JPH04194226A - 斜面補強排水管 - Google Patents

斜面補強排水管

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JPH04194226A
JPH04194226A JP32631990A JP32631990A JPH04194226A JP H04194226 A JPH04194226 A JP H04194226A JP 32631990 A JP32631990 A JP 32631990A JP 32631990 A JP32631990 A JP 32631990A JP H04194226 A JPH04194226 A JP H04194226A
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pipe
slope
wire rod
screen pipe
reinforcing
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Keiichi Sakamoto
坂本 佳一
Tadashi Takatsu
高津 忠
Yuji Etsuno
雄治 越野
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ZENITAKAGUMI KK
Nichia Corp
Nichia Chemical Industries Ltd
Zenitaka Corp
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ZENITAKAGUMI KK
Nichia Corp
Nichia Chemical Industries Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は斜面補強排水管に係り、特に地盤補強機能と排
水機能とを改良して斜面の安定性の向上を図った斜面補
強排水管に関する。
〔従来の技術〕
斜面に浸透する雨水を排水して斜面の崩壊を防ぐ手段と
して、特開昭63−44018号公報に記載の斜面用排
水管及びその施工方法がある。
この斜面用排水管は、管本体の管壁に流入孔を穿設し、
管本体のうち少なくとも浸透水の流通路に対応する部位
に、流入孔の多数散在してなるもので、流入孔の周縁の
うち斜面の圧入側から流入孔に被さるように庇番延出し
たものもある。
また、この斜面用排水管の施工方法は、斜面用排水管を
水平にして斜面に圧入し、一端側を斜面を崩壊するよう
に作用する浸透水の流通路まで延長するとともに、他の
一端を斜面に開口することを特徴とするものである。
しかし、この斜面用配水管による斜面崩壊防止手段はあ
くまでも斜面に浸透する雨水を排水するにとどまり、積
極的に斜面を安定させることができなかった。
このようなことから、近時、斜面を安定させるために補
強機能と排水機能とを有する有孔鋼管を用いる工法が提
案されている。
この方法は、有孔鋼管を直接地山に打ち込むことによっ
て生じる管周面の摩擦抵抗と、必要に応じて拡径可能な
先端部の支圧抵抗とによって補強土壁体を造成し、補強
土壁体の背面部より有孔鋼管を通して浸透した雨水を排
水するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の有孔鋼管を用いる工法は、有孔鋼
管の開孔率を高くすれば集水効率は高く、排水機能に優
れるが、強度が低下し補強機能を損なう。逆に有孔鋼管
の開孔率が低ければ集水効率が低く排水機能に劣るが、
強度は高く補強機能に優れる。従って、施工する対象斜
面が自然地山の斜面、切土の法面、盛土の法面等の場合
、それに適応した排水機能と補強機能とを備えた有孔鋼
管を選定することが難しいという問題がある。
また有孔鋼管の孔径を小さくすると、浸透水とともに流
動する土砂粒が詰まりやすく、詰った土砂粒は孔の内面
に滞溜し、−層目詰まりを起こして浸透水が管内に流入
しなくなる。そのため、有孔鋼管の周囲が液状化し、地
盤補強機能が喪失することとなる。逆に孔径を大きくし
て浸透水とともに流動する土砂粒が目詰まりしにくくす
ると、管内への土砂の流入が増え、有孔鋼管外の土砂が
多量に流出して管周面の摩擦抵抗が減少し、地盤補強機
