマブルコントローラ本体部分(電源基板・CPU基板・入出力基板関係)の保守交換に当たっては入出力配線側に入出力素子が付随したままの入出力端子台ブロックを残して取外しが行われる。
【0215】
入出力部分のみの保守交換に当たっては、この入出力端子台ブロックの配線を取外し入出力素子が一体化された入出力端子台ブロックそのものを交換することになる。
【0216】
従って、使用現場で交換補用品を保管しておくことにより、手軽に入出力部分の保守交換が行えると共に、ユーザ側で手軽に異なる入出力仕様の完結入出力端子台ブロックに交換することができるものである。
【0217】
図30から図34で示された実施の形態5は、拡張入出力端子台ブロックによって入出力端子台と開閉素子又は駆動素子の一体化が行われているので、プログラマブルコントローラ本体部分(電源基板・CPU基板・入出力基板関係)の保守交換に当たっては入出力配線側に開閉素子又は駆動素子が付随したままの入出力端子台ブロックを残して取外しが行われる。
【0218】
入出力部分のみの保守交換に当たっては、この入出力端子台ブロックの配線を取外し開閉素子又は駆動素子が一体化された入出力端子台ブロックそのものを交換することになる。
【0219】
従って、使用現場で交換補用品を保管しておくことにより、手軽に入出力部分の保守交換が行えると共に、補用品を安価にすることができるものである。
【0220】
図35から図36に示された実施の形態6や図40から図44に示された実施の形態7では、図51及び図52に示された従来技術と同様に小さな出力点数又は入力点数単位の増設ユニットが使用されているので、プログラマブルコントローラ本体部分(電源基板、CPU基板、入出力基板関係及び入出力素子)と増設ユニットが増設コネクタによって手軽に分離できる。
【0221】
増設ユニットの保守交換に当たっては、この入出力端子台ブロックの配線を取外して増設ユニット全体を交換することもできるが(図35から図41の一体化入出力端子台ブロックの場合)、入出力素子ブロックと入出力端子台ブロックが分離された脱着式の入出力端子台ブロック(図37,図42)や完結入出力端子台ブロック(図38,図43)、或いは拡張入出力端子台ブロック(図39,図44)を用いることもできる。
【0222】
この場合、使用現場で交換補用品を保管しておくことにより、手軽に入出力部分の保守交換が行えると共に、ユーザ側で手軽に異なる入出力仕様の完結入出力端子台ブロックに交換したり、拡張入出力端子台ブロックによって補用品を安価にすることができるものである。
【0223】
以上の説明ではプログラマブルコントローラの小型化に視点をおいて説明したが、入出力素子と端子台を立体化することによって確保された内部スペースを利用して、外部機器に対してシリアル接続される高機能ブロックをオプション装備するようにしたり端子台部分や出力素子を大型大容量化するなどの機能性能の向上を図ることも可能である。
【0224】
コモン出力端子やコモン入力端子は、端子台の長さ寸法を低減するために重要であるが、例えば出力素子における駆動端子や、入力素子における開閉端子のように入出力基板側に接続される端子は、入出力素子の中でコモン接続するのをやめて、基板内でコモン接続するようにしても良い。
【0225】
なお、入出力の動作表示LEDはなるべく入力信号や出力信号そのものを表示するために入出力基板上に設置するのが望ましいが、マイクロプロセッサで取扱う入出力イメージメモリの内容を表示専用ラッチメモリに転送するようにすれば、CPU基板上でLEDを設けることも可能である。
【0226】
プログラマブルコントローラが収納される制御盤内で、プログラマブルコントローラ用の制御電源が準備される場合には、プログラマブルコントローラ内に電源ユニットを内蔵する必要はない。
【0227】
逆に、多数の増設ユニットを従属接続するために、制御電源の容量が不足する場合には、入出力基板と制御電源を備え、CPU基板を除外した構造の増設ユニットを用いることも可能である。
【0228】
【発明の効果】
この発明に係るプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、CPU基板と入出力基板と出力素子ブロックと出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び上記出力素子ブロックを搭載し、上記出力素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入出力基板と接続される駆動端子、及び該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の接触端子を有し、上記出力端子台ブロックは、一端が上記出力素子ブロックの上記各接触端子と係合する複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記出力端子台ブロックは、上記出力素子ブロックに重なって配置され且つ該出力素子ブロックに対して脱着可能となっている。そして、CPU基板と入出力基板と出力素子ブロックと出力端子台ブロックとを備え、出力端子台ブロックと出力素子ブロックとは立体的に重合して脱着可能となっているので、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、保守交換性に優れる効果がある。
【0229】
また、この発明に係るプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、CPU基板と入出力基板と完結出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び出力ソケットを搭載し、上記完結出力端子台ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子、上記入出力基板の上記出力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記完結出力端子台ブロックは、上記入出力基板に対して脱着可能となっている。そして、CPU基板と入出力基板と完結出力端子台ブロックとを備え、駆動素子と開閉素子が立体配置されて構成された完結出力端子台ブロックと入出力基板とが脱着可能となっているので、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、保守交換性に優れ、各種出力仕様のものに対する選択・交換の自由度が向上する効果がある。
【0230】
また、この発明に係るプログラマブルコントローラは、マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、CPU基板と入出力基板と駆動素子ブロックと拡張出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び上記駆動素子ブロックを搭載し、上記駆動素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子を上記入出力基板と接続される駆動端子を有し、上記拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックと空隙を置いて対向配置され、該各駆動素子の付勢時に磁気結合又は光結合によって閉路する複数の開閉素子、上記駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックに対して脱着可能となっている。そして、CPU基板と入出力基板と駆動素子ブロックと拡張出力端子台ブロックとを備え、開閉素子を内蔵した拡張出力端子台ブロックと駆動素子ブロックとが脱着可能となっているので、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できて、しかも非接触機構による信頼性向上が図れると共に、保守交換性に優れ、補用部品単位の軽量化が行える効果がある。
【0231】
