JP2006097252A - 壁面材用アンカー - Google Patents
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Abstract
【課題】 延び方向全長を一定とする条件の下にあっても、土木構築物用壁面材の保持性能を高めることができる壁面材用アンカーを提供する。
【解決手段】 当該アンカー5は、一端部が自然石4を取付けるための取付け端部とされる線材7に、ストッパパネル13が移動可能に保持され、該線材7の他端部に、ストッパパネル13の移動を規制する規制部14が設けられている。その規制部14は、線材7に対するプレス成形に基づき、線材7の他端に一体的に連なって該線材7の径よりも拡径される薄板状の拡径部16をもって構成されていて、それに基づき、全長一定の下で、当該アンカー5の一端部と、ストッパパネル13が移動規制を受ける位置との間の距離Lをできるだけ長くとれるようにし、裏込め材料30から受ける抵抗をできるだけ大きくなるようにする。
【選択図】 図8
【解決手段】 当該アンカー5は、一端部が自然石4を取付けるための取付け端部とされる線材7に、ストッパパネル13が移動可能に保持され、該線材7の他端部に、ストッパパネル13の移動を規制する規制部14が設けられている。その規制部14は、線材7に対するプレス成形に基づき、線材7の他端に一体的に連なって該線材7の径よりも拡径される薄板状の拡径部16をもって構成されていて、それに基づき、全長一定の下で、当該アンカー5の一端部と、ストッパパネル13が移動規制を受ける位置との間の距離Lをできるだけ長くとれるようにし、裏込め材料30から受ける抵抗をできるだけ大きくなるようにする。
【選択図】 図8
Description
本発明は、土木構築物用壁面材の保持のために用いられる壁面材用アンカーに関する。
護岸には、特許文献1に示すように、傾斜した基礎壁面上に裏込め材料層(砕石又は栗石層)を寄せ掛けて設け、その裏込め材料層の表面に複数の土木構築物用壁面材(ポット)を壁面材用アンカーを用いて取付け、その複数の土木構築物用壁面材により裏込め材料層を覆ってその土木構築物用壁面材により護岸表面を構成したものが提案されている。
具体的には、上記壁面材用アンカーは、一端部が土木構築物用壁面材を取付けるための取付け端部とされる線材に、ストッパパネルが移動可能に保持され、該線材の他端部に、前記ストッパパネルを該線材の他端部外方に移動することを規制する規制部が設けられている。このため、このような壁面材用アンカー部材を、その一端部に土木構築物用壁面材を取付けた状態で、裏込め材料層中に埋設すれば、ストッパパネルと裏込め材料層を構成する裏込め材料(例えば砕石、割栗石等)とが係合し、壁面材用アンカーの移動が規制されることになる。これにより、土木構築物用壁面材の脱落が防止され、土木構築物用壁面材は、護岸壁としての表面層を的確に構成することになる。
特開2001−73393号公報
しかし、上記壁面材用アンカーにおいては、前記規制部として、線材の他端部を丸めてリング状部を形成しており、アンカー部材の延び方向全長を一定とする場合、一定径を確保するために丸められるリング状部の存在が、直線部分(ストッパパネルが規制部により規制を受ける位置と土木構築物用壁面材との間)の割合を少なくし(直線部分の長さを縮めること)、ストッパパネルと土木構築物用壁面材との間に存在させることができる裏込め材料量(移動抵抗)を少なくしている。このため、壁面材用アンカーの延び方向全長を一定(基準)とする条件の下で、その壁面材用アンカーによる土木構築物用壁面材の保持性能を一層、高めようとしても、規制部としてのリング状部が比較的大きくならざるを得ないこと(占める割合が大きいこと)から、制約を受けることになっている。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その技術的課題は、延び方向全長を一定とする条件の下にあっても、土木構築物用壁面材の保持性能を高めることができる壁面材用アンカーを提供することにある。
