JP2006098816A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像ロール上のトナーを除去でき、履歴現象の発生を抑制することが可能で、さらにトナースペント量及びキャリアのコート剥がれを抑制しつつ、トナーの流動性を確保し、高画質を維持することが可能な現像装置を提供する。
【解決手段】 静電潜像担持体1に対面配置した現像ロール4と、該現像ロール4に対面配置され、キャリア8とトナー9からなる2成分現像剤により磁気ブラシを形成する磁気ロール6と、を備え、前記現像ロール4には現像バイアス11が、前記磁気ロール6には第2の直流バイアス12が夫々印加され、前記現像ロール上にトナー薄層を形成して潜像担持体上の潜像を現像する現像装置において、前記キャリア8は、該キャリアの形状係数SF−2が130〜150である第1のキャリア100部に対して、SF−2が105〜120である第2のキャリアを20〜40部含む構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの複合機等の画像形成装置における現像装置に関し、特に、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を使用して、現像ロール上に帯電されたトナーのみを保持させて静電潜像担持体上の静電潜像に飛翔させ、該静電潜像を現像するようにした現像装置に関するものである。
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置における現像方式には、トナーと磁性キャリアを用いた2成分現像方式、絶縁トナーや導電トナーを用いた1成分現像方式、磁性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させる2成分現像剤を使用し、現像ロール上に帯電されたトナーのみを保持させて静電潜像に飛翔させ、該潜像を現像するようにしたハイブリッド現像方式などがある。
2成分現像方式は、キャリアによるトナーの帯電性に優れ、長寿命化が可能であるとともにベタ画像の均一化などの利点がある反面、現像装置が大きく複雑になる、トナー飛散やキャリア引きが発生する、キャリアの特性の劣化によって画質が変化するなどの欠点がある。また1成分現像方式は、現像装置がコンパクトになってドット再現性に優れているが、現像ロールの劣化のために耐久性が低く、現像装置を交換するため消耗品価格が高価になる、選択現像が発生するなどの欠点を有している。
そこで近年は、これらの問題点を解決する技術として、1成分現像方式と2成分現像方式を組み合わせて、ドット再現性に優れ、長寿命化が可能で高速の画像形成が可能なハイブリッド現像方式が提案、実用化されている。
ハイブリッド現像方式は、静電潜像担持体(感光体)に対向して離間配置した現像ロールと、該現像ロールに対向配置した磁気ロールと、を備え、キャリアとトナーからなる2成分現像剤により前記磁気ロール上に磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシの先端を感光体に接触させるとともに、前記磁気ロールに印加した直流バイアス、及び前記現像ロールに印加した直流成分と交流成分が重畳された現像バイアスの作用により2成分現像剤のトナーを静電潜像担持体上の静電潜像部分に選択的に付着させて現像を行なう構成となっている。
しかしながら、このようなハイブリッド現像方式では、現像ロール上にトナーの消費領域と非消費領域とが生じると、そのロール上におけるトナーの付着状態とトナーの電位差にばらつきが生じる関係から、前の現像画像の一部が次の現像時に残像(ゴースト)として現れる現象、いわゆる履歴現象が発生してしまう。
この履歴現象を解決するために、例えば特許文献1(特開平11−231652号公報)には、現像ロール表面に当接してロール表面に付着残存するトナーを掻き取るトナー掻き取り手段を設けた現像装置が提案されている。
しかし、このように掻き取り手段を設けると、装置の複雑化、大型化を招くという問題が生じてしまう。また、トナーを掻き取る際に、トナーに凝集が発生することがあり、トナー凝集体を発生させ、画像欠陥を招くという問題もあった。
そこで、特許文献2(特開平7−92813号公報)では、ハイブリッド現像方式において、現像ロール上のトナーを除去でき、履歴現象の発生を抑制するために、キャリアの形状因子(SF−2)を130以上とする構成が開示されている。ここで、形状因子とは粒子の形状、表面状態を表す数値であり、SF−2は{(キャリアの周長)/(キャリアの投影面積)×1/4π×100}で算出され、粒子表面の凹凸の度合いを表す。即ち、SF−2が130以上のキャリアとは、凹凸の度合いが大きく、非球形のキャリアであることを意味する。
