JP2006096893A - ポリウレタン樹脂エマルション - Google Patents

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Abstract

【課題】 エマルションとしての経日安定性に優れ、かつ、その皮膜が耐溶剤性に優れたポリウレタン樹脂エマルションを提供する。
【解決手段】 ポリウレタン樹脂(U)が、ポリイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネート、4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ビス (2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、2,6−ノルボルナンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネートからなる群から選ばれる1種以上を使用し、ポリオールとしてポリカーボネートポリオールまたはポリエーテルポリオールを必須構成成分として使用して製造され、該ポリウレタン樹脂(U)の重量に基づき2〜4重量%のカルボキシル基、17〜25重量%のウレタン基および7〜15重量%のウレア基を含有するポリウレタン樹脂エマルションである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリウレタン樹脂エマルションに関する。さらに詳しくは樹脂中にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂のエマルションに関する。
従来からポリウレタン樹脂エマルションにはポリウレタン樹脂中にカルボキシル基を有する自己乳化型のエマルションがある。
例えば、酸価、ヒドロキシル基およびウレタン基の含有量を規定して柔軟性、耐溶剤性を改良したポリエステル−ポリウレタン水性分散液(特許文献−1参照)、ウレア基の含有量を規定して接着性を改良したポリウレタン水性分散液(特許文献−2参照)、およびカルボキシル基などの含有量を規定して硬度を改良したポリウレタン水性分散液(特許文献−3参照)が提案されている。
特開平7−247333号公報 特開平6−340860号公報 特開平9−241347号公報
しかしながら、これらのポリウレタン樹脂エマルションは経日安定性と皮膜の耐溶剤性の両方を満足することはなかった。例えば、皮膜の耐溶剤性が良好なエマルションは40〜50℃で長期間保存すると凝集物が沈殿することがあり、一方で、経日安定性が良好なポリウレタン樹脂エマルションは得られる乾燥皮膜が耐溶剤性において十分に改善されていなかった。
本発明者らは、上記問題点を解決するため種々検討を重ねた結果、ポリウレタン樹脂(U)に使用するポリイソシアネートおよびポリオールを特定の組成のものとし、かつポリウレタン樹脂中のカルボキシル基、ウレタン基およびウレア基を特定の含有量に規定することにより、該エマルションの経日安定性および該エマルションから得られる乾燥皮膜の優れた耐溶剤性の両方の効果を達成したものである。
すなわち本発明は、ポリウレタン樹脂(U)および水性媒体からなるポリウレタン樹脂エマルションであって、該ポリウレタン樹脂(U)が、ポリイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ビス (2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、ノルボルナンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートおよびジフェニルメタンジイソシアネートからなる群から選ばれる1種以上を使用し、ポリオールとしてポリカーボネートポリオールまたはポリエーテルポリオールを必須構成成分として使用して製造され、該ポリウレタン樹脂(U)の重量に基づき2〜4重量%のカルボキシル基、17〜25重量%のウレタン基および7〜15重量%のウレア基を含有するポリウレタン樹脂エマルションである。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションは40〜50℃で長期間の保存をしてもエマルションの安定性があり凝集物の発生が少なく、さらに該エマルションから得られる乾燥皮膜は耐溶剤性に優れ、さらには硬度および密着性にも優れている。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションは、末端の少なくとも一部がイソシアネート基であるウレタンプレポリマー(u)から得られるポリウレタン樹脂(U)、および水性分散媒からなるポリウレタン樹脂エマルションである。