上記技術的課題を達成するために本発明(請求項1の発明)にあっては、
一端部が土木構築物用壁面材を取付けるための取付け端部とされる線材に、ストッパパネルが移動可能に保持され、該線材の他端部に、前記ストッパパネルが該線材の他端部外方に移動することを規制する規制部が設けられている壁面材用アンカーにおいて、
前記規制部が、前記線材に対するプレス成形に基づき、前記線材の他端に一体的に連なって該線材の径よりも拡径される薄板状の拡径部をもって構成されている構成としてある。この請求項1の発明の好ましい態様としては、請求項2以下の記載の通りとなる。
一端部が土木構築物用壁面材を取付けるための取付け端部とされる線材に、ストッパパネルが移動可能に保持され、該線材の他端部に、前記ストッパパネルが該線材の他端部外方に移動することを規制する規制部が設けられている壁面材用アンカーにおいて、
前記規制部が、前記線材に対するプレス成形に基づき、前記線材の他端に一体的に連なって該線材の径よりも拡径される薄板状の拡径部をもって構成されている構成としてある。この請求項1の発明の好ましい態様としては、請求項2以下の記載の通りとなる。
請求項1に記載された発明によれば、規制部が、線材に対するプレス成形に基づき、線材の他端に一体的に連なって該線材の径よりも拡径される薄板状の拡径部をもって構成されていることから、プレス成形に基づき、線材に対する拡径部の一体化強度を十分に確保しつつ、当該壁面材用アンカーの延び方向において占める薄板状拡径部の割合を少なくして、ストッパパネルが線材の一端部(土木構築物用壁面材)から離間できる距離を増大させ、その間に存在させることができる裏込め材料量(抵抗)を増加させることができることになる。このため、壁面材用アンカーは、ストッパパネルを介して裏込め材料に基づく大きな抵抗力を受けることになり、全長を一定とする条件の下で、土木構築物用壁面材の保持性能(アンカー性能)を高めることができる壁面材用アンカーを提供できることになる。
また、線材に対するプレス成形に基づき拡径部が形成されることから、線材の引っ張り強度を高めるために該線材の径を増大させるような場合においても、線材の端部を曲げ加工するような場合に比して、簡単且つ迅速に形成できることになる。
また、線材に対するプレス成形に基づき拡径部が形成されることから、線材の引っ張り強度を高めるために該線材の径を増大させるような場合においても、線材の端部を曲げ加工するような場合に比して、簡単且つ迅速に形成できることになる。
請求項2に記載された発明によれば、規制部が、拡径部と、該拡径部とストッパパネルとの間に介在されるようにして線材に保持される一定厚の板材と、を備え、その板材が、拡径部の径方向において該拡径部よりも拡径されているていることから、ストッパパネルに対して当接する規制部の面積が拡径部だけの場合よりも拡大することになり、ストッパパネルが線材の他端部外方に抜け出ることを確実に防止できることになる。
しかも、板材が、拡径部を収容するための収容凹所を有していることから、当該壁面材用アンカーの使用時において、板材の収容凹所内に拡径部を収容でき、規制部としての厚みを、板材と拡径部とをそのまま重ね合わせる場合に比して薄くすることができることになり、一端部(土木構築物用壁面材)からストッパパネル規制位置までの間の長さが縮減されることを抑制して、土木構築物用壁面材の保持性能(アンカー性能)を高い状態に維持できることになる。
しかも、板材が、拡径部を収容するための収容凹所を有していることから、当該壁面材用アンカーの使用時において、板材の収容凹所内に拡径部を収容でき、規制部としての厚みを、板材と拡径部とをそのまま重ね合わせる場合に比して薄くすることができることになり、一端部(土木構築物用壁面材)からストッパパネル規制位置までの間の長さが縮減されることを抑制して、土木構築物用壁面材の保持性能(アンカー性能)を高い状態に維持できることになる。
