JP2006110144A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水槽の内部に発生した泡、又は除湿器の内部に侵入した泡を、総使用水量を多くすることなく消去できるようにする。
【解決手段】 第1の手段として、洗い行程の後の排水中に、水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプを作動させる(S6〜S8)。第2の手段として、泡の過剰発生が検知されたときに、上記循環ポンプを作動させる。第3の手段として、脱水行程中、ドラムの回転速度が設定最高回転速度に達するまでの間に、上記循環ポンプを作動させる。これらにより、循環ポンプで循環される水槽内部の水で(新たに供給する水を使用することなく)、水槽の内部に発生した泡、又は除湿器の内部に侵入した泡の消去ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水槽内部における泡の過剰発生に対処する改良を施したドラム式洗濯乾燥機に関する。
従来より、ドラム式洗濯乾燥機においては、洗濯物をドラムの内部に収容し、更に洗濯水及び洗剤をドラムの内部に収容して、ドラムを回転させることにより、洗濯物の洗い行程が行なわれるようになっている。このため、その洗い行程中には、洗剤を含んだ洗濯水が盛んに撹拌され、それによって、洗剤が一般の非低発泡洗剤であった場合には、非常に多くの泡が発生する。この発生した泡は、ドラム内から排水しても排出されず、水だけが排出されて、泡は残ってしまう。
そして、ドラム式洗濯乾燥機においては、洗濯物の脱水も、ドラムを回転させることにより行われるようになっており、特に洗い行程直後の脱水行程中には、上述のごとく発生して残った泡に、更に洗濯物から絞り出された洗剤液(洗剤を含んだ洗濯水)がドラムとこれを収容した水槽との間でドラムの回転による一層の撹拌作用を受けて発生する泡が加わる。そして、それらの泡は、ドラムの回転により更に撹拌されることで、最終的には粘りのあるクリーム状に変化し、それがドラムの回転を阻害してしまって、ドラムの回転が上がらないことにより、充分な脱水ができなくなる。
又、ドラム式洗濯乾燥機においては、水槽の外部に除湿器が設けられると共に、水槽内部の空気をその除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置、並びに除湿器の内部に注水する注水装置が設けられ、これらにより、洗濯物を乾燥させる乾燥行程において、水槽内部の空気の循環除湿をするようになっている。上述の水槽内部に発生した泡は、それに通じた除湿器の内部にも浸入し、この浸入した泡がそのまま、あるいはその後のすすぎ行程のための給水により押し上げられて、上記送風装置や、更にはその風下部分に具えられた温風生成用の加熱装置の内部に入り込み、それらに害を与える可能性がある。
こうした事情から、従来においては、洗い行程の後、水槽内部の水を排出して、新たに水槽内部に洗い行程で貯留した水位以上に水を供給して貯留し、この状態で、ドラムを所定回数揺動させることにより、水槽内部(水槽とドラムとの間並びにドラム内部)に発生した泡を水に浸漬させて消去させるようにしたものが供されている。
又、そのほかのものとして、洗い行程中に除湿器の内部に給水することにより、該除湿器の内部に浸入した泡を水滴でつぶしたり、水流で流したりして消去させるようにしたものも存在する。
特開2002−273093号公報 特開平10−33878号公報
上述のものの場合、いずれも泡を消滅するのに使用する水は、それ専用に新たに供給される水であり、その分、総使用水量が多くなっていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、水槽の内部に発生した泡、又は除湿器の内部に侵入した泡を、総使用水量を多くすることなく消去することのできるドラム式洗濯乾燥機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯乾燥機においては、第1に、外箱の内部に弾性支持して設けられた水槽と、この水槽の内部に設けられ、駆動装置により回転駆動されるドラムと、前記水槽の外部に設けられた除湿器と、前記水槽内部の空気を前記除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置と、前記除湿器の内部に注水する注水装置と、前記水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプとを具備し、前記ドラムを回転駆動する洗い行程の後の、前記水槽内の水を排出する排水中に、前記循環ポンプを作動させるようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