以下において、本発明のポリウレタン樹脂エマルションの構成、並びにカルボキシル基、ウレタン基およびウレア基を特定の含有量にする方法について述べる。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションは、例えば、ポリイソシアネート(a1)、ポリオール(a2)、分子内にカルボキシル基と活性水素原子含有基を含有する化合物(a3)および必要により停止剤(e1)からなる活性水素含有成分、および必要により有機溶剤(S)を仕込み、一段または多段でウレタンプレポリマー(u)を形成し、次いで(u)を親水化(中和)した後、あるいは親水化しながら 、必要により鎖伸長剤(f)、架橋剤(x)および/または停止剤(e2)を含む水性媒体と混合してポリウレタン樹脂エマルションとなし、NCO基(イソシアネート基)が実質的に無くなるまで水または(f)による鎖伸長、および必要により(x)による架橋および/または(e2)による反応停止]を行うことにより製造することができる。
本発明における(u)を製造するための(a1)としては、得られるエマルションの安定性および乾燥皮膜の耐溶剤性の観点から、イソホロンジイソシアネート(以下、IPDIと略記)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート[4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(以下、水添MDIと略記)]、ビス (2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、ノルボルナンジイソシアネート[2,6−ノルボルナンジイソシアネート]、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート[1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシアネート]、トリレンジイソシアネート[2,4−および/または2,6−トリレンジイソシアネート(以下TDIと略記)]およびジフェニルメタンジイソシアネート[2,4’−および/または4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下MDIと略記)]からなる群から選ばれる1種以上を使用する。
(a1)のうちエマルションの経日安定性の観点から好ましいのはIPDI、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(特に水添MDI)およびこれらの併用である。
本発明における(a2)は、150以上の水酸基当量(水酸基当りのMn)を有する高分子ポリオール(a21)を必須成分とし、さらに低分子ポリオール(a22)を含んでもよい。〔上記および以下においてMnはゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)を用いて測定される数平均分子量を表わす。〕
(a21)は、ポリカーボネートポリオール(a211)またはポリエーテルポリオール(a212)を必須成分とする。
(a211)としては、炭素数4〜12、好ましくは炭素数6〜10、さらに好ましくは炭素数6〜9のアルキレン基を有するアルキレンジオールの1種または2種以上と、低分子カーボネート化合物(例えば、アルキル基の炭素数1〜6のジアルキルカーボネート、炭素数2〜6のアルキレン基を有するアルキレンカーボネートおよび炭素数6〜9のアリール基を有するジアリールカーボネートなど)から、脱アルコール反応させながら縮合させることによって製造されるポリカーボネートジオールが挙げられる。
炭素数4〜12のアルキレン基を有するアルキレンジオールとしては、直鎖アルキレンジオール(例えばテトラメチレンジオール、ペンタメチレンジオール、ヘキサメチレンジオール、ヘプタメチレンジオール、オクタメチレンジオール、ノナメチレンジオールなど)および分岐アルキレンジオール(例えば2−メチルペンタンジオール、3−メチルペンタンジオール、2−メチルヘキサンジオール、3−メチルヘキサンジオール、2−メチルヘプタンジオール、3−メチルヘプタンジオール、4−メチルヘプタンジオール、2−メチルオクタンジオール、3−メチルオクタンジオールおよび4−メチルオクタンジオールなど)であり、特に好ましいのは、直鎖のものではテトラメチレンジオール、ペンタメチレンジオール、ヘキサメチレンジオールおよびノナメチレンジオール、分岐のものでは3−メチル−1,5−ペンタンジオールおよび2−メチル−1,8−オクタンジオールである。