また、上記入力端子部は、複数の基板端子と入力端子台ブロックとを有し、上記基板端子は、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部と接続され、上記入力端子台ブロックは、一端が上記基板端子と係合する複数の入力端子と、該入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記入力端子台ブロックは、上記基板端子に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。そして、入力端子部は複数の基板端子と入力端子台ブロックとを備え、入力端子台ブロックと基板端子とが脱着可能とされると共に、入力端子台ブロックと出力端子台ブロックは入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されているので、保守交換性に優れた簡易な取扱いの脱着式入力端子台ブロックを用いて、低電圧・短距離配線入力の多くの用途に手軽に適用できると共に、出力素子の外気熱放散性に優れて全体の小形化が図れる効果がある。
【0232】
また、上記入力端子部は、入力素子ブロックと入力端子台ブロックとを有し、上記入力素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入出力基板に接続される開閉端子、及び該開閉端子の反対面に配設され該各駆動素子と電気的に接続された複数の接触端子を有し、上記入力端子台ブロックは、一端が上記入力素子ブロックの接触端子と係合する複数の入力端子、該各入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記入力端子台ブロックは、上記入力素子ブロックに重なって配置され且つ該入力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。そして、入力端子部は入力素子ブロックと入力端子台ブロックとを備え、入力端子台ブロックと入力素子ブロックとは立体的に重合して脱着可能とされると共に、入力端子台ブロックと出力端子台ブロックは入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されているので、標準化された入出力基板を用いて様々な入出力仕様のプログラマブルコントローラを構成することができると共に、耐電圧・耐ノイズ性に優れ、保守交換性や入出力素子の外気熱放散性も向上して全体の小型化が図れる効果がある。
【0233】
また、上記入力端子部は、入力ソケットと完結入力端子台ブロックとを有し、上記入力ソケットは、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部と接続され、上記完結入力端子台ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の入力端子と該各入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記完結入力端子台ブロックは、上記入出力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記完結入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。そして、入力端子部は入力ソケットと完結入力端子台ブロックとを備え、完結入力端子台ブロックと入出力基板とが脱着可能となっていると共に、完結入力端子台ブロックと出力端子台ブロックは入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されて構成されているので、標準化されたプログラマブルコントローラを用いて様々な入出力仕様のプログラマブルコントローラを構成することができると共に、耐電圧・耐ノイズ性に優れ、保守交換性や入出力素子の外気熱放散性も向上して全体の小型化が図れる効果がある。
【0234】
また、上記入力端子部は、拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとを有し、上記拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックと空隙を置いて対向配置される駆動素子、一端が該駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記開閉素子ブロックは、上記入力インタフェース回路部に接続され上記駆動素子が付勢された時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子と該開閉素子を上記入出力基板に接続される開閉端子とを備え、上記拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記拡張入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている。そして、入力端子部は拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとを備え、拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとが脱着可能となっていると共に、拡張入力端子台ブロックと出力端子台ブロックは入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されているので、入出力素子の外気熱放散性が向上して小形化できて、しかも非接触機構による信頼性向上が図れると共に、耐電圧・耐ノイズ性や保守交換性に優れ、補用部品単位の軽量化が行える効果がある。
【0235】
また、上記入力端子部は、複数のコネクタ端子と入力コネクタと有し、上記コネクタ端子は、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部に接続され、上記入力コネクタは、上記コネクタ端子と係合し外部配線が接続される複数の入力端子を有し、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかは、上記入出力基板の対向する2辺のそれぞれに互いに平行に配置されている。そして、入力端子部は複数のコネクタ端子と入力コネクタとを備え、出力端子台ブロックは入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されているので、低電圧・短距離配線入力の多くの用途に対して、保守交換性に優れた入力コネクタによって入力部の小形化を図ると共に、出力端子台ブロックを二列配置してプログラマブルコントローラの長さ寸法を大幅に低減できる効果がある。
【0236】
また、増設出力基板と増設一体形出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタ及び増設出力インタフェース回路部を搭載し、上記増設一体形出力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に接続される駆動端子、該駆動端子と直交する面に配置され上記開閉素子と電気的に接続された出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと増設一体形出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設出力基板と増設一体形出力端子台ブロックとを備え、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設一体形出力端子台ブロックは直交するように配列されているので、接触信頼性が高い一体形出力端子台ブロックによって耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種出力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによって保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0237】