本発明のドラム式洗濯乾燥機においては、第2に、外箱の内部に弾性支持して設けられた水槽と、この水槽の内部に設けられ、駆動装置により回転駆動されるドラムと、前記水槽の外部に設けられた除湿器と、前記水槽内部の空気を前記除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置と、前記除湿器の内部に注水する注水装置と、前記水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプと、前記水槽内部における泡の過剰発生を検知する泡過剰発生検知手段とを具備し、その泡の過剰発生が検知されたときに、前記循環ポンプを作動させるようにしたことを特徴とする(請求項2の発明)。
本発明のドラム式洗濯乾燥機においては、第3に、外箱の内部に弾性支持して設けられた水槽と、この水槽の内部に設けられ、駆動装置により回転駆動されるドラムと、前記水槽の外部に設けられた除湿器と、前記水槽内部の空気を前記除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置と、前記除湿器の内部に注水する注水装置と、前記水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプとを具備し、前記ドラムを回転駆動する洗い行程の後の、同ドラムを回転駆動する脱水行程中、そのドラムの回転速度が設定最高回転速度に達するまでの間に、前記循環ポンプを作動させるようにしたことを特徴とする(請求項3の発明)。
上記いずれの手段においても、循環ポンプで循環される水槽内部の水で、水槽の内部に発生した泡、又は除湿器の内部に侵入した泡の消去ができるものであり、総使用水量を多くすることなくそれらの泡を消去することができる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図7を参照して説明する。
まず、図2に示すように、ドラム式洗濯乾燥機全体の外殻を成す外箱1の前面部には、中央部にドア2を設け、上部に、操作パネル3と洗剤投入用ケース4とを設けている。
ドア2は、図3に示すように、外箱1の前面部の中央部に形成した洗濯物出入口5を開閉するもので、外箱1の前面部の裏側の上部(操作パネル3の裏側)には操作回路ユニット6を設け、下部に制御回路ユニット7を設けている。
外箱1の内部には水槽8を配設している。この水槽8は円筒状を成すものであり、その軸方向が前後(図3中、左右)となる横軸状で、しかも、前上がりの傾斜状に配設し、左右一対(一方のみ図示)のサスペンション9により弾性支持している。
水槽8の内部には、ドラム10を水槽8と同軸状(軸方向が前後となる横軸状で、しかも、前上がりの傾斜状)に配設している。このドラム10は、洗濯、脱水及び乾燥に共用の槽として機能するものであり、胴部のほゞ全域に通水孔であり通風孔でもある小孔11を多数有し(図3に一部のみ図示)、胴部の内周部には洗濯物掻き上げ用のバッフル12を複数有している(図3に1つのみ図示)。
水槽8及びドラム10は、いずれも前面部に洗濯物出し入れ用の開口部13,14を有しており、そのうちの水槽8の開口部13を、ベロー15によって前記外箱1の洗濯物出入口5に連ね、ドラム10の開口部14を水槽8の開口部13に臨ませることにより、ドラム10の内部に洗濯物出入口5が通じるようにしている。
水槽8の背面部には、ドラム10を回転駆動する駆動装置としてモータ16を配設している。このモータ16は、この場合、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ステータ16aを水槽8の背面部に取付け、ロータ16bの中心部に取付けた回転軸16cを水槽8内に挿通して、これの前端部にドラム10の背部の中心部を取付けている。
水槽8の下面部には水溜器17を取付けており、この水溜器17の内部に洗濯水加熱用のヒータ18を配設し、水溜器17の最低部である後部には排水用機内ホース19を接続している。
一方、水槽8上には、後側に送風装置20を配設し、前側に加熱装置21を配設している。このうち、送風装置20は、ケーシング22の内部に送風羽根23を設け、この送風羽根23を回転駆動するモータ24をケーシング22の外部に設けて成るものであり、それらの間をベルト伝動機構25により連結している。一方、加熱装置21は、ケース26の内部に温風生成用ヒータ27を設けて成るもので、ケース26の入口部に上記送風装置20のケーシング22の出口部を連通させている。
更に、水槽8上の前部には給風ダクト28を配設している。この給風ダクト28は、一端部を上記加熱装置21のケース26の出口部に連通させており、他端部を水槽8内に臨ませている。
