JP2006111157A - 車両用エキストラクタ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
閉断面構造のリヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けることで、車体剛性(特に、リヤエンド部の剛性)を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能(ロードノイズ等の音の伝播防止、NVH低減など)との両立を達成することができる車両用エキストラクタ構造の提供を目的とする。
【解決手段】
車体前部に配設されたエンジンの排気管16が車体後部を形成するリヤエンド部14に隣接する後方位置まで延設された車両の車室内の空気を車室外に排気する車両用エキストラクタ構造であって、リヤエンド部14は閉断面形状に形成され、リヤエンド部14の車室内側略中央部に車室内側開口23を設けると共に、リヤエンド部14の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口24,25を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
閉断面構造のリヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けることで、車体剛性(特に、リヤエンド部の剛性)を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能(ロードノイズ等の音の伝播防止、NVH低減など)との両立を達成することができる車両用エキストラクタ構造の提供を目的とする。
【解決手段】
車体前部に配設されたエンジンの排気管16が車体後部を形成するリヤエンド部14に隣接する後方位置まで延設された車両の車室内の空気を車室外に排気する車両用エキストラクタ構造であって、リヤエンド部14は閉断面形状に形成され、リヤエンド部14の車室内側略中央部に車室内側開口23を設けると共に、リヤエンド部14の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口24,25を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、車両の車室内の空気を車室外に排気するような車両用エキストラクタ構造に関する。
一般に、ドア開閉時の乗員の快適性確保、並びに空調風の換気を目的として車両には車室内の空気を車室外へ排出するエキストラクタ構造が採用されている。
この車両用エキストラクタ(extractor)構造には次のような性能が要求される。
この車両用エキストラクタ(extractor)構造には次のような性能が要求される。
すなわち、車室外から車室内へ空気が侵入しないこと、ロードノイズや排気音等の音が車室内に伝播しないこと、排気管から放出される排気ガス等の臭いが車室内に侵入しないこと、水が車室内に侵入しないことを確保しつつ、車室内の空気および空調風の換気が可能なことが要求される。
従来、上述例の車両用エキストラクタ構造としては特許文献1、特許文献2に記載の構造がある。
特許文献1に記載の構造は、リヤクオータパネルから下方に延びるロアパネルを設け、このロアパネルの後輪後方で、かつバンパサイドと対応する部位に車室外側開口を形成し、この車室外側開口をトノカバーで形成される空気流通経路を介してリアフロアのスリットに連通させ、このスリットを車室内側開口に設定したもので、車室内の空気はスリット、空気流通経路、車室外側開口を介して換気される。
特許文献1に記載の構造は、リヤクオータパネルから下方に延びるロアパネルを設け、このロアパネルの後輪後方で、かつバンパサイドと対応する部位に車室外側開口を形成し、この車室外側開口をトノカバーで形成される空気流通経路を介してリアフロアのスリットに連通させ、このスリットを車室内側開口に設定したもので、車室内の空気はスリット、空気流通経路、車室外側開口を介して換気される。
しかし、この従来構造においては、車室外側開口の開口位置が後輪および排気管に近いので、ロードノイズや排気音等の音が車室内に伝播されやすく、また排気ガスの臭いが車室内に侵入しやすいうえ、ショートオーバハングの車両に採用する場合には、車体剛性との関係上、上述の車室外側開口の形成が困難となる問題点があった。
