JP2006106240A - 回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置 - Google Patents

回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006106240A
JP2006106240A JP2004290998A JP2004290998A JP2006106240A JP 2006106240 A JP2006106240 A JP 2006106240A JP 2004290998 A JP2004290998 A JP 2004290998A JP 2004290998 A JP2004290998 A JP 2004290998A JP 2006106240 A JP2006106240 A JP 2006106240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color wheel
detection circuit
speed detection
output
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004290998A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Tanaka
公雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004290998A priority Critical patent/JP2006106240A/ja
Publication of JP2006106240A publication Critical patent/JP2006106240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】回転速度検出回路の反射型フォトインタラプタの性能や、入射する外来光の量等に関わらず、回転型カラーホイールの回転速度検出回路の出力を得ることができるようにする。
【解決手段】回転型カラーホイール12の回転は、回転速度検出回路19の反射型フォトインタラプタ19aで検出される。コンパレータ19bは、反射型フォトインタラプタ19aのアナログ出力を、基準信号を用いてデジタル信号に変換する。ここでコンパレータ19aの基準信号を、反射型フォトインタラプタ19aの出力パルスをローパスフィルタ19cにて平滑化した信号とする。これによりコンパレータ19bの基準信号は、反射型フォトインタラプタ19aの出力パルスが外来光によって大きく変動した場合でもその変動に追従する。その結果、外来光の量、または反射型フォトインタラプタの性能に関わらず、回転速度検出回路19の出力を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置、より詳細には、回転型カラーホイールを使用したDLPプロジェクタなどの投射型表示装置に適用され、その回転型カラーホイールの回転速度を検出して制御に用いるための回転速度検出回路と、該回転速度検出回路を備えた投射型表示装置に関する。
回転型カラーホイールを使用した映像表示機器が普及している。例えば、DLP(Digital Light Processing)素子を用いて画像を投射する投射型表示装置であるDLPプロジェクタに、回転型カラーホイールが使用されている。
図3は、DLP素子を用いたDLPプロジェクタの一般的な光学系の構成例を示す図で、図中、10はDLPプロジェクタ、11はランプ、12は回転型カラーホイール、13はロッドレンズ、14はプリズム、15はDLP素子、16は投射レンズ、17は映像処理回路、18はDLP駆動回路、19は回転速度検出回路、19aは反射型フォトインタラプタ、19bはコンパレータである。
DLP素子15を用いたDLPプロジェクタ10は、光源となるランプ11、該ランプ11からの光をRGBの3原色に時分割する回転型カラーホイール12、回転型カラーホイール12から出射した光をプリズム14の反射面に収束させるロッドレンズ13、ロッドレンズ13からの光をDLP素子15に反射させるプリズム14、DLP素子15による反射光をスクリーン等の被投射面に投射する投射レンズ16とを有している。
DLP素子15は、DMD(Digital Micromirror Device)を利用した素子であり、ピクセルを構成する微小なマイクロミラーを多数(例えば数十万枚)ワンチップに集積し、個々のマイクロミラーを制御して光の反射方向を切り替える。そしてこのときに、マイクロミラーを1秒間に数千回の速度で動作させることによって画像を描く。
また、DLPプロジェクタ10は、入力された映像信号を処理する映像処理回路17と、その映像処置回路17で処理された映像信号に従ってDLP素子15の各マイクロミラーを駆動するDLP駆動回路18とを有している。