水槽8の背面部には又、除湿器29を配設している。この除湿器29は、上部から水が注ぎ入れられることによって、内部を下方から通る空気の水分を水により熱交換して冷却し凝縮させて除湿する水冷式のものであり、全体に中空状を成している。又、この除湿器29は、図4に示すように、ドラム10の回転中心たる前記モータ16の回転軸16cに対して同心円状に湾曲する形状を成すものであり、モータ16を避けてその図中左側に配設している。
しかして、除湿器29は、下部に連通口である水出口兼用の空気入口30を有しており、その空気入口30を水槽8の内下部に連通させている。又、除湿器29は、上部を前記送風装置20のケーシング22に連通させており、以上の除湿器29、送風装置20、並びに前記加熱装置21、及び給風ダクト28により、後述のごとく洗濯物の乾燥に供する乾燥ユニット31(図3参照)を構成している。
除湿器29には、内部の上部に注水管32を横架して設けている。この注水管32は、除湿器29内の下方部を臨む下面部に例えば横一列状に多数の噴水口32aを有しており、除湿器29内に位置した一端部が閉塞し、開口した他端部に除湿器29外において注水チューブ33の一端部を接続し、該注水チューブ33の他端部を、前記外箱1内の最上部に配設した給水弁34に接続している。
外箱1内の最上部には又、水位センサ35と泡センサ36とを配設している。このうち、水位センサ35は、水槽8の底部に設けた図示しないエアトラップからエアチューブ37を介して伝えられる空気圧により水槽8内の水位を検知するようになっている。なお、水槽8内は前記小孔11を介してドラム10内と連通しており、水槽8内に貯水すれば、小孔11を通じてドラム10内にも貯水されるから、水位センサ35は水槽8内と共にドラム10内の水位をも検知する水位検知手段として機能する。
これに対して、泡センサ36は、除湿器29の背部に設けたエアトラップ38からエアチューブ39を介して伝えられる空気圧により除湿器29内の泡を検知するようになっている。なお、除湿器29内は前記空気入口30を介して水槽8内(水槽8とドラム10との間)と連通しており、更に、水槽8内は上述のようにドラム10内と連通しているから、ドラム10内から水槽8内に泡が発生し、更に、除湿器29内に泡が浸入して、それらが過剰となれば、それを泡センサ36が検知するものであり、従って、泡センサ36は水槽8内における泡の過剰発生を検知し、且つ除湿器29内における泡の過剰発生を検知する泡過剰発生検知手段として機能する。具体的には、泡センサ36は約数百〔Pa〕(参考値:数十〔mmH2O〕)程度の微小な空気圧の検知が可能なもので、水位センサ35より10倍ほど感度の高いものである。
外箱1の底部には、排水弁40を配設している。この排水弁40は、図5に示すように、弁筐40aを配水管41の中間部に形成したもので、その弁筐40aに前記排水用機内ホース19の先端部を接続している。又、弁筐40aの内部には弁体(図示せず)が位置し、この弁体を、弁筐40aの外方に位置したモータ42によりワイヤ43を介して図示しない復帰スプリングのばね力に抗し引張ることにより、開放するようになっている。
配水管41の一端部には、循環ポンプ44を配置している。この循環ポンプ44は、排水弁40の弁体より上流側で前記排水用機内ホース19に連通しており、それによって水槽8内から排水用機内ホース19を通じて吸水し、その水を吐水ホース45を通じて吐出するようになっている。
しかして、吐水ホース45の先端部は、除湿器29の上部に接続した例えばT字形の分岐継手46の一方の口に接続し、この分岐継手46の一方の口に主流水路として直線的に連なった他方の口には、配水ホース47を接続して、この配水ホース47の先端部を、水槽8の上部のほゞ中央に形成した還流口48に接続している。
又、除湿器29の上記分岐継手46直下の位置には、水槽8から除湿器29を通じて溢水するための溢水口49を形成しており、この溢水口49と前記配水管41の排水弁40より下流側部分とを溢水ホース50で接続している。
そして更に、配水管41の排水弁40より下流側部分には、排水用機外側ホース51を接続し、この排水用機外側ホース51の図示しない先端部側を機外に位置させている。
そして、図6には、前記外箱1の洗剤投入用ケース4が存する部分の裏側に配設した給水ケース52と、これの後方に配置した給水弁装置53とを示している。この給水弁装置53には、前記給水弁34が存すると共に、給水弁54,55が存し、そのうちの給水弁54を接続ホース56を介して上記給水ケース52の給水用受口57に接続し、給水ケース52は、その給水用受口57で受けた水を洗剤投入用ケース4の洗剤貯留部及び給水ホース58を介して前記水槽8の開口部13周りの上部から水槽8内に供給するようになっている。
