JP2006100414A - 光送信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱的トラキングエラーを補償できる光送信器を提供する。
【解決手段】温度検出部19は、感温素子17に接続されており、レーザダイオード13の温度に対応する第1の温度信号VTHを発生する。補正信号発生部21は、周囲温度TAMBに対応する第2の温度信号VAMBに応じて熱的トラッキングエラー補償量を含む情報から補償信号VCORRを発生する。基準信号生成部23は、第2の温度信号VAMBを発生する回路35を含み、レーザダイオード13が発生すべき光の波長(LAMBDA0)を示す目標信号VREF0と補償信号VCORRとの差を示す基準信号VADJを発生する。制御回路25は、基準信号VADJと第1の温度信号VTHとに応じて熱電素子14を駆動するための駆動信号Vを発生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光送信器に関する。
文献1(特開平11−163462号公報)には、光波長安定制御装置が記載されている。この光波長安定制御装置は、LD駆動電流の増減に起因する波長ドリフトを長期にわたり補正し、光波長を高精度に安定化させることができる。この光波長安定制御装置では、LD駆動電流検出回路は、光出力制御回路により操作されるLD駆動電流を検出し、LD駆動電流増減規格化部はLD駆動電流を規格化し、補正基準電圧生成部は、規格化された値に応じたLD温度制御目標値を生成する。温度モニタ回路出力値は、感温素子および温度モニタ回路により検出され、またLD温度制御目標値に近づくように、熱電子冷却素子に流す電流値が電流制御部により制御される。
文献2(特開平6−283797号公報)には、レーザ光源が記載されている。レーザ光源では、ヒートシンクの温度をモニタしてそれを安定(一定)にするように制御する一方で、半導体レーザの発振波長は活性層の温度に依存するので、半導体レーザに流れる全電流と端子電圧をモニタして活性層の温度変化を推定し、ヒートシンクの制御温度を調整する。
特開平11−163462号公報 特開平6−283797号公報
文献1の光波長安定化装置と文献2のレーザ光源はともに、半導体レーザ(LD)の近傍に配置されたサーミスタ抵抗を用いて間接的にLDの温度をモニタして、LD温度が一定になるように制御している。
これ故に、半導体レーザの温度とサーミスタが示す温度との間に違いが生じ、半導体レーザの温度が所望の値からシフトする。この現象が熱的トラキングエラーである。このエラーの原因の一つは、半導体レーザの温度と周囲温度との差が大きい場合、つまり熱電変換素子の吸熱面と放熱面の温度差が大きい場合に、放熱された熱が、吸熱面にあるサーミスタの周囲に回り込むことに起因すると考えられる。
既に説明したように、文献1では、レーザダイオードの経年劣化によって生じるレーザダイオード駆動電流の変動に応じて、温度を設定する。このため、経年劣化による波長変動を補正する温度設定が可能になる。また、文献2では、ヒートシンクの温度は一定になるように制御されており、また半導体レーザの出力発光パワーも一定になるように制御されている。半導体レーザの経時変化が起こると活性層の電気抵抗が増加することにより半導体レーザの順方向電圧が増加する。また、半導体レーザに流れる電流を光信号に変換する電気/光変換効率が劣化することにより、半導体レーザの出力発光パワーを一定になるように制御していれば、半導体レーザに流す電流が増える。結局、半導体レーザの消費電力が増えることになり、これが活性層の温度上昇になり発振波長が変化する。この現象を抑えるために、活性層の温度上昇を半導体レーザの順方向電圧と電流をモニタすることにより推定し、そのモニタ値に応じてヒートシンクの温度を下げる。つまり、文献2では、半導体レーザの経時変化に応じて消費電力が増加することによる活性層の温度上昇を打ち消すように制御される。
しかしながら、光波長安定制御装置およびレーザ光源は、レーザダイオードの温度の制御目標値を調整することによって発振波長の経年変化を補償するので、熱的トラキングエラー自体を補償するものではない。
