JP2002254313A - 液体ホーニング加工方法及び液体ホーニング装置 - Google Patents
液体ホーニング加工方法及び液体ホーニング装置Info
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- JP2002254313A JP2002254313A JP2001053760A JP2001053760A JP2002254313A JP 2002254313 A JP2002254313 A JP 2002254313A JP 2001053760 A JP2001053760 A JP 2001053760A JP 2001053760 A JP2001053760 A JP 2001053760A JP 2002254313 A JP2002254313 A JP 2002254313A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】研磨材の代わりに氷粒を用いた液体ホーニング
加工は、被加工物にダメージを与えない、被加工物表面
に残留しない、使用済みのスラリーの処分が容易であ
る、などを多くの長所を有し、利用範囲は拡大している
が、氷粒を製造したり、適当な大きさにスライスする為
の装置などが必要であり、その為のコストが比較的高額
であるという欠点があった。 【構成】フレークアイスを製造するフレークアイス製氷
機と、薄片状をしたフレークアイスと水とが供給され所
望の濃度の氷スラリーを製造する混合槽と、前記混合槽
から氷スラリーの供給を受け氷スラリーを圧縮ガスによ
って加速して被加工物表面へ向けて噴射する噴射ノズ
ル、とから液体ホーニング装置を構成した。
加工は、被加工物にダメージを与えない、被加工物表面
に残留しない、使用済みのスラリーの処分が容易であ
る、などを多くの長所を有し、利用範囲は拡大している
が、氷粒を製造したり、適当な大きさにスライスする為
の装置などが必要であり、その為のコストが比較的高額
であるという欠点があった。 【構成】フレークアイスを製造するフレークアイス製氷
機と、薄片状をしたフレークアイスと水とが供給され所
望の濃度の氷スラリーを製造する混合槽と、前記混合槽
から氷スラリーの供給を受け氷スラリーを圧縮ガスによ
って加速して被加工物表面へ向けて噴射する噴射ノズ
ル、とから液体ホーニング装置を構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は液体ホーニング加工方
法及び液体ホーニング装置、詳しくは、研磨材の代わり
に氷粒を投射材として用いる液体ホーニング加工方法及
び液体ホーニング装置に関するものである。
法及び液体ホーニング装置、詳しくは、研磨材の代わり
に氷粒を投射材として用いる液体ホーニング加工方法及
び液体ホーニング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】水などの液体に硅石粉末、アランダムな
どの研磨材を分散させたスラリーを被加工物表面に高速
で衝突させ、被加工物表面の下地処理、クリーニング、
バリ取り、ディスケーリング、ピーニング等の処理を行
う液体ホーニング加工は、現在様々な分野で広く利用さ
れている。
どの研磨材を分散させたスラリーを被加工物表面に高速
で衝突させ、被加工物表面の下地処理、クリーニング、
バリ取り、ディスケーリング、ピーニング等の処理を行
う液体ホーニング加工は、現在様々な分野で広く利用さ
れている。
【０００３】しかしながら、研磨材を用いたものは、被
加工物（母材）にダメージを与える、研磨材が被加工物
表面に残留する、環境保全の観点から使用済みの研磨材
の処分が難しい、などといった問題があった。
加工物（母材）にダメージを与える、研磨材が被加工物
表面に残留する、環境保全の観点から使用済みの研磨材
の処分が難しい、などといった問題があった。
【０００４】一方、研磨材の代わりに氷粒を投射材とし
て用いる液体ホーニングは、被加工物にダメージを与え
ることがなく、叉、加工後に投射材が被加工物表面に残
留せず、しかも研磨材を用いた場合の様に使用済みスラ
リーの処分の問題も全く発生せず、環境保護の面からも
好ましいという特徴を有する為、着実にその利用範囲は
拡大している。
て用いる液体ホーニングは、被加工物にダメージを与え
ることがなく、叉、加工後に投射材が被加工物表面に残
留せず、しかも研磨材を用いた場合の様に使用済みスラ
リーの処分の問題も全く発生せず、環境保護の面からも
好ましいという特徴を有する為、着実にその利用範囲は
拡大している。
【０００５】本出願人も特開平８−３０９６６０として
キュービックアイスをスライスして氷スラリーを製造し
てこれを用いる液体ホーニング装置を、特開２００１−
２５９６８として過冷却製氷の手法により氷スラリーを
製造してこれを用いる液体ホーニング装置をそれぞれ提
案済みである。
キュービックアイスをスライスして氷スラリーを製造し
てこれを用いる液体ホーニング装置を、特開２００１−
２５９６８として過冷却製氷の手法により氷スラリーを
製造してこれを用いる液体ホーニング装置をそれぞれ提
