JP2006102824A - アイスブラストによる氷粒搬送装置およびその氷粒搬送方法 - Google Patents

アイスブラストによる氷粒搬送装置およびその氷粒搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006102824A
JP2006102824A JP2004288546A JP2004288546A JP2006102824A JP 2006102824 A JP2006102824 A JP 2006102824A JP 2004288546 A JP2004288546 A JP 2004288546A JP 2004288546 A JP2004288546 A JP 2004288546A JP 2006102824 A JP2006102824 A JP 2006102824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
particles
funnel
particle
blast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004288546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4500143B2 (ja
Inventor
Nobuo Nishida
信雄 西田
Osamu Kaguma
修 鹿熊
Tatsu Atoji
達 跡治
Masato Sawada
昌人 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugino Machine Ltd filed Critical Sugino Machine Ltd
Priority to JP2004288546A priority Critical patent/JP4500143B2/ja
Publication of JP2006102824A publication Critical patent/JP2006102824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4500143B2 publication Critical patent/JP4500143B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】 氷の粒を使用したアイスブラストにおいて、氷の温度を下げずに、詰まりを防いでアイスブラストを行うために良好な氷粒を供給するアイスブラストによる氷粒搬送装置を提供する。
【解決手段】 氷粒を高圧水と共に噴射させてワークの表面に発生したバリ取りを行うアイスブラストによる氷粒搬送装置1において、上部に配置され、氷粒を製造する製氷手段2と、その製氷手段2の下部に配置され、製氷機2から排出された氷粒を収集する氷粒収集手段4と、その氷粒収集手段4の下部に配置され、氷粒収集手段4から流下した氷粒を受け取り、ホースへ搬送するための氷粒受取手段5とを備えたことを特徴とするアイスブラストによる氷粒搬送装置1である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アイスブラストによる氷粒搬送装置およびその氷粒搬送方法に関する。
従来、高圧水噴射(ウォータージェット)で除去できないような比較的大きなバリを取るバリ取り方式として、ウォータージェットにメラミンやナイロンなどの樹脂や、セラミックスなどのメディアを混入して高圧噴射し、バリを取るメディア高圧噴射方式(非特許文献1参照)と、ドライアイスをペレット状にして噴射し、治具・工具等の表面にブラストすることで、ワークを洗浄するドライアイスブラスト方式(特許文献1参照)等がある。
http://www.sugino.com/ (メディア噴射バリ取り洗浄機) 特開平05−113494号公報(段落0003〜0018、図1〜図2)
しかしながら、メディア高圧噴射方式では、メディアの噴射後、ワークを洗い流して完全にメディアを除去する必要があり、セラミックスのようなメディアはワークの穴に残りやすく、また、メディアをワークから完全に除去しなければならず、完全に除去するまでは多量の水を噴射する必要がある。そして、回収したメディアを再利用するにあたり、繰返し使用して小さくなった粒を分級して除去しなければならず、分級機などの基材を要するという問題があった。