請求項3に記載された発明によれば、拡径部に、板材に臨む側において、線材の一端側に向かうに従って縮径された縮径部分が形成され、収容凹所が、縮径部分に対応して、板材の板面のうち、線材の他端側に臨む面側から該線材の一端側に臨む面側に向うに従って縮径されていることから、当該壁面材用アンカーの使用時において、板材の収容凹所に拡径部が、該収容凹所の内面に該拡径部の縮径部が案内されつつ収容され、板材と拡径部とは、規制部として、がたつくことなく的確に一体化(局部応力を作用させないように一体化)して、ストッパパネルが抜け出ることを確実に規制できることになる。
請求項4に記載された発明によれば、縮径部分が、該縮径部分と収容凹所とが嵌合されている状態において、板材の板面のうち、線材の一端側に臨む面からはみでていることから、当該壁面材用アンカーの使用時において、縮径部分のはみだし部分をストッパパネルの線材挿通孔に押し込んで、ストッパパネルと規制部(板材)とを、その両面同士が的確に当接できるようにすることができることになり、規制部を、ストッパパネルの抜け止め手段として的確に機能させることができることになる。
また、縮径部分のはみだし部分をストッパパネルの線材挿通孔に押し込むことにより、ストッパパネルを拡径部(縮径部)に仮保持できることになり、作業性を向上させることができることになる。
また、縮径部分のはみだし部分をストッパパネルの線材挿通孔に押し込むことにより、ストッパパネルを拡径部(縮径部)に仮保持できることになり、作業性を向上させることができることになる。
請求項5に記載された発明によれば、規制部が、拡径部と、該拡径部と前記ストッパパネルとの間に介在されるようにして線材に保持される一定厚の板材とを備え、その板材が、拡径部の径方向において該拡径部よりも拡径されていると共に、該拡径部を収容するための収容凹所を有し、ストッパパネルに、該ストッパパネルのパネル面のうち、前記線材の他端側に臨む面において、板材を収容するための収容凹所が形成されていることから、当該壁面材用アンカーの使用時において、板材の収容凹所に拡径部を収容できると共に、その板材をストッパパネルの収容凹所内に収容できることになり、規制部及びストッパパネルの厚みを、板材、拡径部及びストッパパネルをそのまま重ね合わせる場合に比して薄くすることができることになり、一端部(土木構築物用壁面材)からストッパパネル規制位置までの間の長さが縮減されることを抑制して、土木構築物用壁面材の保持性能を高い状態に維持できることになる。
請求項6に記載された発明によれば、ストッパパネルに、該ストッパパネルのパネル面のうち、線材の他端側に臨む面において、拡径部を収容するための収容凹所が形成されていることから、当該壁面材用アンカーの使用時において、拡径部をストッパパネルの収容凹所内に収容できることになり、拡径部(規制部)及びストッパパネルの厚みを、拡径部とストッパパネルとをそのまま重ね合わせる場合に比して薄くすることができることになり、一端部(土木構築物用壁面材)からストッパパネル規制位置までの間の長さが縮減されることを抑制して、土木構築物用壁面材の保持性能(アンカー性能)を高い状態に維持できることになる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1〜図11に示す第1実施形態においては、海Sに臨む土木構築物としての海岸護岸3が示されており、この海岸護岸3は、図1に示すように、裏込め材料(砕石、割栗石等)30が互いに噛み合って層をなす裏込め材料層31の前面側において、複数の土木構築物用構築材1が基礎ブロック2上に順次、積み上げられることになっている。
図1〜図11に示す第1実施形態においては、海Sに臨む土木構築物としての海岸護岸3が示されており、この海岸護岸3は、図1に示すように、裏込め材料(砕石、割栗石等)30が互いに噛み合って層をなす裏込め材料層31の前面側において、複数の土木構築物用構築材1が基礎ブロック2上に順次、積み上げられることになっている。
前記各土木構築物用構築材1は、図1、図2に示すように、土木構築物用壁面材しての自然石4と、該自然石4に取付けられた状態で前記裏込め材料層31に埋設されて該自然石4の脱落を防止する壁面材用アンカー(以下、アンカーと称す)5とを備えている。