このように、2成分現像剤中のキャリアとして非球形のキャリアを用いることにより、キャリア同士の接触する割合が高くなり、互いに接触するキャリアを介して磁気ブラシの先端に位置するキャリアにまで電荷の注入が可能となる。そのため、磁気ロール上に形成される磁気ブラシにはその先端に位置するキャリアにまで電荷が注入され、現像ロールと磁気ロールとの間にトナーを移行させるための大きな電界を作用させることができ、現像ロール表面に十分な量のトナーを供給することができるため、確実に履歴現象を防止することが可能となる。
一方、キャリアの表面形状に起因する現像の不具合も発生している。即ち、キャリアの表面の凹凸が大きいと、現像剤の流動性が低下してしまい、キャリアの表面にトナー成分が付着するために発生するキャリアのトナースペント量が増大したり、表面コート層を有するキャリアではキャリアの表面に設けられた樹脂被覆層が剥がれるコート剥がれが、樹脂キャリアではキャリアの割れが促進される等の問題が生じてしまう。
特開平11−231652号公報 特開平7−92813号公報
上記したように、現像装置における履歴現象を抑制するために様々な方法、装置が提案されているが、特許文献1記載のようにトナー掻き取り手段を具備した装置では、装置の複雑化、大型化を招くという問題が生じてしまう。
また、特許文献2に記載のようにキャリアを非球形状にすることにより簡単な装置で以って履歴現象の発生を抑制することが可能となるが、キャリア表面の凹凸によりトナースペント量が増大したり、キャリアのコート剥がれが促進される等の問題が新たに発生してしまうという問題があった。また、トナーとキャリアが撹拌される際にこれらが摺擦しあい、トナー粒子に外添された外添剤が粒子内部に埋没し、外添剤としての機能が減衰して現像剤の流動性を低下させてしまうという問題もあった。
従って本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、履歴現象の発生と、トナースペント及びコート剥がれの発生を同時に解決し得る現像装置を提供することを目的とする。即ち、キャリアの形状等を最適化することにより、現像ロール上のトナーを除去でき、履歴現象の発生を抑制でき、同時に現像剤の劣化を防止してトナースペント及びコート剥がれを抑制することができ、高画質を維持可能な現像装置を提供することを目的とする。
尚、ハイブリッド現像では画像形成の度に、キャリアとトナーで構成された磁気ロール上の2成分現像剤の磁気ブラシによって現像ロールにトナー層を形成し、現像終了後に現像ロールに残留したトナー層を磁気ブラシによって除去するため、キャリアとトナーの接触する機会が通常の2成分現像と比較して格段に多くなるため、キャリアの表面にトナーの成分が付着する所謂トナースペント量が多くなり、キャリア表面のコート層の剥がれも発生しやすくなる。本発明はこのようなハイブリッド現像で特に発生の目立つ不具合を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明では、トナーとキャリアからなる2成分現像剤で磁気ロール上に磁気ブラシを形成し、該磁気ブラシでトナーの薄層を現像ロール上に形成した後、静電潜像担持体との間の空間に直流、交流バイアスを印加して現像する非接触現像法によりトナーを静電潜像に飛翔させて現像を行なう構成とすることにより、コンパクトで実用性の高い現像システムを構築するとともに、従来技術で問題となっていた履歴現象、さらにはトナースペント及びコート剥がれの発生等の問題を解決できるようにした。
そこで本発明は、静電潜像担持体に対向して離間配置した現像ロールと、該現像ロールに対面配置され、キャリアとトナーからなる2成分現像剤により表面に磁気ブラシを形成する磁気ロールと、を備え、前記現像ロールには第1の直流バイアスと交流バイアスからなる現像バイアスが、前記磁気ロールには第2の直流バイアスが夫々印加され、前記第1と第2の直流バイアスの電位差と前記交流バイアスにより前記現像ロール上にトナー薄層を形成して前記静電潜像担持体上の潜像を現像する現像装置において、
前記キャリアは、形状係数SF−2が130〜150の範囲内である第1のキャリア100部に対して、形状係数SF−2が105〜120の範囲内である第2のキャリアを20〜40部含むことを特徴とする。
本発明者らは鋭意研究した結果、後述する表1にも明らかなように以下の知見を得た。
粒子の凹凸度合いを表す形状係数SF−2が130〜150の範囲内であるキャリアを用いると、キャリア表面の凹凸により磁気ブラシが適正に形成され、トナー搬送量が増大するため履歴現象の発生を抑制できる。一方、キャリア表面の凹凸によりトナースペント量、コート剥がれが増加する惧れがある。