そこで、本発明は、上記の事項を鑑みて為されたものであり、熱的トラキングエラーを補償できる光送信器を提供することを目的としている。
本発明の一側面によれば、光送信器は、(a)レーザダイオードと、(b)前記レーザダイオードの温度を変更するための熱電素子と、(c)前記レーザダイオードの温度をモニタするための感温素子と、(d)前記感温素子に接続されており、前記レーザダイオードの温度に対応する第1の温度信号を発生する温度検出部と、(e)周囲温度に対応する第2の温度信号に応じて、熱的トラッキングエラーを補償するための補償信号を発生する補正信号発生部と、(f)前記レーザダイオードの温度の制御目標値を示す目標信号および前記補償信号に応じて温度制御のための基準信号を発生する基準信号生成部と、(g)前記基準信号に前記第1の温度信号が等しくなるように前記熱電素子を駆動するための駆動信号を発生する制御回路とを備える。
この光送信器によれば、基準信号生成部が、感温素子とは別に、第2の温度信号を発生する回路を備えており、補正信号発生部は、熱的トラッキングエラーを補償する補償信号を第2の温度信号に応答して基準信号生成部に提供する。基準信号生成部は、熱的トラッキングエラーを補償する基準信号を制御目標信号および補償信号に応じて発生する。制御回路は、基準信号および第1の温度信号に応じて、熱電素子を駆動するための駆動信号を発生する。これ故に、光送信器では、周囲温度依存した現象である熱的トラッキングエラーが補償できる。ここで、制御目標信号は、周囲温度による影響がなくLDの劣化もない場合にLDが発生すべき光の波長を実現するように第1の温度信号を制御するための目標値を示す。
本発明に係る光送信器は、(h)前記レーザダイオードにバイアス電流を供給し、このバイアス電流に応じた電流モニタ信号を発生する駆動部と、(i)前記電流モニタ信号に応じて、前記熱的トラッキングエラーを補償するための情報を更新するための更新信号を発生する更新部と
を備え、前記補正信号発生部は、前記情報を記憶する記憶装置を含み、この情報を前記更新信号に応じて更新する。
熱的トラッキングエラー補償量は温度の関数であり、補正信号発生部は第2の信号に応答して上記情報に従って補償信号を生成する。一方、モニタPDの電流を一定する制御では、レーザダイオードの特性変化(経時変化、経時劣化)によって、一定の発光出力を得ようとした場合に、レーザダイオードに流れるバイアス電流が増加する。この増加による発振波長のドリフトを補償することも、熱的トラッッキングエラーを補償する回路で実現できる。つまり、増加したバイアス電流に応じて変化した電流モニタ信号を用いて、補償信号を得るための情報を更新することができる。例えば、バイアス電流の増加分に相当する値を補償信号に加えればよい。レーザダイオードの劣化は周囲温度の変化に比べればかなりゆっくり進むので、第2の温度信号による熱的トラッキングエラーの補償とレーザダイオードの劣化による補償を両立できる。
本発明に係る光送信器は、(h)前記レーザダイオードに接続されバイアス電流を供給し、前記レーザダイオードの順方向電圧に対応する電圧モニタ信号を発生する駆動部と、(i)前記電圧モニタ信号に応じて、前記熱的トラッキングエラーを補償するための情報を更新するための更新信号を発生する更新部とをさらに備え、前記補正信号発生部は、前記情報を記憶する記憶装置を含み、この情報を前記更新信号に応じて更新する。
モニタPDの電流を一定する制御では、レーザダイオードの特性変化(経時変化、経時劣化)によって、一定の発光出力を得ようとした場合に、レーザダイオードの端子間に加わる順方向電圧が増加する。この増加による発振波長の変化を補償することも、熱的トラッッキングエラーを補償する回路を用いて実現できる。つまり、レーザダイオードの順方向電圧に相当する電圧モニタ信号を用いて、補償信号情報を更新することができる。
本発明に係る光送信器は、(h)前記レーザダイオードに接続されバイアス電流を供給し、このバイアス電流に応じた電流モニタ信号と前記レーザダイオードの順方向電圧に対応する電圧モニタ信号とを発生する駆動部と、(i)前記電圧モニタ信号および前記電流モニタ信号に応じて、前記熱的トラッキングエラーを補償するための情報を更新するための更新信号を発生する更新部とをさらに備え、前記補正信号発生部は、前記情報を記憶する記憶装置を含み、この情報を前記更新信号に応じて更新する。