前記自然石4には、図1、図2に示すように、500mm〜700mm前後(好ましくは600mm前後)の割石等(図1においては簡略化して図示)が用いられており、その自然石4の後部(図1、図2中、右部)には、アンカー5を取付るための取付け孔6が形成されている(図5参照)。
前記アンカー5は、図2に示すように、基本的には線材7からなり、その線材7の一端部(図2中、左端部)が自然石4に対する取付け端部8とされ、その他端部(図2中、右端部)には、該アンカー5を前記裏込め材料層31に保持するためのストッパ機構部9が設けられている。線材7は、施工現場の状況、条件により適宜、選択されることになっており、本実施形態においては、線材7として、亜鉛アルミ合金メッキが施された鉄線(10%程度のアルミ含有)又はステンレス鉄線が用いられ、その径は5〜10mm(好ましくは8.0mm)前後、全長(軸心方向長さ)は500mm〜1500mm前後とされている。
前記取付け端部8には、図3、図4に示すように、複数の溝10が形成されていると共に、マーキング線11が付されている。複数の溝10は、線材7における一端部外周の側部おいて形成され、その各溝10は、5mm前後の幅とされ、その各溝10は、もっとも端の溝10がアンカー5の一端から7mm前後の位置に位置され、それに続いて、他の溝10が5mm前後の間隔をあけてアンカー5の他端側に向けて順次、位置されている。マーキング線11は、最内方位置の溝10よりも内方側の所定位置(アンカー5の一端から60mm前後の位置)において、浅い線状の刻印をもって線材7全周に形成されている。この取付け端部8は、接着剤12と共に、マーキング線11位置になるまで前記取付け孔6内に挿入されて、自然石4と線材7の一端部とが一体化されており、その際、各溝10は、接着剤12との接着面積、係合面積の増大を図ることになっている。
前記ストッパ機構部9は、図1〜図4、図6〜図10に示すように、ストッパパネル13と、そのストッパパネル13を線材7の他端部外方に抜けないように規制する規制部14とにより構成されている。
前記ストッパパネル13は、一辺が100〜500mm(好ましくは300mm)前後とされた正方形状の板材(厚み8〜12mm前後)からなっており、その厚みは、板面の中心部13aに向うほど厚くなって、その中心部13aの強度が高められている(本実施形態においては、中心部13aは、一辺が40mm前後の正方形とされている)。このストッパパネル13としては、鉄板、プラスチック板、コンクリート版等が適宜用いられるが、その材質の選定においては、前述の大きさ、容易には変形しない強度等の観点が考慮される。このストッパパネル13の中心部13aには挿通孔15(好ましくは11mm前後)が形成されており、その挿通孔15に線材7を挿通させることによってストッパパネル13が線材7に保持されている。このため、ストッパパネル13の一方の面13bは、自然石4側を向き、ストッパパネル13の他方の面13cは、規制部14側を向くことになっている。
前記規制部14は、図3、図4、図8に示すように、本実施形態においては、前記ストッパパネル13の挿通孔15の径及び前記線材7の径よりも拡径された薄板状ないしはフランジ状の拡径部16と、板材としての座金(丸座金)17とを備えている。
前記拡径部16は、プレス成形に基づき、線材7の他端部を一端側に向けて押しつぶすようにして成形されて、厚み(線材7の軸心方向の長さ)が比較的薄くなるように(薄板状に)形成されており、拡径部16は、一定径の本体部18と、その本体部18から徐々に縮径しつつ線材7に連なる縮径部19とを一体的に備えることになっている。上記拡径部16を形成するためにプレス成形を用いるのは、所望形状の拡径部16を線材7に一体的に簡単に形成できると共に、拡径部16と線材7との一体化強度を高い状態で確保できるからであり、また、線材7の引っ張り強度を高めるために該線材7の径を増大させるような場合においても、線材7の端部を曲げ加工して規制部(例えばリング状に曲げ加工したもの)を形成する場合に比して、簡単且つ迅速に形成できることになるからである。