案済みである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】これら氷粒を投射材と
して用いる液体ホーニング装置においては、氷粒の製造
コストが重要なポイントによることは言うまでもない。
本出願人が先に提案したキュービックアイスを使用した
液体ホーニング装置（特開平８−３０９６６０）におい
ては、予め貯水タンクに貯蔵したキュービックアイスを
削氷機でスライスして氷粒を製造する様にした為、スラ
イス時における氷のロスが非常に大きく、このことが製
氷コストを引き上げる大きな原因となっていた。叉、削
氷機を別途用意しなければならず、削氷機のコストも無
視できなかった。一方、過冷却製氷の手法を用いた液体
ホーニング装置（特開２００１−２５９６８）において
は、貯水タンク内の水を特殊な過冷却水ポンプで常に循
環させながら製氷しなければならず、しかも予熱室内に
おいて一旦水温を上昇させるといった繁雑な工程も必要
であり、製氷コストが非常に高くなるという問題があっ
た。
して用いる液体ホーニング装置においては、氷粒の製造
コストが重要なポイントによることは言うまでもない。
本出願人が先に提案したキュービックアイスを使用した
液体ホーニング装置（特開平８−３０９６６０）におい
ては、予め貯水タンクに貯蔵したキュービックアイスを
削氷機でスライスして氷粒を製造する様にした為、スラ
イス時における氷のロスが非常に大きく、このことが製
氷コストを引き上げる大きな原因となっていた。叉、削
氷機を別途用意しなければならず、削氷機のコストも無
視できなかった。一方、過冷却製氷の手法を用いた液体
ホーニング装置（特開２００１−２５９６８）において
は、貯水タンク内の水を特殊な過冷却水ポンプで常に循
環させながら製氷しなければならず、しかも予熱室内に
おいて一旦水温を上昇させるといった繁雑な工程も必要
であり、製氷コストが非常に高くなるという問題があっ
た。
【０００７】本発明は、氷粒を投射材として用いる液体
ホーニング加工における製氷コストに係わる問題を解決
することを目的とするものであり、製氷コストが従来の
ものに比べ大幅に低くなった液体ホーニング加工方法及
び液体ホーニング装置を提供せんとするものである。
ホーニング加工における製氷コストに係わる問題を解決
することを目的とするものであり、製氷コストが従来の
ものに比べ大幅に低くなった液体ホーニング加工方法及
び液体ホーニング装置を提供せんとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は、薄片状をし
たフレークアイスと水とを混合した氷スラリーを噴射ガ
ンによって被加工物表面に高速で衝突させる液体ホーニ
ング加工方法により、上記課題を解決せんとするもので
あり、この為の手段として、薄片状をしたフレークアイ
スを製造するフレークアイス製氷機と、フレークアイス
と水とを混合して氷スラリーとする混合槽と、前記混合
槽から氷スラリーの供給を受け、氷スラリーを圧縮ガス
によって加速して被加工物表面へ向けて噴射する噴射ノ
ズル、とから液体ホーニング装置を構成せんとするもの
である。
たフレークアイスと水とを混合した氷スラリーを噴射ガ
ンによって被加工物表面に高速で衝突させる液体ホーニ
ング加工方法により、上記課題を解決せんとするもので
あり、この為の手段として、薄片状をしたフレークアイ
スを製造するフレークアイス製氷機と、フレークアイス
と水とを混合して氷スラリーとする混合槽と、前記混合
槽から氷スラリーの供給を受け、氷スラリーを圧縮ガス
によって加速して被加工物表面へ向けて噴射する噴射ノ
ズル、とから液体ホーニング装置を構成せんとするもの
である。
【０００９】
【実施の形態】図１は、この発明に係る液体ホーニング
装置の一実施形態を模式的に描いたその縦断面図であ
る。
装置の一実施形態を模式的に描いたその縦断面図であ
る。
【００１０】図中１は、フレークアイス１９と水２０と
を混合して氷スラリー２１を作る混合槽であり、その上
面は開放されている。そして、この混合槽１の上方に
は、フレークアイス１９を製造するフレークアイス製氷
機２が設置されており、このフレークアイス製氷機２で
製造されたフレークアイス１９は混合槽１内に自由落下
する様になっている。
を混合して氷スラリー２１を作る混合槽であり、その上
面は開放されている。そして、この混合槽１の上方に
は、フレークアイス１９を製造するフレークアイス製氷
機２が設置されており、このフレークアイス製氷機２で
製造されたフレークアイス１９は混合槽１内に自由落下
する様になっている。
【００１１】フレークアイス１９とは、薄片状をなした
氷であり、例えば金属製シリンダの外周に冷却パイプを
配設し、該シリンダを冷却しながらその内部に水を供給
し、内面に氷の層を形成させ、この氷の層を螺旋突条を
有するオーガによって削り取りながらフレークアイスを
製造する、所謂オーガ式フレークアイス製氷機など公知
の各種フレークアイス製造機によって製造される。な
お、この実施の形態におけるフレークアイス１９の厚さ
は、０．５ｍｍ程度である。
氷であり、例えば金属製シリンダの外周に冷却パイプを
配設し、該シリンダを冷却しながらその内部に水を供給
し、内面に氷の層を形成させ、この氷の層を螺旋突条を