また、形状係数SF−2が105〜120の範囲内であるキャリアを用いると、キャリアの表面が平滑であるため、トナースペント量やコート剥がれが少なく、現像剤の流動性は良好となるが、キャリア表面の凹凸が少ないためトナー搬送量が減少し、履歴現象が発生してしまう。
従って本発明のように、キャリアの形状係数SF−2が130〜150の範囲内である第1のキャリアと、キャリアの形状係数SF−2が105〜120の範囲内である第2のキャリアを含む構成とすることにより、トナースペント量及びコート剥がれの発生を減少させるとともに、履歴現象を抑制することが可能となる。
このとき、本発明では、前記第1のキャリアと前記第2のキャリアの配合比を、第1のキャリア100部に対して第2のキャリアを20〜40部含むようにした。
これは、前記第2のキャリアが20部未満の場合、流動性が低く、トナースペント、コート剥がれが発生し、40部より多い場合には履歴現象が発生してしまうため、上記配合比とすることにより、第1のキャリア及び第2のキャリアの夫々の効果が有効に発揮され、バランスのとれた相互作用により履歴現象を抑制するとともにトナースペント量及びコート剥がれの発生を減少させることが可能となる。
また、前記第1のキャリアが樹脂キャリアであることを特徴とする。
このように、全キャリア中に占める割合の大きい第1のキャリアを樹脂キャリアとすることにより、現像剤の撹拌時に他のキャリア若しくはトナーへ与える摩擦、衝撃を緩和でき、現像剤の劣化がやわらげられる。
さらに、前記第1のキャリアの比重が、前記第2のキャリアの比重より小であることを特徴とする。これは、現像剤中に比重の小さいキャリアが多く存在すると、現像剤の撹拌時における摩擦、衝撃力は低下し、現像剤の劣化がやわらげられるが、一方で流動性が低下してしまうという問題があった。従って、本発明のように配合比の大きい第1のキャリアの比重を小さくすることにより現像剤の劣化を最小限に抑え、さらに比重の大きい第2のキャリアを混在させることにより流動性を確保するようにした。
さらにまた、前記トナーの平均円形度を0.93以上とすることが好適であり、これにより現像ロール上のトナーの除去が確実に行なわれ、履歴現象の発生を抑制でき、高画質を得ることができる。
以上のように本発明によれば、現像ロール上のトナーを除去でき、履歴現象の発生を抑制することが可能で、さらにトナースペント量及びキャリアのコート剥がれを抑制しつつ、トナーの流動性を確保し、高画質を維持することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本実施例における現像装置は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの複合機等の画像形成装置における現像装置であって、さらに本実施例では、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を使用して、現像ロール上に帯電されたトナーのみを保持させて静電潜像担持体上の静電潜像に飛翔させ、該静電潜像を現像するようにした現像装置において、キャリアの形状等を最適化することにより、履歴現象の発生、トナースペント及びキャリアのコート剥がれを抑制し、且つトナーの流動性を高く保ち、高画質を維持することが可能な構成となっている。
まず、図1に示す本実施例に係る現像装置の概略構成図を参照して、現像装置の各部位の構成について説明する。
同図に示されるように、本実施例の現像装置は、潜像担持体(感光体)1に対向するごとく離間配置された現像ロール4と、該現像ロール4に対面配置された磁気ロール6と、を備えている。前記潜像担持体1、前記現像ロール4、及び前記磁気ロール6は夫々非接触で配置される。前記磁気ロール6の内部には磁石が備えられ、該磁石によってキャリア8とトナー9からなる2成分現像剤の磁気ブラシ10が形成され、該磁気ブラシ10により前記現像ロール4にトナーを供給する。
前記潜像担持体1の周囲には、帯電器3及び露光ユニット2等が周方向に順に配置されている。
また、前記磁気ロール6に第2の直流バイアス(Vdc2)を印加する第2の直流バイアス電源12が設けられ、該直流バイアスにより前記磁気ブラシ10から現像ロール4へトナー9を搬送するようになっている。
さらに、前記現像ロール4に現像バイアスを印加する現像バイアス電源11が設けられている。該現像バイアス電源11は、直流バイアス電源11aと交流バイアス電源11bとからなり、直流成分(DC)と交流成分(AC)とが重畳された現像バイアスを前記現像ロール4に印加する。