また、ドライアイスブラスト方式では、ブラスト材であるドライアイスは噴射後、固体から気体へ昇華するため除去作業(二次処理)が不要という利点があるが、ドライアイスのペレット(球状の玉)を製造する必要がある。このドライアイスのペレットの製造には非常にコストがかかり、また、空気を含む気体によって搬送されるため、気体を供給するブロワなどポンプ装置が大きく、モーターの馬力も大きいため、消費電力が大きいという問題があった。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するために創案したものであり、氷の粒を使用したアイスブラストにより、氷の温度を下げずに、詰まりを防いでアイスブラストを行うために良好な氷粒を供給するアイスブラストによる氷粒搬送装置および氷粒搬送方法を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、氷粒を高圧水と共に噴射させてワーク表面のコーナーに発生したバリを取るアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)において、上部に配置され、前記氷粒を製造する製氷手段と、この製氷手段の下部に配置され、製氷手段から排出された氷粒を収集する氷粒収集手段と、この氷粒収集手段の下部に配置され、氷粒収集手段から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送するための氷粒受取手段とを備えたことを特徴とするアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)としたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)であって、前記製氷手段は、ドラムの内側に薄く氷を張らせ、これを回転ツメ(2b)で掻き落して氷粒を作る内ドラム式の製氷機(2)であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)であって、前記氷粒収集手段は、円錐状に形成され漏斗(4)であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)であって、前記漏斗(4)は、テフロン(登録商標)またはポリプロピレンから形成され、または、その他の材質により形成された内周面にテフロン(登録商標)テープが貼付されたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)であって、前記漏斗(4)の上端部には水噴射用ノズル(4c)が配置されたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)であって、前記氷粒受取手段は、エルボ状の経路を有する氷粒受取部(5)であり、この氷粒受取部(5)の外周にエアブロー用ノズル(5d)が配置されたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)であって、前記氷粒受取部(5)を前記漏斗(4)の真下の位置から横に移動させる移動手段を備えたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、氷粒を高圧水と共に噴射させてワークのバリ取りを行うアイスブラストの氷粒搬送方法において、上部に設けられた製氷手段である製氷機(2)によって前記氷粒を製造する第1工程と、前記製氷機(2)の下部に氷粒収集手段である漏斗(4)が配置され、前記製氷機(2)から落下する氷粒を集める第2工程と、前記氷粒収集手段の漏斗(4)の下部に氷粒受取部(5)が設けられ、前記漏斗(4)から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送する第3工程と、を含むことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、上部に配置され、氷粒を製造する製氷手段と、この製氷手段の下部に配置され、製氷手段から排出された氷粒を収集する氷粒収集手段と、この氷粒収集手段の下部に配置され、氷粒収集手段から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送するための氷粒受取手段とを備えたことにより、重力の方向に沿ったスムーズな流れを構成することができる。また、氷粒を使用してメディアを不要にしたことから、メディアの除去や分級が不要である。さらに、氷粒は溶けると固体から水になるため、ワークへの残留に対する除去処理が不要であり、ランニングコストを低減するアイスブラストによる氷粒搬送装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、製氷手段はドラムの内側に薄く氷を張らせ、これを回転ツメで掻き落して氷粒を作る内ドラム式の製氷機にしたことにより、氷をドラムの外側につくる一般的な外ドラム式の製氷機に比べて冷気が降下し、落下する氷粒を保冷するのに有利な製氷機であり、アイスブラストによる氷粒搬送装置を提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、氷粒収集手段は、円錐状に形成され漏斗であり、漏斗状で広く受けて収集し、下方へ滑らせて、中央に集めて下へ落すことができる。
請求項4に係る発明によれば、漏斗は、テフロン(登録商標)またはポリプロピレンから形成され、または、内周面にテフロン(登録商標)テープが貼付されたことにより、熱伝導率が低く、低摩擦係数であるため、氷粒は解けにくく、かつ、滑り易く付着しにくいため、下方へ滑らせて、下へ落すことができる。