レーザダイオードのバイアス電流の変化だけでなくレーザダイオードの順方向電圧の変化も用いてレーザダイオードの劣化を判定することにより、電気/光変換効率と電気抵抗の変化の両方を補償できる。
本発明に係る光送信器では、前記駆動部は、前記レーザダイオードに接続されたバイアス電流モニタ回路およびトランジスタの直列接続回路を含み、前記駆動部は、前記レーザダイオードと前記直列接続回路の接続点であって前記電圧モニタ信号を提供する第1の出力と、前記トランジスタと前記バイアス電流モニタ回路の接続点であって前記電流モニタ信号を提供する第2の出力とを含む。
この光送信器によれば、前記駆動部は、トランジスタおよび電流モニタ回路を利用して、電流モニタ信号および電圧モニタ信号を発生することができる。
本発明に係る光送信器では、前記補正信号発生部の記憶装置は、前記第2の温度信号に対応する情報に関連づけて前記補償信号に対応する情報を記憶する。
この光送信器によれば、記憶装置は、熱的トラッキングエラーを補償する情報とレーザダイオードの劣化を補償する情報を含む。製品製造時の初期状態には、記憶装置は、前者の情報だけを含む。更新部は、レーザダイオードのバイアス電流や順方向電圧の経時変化に応じて、初期の熱的トラッキングエラーを補償する情報に加えるためのレーザダイオードの劣化の補償量を生成する。
以上説明したように、本発明によれば、熱的トラキングエラーを補償できる光送信器を提供できる。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明の光信号に係わる実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る光送信器を示すブロック図である。光送信器11は、レーザダイオード13と、熱電素子15と、感温素子17と、温度検出部19と、補正信号発生部21と、基準信号生成部23と、制御回路25とを備える。レーザダイオード13は、レーザドライバ27からの駆動信号VLDに応答して光をL(L、L)発生する。発生された光の一部Lは、光ファイバ29に入射し、別の一部Lは、モニタ用の受光素子31に入射する。レーザダイオード13としては、例えばDFB型半導体レーザ、ファブリペロ型半導体レーザ、面発光型半導体レーザを使用できる。熱電素子15は、例えばペルチェ素子であり、レーザダイオード13の温度を変更するために用いられる。感温素子17は、例えば感温抵抗またはサーミスタであり、レーザダイオード13の温度をモニタするために用いられる。好適な実施例では、レーザダイオード13、熱電素子15、感温素子17、モニタ用受光素子31、および光伝送路29は、光モジュール33を構成する。
温度検出部19は、感温素子17に接続されており、レーザダイオード13の温度に対応する第1の温度信号VTHを発生する。補正信号発生部21は、周囲温度TAMBに対応する第2の温度信号VAMBに応じて、熱的トラッキングエラーを補償するための情報から補償信号VCORRを発生する。基準信号生成部23は、第1の温度信号VTHを発生する感温素子17とは別に、第2の温度信号VAMBを発生する回路35を含む。この第2の温度信号VAMBに応じた補償信号VCORRを、補正信号発生部21が基準信号生成部23に提供する。基準信号生成部23は、第2の温度信号VAMBを発生する回路35を含み、また補償信号VCORRを用いて制御目標信号VREF0を補正して基準信号VADJを発生する。例えば、目標信号VREF0は、周囲環境や電源に因らない一定値として、定電源と抵抗によって生成しても良く、またはD/Aコンバータを用いて生成しても良い。
本光送信器では、熱的トラッキングエラー(感温素子が示す温度と実際のLD温度の違いによる影響)を補償するように、本来であれば一定とする制御回路25への出力(本光送信器におけるVADJ)値を周囲温度に応じて変えている。補正信号発生部21は、熱的トラッキングエラーを補償するために元の制御目標をどの程度変化させれば良いかの情報を生成するものであり、この情報は補償信号VCORRに含まれている。
