JP2006107265A - 防犯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 住宅等に防犯システムを設けるためだけに工事をする必要が無く、安価に設けることができ、広範囲にわたって不審者等の把握を可能とする。
【解決手段】 赤外線センサ4を家屋6の屋外に配置する。赤外線センサ4は、赤外線の発光部31を該発光部31と間隔を介して配置した受光部33で受光する、あるいは、反射部32で反射した赤外線を受光部33で受光する構成とし、発光部31と受光部33あるいは反射部32との間の領域を検知領域5とする。赤外線センサ4により検知領域5に人がいることを検知したときに、その検知信号を受けて人検知信号を出力する人検知信号出力部7を屋外に配置される給湯器1に設け、給湯器1には通信線2を介してリモコン装置3を接続する。人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときには、リモコン装置3の報知手段により、人検知有りの情報を表示と音声の少なくとも一方により報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば給湯器や暖房熱源機等の給湯熱源装置等、住宅等の屋外に配置される熱交換住設備と屋内に配置されるリモコン装置とを利用する防犯システムに関するものである。
近年、住宅等において、様々な防犯システムが用いられており、例えば、インターホンにより、玄関先にいる人の映像を屋内で確認できるようにすること等が行われている。(例えば、特許文献1、参照。)。
また、例えば図5に示すように、浴室23の窓24の付近にある軒下22に、人を検知できる赤外線センサ4等を設けて、赤外線センサ4の下部側領域を検知領域5(例えば図の破線に挟まれた領域)とし、この検知領域5を通って窓24から侵入する不審者等を把握しようとすることが提案されている。
なお、図5に示すように、浴室23の窓24の下部側近傍領域には据置型の給湯器1が配設される等、通常、家屋の屋外には給湯器1が配設されている。給湯器1は、外壁20を通して屋内(同図では浴室23)まで伸設された通信線を介し、リモコン装置に接続されている。
特開2003−346259号公報
しかしながら、上記のように、軒下22に赤外線センサ4等を設ける場合、その検知領域5は、軒下22の下部側の窓24の近傍領域のみであり、検知領域5が狭いといった問題がある。つまり、不審者等の把握のためには、もっと広範囲の領域において不審者等の検出を行うことが望ましい。
また、赤外線センサ4による人の検知信号を受ける装置や、赤外線センサ4による人の検知信号に基づいて防犯動作を行うための動作部を屋内に設けて接続するには、その接続線を通す穴を家屋に形成しなければならないため、家屋を傷めるおそれがある。また、設置作業も大変であり、そのための工事費用がかかり、結果的に、防犯システムを設けるためのコストが高くなってしまうといった問題もあった。
本発明は上記従来の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、住宅等に防犯システムを設けるためだけに工事をする必要が無く、安価に設けることができ、広範囲にわたって不審者等を的確に把握できる防犯システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、赤外線の発光部と、該発光部と間隔を介して配置される赤外線の受光部とを有して前記赤外線の発光部と受光部との間の領域を検知領域とする赤外線センサを屋外に配置し、該赤外線センサにより前記検知領域に人がいることを検知したときに前記赤外線センサからの検知信号を受けて人検知信号を出力する人検知信号出力部を屋外に配置される熱交換住設備に設け、該熱交換住設備には通信線を介してリモコン装置を接続し、前記人検知信号出力部が人検知信号を出力したときには人検知有りの情報を表示と音声の少なくとも一方により報知する報知手段を前記リモコン装置に設けた構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記赤外線センサは、赤外線の発光部と該発光部と間隔を介して配置される受光部とを有する代わりに、赤外線の発光部と、該発光部と間隔を介して配置されて前記発光部から発光される赤外線を反射する赤外線の反射部と、該反射部で反射した赤外線を受光する受光部とを備え、前記赤外線の発光部と反射部との間の領域を検知領域とする構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、前記熱交換住設備は給湯熱源装置であり、人検知信号出力部の人検知信号をリモコン装置に伝達する通信線は給湯熱源装置の制御用の通信回線を共用した構