また、特許文献2に記載の構造は、リヤコーナ部においてリヤクオータパネルとリヤフェンダパネルとの間に、上下方向に閉断面が形成されるようにレインフォースメントを接合し、上述のリヤクオータパネルには車室内と閉断面内部とを連通する車室内側開口を形成し、この車室内側開口よりも下方にオフセットした位置で、後輪の後方かつバンパサイドと対応する部分においてリヤフェンダパネルおよびレインフォースメントには車室外と閉断面内部とを連通する車室外側開口を形成したもので、車室内の空気は、車室内側開口、閉断面内部、車室外側開口を介して換気される。
しかし、この従来構造においても、車室外側開口の開口位置が後輪および排気管に近いので、ロードノイズや排気音等の音が車室内に伝播されやすく、また排気ガスの臭いが車室内に侵入しやすいうえ、ショートオーバハングの車両に採用する場合には、車体剛性との関係上、上述の車室外側開口の形成が困難となる問題点があった。
特開2000−280828号公報
特開平6−144289号公報
そこで、この発明は、閉断面構造のリヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けることで、車体剛性(特に、リヤエンド部の剛性)を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能(ロードノイズ等の音の伝播防止、NVH低減など)との両立を達成することができる車両用エキストラクタ構造の提供を目的とする。
この発明による車両用エキストラクタ構造は、車体前部に配設されたエンジンの排気管が車体後部を形成するリヤエンド部に隣接する後方位置まで延設された車両の車室内の空気を車室外に排気する車両用エキストラクタ構造であって、上記リヤエンド部は閉断面形状に形成され、上記リヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けたものである。
上記構成によれば、車両の車室内の空気は、車室内側開口から流入し、リヤエンド部の閉断面内を流動した後に、車室外側開口から換気(流出)される。
特に、車室外側開口の開口位置は、従来構造のバンパサイド対向部と異なり、車体後部を形成するリヤエンド部に設定されているので、リヤオーバハングを短縮したコンパクトな車両に対しても充分にレイアウトすることができる。
特に、車室外側開口の開口位置は、従来構造のバンパサイド対向部と異なり、車体後部を形成するリヤエンド部に設定されているので、リヤオーバハングを短縮したコンパクトな車両に対しても充分にレイアウトすることができる。
しかも、複数の車室外側開口を設けたので、これら車室外側開口の1つ1つの開口面積を小さくしつつ、開口面積の総和によりエキストラクタに必要とする開口面積を確保することができ、開口面積が大きい単一の車室外側開口を設ける構造と比較して、車体剛性(リヤエンド部の剛性)を確保することができる。
要するに、車体剛性を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能との両立を達成することができる。
この発明の一実施態様においては、上記車室外側開口は車室内側開口に対して上記排気管と離間する方向にオフセットした位置の車室外側位置に設けられたものである。
上記構成によれば、複数の車室外側開口が排気管から離間しているので、排気ガス臭および排気音の車室内への侵入を防止することができ、さらに車室外側開口は後輪からも離間しているので、ロードノイズ等の音が車室内へ伝播されるのを防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記車室外側開口は大きさが異なる複数の開口から構成されたものである。
上記構成によれば、大きさが異なる複数の開口により開口面積を確保しつつ、車体剛性を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記車室外側開口は車幅方向に複数設けられ、車幅方向外方の開口が車幅方向内方の開口に対して高位置となるように形成されたものである。
上記構成によれば、車幅方向の外方に位置する開口は高位置に形成されているので、車両が傾斜した川床等の路面を走行しても水の侵入を防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記車室外側開口は車幅方向に複数設けられ、車幅方向外方の開口の面積が車幅方向内方の開口の面積に対して小さくなるように形成されたものである。
上記構成によれば、車幅方向の外方に位置する開口は、その開口面積が小さい所謂小開口に形成されているので、排気音、ロードノイズ等の音の侵入をより一層確実に防止することができる。特に、車幅方向外側の車室外側開口は後輪に近づくが、この開口を小さくすることで、ロードノイズの侵入を防止することができる。