請求項5に係る発明によれば、漏斗の上端部には水噴射用ノズルが配置されたことにより、漏斗の傾斜面に付着した氷粒を水によって洗い流すことができるので、トラブルのないスムーズな氷粒の供給ができる。
請求項6に係る発明によれば、前記氷粒受取手段は、エルボ状の経路を有する氷粒受取部であり、この氷粒受取部の外周にエアブロー用噴射ノズルが配置されたことにより、氷粒受取部に流下した氷粒を高圧水噴射によりワークまで吹き飛ばすことができるので、氷粒のエルボ内面での堆積を無くすことができる。
請求項7に係る発明によれば、高圧水噴射ノズルの噴射停止時に、氷粒受取部を漏斗の真下の位置から横に移動させる移動手段を備えたことにより、製氷機で作られた氷粒は、氷粒の詰まりを防ぎ、漏斗からタンクへ回収させることができる。
請求項8に係る発明によれば、氷粒を高圧水と共に噴射させてワークのバリ取りを行うアイスブラストの氷粒搬送方法において、上部に設けられた製氷手段である製氷機(2)によって前記氷粒を製造する第1工程と、前記製氷機(2)の下部に氷粒収集手段である漏斗(4)が配置され、前記製氷機(2)から落下する氷粒を集める第2工程と、前記氷粒収集手段の漏斗(4)の下部に氷粒受取部(5)が設けられ、前記漏斗(4)から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送する第3工程とを含む手順により、重力に逆らわないスムーズな流れにより、ランニングコストを低減するアイスブラストによる氷粒搬送方法を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、アイスブラストによる氷粒搬送装置を示し、図1の(a)は平面図、図1の(b)は正面図である。図1の(b)に示すように、本発明のアイスブラストによる氷粒搬送装置1において、氷粒を製造する製氷手段は、ここでは、内ドラム式の製氷機2である。この内ドラム式の製氷機2が架台3の上面に載置されている。その製氷機2の下部には、製氷機2の底面から排出され落下する氷粒を受けて収集する氷粒収集手段が配置されている。氷粒収集手段は、ここでは、漏斗(ろうと)4である。漏斗(じょうごともいう)4の下部近傍には、漏斗4の下部から流下した氷粒を受け取り、ホース部5c(図2参照)へ搬送するための氷粒受取手段が配置されている。氷粒受取手段は、ここでは、氷粒受取部5である。そして、この氷粒受取部5の先端部には、ホース部5cが接続され、ホース部5cの先端にはバリ取りのためワークに向かって噴射する高圧水噴射ノズル(図示せず)が接続されている。
図1の(b)に示すように、製氷手段である内ドラム式の製氷機2は、ドラムの内側に薄く氷を張らせ、これを3枚の回転ドア2aの先端に設けられた回転ツメ2bで掻き落し、下方へ落下させる。このように、外ドラム式の製氷機の保冷よりも有利な内ドラム式の製氷機2を採用することにより、素早く氷粒を搬送することができる。
図2は、図1の(b)に示す漏斗と氷粒受取部を拡大した斜視図である。図2に示すように、この円錐状の漏斗4は、開口部4aの直径が680mm程あり、製氷機2の製氷部の回転ドアの直径D(図1参照)より若干大きいサイズに形成されている。漏斗4の上部には鉢巻き状に幅50mmの円筒部4bが形成されており、この円筒部4bには、8個の水噴射用ノズル4cが8等配間隔で配置されている。この水噴射用ノズル4cは、L型を形成しており、L型の一方を下方に向け、下方へ水を扇状に噴射できるようになっている。この水噴射用ノズル4cの他方は水噴射用ホース4dがそれぞれ接続されている。また、鉢巻き状の円筒部4bには、漏斗固定用のボルト通し穴4eが穿設されており、架台3の下面にボルトによって固定されている(図1参照)。また、この漏斗4のテーパ角は約55°であり、下部には細い管部4fが形成されている。
前記漏斗4は、熱伝導率が低く、低摩擦係数の材料であるテフロン(登録商標)またはポリプロピレンの材料などで形成されている。たとえば、テフロン(登録商標)は内周面の表面にテフロン(登録商標)テープを貼付してもよいし、テフロン(登録商標)加工をしてもよい。または、テフロン(登録商標)パウダーが配合された材料であってもよい。これらの材料であれば、氷粒は解けにくく、かつ、滑り易いため、漏斗状で広く受けて下方へ滑らせるので、中央に集めやすい。また、水噴射用ノズル4cによる水噴射は、間欠的に、定期的に噴射時間が決められている。たとえば、0.5秒間噴射し、3秒間休止の3回繰返しの後、60秒間休止しているが、5秒間隔で最初の1秒間噴射としても良く、この他のサイクルであっても構わない。
なお、水噴射時は、図示しない最終の高圧水噴射ノズルは停止し、また、氷粒受取部5も漏斗4の真下の位置から横に移動している。
前記氷粒受取手段は、ここでは、エルボ状の経路を有する氷粒受取部5である。この氷粒受取部5は、漏斗部5aと、エルボ部5bと、ホース部5cと、ホース部5cをエルボ部5bに固定するホースバンド5eとによって構成されている。