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第4の発明は、上記第1または第2または第3の発明の構成に加え、前記熱交換住設備とリモコン装置の少なくとも一方には、人検知信号出力部が人検知信号を出力したときに、人検知有りの情報を予め定められている設定電話番号の電話に送信する電話用データ送信部を設けた構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第5の発明は、上記第1乃至第4のいずれか一つの発明の構成に加え、前記熱交換住設備とリモコン装置の少なくとも一方には、人検知信号出力部が人検知信号を出力したときに警告を発する警告発生部を設けた構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第6の発明は、上記第1乃至第5のいずれか一つの発明の構成に加え、前記赤外線センサによる人の検知感度を可変設定できる人検知感度可変設定部を設けた構成をもって課題を解決する手段としている。
本発明によれば、人の検知を行う赤外線センサ(赤外線センサシステム)は、赤外線の発光部と、該発光部と間隔を介して配置される赤外線の受光部とを有して前記赤外線の発光部と受光部との間の領域を検知領域とする、または、赤外線の発光部と、該発光部と間隔を介して配置されて前記発光部から発光される赤外線を反射する赤外線の反射部と、該反射部で反射した赤外線を受光する受光部とを備え、前記赤外線の発光部と反射部との間の領域を検知領域とし、検知領域を広く設定することができるので、広範囲の領域において不審者等の検出を行うことができる。
また、本発明によれば、前記赤外線センサにより前記検知領域に人がいることを検知したときに、前記赤外線センサからの検知信号を受けて人検知信号を出力する人検知信号出力部を、屋外に配置される熱交換住設備に設けており、該熱交換住設備には通信線を介して接続されたリモコン装置と前記熱交換住設備の少なくとも一方に、前記人検知信号に基づいて動作を行うための構成を設けているので、赤外線センサによる人の検知信号を受ける装置や、この検知信号に基づいて防犯動作を行うための構成(装置等)を屋内に設けて赤外線センサに接続するための接続線を、家屋に穴を形成して設ける必要がない。
そのため、前記接続線を通すための穴の形成によって家屋を傷めるおそれは無く、そのための工事費用や、接続線設置の工事費用も不要となり、結果的に、防犯システムを設けるためのコストを安くできる。
そして、上記赤外線センサによって、広範囲にわたって人の検知を行って、人の検知信号が出力されたときに、人検知有りの情報を表示と音声の少なくとも一方により報知するので、使用者に不審者等がいるという情報を的確に把握させることができる。
また、本発明の防犯システムにおいて、熱交換住設備は給湯熱源装置であり、人検知信号出力部の人検知信号をリモコン装置に伝達する通信線は給湯熱源装置の制御用の通信回線を共用した構成によれば、通常、住宅に必然的に設置される給湯熱源装置の通信回線を利用して防犯システムを構成できるので、新たな通信線の配線を行う手間を省け、配線設置により見栄えを損なうこともなく、より安価に防犯システムを構築できる。
さらに、本発明の防犯システムにおいて、熱交換住設備とリモコン装置の少なくとも一方には、人検知信号出力部が人検知信号を出力したときに、人検知有りの情報を予め定められている設定電話番号の電話に送信する電話用データ送信部を有する構成によれば、例えば使用者が留守中であっても、不審者等が検知されたことを、設定電話番号の電話によって把握することができる。
さらに、本発明の防犯システムにおいて、熱交換住設備とリモコン装置の少なくとも一方には、人検知信号出力部が人検知信号を出力したときに警告を発する警告発生部が設けられている構成によれば、例えば泥棒等の不審者が赤外線センサの検知領域に入った時に、熱交換住設備の警告発生部により警告を発することにより、不審者が逃げ出すように仕向けることができる。また、リモコン装置から警報を発すれば、リモコン装置の近くに使用者がいない場合でも、不審者等が近づいたことを使用者が直ちに気づくことができ、防犯機能を高めることができる。
さらに、本発明の防犯システムにおいて、赤外線センサによる人の検知感度を可変設定できる人検知感度可変設定部を有している構成によれば、例えば、赤外線センサが設置されている場所を猫等が通りやすい時間帯に、赤外線センサによる人の検知感度を小さく設定することにより、赤外線センサが必要以上に人の検知を行う(人以外の生き物等を人と誤検知する)といったことを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略または簡略化する。