制御回路25は、補償信号VCORRを用いて制御目標信号VREF0を補正して基準信号VADJ(例えば、VADJ=VREF0−VCORRまたはVADJ=VREF0+VCORR)と第1の温度信号VTHとに応じて、熱電素子15を駆動するための駆動信号Vを発生する。比較回路39、熱電素子用駆動回路40、熱電素子15、感温素子17、温度検知部19に至るフィードバックループにより、制御部25は第1の温度信号VTHと基準信号VADJを等しくするように働く。第1の温度信号VTHが基準信号VADJより大きければ、第1の温度信号VTHを小さくするように比較回路39、駆動回路40、熱電素子15が働き、逆に第1の温度信号VTHが基準信号VADJより小さければ、第1の温度信号VTHを大きくするように比較回路39、駆動回路40、熱電素子15が働く。
温度検出部19では、固定抵抗でサーミスタがバイアスされており、検知した温度によって抵抗が変わるサーミスタの抵抗値に応じて適当な参照電圧が得られ、これによりサーミスタの抵抗値変化を電圧の変化として検出する。
制御回路25において、比較回路39は、基準信号生成部23からの基準信号VADJと温度検出部19からの第1の温度信号VTHとが入力されており、第1の温度信号VTHと基準信号VADJとの差を示す比較信号VDIFFを発生する。熱電素子用駆動回路40は、熱電素子15を駆動するための信号Vを差信号VDIFFに応答して発生する。
すなわち、制御回路25は、基準信号VADJおよび第1の温度信号VTHを用いて、熱電素子25を駆動するための駆動信号Vを発生する。熱電素子15は、駆動信号Vに応じて、レーザダイオード13の温度を冷却または加熱する。駆動信号Vにより熱電素子15がレーザの温度を変えると、その変化は感温素子17に伝わり、温度検出部19によって新たな第1の温度信号VTHが得られ、制御回路25はこの第1の温度信号VTHと基準信号VADJを比較してその差を小さくする(つまり、VTHとVADJを等しくする)ように駆動信号Vを補正する。基準信号VADJが、補償信号VCORRを用いて目標信号VREF0を補正されているので、レーザダイオード13の温度の制御には、熱的なトラッキングエラーの影響が小さくなっている。
熱電素子15は、サーミスタからのモニタ信号の値VTHが所望の値(VADJ)と一致するように熱電素子用駆動回路40を用いて制御される。この制御は、そのループ内に熱応答が介在する負帰還回路になる。つまり、帰還ループの利得を大きくすることによって、制御安定時には、レーザダイオード13の温度を目標値に十分に近づけることができる。
具体的には、比較回路39として差動増幅器を用いることができ、サーミスタからの信号が、レーザダイオード温度が高いことを示していれば、差動増幅器は、レーザダイオードの熱を吸熱するような信号を熱電素子用駆動回路40に出力する。ループゲインが十分大きければ、サーミスタの温度モニタ電圧が基準電圧に等しくなる。ループゲインは、ほぼこの差動増幅器の利得により決定される。熱電素子用駆動回路40は、差動増幅器のアナログ信号出力に基づき、熱電素子を駆動するためのPWM信号を生成する構成であってもよい。
基準電圧生成部23では、レーザダイオード13の所望の温度(つまり所望の発振波長)を得るための目標信号VREF0により制御目標値が設定される。
目標信号VREF0は、サーミスタ17が周囲温度に依らず、レーザ温度に一致する場合において、所望のレーザを得るための制御目標値である。例えば、周囲温度が25℃で所望のレーザ温度(つまり発振波長)が得られる時のレーザ温度が40℃、感温素子温度が39.5℃とする。この状態では、基準信号生成部23が制御回路25に出力する基準信号VADJは39.5℃に対応するものになる。周囲温度が70℃になっても、レーザ温度と感温素子17の温度の差が不変であれば、基準信号VADJは39.5℃に対応するものになる。