能が低下することとなる。
本発明の目的は、上記問題点を解消するためになされた
もので、開口面積が大きいうえ強度が高く、土砂粒の詰
まりゃ流入を抑制できて、浸透水の集水効率を高め、地
盤補強機能と排水機能を向上させた斜面補強排水管を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、前端部のパイプ
と、長尺のスクリーンパイプと、鋼製パイプとが順次接
続されてなり、前記前端部のパイプは、地中に貫入後、
外周の拡径される拡径部を有するとともに、前記スクリ
ーンパイプは、長手方向に複数の縦杆を配列し、その外
周に線材が僅かな間隙を有して螺旋状に巻かれ、該線材
と該縦杆とを溶接して構成されたものである。
更に、前記前端部のパイプは、尖鋭部を先端に有すると
ともに、後部から楔を打撃することにより拡張するイン
ナーパイプを内部に具備し、前記スクリーンパイプは、
複数の縦杆を長手方向に平行にして断面円形に配列し、
該縦杆にほぼ直交して、その外周に断面三角形の線材が
僅かな間隙を有し且つ該断面三角形のフラットな外面を
前記前端部の方向に傾けて螺旋状に巻かれ、該断面三角
形の頂部を該縦杆に溶接して構成されたものである。
〔作用〕
上記構成によれば、地中に貫入後前端部を拡径させるこ
とができると共に、スクリーンパイプの長手方向に鋸歯
状となっている外周面の摩擦抵抗により、地盤補強機能
の高い剛固な補強土壁体を造成することができる。また
、スクリーンパイプの線材間の間隙がスリット孔となり
、開孔面積が大きく集水効率が向上する。
更に、スクリーンパイプの線材の断面を三角形にしてそ
のフラットな外面を先端側に傾けると、地中への打ち込
みが容易となり、線材間の間隙に土砂粒が入りにくく、
その1抜は止め作用がある。
しかもこの外面の傾斜により浸透水は流入し易く。
集水効果が高くなる。又、スリット孔断面は開口幅が狭
く内部が広いので、土砂粒が流入しにくく、仮りに流入
することがあっても内部に滞溜せず目詰まりを起こすこ
とがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は本実施例の斜面補強排水管1の全体を示す概略
側面図で、その前端部のパイプ2には外周を拡張する拡
径部3が設けられ、更に先端には尖鋭部4が形成され、
又パイプ2の基端には長尺のスクリーンパイプ5が接続
され、スクリーンパイプ5に鋼製バイブロが接続されて
いる。鋼製バイブロの根元にはフランジ6aが設けられ
ている。
因みに本実施例の場合、斜面補強排水管1は外径が50
mm、全長が4mであり、スクリーンパイプ5が2m、
鋼製バイブロが1.7mの長さである。
前端部のパイプ2は第2図に示す如く、内部にインナー
パイプ8を具備し、インナーパイプ8の後半部は長手方
向にスリットの形成された拡開部7となっており、後部
から楔13を打撃すると、図中点線で示すように四方に
拡開するようになっている。
スクリーンパイプ5は第3図、第4図及び第5図に示す
ように、縦杆(鉄筋9)が一定間隔に平行に12本円形
に配列され、その外周側に横向きに断面三角形の線材1
oが、僅かな間隙(スリット孔14)をもって、且つフ
ラットな外面を先端側に傾けて螺旋状に巻かれ、断面三
角形の頂部を鉄筋9に溶接して構成したものである。尚
、スクリーンパイプ5の両端には前端部のパイプ2及び
鋼製バイブロと接続するためのリング5aが設けられて
いる。
第6図及び第7図はこのように構成された斜面補強排水
管を適用した例である。本実施例の斜面補強排水管1を
直接地山11の斜面にやや上向きにして一定間隔に上下
左右に打ち込み、斜面の表面に施工した表面保護工12
に配した連結プレート15及びテーパワッシャ16に鋼
製バイブロのストッパ用のフランジ6aを当接させてい
る。
次に本実施例の作用について説明する。
地山斜面に打設した後、斜面補強排水管1のインナーパ
イプ8の後部から楔13を打撃すると拡開部7が四方に
拡開し、前端部のパイプ2の外周が地中で膨らみ、斜面
補強排水管1に抜は止め作用が生じ、地中に固定される
。また、スクリーンパイプ5は、線材10の断面三角形
のフラットな外面が先端側に傾いるので地中への打ち込
みが容易であり打ち込み時に土砂粒が間隙14に入りに
くく、又、線材10は後端側に鋭く突がっているので抜