前記磁気ブラシ10により前記現像ロール4上にはトナー薄層5が形成されており、前記現像バイアスを印加することにより、該トナー薄層5のトナー9を飛翔させて現像を行なうようになっている。
また、前記磁気ロール6に隣接して規制ブレード7が配設されており、該規制ブレード7により磁気ブラシ10の厚さを規制している。
前記潜像担持体(感光体)1の材料としては、アモルファスシリコン(a−Si)感光体、有機感光体(OPC)などを用いることができる。正帯電有機感光体(正OPC)は、オゾンなどの発生が少なくて帯電が安定しており、特に単層構造の正帯電有機感光体は、長期にわたる使用によって膜厚が変化した場合においても感光特性に変化が少なく、画質も安定するため長寿命のシステムには好適である。
露光ユニット2は、半導体レーザ、もしくはLEDを用いることができる。正帯電有機感光体を用いた場合は770nm付近の波長が有効であり、アモルファスシリコン感光体の場合は685nm付近の波長が有効である。
現像ロール4の最表面は、体積固有抵抗が均一な導電性のアルミニウム、SUS、導電樹脂被覆などからなるスリーブで構成する。そしてそのシャフト部には、直流バイアス電源11a、交流バイアス電源11bを接続し、回転する現像ロール4と潜像担持体1、及び磁気ロール6との間にこの直流と交流を重畳した現像バイアス11が作用するようにする。
磁気ロール6は、現像剤搬送体として内部に配設された磁石によってキャリア8とトナー9からなる2成分現像剤を磁気保持し、磁気ブラシ10を発生させてこの磁気ブラシ10の厚さを規制ブレード7によって規制しながら現像ロール4にトナー9を供給する。この現像ロール4へのトナー9の供給は、磁気ロール6に印加された第2の直流バイアス(Vdc2)12と、現像ロール4に印加されている第1の直流バイアス(Vdc1)11aとの電位差、及び交流バイアス11bによって行われる。
潜像担持体1と現像ロール4との間隔は、一例として約250μmとしてこの間にワイヤ電極等は用いない。通常この潜像担持体1と現像ロール4との間隔は、150から400μm、好ましくは200から300μmであり、この間隔が150μmより狭いとカブリの要因になり、400μmより広いとトナー9を潜像担持体1に飛翔させることが困難になって、十分な画像濃度を得ることができない。また、選択現像を発生させる要因になる。磁気ロール4と現像ロール6との間隔は0.3から1.5mm程度である。
次に、本実施例の現像装置に用いることができる2成分現像剤について説明する。
前記2成分現像剤はトナー9とキャリア8からなる。
本実施例の特徴的な構成として、前記キャリア8は、その形状係数SF−2が130〜150の範囲内である第1のキャリアと、形状係数SF−2が105〜120の範囲内である第2のキャリアとを含有している。
尚、前記形状係数は、キャリアの形状と表面状態を表すものであり、SF−2は粒子の凹凸の度合いを示し、100に近い程より平らであることを意味し、100を超えて大きくなる程表面の凹凸が顕著になることを示す。これらの形状係数は下記の式により算出される。
SF−2=(キャリアの周長)/(キャリアの投影面積)*1/4π*100
本実施例のように、キャリアの形状係数SF−2が130〜150の範囲内である第1のキャリアと、キャリアの形状係数SF−2が105〜120の範囲内である第2のキャリアを含有する構成とすることにより、トナースペント量及びコート剥がれの発生を減少させるとともに、履歴現象を抑制することが可能となる。
また本実施例において、前記現像剤には、前記第1のキャリア100部に対して、前記第2のキャリアを20〜40部含む構成とする。
これは、前記第2のキャリアが20部未満の場合、流動性が低く、トナースペント、コート剥がれが発生し、40部より多い場合には履歴現象が発生してしまうため、上記配合比とすることにより、第1のキャリア及び第2のキャリアの夫々の効果が有効に発揮され、バランスのとれた相互作用により履歴現象を抑制するとともにトナースペント量及びコート剥がれの発生を減少させることが可能となる。
さらに、前記キャリア8は、その体積平均粒径が25〜70μmであることが好適である。前記キャリア8の体積平均粒径が70μmより小さいキャリアとすることにより同重量のキャリアに比べて表面積が大きくなり、保持するトナー量が増大し、現像の際にトナー飛散や履歴現象を発生せず高画質が得られる。また、前記キャリアの体積平均粒径を25μm以上とすることにより、キャリアが静電潜像担持体に付着して流出する惧れがなく、好適である。
また、前記第1のキャリアが樹脂キャリアであることが好ましい。これは、全キャリア中に占める割合の大きい第1のキャリアを樹脂キャリアとすることにより、現像剤の撹拌時に他のキャリア若しくはトナーへ与える摩擦、衝撃を緩和でき、現像剤の劣化がやわらげられる。