ところが実際はレーザ温度と感温素子温度の差は熱環境によって変わり、例えば周囲温度70℃では感温素子39.5℃の時、レーザ温度が39℃になってしまうとすると、基準信号VADJを同じ39.5℃に対応するもののままにしておくと、レーザ温度は所望の40℃から1℃下がった39℃になる。これを波長に換算すると、発振波長は100pm程度小さくなり高密度波長多重システムにとっては許容できない波長変動となる(要求性能は±50pmである)。これを避けるために、1℃下がったレーザ温度を所望の温度にするために基準信号を調整する。この例では、周囲温度が70℃の時は、感温素子17の温度が40.5℃であればレーザ温度は40℃になるので、VREF0(感温素子が39.5℃である値)に補償信号VCORR(感温素子を1℃上げる設定)を加えて40.5℃に対応した値にし、周囲温度70℃のために基準信号を生成する。
基準電圧生成部23は、周囲温度をモニタするために、回路基板上に実装した専用の温度センサを用いることができ、或いは集積回路に内蔵されている温度センサを用いてもよい。基準電圧生成部23は、周囲温度を示す第2の温度信号VAMBに対して、補正信号発生部21から補償信号VCORRを得る。第2の温度信号VAMBは、電気的な信号(電圧信号)でもコード化されたデジタル信号でも良い。一方、VUPDATEは、更新部53が検知するレーザの劣化の程度に従って変化する信号であり、第2の温度信号VAMBとVUPDATEは独立に動く。
基準信号生成部23は、補償信号VCORR(つまり周囲温度)を用いて補正された制御目標値として基準信号VADJを生成する。基準信号生成部23では、例えば、制御信号VADJをD/Aコンバータを用いて電圧信号として生成するようにしてもよく、または制御信号VADJをデジタルポテンショメータ、固定抵抗、定電圧源を使って電圧信号として生成してもよい。この電気信号VADJは、例えば5ミリ秒周期で更新され、具体的には、例えばマイクロコンピュータを使って、下記の一連のフローを繰り返すことにより生成できる。モニタした周囲温度情報TAMBを元に第2の温度信号VAMBを生成し、補正信号発生部21からの補償信号VCORRおよびVREF0に従って、新たな基準信号VADJを更新する。
光送信器11では、レーザダイオード13は、レーザダイオード13の光出力をモニタするモニタ用の受光素子(例えば、フォトダイオード)31と、レーザダイオード13の温度をモニタする感温素子(サーミスタ)17と、レーザダイオード13温度を制御するための熱電素子15とともに、気密封止されたパッケージ内にある。パワーモニタ回路37は、レーザダイオード13の出力を制御してこれを一定に保つ。つまり、レーザダイオード13の後方光Lをモニタ用受光素子31で光電気変換して、光電流Iが所望の値で一定になるように、レーザダイオード13のバイアス電流Iを調整する。これをAPC制御(Auto Power Control)と呼ぶ。
図2(A)は、光送信器における熱的トラッキングエラーの影響を受けたレーザダイオードの発振波長を示す曲線LAMBDA1を示す図面である。図2(B)は、図2(A)に示す熱的トラッキングエラーの補償量を示す曲線LAMBDA2を示す図面である。
図2(A)に示されるように、ある温度でLDの発振波長をたとえばLAMBDA0と設定し、周囲温度が変化してもこの変化を補償する様に熱電素子を駆動しているにも拘わらず、実際のLDの温度が変化する現象(トラッキングエラー)が生じている。このエラーを補償するための関数値は、図2(B)に示す様に周囲温度に依存する。この値は、例えばテーブル(ルックアップテーブル)の形態で実現される。
補正信号発生部21は、周囲温度を示す第2の温度信号VAMBに応じて、曲線LAMBDA2上の値を持つ信号VCORRを基準信号生成部23に提供する。補正信号発生部21は、第2の温度信号VAMBに対応するVCORR信号情報を記憶する記憶装置41を備えていてもよい。
図3は、記憶装置の構造を示す図面である。記憶装置41は、周囲温度VAMBに関連する情報(T1〜Tn)を格納する複数の記憶素子43a〜43eを含んでおり、熱的トラキングエラーを補償するように調整するための信号VCORR(D1〜Dn)を格納する複数の記憶素子45a〜45eを含む。