上記構成によれば、車幅方向の外方に位置する開口は、その開口面積が小さい所謂小開口に形成されているので、排気音、ロードノイズ等の音の侵入をより一層確実に防止することができる。特に、車幅方向外側の車室外側開口は後輪に近づくが、この開口を小さくすることで、ロードノイズの侵入を防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記車室内側開口には、車室内から車室外への空気の排出を許容し、車室外から車室内への空気の侵入を遮断するワンウエイ構造の遮断弁が設けられたものである。
上記構成によれば、上述のワンウエイ構造の遮断弁で車室外から車室内への空気の侵入を遮断するので、臭い、音、ノイズ等に対するエキストラクタ性能の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記リヤエンド部はリヤエンドアウタパネルとリヤエンドインナパネルとが接合されて閉断面に構成され、上記リヤエンドインナパネルに車室内側開口を一体的に設けたものである。
上記構成によれば、リヤエンド部の閉断面を容積室として利用することができるので、エキストラクタ性能の向上を図ることができ、また車室内側開口と車室外側開口との間の車幅方向の経路を長く設定することが可能となり、この結果、ノイズ、水、臭いが車室内に侵入しにくい。つまり、リヤエンド閉断面によりチャンバが構成されるので、NVH性能(なお、NVHはnoise,vibration,harshnessの略で、ノイズ,振動,連成振動を意味する)と難水性能とが向上する。加えて、車室内側開口をリヤエンドインナパネルに一体的に設けたので、構造のシンプル化を達成することができる。
上記構成によれば、リヤエンド部の閉断面を容積室として利用することができるので、エキストラクタ性能の向上を図ることができ、また車室内側開口と車室外側開口との間の車幅方向の経路を長く設定することが可能となり、この結果、ノイズ、水、臭いが車室内に侵入しにくい。つまり、リヤエンド閉断面によりチャンバが構成されるので、NVH性能(なお、NVHはnoise,vibration,harshnessの略で、ノイズ,振動,連成振動を意味する)と難水性能とが向上する。加えて、車室内側開口をリヤエンドインナパネルに一体的に設けたので、構造のシンプル化を達成することができる。
この発明の一実施態様においては、上記リヤエンド部はリヤエンドアウタパネルとリヤエンドインナパネルとが接合されて閉断面に構成され、上記リヤエンドアウタパネルに車室外側開口を一体的に設けたものである。
上記構成によれば、リヤエンド部の閉断面を容積室として利用することができるので、エキストラクタ性能の向上を図ることができ、また車室内側開口と車室外側開口との間の車幅方向の経路を長く設定することが可能となり、この結果、ノイズ、水、臭いが車室内に侵入しにくい。つまり、リヤエンド閉断面によりチャンバが構成されるので、NVH性能と難水性能とが向上する。加えて、車室外側開口をリヤエンドアウタパネルに一体的に設けたので、構造のシンプル化を達成することができる。
この発明の一実施態様においては、上記遮断弁は可撓性を有するシート部材から成り、該シート部材が車室内側開口に取付けられたものである。
上記構成によれば、可撓性のシート部材にてシンプルかつ安価な遮断弁を構成することができ、類似車種において遮断弁構造を共用化することもできる。
この発明の一実施態様においては、上記リヤエンド部を車室外側から覆うリヤバンパが取付けられたものである。
上記構成によれば、車室外側開口をリヤバンパにより保護することができ、水の浸入を防止すると共に、見栄えの向上を図ることができる。
この発明によれば、閉断面構造のリヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けたので、車体剛性(特に、リヤエンド部の剛性)を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能(ロードノイズ等の音の伝播防止、NVH低減など)との両立を達成することができる効果がある。
車体剛性を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能との両立を達成するという目的を、閉断面構造のリヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けるという構造にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用エキストラクタ構造を示すが、まず、図1を参照して車体構造について概略的に説明する。
