JP2006096342A - 制御装置のロック方法,過温度回路,プログラムコード手段を有するコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品 - Google Patents

制御装置のロック方法,過温度回路,プログラムコード手段を有するコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Abstract

【課題】 制御装置の温度あるいは制御装置が置かれた環境の温度による制御装置の障害を回避することの可能な制御装置のロック方法を提供する。
【解決手段】 本発明は,制御装置5をロックする方法に関するものである。制御装置5はウェイクアップ信号によって覚醒され,かかる方法においてウェイクアップ信号は過温度回路3によってブロックされる。これにより,制御装置5の温度あるいは制御装置5が置かれた環境の温度が,制御装置5の障害に影響する危機的温度より高くなった場合,制御装置5がロックされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は,制御装置のロック方法,過温度回路,プログラムコード手段を有するコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品に関する。
制御装置の機能方法は,制御装置の温度あるいは制御装置が存在している環境の温度によって影響を受ける可能性がある。温度に基づく制御装置の障害は,制御装置が定められた温度領域外部にある場合に制御装置のスイッチが入ることを防止することによって回避することができる。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,制御装置の温度あるいは制御装置が置かれた環境の温度によって生じる制御装置の障害を回避することの可能な,新規かつ改良された制御装置のロック方法を提供することにある。
上記背景技術を踏まえ,本発明にかかる制御装置のロック方法,過温度回路,コンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品が紹介される。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,ウェイクアップ信号によって覚醒させるべき制御装置をロックするための制御装置のロック方法が提供される。このとき,ウェイクアップ信号は,過温度回路によってブロックされることを特徴とする。
制御装置は,ウェイクアップ信号(wake up signal;覚醒信号)によってのみ覚醒して,駆動を開始することができる。その駆動において,制御装置は,場合によっては1または2以上の他の装置を制御するための制御機能を機能させる。
例えば,ウェイクアップ信号は,一回だけブロックされるようにすることができる。ウェイクアップ信号が,過温度回路によって,すなわちハードウェア側でブロックされる場合には,制御装置の覚醒は抑圧されるので,制御装置は覚醒されない。
過温度回路は,ハードウェア側のロックエレクトロニクスとして形成することのでき,適切なソフトウェアまたは適切なプログラムによって制御することができる。この場合にウェイクアップ信号のブロックは,このソフトウェアまたはこのプログラムによって作動される。
本発明にかかる制御装置のロック方法を実施することにより,制御装置が障害を起こす可能性のある温度である危機的温度またはオフ温度より温度が上昇したときにウェイクアップ信号がブロックされるようにすることができる。したがって,危機的温度またはオフ温度よりも高い温度である場合,制御装置の覚醒は禁止される。また,代替的に,ウェイクアップ信号を,危機的温度より低い,温度領域内または温度領域外でブロックすることができる。
好ましくは,本発明にかかる制御装置のロック方法は,制御装置の温度を考慮して実施される。例えば,制御装置の温度が危機的温度より高くなり,あるいはこの危機的温度に達した場合に,制御装置のためのウェイクアップ信号は過温度回路によってブロックされる。
また,本発明にかかる制御装置のロック方法は,少なくとも1の他の装置の温度を考慮して,あるいはそれにしたがって実施することも可能である。この他の装置は,制御装置と間接的または直接的に相互作用することができ,例えば,制御装置によって制御される。この装置の温度が,危機的温度より高くなり,あるいはこの危機的温度に達した場合には,ウェイクアップ信号は過温度回路によって永続的にブロックされる。
制御装置は,通常,例えば車両のような,技術的な装置内に備えられている。