図1には、本発明に係る防犯システムの一実施形態例の設置構成が平面図により模式的に示されており、図2には、この防犯システムのシステム構成例が示されている。
本実施形態例の防犯システムは、図1に示すように、家屋6の屋外に配置した赤外線センサ(赤外線センサシステム)4と給湯器1とを有しており、給湯器1には、赤外線センサ4によって、その検知領域5に人がいることを検知したときに、赤外線センサ4からの検知信号を受けて人検知信号を出力する人検知信号出力部7が設けられている。赤外線センサ4は人を検知する人検知センサとして機能し、その電源は給湯器1に設けられている。赤外線センサ4と人検知信号出力部7とは、接続線17を介して接続されている。
前記赤外線センサ4は、図3(a)の側面図および図1に示すように、赤外線の発光部(投光部)31と、該発光部31から発光される赤外線を反射する赤外線の反射部32と、該反射部32で反射した赤外線を受光する受光部33とを備えた反射型の赤外線センサである。赤外線の受光部33は発光部31の下部側に配置され、赤外線の反射部32は、発光部31および受光部33と間隔を介して配置されており、発光部31と反射部32との間隔が、本実施形態例に適用されている赤外線センサ4の検知領域5である。
なお、本実施形態例では、人検知センサとして赤外線センサを適用しているが、人検知センサは、超音波センサ等の他の人検知センサとしてもよい。
給湯器1は、屋外に配置される熱交換住設備であり、風呂用、台所給湯用等、様々なものが適用されるが、いずれも、通常、住宅に必然的に設けられる。
また、図1、図2に示すように、給湯器1には通信線2を介してリモコン装置3が接続されており、通信線2は、給湯器1の制御用の通信回線を使用(共用)している。なお、図1において、リモコン装置3は屋内に1つだけ設けられている状態が示されているが、リモコン装置3は、浴室や台所等の適宜の場所に1つ以上配置されるものである。複数のリモコン装置3を設ける場合は、これらのリモコン装置3は、互いに通信線を介して接続される。
リモコン装置3には、給湯器用信号送受信部15、ディスプレイ部16、報知指示部21、音声発信部12、人検知感度可変設定部11、警告発生部10(10b)、給湯運転指示部19が設けられている。また、給湯器1には、リモコン用信号送受信部14、人検知信号出力部7、電話用データ送信部9、警告発生部10(10a)、燃焼制御部18が設けられている。
リモコン装置3の給湯器用信号送受信部15は、リモコン装置3からの送信信号を、通信線2を介して給湯器1に送信したり、給湯器1側からの送信信号を、通信線2を介して受信したりするものである。
給湯器1のリモコン用信号送受信部14は、給湯器1側からの送信信号を、通信線2を介してリモコン装置3側に送信したり、リモコン装置3からの送信信号を、通信線2を介して受信したりするものである。
このように、本実施形態例では、給湯器用信号送受信部15とリモコン用信号送受信部14とにより、通信線2を介しての、給湯器1とリモコン装置3との双方向通信を行う構成と成している。
リモコン装置3の報知指示部21は、前記人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに、リモコン装置3に人検知有りの情報を表示と音声の両方により報知する指示を行うものである。
ディスプレイ部16は、給湯器1の燃焼運転の有無や、給湯関連設定情報等を表示する表示画面であり、本実施形態例では、上記報知指示部21からの指示を受けて、人検知有りの情報の表示も行う。この情報表示は、文字情報によるものや、人検知有りを示すランプの点滅、点灯等の、予め定められた適宜の表示方法により行われるものである。
音声発信部12は、例えば給湯器1による浴槽の自動湯張り動作の開始時や終了時に、この動作情報を音声により発信し、リモコン装置3のスピーカー(図示せず)から発信するものであり、本実施形態例では、報知指示部21からの指示を受けて、人検知有りの情報を発信する動作も行う。この情報の発信は、例えば「人を検知しました。」といったような言葉での伝達や、ブザーや警報器の疑似音による伝達等、予め定められた適宜の方法により行われる。
本実施形態例の防犯システムにおいて、上記報知指示部21と、ディスプレイ部16と、音声発信部12を有して、人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに、リモコン装置3に人検知有りの情報を表示と音声の両方により報知する報知手段を形成している。
つまり、本実施形態例において、赤外線センサ4により人の検知が行われて、人検知信号出力部7が人検知信号を出力すると、この「人検知有り」の信号がリモコン用信号送受信部14に加えられ、さらに、通信線2を介してリモコン3の給湯器用信号送受信部15に伝達される。そうすると、前記「人検知有り」の信号が報知指示部21に加えられ、「人検知有り」の情報が、上記のように適宜の方法により、リモコン装置3のディスプレイ部16に表示されると共に、「人検知有り」の情報が、音声発信部12から発信され、上記のような適宜の方法により、スピーカーを介して報知される。