また、増設出力基板と増設出力素子ブロックと増設出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタ及び増設出力インタフェース回路部と搭載し、上記増設出力素子ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に接続される駆動端子、該駆動端子と直交する面に配置され上記開閉素子と電気的に接続された接触端子を有し、上記増設出力端子台ブロックは、上記増設出力素子ブロックの上記接触端子と係合する複数の出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設出力端子台ブロックは、上記増設出力素子ブロックに重なって配置され且つ該増設出力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設出力基板と増設出力素子ブロックと増設出力端子台ブロックとを備え、増設出力端子台ブロックと増設出力素子ブロックとは立体的に重合して脱着可能となっていると共に、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設出力端子台ブロックは直交するように配列されているので、保守交換性に優れた脱着式の出力端子台ブロックによって、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種出力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによっても保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0238】
また、増設出力基板と増設完結出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設出力インタフェース回路部と出力ソケットとを搭載し、上記増設完結出力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に設けられた出力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され上記開閉素子と電気的に接続された出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設完結出力端子台ブロックは、上記増設出力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設完結出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設出力基板と増設完結出力端子台ブロックとを備え、増設完結出力端子台ブロックと増設出力基板とが脱着可能となっていると共に、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設完結出力端子台ブロックは直交するように配列されているので、各種出力仕様のものが選べ保守交換性に優れた完結出力端子台ブロックによって、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種出力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによっても保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0239】
また、増設出力基板と駆動素子ブロックと増設拡張出力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設出力インタフェース回路部と駆動素子ブロックとを搭載し、上記駆動素子ブロックは、複数の駆動素子、該駆動素子を上記増設出力基板に接続するための駆動端子を有し、上記増設拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子と空隙を置いて対向配置され該各駆動素子の付勢時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子、該開閉素子が上記駆動端子の直交する面上で電気的に接続する出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設拡張出力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設出力基板と駆動素子ブロックと増設拡張出力端子台ブロックとを備え、増設拡張出力端子台ブロックと駆動素子ブロックとが脱着可能とされると共に、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設拡張出力端子台ブロックは直交するように配列されているので、保守交換性と交換部品の軽量化に優れた拡張出力端子台ブロックによって、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種出力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによっても保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0240】
また、増設入力基板と増設一体形入力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される相手コネクタと増設入力インタフェース回路部とを搭載し、上記増設一体形入力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に接続される開閉端子、該開閉端子と直交する面に配置され上記駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設一体形入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設入力基板と増設一体形入力端子台ブロックとを備え、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設一体形入力端子台ブロックは直交するように配列されているので、接触信頼性が高い一体形入力端子台ブロックによって耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種入力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによって保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0241】
また、増設入力基板と増設入力素子ブロックと増設入力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と上記増設入力素子ブロックとを搭載し、上記増設入力素子ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に接続固定される開閉端子、該開閉端子と直交する面に配置され上記駆動素子と電気的に接続された接触端子とを有し、上記増設入力端子台ブロックは、上記増設入力素子ブロックの接触端子と係合する複数の入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設入力端子台ブロックは、上記増設入力素子ブロックに重なって配置され且つ該増設入力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設入力基板と増設入力素子ブロックと増設入力端子台ブロックとを備え、増設入力端子台ブロックと増設入力素子ブロックとは立体的に重合して脱着可能となっていると共に、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設入力端子台ブロックは直交するように配列されているので、保守交換性の良い脱着式の入力端子台ブロックによって耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種入力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによっても保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0242】