又、それに対し、給水弁55は、接続ホース59を介して上記給水ケース52の仕上剤供給用受口60に接続し、給水ケース52は、その仕上剤供給用受口60で受けた水を洗剤投入用ケース4の仕上剤貯留部及び上記給水ホース58を介して同じく前記水槽8の開口部13周りの上部から水槽8内に供給するようになっている。
なお、前記排水弁40がモータ42の駆動力で開放される電動式であるのと同様に、給水弁34,54,55は電磁石の駆動力で開放される電動式である。
図7には、制御装置61を示している。この制御装置61は、例えばマイクロコンピュータから成るもので、前記制御回路ユニット7に含まれ、ドラム式洗濯乾燥機の運転全般を制御する制御手段として機能するようになっている。この制御装置61には、前記操作パネル3が有する各種の操作スイッチから成る操作入力部62より各種操作信号が入力されるようになっている。なお、操作入力部62は前記操作回路ユニット6に含まれており、操作パネル3が有する各種のスイッチに対する使用者の操作に応じた各種操作信号を出力するようになっている。
このほか、制御装置61には、前記水位センサ35から水位検知信号が入力されると共に、泡センサ36から泡検知信号が入力され、更に、前記モータ16の回転を検知するように設けた回転センサ63から回転検知信号が入力されるようになっている。なお、制御装置61は、回転センサ63からの回転検知信号に基づき、ドラム10の回転数を検知時間で除する演算をするようになっており、それによってドラム10の回転速度を検知する回転速度検知手段として機能するようになっている。
そして、制御装置61は、それらの入力並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、前記操作パネル3に存する各種表示器から成る表示部64に表示制御信号を与えると共に、前記給水弁34,54,55と、モータ16、送風装置20のモータ24、加熱装置21の温風生成用ヒータ27、循環ポンプ44、及び排水弁40用のモータ42を駆動する駆動回路65に駆動制御信号を与えるようになっている。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
今、使用者が操作パネル3に存する各種の操作スイッチから標準のコースを選択する操作をして、更に、運転を開始させる操作をすると、制御装置61は、図1に示すように、運転を開始(スタート)させて、最初に給水弁54を開放させることにより、前記接続ホース56から給水ケース52(洗剤投入用ケース4の洗剤貯留部)、給水ホース58を通じて水槽8内への給水をする(ステップS1)。
この後、制御装置61は、水位センサ35からの水位検知信号により、水槽8内の水位が所定水位に達したか否かの判断をし(ステップS2)、達した(YES)と判断されたところで、上記給水弁54を閉塞させる(ステップS3)。なお、このとき、洗剤は、洗剤投入用ケース4の上記洗剤貯留部にあらかじめセットしておくことにより、前記給水ケース52を通る水によって水槽8内に投入される。
次いで、制御装置61は、モータ16を正逆両方向に交互に回転させることにより、ドラム10を時計回りと反時計回りとに交互に回転させて洗濯物の洗いを行う洗い行程を所定時間実行するものであり(ステップS4)、このときに、水槽8内(水槽8とドラム10との間、並びにドラム10内)に泡が発生し、その一部が水槽8内から空気入口30を通って除湿器29の内部に侵入する。
この後、制御装置61は、排水弁40を開放させることにより、水槽8内の水を前記排水用機内ホース19、配水管41、及び排水用機外側ホース51を通じて機外に排出する(ステップS5)。
そして、その後、制御装置61は、循環ポンプ44を作動させることにより、上記水槽8内から排水用機内ホース19を通じて排出されつつある水を、排水弁40の上流側から吸入して、前記吐水ホース45、分岐継手46、及び配水ホース47を通じ、水槽8の還流口48から水槽8内に還流させると共に、上記分岐継手46から除湿器29内に注入する(ステップS6)。この除湿器29内に注入された水は、その後、除湿器29内を通って下部の空気入口30から水槽8内に還流されるものであり、従って、この場合、水槽8内の水は除湿器29を通して水槽8内に還流され、それに対して、前者は水槽8内に直接に還流される。
この水槽8内に直接に還流され、又、除湿器29を通して還流される水により、前記水槽8内(水槽8とドラム10との間、並びにドラム10内)に発生した泡、及び水槽8内から空気入口30を通じて除湿器29の内部に侵入した泡をつぶしたり流したりして消去できる。
又、水槽8内に直接に還流される水は、還流口48が水槽8の上部のほゞ中央に存することから、ドラム10の左右にほゞ均等に振り分けられて該ドラム10の小孔11からさながら雨のごとくドラム10内に還流されるものであり、それによって、ドラム10内の泡のつぶし消去に効果的に作用する。