本実施形態においては、汎用のプレス成形機を用いて、拡径部16は、本体部18の径が12mm前後、本体部18の厚みが2mm前後、縮径部19の厚みが2mm前後に形成されている。
本実施形態においては、汎用のプレス成形機を用いて、拡径部16は、本体部18の径が12mm前後、本体部18の厚みが2mm前後、縮径部19の厚みが2mm前後に形成されている。
前記座金17は、海岸護岸3等のような大きな外力が作用する護岸を構築する場合に、拡径部16と共に用いられることになっており、外力があまり大きく作用しない護岸(湖沼等に形成される護岸)に対しては、規制部14の抜け止め機能として拡径部16だけで十分であることから、規制部14として拡径部16のみが用いられることもある。拡径部16、座金17の2部品を用いて規制部14を構成するのは、拡径部16と座金17とが一体化したような大きさのもの(一体化物)をプレス成形機を用いて成形するとした場合には、大きなプレス力を必要とし、汎用機ではなく、特別のプレス機が必要になるからである。
座金17(丸座金17)は、図3、図4、図7〜図10に示すように、薄板状の円板(好ましくは直径30mm前後、厚み3mm前後)をもって形成されている。この座金17の中心部には挿通孔20が形成され、その座金17の挿通孔20には、該座金17をストッパパネル13と規制部14との間に位置するようにして前記線材7が挿通されている。この挿通孔20は、その挿通孔20内径が、線材7の軸心方向他端側に向うに従って拡径されており、これに伴い、その挿通孔20の内周面は、線材7の他端側外方に向かうに従って挿通孔20の内径が拡がるようにテーパ面21を構成し、そのテーパ面21に基づき、挿通孔20内において収容凹所22が形成されることになっている。このテーパ面21と前記拡径部16の縮径部19とは、対応関係にあり、挿通孔20内に拡径部16の縮径部19を嵌め込むと、挿通孔20のテーパ面21と拡径部16における縮径部19とが当接し、拡径部16(本体部18)の外側端面23は、座金17の外側端面17aから若干突出するか、又は座金17の外側端面17aと略面一となる。このため、本実施形態においては、座金17における外側端面17aに形成される開口径が15mm前後、内側端面17bに形成される開口径が10.5mm前後とされ、その両開口間で、座金17における挿通孔20の内径は、次第に変化することになっている。
したがって、このようなアンカー5を用いれば、規制部14が、拡径部16と座金17とが一体化して拡径され、その拡径された状態がストッパパネル13の挿通孔15よりも十分に大きくなることから、海岸護岸3のような大きな外力が作用するようなところで、自然石4を裏込め材料層31に保持するためにアンカー5が用いられるとしても、ストッパパネル13がアンカー5(線材7)の他端側から外方に抜け出ることを確実に防止できることになる。このため、海岸護岸3でアンカー5が用いれば、ストッパパネル13と裏込め材料との係合が的確に確保され、自然石4を海岸護岸壁として確実に所定位置に保持できることになる。
また、拡径部16が、薄板状に形成されて、線材7の他端面に連なるように位置されていることから、自然石4(マーキング線11位置)と、規制部14によりストッパパネル13が規制を受ける位置との間の距離Lを、線材7の他端部を丸めてリング状に形成するもの等に比べて長くすることができることになり、ストッパパネル13と自然石4との間に介在させることができる裏込め材料30の量(抵抗)を増大させることができることになる(アンカー性能を高めること)。このため、本実施形態に係るアンカー5を用いることにより、アンカー5の全長が一定の下で、自然石4の脱落防止の確実性を高めることができることになり、当該海岸護岸3は、海岸護岸3壁として長期に亘って有効に機能することになる。
別の観点から述べれば、所定のアンカー性能を基準とするべく、ストッパパネル13が規制を受ける位置と自然石4との間の距離Lを一定とする場合には、規制部14が線材7の他端面に比較的薄肉とされた状態で連なっていることに基づき、アンカー5の全長を短くすることができることになる。このため、所定のアンカー性能を確保しつつ、アンカー5(線材7)の材料使用量を低減できることになる。