図面は車両用エキストラクタ構造を示すが、まず、図1を参照して車体構造について概略的に説明する。
フロアパネル1の中央部には車両の前後方向に延びるトンネル部2が一体または一体的に形成され、トンネル部2と左右のサイドシル3との間には車幅方向に延びるクロスメンバ4が設けられている。
車体側部には、上述のサイドシル3と、ヒンジピラー5と、フロントピラー6と、ルーフサイド部7とセンタピラー8とで囲繞されたフロントドア開口9が形成され、このフロントドア開口9にはフロントドア(図示せず)が開閉自在に取付けられると共に、サイドシル3と、センタピラー8と、ルーフサイド部7と、クオータピラー10とで囲繞されたリヤドア開口11が形成され、このリヤドア開口11にはリヤドア(図示せず)が開閉自在に取付けられる。
車体後部には、リヤヘッダ部12と、左右のリヤピラー13,13と、リヤエンド部14とで囲繞された荷室開口15が形成され、この荷室開口15にはハッチゲート(図示せず)が開閉可能に取付けられる。
さらに、車体前部に配設されたエンジン(図示せず)の排気管16が、車体後部を形成する上述のリヤエンド部14に隣接する後方の右側位置まで延設されている。
なお、図中、17はルーフ、18はリヤフロアである。
さらに、車体前部に配設されたエンジン(図示せず)の排気管16が、車体後部を形成する上述のリヤエンド部14に隣接する後方の右側位置まで延設されている。
なお、図中、17はルーフ、18はリヤフロアである。
次に、図2〜図6を参照して車両用エキストラクタ構造について説明する。
図2はリヤエンド部14を車両後方から見た状態で示す図面(但し、リヤバンパを取外した状態の説明図)、図3は図2の斜視図、図4は図2のA−A線矢視断面図、図5は図2のB−B線矢視断面図、図6は図2のC−C線矢視断面図である。
図2はリヤエンド部14を車両後方から見た状態で示す図面(但し、リヤバンパを取外した状態の説明図)、図3は図2の斜視図、図4は図2のA−A線矢視断面図、図5は図2のB−B線矢視断面図、図6は図2のC−C線矢視断面図である。
図2〜図6において、上述のリヤエンド部14は車両内側に位置するリヤエンドインナパネル20と、車両外側に位置するリヤエンドアウタパネル21とを備え、リヤエンドインナパネル20の背面の上方部にリヤエンドアウタパネル21を接合して、車幅方向に延びる閉断面22を形成している。
詳しくは、上述のリヤエンドアウタパネル21はその上下両部に車幅方向に延びる接合フランジ部21a,21bを有し、上側の接合フランジ部21aをリヤエンドインナパネル20の対応する接合フランジ部20aに接合し、下側の接合フランジ部21bをリヤエンドインナパネル20の対応するフラット部20bに接合して、リヤエンド部14を閉断面22構造に構成したものである。
上述のリヤエンド部14の車室内側略中央部(但し、車室内側中央部を含む)においてリヤエンドインナパネル20には図4に示すように、閉断面22と連通可能な車室内側開口23(以下単にインナ開口23と略記する)を一体的に設けている。
また上述のリヤエンド部14のインナ開口23に対して排気管16と車幅方向に離間するように左方向にオフセットした位置(望ましくは車幅方向左端部側)の車室外側位置におけるリヤエンドアウタパネル21には図1,図2,図3,図5,図6に示すように、閉断面22と直接連通する複数の車室外側開口24,25(以下単にアウタ開口24,25と略記する)を一体的に設けている。
これら複数のアウタ開口24,25は図2、図3に示すように互に車幅方向に離間して、リヤエンドアウタパネル21に開口形成されたもので、これらのアウタ開口24,25はその大きさ、および、上下位置がそれぞれ異なるように構成されている。
すなわち、複数のアウタ開口24,25において、車幅方向外方の開口25は相対的に車幅方向内方寄りの開口24に対して高位置となるように形成され、また車幅方向外方の開口25の開口面積は相対的に車幅方向内方寄りの開口24の開口面積に対して小さくなるように形成されている。
図2、図3で示すこの実施例ではアウタ開口24,25を共に丸孔で形成しているので、車幅方向外方のアウタ開口25が小径で、相対的に車幅方向内方寄りのアウタ開口24が大径となるように構成されている。
このように、バンパサイドに対比して加工性、作業性が有利なリヤエンド部14にインナ開口23およびアウタ開口24,25を形成したものであり、特にアウタ開口24,25はリヤエンド部14の剛性確保を図るために複数に分散して形成すると共に、アウタ開口24,25を複数と成すことで、音、臭い、水の侵入が少ない部位を選定して該アウタ開口24,25の形成位置を設定することができる。