しかして、その後、制御装置61は、所定時間が経過したか否かの判断をし(ステップS7)、経過した(YES)と判断されたところで、循環ポンプ44を停止させる(ステップS8)。
そして、その後は、脱水行程へと進む。
このように本構成のものでは、ドラム10を回転駆動する洗い行程の後の、水槽8内の水を排出する排水中に、循環ポンプ44を作動させるようにしたもので、それにより、循環ポンプ44で循環される水槽8内の水で、水槽8の内部に発生した泡、及び除湿器29の内部に侵入した泡の消去ができるものであり、従来のもののような新たに供給する水を使用することがないので、総使用水量を多くすることなくそれらの泡の消去ができる。
以上に対して、図8及び図9は本発明の第2及び第3実施例(第2及び第3の実施形態)を示すもので、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図8に示す第2実施例においては、制御装置61が、前述のステップS1〜S3(給水開始、水位判断、給水終了)を経た後に、モータ16を正逆両方向に交互に回転させることにより、ドラム10を時計回りと反時計回りとに交互に回転させて洗濯物の洗いを行なう洗い行程を開始する(ステップS101)。
そして、その洗い行程中に、泡センサ36からの泡検知信号により、水槽8内における泡の過剰発生が検知されたか否かの判断をし(ステップS102)、検知された(YES)と判断されたところで、排水弁40を開放させることにより、水槽8内の水を、前述同様、排水用機内ホース19、配水管41、及び排水用機外側ホース51を通じて機外に排出する(ステップS103)。
この状態で、前述のステップS6〜S8(循環ポンプ44作動、所定時間の経過判断、循環ポンプ44停止)を経、その後に、前記洗い行程を再開し(ステップS104)、それが所定時間行われれば、再び水槽8内からの排水を行う(ステップS105)。
そして、その後、脱水行程へと進む。
このように、本構成のものでは、洗い工程中、泡の過剰発生が検知されたときに、循環ポンプ44を作動させるようにしたもので、それにより、前述同様、循環ポンプ44で循環される水槽8内の水で、水槽8の内部に発生した泡、及び除湿器29の内部に侵入した泡の消去ができるものであり、従来のもののような新たに供給する水を使用することがないので、総使用水量を多くすることなくそれらの泡の消去ができる。
なお、泡の過剰発生を検知するのは、洗い行程中に限られず、次の脱水行程やすすぎ行程等であっても良い。
[第3実施例]
図9に示す第3実施例においては、制御装置61が、前述のステップS4,S5(洗い行程、排水)の後に、水位センサ35からの水位検知信号により、水槽8内の水位がリセット水位に達したと判断された後、所定時間が経過したか否かの判断をし(ステップS201)、経過した(YES)と判断されたところで、モータ16を正逆いずれかの方向に回転させることにより、ドラム10を時計回り又は反時計回りに回転させて洗濯物の脱水を行う脱水行程を開始する(ステップS202)。
なお、この脱水行程では、洗濯物が含んだ水がドラム10の回転による遠心力で小孔11から振り切られ、それが前記排水用機内ホース19、配水管41、及び排水用機外側ホース51を通じて機外に排出される。
そして、この脱水行程中であって、ドラム10の回転速度が設定最高回転速度に達するまでの間に、前述のステップS6〜S8(循環ポンプ44作動、所定時間の経過判断、循環ポンプ44停止)を経、その後に、ドラム10の回転速度を設定最高回転速度まで上昇させる。
このように、本構成のものでは、洗い行程の後の、ドラム10を回転駆動する脱水行程中、そのドラム10の回転速度が設定最高回転速度に達するまでの間に、循環ポンプ44を作動させるようにしたもので、それにより、前述同様、循環ポンプ44で循環される水槽8内の水で、水槽8の内部に発生した泡、及び除湿器29の内部に侵入した泡の消去ができるものであり、従来のもののような新たに供給する水を使用することがないので、総使用水量を多くすることなくそれらの泡の消去ができる。
又、この場合、循環ポンプ44を作動させるのは、ドラム10の回転速度が設定最高回転速度に達するまでの間であって、水槽8内から水が充分に排出されるまでの間であるから、水槽8内及び除湿器29内には泡の消去に充分効果のある量の水を還流させることができる。
なお、脱水行程後のすすぎ行程は、図示しないが、洗剤の投入がない以外、洗い行程と同様に行うものであり、それを例えば数回行った後の脱水行程は上述の脱水の行程と同様に行う。但し、この場合には、洗濯物が含む水の洗剤分は充分に希釈されていて、泡の発生はないと考えられるから、循環ポンプ44による泡消し運転は行わない。