なお、通信線2は、給湯器1の通信回線を使用(共用)しているので、リモコン装置3の給湯運転指示部19の指示を給湯器用信号送受信部15から給湯器1のリモコン用信号送受信部14に加える機能も有しており、給湯運転指示部19の指示がリモコン用信号送受信部14に加えられると、この指示信号は燃焼制御部18に加えられ、給湯器1が給湯燃焼運転等を適宜行う。なお、この給湯燃焼運転に関する説明は省略する。
給湯器1に設けられている電話用データ送信部9は、前記人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに、「人検知有り」の情報を、予め定められている設定電話番号の電話に送信するものであり、本実施形態例では、「人検知有り」の情報を携帯電話13に送信する。このデータは、例えばメールの形態で携帯電話13に送信され、ディスプレイ部に文字情報として表示されたり、音声情報として送信され、携帯電話13の持ち主に音声で伝達されたりする。
なお、本実施形態例では、電話用データ送信部9は給湯器1に設けられているが、電話用データ送信部9は、リモコン装置3に設けてもよい。
なお、電話用データ送信部9を有線により警察や警備会社等の電話に接続し、人検知信号出力部7がその検知領域に人がいることを検知したときに、人検知信号出力部7が人を検知したという信号を、110番や予め定められている設定電話番号の警備会社の電話に送信してもよい。
警告発生部10は、前記人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに警告を発する。この警告は、例えば光と音と振動の少なくとも一つの手段によって発するものであり、例えばスピーカー等を介して警告を発したり、ライトを当てる等、様々な適用が可能である。本実施形態例では、給湯器1に警告発生部10(10a)が、リモコン装置3に警告発生部10(10b)がそれぞれ設けられている。
なお、例えば、通信線2の切断等を検出するセンサを設け、例えば不審者により通信線2が切断されたときにも、リモコン装置3の警告発生部10bが警告を発するように構成することもできる。このように構成すると、警告により、不審者が逃げ出すように仕向ける等の効果を発揮できる。また、電源線が切断された場合は、本体(ここでは給湯器1)のメモリバックアップ用バッテリーを用いて本体から警告を発してもよい。
人検知感度可変設定部11は、赤外線センサ4による人の検知感度を可変設定するものである。人検知感度可変設定部11により人の検知感度の可変設定が行われると、この検知感度可変設定指示が給湯器用信号送受信部15に加えられ、さらに、通信線2を通してリモコン用信号送受信部14に加えられる。そして、前記検知感度可変設定指示が赤外線センサ4に加えられ、赤外線センサ4の検知感度が可変設定される。
本実施形態例の防犯システムは以上のように構成されており、人の検知を行う赤外線センサ4は、赤外線の発光部31と反射部32と受光部33とを備えて、前記赤外線の発光部31と反射部32との間の領域を検知領域5とするセンサであるため、赤外線の発光部31と反射部32との間隔を、例えば10m程度に適宜広く形成することによって、検知領域5を広く設定することができ、広範囲の領域において不審者等の検出を行うことができる。
例えば、図1の例では、家屋6において、通常は、人の出入りが無い裏側(玄関のドアの反対側)領域全体を赤外線センサ4の検知領域5としているので、家屋6の裏側から家屋6内に侵入しようとしている不審者等を確実に検知し、把握できるようにすることができる。
また、本実施形態例によれば、赤外線センサ4により前記検知領域5に人がいることを検知したときに、赤外線センサ4からの検知信号を受けて人検知信号を出力する人検知信号出力部7を、屋外に配置される給湯器1に設けているので、赤外線センサ4と人検知信号出力部7とを接続する接続線17を通すための穴を家屋6に設ける必要が無く、この穴の形成によって家屋を傷めるおそれは無い。また、そのための工事費用や、接続線設置の工事費用も不要となり、結果的に、防犯システムを設けるためのコストを安くできる。
さらに、本実施形態例によれば、赤外線センサ4によって人の検知が行われたときには、人検知信号出力部7が人検知信号を出力し、この人検知信号を、住宅等に必然的に設けられる給湯器1とリモコン装置3とに介設される通信線2を介してリモコン装置3に伝達できるので、人検知信号を屋内に伝達するための接続線を新たに設ける必要も無く、防犯システムを設けるためのコストを安くできるし、新たな通信線の配線を行う手間を省け、配線設置により見栄えを損なうことも無い。