図1に示したように、光送信器11は、パワーモニタ回路37に加えて、駆動部51及び更新部53を含んでもよい。駆動部51は、レーザダイオード13の一端13aにインダクタ59を介して接続され、インダクタ59は、トランジスタ57のコレクタに接続されている。トランジスタ57のベースは、レーザダイオード13をモニタする受光素子31からの信号Iをパワーモニタ回路37を介して受ける。
駆動部51は、電流モニタ信号VIMONを発生する。電流モニタ信号VIMONは、レーザダイオード13に流れるバイアス電流Iに応じた大きさを示す。更新部53は、電流モニタ信号VIMONに応じて、熱的トラッキングエラー補償量を含む情報を更新するための更新信号VUPDATEを発生する。APC制御下で動作しているレーザダイオードは、レーザダイオードの劣化により、同一の光出力を得るためのバイアス電流Iが除々に増加する。バイアス電流Iが増加すると温度上昇率の変化、レーザダイオードの活性層内のキャリアの数の変化等によりその発振波長が変わる。この効果は、一般的には+5〜10pm/mA程度である。よって、劣化によるレーザダイオードの発光出力の減少を補償するようにバイアス電流Iが増加して波長がずれたとしても、このずれ分をレーザ温度の調整により補償できる。このレーザダイオードの劣化補償は、バイアス電流Iの増加量に従ったオフセットを熱的トラッキングエラー補償用のルックアップテーブルに追加することにより実現できる。結果として、どのような温度環境下でも、また長期間使用し続けても波長が変動せず、発光パワーも変わらない光送信器が実現できる。電流モニタ信号VIMONは、例えば固定抵抗55の両端に発生する電圧でバイアス電流Iをモニタした信号であり、更新信号VUPDATEは、熱的トラッキングエラー補償のルックアップテーブルをオフセットする量を規定する。
補正信号発生部21は、熱的トラッキングエラー補償量を含む情報を更新信号VUPDATEに応じて更新する。ルックアップテーブルを更新信号VUPDATEに従って更新するということは、例えば記憶装置のデータ値(D〜D)に更新信号VUPDATEを加えて新たな(D〜D)とすることである。
劣化に伴いレーザダイオードの内部抵抗が除々に増加する。この抵抗の増加はレーザの順方向電圧の増加になって現れる。この抵抗の増加が消費電力の増加、つまり熱の発生になり、レーザの発振波長をずらす。駆動部51は、電圧モニタ信号VVMONを発生するようにしてもよい。電圧モニタ信号VVMONは、レーザダイオードに加えられる順方向電圧に対応している。更新部53は、電圧モニタ信号VVMONに応じて、熱的トラッキングエラー量を含む情報を更新するための更新信号VUPDATEを発生する。また、駆動部51は、電流モニタ信号VIMONと電圧モニタ信号VVMONとの両方を発生するようにしてもよい。更新部53は、補償量を電圧モニタ信号VVMONと電流モニタ信号VIMONの2変数を用いて計算することもでき、または2変数ルックアップテーブルを用いることもできる。
図4(A)は、熱的トラッキングエラーの補償量LAMBDA3を示す。曲線LAMBDA3は、動作初期の光送信器における熱的トラッキングエラーを補償するために使用される。図4(B)は、熱的トラッキングエラーの補償量LAMBDA4を示し、経時変化によって変動した熱的トラッキングエラーを補償するために使用される。図4(B)に示されるように、光送信器の特性は、累積動作時間が大きくなるにつれて、曲線LAMBDA3から曲線LAMBDA4に変化する。この更新は、既に説明したルックアップテーブル41を書き換えることによって実現される。
レーザダイオードの経年劣化によりレーザダイオードのバイアス電流Iが増加するが、このIを増加させることにより、レーザダイオードは、BOL(begin of life)と同じ光出力パワーを発生できる。また、レーザダイオードの順方向電圧VFORWARDには、レーザダイオードの電気抵抗の変化分が現れる。この変化はサーミスタでは検知できない。そこで、バイアス電流Iおよび順方向電圧VFORWARDのモニタ値からレーザダイオードの劣化の程度を見積もることができる。
見積もり値は、例えば、