そして、乾燥の行程は、これも図示しないが、モータ16によりドラム10を例えば洗い行程と同様に回転させ、同時に、給水弁34から注水チューブ33を通じて注水管32に注水しつつ、送風装置20と加熱装置21とを作動させる。これにより、ドラム10が回転される状況で、ドラム10内の空気が、小孔11から水槽8内に出て、該水槽8内から除湿器29内を下部の空気入口30から上部へと通される。又、このとき、除湿器29内には、給水弁34から注水管32に注入された水がその注水管32の噴水口32aから噴射されて流下し、この流下する水に、除湿器29内を通る上記ドラム10内の空気中の水蒸気が触れて冷却され、凝縮されることにより除湿される。
その除湿された空気は、その後、送風装置20のケーシング22内から加熱装置21のケース26内に送り込まれて、温風生成用ヒータ27により加熱されることにより温風化された後、給風ダクト28を通って水槽8内に還流され、更にドラム10内に還流される。このドラム10内に還流された空気は、ドラム10内を通る過程で該ドラム10内の洗濯物から湿気を奪い、その後、再び除湿器29内を下部から上部へと通されるということが繰返されて循環されるものであり、かくして、洗濯物の乾燥が行われる。
以上、本発明の実施例を述べたが、本発明はそれらに限られるものではなく、例えば、循環ポンプ44が水槽8内の水を還流させて泡を消去する相手部分は、水槽の内部と除湿器の内部との両方ではなく、そのいずれか一方のみであっても良い。又、循環ポンプ44は、洗い工程やすすぎ行程の折りに作動させることによって、洗濯物への水のしみこみや、粉末洗剤の溶解、洗濯物中の洗剤液の希釈等を促進し、もって洗濯効果を上げるのに使用するようにしても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す作用説明用のフローチャート 全体の正面図 全体の破断側面図 全体の、背板を取外した状態における背面図 内部構造の斜視図 異なる内部構造の斜視図 電気的構成のブロック図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は外箱、8は水槽、10はドラム、16はモータ(駆動装置)、20は送風装置、29は除湿器、36は泡センサ(泡過剰発生検知手段)、44は循環ポンプ、61は制御装置(制御手段)を示す。

Claims (3)

  1. 外箱の内部に弾性支持して設けられた水槽と、
    この水槽の内部に設けられ、駆動装置により回転駆動されるドラムと、
    前記水槽の外部に設けられた除湿器と、
    前記水槽内部の空気を前記除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置と、
    前記除湿器の内部に注水する注水装置と、
    前記水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプとを具備し、
    前記ドラムを回転駆動する洗い行程の後の、前記水槽内の水を排出する排水中に、前記循環ポンプを作動させるようにしたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 外箱の内部に弾性支持して設けられた水槽と、
    この水槽の内部に設けられ、駆動装置により回転駆動されるドラムと、
    前記水槽の外部に設けられた除湿器と、
    前記水槽内部の空気を前記除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置と、
    前記除湿器の内部に注水する注水装置と、
    前記水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプと、
    前記水槽内部における泡の過剰発生を検知する泡過剰発生検知手段とを具備し、
    その泡の過剰発生が検知されたときに、前記循環ポンプを作動させるようにしたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  3. 外箱の内部に弾性支持して設けられた水槽と、
    この水槽の内部に設けられ、駆動装置により回転駆動されるドラムと、
    前記水槽の外部に設けられた除湿器と、
    前記水槽内部の空気を前記除湿器を通して水槽内部に還流させる送風装置と、
    前記除湿器の内部に注水する注水装置と、
    前記水槽内部の水を直接に又は除湿器を通して水槽内部に還流させる循環ポンプとを具備し、
    前記ドラムを回転駆動する洗い行程の後の、同ドラムを回転駆動する脱水行程中、そのドラムの回転速度が設定最高回転速度に達するまでの間に、前記循環ポンプを作動させるようにしたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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