ところで、上述のインナ開口23は図7に拡大図で示すように格子形状に構成されている。
すなわち、リヤエンドインナパネル20をプレス加工する時、インナ開口23に対して横方向の複数の棧23aと、縦方向の複数の棧23bと、傾斜方向の複数の棧23cとが残るようにインナ開口23を打ち抜き加工して、該インナ開口23を格子構造に形成したものである。なお、上述のインナ開口23の格子構造は図7に示す格子パターンに限定されるものではなく、他の格子構造を採用してもよいことは勿論であり、このような格子パターンにより後述するシート部材27の正確な動作を確保するものである。
すなわち、リヤエンドインナパネル20をプレス加工する時、インナ開口23に対して横方向の複数の棧23aと、縦方向の複数の棧23bと、傾斜方向の複数の棧23cとが残るようにインナ開口23を打ち抜き加工して、該インナ開口23を格子構造に形成したものである。なお、上述のインナ開口23の格子構造は図7に示す格子パターンに限定されるものではなく、他の格子構造を採用してもよいことは勿論であり、このような格子パターンにより後述するシート部材27の正確な動作を確保するものである。
そして、上述のインナ開口23には、図4に示すように、車室内から車室外への空気の排出を許容し、車室外から車室内への空気の侵入を遮断するワンウェイ構造の遮断弁26(いわゆる逆止弁)が設けられている。
上述の遮断弁26は可撓性を有するゴム製のシート部材27を備え、このシート部材27がリヤエンドインナパネル20のインナ開口23の口縁部に取付けられている。
上述の遮断弁26は可撓性を有するゴム製のシート部材27を備え、このシート部材27がリヤエンドインナパネル20のインナ開口23の口縁部に取付けられている。
この実施例では、上述のシート部材27上端部をリヤエンドインナパネル20の閉断面22側の面においてインナ開口23の口縁部に接着固定し、該シート部材27が図4に仮想線で示すようにインナ開口23を開放した時、車室内から閉断面22内のチャンバを介して車室外へ空気を排出することを許容し、シート部材27が図4に実線で示すようにインナ開口23を閉塞した時、車室外から閉断面22内のチャンバを介して車室内へ空気が侵入しようとするのを遮断するように構成している。また上述のインナ開口23の格子構造によりシート部材27が車室内側に垂れ下がるのを防止して、シート部材27の正確な動作を確保する。
ところで、図4,図5,図6に示すように、上述のリヤエンド部14を車室外側から覆う樹脂製のリヤバンパ28を設け、このリヤバンパ28でアウタ開口24,25を保護すると共に、このリヤバンパ28の車両前方部位には車幅方向に延びる補強部材(剛性部材)としてのバンパレインフォースメント29を張架している。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように構成した車両用エキストラクタ構造の作用を以下に説明する。
ドア開閉時に乗員の快適性を確保する目的で、車室内の空気を排気する場合、または空調風を換気する場合、車室内の空気は図4に矢印aで示すように、リヤエンドインナパネル20のインナ開口23から遮断弁26のシート部材27を押し開いて閉断面22内に流入し、この閉断面22内のチャンバを車幅方向に流動した後に、図5、図6に矢印bで示すように排気管16と離間するオフセット位置のアウタ開口24,25から車室外に排気される。
ドア開閉時に乗員の快適性を確保する目的で、車室内の空気を排気する場合、または空調風を換気する場合、車室内の空気は図4に矢印aで示すように、リヤエンドインナパネル20のインナ開口23から遮断弁26のシート部材27を押し開いて閉断面22内に流入し、この閉断面22内のチャンバを車幅方向に流動した後に、図5、図6に矢印bで示すように排気管16と離間するオフセット位置のアウタ開口24,25から車室外に排気される。
一方、車室外から車室内へ空気が侵入しようとする場合、遮断弁26のシート部材27がインナ開口23を閉塞するので、斯る空気の侵入を遮断して、排気ガス臭などの臭い、ロードノイズ等の音などの侵入を良好に防止することができる。
ところで、車両がほぼ水平な川床等の路面を走行する場合、または車両の性能テスト時において、水面W1が図8に示す位置まで達しても、アウタ開口24,25からの水侵入を防止することができる。また、車両が傾斜した川床等の路面を走行する場合、水面W2が図9に示す位置まで達しても、アウタ開口24,25からの水侵入を防止することができる。特に、車幅方向外方に位置するアウタ開口25を高位置に開口形成したので、傾斜した川床走破時においても有利となる。
