JPH04360766A - アイスブラスト装置及びアイスブラスト用氷粒製造方法 - Google Patents
アイスブラスト装置及びアイスブラスト用氷粒製造方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
せて被洗浄物を洗浄するためのアイスブラスト装置及び
被洗浄物を洗浄すべくブラストノズルから噴射するため
の氷粒を製造するアイスブラスト用氷粒の製造方法に関
する。
サンドブラスト法や鋼球を使用するショットブラスト法
が採用されているが、これらの洗浄方法においては発生
する粉塵や廃砂の処理等に問題があるため、砂や鋼球に
代えて氷粒を使用するアイスブラスト法がある。
ブラスト装置は、図7に示すように、氷粒1を貯留する
氷粒貯留タンク2が設けられ、その氷粒貯留タンク2の
排出口3にはロータリフィーダ4を介して排出チャンバ
5が接続されており、その排出チャンバ5には、上記氷
粒貯留タンク2内の氷粒1を圧送する加圧空気を供給す
るための加圧空気管6が接続され、その加圧空気管6に
は氷粒1を噴射するためのブラストノズル8がブラスト
ホース7を介して接続されて構成されている。
ク2内から排出チャンバ5へ排出された氷粒1を加圧空
気で圧送してブラストノズル8から噴射して被洗浄物9
を洗浄するようになっている。
される氷粒1は、ブラストノズル8の噴射口径に適した
粒径のものが用いられるが、氷粒1が融解するため、氷
粒貯留タンク2の周囲を冷却剤を重点した冷却槽で囲ん
だり、氷粒1にドライアイス粒を混合して氷粒1の融解
を防止するようにしている。
アイスブラスト装置にあっては、図7に示すように、氷
粒貯留タンク2の排出チャンバ5と加圧空気管6とがT
字路状に接続されているので、氷粒貯留タンク2から排
出された氷粒1が排出チャンバ5内で加圧空気に接触し
て互いにくっつき合って固まり、図示するように、加圧
空気管6内に蓄積し、更に成長して加圧空気管6の流路
が閉塞されるという問題がある。
ラスト粒を別個に製造し、それら氷粒1とアイスブラス
ト粒を氷粒貯留タンク2内へ別々に投入して混合させる
ため、氷粒1の製造中または搬送中に氷粒1が融解して
適性粒径を保持することができないという問題がある。
めに、氷粒が蓄積しても加圧空気管の流路が閉塞される
ことないアイスブラスト装置と、氷粒の適正粒径を保持
することのできるアイスブラスト用氷粒の製造方法を提
供するにある。
に本発明の請求項1は、氷粒貯留タンク内の氷粒を加圧
空気で圧送すると共に、その氷粒をブラストノズルから
被洗浄物に噴射するアイスブラスト装置において、上記
氷粒貯留タンクの排出口に、その排出口から漸次拡径す
る垂直管部を接続し、その垂直管部の側面のほぼ中央に
加圧空気管を接続し、さらに、その加圧空気管と対向す
る側に搬送管を接続すると共に、その搬送管との間に搬
送管の径より充分大きく、かつ、搬送管に向けて漸次縮
径された水平管部を接続してほぼT字状の排出チャンバ
を形成し、その排出チャンバの下部の加圧空気流から離
隔された氷粒溜り部にドレン排出管を接続して構成した
ものであり、請求項2はブラストノズルから噴射して被
洗浄物を洗浄するための氷粒を製造するアイスブラスト
用氷粒の製造方法において、氷塊とドライアイス塊を混
合破砕して混合氷粒を製造し、その混合氷粒を分級して
ブラストノズルで噴射するに適した粒径のみを選別して
アイスブラスト用氷粒を製造する方法である。
した垂直管部と漸次縮径した水平管部とでほぼT字状に
形成したので、氷粒貯留タンク内の氷粒を円滑に排出さ
せることができると共に加圧空気流で円滑に圧送するこ
とができる。
触して固まり合っても、その固まりは、加圧空気流と隔
離された氷粒溜り部に蓄積されるので、蓄積された氷粒
で流路が閉塞されることがなく、蓄積した氷粒は加熱融
解してドレン排出管から外部に排出すればよい。
を混合破砕して混合氷粒を製造し、それら混合氷粒を選