また、増設入力基板と増設完結入力端子台ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と入力ソケットとを搭載し、上記増設完結入力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子とを有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に設けられた入力ソケットに挿入接続される開閉端子、該開閉端子の反対面に配設され上記駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記増設完結入力端子台ブロックは、上記増設入力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設完結入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設入力基板と増設完結入力端子台ブロックとを備え、増設完結入力端子台ブロックと増設入力基板とが脱着可能となっていると共に、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設完結入力端子台ブロックは直交するように配列されているので、保守交換性が良く各種入力仕様のものが自由に選択できる完結入力端子台ブロックによって、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種入力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによっても保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0243】
また、増設入力基板と増設拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとをさらに有し、上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と開閉素子ブロックとを搭載し、上記増設拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックと空隙を置いて対向配置される駆動素子、該駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記開閉素子ブロックは、上記増設入力インタフェース回路部に接続され上記駆動素子が付勢された時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子、該開閉素子を上記増設入力基板に接続するための開閉端子を有し、上記増設拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設拡張入力端子台ブロックとは直交するように配列されている。そして、増設入力基板と増設拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとを備え、増設拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとが脱着可能とされると共に、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックと増設拡張入力端子台ブロックは直交するように配列されているので、保守交換性が良く交換部品の軽量化が行える拡張入力端子台ブロックによって、耐電圧・耐ノイズ性や端子部を通じた熱放散性が向上して小形化できると共に、プログラマブルコントローラの長さ方向寸法を抑制する直交配置によって各種入力仕様のものを自由に選択増設し、増設コネクタによっても保守交換を容易に行うことができる効果がある。
【0244】
また、上記出力素子ブロックは、上記駆動素子である電磁コイルを付勢することによって、上記開閉素子である出力接点を閉路するものである。そして、出力素子は電磁リレーであって、駆動素子である電磁コイルを付勢することによって開閉素子である出力接点が閉路するものであるので、交流負荷・直流負荷に共用使用することができると共に、誘導性負荷の遮断に伴って発生する高いサージ電圧が入出力基板に侵入しにくいので、様々の用途に適用できる効果がある。
【0245】
また、上記出力素子ブロックは、上記駆動素子であるホトトランジスタカプラを付勢することによってホトカプラトランジスタが感応して、上記開閉素子であるパワートランジスタを閉路するものである。そして、出力素子は直流負荷用電子リレーであって、駆動素子であるホトトランジスタカプラを付勢することによってホトカプラトランジスタが感応して、開閉素子であるパワートランジスタが閉路するものであるので、寿命の心配がない直流負荷用トランジスタを使用した場合でも、誘導性負荷の遮断に伴って発生する高いサージ電圧が入出力基板に侵入しにくく、端子部を通じて放熱するので大きな出力電流の負荷を扱うことができて、様々の用途に適用できる効果がある。
【0246】
また、上記開閉素子は、上記駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトランジスタが感応して、上記開閉素子であるパワートランジスタを閉路するものである。そして、開閉素子は直流負荷駆動用パワートランジスタであって、駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトランジスタが感応して、開閉素子であるパワートランジスタが閉路するものであるので、寿命の心配がない直流負荷用トランジスタを使用した場合でも、誘導性負荷の遮断に伴って発生する高いサージ電圧が入出力基板に侵入しにくく、端子部を通じて放熱するので大きな出力電流の負荷を扱うことができて、様々の用途に適用できる効果がある。また、補用部品単位の軽量化と接触信頼性が向上する効果がある。
【0247】
また、上記出力素子は、上記駆動素子であるホトトライアックカプラを付勢することによってホトカプラトライアックが感応して、上記開閉素子であるパワートラアイアックを閉路するものである。そして、出力素子は交流負荷用電子リレーであって、駆動素子であるホトトライアックカプラを付勢することによってホトカプラトライアックが感応して、開閉素子であるパワートラアイアックが閉路するものであるので、寿命の心配がない交流負荷用トライアックを使用した場合でも、誘導性負荷の遮断に伴って発生する高いサージ電圧が入出力基板に侵入しにくく、端子部を通じて放熱するので大きな出力電流の負荷を扱うことができて、様々の用途に適用できる効果がある。
【0248】
また、上記開閉素子は、上記駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトライアックが感応して、上記開閉素子であるパワートライアックを閉路するものである。そして、開閉素子は交流負荷駆動用トライアックであって、駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトライアックが感応して、開閉素子であるパワートライアックが閉路するものであるので、寿命の心配がない交流負荷用トライアックを使用した場合でも、誘導性負荷の遮断に伴って発生する高いサージ電圧が入出力基板に侵入しにくく、端子部を通じて放熱するので大きな出力電流の負荷を扱うことができて、様々の用途に適用できる効果がある。補用部品単位の軽量化と接触信頼性が向上する効果がある。
【0249】
また、上記駆動素子は、限流抵抗を通じて駆動されるホトトランジスタカプラであると共に、上記開閉素子は該ホトトランジスタカプラの出力部であるホトカプラトランジスタである。そして、駆動素子は限流抵抗又は限流コンデンサ回路を通じて駆動されるホトトランジスタカプラであると共に、開閉素子は該ホトトランジスタカプラのホトカプラトランジスタであるので、耐電圧・耐ノイズ性に優れ、限流抵抗による発熱に対しては端子部を通じて放熱するので、標準化された入出力基板を用いて様々な入力仕様の用途に対応できる効果がある。
【0250】
また、上記駆動素子は、限流抵抗を通じて駆動される発光ダイオードであると共に、上記開閉素子は該発光ダイオードの発光を検出して感応動作するホトトランジスタである。そして、駆動素子は限流抵抗又は限流コンデンサ回路を通じて駆動される発光ダイオードであると共に、開閉素子は該発光ダイオードの発光を検出して感応動作するホトトランジスタであるので、耐電圧・耐ノイズ性に優れ、限流抵抗による発熱に対しては端子部を通じて放熱するので、標準化された入出力基板を用いて様々な入力仕様の用途に対応できる効果がある。また、補用部品単位の軽量化と接触信頼性が向上する効果がある。