図4は、回転型カラーホイールの構成例を示す図である。回転型カラーホール12は、DLP素子15に対して3原色に時分割した光を入射させるために使用されるもので、ランプ11からの白色光を色分離するための扇型のR,G,Bの色分離フィルタによるセグメント12r,12g,12bを円盤上に順次配置してなり、これを回転させることにより、入射する光源光を時分割でR,G,Bに色分離してそれぞれの単色光を順次DLP素子15の表示領域前面に入射させるものである。例えば、フィールドで構成される映像を表示する場合、1枚の画像を表示するにはそれぞれの単色の画像を回転型カラーホイール12と同期させ、順次R,G,B,R,G,B・・といったように表示していくことで映像表示が実現される。また、回転型カラーホイールの他の例として、R,G,Bの三つのセグメントに加えて可視光を全て透過させる白色フィルタを配置することにより、輝度を向上させるようにしたものもある。
DLPプロジェクタ10は、さらに回転型カラーホイール12の回転速度を検出する回転速度検出回路19を有している。回転速度検出回路19は、反射型フォトインタラプタ19aとコンパレータ19bとを有して構成されている。この回転速度検出回路19の出力は、回転型カラーホイール12の回転速度に同期したデジタル信号であり、このデジタル信号がDLPプロジェクタの図示しないマイコンに入力される。マイコンは、映像信号に応じて回転型カラーホイールの回転を制御する。
反射型フォトインタラプタ19aは、赤外線を発光し、外部に設置された鏡面などの反射面によって反射された赤外線を受光することにより電流が流れる部品である。例えば、反射面に黒色と白色の領域を設定したとき、反射型フォトインタラプタ19aが発光した赤外線が黒色の領域で反射したときは、多くの赤外線のエネルギーが黒色領域に吸収され、また白色の領域で反射したときは多くのエネルギーが白色領域で反射される。そして反射された光エネルギーにより、反射型フォトインタラプタ19aのフォトトランジスタが動作して電流を流す。
上記のような反射型フォトインタラプタ19aによって、回転型カラーホイール12の回転を検出するために、回転型カラーホイール12の軸部端面には、軸部の回転方向に、高反射領域と無反射領域とが設けられている。例えば、高反射領域は、軸部端面の周方向315°の領域に設けられ、無反射領域は、残りの45°の領域に設けられる。そして回転型カラーホイール12が回転することによって、反射型フォトインタラプタ19aの電流の変化が生じ、回転速度に同期したパルスが出力される。
反射型フォトインタラプタ19aによって出力されたパルスはアナログ信号であるため、回転速度検出回路19は、反射型フォトインタラプタ19aから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのコンパレータ19bを有している。コンパレータ19bの入力は、反射型フォトインタラプタ19aからの出力信号とコンパレータの基準信号であって、基準信号は一定電圧の信号である。そして、コンパレータ19bの出力が回転速度検出回路19の出力となる。
例えば、特許文献1には、回転型カラーホイールのセグメント角度を120°に設定し、カラーホイールの回転速度を映像信号の垂直同期周波数Finの略2倍以上に制御し、ランプの駆動電流の周波数がカラーホイールの回転速度の略3/4倍であり、少なくとも、映像信号の垂直同期信号の周波数Finが所定値以上の場合には、長いブランキング期間と短いブランキング期間とを交互に発生し、ランプ電源回路は長いブランキング期間中に駆動電流の極性を切り替えるようにした投射型表示装置が開示されている。ここでは、長いブランキング期間中にランプの極性を切り替えるので、切り替えに伴いランプが出射する光の強度が変動しても、その変動がブランキング期間中に起こることになるので、光の強度の変動によるフリッカ及び諧調の不連続を低下させることができる。
特開2003−169346号公報
回転型カラーホイール12の速度を検出する場合、回転型カラーホイール12の回転に同期した回転速度検出回路19の出力、即ちコンパレータ19bの出力を得るためには、コンパレータ19bの基準信号が反射型フォトインタラプタ19aの出力であるパルスのHi部分とLow部分の間にある、という関係でなければならない。
このとき、上記のように反射型フォトインタラプタ19aは、自身が発光した赤外線の反射光を受光することにより電流を流しているが、外来光がある場合、その外来光にも反応して電流が生じてしまう。電流の生じる量は、反射型フォトインタラプタ19aの性能、及び外来光の量によって異なる。
外来光が反射型フォトインタラプタ19aで受光された結果、反射型フォトインタラプタ19aでは、回転型カラーホイール12の軸部端面の無反射領域に赤外線が照射されているときでも電流が流れてしまい、全体的に電流が多くなり、反射型フォトインタラプタ19aの出力パルスが大きく変動する。ここでコンパレータ19bの基準信号は一定電圧であるため、反射型フォトインタラプタ19aの出力パルスとコンパレータ19bの基準信号の関係が崩れることになり、回転速度検出回路19の出力(回転型カラーホイール12の回転に同期したデジタル信号)を得ることができなくなる。
なお、外来光とは主にランプ光であり、ランプ光を遮光するため遮光板などを使用して、反射型フォトインタラプタ19aに入射するランプ光を遮光するように考慮されているが、このような構成はコスト、及び手間がかかり、また完全に遮光することが難しいのが現状である。