別して適性粒径の氷粒を製造するので、氷粒はドライア
イス粒で融解が防止され、従来のように製造中または搬
送中に融解することがない。
て詳述する。
ラスト装置の実施例を説明するものである。
で、このアイスブラスト装置10は氷粒貯留タンク2内
の氷粒1を加圧空気で圧送すると共に、その氷粒1をブ
ラストノズル8から被洗浄物9に噴射するよう構成され
ており、本発明においては、上記氷粒貯留タンク2の排
出口3に、その排出口3から漸次拡径する垂直管部11
が接続され、その垂直管部11の側面のほぼ中央に加圧
空気管6が接続され、さらに、その加圧空気管6と対向
する側に搬送管12が接続されると共に、その搬送管1
2との間に搬送管12の径より充分大きく、かつ、搬送
管12に向けて漸次縮径された水平管部13が接続され
たほぼT字状の排出チャンバ14が形成され、その排出
チャンバ14の下部の加圧空気流から離隔された氷粒溜
り部15にはドレン排出管16が接続されて構成されて
いる。
の上部に氷粒1を投入する投入ホッパ17が設けられる
と共に、その投入ホッパ17下部の通路18には、その
通路18を開閉する開閉弁19が設けられ、氷粒貯留タ
ンク2の外周には、これを囲むように形成された上部冷
却タンク20が設けられると共に上部冷却タンク20と
氷粒貯留タンク2の外周間には冷却剤21が充填されて
いる。
ータリーフィーダ4が設けられ、上記加圧空気管6から
供給される加圧空気はロータリーフィーダ4を介して氷
粒貯留タンク2内に供給されて、その氷粒貯留タンク2
内を加圧するようになっている。
その出口径から下方に漸次ほぼ2倍径に拡径され、更に
下方に延出された排出チャンバ14の垂直管部11が接
続されると共に、その垂直管部11の下端部は底板22
で閉鎖されて上記氷粒溜り部15が形成され、その底板
22には上記ドレン排出管16が接続されると共に、そ
の底板22の下部には氷粒溜り部15に蓄積する氷粒1
を融解するためのヒータ等の加熱装置23が設けられて
いる。
管6は大気を加圧して供給する加圧空気供給源24に接
続され、その加圧空気供給源24との間には供給される
加圧空気内の湿気を除去する除湿機25が介設されてい
る。
3は、搬送管12の径のほぼ2倍径に形成され、搬送管
12との接続部に向けて漸次縮径されており、これに接
続される搬送管12には、ブラストノズル8へ氷粒1を
圧送するためのブラストホース7が接続されている。
これを囲むように形成された下部冷却タンク26が設け
られると共に、下部冷却タンク26内には、排出チャン
バ14内を通る氷粒1を冷却するための冷却剤21が充
填されている。
すように、移動可能な台車27に載置されており、氷粒
貯留タンク2は上部冷却タンク20と一体的に形成され
て台車27上に載置され、氷粒貯留タンク2には、上記
排出チャンバ14内と同圧となるよう氷粒貯留タンク2
内の圧力を調節するための圧力調整装置28が設けられ
ると共に、その圧力調整装置28とは圧力調整管29を
介して接続されている。さらに、上記氷粒貯留タンク2
には氷粒貯留タンク2に振動を付与して氷粒1のブリッ
チ現象を防止する加振装置30が設けられている。
は、管路を開閉して加圧空気量を調節するための調整弁
31がそれぞれ設けられており、これら調整弁31の開
度により圧送する氷粒1の流速を調節できるようになっ
ている。
ダ4を駆動するための駆動装置である。
貯留タンク2内に収容した後、開閉弁19を閉じて氷粒
貯留タンク2内の気密を保持した状態で氷粒貯留タンク
2内の氷粒1をロータリーフィーダ4を介して排出チャ
ンバ14へ排出する。これと同時に加圧空気管6から排
出チャンバ14内に加圧空気を供給すれば、排出チャン
バ14内に排出された氷粒1は加圧空気で搬送管12,
ブラストホース7内を圧送されてブラストノズル8から
被洗浄物9に向けて噴射され、被洗浄物9を洗浄するこ
とができる。
粒1は、排出チャンバ14の漸次拡径された垂直管部1
1に排出されるので、その排出が円滑となり、また、水