△DIFF=a×(Vif−Vif0)+b×(Vvf−Vvf0
レーザダイオードのバイアス電流を対応する情報Vif
レーザダイオードのバイアス電流の初期値を対応する情報Vif0
レーザダイオードの順方向電圧を対応する情報のVvf
レーザダイオードの順方向電圧の初期値に対応する情報Vvf0
を用いて計算される。この計算に必要な情報を記憶装置41に格納するようにしてもよい。
例えば記憶情報として電圧値を用いるとすれば、バイアス電流モニタ回路55が固定抵抗(抵抗値Rオーム))から成る場合、NODE2(トランジスタ57の電流端子(例えば、エミッタ)57bとバイアス電流モニタ回路55との接続点)の電圧をVnode2=Vifとすると、バイアス電流Iは、I=Vif/Rから求められる。一方、レーザダイオードの順方向電圧Vvfは、トランジスタ57のコレクタ57aの電位Vcとレーザダイオードのアノード電圧Vadから、Vvf=Vad−Vcで求められる。駆動部51の出力信号VVMONが前述のVifとVvfに従うもの(またはそのもの)であれば、まず製品出荷時のVifとVvfの値(初期値)をそれぞれVif0とVvf0として記憶しておき、動作後のある時間でのVIMONとVVMONから、VifとVif0の差(Vif−Vif0)と、VvfとVvf0の差(Vvf−Vvf0)を求めることができる。Vif0とVvf0の記憶は例えば記憶素子で記憶しておく。VifとVif0の差とVvfとVvf0の差からルックアップテーブルのオフセット量(△DIFF)を導き出す。レーザダイオードの劣化により、これらの差は増加する。よって、単純には一次近似でオフセット量を求めることができる。例えば、△DIFF=a(Vif−Vif0)+b(Vvf−Vvf0)。係数aは発振波長のバイアス電流I依存性から、係数bは発振波長の順方向電圧Vvf依存から求めることができ、平均的な劣化量(バイアス電流や順方向電圧の変化で波長がどれくらいずれるか)を推測して、共通に使える係数a、bを求めることが好ましい。波長シフトがXナノメートルとすれば、ずれた波長を補償するためにレーザ温度をどの程度補正すれば良いかが発振波長とレーザ温度の関係0.1nm/℃からかわかる。
また、この計算値は、既に説明したルックアップテーブルLUTを用いて
LUT1(T)UPDATE=LUT1(T)0+△DIFF
と表される。係数aおよびbは、図1に示されるレーザ駆動回路毎に決定される。例えば、a=0では、更新値は、電圧モニタ信号VVMONに応じて変更される。b=0では、更新値は、電流モニタ信号VIMONに応じて変更される。
この更新は、ルックアップテーブルに対して例えば5ミリ秒毎で行われる。このテーブルの更新するタイミングは、基準電圧生成部23が補正信号発生部21内の記憶装置41(例えば、温度補正テーブル)にアクセスするタイミングと一致しないようにする。この温度補償テーブルは、周囲温度Tを引数とするルックアップテーブルであり、関数LUT1(T)の初期値は、レーザダイオードのBOL特性(Beginning Of Lasing)に基づいて決定される。以後、EOL(End Of Lasing)までの運転中、上記の関数に基づいて計算された値に更新される。補正信号VCORRが周囲温度VAMBに対してn次多項式で表現できる場合は、当該多項式の各係数(An、An−1、・・・、A0)を出荷時に設定しておき、運転中は温度Tから補正信号の値を多項式
CORR(VAMB)=A×VAMB +An−1×VAMB n−1+・・・A×VAMB+A
を用いて計算することができる。さらに正確に補正値を得るために、DG(VIMON、VVMON)という関数を用いて、
CORR(VAMB)=LUT1(VAMB)+DG(VIMON、VVMON)の値を補正値として利用することができる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は第1の実施の形態に係る光送信器を示すブロック図である。 図2(A)は、光送信器における熱的トラッキングエラーのためにシフトしたレーザダイオードの発振波長の曲線LAMBDA1を示す図面である。図2(B)は、光送信器における熱的トラッキングエラーを補償するための量の曲線LAMBDA2を示す図面である。 図3は記憶装置の構造を示す図面である。 図4(A)は、光送信器における熱的トラッキングエラーを補償するための量の曲線LAMBDA3を示す図面である。図4(B)は、光送信器における熱的トラッキングエラーを補償するための量の曲線LAMBDA4を示す図面である。