(a211)には結晶性のポリカーボネートジオールと非晶性のポリカーボネートジオールが挙げられる。結晶性のポリカーボネートジオールの例としては「ニッポラン−980R」(日本ポリウレタン(株)製)、「プラクセルCD220」(ダイセル(株)製)などが、非晶性ポリカーボネートジオールとしては「PCDL T4672」(旭化成(株)製)、「PCDL T5652」(旭化成(株)製)、「クラレポリオールC−2090」(クラレ(株)製)などが挙げられる。(a211)のうち好ましいのは結晶性のポリカーボネートジオール、特に「ニッポラン−980R」である。
ポリエーテルポリオール(a212)としては、脂肪族ポリエーテルポリオールおよび芳香族環含有ポリエーテルポリオールが挙げられる。
脂肪族ポリエーテルポリオールとしては、脂肪族低分子量活性水素原子含有化合物(水酸基当量が30以上150未満の2価〜8価またはそれ以上の脂肪族多価アルコール、および活性水素原子含有基として1級もしくは2級アミノ基を含有する化合物)のアルキレンオキサイド(以下、AOと略記)付加物が使用できる。
AOが付加される脂肪族多価アルコールには、直鎖もしくは分岐の脂肪族2価アルコール[(ジ)エチレングリコール、(ジ)プロピレングリコール、1,2−,1,3−,2,3−および1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ オール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオールお よび1,12−ドデカンジオールなど]および脂環式2価アルコール[環状基を有する低分子ジオール、たとえば 特公昭45−1474号公報記載のもの]、脂肪族3価アルコール[グリセリン、トリメチロールプロパン、トリアルカノールアミンなど]、および脂肪族4価以上のアルコール[ペンタエリスリトール、ジグリセリン、トリグリセリン、ジペンタエリスリトール、ソルビット、ソルビタン、ソルバイドなど]が挙げられる。
AOが付加される1級もしくは2級アミノ基を含有する化合物としては、アルキル(炭素数1〜12)アミン、および(ポリ)アルキレンポリアミン(アルキレン基の炭素数2〜6、アルキレン基の数1〜4、ポリアミンの数2〜5)などが挙げられる。
芳香族環含有ポリエーテルポリオールとしては芳香族低分子量活性水素原子含有化合物(水酸基当量が30以上150未満の2価〜8価またはそれ以上の、フェノール類および芳香族アミン)のAO付加物が使用できる。
AOが付加されるフェノール類としては、ヒドロキノン、カテコール、レゾルシン、ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールFなど、芳香族アミンとしてはアニリンおよびフェニレンジアミンなどが挙げられる。
AO付加物の製造に用いるAOとしては、炭素数2〜12またはそれ以上のAO、例えばエチレンオキサイド(以下、EOと略記)、プロピレンオキサイド(以下、POと略記)、1,2−、2,3−および1,3−ブチレンオキサイド、 テトラヒドロフラン(THF)、α−オレフィンオキサイド、スチレンオキサイド、エピハロヒドリン(エピクロルヒドリン等)、およびこれらの2種以上の併用(ランダムおよび/またはブロック)が挙げられる。
脂肪族ポリエーテルポリオールとしては、例えばポリオキシエチレンポリオール[ポリエチレングリコール(以下PEGと略記)など]、ポリオキシプロピレンポリオール[ポリプロピレングリコール(以下PPGと略記)など]、ポリオキシエチレン/プロピレンポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(以下、PTMGと略記)などが挙げられる。
芳香族環含有ポリエーテルポリオールとしては、ビスフェノール骨格を有するポリオール、例えばビスフェノールAのEO付加物[ビスフェノールAのEO2モル付加物、ビスフェノールAのEO4モル付加物、ビスフェノールAのEO6モル付加物、ビスフェノールAのEO8モル付加物、ビスフェノールAのEO10モル付加物、ビスフェノールAのEO20モル付加物等]およびビスフェノールAのPO付加物[ビスフェノールAのPO2モル付加物、ビスフェノールAのPO3モル付加物、ビスフェノールAのPO5モル付加物等]、並びにレゾルシンのEOもしくはPO付加物などが挙げられる。