平管部13が搬送管に向けて縮径されているので、排出
された氷粒1を搬送管12に向けて円滑に圧送すること
ができる。
たので、排出チャンバ14内に排出された氷粒1同士の
くっつき合いを減少することができ、また、氷粒1同士
がくっつき合って固まっても、加圧空気流とは隔離され
た氷粒溜り部15に蓄積されるので、加圧空気の流路が
閉塞されるようなことはなく、蓄積した氷粒1は加熱装
置23で加熱融解してドレン排出管16から排出すれば
よい。
造方法の実施例を説明する。
ラスト用氷粒の製造方法を実施するために採用される装
置を説明するもので、図において、33は氷粒製造装置
で、この氷粒製造装置33は、氷塊とドライアイス塊を
混合破砕して混合氷粒を製造する氷塊破砕装置34と、
その氷塊破砕装置34で製造した混合氷粒を分級してブ
ラストノズルから噴射するに適した粒径の氷粒を選別す
るための氷粒分級装置35とで構成される。
、本体36が円筒状に形成されると共にその本体36内
には、氷塊及びドライアイス塊を混合破砕するカッター
ナイフ37を回転自在に収容する円筒状のカッター室3
8が設けられると共に、そのカッター室38の下部はカ
ッターナイフ37で破砕されて形成された混合氷粒を透
過させるためのスクリーン39が設けられ、カッター室
38の上部は本体36から上方へ延出されると共に、そ
の上部の投入口には氷塊,ドライアイス塊を投入するた
めの氷塊投入ホッパ40が接続されている。
1は、上記カッター室38上に設けられた駆動伝達装置
42を介して駆動装置43に接続され、その駆動装置4
3には、駆動装置43の起動停止を操作する操作ハンド
ル44が設けられ、上記駆動伝達装置42は支持脚45
を介して支持部46に支持されている。
は、ゴム等の弾性材で形成された円筒状の連結部材47
を介して上記氷粒分級装置35が接続されている。
の本体48が円筒状に形成されると共に、本体48内に
は混合氷粒を分級する上下2段の分級金網49,50が
設けられ、上段の分級金網49はブラストノズルの噴射
口径に適する粒径及びその粒径以下の混合氷粒を透過さ
せる金網が用いられ、下段の分級金網50は適性粒径以
下の混合氷粒を透過させる金網が用いられている。
1にバネ部材52を介して上下動可能に支持されており
、その支持台51内には本体48に上下振動を付与する
加振駆動装置53が設けられると共に、その加振駆動装
置53の上端は上記本体48の下端部に連結されている
。
級金網49,50で上中下3段の分級室54,55,5
6に区画されると共に、それら分級室54,55,56
のそれぞれには、分級された混合氷粒を排出するための
氷粒排出口57,58,59が設けられ、上下段の分級
金網49,50の下方には、図5,図6に示すように、
それら分級金網49,50を透過した混合氷粒を下方に
落下させる多数の透過孔60が形成された皿状の透過円
盤61,62が設けられ、その透過円盤61,62上に
は本体48の上下振動で跳ね上がって分級金網49,6
0の下面を叩いて氷粒透過を促進するためのゴム等の弾
性材で形成された多数の網叩き球63が載置されている
。
過した混合氷粒を中段の分級室55へ落下させるための
シュート部64が設けられ、下段の分級室56内には、
透過円盤62を透過した混合氷粒を氷粒排出口59へ案
内するための円垂状の案内部65が設けられている。
53の押しボタンスイッチであり、67は氷粒製造装置
33が載置される移動用台車である。
の請求項2の方法を説明する。
に、適宜大きさの氷塊とドライアイス塊を氷塊投入ホッ
パ40へ投入する。投入量の割合は季節または寒暖によ
って異なるが、ドライアイス塊量を氷塊量に対して約2
0%位の目安で投入すればよい。
ター室38内に入りカッターナイフ37で混合破砕され
た後、スクリーン39を透過して混合氷粒となり下方の
氷粒分級装置35へ落下供給される。
上段の分級金網49でブラストノズルの噴射口径に適さ
ない適性粒径以上の混合氷粒が除去されると共に、下段