そして、本実施形態例では、上記人検知有りの情報を、リモコン装置3によって、表示と音声の両方により報知することにより、使用者に不審者等がいるという情報を的確に把握させることができる。
さらに、本実施形態例の防犯システムによれば、人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに、人検知有りの情報を予め定められている設定電話番号の電話に送信する電話用データ送信部を有するので、例えば使用者が留守中であっても、設定電話番号の携帯電話13等によって不審者等が検知されたことを把握することができる。
さらに、本実施形態例の防犯システムによれば、人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに警告を発する警告発生部10が、リモコン装置3と給湯器1の両方に設けられているので、例えば泥棒等の不審者が赤外センサ4の検知領域5に近づいた時に、給湯器1の警告発生部10aにより警告を発することにより、不審者が逃げ出すように仕向けることができる。また、リモコン装置3の警告発生部10bから警報を発すれば、リモコン装置3の近くに使用者がいない場合でも、不審者等が近づいたことを使用者が直ちに気づくことができ、防犯機能を高めることができる。
さらに、本実施形態例の防犯システムによれば、赤外線センサ4による人の検知感度を可変設定できる人検知感度可変設定部11を有しているので、例えば、赤外線センサ4の検知領域5を猫等が通りやすい時間帯には、赤外線センサ4による人の検知感度を小さく設定することにより、赤外線センサ4による誤検知を抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、図3(b)の斜視図に示すように、赤外線センサ4は、赤外線の発光部31と、該発光部31と間隔を介して配置される赤外線の受光部33とを有して、前記赤外線の発光部31と受光部33との間の領域を検知領域5とする赤外線センサとしてもよい。また、図3(c)に示すように、赤外線センサ4は、発光部31からの赤外線を人や猫等が反射するのを受光部33が受光するタイプの赤外線センサとしてもよい。このような赤外線センサは、例えば人や猫等が赤外線センサ4と近い距離(例えば5m以下)の場合に用いるとよい。
また、赤外線センサ4の配置形態は、適宜設定されるものであり、例えば図4(a)の平面図に示すように、家屋6の外周側全領域を検知できるように、家屋6を囲む態様で、複数の赤外線センサ4を配置してもよい。この場合、例えば人検知信号出力部7が複数の赤外線センサ4のうち、いずれの赤外線センサ4からの検知信号であるかを区別判断できるようにしたり、複数の赤外線センサ4のうち1つ以上の赤外線センサ4を、時間帯に応じて選択的に動作させるようにしたりすると、状況に応じた防犯対策を適宜行える防犯システムを実現できる。
さらに、図4(b)の側面図に示すように、配置高さが高い位置と低い位置とにそれぞれ赤外線センサ4を設けると、検知領域5を広くできるし、例えば、配置高さが高い位置の赤外線センサ4のみにより検知が行われたときには、猫等の小動物が通過したと判断し、配置高さが高い位置の赤外線センサ4と低い位置の赤外線センサ4の両方により検知が行われたときには、人の検知であると判断したりする等、状況の把握を適切に行い、状況に応じた防犯対策を適宜行うことができる防犯システムを実現できる。
さらに、上記実施形態例では、赤外線センサ4と人検知信号出力部7とを、接続線17を介して接続したが、接続線17を省略し、赤外線センサ4による人の検知信号を無線により人検知信号出力部7に伝達する構成としてもよい。
さらに、上記実施形態例では、給湯器1とリモコン装置3の両方に警告発生部10を設けたが、給湯器1とリモコン装置3のいずれか一方にのみ警告発生部10を設けてもよいし、警告発生部10を省略することもできる。ただし、警告発生部10を設けると、犯罪を未然に防ぐ上で有利であり、好ましい。
また、上記実施形態例では、電話用データ送信部9を設けたが、電話用データ送信部9は省略することもできる。
さらに、上記実施形態例では、人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに、人検知有りの情報を表示と音声の両方により報知したが、人検知有りの情報は、表示と音声のいずれか一方により報知する構成としてもよい。
さらに、上記実施形態例では、人検知感度可変設定部11を設けたが、人検知感度可変設定部11は省略することもできる。