また、上記特許文献1では、回転型カラーホイールを用いた投射型表示装置において、光の強度の変動によるフリッカ及び諧調の不連続を低下させる構成が開示されているものの、外来光等の外乱の影響があっても回転型カラーホイールの回転速度を安定して検出できるようにした構成は開示されていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、回転型カラーホイールの回転速度を検出する回転速度検出回路の反射型フォトインタラプタに入射する外来光の量や、その反射型フォトインタラプタの性能に関わらず、回転型カラーホイールの速度検出回路の出力を得ることができるようにした、回転型カラーホイールの回転速度検出回路及び該回路を有する投射型表示装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、光源光を色分離するために用いる回転型カラーホイールの回転速度を検出する回転速度検出回路であって、回転型カラーホイールの回転を検出し、回転型カラーホイールの回転に同期したアナログ信号を出力する反射型フォトインタラプタと、反射型フォトインタラプタの出力を用いてデジタル信号を生成するコンパレータとを有し、コンパレータの出力を回転速度検出回路の出力とする回転速度検出回路において、回転速度検出回路は、反射型フォトインタラプタが出力したアナログ信号を平滑化するローパスフィルタを有し、コンパレータは、ローパスフィルタからの出力を基準信号とし、反射型フォトインタラプタからの出力信号と基準信号とを入力として、回転型カラーホイールの回転に同期したデジタル信号を出力することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の回転速度検出回路と、回転速度検出回路によって回転速度を検出する回転型カラーホイールと、回転型カラーホイールの出射光を用いて映像を投射する投射光学系とを有する投射型表示装置であって、回転速度検出回路の検出結果を用いて、投射映像を制御して品位を向上させるようにしたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、投射映像の品位の向上は、回転速度の検出回路の検出結果を用いて、回転型カラーホイールの回転の制御、及び回転型カラーホイールが有する色セグメントと入力映像信号の時分割映像信号との位相調整を行うことにより実行することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2または第3の技術手段において、投射型表示装置は、回転型カラーホイールで色分離する光源光を生成する光源と、回転型カラーホイールで色分離された光を映像信号に応じて反射制御するDLP素子とを有し、DLP素子で反射した光を投射光学系により投射するDLPプロジェクタとして構成されていることを特徴としたものである。
本発明によれば、回転型カラーホイールの回転速度を検出する回転速度検出回路の反射型フォトインタラプタに入射する外来光の量や、その反射型フォトインタラプタの性能に関わらず、回転型カラーホイールの速度検出回路の出力を得ることができるようにした、回転型カラーホイールの回転速度検出回路及び該回路を有する投射型表示装置を提供することができる。
ここでは、外来光によって反射型フォトインタラプタの出力が変動しても、コンパレータの基準信号が反射型フォトインタラプタの出力パルスに追従するため、反射型フォトインタラプタの出力とコンパレータの基準信号の関係が崩れることはなく、これより、回転型カラーホイールの回転速度に同期したデジタル信号を、信頼性をもって安定して得ることができるようになる。
上述のように、反射型フォトインタラプタとコンパレータとを有する速度検出回路によって回転型カラーホイールの回転速度を検出する際に、外来光によって速度検出回路の出力が得られなくなる原因は、コンパレータの基準信号が反射型フォトインタラプタの出力変動に追従せず一定電圧であることにある。
そこで本発明では、コンパレータの基準信号を反射型フォトインタラプタの出力に追従する信号、即ち反射型フォトインタラプタの出力を基準信号とする。ただし、反射型フォトインタラプタの出力信号をそのまま基準信号とするだけでは、同じ信号がコンパレータに入力されるだけで、コンパレータは何も出力しない。コンパレータがデジタル信号を出力するためには、基準信号が反射型フォトインタラプタの出力パルスのHi部分とLow部分の間にあればいい。反射型フォトインタラプタの出力はパルスであるため、ローパスフィルタを用いて平滑化した信号を基準信号とすることにより、基準信号を反射型フォトインタラプタの出力パルスのHi部分とLow部分の間のレベルにすることができる。
これにより、外来光により反射型フォトインタラプタの出力が変動した場合でも、コンパレータの基準信号はそれに追従して変動するため、反射型フォトインタラプタの出力とコンパレータの基準信号との関係が崩れることなく、回転型カラーホイールの速度検出回路の出力を得ることができる。