有するオーガによって削り取りながらフレークアイスを
製造する、所謂オーガ式フレークアイス製氷機など公知
の各種フレークアイス製造機によって製造される。な
お、この実施の形態におけるフレークアイス１９の厚さ
は、０．５ｍｍ程度である。
【００１２】叉、この混合槽１の上部には、電磁弁５を
介して水供給管４が接続されており、電磁弁５を開閉す
ることにより水２０を適宜混合槽１に供給できる様にな
っている。
介して水供給管４が接続されており、電磁弁５を開閉す
ることにより水２０を適宜混合槽１に供給できる様にな
っている。
【００１３】更に、この混合槽１の上方には、駆動モー
ター６がその駆動軸を下向きにして固定されており、該
駆動軸６からは駆動シャフト７が混合槽１内をその下方
に向かって延設されており、その先端には攪拌プロペラ
８が取付けられている。
ター６がその駆動軸を下向きにして固定されており、該
駆動軸６からは駆動シャフト７が混合槽１内をその下方
に向かって延設されており、その先端には攪拌プロペラ
８が取付けられている。
【００１４】なお、図中３２は、混合槽１内を上下に隔
てるメッシュ状隔壁であり、駆動シャフト７はこのメッ
シュ状隔壁３２を貫通して混合槽１の下方に達してい
る。
てるメッシュ状隔壁であり、駆動シャフト７はこのメッ
シュ状隔壁３２を貫通して混合槽１の下方に達してい
る。
【００１５】叉３３は、このメッシュ状隔壁３２を隔て
て駆動シャフト７に取付けられた回転攪拌棒である。な
お、メッシュ状隔壁３２は、予め設定された以上の大き
さのフレークアイス１９の固まりの通過を阻止する為の
ものである。なお、図中３１は、駆動モーター６にかぶ
せられた円錐状のフレークアイス堆積防止カバーであ
る。
て駆動シャフト７に取付けられた回転攪拌棒である。な
お、メッシュ状隔壁３２は、予め設定された以上の大き
さのフレークアイス１９の固まりの通過を阻止する為の
ものである。なお、図中３１は、駆動モーター６にかぶ
せられた円錐状のフレークアイス堆積防止カバーであ
る。
【００１６】一方、混合槽１の底面には一対の氷スラリ
ー取出し口９，１０があけられており、一方の氷スラリ
ー取出し口９には、氷スラリー導管１１の一端が接続さ
せており、該氷スラリー導管１１の他端は、氷スラリー
ポンプ１２を介して噴射ガン１３に接続されている。な
お、図中１８は噴射ガン１３に圧縮ガスを供給する圧縮
ガス供給管である。もう一方の氷スラリー取出し口１０
には、氷スラリー循環パイプ１４の一端が接続されてお
り、該氷スラリー循環パイプ１４の他端は、氷スラリー
循環ポンプ１５、氷スラリー濃度モニター１６を介し
て、混合槽１の周壁下部に設けられた氷スラリー還流口
１７に接続されている。
ー取出し口９，１０があけられており、一方の氷スラリ
ー取出し口９には、氷スラリー導管１１の一端が接続さ
せており、該氷スラリー導管１１の他端は、氷スラリー
ポンプ１２を介して噴射ガン１３に接続されている。な
お、図中１８は噴射ガン１３に圧縮ガスを供給する圧縮
ガス供給管である。もう一方の氷スラリー取出し口１０
には、氷スラリー循環パイプ１４の一端が接続されてお
り、該氷スラリー循環パイプ１４の他端は、氷スラリー
循環ポンプ１５、氷スラリー濃度モニター１６を介し
て、混合槽１の周壁下部に設けられた氷スラリー還流口
１７に接続されている。
【００１７】この実施の形態は上記の通りの構成を有す
るものであり、フレークアイス製氷機２で製造されるフ
レークアイス１９は、遂次混合槽１内に自由落下する。
一方、水供給管４からはこの混合槽１内に水２０が供給
され、槽内においてフレークアイス１９と水２０とが混
合され、氷スラリー２１が作られる。水２０は冷却水が
好ましいことは当然である。なお、混合槽１内において
は、攪拌プロペラ８が駆動モーター６によって回転せし
められており、この攪拌プロペラ８及び回転攪拌棒３
３，３３の回転により、槽内のフレークアイス１９と水
２０は共に大きく攪拌され、均一に混合される。この
際、混合槽１内にはメッシュ状隔壁３２が設置されてい
るので、予め設定された大きさ以上のフレークアイス１
９の固まりはこのメッシュ状隔壁３２によって捕集さ
れ、下方への通過が阻止される。
るものであり、フレークアイス製氷機２で製造されるフ
レークアイス１９は、遂次混合槽１内に自由落下する。
一方、水供給管４からはこの混合槽１内に水２０が供給
され、槽内においてフレークアイス１９と水２０とが混
合され、氷スラリー２１が作られる。水２０は冷却水が
好ましいことは当然である。なお、混合槽１内において
は、攪拌プロペラ８が駆動モーター６によって回転せし
められており、この攪拌プロペラ８及び回転攪拌棒３
３，３３の回転により、槽内のフレークアイス１９と水
２０は共に大きく攪拌され、均一に混合される。この
際、混合槽１内にはメッシュ状隔壁３２が設置されてい
るので、予め設定された大きさ以上のフレークアイス１
９の固まりはこのメッシュ状隔壁３２によって捕集さ
れ、下方への通過が阻止される。
【００１８】混合槽１内の氷スラリー２１の一部は、氷
スラリー取出し口１０から氷スラリー循環パイプ１４に
流入し、氷スラリー濃度モニター１６でその濃度が測定
された後、氷スラリー還流口１７を通って混合槽１内に