(a212)のうちで好ましいのは、脂肪族ポリエーテルポリオール、特にPTMGである。
本発明における(a21)は、(a211)および/または(a212)と、その他の高分子ポリオール(a213)を併用してもよい。
(a213)としては、縮合型ポリエステルポリオール、ポリラクトンポリオールおよびヒマシ油系ポリオールが挙げられる。
縮合型ポリエステルポリオールは、低分子量(通常Mn300未満)の多価アルコールと多価カルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体とのポリエステルである。
低分子量の多価アルコールとしては、前述の水酸基当量が30以上150未満の2価〜8価またはそれ以上の脂肪族多価アルコールおよび水酸基当量が30以上150未満の2価〜8価またはそれ以上のフェノールのAO低モル付加物が使用できる。
多価カルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体としては、脂肪族ジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸 、フマル酸、マレイン酸など)、脂環式ジカルボン酸(ダイマー酸など)、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸など)および3価またはそれ以上のポリカルボン酸(トリメリット酸、ピロメリット酸など)、これらの無水物(無水コハク酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸など)、これらの酸ハロゲン化物(アジピン酸ジクロライドなど)、これらの低分子量アルキルエステル(コハク酸ジメチル、フタル酸ジメチルなど)およびこれらの併用が挙げられる。
縮合型ポリエステルポリオールとしては、例えばポリエチレンアジペートジオール、ポリブチレンアジペートジオール、ポリヘキサメチレンアジペートジオール、ポリヘキサメチレンイソフタレートジオール、ポリネオペンチルアジペートジオール、ポリエチレンプロピレンアジペートジオール、ポリエチレンブチレンアジペートジオール、ポリブチレンヘキサメチレンアジペートジオール、ポリジエチレンアジペートジオール、ポリ(ポリテトラメチレンエーテル)アジペートジオール、ポリ(3−メチルペンチレンアジペート)ジオール、ポリエチレンアゼレートジオール、ポリエチレンセバケートジオール、ポリブチレンアゼレートジオール、ポリブチレンセバケートジオール、ポリネオペンチルテレフタレートジオールなどが挙げられる。
ポリラクトンポリオールは、低分子量多価アルコールへのラクトンの重付加物であり、ラクトンとしては、炭素数4〜12のラクトンが使用でき、例えば4−ブタノリド、5−ペンタノリドおよび6−ヘキサノリドなどが挙げられる。
ポリラクトンポリオールとしては、例えばポリカプロラクトンジオール、ポリバレロラクトンジオール、ポリカプロラクトントリオールなどが挙げられる。
ヒマシ油系ポリオールは、ヒマシ油およびポリオールもしくはAOで変性されたヒマシ油が含まれる。
変性ヒマシ油はヒマシ油とポリオールとのエステル交換および/またはAO付加により製造できる。ひまし油系ポリオールとしては、ヒマシ油、トリメチロールプロパン変性ヒマシ油、ペンタエリスリトール変性ヒマシ油、ヒマシ油のEO(4〜30モル)付加物などが挙げられる。
低分子ポリオール(a22)としては、水酸基当量が150未満の前述の脂肪族多価アルコールが挙げられ、好ましいのは1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールおよびトリメチロールプロパンである。
本発明におけるプレポリマー(u)はカルボキシル基(−COOH)および/またはカルボキシレート基(−COO-)を有するものであり、分子内にカルボキシル基もしくはカルボキシレート基、および活性水素原子含有基を含有する化合物(a3)を使用する。
(a3)としては、炭素数6〜24のジアルキロールアルカン酸が使用でき、例えば2,2−ジメチロールプロピオン酸(DMPAと略記)、2,2−ジメチロールブタン酸、2 ,2−ジメチロールヘプタン酸、2,2−ジメチロールオクタン酸などが挙げられる。これらの塩、例えばアミン類(トリエチルアミン、アルカノールアミン、モルホリンなど)の塩および/またはアルカリ金属塩(ナトリウム塩など)も使用できる。