別の観点から述べれば、所定のアンカー性能を基準とするべく、ストッパパネル13が規制を受ける位置と自然石4との間の距離Lを一定とする場合には、規制部14が線材7の他端面に比較的薄肉とされた状態で連なっていることに基づき、アンカー5の全長を短くすることができることになる。このため、所定のアンカー性能を確保しつつ、アンカー5(線材7)の材料使用量を低減できることになる。
また、本実施形態においては、拡径部16が座金17の収容凹所22内(挿通孔20内)に収容されることから、拡径部16の厚みがほとんど省かれることになり、規制部14として、拡径部16の他に座金17をも用いて抜け止め機能を高める場合であっても、拡径部16の厚み分に相当する分だけアンカー性能を高めることができることになる。このため、前記抜け止め機能を高めると共に、アンカー性能(裏込め材料層31に対する自然石4の保持性能)を高めることができることになる。
特に本実施形態においては、座金17の挿通孔20が、座金17の外側端面17a側から内側端面17bに向うに従って縮径され、挿通孔20の内周面が座面としてのテーパ面21を構成することから、座金17の外側端面17aに、図11に示すように収納凹所22を段差状に形成して底部23を存在させる構成とする場合に比して、その底部23の厚み分だけ座金17の厚みを薄くすることができることになり、一層、アンカー性能を高めることができることになる。尚、図11において、比較を容易にするために、テーパ面21、座金17の内側端面17bを仮想線で示す。
特に本実施形態においては、座金17の挿通孔20が、座金17の外側端面17a側から内側端面17bに向うに従って縮径され、挿通孔20の内周面が座面としてのテーパ面21を構成することから、座金17の外側端面17aに、図11に示すように収納凹所22を段差状に形成して底部23を存在させる構成とする場合に比して、その底部23の厚み分だけ座金17の厚みを薄くすることができることになり、一層、アンカー性能を高めることができることになる。尚、図11において、比較を容易にするために、テーパ面21、座金17の内側端面17bを仮想線で示す。
さらに、アンカー5の使用時において、図8に示すように、拡径部16の縮径部19が座金17の一方の面から外方にはみだすことになり、そのはみだし部分がストッパパネル13の挿通孔15に押し込まれることになる。このため、縮径部19の案内作用に基づき、ストッパパネル13のパネル面と座金17の内側端面17bとを的確に当接させることができることになり、局部荷重が作用することを防止して、規制部14を、ストッパパネル13の抜け止め機能として的確に機能させることができることになる。
しかも、縮径部19のはみだし部分がストッパパネル13の挿通孔15に押し込まれることから、ストッパパネル13を縮径部19に仮保持できることになり(ストッパパネル13が線材7の一端側に移動しないようにすること)、このアンカー5を用いた土木構築物用構築材1の施工作業性を向上させることができることになる。
しかも、縮径部19のはみだし部分がストッパパネル13の挿通孔15に押し込まれることから、ストッパパネル13を縮径部19に仮保持できることになり(ストッパパネル13が線材7の一端側に移動しないようにすること)、このアンカー5を用いた土木構築物用構築材1の施工作業性を向上させることができることになる。
図12は、第2実施形態、図13は第3実施形態を示す。この各実施形態において、前記第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図12に示す第2実施形態は、前記第1実施形態の変形例を示す。この第2実施形態においては、ストッパパネル13の他方の面13cに、前記座金17を収容するための収容凹所13dが形成されている。これにより、アンカー5を使用するときには、拡径部16を収容する座金17が収容凹所13dに収容されることになり、自然石4(マーキング線11位置)と、規制部14により規制を受けるストッパパネル13との間の距離Lを、一層、長くすることができることになる。このため、ストッパパネル13と自然石4との間に介在させることができる裏込め材料30量(抵抗)を、さらに増大させることができることになり、裏込め材料層31に対する自然石4の保持性能(アンカー性能)を高めることができることになる。