還流する。このとき、氷スラリー濃度モニター１６での
測定値が、予め設定された氷スラリー２１の濃度より低
い場合は、フレークアイス製氷機２から混合槽１へのア
イスフレーク１９の供給量が増加し、逆に濃度が高い場
合は、電磁弁５を開放して水２０の供給量が増加し、氷
スラリー２１の濃度を常に設定値に維持する様になって
いる。
スラリー取出し口１０から氷スラリー循環パイプ１４に
流入し、氷スラリー濃度モニター１６でその濃度が測定
された後、氷スラリー還流口１７を通って混合槽１内に
還流する。このとき、氷スラリー濃度モニター１６での
測定値が、予め設定された氷スラリー２１の濃度より低
い場合は、フレークアイス製氷機２から混合槽１へのア
イスフレーク１９の供給量が増加し、逆に濃度が高い場
合は、電磁弁５を開放して水２０の供給量が増加し、氷
スラリー２１の濃度を常に設定値に維持する様になって
いる。
【００１９】混合槽１内の氷スラリー２１は、氷スラリ
ー取出し口９から氷スラリー導管１１に流れ込み、氷ス
ラリーポンプ１２によって加圧されて噴射ガン１３に送
られ、この噴射ガン１３の内部において、圧縮ガス供給
管１８から供給される圧縮空気などの圧縮ガスで加速さ
れて、ノズル２２から被加工物表面へ向けて高速で噴射
され、被加工物表面の下地処理、クリーニング、バリ取
り、ディスケーリング、ピーニング等の処理に用いられ
る。
ー取出し口９から氷スラリー導管１１に流れ込み、氷ス
ラリーポンプ１２によって加圧されて噴射ガン１３に送
られ、この噴射ガン１３の内部において、圧縮ガス供給
管１８から供給される圧縮空気などの圧縮ガスで加速さ
れて、ノズル２２から被加工物表面へ向けて高速で噴射
され、被加工物表面の下地処理、クリーニング、バリ取
り、ディスケーリング、ピーニング等の処理に用いられ
る。
【００２０】なお、フレークアイス製氷機２において製
造されるフレークアイス１９は厚さ０．５ｍｍ程度の薄
片状をなしているので、従来のキュービックアイスを用
いた場合の様に、削氷機でスライスする必要はなく、そ
のまま混合槽１内に投入できる。
造されるフレークアイス１９は厚さ０．５ｍｍ程度の薄
片状をなしているので、従来のキュービックアイスを用
いた場合の様に、削氷機でスライスする必要はなく、そ
のまま混合槽１内に投入できる。
【００２１】
【効果】この発明は上記の通りの構成を有するものであ
り、フレークアイスを氷スラリーの原料として用いてい
るので、従来のキュービックアイスを用いたものの様
に、削氷機でスライスする工程を全く必要とせず、その
まま混合槽に投入でき、氷スラリー製造のコストを低減
できる効果を有し、ホーニング加工の際に被加工物表面
にダメージを与えるおそれは全くない、被加工物表面に
研磨材が残留することもない、使用済み研磨材処分の問
題が発生しない、などといった氷スラリーを用いた液体
ホーニングの持つ長所を更に有効に発揮させることがで
き、極めて高い実用的価値を持つものである。
り、フレークアイスを氷スラリーの原料として用いてい
るので、従来のキュービックアイスを用いたものの様
に、削氷機でスライスする工程を全く必要とせず、その
まま混合槽に投入でき、氷スラリー製造のコストを低減
できる効果を有し、ホーニング加工の際に被加工物表面
にダメージを与えるおそれは全くない、被加工物表面に
研磨材が残留することもない、使用済み研磨材処分の問
題が発生しない、などといった氷スラリーを用いた液体
ホーニングの持つ長所を更に有効に発揮させることがで
き、極めて高い実用的価値を持つものである。
【図１】この発明に係る液体ホーニング装置の一実施形
態を模式的に描いたその縦断面図。
態を模式的に描いたその縦断面図。
１ 混合槽 ２ フレークアイス製氷機 ４ 水供給管 ５ 電磁弁 ６ 駆動モーター ７ 駆動シャフト ８ 攪拌プロペラ ９ 氷スラリー取出し口 １０ 氷スラリー取出し口 １１ 氷スラリー導管 １２ 氷スラリーポンプ １３ 噴射ガン １４ 氷スラリー循環パイプ １５ 氷スラリー循環ポンプ １６ 氷スラリー濃度モニター １７ 氷スラリー還流口 １８ 圧縮ガス供給管 １９ フレークアイス ２０ 水 ２１ 氷スラリー ２２ ノズル ３１ フレークアイス堆積防止カバー ３２ メッシュ状隔壁 ３３ 回転攪拌棒
Claims (2)
- 【請求項１】 薄片状をしたフレークアイスと水とを混
合した氷スラリーを噴射ガンによって被加工物表面に高
速で衝突させることを特徴とする液体ホーニング加工方
法。 - 【請求項２】 薄片状をしたフレークアイスを製造する
フレークアイス製氷機と、フレークアイスと水とを混合
して氷スラリーとする混合槽と、前記混合槽から氷スラ
リーの供給を受け、氷スラリーを圧縮ガスによって加速
して被加工物表面へ向けて噴射する噴射ノズル、とから
なることを特徴とする液体ホーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001053760A JP4753479B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 液体ホーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001053760A JP4753479B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 液体ホーニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002254313A true JP2002254313A (ja) | 2002-09-10 |