図3は、図2に示す氷粒受取部の断面図である。図3に示すように、氷粒受取部5は、漏斗4の管部4fの下部に接続なしに近接して配置されており、漏斗4の管部4fより少し大きな径を有する漏斗部5aにより受けた氷粒は、ホース部5c最終端の図示しない高圧水噴射ノズルの噴射によるエジェクター効果によって、氷粒受取部5の屈曲形状にエルボ部5bへ方向を変えられながら氷粒を吸引させる。さらに、図示しない最終端の高圧水噴射ノズルの発する噴射エネルギーにより、氷粒はホース部5cを通り、ワークまで搬送され、そして、高圧水の衝撃エネルギーを貰った氷粒は、ワークに向かって噴射し、ワークのバリを根元から折損してバリ取りを行う。
なお、高圧水は、冷却した冷水が好ましく、ホース部5c最終端の高圧水噴射ノズルでの氷粒と水との熱交換が少なくなるため、氷粒を保持したままでワークまで達する。高圧水噴射ノズルからの冷水の噴射は、連続して噴射される。
エアブロー用噴射ノズル5dは、間欠的に噴射してエルボ内面に堆積する氷粒を吹き飛ばし、エルボ内の詰まりを防ぐためのものである。エアブローは高圧水噴射中に行い、たとえば、0.3秒間噴射し、30秒間休止のサイクルがある。この噴射圧力は、0.3〜0.7MPaである。
図2を参照して漏斗4の下部に示す氷粒受取部5の移動手段としての移動装置について説明する。2点鎖線で示すように、氷粒受取部5の移動装置は、氷粒受取手段である氷粒受取部5を漏斗4の真下の位置から横の位置に移動させて、高圧水噴射ノズルの噴射停止時に対応させるものである。図2に示すように、図示しないシリンダ取付具により、エアシリンダ8が地面に水平方向に保持しており、前記氷粒受取部5を漏斗4の真下の位置から横(2点鎖線で示す氷粒受取部5)に移動させる。
これは、内ドラム式の製氷機2はすぐには停止できないため、高圧水噴射ノズルの噴射を停止させると、氷粒受取部5の位置を移動させて氷粒受取部5の詰まりを防止する。この氷粒受取部5の移動方向は左右前後、どの方向であってもよい。
さらに、下面には開口部9を有するタンク6を設け、漏斗4から流下した氷粒を回収して再利用する。
つづいて、アイスブラストによる氷粒搬送方法を説明する。
氷粒を高圧水と共に噴射させてワークのバリ取りを行うアイスブラストによる氷粒搬送方法において、
第1工程は、上部に設けられた製氷手段である製氷機2によって氷粒を製造する。
第2工程は、製氷手段の下部に氷粒収集手段である漏斗4が配置され、製氷機2により落下する氷粒を集める。
第3工程は、氷粒収集手段である漏斗4の下部に氷粒受取部5が設けられ、漏斗4から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送する。
この3つの工程を含む工程によって、容易に効率よく氷粒を搬送することができる。
つづいて、図面を参照して動作を説明する。
図1(b)に示すように、製氷手段である内ドラム式の製氷機2にスイッチが入ると、ドラムが回転し、低温を保つドラムの内側へ散水され、瞬時にドラムの内側にできた氷を回転ドア2aの先端に設けられた回転ツメ2bで剥離し、掻き落す。
掻き落された氷粒は下方へ落下し、下方へ配置された漏斗4の中に落下する。落下した氷粒は漏斗4の上部の円筒部4bに配置された、8個の水噴射用ノズル4cが定期的に、間欠動作により下方に向けて冷水を噴射し、堆積を防止する。氷粒が氷粒受取部5に流下すると、今度は、高圧水噴射ノズルの噴射により、氷粒は吸い込まれ、氷粒にその高圧の衝撃エネルギーが負荷されて、ワークのバリに対して氷粒を衝突させ、バリの根元から折損させてバリを除去する。
ワークのバリ取り作業が終了すると、ホース部5c最終端の図示しない高圧水噴射ノズルの噴射停止と同時に、図2に示すエアシリンダ8が駆動して氷粒受取部5を移動させ、氷粒受取部5の氷粒による詰まりを事前に回避する。漏斗4から流下した氷粒は、下部に配置したタンク6に回収されて再利用される。
次のワークがセットされると、高圧水噴射ノズルの噴射が再開すると同時に、エアシリンダ8が駆動して氷粒受取部5を元の位置に移動させ、漏斗4から流下した氷粒をワークへ搬送し、ワークのバリに対して氷粒を衝突させ、バリの根元から折損させてバリを除去する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されることなく、適宜変更して実施することが可能である。たとえば、漏斗4の他に、氷粒受取部5も熱伝導率が低く、低摩擦係数の材料であるテフロン(登録商標)、または、ポリプロピレンの材料から成形されていても構わない。また、塩化ビニールやステンレス等の内周面にテフロン(登録商標)テープを貼り付けたり撥水性機能を持つ材料をコーティングしてもよい。
本発明のアイスブラストによる氷粒搬送装置を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図である。 図1(b)に示す漏斗と氷粒受取部を拡大した斜視図である。 図2に示す氷粒受取部の断面図である。
符号の説明
1 氷粒搬送装置
2 製氷機(製氷手段)
2a 回転ドア
2b 回転ツメ
3 架台
4 漏斗(氷粒収集手段)
4a 開口部
4b 円筒部
4c 水噴射用ノズル
4d 水噴射用ホース
4e ボルト通し穴
4f 管部
5 氷粒受取部(氷粒受取手段)
5a 漏斗部
5b エルボ部
5c ホース部
5d エアブロー用ノズル
5e ホースバンド
6 タンク
8 エアシリンダ