この場合、座金17の外径を、その外側端面17a側から内側端面17bに向けて縮径すると共に、それに対応させて、上記ストッパパネル13における収容凹所13dの内径を、他方の面13c側から一方の面13b側に向うに従って縮径することが好ましい。規制部14の位置決め、ストッパ機構部9を薄板状にする観点等から、良好な結果が得られることになるからである。
この場合、座金17の外径を、その外側端面17a側から内側端面17bに向けて縮径すると共に、それに対応させて、上記ストッパパネル13における収容凹所13dの内径を、他方の面13c側から一方の面13b側に向うに従って縮径することが好ましい。規制部14の位置決め、ストッパ機構部9を薄板状にする観点等から、良好な結果が得られることになるからである。
図13に示す第3実施形態も、前記第1実施形態の変形例を示す。この第3実施形態においては、ストッパパネル13の他方の面13cに、前記拡径部16を収容するための収容凹所13eが形成されている。これにより、アンカー5を使用するときには、ストッパパネル13の収容凹所13e内に拡径部16が収容されることになり、この場合にも、自然石4(マーキング線11位置)と、規制部14により規制を受けるストッパパネル13との間の距離Lを、一層、長くして、ストッパパネル13と自然石4との間に介在させることができる裏込め材料30量(抵抗)を、さらに増大させ、裏込め材料30層に対する自然石4の保持性能(アンカー性能)を高めることができることになる。
この場合、図13に示すように、拡径部16の外径を、その外側端面23から内側に向けて縮径すると共に、それに対応させて、上記ストッパパネル13における収容凹所13eの内径を、他方の面13c側から一方の面13b側に向うに従って縮径することが好ましい。拡径部16の位置決め、ストッパ機構部9を薄板状にする観点から好ましい結果が得られるからである。
この場合、図13に示すように、拡径部16の外径を、その外側端面23から内側に向けて縮径すると共に、それに対応させて、上記ストッパパネル13における収容凹所13eの内径を、他方の面13c側から一方の面13b側に向うに従って縮径することが好ましい。拡径部16の位置決め、ストッパ機構部9を薄板状にする観点から好ましい結果が得られるからである。
以上実施形態について説明したが本発明においては、次のようなものを包含する。
(1)土木構築物用壁面材として、自然石4に換えて、擬石、コンクリートブロック等を用いること。
(2)土木構築物用壁面材を取付けるための取付け端部8としてのアンカー5の一端部が、直接、土木構築物用壁面材に取付ける他に、間接的に土木構築物用壁面材に取付ける態様を含んでいること。このため、例えば土木構築物用壁面材に連結具が取付けられている場合には、その連結具を介して土木構築物用壁面材にアンカー5の一端部が連結されること。勿論このとき、その連結具とアンカー5の一端部とは、周知の手段により、連結される構成とされる。
(3)板材として、座金17に代えて、コンクリ−ト板、鉄板、プラスチック板等の種々のものを用いること。
(4)裏込め材料30に、コンクリ−ト廃棄物等の廃棄物を用いること。
(5)土木構築物として、擁壁等を構築すること。
(1)土木構築物用壁面材として、自然石4に換えて、擬石、コンクリートブロック等を用いること。
(2)土木構築物用壁面材を取付けるための取付け端部8としてのアンカー5の一端部が、直接、土木構築物用壁面材に取付ける他に、間接的に土木構築物用壁面材に取付ける態様を含んでいること。このため、例えば土木構築物用壁面材に連結具が取付けられている場合には、その連結具を介して土木構築物用壁面材にアンカー5の一端部が連結されること。勿論このとき、その連結具とアンカー5の一端部とは、周知の手段により、連結される構成とされる。