【0251】
また、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックは、二段構成で千鳥配置された上記出力端子又は上記入力端子を有し、上記出力端子又は上記入力端子は、複数の出力又は入力に対して共通接続されて端子数を削減するコモン端子を有し、上記コモン端子は、上記端子台ブロックの上下の中間部又は対角線位置で対称な位置に配置されている。そして、出力端子台ブロック又は入力端子台ブロックは二段構成で千鳥配置された出力端子又は入力端子を備えると共に、出力端子又は入力端子は複数の出力又は入力に対して共通接続されて端子数を削減するコモン端子を備え、コモン端子は上記端子台ブロックの上下の中間部又は対角線位置で対称配置されているので、端子台の長さ寸法が短縮されると共に、立体配置される開閉素子や駆動素子との接続導体が交差しない効果がある。
【0252】
また、上記出力素子ブロック、上記入力素子ブロック、上記駆動素子ブロック、上記開閉素子ブロックは、所定入出力点数単位で一体にブロック化され、各ブロック体は連結突起部によって相互に連結可能となっている。そして、出力素子ブロック、入力素子ブロック、駆動素子ブロック、開閉素子ブロック等のブロック体は4点出力又は4点入力単位で一体ブロック化され、各ブロック体は連結突起部によって相互に連結可能であるので、補用単位を適量化すると共に、複数ブロックを連結することによって全体の寸法精度を向上することができる効果がある。
【0253】
また、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか、上記入力端子台ブロック、上記出力素子ブロック、上記入力素子ブロックは、相互に嵌合係合する誘導壁としての嵌合突起部を有している。そして、出力端子台ブロック、入力端子台ブロック、出力素子ブロック、入力素子ブロック等のブロック体は各ブロック体が相互に嵌合契合する誘導壁としての嵌合突起部を備えているので、入出力端子台ブロックと入出力素子ブロックの挿抜に当たって接触端子部に無理な外力が加わるのを防止することができる効果がある。
【0254】
また、上記増設出力基板又は増設入力基板は複数の増設ユニットを順次接続するための後続増設コネクタを備え、該後続増設コネクタは増設出力端子台又は入力端子台の取付け位置とは異なる側面部に取付けられていて、後段配置された増設ユニットの増設相手コネクタが挿入されるものである。そして、増設出力基板又は増設入力基板は複数の増設ユニットを順次接続するための後続増設コネクタを備え、該後続増設コネクタは増設出力端子台又は入力端子台の取付け位置とは異なる側面部に取付けられていて、後段配置された増設ユニットの増設相手コネクタが挿入されるものであるので、プログラマブルコントローラの基本部の小形化によって、プログラマブルコントローラの高さ寸法が低減したことに伴って、増設ユニットの高さ寸法も低減され、全体としてバランスのとれた小形化が行えると共に、多数の増設ユニットを従属接続することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。
【図2】プログラマブルコントローラの側断面図である。
【図3】プログラマブルコントローラの所定の部位を除いた正面図である。
【図4】CPU基板の上面図である。
【図5】出力素子ブロックの内部回路を示す回路図である。
【図6】開閉端子と接触端子とコモン接触端子の接続配置関係を示した図である。
【図7】出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの断面図である。
【図8】接合される出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの様子を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態2のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。
【図10】プログラマブルコントローラの側断面図である。
【図11】CPU基板の上面図である。
【図12】出力素子ブロックの斜視図である。
【図13】2つの出力素子ブロックが連結された状態を示す上面図である。
【図14】出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの断面図である。
【図15】接合される出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの様子を示す斜視図である。
【図16】この発明の実施の形態3のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた正面図である。
【図17】プログラマブルコントローラの側断面図である。
【図18】CPU基板の上面図である。
【図19】出力素子ブロックの斜視図である。
【図20】開閉端子と接触端子とコモン接触端子の接続配置関係を示したものである。
【図21】出力端子台ブロック及び出力素子ブロックの断面図である。
【図22】入力端子台ブロックの斜視図である。
【図23】入力素子ブロックの斜視図である。
【図24】入力端子台ブロック及び入力素子ブロックの断面図である。
【図25】この発明の実施の形態4のプログラマブルコントローラを示すリレー出力型の完結出力端子台ブロックの斜視図である。
【図26】完結出力端子台ブロックの側断面図である。
【図27】トランジスタ出力型の完結出力端子台ブロックの側断面図である。
【図28】トライアック出力型の完結出力端子台ブロックの側断面図である。
【図29】完結入力端子台ブロックの側断面図である。
【図30】この発明の実施の形態5のプログラマブルコントローラを示すリレー出力型の拡張出力端子台ブロックと駆動素子ブロックの斜視図である。
【図31】完結出力端子台ブロックと駆動素子ブロックの側断面図である。
【図32】トランジスタ出力型の拡張出力端子台ブロックと駆動素子ブロックの側断面図である。
【図33】トライアック出力型の拡張出力端子台ブロックの側断面図である。
【図34】拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックの側断面図である。
【図35】この発明の実施の形態6のプログラマブルコントローラを示す増設出力ユニットの上面図である。
【図36】図35のA−A線に沿う矢視断面図である。
【図37】脱着出力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。
【図38】完結出力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。
【図39】拡張出力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。
【図40】この発明の実施の形態7のプログラマブルコントローラを示す増設入力ユニットの上面図である。
【図41】図40のB−B線に沿う矢視断面図である。
【図42】脱着入力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。
【図43】完結入力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。
【図44】拡張入力端子台ブロックを用いた増設ユニットの側断面図である。
【図45】従来のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた正面図である。
【図46】従来のプログラマブルコントローラの側面断面図である。
【図47】従来のプログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。
【図48】従来のプログラマブルコントローラの側面断面図である。
【図49】プログラマブルコントローラの所定の部位を除いた上面図である。
【図50】CPU基板の上面図である。
【図51】プログラマブルコントローラと併用される従来の入出力用の増設ユニットの正面図である。
【図52】図51のC−C線に沿う矢視断面図である。
【符号の説明】