本発明の実施の形態を添付された図面を参照しながら更に具体的に説明する。
図1は、回転型カラーホイールの回転速度検出回路の実施形態を説明するためのブロック図である。本実施形態に関わる回転速度検出回路19は、上述した図3に示すごとくのDLPプロジェクタ10に適用することができる。
図1において、反射型フォトインタラプタ19aは、自身が発光した赤外線を回転型カラーホイール12に照射し、その反射光を受光することにより回転型カラーホイール12の回転に同期したパルス(アナログ信号)S1を発生し、コンパレータ19bとローパスフィルタ19cとにそれぞれ出力する。
コンパレータ19bは、反射型フォトインタラプタ19aから出力されたパルスS1をデジタル信号に変換するために使用される。
コンパレータ19bに入力する信号は、反射型フォトインタラプタ19aから出力されたパルスS1と、同じ出力パルスS1をローパスフィルタ19cによって平滑化したパルス(基準信号)S2の二つである。そして、コンパレータ19bでは、二つの入力パルスS1,S2を比較し、それらの電圧の大小に応じたパルス(デジタル信号)S3を出力する。このデジタル信号は、回転型カラーホイール12の回転に同期したパルスであって、回転型カラーホイール12の回転情報としてDLPプロジェクタ10の図示しないマイコンに入力される。
回転速度検出回路19の検出信号は、回転型カラーホイール12の速度制御に用いられ、また回転型カラーホイール12の色セグメントと時分割された入力映像信号の色情報との位相調整に使用する。
回転型カラーホイール12の速度制御に関して、回転型カラーホイール12の速度は、入力映像信号の垂直同期周波数の定倍(例えば2倍)に同期した速度になっている。この回転型カラーホイール12の速度は、図示しないモータードライバによって制御している。モータードライバは、入力映像信号の垂直同期周波数を基準に、回転速度検出回路19の検出信号をフィードバックさせて、回転型カラーホイールの速度制御を行っている。
また、色セグメントと時分割された入力映像信号の色情報との位相調整に関して、回転型カラーホイール12の色セグメント角度,順序,速度情報が入力されたマイコンは、入力映像信号を回転型カラーホイール12の色セグメント角度,順序,速度情報に沿った時分割映像信号にする。しかし回転型カラーホイール12の色セグメントと時分割映像信号の色信号の位相調整については、回転型カラーホイールの回転位置情報が必要であり、上記の情報を入力されたマイコンでは位相の同期を取ることはできない。回転速度検出回路の検出信号は回転型カラーホイールの回転位置情報でもあるため、この検出信号を基準として回転型カラーホイールの色セグメントと時分割映像信号の色情報の位相を調整する。
こうして、回転型カラーホイールの回転を検出する回転速度検出回路の検出結果を用いて、映像品位を制御し、向上させるようにしている。
図2は、回転速度検出回路のコンパレータに入力される信号と、コンパレータから出力される信号の波形の一例を示す図で、コンパレータに入力される信号例を図2(A)に、コンパレータから出力される信号例を図2(B)に示すものである。
上述のように、コンパレータ19bには、回転型カラーホイール12の回転に同期して反射型フォトインタラプタ19aから出力されるパルス(アナログ信号)S1と、そのパルスS1をローパスフィルタ19cで平滑化したパルス(基準信号)S2とが入力される。
コンパレータ19bが、回転型カラーホイール12の回転に同期したデジタル信号を出力するためには、基準信号であるパルスS2のレベルが、回転型カラーホイール12の回転に同期したパルスS1のHi部分とLow部分の間にあることが必要となる。基準信号が上記パルスS1のHi部分とLow部分から外れてしまうと、コンパレータ19bでコンパイルしても回転に同期したデジタル信号を出力することができない。
本実施形態では、図2(A)に示すように、基準信号となるパルスS2は、反射型フォトインタラプタ19aから出力されたアナログ信号のパルスS1を平滑化することにより生成しているため、基準信号であるパルスS2のレベルが、上記パルスS1のHi部分とLow部分の間に必ず入ることになり、図2(B)に示すように、コンパレータの出力パルスS3は、回転型カラーホイール12の回転に同期したデジタル信号となる。
上述のように、反射型フォトインタラプタ19aとコンパレータ19bとによって回転型カラーホイール12の回転速度を検出する際に、外来光によってコンパレータ19bの出力が得られなくなる原因は、コンパレータ19bの基準信号が反射型フォトインタラプタ19aの出力変動に追従せず一定電圧であることにある。これに対して本実施形態では、コンパレータ19bの基準信号を反射型フォトインタラプタ19aの出力に追従する信号、即ち反射型フォトインタラプタ19aの出力を、ローパスフィルタ19cを用いて平滑化した信号を基準信号とすることにより、基準信号を反射型フォトインタラプタ19aの出力パルスのHi部分とLow部分の間のレベルにすることができる。
これにより、外来光により反射型フォトインタラプタ19aの出力が変動した場合でも、コンパレータ19bの基準信号はそれに追従して変動するため、反射型フォトインタラプタ19aの出力とコンパレータ19bの基準信号の関係が崩れることなく、回転型カラーホイール12の速度検出回路の出力を得ることができる。