停止剤(e1)としては炭素数1〜8のモノアルコール類(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、セロソルブ類およびカービトール類など)、炭素数1〜10のモノアミン類(モノメチルアミン、モノエチルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、モノオクチルアミン、モノエタノールアミンおよびジエタノールアミンなど)が挙げられる。
これらのうち好ましいものは、モノエチルアミン、モノブチルアミンおよびモノエタノールアミンである。
(u)の製造時の水酸基含有成分の平均の水酸基当量は、好ましくは、50〜300、さらに好ましくは、80〜250、特に好ましくは、100〜200である。
(u)の製造時の[(a1)の仕込み当量数]/[(a2)と(a3)の仕込み当量数の合計]は、好ましくは1.20〜1.70、さらに好ましくは、1.25〜1.65、特に好ましくは、1.30〜1.60である。
(U)中のカルボキシル基[−COOH(分子量45)]含量の下限は、通常2.0%(以下において、%は特に限定しない限り重量%を表す)、エマルションの安定性および乾燥皮膜の耐溶剤性の観点から好ましくは2.2%、さらに好ましくは2.4%、特に好ましくは2.6%であり、上限は通常4.0%、エマルションの粘度の観点から好ましくは3.8%、さらに好ましくは3.6%、特に好ましくは3.4%である。
なお、本発明におけるカルボキシル基含量は、カルボキシル基が中和されたカルボキシレート基(−COO-)であっても該カルボキシレート基からカルボキシル基に換算した含有量をカルボキシル基含量とする。
(U)中のウレタン基[−NH−COO−(分子量59)]含量の下限は通常17.0%、、エマルションの乾燥皮膜の耐溶剤性向上の観点から好ましくは18.0%、さらに好ましくは19.0%であり、上限は通常25.0%、エマルションの製造のし易さの観点から好ましくは24.0%、さらに好ましくは23.0%である。
(U)中のウレア基[−NH−CO−N<(分子量57)]含量の下限は通常7.0%、エマルションの乾燥皮膜の耐溶剤性向上の観点から好ましくは8.0%、さらに好ましくは9.0%であり、上限は通常15%、エマルションの製造のし易さの観点から好ましくは14%、さらに好ましくは13%である。
本発明の(U)中のカルボキシル基含量が本発明の範囲内の目標値となるようにするためには、下記式に従って(u)の製造時の(a3)の仕込み量を設定することが好ましい。
なお、以下において重量の単位はいずれもgである。
目標とするカルボキシル基含量(%)=[(a3)の仕込量に基づくCOOHに相当する重量÷エマルション製造後の樹脂成分の全重量]×100
ここで、エマルション製造後の樹脂成分の全重量=(プレポリマー製造時の溶媒以外の仕込重量)+(後工程のエマルション製造時の水以外の伸長剤+架橋剤+停止剤の仕込み予定重量)+(伸長剤として作用する水の重量)、であり、伸長剤として作用する水の重量は以下の式によって計算される。(NCO基2分子と水1分子が反応する)
伸長剤として作用する水の重量={プレポリマーの残存NCOの当量数−(アミン系伸長剤の当量数+架橋剤の当量数+停止剤の当量数)}×18÷2
なお、当量数は当該分子のモル数×1分子当たりの平均官能基数である。
(U)中のウレタン基含量を目標値とするためには下記式に従って、(u)の製造時の(a2)と(a3)の仕込み当量数の合計を設定することが好ましい。
目標とするウレタン基含量(%)=[(a2)と(a3)の仕込み当量数の合計×59÷エマルション製造後の樹脂成分の全重量]×100
(U)中のウレア基含量を目標値とするためには、(u)に使用される(a1)の仕込み当量数などから下記式に従って設定するのが好ましい。
ウレア基の生成量は、水伸長の場合とアミン伸長の場合で異なるため、次のアミン伸長剤比率を定義する。
アミン伸長剤比率=(アミン系伸長剤の当量数+架橋剤の当量数+停止剤の当量数)÷(アミン系伸長剤の当量数+架橋剤の当量数+停止剤の当量数+伸長剤として作用する水の当量数)
目標とするウレア基含量(%)=100×[{(a1)の仕込み当量数−(a2)と(a3)の仕込み当量数の合計}×57×アミン伸長剤比率]+{(a1)の仕込み当量数−(a2)と(a3)の仕込み当量数の合計}÷2×57×(1−伸長剤比率)]÷エマルション製造後の樹脂成分の全重量
(u)の製造は、通常20℃〜150℃、好ましくは60℃〜110℃の反応で行われ、反応時間は通常2〜10時間である。(u)の製造は、NCO基と実質的に非反応性の有機溶剤の存在下または非存在下で行うことができる。プレポリマーは通常5〜9%の遊離NCO基含量を有する。