本発明にかかる制御装置のロック方法は,例えば,始動装置によって,通常イグニションキーによって行われる制御装置の始動の際に実施することができる。制御装置が制御機能を開始するように,制御装置の覚醒は,ウェイクアップ信号が制御装置へ達することによって行われる。すなわち,ウェイクアップ信号がブロックされない場合にだけ,導入することができる。しかし,温度が危機的温度より高いもしくは等しい場合に,ウェイクアップ信号は,制御装置のスイッチを切ることによってブロックされる。また,ウェイクアップ信号がロックされている場合に,始動の際に制御装置を覚醒させることはできない。ここで,制御装置は,イグニションキーを用いて第1のルートを介して常に覚醒させることができる。なお,「第1のルート」とは,例えば,イグニッションキーによってスイッチを入れ,モータが起動させるためのルートである。ここで,本発明の過温度回路によるロックは,制御装置を覚醒させるために設けられている,第2のルート,例えばCAN(controller area network)に関するものである。本発明においては,この2つのルートの一方である第2のルートのみが永続的にブロックされる。
本発明にかかる制御装置のロック方法により,過温度によってウェイクアップ信号が一回だけ作動され,永続的にブロッキングさせることができる。この場合,過温度回路によって一回作動されたロックは,制御装置および/または装置の温度が,危機的温度より低下することによっては無効にされない。すなわち,ウェイクアップ信号は,過温度回路によって永続的にブロックされる。したがって,危機的温度に達することにより過温度回路がブロッキングを一回作動させた場合には,過温度回路は,信号路,例えばCAN(cotroller area network)を介して準備されたウェイクアップ信号による制御装置の覚醒を,永続的にロックする。
ウェイクアップ信号のブロッキングまたはいわゆる永続的なブロッキングは,始動装置によって制御装置が始動された場合にリセットすることができる。これは,例えば,温度が危機的温度より低い場合である。この場合には,ウェイクアップ信号は,制御装置の始動により再び制御装置へ達することができる。
また,本発明の別の観点によれば,ウェイクアップ信号を過温度回路内のトランジスタによってブロックさせることもできる。このために,トランジスタは,制御装置のために設けられているウェイクアップ信号がトランジスタによって信号路から導き出されるように,信号路内に接続することができる。これは,温度に基づいて行われ,この場合にトランジスタは,例えば温度に敏感なモジュールによって調節することができる。このとき,トランジスタは,過温度回路の双安定素子によって切り替えることができる。すると,制御装置と他の電子機器(この電子機器を介してウェイクアップ信号が伝送される)の間の信号路は,トランジスタによってブロックされるので,他の装置から送信されたウェイクアップ信号は制御装置へ達しない。ここで,過温度回路は,例えば,制御装置またはこの制御装置の内部に配置することもできる。
トランジスタを切り替えるための双安定素子は,制御装置および/または装置の温度に応じてその状態を変化させ,かつ温度に敏感なモジュールによって調節されて,その状態を変化させることができる。
本発明にかかる制御装置の過温度回路は,制御装置を覚醒させるべきウェイクアップ信号をロックするように形成されている。
過温度回路は,ロックエレクトロニクスとして形成することができ,危機的温度に達した場合にソフトウェアによって操作される。このため,ソフトウェアによって作動される制御装置のハードウェア側のロックは,過温度回路によって実現されている。過温度回路は,例えば制御装置内に収容することができる。
過温度回路または過温度回路の少なくとも1つの温度に敏感なモジュールは,制御装置の少なくとも1つの最大の温度プロフィールに相当する温度プロフィールを有することができる。したがって,過温度回路または温度に敏感なモジュールは,温度センサの特性を有することができる。過温度回路またはモジュールの温度特性曲線または温度プロフィールは,温度が危機的温度の上になるとすぐに,過温度回路が制御装置の温度変化に確実に反応することができ,制御装置のためのウェイクアップ信号をブロックするように,制御装置または装置の温度特性曲線または温度プロフィールに合わせられている。
過温度回路は,例えばフリップフロップのような,双安定素子とトランジスタを有している。このとき,双安定素子は,温度の値に基づいて,場合によっては温度に敏感なモジュールによって調節されることによってその状態を変化させ,これによりトランジスタを切り替える。温度に敏感なモジュールは,かかるモジュールがトランジスタを直接切り替えるように形成することもできるので,双安定な素子を省くことができる。