なお、本発明の実施形態を上述して説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において適宜変更が可能であることはいうまでもない。
回転型カラーホイールの回転速度検出回路の実施形態を説明するためのブロック図である。 回転速度検出回路のコンパレータに入力される信号と、コンパレータから出力される信号の波形の一例を示す図である。 DLP素子を用いたDLPプロジェクタの一般的な光学系の構成例を示す図である。 回転型カラーホイールの構成例を示す図である。
符号の説明
1…DLP素子、10…DLPプロジェクタ、11…ランプ、12…回転型カラーホイール、12r,12g,12b…セグメント、13…ロッドレンズ、14…プリズム、15…DLP素子、16…投射レンズ、17…映像処理回路、18…DLP駆動回路、19…回転速度検出回路、19a…反射型フォトインタラプタ、19b…コンパレータ、19c…ローパスフィルタ。

Claims (4)

  1. 光源光を色分離するために用いる回転型カラーホイールの回転速度を検出する回転速度検出回路であって、前記回転型カラーホイールの回転を検出し、該回転型カラーホイールの回転に同期したアナログ信号を出力する反射型フォトインタラプタと、該反射型フォトインタラプタの出力を用いてデジタル信号を生成するコンパレータとを有し、該コンパレータの出力を該回転速度検出回路の出力とする回転速度検出回路において、該回転速度検出回路は、前記反射型フォトインタラプタが出力したアナログ信号を平滑化するローパスフィルタを有し、前記コンパレータは、前記ローパスフィルタからの出力を基準信号とし、前記反射型フォトインタラプタからの出力信号と前記基準信号とを入力として、前記回転型カラーホイールの回転に同期したデジタル信号を出力することを特徴とする回転速度検出回路。
  2. 請求項1に記載の回転速度検出回路と、該回転速度検出回路によって回転速度を検出する前記回転型カラーホイールと、該回転型カラーホイールの出射光を用いて映像を投射する投射光学系とを有する投射型表示装置であって、前記回転速度検出回路の検出結果を用いて、投射映像を制御して品位を向上させるようにしたことを特徴とする投射型表示装置。
  3. 請求項2に記載の投射型表示装置において、前記投射映像の品位の向上は、前記回転速度の検出回路の検出結果を用いて、前記回転型カラーホイールの回転の制御、及び前記回転型カラーホイールが有する色セグメントと入力映像信号の時分割映像信号との位相調整を行うことにより実行することを特徴とする投射型表示装置。
  4. 請求項2または3の投射型表示装置において、該投射型表示装置は、前記回転型カラーホイールで色分離する光源光を生成する光源と、該回転型カラーホイールで色分離された光を映像信号に応じて反射制御するDLP素子とを有し、該DLP素子で反射した光を前記投射光学系により投射するDLPプロジェクタとして構成されていることを特徴とする投射型表示装置。
JP2004290998A 2004-10-04 2004-10-04 回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置 Pending JP2006106240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004290998A JP2006106240A (ja) 2004-10-04 2004-10-04 回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004290998A JP2006106240A (ja) 2004-10-04 2004-10-04 回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006106240A true JP2006106240A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36376074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004290998A Pending JP2006106240A (ja) 2004-10-04 2004-10-04 回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006106240A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294199A (ja) * 2008-05-07 2009-12-17 Seiko Epson Corp 速度測定方法及び装置
US8339614B2 (en) 2005-03-25 2012-12-25 Nikon Corporation Method of measuring shot shape and mask