14b〜14l 入出力基板、314a〜314d 増設出力基板、414a〜414d 増設入力基板、19 増設コネクタ、319a,419a 後続増設コネクタ、319b,419b 増設相手コネクタ、22b〜22d CPU基板、28 マイクロプロセッサ、29 プログラムメモリ、35 出力インタフェース回路部、335 増設出力インタフェース回路部、36,36a 入力インタフェース回路部、436 増設入力インタフェース回路部、40a〜40c 出力端子台ブロック、340b 増設出力端子台ブロック、40h〜40j拡張出力端子台ブロック、340d 増設拡張出力端子台ブロック、40d〜40f 完結出力端子台ブロック、340c 増設完結出力端子台ブロック、340a 増設一体形出力端子台ブロック、41b,41c 入力端子台ブロック(入力端子部)、441b 増設入力端子台ブロック、41k 拡張入力端子台ブロック、441d 増設拡張入力端子台ブロック、41g 完結入力端子台ブロック、441c 増設完結入力端子台ブロック、41a 入力コネクタ(入力端子部)、441a 増設一体形入力端子台ブロック、43a〜43c,343a〜343c 出力素子ブロック、43h〜43j,343d 駆動素子ブロック、45a,45b,345a〜345d 出力端子、45c,45d コモン出力端子、44c,444a〜444c 入力素子ブロック、44a コネクタ端子(入力端子部)、44b 基板端子(入力端子部)、45,45e,45g,445a〜445d 入力端子、45f,45h コモン入力端子、44d,444d 開閉素子ブロック、46,346,446 端子ねじ(外部配線接続手段)、46c コモン端子ねじ(外部配線接続手段)、350a〜350d,481a〜481d 駆動素子、50a〜50d,150a〜150d,250a〜250d 駆動素子(電磁コイル)、60a〜60d,160a〜160d駆動素子(ホトトランジスタカプラ)、70a〜70d,170a〜170d駆動素子(ホトトライアックカプラ)、81a〜81d,181a〜181d駆動素子(ホトトランジスタカプラ)、260a〜260d,270a〜270d,281a〜281d 駆動素子(発光ダイオード)、351d,351a,351c,480a〜480d 開閉素子、80a〜80d,180a〜180d 開閉素子(ホトカプラトランジスタ)、51a〜51d,151a〜151d,251a〜251d 開閉素子(出力接点)、61a〜61d,161a〜161d,261a〜261d 開閉素子(パワートランジスタ)、71a〜71d,171a〜171d,271a〜271d 開閉素子(パワートライアック)、261e〜261h,280a〜280d 受光素子(ホトトランジスタ)、271e〜271h 受光素子(ホトトライアック)、61e〜61h,161e〜161h ホトカプラトランジスタ、71e〜71h,171e〜171h ホトカプラトライアック、54a〜54d,354b,454b 接触端子、64a〜64d,74a〜74d,84a〜84d 接触端子、55a,55b,65a,65b,75a,75b コモン接触端子、85a,85b コモン接触端子、354c 出力ソケット、154a〜154d,164a〜164d,174a〜174d 出力ソケット、155a,155b,165a,165b,175a,175b コモン出力ソケット、184a〜184d,484c 入力ソケット、185a,185b コモン入力ソケット、56a〜56d,156a〜156d,256a〜256d 駆動端子、356a〜356d 駆動端子、66a〜66d,166a〜166d,266a〜266d 駆動端子、76a〜76d,176a〜176d,276a〜276d 駆動端子、77a,77b,177a,177b,277a,277b コモン駆動端子、286a〜286d 開閉端子、57a,57b,157a,157b,257a,257b コモン開閉端子、67a,67b,167a,167b,267a,267b コモン開閉端子、86a〜86d,186a〜186d,486a〜486d 開閉端子、87a,87b,187a,187b,287a,287b コモン開閉端子、88a〜88d,188,288a〜288d 限流抵抗(限流回路)、90b〜90d プログラマブルコントロ−ラ、69b 連結突起部、69a,79,89a 嵌合突起部。

Claims (27)

  1. マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、
    CPU基板と入出力基板と出力素子ブロックと出力端子台ブロックとを有し、上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、
    上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び上記出力素子ブロックを搭載し、
    上記出力素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入出力基板と接続される駆動端子、及び該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の接触端子を有し、
    上記出力端子台ブロックは、一端が上記出力素子ブロックの上記各接触端子と係合する複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記出力端子台ブロックは、上記出力素子ブロックに重なって配置され且つ該出力素子ブロックに対して脱着可能となっている
    ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、
    CPU基板と入出力基板と完結出力端子台ブロックとを有し、
    上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、
    上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び出力ソケットを搭載し、
    上記完結出力端子台ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子、上記入出力基板の上記出力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記完結出力端子台ブロックは、上記入出力基板に対して脱着可能となっている
    ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  3. マイクロプロセッサとプログラムメモリとを搭載し、入力インタフェース回路部に接続された外部入力機器の動作状態と上記プログラムメモリに記憶されたプログラムの内容に基づいて、出力インタフェース回路部に接続された外部負荷を制御するプログラマブルコントローラであって、
    CPU基板と入出力基板と駆動素子ブロックと拡張出力端子台ブロックとを有し、
    上記CPU基板は、上記マイクロプロセッサ及び上記プログラムメモリを搭載し、上記入出力基板に対して互いの主面が平行となるように配置され、
    上記入出力基板は、上記入力インタフェース回路部、入力端子部、上記出力インタフェース回路部、及び上記駆動素子ブロックを搭載し、
    上記駆動素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子を上記入出力基板と接続される駆動端子を有し、
    上記拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックと空隙を置いて対向配置され、該各駆動素子の付勢時に磁気結合又は光結合によって閉路する複数の開閉素子、上記駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の出力端子、該出力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックに対して脱着可能となっている
    ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  4. 上記入力端子部は、複数の基板端子と入力端子台ブロックとを有し、
    上記基板端子は、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部と接続され、