このように、図1〜図9で示した実施例の車両用エキストラクタ構造は、車体前部に配設されたエンジンの排気管16が車体後部を形成するリヤエンド部14に隣接する後方位置まで延設された車両の車室内の空気を車室外に排気する車両用エキストラクタ構造であって、上記リヤエンド部14は閉断面22形状に形成され、上記リヤエンド部14の車室内側略中央部にインナ開口23を設けると共に、該リヤエンド部14の車室外側に車幅方向に複数のアウタ開口24,25を設けたものである。
この構成によれば、車両の車室内の空気は、インナ開口23から流入し、リヤエンド部14の閉断面22内を車幅方向に流動した後に、アウタ開口24,25から換気(流出)される。
特に、アウタ開口24,25の開口位置は、従来構造のバンパサイド対向部と異なり、車体後部を形成するリヤエンド部14に設定されているので、リヤオーバハングを短縮したコンパクトな車両に対しても充分にレイアウトすることができる。
しかも複数のアウタ開口24,25を設けたので、これらアウタ開口24,25の1つ1つの開口面積を小さくしつつ、開口面積の総和によりエキストラクタに必要とする開口面積を確保することができ、開口面積が大きい単一のアウタ開口を設ける構造と比較して、車体剛性(リヤエンド部14の剛性)を確保することができる。
要するに、車体剛性を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能との両立を達成することができる。
要するに、車体剛性を確保しつつ、リヤオーバハングが短縮化された車両レイアウトと、エキストラクタ性能との両立を達成することができる。
また、上記アウタ開口24,25は、インナ開口23に対して上記排気管16と離間する方向(図示実施例では右側の排気管16に対して離間する左方)にオフセットした位置の車室外側位置に設けられたものである。
この構成によれば、複数のアウタ開口24,25が排気管16から離間しているので、排気ガス臭および排気音の車室内への侵入を防止することができ、さらにアウタ開口24,25は後輪からも離間しているので、ロードノイズ等の音が車室内へ伝播されるのを防止することができる。
さらに、上記アウタ開口24,25は大きさが異なる複数の開口から構成されたものである。
この構成によれば、大きさが異なる複数の開口24,25により開口面積を確保しつつ、車体剛性を確保することができる。
この構成によれば、大きさが異なる複数の開口24,25により開口面積を確保しつつ、車体剛性を確保することができる。
加えて、上記アウタ開口24,25は車幅方向に複数設けられ、車幅方向外方の開口25が車幅方向内方の開口24に対して高位置となるように形成されたものである。
この構成によれば、車幅方向の外方に位置する開口25は高位置に形成されているので、車両が傾斜した川床等の路面を走行しても水の侵入を防止することができる(図9参照)。
しかも、上記アウタ開口24,25は車幅方向に複数設けられ、車幅方向外方の開口25の面積が車幅方向内方の開口24の面積に対して小さくなるように形成されたものである。
この構成によれば、車幅方向の外方に位置する開口25は、その開口面積が小さい所謂小開口に形成されているので、排気音、ロードノイズ等の音の侵入をより一層確実に防止することができる。特に、車幅方向外側のアウタ開口25は後輪に近づくが、この開口25を小さくすることで、ロードノイズの侵入を防止することができる。
また、上記インナ開口23には、車室内から車室外への空気の排出を許容し、車室外から車室内への空気の侵入を遮断するワンウエイ構造の遮断弁26(図4参照)が設けられたものである。
この構成によれば、上述のワンウエイ構造の遮断弁26で車室外から車室内への空気の侵入を遮断するので、臭い、音、ノイズ等に対するエキストラクタ性能の向上を図ることができる。
さらに、上記リヤエンド部14はリヤエンドアウタパネル21とリヤエンドインナパネル20とが接合されて閉断面22に構成され、上記リヤエンドインナパネル20にインナ開口23を一体的に設けたものである。
この構成によれば、リヤエンド部14の閉断面22を容積室として利用することができるので、エキストラクタ性能の向上を図ることができ、またインナ開口23とアウタ開口24,25との間の車幅方向の経路を長く設定することが可能となり、この結果、ノイズ、水、臭いが車室内に侵入しにくい。つまり、リヤエンド閉断面22によりチャンバが構成されるので、NVH性能と難水性能とが向上する。加えて、インナ開口23をリヤエンドインナパネル20に一体的に設けたので、構造のシンプル化を達成することができる。
