JP2006095467A - 生ごみの切断処理装置 - Google Patents

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東一 藤田
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Abstract

【課題】キッチン排水とともに生ごみを処理でき、且つ排水から生ごみを簡単に分離し得て排水を生ごみの粉砕物や生ごみ汁で汚すことがなく、また切断後の生ごみを良好に排水とともに排出し得るとともに、加えて排水浄化用の生物処理槽を必要とせず、更に流し台におけるシンク下側の空間を収納空間として有効に利用することのできる生ごみの切断処理装置を提供する。
【解決手段】生ごみの切断処理装置を、キッチンシンク14の排水口22下側に配設した切断装置24と、シンク14の奥側の空間に配設した、切断後の生ごみの一時貯溜部68と、切断装置24からの生ごみを後方に移送する移送管72とを含んで構成する。
【選択図】 図3

Description

この発明はキッチンシンクの底部の排水口を通じて投入された生ごみを処理する生ごみの処理装置に関し、詳しくは生ごみを粉砕せずに切断して処理する装置に関する。
従来より、キッチンで発生した生ごみを処理するための生ごみ処理装置として各種のものが提案されている。
ハンマーミル式のディスポーザと称される生ごみ処理装置はその代表的なものであって、このディスポーザはキッチンシンク(以下単にシンクとする)の下側且つキャビネット内に設けられ、投入された生ごみを給水下でハンマーによりすり潰して微粉砕し、そしてその粉砕物を排水とともに排出口から排出する。
例えば下記特許文献1,特許文献2,特許文献3,特許文献4にこのようなディスポーザが開示されている。
図12,図13はこの種ディスポーザの一例を具体的に示している(図示のものは特許文献1に開示のもの)。
図12において200は流し台で、202は流し台200におけるキャビネット、204はシンク、206はカウンターで、このカウンター206上に流し台水栓208が配置されている。
シンク204の下側且つキャビネット202内には、ディスポーザ210がシンク204により吊持される状態で設けられている。
212はそのディスポーザ210における装置本体で、図13に示しているように内部に粉砕室216を有している。
粉砕室216には、円筒状をなす固定刃218と回転盤220とが設けられている。
固定刃218には、その周壁に沿って多数の粉砕孔222が形成されている。また回転盤220の上面には、その回転軸心から偏心した位置の軸回りに自由回転状態でハンマー224が設けられている。
回転盤220にはモータ226が直結されており、回転盤220がモータ226にて回転駆動されるようになっている。
装置本体212には、生ごみの粉砕物を排水とともに排出するための排出口が設けられており、その排出口からの生ごみの粉砕物を排水とともに外部に排出するための排水管228が延び出している。
このディスポーザ210では、モータ226にて回転盤220を回転駆動すると、ハンマー224が粉砕室216内部に投入された生ごみを給水下で固定刃218とともに細かく押し潰し或いはすり潰して微粉砕する。
粉砕された生ごみは水とともに多数の孔から排水とともに吐出され、続いて排出口から排水管228内部に流入して、その排水管228を通じ外部に排出される。
しかしながらこの生ごみ処理装置としてのディスポーザ210の場合、生ごみを微粉砕して排水とともに排出するため、その排水から生ごみの粉砕物を分離するための固液分離のための装置が大がかりなものとなり、また必ずしも十分に生ごみの粉砕物を排水から分離できず、排水が生ごみの粉砕物で汚れてしまって、これをそのまま放流すると水質を悪化させるといった問題がある。
一方このような固液分離によらないで、生ごみの粉砕物を含む排水を生物処理槽(排水処理槽)で処理し、浄化するといったことも行われている。
しかしながらその生物処理槽は装置価格が高いとともに、これを地中に埋設するための工事費用がかかり、またその他に生物処理槽の設置場所を確保することが必要であるとともに、その後においても汚泥の引抜き等のメンテナンスにコストがかかるといった問題がある。
従って集合住宅のように多世帯で使用し、所要コストを各世帯で分担できるケースでは比較的普及が進んでいるが、戸建住宅等では高コストとなり、また設置場所を確保することも必ずしも容易ではないといった問題がある。