    上記入力端子台ブロックは、一端が上記基板端子と係合する複数の入力端子と、該入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、上記入力端子台ブロックは、上記基板端子に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 上記入力端子部は、入力素子ブロックと入力端子台ブロックとを有し、
    上記入力素子ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入出力基板に接続される開閉端子、及び該開閉端子の反対面に配設され該各駆動素子と電気的に接続された複数の接触端子を有し、
    上記入力端子台ブロックは、一端が上記入力素子ブロックの接触端子と係合する複数の入力端子、該各入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記入力端子台ブロックは、上記入力素子ブロックに重なって配置され且つ該入力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  6. 上記入力端子部は、入力ソケットと完結入力端子台ブロックとを有し、
    上記入力ソケットは、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部と接続され、
    上記完結入力端子台ブロックは、複数の駆動素子、該各駆動素子の付勢時に閉路する複数の開閉素子、上記入力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され該各開閉素子と電気的に接続された複数の入力端子と該各入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記完結入力端子台ブロックは、上記入出力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記完結入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 上記入力端子部は、拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとを有し、
    上記拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックと空隙を置いて対向配置される駆動素子、一端が該駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子の他端に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記開閉素子ブロックは、上記入力インタフェース回路部に接続され上記駆動素子が付勢された時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子と該開閉素子を上記入出力基板に接続される開閉端子とを備え、
    上記拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかと上記拡張入力端子台ブロックとは上記入出力基板の対向する2辺に互いに平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  8. 上記入力端子部は、複数のコネクタ端子と入力コネクタと有し、
    上記コネクタ端子は、上記入出力基板に固定されて上記入力インタフェース回路部に接続され、
    上記入力コネクタは、上記コネクタ端子と係合し外部配線が接続される複数の入力端子を有し、
    上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれかは、上記入出力基板の対向する2辺のそれぞれに互いに平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  9. 増設出力基板と増設一体形出力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタ及び増設出力インタフェース回路部を搭載し、
    上記増設一体形出力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に接続される駆動端子、該駆動端子と直交する面に配置され上記開閉素子と電気的に接続された出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと増設一体形出力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  10. 増設出力基板と増設出力素子ブロックと増設出力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタ及び増設出力インタフェース回路部と搭載し、
    上記増設出力素子ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に接続される駆動端子、該駆動端子と直交する面に配置され上記開閉素子と電気的に接続された接触端子を有し、
    上記増設出力端子台ブロックは、上記増設出力素子ブロックの上記接触端子と係合する複数の出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記増設出力端子台ブロックは、上記増設出力素子ブロックに重なって配置され且つ該増設出力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設出力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  11. 増設出力基板と増設完結出力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設出力インタフェース回路部と出力ソケットとを搭載し、
    上記増設完結出力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する出力素子ブロック、上記増設出力基板に設けられた出力ソケットに挿入接続される駆動端子、該駆動端子の反対面に配設され上記開閉素子と電気的に接続された出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記増設完結出力端子台ブロックは、上記増設出力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設完結出力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  12. 増設出力基板と駆動素子ブロックと増設拡張出力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設出力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設出力インタフェース回路部と駆動素子ブロックとを搭載し、
    上記駆動素子ブロックは、複数の駆動素子、該駆動素子を上記増設出力基板に接続するための駆動端子を有し、
    上記増設拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子と空隙を置いて対向配置され該各駆動素子の付勢時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子、該開閉素子が上記駆動端子の直交する面上で電気的に接続する出力端子、該出力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記増設拡張出力端子台ブロックは、上記駆動素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設拡張出力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  13. 増設入力基板と増設一体形入力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される相手コネクタと増設入力インタフェース回路部とを搭載し、