9 開口部

Claims (8)

  1. 氷粒を高圧水と共に噴射させてワーク表面のコーナーに発生したバリを取るアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)において、
    上部に配置され、前記氷粒を製造する製氷手段と、
    前記製氷手段の下部に配置され、製氷手段から排出された氷粒を収集する氷粒収集手段と、
    前記氷粒収集手段の下部に配置され、氷粒収集手段から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送するための氷粒受取手段と、
    を備えたことを特徴とするアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  2. 前記製氷手段は、ドラムの内側に薄く氷を張らせ、これを回転ツメ(2b)で掻き落して氷粒を作る内ドラム式の製氷機(2)であることを特徴とする請求項1に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  3. 前記氷粒収集手段は、円錐状に形成され漏斗(4)であることを特徴とする請求項1に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  4. 前記漏斗(4)は、テフロン(登録商標)またはポリプロピレンから形成され、または、内周面にテフロン(登録商標)テープが貼付されたことを特徴とする請求項3に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  5. 前記漏斗(4)の上端部には水噴射用ノズル(4c)が配置されたことを特徴とする請求項3に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  6. 前記氷粒受取手段は、エルボ状の経路を有する氷粒受取部(5)であり、この氷粒受取部(5)の外周にエアブロー用噴射ノズル(5d)が配置されたことを特徴とする請求項1に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  7. 前記氷粒受取部(5)を前記漏斗(4)の真下の位置から横に移動させる移動手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載のアイスブラストによる氷粒搬送装置(1)。
  8. 氷粒を高圧水と共に噴射させてワークのバリ取りを行うアイスブラストの氷粒搬送方法 において、上部に設けられた製氷手段である製氷機(2)によって前記氷粒を製造する 第1工程と、
    前記製氷機(2)の下部に氷粒収集手段である漏斗(4)が配置され、前記製氷機(2)から落下する氷粒を集める第2工程と、
    前記氷粒収集手段の漏斗(4)の下部に氷粒受取部(5)が設けられ、前記漏斗(4)から流下した氷粒を受け取り、ワークへ搬送する第3工程と、
    を含むことを特徴とするアイスブラストの氷粒搬送方法(1)。
JP2004288546A 2004-09-30 2004-09-30 アイスブラストによる氷粒搬送装置 Expired - Fee Related JP4500143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004288546A JP4500143B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 アイスブラストによる氷粒搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004288546A JP4500143B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 アイスブラストによる氷粒搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006102824A true JP2006102824A (ja) 2006-04-20
JP4500143B2 JP4500143B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=36373111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004288546A Expired - Fee Related JP4500143B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 アイスブラストによる氷粒搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4500143B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161884A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Toyo Union:Kk ドライアイスパウダーブラスト装置及び方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04360766A (ja) * 1991-06-04 1992-12-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd アイスブラスト装置及びアイスブラスト用氷粒製造方法