上記ウレタン化反応においては反応を促進させるため、必要により通常のウレタン反応に使用される触媒を使用してもよい。触媒には、アミン触媒、たとえばトリエチルアミン、N−エチルモルホリン、トリエチレンジアミンおよび米国特許第4524104号明細書に記載のシクロアミジン類[1,8−ジア ザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−
7(サンアプロ・製造、DBU)な ど];錫系触媒、たとえばジブチル錫ジラウリレー
ト、ジオクチル錫ジラウリレートおよびオクチル酸錫;チタン系触媒、たとえばテトラブチルチタネートが挙げられる。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションは、(u)を必要により親水化(中和)した後、あるいは親水化しながら 、必要により鎖伸長剤(f)、架橋剤(x)および/または
停止剤(e2)を含む水性媒体と混合してポリウレタン樹脂エマルションとなし、NCO基が実質的に無くなるまで反応[水または(f)による鎖伸長、および必要により(x)による架橋および/または(e2)による反応停止]を行うことにより製造することができる。水性媒体との混合および反応における温度は、通常10℃〜60℃、好ましくは20℃〜40℃である。
水性媒体の使用量は、ポリウレタン樹脂(U)の含有量がエマルションの重量に基づいて20〜60%、好ましくは30〜50%となるような量である。
親水化(中和)はポリウレタン樹脂エマルション製造後に行ってもよい。(f)による鎖伸長および必要により(x)および/または(e2)による反応停止を行う場合には、(u)を水性媒体中に分散させた後に、(f)および必要により(x)および/または(e2)を加えて(u)と反応させるのが好ましい。
また、有機溶剤(S)の存在下に(a1)と上記活性水素含有成分を反応させて(u)の溶液を製造し(f)および必要により(x)および/または(e2)を反応させるか、有機溶剤の存在下に(a1)と上記活性水素含有成分および必要により(x)および/または(e2)を一段で反応させることにより、(U)の有機溶剤溶液を製造し、水性媒体中に分散させることにより、(U)のポリウレタン樹脂エマルションを製造することもできる。この場合も、親水化(中和)はポリウレタン樹脂エマルションの製造前に行っても製造の段階で行っても製造後に行ってもよい。
上記の反応の際に用いる(S)および水性媒体に含有させる親水性溶剤としては、NCO基と実質的に非反応性のものおよび親水性(水混和性)のもの(アセトン、エチルメチルケトンなどのケトン類、エステル類、エーテル類、アミド類、アルコール類)が挙げられる。これらのうち好ましいのはアセトンである。
水性媒体中の水と親水性溶剤との重量比は通常100/0〜50/50、好ましくは100/0〜80/20 特に好ましくは100/0である。
(S)および/または水性媒体に親水性溶剤を使用した場合には、ポリウレタン樹脂エマルション製造後に必要によりこれらを留去してもよい。
(f)および(x)としては、ポリアミンが使用できる。(f)および(x)の使用量は、プレポリマー中に残存するイソシアネート基1当量に対して(f)および(x)の1級および2級アミノ基が通常0〜1.0当量、好ましくは0.2〜0.6当量である。
停止剤(e2)には、1級モノアミン、2級モノアミン、および1価アルコール(e11)が使用できる。
(e2)の使用量は、(u)の遊離NCO基1当量に対して、通常0.5当量以下、好ましくは0.1〜0.4当量となるような量である。
(u)または(u)の溶液を水性媒体に乳化分散させる装置は特に限定されず、例えば下記の方式の乳化機が挙げられる。:1)錨型撹拌方式、2)回転子−固定子式方式[例えば「エバラマイルダー」(荏原製作所製)]、3)ラインミル方式[例えばラインフローミキサー]、4)静止管混合式[例えばスタティックミキサー]、5)振動式[例えば「VIBRO MIXER」(冷化工業社製)]、6)超音波衝撃式[例えば超音波ホモジナイザー]、7)高圧衝撃式[例えばガウリンホモジナイザー(ガウリン社)]、8)乳化式[例えば膜乳化モジュール]および9)遠心薄膜接触式[例えばフィルミックス]。これらのうち、好ましいのは、1)、2)、5)、8)および9)である。
(f)による鎖伸長および必要により(x)による架橋および/または(e2)による反応停止を行う場合には、連続式の乳化機[好ましくは上記2)例えばエバラマイルダー]を用いてプレポリマーを水性媒体中に分散させ、次いでバッチ式乳化機[好ましくは上記1)錨型撹拌方式]を用いて(f)および必要により(x)および/または(e2)を加えて混合してプレポリマーと反応させるのが好ましい。