符号の説明
11…光送信器、13…レーザダイオード、15…熱電素子、17…感温素子、19…温度検出部、21…補正信号発生部、23…基準信号生成部、25…制御回路、27…レーザドライバ、L、L、L…光、29…光伝送路、31…モニタ用の受光素子、33…光モジュール、35…第2の温度信号を発生する回路、37…パワーモニタ回路、41…記憶装置、43a〜43e…記憶素子、45a〜45e…記憶素子、51…駆動部、53…更新部、55…バイアス電流モニタ回路、57…トランジスタ、59…インダクタ、VTH…第1の温度信号、TAMB…周囲温度、VAMB…第2の温度信号、VCORR…補償信号、VREF0…制御目標信号、VADJ…基準信号、V…駆動信号、39…比較回路、VDIFF…差信号、VUPDATE…更新信号、VVMON…電圧モニタ信号、VIMON…電流モニタ信号

Claims (5)

  1. レーザダイオードと、
    前記レーザダイオードの温度を変更するための熱電素子と、
    前記レーザダイオードの温度をモニタするための感温素子と、
    前記感温素子に接続されており、前記レーザダイオードの温度に対応する第1の温度信号を発生する温度検出部と、
    周囲温度に対応する第2の温度信号に応じて、熱的トラッキングエラーを補償するための補償信号を発生する補正信号発生部と、
    前記レーザダイオードの温度の制御目標値を示す目標信号および前記補償信号に応じて温度制御のための基準信号を発生する基準信号生成部と、
    前記基準信号に前記第1の温度信号が等しくなるように前記熱電素子を駆動するための駆動信号を発生する制御回路と
    を備える光送信器。
  2. 前記レーザダイオードに接続され、前記レーザダイオードにバイアス電流を供給し、該バイアス電流に応じた電流モニタ信号を発生する駆動部と、
    前記電流モニタ信号に応じて、前記熱的トラッキングエラーを補償するための情報を更新するための更新信号を発生する更新部と
    を備え、
    前記補正信号発生部は前記情報を記憶する記憶装置を含み、当該情報を前記更新信号に応じて更新する、請求項1に記載された光送信器。
  3. 前記レーザダイオードに接続されバイアス電流を供給し、前記レーザダイオードの順方向電圧に対応する電圧モニタ信号を発生する駆動部と、
    前記電圧モニタ信号に応じて、前記熱的トラッキングエラーを補償するための情報を更新するための更新信号を発生する更新部と
    をさらに備え、
    前記補正信号発生部は、前記情報を記憶する記憶装置を含み、当該情報を前記更新信号に応じて更新する、請求項1に記載された光送信器。
  4. 前記レーザダイオードに接続され前記レーザダイオードにバイアス電流を供給し、該バイアス電流に応じた電流モニタ信号と前記レーザダイオードの順方向電圧に対応する電圧モニタ信号とを発生する駆動部と、
    前記電圧モニタ信号および前記電流モニタ信号に応じて、前記熱的トラッキングエラーを補償するための情報を更新するための更新信号を発生する更新部と
    をさらに備え、
    前記補正信号発生部は、前記情報を記憶する記憶装置を含み、前記記憶装置の該情報を前記更新信号に応じて更新する、請求項1に記載された光送信器。
  5. 前記駆動部は、前記レーザダイオードに接続された、バイアス電流モニタ回路およびトランジスタの直列接続回路を含み、
    前記駆動部は、前記レーザダイオードと前記直列接続回路の接続点であって前記電圧モニタ信号を提供する第1の出力と、前記トランジスタと前記バイアス電流モニタ回路の接続点であって前記電流モニタ信号を提供する第2の出力とを含む、請求項4に記載された光送信器。
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