JP2014137283A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Mitsubishi Electric Corp 回転検出装置
US20170045382A1 (en) * 2015-08-14 2017-02-16 Delta Electronics, Inc. Color wheel rotation speed detecting module
JP2023519403A (ja) * 2020-04-03 2023-05-10 維沃移動通信有限公司 電子機器、インタラクション方法、インタラクション装置、および記憶媒体
JP7508577B2 (ja) 2020-04-03 2024-07-01 維沃移動通信有限公司 電子機器、インタラクション方法、インタラクション装置、および記憶媒体

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03262320A (ja) * 1990-03-13 1991-11-22 Canon Inc 微分検出回路
JPH09127437A (ja) * 1995-06-13 1997-05-16 Texas Instr Inc <Ti> 表示システム及びカラー変調データをカラーホイールフィルタセグメントに整合させる方法
JPH11239359A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Fujitsu General Ltd 反射型プロジェクタ
JP2000047601A (ja) * 1998-07-24 2000-02-18 Fuji Photo Film Co Ltd 画像表示装置
JP2002023264A (ja) * 2000-07-03 2002-01-23 Nikon Corp 撮像装置つき投射型表示装置
JP2002122807A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
JP2002214699A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Hitachi Ltd 画像表示装置及びそれに用いる照明光学系ユニット
JP2002360533A (ja) * 2001-05-31 2002-12-17 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 利得制御装置および磁気共鳴撮像装置
JP2003169346A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Mitsubishi Electric Corp 投写型画像表示装置
JP2003295311A (ja) * 2002-04-01 2003-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像表示装置
JP2003307705A (ja) * 2002-02-18 2003-10-31 Plus Vision Corp 照明光学系およびそれを用いたプロジェクタ
JP2004347645A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Nec Viewtechnology Ltd カラープロジェクタの同期制御方法及び同期制御装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03262320A (ja) * 1990-03-13 1991-11-22 Canon Inc 微分検出回路
JPH09127437A (ja) * 1995-06-13 1997-05-16 Texas Instr Inc <Ti> 表示システム及びカラー変調データをカラーホイールフィルタセグメントに整合させる方法
JPH11239359A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Fujitsu General Ltd 反射型プロジェクタ
JP2000047601A (ja) * 1998-07-24 2000-02-18 Fuji Photo Film Co Ltd 画像表示装置
JP2002023264A (ja) * 2000-07-03 2002-01-23 Nikon Corp 撮像装置つき投射型表示装置
JP2002122807A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
JP2002214699A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Hitachi Ltd 画像表示装置及びそれに用いる照明光学系ユニット
JP2002360533A (ja) * 2001-05-31 2002-12-17 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 利得制御装置および磁気共鳴撮像装置
JP2003169346A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Mitsubishi Electric Corp 投写型画像表示装置