そして前記第1のキャリアは、少なくとも結着樹脂と磁性粉とを含有している。
前記結着樹脂は、キャリアの所望の特性、即ち粉体特性、電気特性、磁気特性、及び現像プロセスに合わせて従来より用いられている種々の樹脂化合物を単独或いは複数種類用いることができる。結着樹脂としては、例えば、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、アクリル樹脂、シリコン系樹脂等が挙げられる。この結着樹脂は、樹脂化合物を溶融して作製しても良いし、重合により樹脂を構成する重合体単量体を重合することによって得るようにしても良い。
前記磁性粉は、キャリアの所望の特性に合わせて従来より用いられている種々の磁性金属酸化物を単独或いは複数種類用いることができる。磁性粉としては、例えば、マグネタイト、Mn系フェライト、Mn−Mg系フェライトなどを用いることができる。
また、前記第1のキャリアは過度に抵抗値を上げない範囲で表面処理して用いても良い。
前記第1のキャリアの製法は、上記した形状係数を満足し得るものであれば特に限定されず、重合法及び粉砕法の何れを用いることもできる。
前記重合法は、結着樹脂を形成する重合性単量体に他の材料を混合して単量体系を得て、この単量体系を分散安定剤を含む水系媒体中に投入、撹拌して液滴粒子を形成し、この状態で重合開始剤等により重合してキャリア粒子を作製する懸濁重合法が好適に用いられる。尚、分散安定剤に代えて乳化剤を用いる乳化重合法を用いることもできる。
前記粉砕法は、結着樹脂を溶融し、溶融した結着樹脂と他の材料を混練し、結着樹脂を冷却固化し、粉砕、熱処理等による形状処理をし、分級する方法等が用いられる。
一方、前記第2のキャリアに特に限定はなく、例えば、鉄、ニッケル、コバルト等の磁性体金属及びそれらの合金、或いは希土類を含有する合金類、ヘマタイト、マグネタイト、マンガン−亜鉛系フェライト、ニッケル−亜鉛系フェライト、マンガン−マグネシウム系フェライト、リチウム系フェライトなどのソフトフェライト、銅−亜鉛系フェライト等の鉄系酸化物及びそれらの混合物等の磁性体材料を焼結及びアトマイズ等を行なうことによって製造した磁性体粒子、及び該磁性体粒子の表面を樹脂被膜したものなどを使用することができる。被膜処理には、例えば、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂等を用いることができる。キャリア表面への樹脂被膜法としては、噴霧法、浸漬法等が挙げられる。
また、前記磁性体材料を結着樹脂中に分散担持させた磁性体分散型樹脂を使用することも可能である。この場合、結着樹脂には前記第1のキャリアと同様の樹脂を用いることができる。
また本実施例において、前記第1のキャリアの比重が、前記第2のキャリアの比重より小さいことが好ましい。前記第1のキャリアと前記第2のキャリアの好適な組み合わせの一例として、前記第1のキャリアに樹脂キャリア、前記第2のキャリアにフェライトキャリアを用いる組み合わせ等が挙げられる。このように配合比の大きい第1のキャリアの比重を小さくすることにより現像剤の劣化を最小限に抑え、さらに比重の大きい第2のキャリアを混在させることにより流動性を確保することができる。
前記トナー9は、少なくとも結着樹脂と着色剤を含み、さらに適宜、電荷制御剤、離型剤、外添剤等を添加する。
さらに、前記トナー9の平均円形度が0.93以上であることが好適である。
前記トナーの平均円形度を0.93以上としているため、現像ロール上のトナーの除去が確実に行なわれ、履歴現象の発生を抑制できる。
さらにまた、前記トナーの体積平均粒径を8μm以下と比較的小粒径とすることが好ましく、これにより解像性が良好となるとともに、安定した帯電性を保持でき履歴現象等の不具合が発生せず、一方、体積平均粒径を4μm以上とすることが好ましく、凝集力や付着力を抑制でき、高画質を得ることができる。
前記結着樹脂は、トナーの所望の特性、即ち摩擦帯電性、熱的特性、機械的特性に合わせて従来より用いられている種々の樹脂化合物を単独或いは複数種類用いることができる。結着樹脂としては、例えば、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体、ポリエステル、エポキシ、ポリアミド、ポリメチルメタアクリレート、ポリビニルブチラール等が使用でき、特にポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体樹脂、ポリエステル系樹脂等が好適に使用できる。
この結着樹脂は、樹脂化合物を溶融して作製しても良いし、樹脂を構成する重合体単量体を重合することによって得るようにしても良い。