けにくい。そして、スクリーンパイプ5の鋸歯状の外周
による摩擦抵抗と前端部のパイプ2の支圧抵抗とによっ
て、地盤補強機能の高い剛固な補強土壁体が造成される
のである。
一方、スクリーンパイプ5は間隙14がスリット孔とな
って外周全域に有るので、開口面積が大きく集水効率が
高いために排水機能に優れる。しかも線材10の外面が
傾斜しているので浸透水がスリット孔に流入し易く、又
スリット孔は開口幅が狭く内部が広いため、土砂粒が入
りにくく、仮りに流入しても滞溜しないので目詰まりを
起こさない。又、スクリーンパイプ5は円形に配列した
  4鉄筋9に線材10を巻回して溶接したものである
から、開孔率が高くても剛固で強度の高いものである。
尚、地山11の斜面の表面保護工12を、ジオグリッド
と植生マットとを組み合わせた緑化表面保護工にすれば
、本実施例の排水機能により斜面に水を補給できるので
植物の育成に好適である。
〔発明の効果〕
上述のとおり本発明によれば、開口面積が大きくても強
度が高く、地山斜面に打設した際の管周面とりわけスク
リーンパイプ周面の摩擦抵抗が大きく、又前端部のパイ
プの拡径部により支圧抵抗を生じさせることができるの
で、地盤補強機能の高い補強土壁体を造成することがで
きる。
また、スクリーンパイプのスリット孔により土砂粒の目
詰まりや流入を抑制できて、地盤浸透水の集水効率が高
く、優れた排水機能を有するので、造成した補強土壁体
の安定性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のA部拡大断面図、第3図は本実施例におけるスクリ
ーンパイプの一部を示す斜視図、第4図はスクリーンパ
イプの縦断面図、第5図は第4図のB部拡大図、第6図
は本発明の適用例を示す説明図、第7図は第6図のC部
拡大図である。 1・・・・・・斜面補強排水管、 2・・・・・・前端
パイプ、3・・・・・・拡径部、     4・・・・
・・尖鋭部、5・・・・・・スクリーンパイプ、6・・
・・・・鋼製パイプ、7・・・・・・拡開部、    
8・・・・・・インナーパイプ、9・・・・・・鉄筋、
   10・・・・・・線材、13・・・・・・楔、 
   14・・・・・・スリット孔、15・・・・・・
連結プレート、16・・・・・・テーパワッシャ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前端部のパイプと、長尺のスクリーンパイプと、鋼
    製パイプとが順次接続されてなり、前記前端部のパイプ
    は、地中に貫入後、外周の拡径される拡径部を有すると
    ともに、前記スクリーンパイプは、長手方向に複数の縦
    杆を配列し、その外周に線材が僅かな間隙を有して螺旋
    状に巻かれ、該線材と該縦杆とを溶接して構成されたも
    のである斜面補強排水管。 2、前端部のパイプと、長尺のスクリーンパイプと、鋼
    製パイプとが順次接続されてなり、前記前端部のパイプ
    は、尖鋭部を先端に有するとともに、後部から楔を打撃
    することにより拡張するインナーパイプを内部に具備し
    、前記スクリーンパイプは、複数の縦杆を長手方向に平
    行にして断面円形に配列し、該縦杆にほぼ直交して、そ
    の外周に断面三角形の線材が僅かな間隙を有し且つ該断
    面三角形のフラットな外面を前記前端部の方向に傾けて
    螺旋状に巻かれ、該断面三角形の頂部を該縦杆に溶接し
    て構成されたものである斜面補強排水管。
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CN108222037A (zh) * 2018-01-24 2018-06-29 袁奥 一种石质边坡的施工方法
JP2020045632A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 三井住友建設株式会社 水抜きパイプ及びその施工方法
JP2023177514A (ja) * 2022-06-02 2023-12-14 有限会社聖工業 擁壁の補強排水装置、及び擁壁の補強排水工法

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