一方このようなディスポーザ以外の他の生ごみ処理装置の場合、多くはキッチン内部のシンクとは別の箇所に設置することが必要であって、この場合専用の特別の設置スペースを必要とする問題がある。
以上のような事情の下に、キッチンで生じた生ごみを微粉砕しないで切断し、処理する生ごみの処理装置が提案されている。
このように生ごみを切断して処理するようにすれば、微粉砕の際の押潰しやすり潰し等によって生じた生ごみ汁が排水に溶け込んで排水を汚してしまったりする問題を回避でき、また排水から生ごみを容易に固液分離することが可能である。
このような切断による生ごみの処理装置については、下記特許文献5,特許文献6に開示がなされている。
ところで上記のディスポーザ210では給水下で生ごみを微粉砕するため、その生ごみの粉砕物を排水と一緒に容易に流し出し、排出することができる。
これに対して生ごみを微粉砕せずに切断して処理する装置の場合、生ごみを切断したまま通常のシンク排水にて流し出し、排出することが難しく、切断後の生ごみを積極的に排水路を通じて排出させるための特別の機構を付加することが望ましい。
例えば特許文献6に開示のものでは、図14(A)に示しているように押し板230と、これを駆動するモータ232及びカッタ234とから成る切断装置の下側に切断後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部を設け、そしてその一時貯溜部に貯溜した切断後の生ごみを高圧タンク236からの高圧水によって強制的に下流側に搬出するようにしている。
しかしながらこの特許文献6に開示の切断処理装置の場合、切断装置の下側の空間を一時貯溜部やその一時貯溜部内の生ごみを強制的に搬出するための装置等が占めてしまい、従って切断装置をシンク底部の排水口に連続する形態でシンク下部に設けると、シンク下のキャビネット内の収納空間が大きく占有されてしまうといった問題を生ずる。
近年、流し台のキャビネットは収納空間を効率的に利用できるように引出し収納方式が広く採用されているが、特許文献6に開示の装置を流し台のシンクに取り付けた場合、流し台のキャビネットの収納用引出しがこれに当ってしまうといった問題を生ずる。
即ちこのような引出し収納方式の流し台に対して特許文献6に開示の装置を適用することができない。
このため特許文献6に開示のものでは、図14(B)に示しているように装置ケーシング238を含む生ごみの切断処理装置全体を流し台200とは別にその隣の位置に隣接して設置するようにしている。
しかしながらこの場合、流し台200以外に生ごみ処理装置のための占有のスペースが必要となり、更にまた流し台200で炊事作業しながらシンク底部の排水口を通じて生ごみを投入するといった利便性が失われてしまう問題を生ずる。
特開2002−45722号公報 特開2002−248368号公報 特開2003−211016号公報 特開2003−305379号公報 特開2002−219375号公報 特公平5−15603号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、キッチン排水とともに生ごみを処理でき、且つ排水から生ごみを簡単に分離し得て排水を生ごみの粉砕物や粉砕時に生じた生ごみ汁で汚すことがなく、また切断後の生ごみを良好に排水とともに排出し得るとともに、加えて排水を浄化処理するための生物処理槽の設置を必要とせず、従ってその設置に要するコストやメンテナンス費用を削減できるとともに、流し台におけるシンク下側の空間を収納空間として有効に利用することのできる生ごみの切断処理装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1の生ごみの切断処理装置は、(イ)キッチンシンクの底部の排水口に内部を連通させる状態に該シンクの下側に配設された生ごみの切断装置と、(ロ)該シンクに対して該シンクの排水口よりも後方の奥側の空間に配設され、切断後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部と、(ハ)前記切断装置から後方に延び出し、該切断装置からの切断後の生ごみを該一時貯溜部に向けて移送する移送部とを有していることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記一時貯溜部に一時的に貯溜された切断後の生ごみを該一時貯溜部から搬出するための搬出水を貯溜する貯水槽が前記シンクの奥側の空間に設けてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記貯水槽が前記一時貯溜部とは別に設けてあり、該貯水槽と一時貯溜部とが該貯水槽から延び出した供給管を介して連絡されていることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項3において、前記一時貯溜部が封水を保持するトラップ部として構成されていることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項2において、前記一時貯溜部と貯水槽とが一体に構成されていて、共通の容器の内部に前記切断後の生ごみと前記搬出水とが貯溜されるようになしてあり、且つ該容器の底部には内部の生ごみを該搬出水とともに排出する排出弁が設けてあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項5において、前記容器の内部の前記搬出水をオーバーフローさせて前記排出弁の下流部に導くオーバーフロー管が該容器の外部に設けてあり、且つ前記移送部の末端の管部が下向きに曲っていて、その下端が該容器の内部の前記搬出水に浸漬されていることを特徴とする。
請求項7のものは、請求項5,6の何れかにおいて、前記容器の内部且つ上部には該容器の内壁に散水して内面の洗浄を行う散水栓が設けてあることを特徴とする。
請求項8のものは、請求項1〜7の何れかにおいて、前記一時貯溜部に続く排水路の下流部には、切断後の生ごみを排水から分離する固液分離装置が設けてあることを特徴とする。
請求項9のものは、請求項8において、前記生ごみの切断処理装置は制御部を有していて、該制御部が、前記切断装置が生ごみを切断し終えた後、所定時間経過後に前記一時貯溜部内の生ごみを前記貯水槽からの搬出水によって搬出させる動作を行わせるとともに、前記固液分離装置による固液分離を行わせるものとなしてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、生ごみを切断して処理する装置において、その切断装置とは別に、切断装置にて切断された後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部と、切断された生ごみを切断装置から一時貯溜部へと移送する移送部とを設けており、かかる本発明の装置においては、その一時貯溜部に搬出水を供給することで、一時貯溜部内の切断後の生ごみを良好に一時貯溜部から搬出し、排水路を通じて排出することができる。
また本発明の生ごみの処理装置は、生ごみを切断して処理するものであるため、排水から生ごみを容易に固液分離することができ、排水の水質を良好に保つことができる。
また本発明の装置によれば、従来のディスポーザを用いた生ごみ処理装置のように排水の浄化のための生物処理槽を特に必要とせず、従ってその設置のためのコスト、更にはその後のメンテナンスのためのコストを削減することができるとともに、設置場所の確保も特に必要としない。
その他に、本発明の装置では生ごみの切断装置をシンクの下側に、且つその内部をシンク底部の排水口に連通させる状態で設けていることから、流し台でシンクを用いて炊事等の作業をしながら、シンク底部の排水口を通じて生ごみをそのまま下側の切断装置にシンク排水とともに落とすことができ、キッチン作業の作業性が良好である。
またシンクの下側に生ごみの切断装置を設けているにもかかわらず、切断後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部をシンクに対して奥側の空間、具体的にはシンク底部の排水口よりも後方の奥側の空間に配設しているため、従来デッドスペースとなっていて特に活用されていなかったシンクの奥側の空間を有効に活用でき、またこれと併せてシンク下の収納空間を広く確保することが可能となる。
請求項2は、上記の一時貯溜部に一時的に貯溜された切断後の生ごみを、その一時貯溜部から搬出するための搬出水を貯溜する貯水槽を上記のシンクの奥側の空間に設けたもので、この請求項2によれば、その貯水槽からの搬出水によって一時貯溜部内の切断後の生ごみをその一時貯溜部から一挙に搬出することができる。
またこの請求項2では、その貯水槽をシンクの奥側の空間に設けているため、従来デッドスペースとなっていたシンクの奥側の空間を貯水槽の設置のための空間として有効に活用でき、またこのような貯水槽を設けることによって、貯水槽がシンク底部の排水口の下側の空間を占め、シンクの下側の収納空間が貯水槽によって狭められてしまうといった不都合を回避することができる。
このように貯水槽を設ける場合において、その貯水槽を一時貯溜部とは別に設けた上、その貯水槽と一時貯溜部とを貯水槽から延び出した供給管を介して連絡しておくことができる(請求項3)。
この場合において上記一時貯溜部は、封水を保持するトラップ部として構成しておくことができる(請求項4)。
一方請求項5は、一時貯溜部と貯水槽とを一体に構成して共通の容器の内部に切断後の生ごみと搬出水とを貯溜するようになし、そしてその容器の底部には内部の生ごみを搬出水とともに排出するための排出弁を設けたもので、この場合においても一時貯溜部に一時的に貯溜した生ごみを所定量の搬出水による搬出作用で良好に排出することができる。
この請求項5によれば、トラップ部をなす一時貯溜部から切断後の生ごみを搬出水により強制搬出する場合に比べて、少量の水で生ごみの搬出を行うことができる。
またこの請求項5の装置では、一時貯溜部と貯水槽とが一体に構成してあるため、一時貯溜部とは別に貯水槽を設ける場合に比べて構造が簡単化する利点も得られる。
この場合において共通の容器の内部の搬出水をオーバーフローさせて排出弁の下流部に導くオーバーフロー管を容器の外部に設けておき、また移送部の末端の管部を下向きに曲げて、その下端を容器の内部の搬出水に浸漬させておくことができる(請求項6)。
このようにすれば、シンク底部の排水口からのシンク排水をその容器の内部に溜めて、これを容器内部の生ごみの搬出用としてそのまま用いることができるとともに、その容器の内部の水を臭気の逆流防止のための封水として利用することができる。
またシンク排水によって搬出水の水位が一定水位を超えると、オーバーフロー管によって自動的に下流側へと流されるため、自動的に容器内部に一定量の搬出水を貯溜した状態としておくことができる。
請求項7は、上記の共通の容器の内部且つ上部に容器の内壁に散水して内面の洗浄を行う散水栓を設けたもので、このようにしておけば、切断後の生ごみ及び搬出水を排出した後に、容器の内壁や底部等に生ごみが付着していた場合であっても、これを散水栓からの散水により良好に洗い流して内面を清浄に保つことができる。
またこの請求項7によれば、容器内の生ごみを搬出水とともに排出した後において、引続きその散水栓から水を散水することで、容器内に封水及び次の生ごみを搬出するに必要な搬出水を補給しておくことができる。
次に請求項8は、一時貯溜部に続く排水路の下流部に切断後の生ごみを排水から分離する固液分離装置を設けたものである。ここで固液分離装置は屋外に設けておくことが望ましい。
本発明において、切断後の生ごみは一定の大きさを有するものであり、従って容易に固液分離装置を用いて排水から分離することができ、且つこれにより排水の水質を良好に保持することができる。
次に請求項9は、生ごみの切断処理装置に、上記切断装置が生ごみを切断し終えた後、所定時間経過後に一時貯溜部内の生ごみを貯水槽からの搬出水によって搬出させる動作を行なわせ、また固液分離装置による固液分離動作を行わせる制御部を設けたもので、このような制御部を設けておくことで、生ごみの切断以降の各処理を自動的に行うことが可能となり、そしてこれにより一時貯溜部に切断後の生ごみが長く滞溜してしまったり、或いはまた固液分離装置のところで排水中に生ごみが長く滞溜してしまうといったことを防止することができる。
尚本発明において、生ごみの切断は、大きさ5〜30mm程度の大きさに粗切りすることが望ましい。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図3において、10はキッチンに設置された流し台で、12は流し台10におけるキャビネット、14はシンク(キッチンシンク)、16はカウンターで、18はそのカウンター16上に設けられた流し台水栓である。
また20はキャビネット12における収納用引出しである。
22はシンク14の底部の排水口で、24はこの排水口22を投入口として内部に生ごみを投入させ、粗切状態に切断する生ごみの切断装置で、シンク14の底部に吊持される状態で取り付けられている。
26はこの排水口22即ち生ごみの投入口を閉鎖する蓋で、切断装置24はこの蓋26を装着した状態の下で生ごみを切断する。尚、蓋26は流し台水栓18からの水を通過可能とされている。
28は蓋26を閉状態にロックするロック装置で、排水口22にセットされた蓋26はこのロック装置28により閉状態にロックされる。
図3に示しているように切断装置24は、外容器30と内容器32とを有しており、その内容器32の内部に、生ごみを粗切状態に切断するための切断機構34が設けられている。
また内容器32の下側には、その切断機構34を駆動するモータ36が配設されており、このモータ36から回転軸38が上向きに延び出しており、内容器32内部においてこの回転軸38が切断機構34に作動的に連結されている。
切断機構34は、図4に示しているように生ごみを横切りする切断刃40を上下に2セット有している。
各切断刃40は、回転刃42と固定刃44とを有している。
これら回転刃42と固定刃44とは、それぞれ中心部から放射状に延びる刃部46,48を有しており、回転刃42の回転に基づいて投入された生ごみを、回転刃42の刃部46と固定刃44の刃部48とで横方向に切断する。
ここで回転刃42の中心部には多角形状の係合孔50が設けられており、そこに回転軸38の上部に形成された対応する多角形状の係合軸部52が一体回転状態に係合させられている。
各回転刃42は、これら係合軸部52と係合孔50との係合に基づいてモータ36により強制回転させられる。
尚、回転刃42における刃部46の下面側には、刃部46及び48にて切断した生ごみを掻き落とすためのスクレーパ54が設けられている。
一方内容器32の底部55には、円形の排出穴56及び周方向に長穴形状をなす排出穴58が設けられており、切断された生ごみを、これら排出穴56,58を通じて外部に排出するようになっている。
ここで排出穴56,58の大きさは5〜30mmに粗切りされた生ごみを通過可能な大きさとされている。
この底部55には、生ごみを縦方向に切断するための縦刃60が設けられており、また下段側の切断刃40の回転刃42には、対応する縦刃62が設けられている。
尚、下段側の切断刃40の回転刃42のスクレーパ54には、縦刃60を通過するための切欠き64が設けられている。
図1〜図3において、66は切断後の生ごみを排水とともに排出する排水管(排水路)で、その上部が切断後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部68として構成されている。
ここで一時貯溜部68は全体としてS字状をなしており、内部に切断後の生ごみとともに封水を保持して、臭気の逆流を防止するトラップ部を成している。
またこの一時貯溜部68の上端部は、図中上向きに拡がり形状のラッパ形状をなす受部70とされている。
ここで一時貯溜部68は、キャビネット12内部においてシンク14の底部の排水口22よりも後方側の奥部、具体的にはここではシンク14の後端よりも更に奥側の空間に配設されている。
上記切断装置24からは移送管(移送部)72が後方に延び出している。
この移送管72の端部は下向きに曲っていて、その末端が上記一時貯溜部68、具体的には受部70の上端に接続されている。
キャビネット12内部且つシンク14の後方の空間にはまた、一時貯溜部68内に一時的に貯溜された切断後の生ごみを一挙に一時貯溜部68から搬出するための搬出水を貯える貯水槽73が設けられ、そこに流し台水栓18に対して水を供給する供給管(図示せず)からの水が流入し且つそこに貯えられるようになっている。
この貯水槽73の底部には、図3に示しているように排出弁74が設けられていて、この排出弁74を介して貯水槽73から供給管76が下向きに延び出し、その先端が一時貯溜部68に接続されている。
図1及び図5において、78は屋外に設置された固液分離装置で、図5に示すようにケーシング80の内部に固液分離機82と、分離された生ごみを乾燥する乾燥機84、更に切断され且つ乾燥された生ごみを受けて貯溜する容器86が収容されている。
固液分離機82は水槽88と、下端をその水槽88に浸漬させる状態で設けられたエンドレスのコンベヤベルト90と、そのコンベヤベルト90に所定間隔で設けられたバースクリーン92とを有している。
この固液分離機82は、バースクリーン92で水槽88中の切断後の生ごみをすくい取って持ち上げ、そのコンベヤベルト90の上端から受部94へと落下させる。
乾燥機84はヒータ96と、ファン98と、撹拌羽根100とを有しており、受部94上の切断後の生ごみを撹拌及び熱風の吹付けにより乾燥させる。
乾燥後の生ごみは受部94の下向きの回動により下方の容器86へと落とされる。
尚容器86にごみ袋をセットしておけば、落とされた生ごみをごみ袋内部に収容してその後ごみ袋ごと処理することができる。
図1及び図6において、102は装置の制御部で、この制御部102に対し上記のロック装置28,排出弁74,モータ36,固液分離装置78が電気的に接続されている。
次に本実施形態の生ごみの切断処理装置の作用を以下に説明する。
本実施形態の装置では、蓋26を開いて排水口22から生ごみを切断装置24内部に投入する。またこれと併せて流し台水栓18から所定量の水を給水しておく。