前記着色剤(染顔料)は、摩擦帯電性を有する黒トナー用には、ファーネスブラック、チャンネルブラックなどのカーボンブラックを用いることが好ましい。この黒色系着色剤の他に、必要に応じて黄色系着色剤、赤色系着色剤、青色系着色剤を使用でき、これらの着色剤は当該分野で公知のものを使用することができる。
前記電荷制御剤は、トナーの摩擦帯電性を制御するものであり、正帯電トナーにはニグロシン染料、脂肪酸金属塩、第4級アンモニウム塩等の電子供与性物質が、また負帯電トナーには、アゾ系含金属染料、塩素化パラフィン、塩素化ポリエステルなどの電子受容性物質が用いられる。また、これらの代わりに帯電制御樹脂を用いてもよい。尚、結着樹脂或いは着色剤(カーボンブラック)等の材料により帯電制御することもできる。
前記離型剤は、クリーニング特性の向上、定着オフセット防止、キャリアへのトナースペント防止などの機能を備えており、熱ローラ定着用トナーでは、オフセット防止剤として低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン等を用いることができる。
前記外添剤は、トナーの流動性、摩擦帯電性、クリーニング特性、キャリアへのトナースペント防止、などを目的としてトナー表面に添加される。コロイダルシリカ、酸化チタン、アルミナ、炭化ケイ素、またはステアリン酸亜鉛等が使用できる。
またトナー9とキャリア8の混合割合は、キャリア8およびトナー9の合計量に対しトナーを5〜20重量%、好ましくは5〜15重量%とすると良い。トナー9の混合割合が5重量%未満であると、トナーの帯電量が高くなって十分な画像濃度が得られなくなり、20重量%を超えると今度は十分な帯電量が得られなくなるため、トナーが現像器から飛散して画像形成装置内を汚染したり、画像上にトナーカブリが生じる。
上記した現像装置を用いて評価試験を行なった結果を以下に示す。
本評価試験に用いたキャリアの製法は次の通りである。板状ストロンチウムフェライト粒子粉末(形状を円に近似した場合の体積平均粒径1.8μm)300gを撹拌混合した後、シラン系カップリング剤(商品名:KBM−403 信越化学製)3.0gを添加し、約100℃まで昇温し30分間良く混合撹拌することによりカップリング剤で被覆されている板状ストロンチウムフェライト粒子粉末を得た。
別に、球状マグネタイト粒子粉末(体積平均粒径0.42μm)360gを撹拌混合した後、シラン系カップリング剤(商品名:KBM−403 信越化学製)4gを添加し、約100℃まで昇温し30分間良く混合撹拌することによりカップリング剤で被覆されている球状マグネタイト粒子粉末を得た。
次に、フェノール45g、37%ホルマリン62g、前記親油化処理された板状ストロンチウムフェライト粒子粉末60g、前記親油化処理された球状マグネタイト粒子粉末340g、28%アンモニア水13g、水50gを、撹拌しながら40分間で85℃に上昇させ、同温度で180分間反応、硬化させた。
次に、フラスコ内の内容物を30℃まで冷却後、上澄み液を除去し、さらに下層沈殿物を水洗した後、風乾した。次いで、これを減圧下(5mmHg以下)に150〜180℃で乾燥して、球状マグネタイト粒子と板状ストロンチウムフェライトとをフェノール樹脂をバインダとして結合した球状複合体粒子からなるキャリアを得た。
さらに、窒素気流下、ヘンシャルミキサー内に前記球状複合物体粒子300gおよびシリコーン樹脂(KR−251:信越化学製)を固形分として4.8g添加し、撹拌しながら120℃まで昇温し、同温度で1時間撹拌してシリコーン樹脂からなる樹脂被覆層の形成を行った。このようにして所望のSF−2を有するキャリアが得られるまで製造を繰り返し行った。
28%アンモニア水の添加量を減少させるとき、SF−2が大きくなり、28%アンモニア水の添加量を9gから18gとした以外は、同様にして、異なるSF−2のキャリアを得た。
フェライトキャリアの製法は次の通りである。
フッ素樹脂(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)5重量部とエポキシ樹脂5重量部をトルエン90重量部に溶解し、固形分10重量部の樹脂溶液を得た。平均粒径45μmのCu−Zn−Fe系フェライト100重量部のコア材を流動床中で流動させ、コア材表面に該コア材100重量部に対し、0.5重量部のフッ素樹脂およびエポキシ樹脂を被膜した。被膜後、230℃で1時間加熱し焼き付けた後、冷却しかつ解砕して、形状係数SF−2が120で真比重が5.0のキャリア(実施例12のキャリア2)を得た。