| JP4753479B2 JP4753479B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=18914187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001053760A Expired - Lifetime JP4753479B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 液体ホーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4753479B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006102824A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Sugino Mach Ltd | アイスブラストによる氷粒搬送装置およびその氷粒搬送方法 |
| JP2006110644A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Sugino Mach Ltd | 氷粒噴射装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000111219A (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-18 | Fuji Electric Co Ltd | オーガ式製氷機 |
| JP2000356441A (ja) * | 1999-06-17 | 2000-12-26 | Hoshizaki Electric Co Ltd | オーガ式製氷機の制御装置 |
| JP2001009728A (ja) * | 1999-04-28 | 2001-01-16 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 氷スラリ表面加工方法とその装置 |
| JP2001025968A (ja) * | 1999-07-15 | 2001-01-30 | Fuji Seiki Mach Works Ltd | 氷スラリ−を用いた液体ホ−ニング装置 |
-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001053760A patent/JP4753479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000111219A (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-18 | Fuji Electric Co Ltd | オーガ式製氷機 |
| JP2001009728A (ja) * | 1999-04-28 | 2001-01-16 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 氷スラリ表面加工方法とその装置 |
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| JP2001025968A (ja) * | 1999-07-15 | 2001-01-30 | Fuji Seiki Mach Works Ltd | 氷スラリ−を用いた液体ホ−ニング装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2006102824A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Sugino Mach Ltd | アイスブラストによる氷粒搬送装置およびその氷粒搬送方法 |
| JP4500143B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-07-14 | 株式会社スギノマシン | アイスブラストによる氷粒搬送装置 |
| JP2006110644A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Sugino Mach Ltd | 氷粒噴射装置 |
| JP4504779B2 (ja) * | 2004-10-12 | 2010-07-14 | 株式会社スギノマシン | 氷粒噴射装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4753479B2 (ja) | 2011-08-24 |
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