さらに、本発明の防犯システムは、人検知信号出力部7が人検知信号を出力したときに、給湯器1が浴槽への湯張り動作を連動して行ったり、あるいは燃焼用空気ファンや燃焼用点火装置の動作を行うような構成としてもよい。つまり、湯張りが設定されて待機状態にあるような場合に、人検知信号が出力されたときには湯張りが開始されるようにしたり、疑似給湯動作を行うことにより、家人の在宅を装うことができるので、防犯上有利となる。
さらに、上記実施形態例では、人検知信号出力部7を設ける熱交換住設備を給湯器1としたが、人検知信号出力部7を設ける屋外配置の熱交換住設備は、冷暖房熱源機やコジェネレーションシステム等の熱源装置としてもよい。この場合も、人検知信号出力部7から出力される信号をリモコン装置3に伝達する通信線2は熱源装置の制御用の通信回線を使用しても使用しなくてもよいが、通信線2は熱源装置の制御用の通信回線を使用したほうが、設置が容易となり、コストも低減できるので好ましい。
さらに、人検知信号出力部7を設ける屋外配置の熱交換住設備は、給湯器1等の給湯熱源装置とするとは限らず、エアコンの室外機等の設備としてもよい。
さらに、リモコン装置3は、電源スイッチを操作すると表示を含めて全ての機能を停止状態にする省エネタイプの装置としてもよい。この場合、赤外線センサ4と人検知信号出力部7のみはONとしておき、この人検知信号出力部7から「人検知有り」の信号を受けたならば、この信号で、リモコン装置3の電源スイッチをONとしてディスプレイ表示可能状態にできるようにすることで、省エネと防犯を両立できる。
本発明に係る防犯システムの一実施形態例の設置構成を模式的に示す説明図である。 本発明に係る防犯システムの一実施形態例の制御構成をブロック図により示す説明図である。 上記実施形態例およびその他の実施形態例に設けられる赤外線センサの構成例を、それぞれ模式的に示す説明図である。 本発明に係る防犯システムの他の実施形態例に適用される赤外線センサの設置構成例を模式的に示す説明図である。 従来の防犯システムにおける赤外線センサの配置例を、給湯器の正面側から見た図により示す説明図である。
符号の説明
1 給湯器
2 通信線
3 リモコン装置
4 赤外線センサ
5 検知領域
7 人検知信号出力部
9 電話用データ送信部
10 警告発生部
11 人検知感度可変設定部
12 音声発信部
13 携帯電話
14 リモコン用信号送受信部
15 給湯器用信号送受信部
16 ディスプレイ部
17 接続線
21 報知指示部

Claims (6)

  1. 赤外線の発光部と、該発光部と間隔を介して配置される赤外線の受光部とを有して前記赤外線の発光部と受光部との間の領域を検知領域とする赤外線センサを屋外に配置し、該赤外線センサにより前記検知領域に人がいることを検知したときに前記赤外線センサからの検知信号を受けて人検知信号を出力する人検知信号出力部を屋外に配置される熱交換住設備に設け、該熱交換住設備には通信線を介してリモコン装置を接続し、前記人検知信号出力部が人検知信号を出力したときには人検知有りの情報を表示と音声の少なくとも一方により報知する報知手段を前記リモコン装置に設けたことを特徴とする防犯システム。
  2. 赤外線センサは、赤外線の発光部と該発光部と間隔を介して配置される受光部とを有する代わりに、赤外線の発光部と、該発光部と間隔を介して配置されて前記発光部から発光される赤外線を反射する赤外線の反射部と、該反射部で反射した赤外線を受光する受光部とを備え、前記赤外線の発光部と反射部との間の領域を検知領域とすることを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
  3. 熱交換住設備は給湯熱源装置であり、人検知信号出力部の人検知信号をリモコン装置に伝達する通信線は給湯熱源装置の制御用の通信回線を共用したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の防犯システム。
  4. 熱交換住設備とリモコン装置の少なくとも一方には、人検知信号出力部が人検知信号を出力したときに、人検知有りの情報を予め定められている設定電話番号の電話に送信する電話用データ送信部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の防犯システム。
  5. 熱交換住設備とリモコン装置の少なくとも一方には、人検知信号出力部が人検知信号を出力したときに警告を発する警告発生部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の防犯システム。
  6. 赤外線センサによる人の検知感度を可変設定できる人検知感度可変設定部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の防犯システム。
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