次に、トナーおよび現像剤製法の一例を以下に示す。スチレン80重量部、2-エチルヘキシルメタクリレート20重量部、カーボンブラック5重量部及び低分子量ポリプロピレン3部、電荷制御剤(ボントロンN−07)2部、ジビニルベンゼン(架橋剤)1部の混合溶液に重合開始剤2,2-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)2重量部を加え、それを精製水400重量部に加え、さらに懸濁安定剤として第三リン酸カルシウム5重量部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1重量部を加え、TKホモミキサ(特殊機化工業社製)を用いて、回転数7000rpmで20分間攪拌し、窒素雰囲気下、70℃、100rpmで10時間重合反応させ、体積平均粒径6.5μmの球形トナーを得た。
前記トナーに対して、シリカ微粒子(REA200)0.2重量%をヘンシェルミキサー(3000rpm、2min)で添加させ、得られたトナーをキャリアに対して5重量%となるようにボールミル等で20分混合して2成分現像剤のサンプルを得た。
前記2成分現像剤のサンプルは、実施例1〜実施例12では、第1のキャリア(キャリア1)の形状係数SF−2が130〜150の範囲内で、第2のキャリア(キャリア2)の形状係数SF−2が105〜120の範囲内で、且つ夫々のキャリアの平均粒径が30〜70の範囲内であるキャリアを用いた。また、トナーの円形度は何れも0.93以上となるようにした。さらに、実施例1〜12において、第1のキャリア100部に対して、第2のキャリアが20〜40部含まれるようにキャリアを作製した。尚キャリアの平均粒径は、体積平均粒径を示す。
比較例1は、第1のキャリアの形状係数SF−2を158とし、150を越える値として、比較例2は、第1のキャリアの形状係数SF−2を122とし、130より小さい値とした。
比較例3は、第2のキャリアの形状係数SF−2を102とし、105より小さい値とし、比較例4は、第2nキャリアの形状係数SF−2を125とし、120を越える値とした。
比較例5は、第1のキャリア100部に対して第2のキャリア15部を含有するようにし、第2のキャリアが20部未満の含有量となるようにした。比較例6は、第1のキャリア100部に対して第2のキャリア45部を含有するようにし、第2のキャリアが40部より多く含有するようにした。
何れの比較例においても、上記した条件以外は実施例1〜12と同様の条件とする。
尚、本実施例において、キャリアの形状係数の測定は、日立製作所製FE−SEM(S−800)を用い倍率500倍に拡大したトナー像を100個無作為にサンプリングし、その画像情報はインターフェースを介して例えばニレコ社製画像解析装置(LuzexIII)に導入し解析を行い、上記した形状係数の式により算出して得た。
また、該キャリアの平均粒径の測定は、レーザ回折式粒度分布測定装置((株)堀場製作所)LA−500により測定した。前記トナーの円形度は、フロー式粒子像分析装置(シスメックス(株))FPIA−2100により測定した。
また、真比重の測定には空気比較式比重計(ベックマン株式会社製 商品名;AIR COMPARISON PYLONOMETER MODEL 930)が適用される。
サンプルの評価は、京セラミタ(株)製のカラープリンタ(商品名「FS−5016」)に、前記作製した現像剤を搭載して、印字率5%で20万枚耐刷を行った。耐刷後の画像で、ドット再現性、現像ゴーストを確認した。耐刷後の現像剤を500メッシュの篩いにのせ、吸引によりトナーとキャリアを分離した。分離した2gのキャリアと20gのトルエンを混合し30分間撹拌し、トルエンを除去した後、100℃で1時間乾燥した。カーボンアナライザー(堀場製作所EMYA−110)でトナースペント量、キャリアのコート残存量を測定した。
尚、現像条件は以下の通りとした。
・S/D(周速比):1.5 M/S:1.5
S/Mギャップ:0.4mm、D/Sギャップ:0.25mm
・磁気ロール(M)
DC:通紙時400V(300V−500V) 紙間0V、
材質:アルミ、径:φ16mm、
Rz:15μm−20μm サンドブラスト処理
・現像ロール(S)
DC:100V、
AC:1600V(p−p) 3000Hz 30%duty 矩形波、
材質:アルミ、径:φ16mm、Rz:2μm以下
・静電潜像担持体(D)
400V(暗電位) 80V(明電位)、径:φ30mm
上記した現像条件において、評価試験を行なった結果を下記表1に示す。
Figure 2006098816
上記表1において、ドット再現性の評価については、潜像電界によって電界が閉じ易く、再現しにくい小径(50μm)の孤立ドットパターンの画像を出力して行ない、以下の判定基準で評価した。
A:欠損2個以下/100個
B:欠損3〜5個/100個