さらに,上記制御装置のロック方法を実施するために,コンピュータ上または該当する計算ユニット上で実施されるプログラムコード手段を有するコンピュータプログラムを提供することもできる。
また,上記制御装置のロック方法を実施するために,コンピュータまたは該当する計算ユニットにより読取り可能なデータ担体上に記憶され,コンピュータ上または該当する計算ユニット上で実施されるプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品を提供することもできる。
なお,上述した特徴および後述する特徴は,それぞれ記載の組み合わせにおいてだけでなく,他の組み合わせにおいて,あるいは単独でも,本発明の枠を逸脱することなしに使用することができる。
以上説明したように本発明によれば,制御装置の温度あるいは制御装置が置かれた環境の温度による制御装置の障害を回避することの可能な,制御装置のロック方法を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明にかかる実施形態を図1および2に概略的に示した。以下,図1および2を参照して詳細に説明する。
図1は,過温度回路3,制御装置5および電子機器7を有する制御装置ユニット1を概略的に示す概略説明図である。過温度回路3は,例えば,トランジスタ11(例えばT100)と,J−K−フリップフロップとして形成された双安定素子13と,電圧源15への接続と,その他様々な抵抗およびコンデンとを有している。
さらに,電気的抵抗17(例えば100kΩの抵抗値を有するR110)と,電気的抵抗19(例えば1MΩの抵抗値を有するR111)と,コンデンサ21(例えば10nFの容量を有するC110)と,コンデンサ23(例えば10nFの容量を有するC101)と,電気的抵抗25(例えば100kΩの抵抗値を有するR101)と,電気的抵抗27(例えば100kΩの抵抗値を有するR100)と,抵抗29(例えば10nFの容量を有するC100)とを備える。
過温度回路3は,第1の入出力部31を有しており,入出力部31を介して過温度回路3は温度に敏感なモジュール33と接続されている。さらに,過温度回路3は,アナログ−デジタル出力部35を有している。
制御装置ユニット1内に配置されている制御装置5と電気機器7とは,信号路39を介して互いに接続されている。さらに,この制御装置5は,始動装置41(例えばイグニションキー)と接続されている。ここで,トランジスタ11は,制御装置5と電気機器7とを接続する信号路39内に接続されている。そして,トランジスタ11がどのように接続されているかにしたがって,信号路39を介して伝送すべき信号を,アース43へ案内して信号をブロックしたり,あるいは信号路39を解放して信号が制御装置5へ達するようにする。
始動装置41は,制御装置5をリセットし,あるいは始動させるように形成されている。この場合,電気機器7によって発生されたウェイクアップ信号は,トランジスタ11が遮断されている場合に,信号路39を介して制御装置5へ伝達されることができる。したがって,ウェイクアップ信号によって,制御装置5を覚醒させることが可能である。
過温度回路3は,温度に応じてウェイクアップ信号をブロックし,それに伴って制御装置5をロックするように形成されている。この場合,ウェイクアップ信号は,制御装置5の温度を考慮してブロックされる。制御装置5の温度は,温度に敏感なモジュール33によって検出され,そのモジュール33は,制御装置5の少なくとも1つの最大の温度プロフィールに相当する,温度プロフィールを有している。これは,モジュール33が,制御装置5の温度が危機的温度より高いか,低いか,あるいは危機的温度と等しいかを確実に区別できることを意味している。このため,モジュール33の温度プロフィールだけでなく,過温度回路3の温度プロフィールも,例えば制御装置5の危機的温度の領域内で特に敏感であってもよい。
この例において,温度に敏感なモジュール33は,制御装置5の温度に応じて,双安定素子13が取り得る2つの位置を調節する。この制御装置5の機能について,図2に示すフローチャートの処理ステップ201,203,205,207に示されている。
処理ステップ201において初期スタート201されると,処理ステップ203においてソフトウェア制御のチェック203が行われる。そして,制御装置5の温度が危機的温度より低い場合,処理ステップ205において,双安定素子13は第1の状態(Q=0)となる。この場合,トランジスタ11は,双安定素子13により信号路39に沿ったウェイクアップ信号のルートを解放して,ウェイクアップ信号が制御装置5へ達するように切り替えられる。これにより,制御装置5を覚醒させることができる。