の分級金網50で適性粒径以下の混合氷粒が除去され、
ブラストノズルの噴射口径に適する粒径の混合氷粒のみ
が選別されて氷粒排出口58から取り出される。
動装置53で上下振動が付与され、分級金網49,50
が上下振動で跳ね上がる網叩き球63で叩かれるので、
適性粒径の混合氷粒を能率的に選別することができる。
連結部材47で吸収されるので、氷塊破砕装置34に伝
わることがない。
して氷粒とドライアイス粒の混合氷粒を製造するので、
その製造中に氷粒が融解することがなく適性粒径を保持
することができ、さらに、製造後の搬送においても氷粒
の融解を防止することができる。
、氷粒貯留タンク内の氷粒は、排出チャンバの漸次拡径
された垂直幹部11に排出されるので、その排出が円滑
となり、また、水平幹部が搬送管に向けて縮径されてい
るので、排出された氷粒を搬送管に向けて円滑に圧送す
ることができる。
同士がくっつき合って固まつても、加圧空気流とは隔離
された氷粒溜り部に蓄積されるので、加圧空気の流路が
閉塞されるようなことはない。
を混合破砕した混合氷粒を分級して氷粒を製造するので
、ブラストノズルの噴射に適した粒径の氷粒を得ること
ができる。また、氷粒はドライアイス粒と混合されてい
るので、その製造中に融解することがなく適性な粒径を
保持することができ、さらに、製造後の搬送においても
融解を防止することができる。
例を説明する概略図である。
造方法に用いられる装置を説明する一部破断側面図であ
る。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 氷粒貯留タンク内の氷粒を加圧空気で
圧送すると共に、その氷粒をブラストノズルから被洗浄
物に噴射するアイスブラスト装置において、上記氷粒貯
留タンクの排出口に、その排出口から漸次拡径する垂直
管部を接続し、その垂直管部の側面のほぼ中央に加圧空
気管を接続し、さらに、その加圧空気管と対向する側に
搬送管を接続すると共に、その搬送管との間に搬送管の
径より充分大きく、かつ、搬送管に向けて漸次縮径され
た水平管部を接続してほぼT字状の排出チャンバを形成
し、その排出チャンバの下部の加圧空気流から離隔され
た氷粒溜り部にドレン排出管を接続したことを特徴とす
るアイスブラスト装置。 - 【請求項2】 ブラストノズルから噴射して被洗浄物
を洗浄するための氷粒を製造するアイスブラスト用氷粒
の製造方法において、氷塊とドライアイス塊を混合破砕
して混合氷粒を製造し、その混合氷粒を分級してブラス
トノズルで噴射するに適した粒径のみを選別することを
特徴とするアイスブラスト用氷粒製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP13270591A JP3264500B2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | アイスブラスト装置及びアイスブラスト用氷粒製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3264500B2 JP3264500B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=15087637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13270591A Expired - Lifetime JP3264500B2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | アイスブラスト装置及びアイスブラスト用氷粒製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3264500B2 (ja) |
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