C:欠損6〜10個/100個
D:欠損11個以上/100個
履歴現象の評価は目視により、以下の判定基準で評価した。
○:ほとんど目立たない
△:わずかに目立つ
×:目立つ
トナースペント量の評価は、以下の判定基準で評価した。
○:0.15%以下
△:0.15を越えて0.25%以下
×:0.25%以上
コート残存量の評価は、以下の判定基準で評価した。
○:75%以上
×:75%未満
外添剤埋め込みの評価は、SEM写真にて、トナーにおける外添剤の埋め込みを確認して、以下の判定基準で評価した。
○:埋め込みが少ない
×:埋め込みが多い
このように、上記した表1から明らかなように、実施例1から実施例12では何れもドット再現性が良好で、現像ゴースト(履歴現象)は殆ど発生しないという良好な結果となった。また、何れの実施例でもトナースペント量が0.15%以下となり、問題のない値となった。さらに、コート残存量は何れも75%以上と良好な結果となり、トナーにおける外添剤の埋め込みも少なかった。
これに対して、比較例1ではキャリア1の形状係数SF−2が150を越える値を有するキャリアを用いているため、流動性が低く、且つキャリア1の衝突、摩擦によりトナースペント量が多く、またコート剥がれが多く発生し、さらに外添剤の埋め込みが顕著にみられる。また、ドット再現性も良くない。
比較例2では、キャリア1の形状係数SF−2が130未満のキャリアを用い、また比較例3ではキャリア2の形状係数SF−2が105未満のキャリアを用いているおり、何れの場合もキャリア表面の凹凸が少ないためトナー搬送量が減少し、履歴現象が確認される。
比較例4では、キャリア2の形状係数SF−2が120を越える値を有するキャリアを用いているため、実施例1と同様にトナースペント量が多く、コート剥がれの発生が確認される。
比較例5では、キャリア1が100部に対してキャリア2を20部未満しか含まないため、流動性が低くなり、トナースペント量の増大、コート剥がれが確認される。
比較例6では、キャリア1が100部に対してキャリア2を40部より多く含むため、トナー搬送量が減少し、履歴現象が確認される。また比較例6ではドット再現性も非常に悪かった。
このように、前記評価結果から明らかなように、前記キャリアを、形状係数SF−2が130〜150である第1のキャリア100部に対して、SF−2が105〜120の第2のキャリアを20〜40部含むように構成することにより、現像ロール上のトナーを除去でき、履歴現象の発生を抑制することが可能で、さらにトナースペント量及びキャリアのコート剥がれを抑制しつつ、トナーの流動性を確保し、高画質を維持することができる現像装置を提供することが可能となる。
本発明の2成分現像剤は、電子写真法又は静電印刷法を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置における現像装置の全てにおいて適用することが可能である。
本発明の実施例1に係る現像装置の概略構成図である。
符号の説明
1 潜像担持体
4 現像ロール
5 トナー薄層
6 磁気ロール
8 キャリア
9 トナー
10 磁気ブラシ
11 現像バイアス電源
11a 第1の直流バイアス電源
11b 交流バイアス電源
12 第2の直流バイアス電源

Claims (4)

  1. 静電潜像担持体に対向して離間配置した現像ロールと、該現像ロールに対面配置され、キャリアとトナーからなる2成分現像剤により表面に磁気ブラシを形成する磁気ロールと、を備え、前記現像ロールには第1の直流バイアスと交流バイアスからなる現像バイアスが、前記磁気ロールには第2の直流バイアスが夫々印加され、前記第1と第2の直流バイアスの電位差と前記交流バイアスにより前記現像ロール上にトナー薄層を形成して前記静電潜像担持体上の潜像を現像する現像装置において、
    前記キャリアは、形状係数SF−2が130〜150の範囲内である第1のキャリア100部に対して、形状係数SF−2が105〜120の範囲内である第2のキャリアを20〜40部含むことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1のキャリアが樹脂キャリアであることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記第1のキャリアの比重が、前記第2のキャリアの比重より小であることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  4. 前記トナーの平均円形度が0.93以上であることを特徴とする請求項1記載の現像装置。

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