一方,制御装置5の温度が危機的温度より高いか,あるいは等しい場合,処理ステップ207において,双安定素子13はモジュール33に調節されて,第2の状態(Q=1)となる。この場合,双安定素子13によりウェイクアップ信号がブロックされるように,トランジスタ11は切り替えられる。したがって,ウェイクアップ信号は制御装置5へ達しないため,制御装置5はロックされた状態のままであり,かつ信号路39を介して覚醒させることはできない。
この配置において,様々なスイッチオン条件を生じさせることができる。例えば,処理ステップ201の初期スタートにおいて初めて,電圧源15に電圧U_STBYが印加される。これにより,双安定素子13は,電圧U_STBYによる連続給電に基づいて,処理ステップ205の第1の状態,すなわち優先される状態(Q=0)へ揺動する。この場合,制御装置5の温度は危機的温度よりも低い。また,トランジスタ11は,双安定素子13によって遮断される。これにより,信号路39は解放されるので,信号路39を介して伝達される,電子機器7から出力されたウェイクアップ信号によって制御装置5を覚醒させることが可能となる。トランジスタ11のステータスは,アナログ−デジタル出力部35を介してソフトウェアによって読み出すことができる。
一方,いわゆるエラーが発生すると,制御装置5の温度が危機的温度より高い状態となる。したがって,双安定素子13は,処理ステップ207において,モジュール33によって調節されて,第2の状態(Q=1)をとる。これにより,トランジスタ11は,それが導通するように切り替えられるので,ウェイクアップ信号が信号路39からアース43へ案内される。したがって,制御装置5のためのウェイクアップ信号がブロックされ,し制御装置5はロックされる。なお,制御装置5は,ウェイクアップ信号によって覚醒させることはできない。両方の場合において,制御装置5の覚醒は,制御装置5の温度に関係なく,始動装置41によって可能である。
始動装置41が最初に操作された場合に,制御装置5が覚醒される。この場合に,トランジスタ11のステータスは,アナログ−デジタル出力部35を介して照会することができる。制御装置5の温度が,危機的温度より高い状態,あるいはこの危機的温度と同じであった後に,制御装置5の温度がこの危機的温度よりも低くなった場合には,ソフトウェアが入出力部31を介してトグルし,または双方向に切り替えて,双安定素子13のために所望の状態を設定することができる。
制御装置5の温度が,前状態と変わらず危機的温度より高いか,あるいはそれと等しい場合には,ソフトウェアは入出力部31を介してトグルし,トランジスタ11がウェイクアップ信号を逃がすことにより制御装置5がロックされ,またはロックされ続けるように,双安定素子13を設定することができる。この場合,トランジスタ11は,双安定素子13に応じた状態へ設定されて,電圧源15を介して電圧U_STBYが供給され続ける。したがって,電子機器7から出力されるウェイクアップ信号に基づく制御装置5の覚醒は,不可能である。
制御装置5の覚醒が設定されている場合には,制御装置5は始動装置41を介してリセットされることにより覚醒させられる。そして,その後,常にソフトウェアを介して検査が行われる。すなわち,過温度回路3の形態と機能方法に基づいて,制御装置5の温度が危機的温度よりも高く,あるいはそれと等しい場合には,制御装置5を覚醒させることは不可能である。
制御装置ユニット1の配置全体を,例えば,車両内に配置することができる。ウェイクアップ信号のブロッキングによる制御装置5のロックは,制御装置5の温度に依存せずに,他の装置,例えば車両のトランスミッションに依存するように行うこともできる。危機的温度としては,トランスミッションの機能のために最大許容される,例えば約150℃の温度を選択することができる。したがって,トランスミッション内がこの温度(約150℃)より高い場合においては,制御装置5の覚醒は禁止される。この種の適用において,始動装置41は,イグニションキー(KL.15)によって操作すべき,車両のイグニションロックとすることができる。制御装置5のリセットは,イグニションロックの該当する信号によって可能である。
トランスミッションのための制御装置5は,CAN接続の内部,あるいは制御装置ユニット1の内部において,1または2以上の信号路39を介して覚醒させることができる。