    上記増設一体形入力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に接続される開閉端子、該開閉端子と直交する面に配置され上記駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設一体形入力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  14. 増設入力基板と増設入力素子ブロックと増設入力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と上記増設入力素子ブロックとを搭載し、
    上記増設入力素子ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に接続固定される開閉端子、該開閉端子と直交する面に配置され上記駆動素子と電気的に接続された接触端子とを有し、
    上記増設入力端子台ブロックは、上記増設入力素子ブロックの接触端子と係合する複数の入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記増設入力端子台ブロックは、上記増設入力素子ブロックに重なって配置され且つ該増設入力素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設入力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  15. 増設入力基板と増設完結入力端子台ブロックとをさらに有し、
    上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と入力ソケットとを搭載し、
    上記増設完結入力端子台ブロックは、複数の駆動素子及び該各駆動素子の付勢時に閉路する開閉素子を有する入力素子ブロック、上記増設入力基板に設けられた入力ソケットに挿入接続される開閉端子、該開閉端子の反対面に配設され上記駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記増設完結入力端子台ブロックは、上記増設入力基板に対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設完結入力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  16. 増設入力基板と増設拡張入力端子台ブロックと開閉素子ブロックとをさらに有し、
    上記増設入力基板は、上記CPU基板又は上記入出力基板に設けられた増設コネクタに対して配線接続される増設相手コネクタと増設入力インタフェース回路部と開閉素子ブロックとを搭載し、
    上記増設拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックと空隙を置いて対向配置される駆動素子、該駆動素子と電気的に接続された入力端子、該入力端子入力端子に設けられ外部配線が接続される外部配線接続手段を有し、
    上記開閉素子ブロックは、上記増設入力インタフェース回路部に接続され上記駆動素子が付勢された時に磁気結合又は光結合によって閉路する開閉素子、該開閉素子を上記増設入力基板に接続するための開閉端子を有し、
    上記増設拡張入力端子台ブロックは、上記開閉素子ブロックに対して脱着可能となっていると共に、上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックと上記増設拡張入力端子台ブロックとは直交するように配列されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  17. 上記出力素子ブロックは、上記駆動素子である電磁コイルを付勢することによって、上記開閉素子である出力接点を閉路するものである
    ことを特徴とする請求項1から3、9から12のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  18. 上記出力素子ブロックは、上記駆動素子であるホトトランジスタカプラを付勢することによってホトカプラトランジスタが感応して、上記開閉素子であるパワートランジスタを閉路するものである
    ことを特徴とする請求項1、2、9から11のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  19. 上記開閉素子は、上記駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトランジスタが感応して、上記開閉素子であるパワートランジスタを閉路するものである
    ことを特徴とする請求項3又は12に記載のプログラマブルコントローラ。
  20. 上記出力素子は、上記駆動素子であるホトトライアックカプラを付勢することによってホトカプラトライアックが感応して、上記開閉素子であるパワートラアイアックを閉路するものである
    ことを特徴とする請求項1、2、9から11のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  21. 上記開閉素子は、上記駆動素子である発光ダイオードを付勢することによってホトトライアックが感応して、上記開閉素子であるパワートライアックを閉路するものである
    ことを特徴とする請求項3又は12に記載のプログラマブルコントローラ。
  22. 上記駆動素子は、限流抵抗を通じて駆動されるホトトランジスタカプラであると共に、上記開閉素子は該ホトトランジスタカプラの出力部であるホトカプラトランジスタである
    ことを特徴とする請求項5、6、13から15のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  23. 上記駆動素子は、限流抵抗を通じて駆動される発光ダイオードであると共に、上記開閉素子は該発光ダイオードの発光を検出して感応動作するホトトランジスタである
    ことを特徴とする請求項7又は16に記載のプログラマブルコントローラ。
  24. 上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか又は上記入力端子台ブロックは、二段構成で千鳥配置された上記出力端子又は上記入力端子を有し、
    上記出力端子又は上記入力端子は、複数の出力又は入力に対して共通接続されて端子数を削減するコモン端子を有し、
    上記コモン端子は、上記端子台ブロックの上下の中間部又は対角線位置で対称な位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  25. 上記出力素子ブロック、上記入力素子ブロック、上記駆動素子ブロック、上記開閉素子ブロックは、所定入出力点数単位で一体にブロック化され、各ブロック体は連結突起部によって相互に連結可能となっている
    ことを特徴とする請求項1、3、5、7、10、12、14、16のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  26. 上記出力端子台ブロック、上記完結出力端子台ブロック、及び上記拡張出力端子台ブロックのいずれか、上記入力端子台ブロック、上記出力素子ブロック、上記入力素子ブロックは、相互に嵌合係合する誘導壁としての嵌合突起部を有している
    ことを特徴とする請求項1、5、10、14のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  27. 上記増設出力基板又は増設入力基板は複数の増設ユニットを順次接続するための後続増設コネクタを備え、該後続増設コネクタは増設出力端子台又は入力端子台の取付け位置とは異なる側面部に取付けられていて、後段配置された増設ユニットの増設相手コネクタが挿入されるものである
    ことを特徴とする請求項9から16のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
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