本発明におけるポリウレタン樹脂エマルションのカルボキシル基含量(%)は、製造されたポリウレタン樹脂エマルションの酸価を測定し、酸価をカルボキシル基含量に換算したものである。
酸価の測定法およびカルボキシル基への換算式は以下の通りである。
酸価(mgKOH/g):ポリウレタン樹脂エマルションをN,N’ジメチルホルムアミドで約10%(固形分)に希釈し、N/10KOH水溶液で電位差滴定し、ポリウレタン樹脂の固形分当たりの酸価を測定する。
カルボキシル基含量(%):酸価から、次式に従って算出する。
カルボキシル基含量(%)=(酸価/561)×45
本発明におけるウレタン基含量(%)は、製造されたポリウレタン樹脂エマルションについて窒素分析計(ANTEK7000、アンテック社製)によって定量されるN原子含量とNMRによって定量されるウレタン基とウレア基の比率から算出される。
なお、(u)の製造時の触媒および/またはポリウレタン樹脂エマルションの中和にアミン化合物を使用した場合は、それらを差し引く必要があり、使用したアミン化合物の沸点が70℃未満の場合は、試料を130℃で2時間、減圧乾燥した後、測定する方法が挙げられる。
また、使用したアミン化合物の沸点が70℃以上の場合は、試料をそのまま測定し、アミン化合物の仕込量から計算されるN原子含量を、定量したN原子含量から引いたものをN原子含量とする方法が挙げられる。
NMR測定については、「NMRによるポリウレタン樹脂の構造研究:武田研究所報34(2)、224−323(1975)」に記載の方法で行うことができる。すなわちH1−NMRを測定して、脂肪族イソシアネートを使用した場合、化学シフト6ppm付近のウレア基由来の水素の積分量と化学シフト7ppm付近のウレタン基由来の水素の積分量の比率からウレア基とウレタン基の重量比を測定し、該重量比と上記のN原子含量からウレタン基含量を算出する。
本発明におけるウレア基含量(%)は、上記のウレタン基含量と同様に窒素分析計によって定量したN原子含量とNMRから得られるウレタン基とウレア基の比率から算出される。
ウレタン基/ウレア基の含有重量比率は、通常1.1〜3.6、好ましくは1.3〜3.0、さらに好ましくは1.5〜2.6である。
(U)のMnは、非架橋型(熱可塑性)の(U)の場合には通常2,000 〜800,000またはそれ以上、好ましくは5,000〜400,000とくに10,000〜100,000である。架橋型の(U)は上記範囲より高いMnのもの、GPCで測定できない高いMnのものでもよい。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションの固形分(水性媒体以外の成分)濃度は、
通常20〜60%、好ましくは30〜50%である。固形分濃度の測定は、直径9cmのガラス製シャーレにエマルションを1.5〜2g精秤し、130℃で90分間順風乾燥機内で加熱乾燥した前後の重量変化を水性媒体の重量として算出できる。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションのpHは通常7〜9、好ましくは7.5〜8.5である。pHはpHMeterM−12(堀場製作所製)で測定した。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションの粘度は、通常20〜1,000mPa・s、好ましくは50〜500mPa・sである。
粘度の測定はBL型粘度計で25℃で行うことができる。
本発明のポリウレタン樹脂エマルションにおけるポリウレタン樹脂の粒子径は、好ましくは50〜250nm、さらに好ましくは60〜220nmである。この範囲であればエマルションの経日安定性がよいという効果が発揮し易い。
本発明のポリウレタン樹脂エマルジョンは、塗料組成物、接着剤組成物、繊維加工用の
バインダー組成物(顔料捺染用バインダー組成物、不織布用バインダー組成物、補強繊維用集束剤組成物、抗菌剤用バインダー組成物など)やコーティング組成物(防水コーティング組成物、撥水コーティング組成物、防汚コーティング組成物など)、人工皮革・合成皮革用原料組成物などに使用することができる。
塗料組成物には、必要によりその他の添加剤、例えば塗膜形成補助樹脂、顔料、顔料分散剤、粘度調整剤、消泡剤、レベリング剤、防腐剤、劣化防止剤、安定化剤および凍結防止剤など1種または2種以上を添加することができる。