JP2003307705A (ja) * 2002-02-18 2003-10-31 Plus Vision Corp 照明光学系およびそれを用いたプロジェクタ
JP2003295311A (ja) * 2002-04-01 2003-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像表示装置
JP2004347645A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Nec Viewtechnology Ltd カラープロジェクタの同期制御方法及び同期制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8339614B2 (en) 2005-03-25 2012-12-25 Nikon Corporation Method of measuring shot shape and mask
JP2009294199A (ja) * 2008-05-07 2009-12-17 Seiko Epson Corp 速度測定方法及び装置
JP2014137283A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Mitsubishi Electric Corp 回転検出装置
US20170045382A1 (en) * 2015-08-14 2017-02-16 Delta Electronics, Inc. Color wheel rotation speed detecting module
US9976879B2 (en) * 2015-08-14 2018-05-22 Delta Electronics, Inc. Color wheel rotation speed detecting module
JP2023519403A (ja) * 2020-04-03 2023-05-10 維沃移動通信有限公司 電子機器、インタラクション方法、インタラクション装置、および記憶媒体
JP7508577B2 (ja) 2020-04-03 2024-07-01 維沃移動通信有限公司 電子機器、インタラクション方法、インタラクション装置、および記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3983950B2 (ja) 投射型表示装置
JP4270264B2 (ja) 画像補正装置、プロジェクションシステム、画像補正方法、画像補正プログラム、および記録媒体
CN109240028B (zh) 投影型影像显示装置
US7414677B2 (en) Apparatus and method for driving image display device using DMD
KR100629534B1 (ko) 온도변화에 따른 색오차 보정방법 및 장치
EP1859623B1 (en) System and method for increasing bit-depth in a video display system using a pulsed lamp
JP2005266324A (ja) 投射光学装置および投射型画像表示装置
JP6021859B2 (ja) 均一化したパルス幅セグメントを有するパルス幅変調方式のディスプレイ
JP2001337390A (ja) カラーホイールとそれを用いた色順次カラー表示装置
EP1615095B1 (en) Device and method for adjusting color wheel index
EP2328019A1 (en) Image projector
JP4757534B2 (ja) カラーリング切り替え機構を有する画像表示装置とカラーホイール制御方法
JP2006106240A (ja) 回転速度検出回路及び該回路を用いた投射型表示装置
JP2003169346A (ja) 投写型画像表示装置
JPH1141615A (ja) 液晶投写型ディスプレイ
JP4049755B2 (ja) カラーホイールモータ回転位相制御システム
JP2009053452A (ja) 画像投影装置
JP2007101791A (ja) カラーホイール装置
JP2002207184A (ja) カラー画像表示装置
JP4543782B2 (ja) 画像表示装置のカラーホイール基準タイミング補正方法及びカラーホイール基準タイミング補正装置
JP2006220751A (ja) プロジェクタ
WO2010084605A1 (ja) プロジェクタ装置および映像表示方法
KR100513865B1 (ko) 화상표시시스템의 컬러휠 제어장치 및 그 방법
JP3896091B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP2000227561A (ja) 投射型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803