JP5855877B2 - 水抜き管のフィルタ手段及び水抜き管に対するフィルタ手段の装着方法 - Google Patents
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Description
〔請求項1記載の発明〕
基端開口が背土に面する水抜き管内に先端開口から挿入されるフィルタ手段であって、
前記水抜き管に固定される固定部及びこの固定部と一体化された押圧部として機能する平板状の網状体が備わる本体部材と、前記網状体の先方側において前記水抜き管内に挿入される金属束子と、を有し、
前記平板状の網状体が、
当該平板状の状態で前記金属束子を前記先端開口から前記基端開口に向けて押し進める機能とともに、
前記金属束子を押圧して前記背土に押し当て、前記水抜き管及び前記基端開口に面する背土にフィットさせる機能を有する、
ことを特徴とする水抜き管のフィルタ手段。
前記固定部が前記水抜き管に内接固定される筒体によって構成され、前記網状体が前記筒体内を軸方向に対して直交するように横切るように構成され、前記筒体の内周面と前記平板状の網状体の先側面とで囲まれる空間部に前記金属束子の後端部が収容可能とされている、
請求項1記載の水抜き管のフィルタ手段。
基端開口が背土に面する水抜き管内に先端開口からフィルタ手段を挿入して、当該フィルタ手段を前記水抜き管に装着する方法であって、
前記フィルタ手段として、前記水抜き管に固定される固定部及びこの固定部と一体化された押圧部として機能する平板状の網状体が備わる本体部材と、金属束子とを用意し、
前記水抜き管内に前記金属束子及び前記本体部材をこの順に挿入し、前記金属束子を前記網状体で前記先端開口から前記基端開口に向けて押し進め、前記金属束子を平板状の状態の前記網状体で押圧して前記背土に押し当て、前記水抜き管及び前記基端開口に面する背土にフィットさせる、
ことを特徴とする水抜き管に対するフィルタ手段の装着方法。
前記固定部が前記水抜き管に内接固定される筒体によって構成され、前記網状体が前記筒体内を軸方向に対して直交するように横切るように構成され、
前記水抜き管内に前記筒体を挿入するに先立って当該筒体の外周面に接着剤を塗布しておき、前記筒体の内周面と前記平板状の網状体の先側面とで囲まれる空間部に前記金属束子の後端部が収容された状態で前記挿入を行う、
請求項3記載の水抜き管に対するフィルタ手段の装着方法。
本発明者等は、現在、市場に流通している金属束子がフィルタ手段の構成要素(フィルタ機能部)とするに好適な特性を有することを知見した。そこで、この金属束子の特性を発揮させるのに必要なさまざまな検討を行い、結果、本発明が創作されるに至ったものである。
すなわち、本発明のフィルタ手段は、金属束子及び本体部材を有するが、これらの部材が水抜き管内に挿入可能とされている。したがって、水抜き管の基端開口が背土に面した状態においても装着可能である。また、本体部材は固定部及び押圧部を有し、金属束子がこの押圧部に押圧されて背土に押し当てられるため、当該金属束子は押圧方向と直交する方向に広がる。したがって、金属束子は、自動的に水抜き管の内周面にフィットする形状や大きさとなり、汎用性に優れる。しかも、金属束子は柔軟性を有するため、水抜き管の基端開口に面する背土に凹凸や傾斜等が存在する場合においても、この凹凸面や傾斜面等にフィットし、両者の間に空隙が形成されない。したがって、空隙内に背土が崩れ落ち、この崩れ落ちた背土(砂礫等)が排水と伴に水抜き管内に流入するおそれや、排水の流通を妨げるおそれがない。そして、金属束子は砂礫等の流入防止機能及び排水の円滑な流通機能(排水性)を兼ね備え、フィルタ機能は十分に発揮される。
図1に示すように、本形態のフィルタ手段1は、本体部材10及び金属束子20を有する。また、本体部材10は、図2に示すように、水抜き管30に内接固定される筒体11及びこの筒体11内を横切る網状体12で構成されている。
Claims (4)
- 基端開口が背土に面する水抜き管内に先端開口から挿入されるフィルタ手段であって、
前記水抜き管に固定される固定部及びこの固定部と一体化された押圧部として機能する平板状の網状体が備わる本体部材と、前記網状体の先方側において前記水抜き管内に挿入される金属束子と、を有し、
前記平板状の網状体が、
当該平板状の状態で前記金属束子を前記先端開口から前記基端開口に向けて押し進める機能とともに、
前記金属束子を押圧して前記背土に押し当て、前記水抜き管及び前記基端開口に面する背土にフィットさせる機能を有する、
ことを特徴とする水抜き管のフィルタ手段。 - 前記固定部が前記水抜き管に内接固定される筒体によって構成され、前記網状体が前記筒体内を軸方向に対して直交するように横切るように構成され、前記筒体の内周面と前記平板状の網状体の先側面とで囲まれる空間部に前記金属束子の後端部が収容可能とされている、
請求項1記載の水抜き管のフィルタ手段。 - 基端開口が背土に面する水抜き管内に先端開口からフィルタ手段を挿入して、当該フィルタ手段を前記水抜き管に装着する方法であって、
前記フィルタ手段として、前記水抜き管に固定される固定部及びこの固定部と一体化された押圧部として機能する平板状の網状体が備わる本体部材と、金属束子とを用意し、
前記水抜き管内に前記金属束子及び前記本体部材をこの順に挿入し、前記金属束子を前記網状体で前記先端開口から前記基端開口に向けて押し進め、前記金属束子を平板状の状態の前記網状体で押圧して前記背土に押し当て、前記水抜き管及び前記基端開口に面する背土にフィットさせる、
ことを特徴とする水抜き管に対するフィルタ手段の装着方法。 - 前記固定部が前記水抜き管に内接固定される筒体によって構成され、前記網状体が前記筒体内を軸方向に対して直交するように横切るように構成され、
前記水抜き管内に前記筒体を挿入するに先立って当該筒体の外周面に接着剤を塗布しておき、前記筒体の内周面と前記平板状の網状体の先側面とで囲まれる空間部に前記金属束子の後端部が収容された状態で前記挿入を行う、
請求項3記載の水抜き管に対するフィルタ手段の装着方法。
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