抗菌剤用バインダー組成物、コーティング組成物、人工皮革・合成皮革用原料組成物として用いる場合の、添加剤、処理液の濃度、繊維への適用手段、繊維への付着量、処理条件などは、上記と同様でよく、用途に応じて適宜採択することができる。
<実施例>
以下、実施例を以て本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。以下、部は重量部を、%は重量%を意味する。
実施例1
撹拌機および加熱器を備えた簡易加圧反応装置に、水酸基価56.1の「ニッポラン980R」(日本ポリウレタン(株)製)を115部、1,6ヘキサンジオールを69部、DMPAを45部、水添MDIを174部、IPDIを205部およびアセトンを200部、窒素を導入しながら仕込んだ。その後80℃に加熱し、5時間かけてウレタン化反応を行い、プレポリマーを製造した。ウレタン化反応終了時のNCO含量は、5.7%であった。反応混合物を40℃に冷却後、トリエチルアミン34部を添加・混合し、さらに水1,200部を加えた。生成物を減圧下に65℃で8時間かけて加熱し、アセトンを除去し、ポリウレタン樹脂エマルションを得た。得られたエマルションは前述の方法で分析した。 分析結果を表1に示す。
実施例2〜3および比較例1〜5
実施例1と同様の方法で実施例2〜3および比較例1〜5のポリウレタン樹脂エマルションを表1および表2の原料を用いて製造した。得られたポリウレタン樹脂エマルションの分析値を表1および表2に示す。
Figure 2006096893
Figure 2006096893
これらのポリウレタン樹脂エマルションの50℃で3ヶ月間恒温槽中に保管した場合の経日安定性を以下の方法で評価した。
<経日安定性>
製造直後のエマルションまたは50℃で3ヶ月保管した後のエマルション100gを200meshのステンレス製網で自然濾過し、イオン交換水100mlで洗浄した。得られた濾過残査を130℃で90分間加熱乾燥し、残査の乾燥重量(g)を測定した。残査の乾燥重量の経日前後の差が少ないほど経日安定性が良好である。
結果を表3に示す。
さらに、これらのポリウレタン樹脂エマルション(製造直後)のフィルムの耐溶剤性について評価した。結果を表3に示す。
<耐溶剤性>
JIS K7114に記載の方法に基づき行った。測定サンプルは、ポリウレタン樹脂エマルションをフィルム状にキャストし、105℃、3時間順風乾燥機で乾燥後切り取り、正方形試験片(4cm×4cm×0.2mm)としたものを使用した。試験液としてはn−ヘプタンまたはトルエンを使用した。試験片は23℃の試験液に24時間浸漬した。試験片の浸漬前後の2辺の長さの増加量を測定して平均値を求め、次式で変化率を求めた。変化率(%)=[(浸漬後の長さ−浸漬前の長さ)÷浸漬前の長さ]×100
変化率が小さいほど耐溶剤性が良好である。
Figure 2006096893
本発明のポリウレタン樹脂エマルションは、塗料組成物、接着剤組成物、繊維加工用のバインダーとして好適に使用できる。

Claims (3)

  1. ポリウレタン樹脂(U)および水性媒体からなるポリウレタン樹脂エマルションであって、該ポリウレタン樹脂(U)が、ポリイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ビス (2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、ノルボルナンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートおよびジフェニルメタンジイソシアネートからなる群から選ばれる1種以上を使用し、ポリオールとしてポリカーボネートポリオールまたはポリエーテルポリオールを必須構成成分として使用して製造され、該ポリウレタン樹脂(U)の重量に基づき2〜4重量%のカルボキシル基、17〜25重量%のウレタン基および7〜15重量%のウレア基を含有するポリウレタン樹脂エマルション。
  2. ポリイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネートおよび/またはジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを使用して製造される請求項1記載のポリウレタン樹脂エマルション。
  3. ポリウレタン樹脂の粒子径が50〜250nmである請求項1または2記載のポリウレタン樹脂エマルション。
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