JPH05113494A (ja) * 1991-09-07 1993-05-07 Ebara Kogyo Senjiyou Kk ドライアイスブラストによる除染方法及び装置
JP2001198827A (ja) * 2000-01-13 2001-07-24 Ipo:Kk ブラスト加工装置
JP2002254313A (ja) * 2001-02-28 2002-09-10 Fuji Seiki Mach Works Ltd 液体ホーニング加工方法及び液体ホーニング装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04360766A (ja) * 1991-06-04 1992-12-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd アイスブラスト装置及びアイスブラスト用氷粒製造方法
JPH05113494A (ja) * 1991-09-07 1993-05-07 Ebara Kogyo Senjiyou Kk ドライアイスブラストによる除染方法及び装置
JP2001198827A (ja) * 2000-01-13 2001-07-24 Ipo:Kk ブラスト加工装置
JP2002254313A (ja) * 2001-02-28 2002-09-10 Fuji Seiki Mach Works Ltd 液体ホーニング加工方法及び液体ホーニング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161884A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Toyo Union:Kk ドライアイスパウダーブラスト装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4500143B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1072090C (zh) 喷丸处理装置
JP5965326B2 (ja) レーザ切断装置用のドライ・アイス・ベルト洗浄システム
JP2008307624A (ja) バリ取り洗浄装置およびバリ取り洗浄方法
JP2011224870A (ja) バンパーの塗料除去装置
JP2004527719A (ja) 圧力駆動式氷吹き付けのための方法および装置
JP2016077947A (ja) 粉粒体処理装置の付着物除去方法
JP4500143B2 (ja) アイスブラストによる氷粒搬送装置
JP2008275277A (ja) 煙突内面付着物の除去処理方法及びその装置
JP2006000753A (ja) 洗浄材製造方法、洗浄材製造装置及び洗浄システム
JP2005500166A (ja) 水溶性の鋳型コアを抜くための方法および装置
JP2007038309A (ja) 被鍛造部材の表面処理方法及び被鍛造部材の潤滑処理方法並びに被鍛造部材処理装置
JPH11347946A (ja) 直圧式連続研磨材供給・噴射方法及び装置
JP2007007780A (ja) 切削具の刃部表面処理方法
KR100655650B1 (ko) 드라이아이스 펠렛을 이용한 블라스팅 장치
KR101919358B1 (ko) 부산물 제거장치
CN213434306U (zh) 一种冷风造粒塔
TWM490938U (zh) 噴砂裝置及其噴頭
CN209998994U (zh) 一种惯性盘冷冻去毛刺的设备
JP5741368B2 (ja) ショットブラスト装置
EP0140511B1 (en) Method and apparatus for removing excess material from sand cores
KR200405824Y1 (ko) 드라이아이스 펠렛을 이용한 블라스팅 장치
JP4164159B2 (ja) 直圧式連続研磨材供給・噴射方法及び装置
JP2005087804A (ja) 容器及び管状体の洗浄方法
CN213409591U (zh) 通过式链轮清洗机
JP4288034B2 (ja) ブラスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070502

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20100323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100416

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees