JP2006095795A - 転写箔 - Google Patents

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Abstract

【課題】
所定の形状に設けられた転写型を用いて、熱と圧力により所定の形状に転写箔を被転写体へ転写する、いわゆるホットスタンプ印刷方法を用いて、示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されたインキを被転写体に転写印刷することができる、転写箔を提供することを課題とする。
【解決手段】
図1に示す転写箔10は、フィルム基材1の一方の面に、剥離層2と、インキ層3と、接着層4と、を順次積層したものであり、前記インキ層3には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されているものである。
このような転写箔10は、加熱した転写型を被転写体に転写箔10ごと加圧し、その熱と圧力により転写箔10の接着層4を溶解させ、剥離層2より転写箔10のインキ層3部分を剥離させ、被転写体に文字や図柄など所定の形状のインキ層2を接着させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱と圧力により転写する、いわゆるホットスタンプ用の転写箔に関し、特に温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を含有した転写箔に関する。
従来から、温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料、いわゆるサーモクロミック物質として、たとえば、縮合芳香環置換エチレン誘導体、電子供与性呈色化合物、電子受容性化合物および極性有機化合物からなる混合物、液晶などが知られており、これらの示温材料は、たとえば、界面重合法、インサイチュ法、コアセルベーション法、オリフィス法、液中乾燥法などの方法によってマイクロカプセルに内包される。このようにして得られる示温材料を内包したマイクロカプセルは、通常、インキに含有させて被印刷物に直接印刷される。
このような示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されたインキを印刷する方法としては、グラビア印刷やスクリーン印刷などがある。しかしながら、グラビア印刷は金属版の製版に高度な技術が必要であり、かつ、高価である。また、スクリーン印刷は、微細な模様の表現には不向きであり、色数分の印刷と乾燥を繰り返すため手間がかかる。さらに、スクリーン印刷およびグラビア印刷いずれの印刷方法も小ロット印刷に向かないという問題があった。
なお、シート類の情報記載部に貼着し、当該記載部に施された情報を隠蔽するためのラベルであって、透明性ラベル基材の少なくとも片面に、常温において有色であり、加温によって透明化する示温剤マイクロカプセル層が設けられ、その裏面側に接着剤層が設けられてなる情報隠蔽用ラベルとして以下の公報がある。
特開平11−73110号公報
本発明は以上のような諸問題に鑑みなされたもので、示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されたインキを印刷する方法として、高価な金属版を必要とせずに微細な模様の表現ができるとともに手間がかからず小ロットの印刷をすることができる印刷方法を提供することを課題とする。
すなわち、所定の形状に設けられた転写型を用いて、熱と圧力により所定の形状に転写箔を被転写体へ転写する、いわゆるホットスタンプ印刷方法を用いて、示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されたインキを被転写体に転写印刷することができる、転写箔を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、所定の形状に設けられた転写型を用いて被転写体に前記所定の形状を転写する転写箔であって、前記転写箔は、フィルム基材の一方の面に、剥離層と、インキ層と、接着層と、を順次積層してなり、前記インキ層には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されていることを特徴とする転写箔に関する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記剥離層と、前記インキ層と、の間に第1のインキ保護層を設けたことを特徴とする請求項1記載の転写箔に関する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記剥離層と、前記インキ層と、の間に第1のインキ保護層を設け、前記インキ層と、前記接着層と、の間に第2のインキ保護層を設けたことを特徴とする請求項1記載の転写箔に関する。
本発明は、所定の形状に設けられた転写型を用いて被転写体に前記所定の形状を転写する転写箔であって、前記転写箔は、フィルム基材の一方の面に、剥離層と、インキ層と、接着層と、を順次積層してなり、前記インキ層には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されるようにしたので、高価な金属版を必要とせずに微細な模様の表現ができ、手間がかからず小ロットの印刷をすることでき、示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されたインキを転写印刷する転写箔を得ることができる。
以下、本発明にかかる転写箔について図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本発明にかかる転写箔の第1の実施の形態を示す概略的な断面図である。図2は、本発明にかかる転写箔の第2の実施の形態を示す概略的な断面図である。図3は、本発明にかかる転写箔の第3の実施の形態を示す概略的な断面図である。
まず、本発明にかかる転写箔の第1の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1に示す転写箔10は、フィルム基材1の一方の面に、剥離層2と、インキ層3と、接着層4と、を順次積層したものであり、前記インキ層3には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されているものである。
以下、各々の構成について説明する。前記フィルム基材1は、特に制限はなく従来から転写箔に用いられている各種の樹脂フィルム基材を使用することができ、たとえば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリカーボネートなどからなる樹脂フィルムを使用することができる。また、フィルム基材1の厚さについては特に制限はないが、5〜50μmの範囲、好ましくは10〜30μmの範囲で設けることによって、転写箔の製造時や転写箔を被転写体に転写する際にしわの発生を抑えるとともにその取扱いを容易にすることができる。
前記剥離層2は、特に制限はなく従来から転写箔に用いられている各種の剥離剤を使用することができ、たとえば、シリコーン系樹脂、パラフィンワックス、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂などを単一または混合して使用することができる。また、剥離層2の厚さについても特に制限はないが、0.1〜3μm程度の範囲の中から適宜選択して設けることができる。
前記インキ層3は、温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されている。このインキ層3の厚さについても特に制限はないが、2〜100μmの範囲で設けることが、しわや亀裂の無い転写箔10を連続して製造する上で好ましい。インキ層3の厚さが、2μmより薄いとインキ被膜が薄く温度の変化によって変色、発色または消色するという効果が充分に得られず、100μmより厚いと微細なパターンを転写して形成することが困難となる。なお、温度の変化によって変色、発色または消色する示温効果を充分に得るためには、インキ層3における示温材料を含有したマイクロカプセルの含有率を高めることともに、インキ層3の厚さを厚くすることが望ましい。このインキ層3の形成にあたっては、その厚さが20μm未満の場合はロールコーターなどを用いて塗布し、20μm以上の場合はスクリーン印刷方式を採用することで任意の厚さに塗布することができる。
前記温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料としては、コレステリック液晶、電子供与性呈色性化合物、電子受容性化合物、有極性有機化合物などがある。コレステリック液晶としては、たとえば、コレステリルノナノエート、コレステリルオレート、コレステリルクロライド、コレステリルオレイルカーボネート、コレステリルベンゾエート、コレステリルアセテートなどがある。電子供与性呈色性化合物としては、フェニルメタン系化合物、各種インドリルフタリド、スピロピラン、ロイコオーラミン類などがある。電子受容性化合物としては、フェノール性水酸基を有する化合物、フェノール性水酸基を有する化合物の金属塩、各種トリアゾール類、カルボン酸、カルボン酸の金属塩などがある。有極性有機化合物としては、ドデシルアルコールなどのアルコール類、アセトアセチルアニリドなどのアミド類、ジフェニルフタレートなどのエステル類、ケトンまたはエーテル類などがある。これらの一種または二種以上を任意に配合して、目的とする温度範囲で変色、発色または消色する示温材料を得ることができる。
このようにして得られた示温材料は、たとえば、ゼラチンなどの壁膜形成物質を用いて、マイクロカプセル化する。壁膜形成物質としては、上記のゼラチン以外に、たとえば、アラビアゴム、でんぷん、ロジン、ロジンエステル、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、パラフィン、トリステアリン、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリフタジエン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、シリコーンなどの一種または二種以上を単独または混合して使用することができる。
マイクロカプセル化法としては、気中縣濁法、噴霧造粒法、パンコーティング法、静電合体法、真空蒸着法、界面重合法、コアセルベーション法、有機溶剤からの相離法、液中乾燥法、融解分散冷却法、液中硬化被膜法などがある。
上記のいずれかの方法によって得られた示温材料を内包したマイクロカプセルは、インキ組成物用のビヒクル中に加えられ、さらに所要の添加剤が加えられて、ロールミル、ボールミル、アトライター、サンドミルなどの混合装置を使用して均一に分散して、示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されているインキを得ることができる。前記インキ組成物用のビヒクルとしては、たとえば、アマニ油、大豆油、合成乾性油などの各種油脂類、ロジン、コバール、ダンマル、硬化ロジン、ロジンエステル、重合ロジンなどの天然樹脂またはその加工樹脂類、ロジン変性フェノール樹脂、フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、アルキッド樹脂、石油系樹脂、ポリビニルアルコール、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹脂などの合成樹脂類、ニトロセルロース、エチルセルロースなどの繊維素材系誘導体、塩化ゴム、環化ゴムなどのゴム誘導体、にかわ、カゼイン、デキシトリンなどの一種または二種を単独または混合して使用することができる。
前記接着層4は、被転写体の種類に応じて用いられる接着剤の種類が使い分けられる。被転写体を大別すると、紙類と、プラスチック類と、の二つに分けられる。紙類に用いられる接着剤としては、100度前後の温度で溶融し、紙面に浸透するような松ヤニロジン、シェラックなどの天然樹脂、クロロプレン、塩化ゴムなどのゴム類、酢酸ビニル、酢酸セルロース、低分子ポリエチレンなどの合成樹脂が使用される。プラスチック類に用いられる接着剤としては、130度前後の温度で被転写体が熱溶解した際に共融して親和性を生ずるような塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂などが使用される。また、接着層4の厚さについても特に制限はないが、1〜10μm程度の範囲の中から適宜選択して設けることができる。
このような転写箔10は、所定の形状に設けられた転写型を用いて被転写体に前記所定の形状に転写される。詳しくは、文字や図柄などの部分を凸状にした転写型を彫刻またはエッチング方法によって作成する。次に、この転写型全体を加熱し、転写型の凸状部分と、転写箔10のフィルム基材1と、が接する方向で転写箔10に張力を持たせて張り、さらに転写箔10の接着層4と、被転写体と、が接する方向で被転写体を置き、加熱した転写型を被転写体に転写箔10ごと加圧し、その熱と圧力により接着層4を溶解させ、剥離層2よりインキ層3部分を剥離させ、被転写体に文字や図柄など所定の形状のインキ層3を接着させる。したがって、文字や図柄など所定の形状のインキ層3が接着された被転写体を最下層とすると、被転写体、接着層4、インキ層3、の順に積層され、インキ層3は最上層として表出することとなる。
上述のとおり、本発明は所定の形状に設けられた転写型を用いて被転写体に前記所定の形状を転写する転写箔10であって、前記転写箔10は、フィルム基材1の一方の面に、剥離層2と、インキ層3と、接着層4と、を順次積層してなり、前記インキ層3には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されるようにしたので、高価な金属版を必要とせずに微細な模様の表現ができ、手間がかからず小ロットの印刷をすることでき、示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されたインキを転写印刷する転写箔10を得ることができるものである。
次に、本発明にかかる転写箔の第2の実施の形態について、図2を用いて説明する。図2に示す転写箔20は、先述した第1の実施の形態と比較して、前記剥離層2と、前記インキ層3と、の間に第1のインキ保護層5が設けられている。
前述したように、前記インキ層3には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されているが、このようなマイクロカプセルは、一般的に圧力や摩擦に対して弱く破損してしまうことがある。そのため、このようなマイクロカプセルを含有する前記インキ層3を被転写体に転写する際および転写した後に、このインキ層3を保護するために第1のインキ保護層5を設けたものである。
前記第1のインキ保護層5は、たとえば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などを用いることができ、詳しくは、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、ニトロセルロース、セルロースアセテート、ウレタン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹脂、アミノアルキッド樹脂などを単独または混合して使用することができる。また、第1のインキ保護層5の厚さについても特に制限はないが、1〜10μm程度の範囲の中から適宜選択して設けることができる。第1のインキ保護層5の厚さが、1μmより薄いと後述する圧力を吸収する効果が充分に得られず、10μmより厚いと転写する際の転写性に影響をおよぼす。
上述のとおり、本発明にかかる転写箔の第2の実施の形態は、前記剥離層2と、前記インキ層3と、の間に第1のインキ保護層5を設けた転写箔20としたので、この転写箔20を被転写体に転写する際に、フィルム基材1側から加熱した所定形状の転写型を被転写体に転写箔20ごと加圧し、その熱と圧力により転写箔20の接着層4を溶解させ、この接着層4に接するインキ層3および第1のインキ保護層5を剥離層2より剥離させても、第1のインキ保護層5が転写型からの熱と圧力を吸収してインキ層3を保護することができる。また、この転写箔20を被転写体に転写すると、被転写体、接着層4、インキ層3、第1のインキ保護層5、の順に積層され、第1のインキ保護層5は最上層として表出するので、マイクロカプセルを含有する前記インキ層3を圧力や摩擦から保護することができる。
次に、本発明にかかる転写箔の第3の実施の形態について、図3を用いて説明する。図3に示す転写箔30は、先述した第1の実施の形態と比較して、前記剥離層2と、前記インキ層3と、の間に第1のインキ保護層5が設けられ、前記インキ層3と、前記接着層4と、の間に第2のインキ保護層6が設けられている。
前述したように、本発明にかかる転写箔の第2の実施の形態では、マイクロカプセルを含有する前記インキ層3を被転写体に転写する際および転写した後に、このインキ層3を保護するために第1のインキ保護層5を設けた。本発明にかかる転写箔の第3の実施の形態は、マイクロカプセルを含有する前記インキ層3を被転写体に転写する際に、転写型からの圧力を吸収して、このインキ層3を保護するために第2のインキ保護層6を設けたものである。
前記第2のインキ保護層6は、前述した第1のインキ保護層5と同一のものを用いることができ、たとえば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などを用いることができ、詳しくは、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、ニトロセルロース、セルロースアセテート、ウレタン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹脂、アミノアルキッド樹脂などを単独または混合して使用することができる。また、第2のインキ保護層6の厚さについても特に制限はないが、1〜10μm程度の範囲の中から適宜選択して設けることができる。第2のインキ保護層6の厚さが、1μmより薄いと後述する圧力を吸収する効果が充分に得られず、10μmより厚いと転写する際の転写性に影響をおよぼす。
上述のとおり、本発明にかかる転写箔の第2の実施の形態は、前記剥離層2と、前記インキ層3と、の間に第1のインキ保護層5を設け、前記インキ層3と、前記接着層4と、の間に第2のインキ保護層6を設けた転写箔30としたので、この転写箔30を被転写体に転写する際に、フィルム基材1側から加熱した所定形状の転写型を被転写体に転写箔30ごと加圧し、その熱と圧力により転写箔30の接着層4を溶解させ、この接着層4に接する第2のインキ保護層6、インキ層3および第1のインキ保護層5を剥離層2より剥離させても、第1のインキ保護層5が転写型からの熱と圧力を吸収してインキ層3を保護することができ、さらに第2のインキ保護層6が転写型からの圧力を吸収してインキ層3を保護することができる。また、この転写箔30を被転写体に転写すると、被転写体、接着層4、第2のインキ保護層6、インキ層3、第1のインキ保護層5、の順に積層され、第1のインキ保護層5は最上層として表出するので、マイクロカプセルを含有する前記インキ層3を圧力や摩擦から保護することができる。
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更可能である。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
本発明にかかる転写箔の第1の実施の形態を示す概略的な断面図である。 本発明にかかる転写箔の第2の実施の形態を示す概略的な断面図である。 本発明にかかる転写箔の第3の実施の形態を示す概略的な断面図である。
符号の説明
1 フィルム基材
2 剥離層
3 インキ層
4 接着層
5 第1のインキ保護層
6 第2のインキ保護層
10、20、30 転写箔
















Claims (3)

  1. 所定の形状に設けられた転写型を用いて被転写体に前記所定の形状を転写する転写箔であって、
    前記転写箔は、フィルム基材の一方の面に、剥離層と、インキ層と、接着層と、を順次積層してなり、
    前記インキ層には温度の変化によって変色、発色または消色する示温材料を内包したマイクロカプセルが含有されていることを特徴とする転写箔。
  2. 前記剥離層と、前記インキ層と、の間に第1のインキ保護層を設けたことを特徴とする請求項1記載の転写箔。
  3. 前記剥離層と、前記インキ層と、の間に第1のインキ保護層を設け、前記インキ層と、前記接着層と、の間に第2のインキ保護層を設けたことを特徴とする請求項1記載の転写箔。















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