同様に、上記リヤエンド部14はリヤエンドアウタパネル21とリヤエンドインナパネル20とが接合されて閉断面22に構成され、上記リヤエンドアウタパネル21にアウタ開口24,25を一体的に設けたものである。
この構成によれば、リヤエンド部14の閉断面22を容積室として利用することができるので、エキストラクタ性能の向上を図ることができ、またインナ開口23とアウタ開口24,25との間の車幅方向の経路を長く設定することが可能となり、この結果、ノイズ、水、臭いが車室内に侵入しにくい。つまり、リヤエンド閉断面22によりチャンバが構成されるので、NVH性能と難水性能とが向上する。加えて、アウタ開口24,25をリヤエンドアウタパネル21に一体的に設けたので、構造のシンプル化を達成することができる。
また、上記遮断弁26は図4で示したように、可撓性を有するシート部材27から成り、該シート部材27がインナ開口23(詳しくはインナ開口23の口縁部)に開閉可能に取付けられたものである。
この構成によれば、可撓性のシート部材27にてシンプルかつ安価な遮断弁26を構成することができ、類似車種において遮断弁構造を共用化することもできる。
さらに、上記リヤエンド部14を車室外側から覆うリヤバンパ28が取付けられたものである。
この構成によれば、アウタ開口24,25をリヤバンパ28により保護することができ、水の浸入を防止すると共に、見栄えの向上を図ることができる。
図10は車両用エキストラクタ構造の他の実施例を示し、図1〜図9で示した先の実施例においては複数のアウタ開口24,25のうち車幅方向外方のアウタ開口25を小径の丸孔にて形成し、車幅方向内方寄りの開口24を大径の丸孔にて形成したが、図10に示すこの実施例では車幅方向内方寄りの開口24を外方の開口25と同一高さ位置において長円形状に形成し、2つの開口24,25の開口面積の総和により、エキストラクタ性能に必要とする開口面積を確保しつつ、リヤエンド部14の車体剛性を維持すべく構成したものである。
このように、複数のアウタ開口24,25の双方を共に高位置に形成すると、水面W1(図8参照)がさらに上方に達しても、アウタ開口24,25からの水侵入を防止することができる。
図10に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図10において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図11は車両用エキストラクタ構造の他の実施例を示し、開口部30をもった格子部材としてのグリル31と、このグリル31にその上端部が予め接着されたシート部材27とから成るバルブユニット32を設け、リヤエンドインナパネル20のインナ開口23の口縁部に上述のグリル31を介してシート部材27を取付け、バルブユニット32側の開口部30と、インナ開口23と、閉断面22内とを連通可能に構成したものである。
このように、遮断弁26がグリル31とシート部材27とを備え、リヤエンドインナパネル20のインナ開口23の口縁部に上記グリル31を介してシート部材27が取付けられたものである。
この構成によれば遮断弁26がバルブユニット32としてユニット化されており、リヤエンドインナパネル20の車室側の面に接合することができるので、遮断弁26なかんずくシート部材27の組付け性の向上を図ることができると共に、グリル31の格子構造によりシート部材27が車室内側方向に垂れ下がるのを防止することができるので、シート部材27の正確な動作を確保することができる。
なお、図11で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様あるから図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図12はバルブユニット32の他の実施例を示すものである。図12に示すこの実施例においてはリヤエンドインナパネル20のインナか開口23を隔てた上下両部において、その車室内側の面にフロント方向に突出する複数のボルト33,33を溶接手段等により一体的に接合固定する一方、グリル31のボルト頭部と対応する部分には凹部を形成し、開口部30、グリル31、シート部材27を備えたバルブユニット32をナット34を用いて車室内側の同方向からボルト33,33に着脱可能に締付け、該バルブユニット32を取付け、取外し可能に構成し
たものである。
たものである。