もちろん,開始された覚醒の後に,危機的な駆動パラメータの範囲外,この場合においては危機的温度より高い場合,制御装置5の許容されない駆動を行うことは不可能である。過温度回路3によるウェイクアップ信号のブロックによって制御装置5をロックすることは,ハードウェア側で行われる。過温度回路3は,代替的に,Stabi−ASIC(「Stabi」は電圧調整器(voltage regulator)の意である。)として形成することができ,制御装置5の内部に収容することもできる。このように,制御装置5の内部の形態において,セラミック面積に対するシリコン面積の最適な比を達成することができる。いわゆるLIN−Wake−upにおいて過温度回路3を使用することも考えられる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,制御装置のロック方法,過温度回路,プログラムコード手段を有するコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品に適用可能である。
過温度回路,制御装置および他の電子装置を示す概略説明図である。 制御装置のロック方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 制御装置ユニット
11 トランジスタ
13 双安定素子
3 過温度回路
39 信号路
41 始動装置
5 制御装置
7 電気機器

Claims (13)

  1. ウェイクアップ信号によって覚醒される制御装置(5)をロックする制御装置のロック方法であって:
    前記ウェイクアップ信号が過温度回路(3)によってブロックされることを特徴とする,制御装置のロック方法。
  2. 前記ウェイクアップ信号のブロッキングは,ソフトウェアによって作動され,
    前記ウェイクアップ信号は,ハードウェア側でブロックされることを特徴とする,請求項1に記載の制御装置のロック方法。
  3. 前記ウェイクアップ信号は,危機的温度より高くなったときブロックされることを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記載の制御装置のロック方法。
  4. 前記ウェイクアップ信号のブロッキングは,前記制御装置(5)の温度に基づいて行われることを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の制御装置のロック方法。
  5. 前記過温度回路(3)によって作動された前記ウェイクアップ信号のブロッキングは,前記制御装置(5)が始動装置(41)により始動された場合にリセットされることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載の制御装置のロック方法。
  6. 前記過温度回路(3)は,トランジスタ(11)を有し,
    前記制御装置(5)の前記ウェイクアップ信号は,前記トランジスタ(11)によって前記ウェイクアップ信号を逃がすことにより,ブロックされることを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載の制御装置のロック方法。
  7. 前記トランジスタ(11)は,前記過温度回路(3)の双安定素子(13)によって切り替えられることを特徴とする,請求項6に記載の制御装置のロック方法。
  8. 前記ウェイクアップ信号は,前記ウェイクアップ信号を前記制御装置(5)へ伝達する信号路(39)においてブロックされることを特徴とする,請求項1〜7のいずれかに記載の制御装置のロック方法。
  9. 制御装置(5)を覚醒させるウェイクアップ信号をブロックすることにより,前記制御装置(5)をロックさせることを特徴とする,過温度回路。
  10. 前記過温度回路は,前記制御装置(5)の少なくとも1つの最大の温度プロフィールに相当する温度プロフィールを有することを特徴とする,請求項9に記載の過温度回路。
  11. 前記過温度回路は,トランジスタ(11)と双安定素子(13)を有し,
    前記双安定素子(13)の温度値に基づく状態の変化に伴って,前記トランジスタ(11)を切り替えることを特徴とする,請求項9または10のいずれかに記載の過温度回路。
  12. 請求項1〜8のいずれかに記載の制御装置のロック方法を実施するために,コンピュータ上または該当する計算ユニット上で実施されるプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム。
  13. 請求項1〜8のいずれかに記載の制御装置のロック方法を実施するために,コンピュータまたは該当する計算ユニットにより読取り可能なデータ担体上に記憶され,前記コンピュータ上または該当する前記計算ユニット上で実施されるプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品。
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