(3)板材として、座金17に代えて、コンクリ−ト板、鉄板、プラスチック板等の種々のものを用いること。
(4)裏込め材料30に、コンクリ−ト廃棄物等の廃棄物を用いること。
(5)土木構築物として、擁壁等を構築すること。
尚、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましい或は利点として記載されたものに対応したものを提供することをも暗黙的に含むものである。
1 土木構築物用構築材
4 自然石(土木構築物用壁面材)
5 アンカー(壁面材用アンカー)
7 線材
8 取付け端部(線材の一端部)
13 ストッパパネル
13b ストッパパネルの一方の面
13c ストッパパネルの他方の面
13d 収容凹所
13e 収容凹所
16 拡径部
17 座金(板材)
19 縮径部(縮径部分)
22 収容凹所
4 自然石(土木構築物用壁面材)
5 アンカー(壁面材用アンカー)
7 線材
8 取付け端部(線材の一端部)
13 ストッパパネル
13b ストッパパネルの一方の面
13c ストッパパネルの他方の面
13d 収容凹所
13e 収容凹所
16 拡径部
17 座金(板材)
19 縮径部(縮径部分)
22 収容凹所
Claims (6)
- 一端部が土木構築物用壁面材を取付けるための取付け端部とされる線材に、ストッパパネルが移動可能に保持され、該線材の他端部に、前記ストッパパネルが該線材の他端部外方に移動することを規制する規制部が設けられている壁面材用アンカーにおいて、
前記規制部が、前記線材に対するプレス成形に基づき、前記線材の他端に一体的に連なって該線材の径よりも拡径される薄板状の拡径部をもって構成されている、
ことを特徴とする壁面材用アンカー。 - 請求項1において、
前記規制部が、前記拡径部と、該拡径部と前記ストッパパネルとの間に介在されるようにして前記線材に保持される一定厚の板材と、を備え、
前記板材が、前記拡径部の径方向において該拡径部よりも拡径されていると共に、該拡径部を収容するための収容凹所を有している、
ことを特徴とする壁面材用アンカー。 - 請求項2において、
前記拡径部に、前記板材に臨む側において、前記線材の一端側に向かうに従って縮径された縮径部分が形成され、
前記収容凹所が、前記縮径部分に対応して、前記板材の板面のうち、前記線材の他端側に臨む面側から該線材の一端側に臨む面側に向うに従って縮径されている、
ことを特徴とする壁面材用アンカー。 - 請求項3において、
前記縮径部分が、該縮径部分と前記収容凹所とが嵌合されている状態において、前記板材の板面のうち、前記線材の一端側に臨む面からはみでている、
ことを特徴とする壁面材用アンカー。 - 請求項1において、
前記規制部が、前記拡径部と、該拡径部と前記ストッパパネルとの間に介在されるようにして前記線材に保持される一定厚の板材と、を備え、
前記板材が、前記拡径部の径方向において該拡径部よりも拡径されていると共に、該拡径部を収容するための収容凹所を有し、
前記ストッパパネルに、該ストッパパネルのパネル面のうち、前記線材の他端側に臨む面において、前記板材を収容するための収容凹所が形成されている、
ことを特徴とする壁面材用アンカー。 - 請求項1において、
前記ストッパパネルに、該ストッパパネルのパネル面のうち、前記線材の他端側に臨む面において、前記拡径部を収容するための収容凹所が形成されている、
ことを特徴とする壁面材用アンカー。
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Cited By (1)
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- 2004-09-28 JP JP2004281631A patent/JP2006097252A/ja active Pending
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