このように構成しても、図11で示した先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図12において図11と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車室内側開口は、実施例のインナ開口23に対応し、
以下同様に、
複数の車室外側開口は、アウタ開口24,25に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
この発明の車室内側開口は、実施例のインナ開口23に対応し、
以下同様に、
複数の車室外側開口は、アウタ開口24,25に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、複数の車室外側開口の数量は2以上であってもよく、これら車室外側開口は大きさのみならず、形状をも異ならせてもよい。
14…リヤエンド部
16…排気管
20…リヤエンドインナパネル
21…リヤエンドアウタパネル
22…閉断面
23…インナ開口(車室内側開口)
24,25…アウタ開口(車室外側開口)
26…遮断弁
27…シート部材
28…リヤバンパ
16…排気管
20…リヤエンドインナパネル
21…リヤエンドアウタパネル
22…閉断面
23…インナ開口(車室内側開口)
24,25…アウタ開口(車室外側開口)
26…遮断弁
27…シート部材
28…リヤバンパ
Claims (10)
- 車体前部に配設されたエンジンの排気管が車体後部を形成するリヤエンド部に隣接する後方位置まで延設された車両の車室内の空気を車室外に排気する車両用エキストラクタ構造であって、
上記リヤエンド部は閉断面形状に形成され、
上記リヤエンド部の車室内側略中央部に車室内側開口を設けると共に、
該リヤエンド部の車室外側に車幅方向に複数の車室外側開口を設けた
車両用エキストラクタ構造。 - 上記車室外側開口は車室内側開口に対して上記排気管と離間する方向にオフセットした位置の車室外側位置に設けられた
請求項1記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記車室外側開口は大きさが異なる複数の開口から構成された
請求項1または2記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記車室外側開口は車幅方向に複数設けられ、車幅方向外方の開口が車幅方向内方の開口に対して高位置となるように形成された
請求項1〜3の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記車室外側開口は車幅方向に複数設けられ、車幅方向外方の開口の面積が車幅方向内方の開口の面積に対して小さくなるように形成された
請求項1〜4の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記車室内側開口には、車室内から車室外への空気の排出を許容し、車室外から車室内への空気の侵入を遮断するワンウエイ構造の遮断弁が設けられた
請求項1〜5の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記リヤエンド部はリヤエンドアウタパネルとリヤエンドインナパネルとが接合されて閉断面に構成され、
上記リヤエンドインナパネルに車室内側開口を一体的に設けた
請求項1〜6の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記リヤエンド部はリヤエンドアウタパネルとリヤエンドインナパネルとが接合されて閉断面に構成され、
上記リヤエンドアウタパネルに車室外側開口を一体的に設けた
請求項1〜7の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記遮断弁は可撓性を有するシート部材から成り、該シート部材が車室内側開口に取付けられた
請求項1〜8の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。 - 上記リヤエンド部を車室外側から覆うリヤバンパが取付けられた
請求項1〜9の何れか1に記載の車両用エキストラクタ構造。
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JP2004301325A JP2006111157A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 車両用エキストラクタ構造 |
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