その状態で蓋26を閉じ、切断装置24を作動させる。
具体的にはモータ36を起動して内容器32内の生ごみを切断機構34によって切断する。
切断された後の生ごみは移送管72を通じて一時貯溜部68に一時的に貯溜される。
その後排出弁74を開いて、貯水槽73に貯えられている搬出水を下向きに勢い良く落下させると、一時貯溜部68に貯溜されている生ごみが、その貯水槽73から勢い良く落下する搬出水によって一時貯溜部68から一掃され、排水管66を通じて外部に排出される。
排出された生ごみは、その後固液分離装置78にて固液分離される。
本実施形態においては切断装置24における切断開始後の一連の処理が制御部102の制御の下に自動的に行われる。
図7はその自動処理のための制御部102における制御の内容を表している。
同図に示しているように、ここでは蓋26を開いて生ごみを投入するとともに、流し台水栓18を少し開いて給水を行いつつ、蓋26を閉じて切断開始スイッチ104(図5参照)を操作すると、切断装置24が作動して生ごみの切断を開始する(ステップS10,S12,S14、S16)。
尚ステップS14では、同時にロック装置28により蓋26が閉状態にロックされる。
切断装置24で切断された生ごみはシンク排水によって一時貯溜部68に移送される。
生ごみの切断開始後においては、切断刃40はt秒ごとに交互に逆転運動し、生ごみを切断して行く。
そしてその動作が所定時間経過したところで切断装置24が停止する。(ステップS18,S20,S22)。
尚、切断後の生ごみは次々と一時貯溜部68に送られてそこに貯溜される。
その後貯水槽73の排出弁74が開かれて、そこから搬出水が一挙に落下させられ、一時貯溜部68内の切断後の生ごみをそこから一掃し、排水管66へと洗い流す(ステップS24)。
そして一時貯溜部68の生ごみの搬出を完了した後に、戸外の固液分離装置78が作動開始させられて固液分離動作を行う。
そして固液分離動作を終了したところで、その固液分離装置78が停止させられる(ステップS26,S28,S30)。
以上のような本実施形態の生ごみの切断処理装置によれば、切断装置24にて粗切状態に切断された生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部68に対して、貯水槽73から一挙に多量の搬出水を勢い良く供給することで、一時貯溜部68内の切断後の生ごみを良好に排水管66を通じて排出することができる。
また本実施形態によれば、生ごみを切断して処理するものであって、その切断後の生ごみは一定の大きさを有するものであり、従って容易に固液分離装置78を用いて排水から分離することができ、且つこれにより排水の水質を良好に保持することができる。
また本実施形態によれば、従来のディスポーザを用いた生ごみ処理装置のように排水の浄化のための生物処理槽を特に必要とせず、従ってその設置のためのコスト、更にはその後のメンテナンスのためのコストを削減することができるとともに、設置場所の確保も特に必要としない。
更に本実施形態では、生ごみの切断装置24をシンク14の下側に、且つその内部をシンク14の底部の排水口22に連通させる状態で設けていることから、流し台10でシンク14を用いて炊事等の作業をしながら、シンク14の底部の排水口22を通じて生ごみをそのままその下側の切断装置24にシンク排水とともに落とすことができ、キッチン作業の作業性が良好である。
またシンク14の下側に生ごみの切断装置24を設けているにもかかわらず、切断後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部68をシンク14に対して奥側の空間、具体的にはシンク14の底部の排水口22よりも後方の奥側の空間に配設しているため、従来デッドスペースとなっていて特に活用されていなかったシンク14の奥側の空間を有効に活用でき、またこれと併せてシンク14の下側の収納空間を広く確保することができる。
また搬出水を貯溜する貯水槽73もまた、上記のシンク14の奥側の空間に設けてあるので、デッドスペースとなっていたシンク14の奥側の空間を貯水槽73の設置のための空間として有効に活用でき、シンク14の下側の収納空間が貯水槽73によって狭められてしまうといったことがない。
またこの実施形態では一時貯溜部68がシンク14の奥側に設けられていて、切断装置24からの切断後の生ごみが移送管72にてシンク14の後方に移送されるため、切断装置24の下側に、一時貯溜部68と干渉を生ぜしめることなくモータ36の配設空間を容易に確保することができる。
また本実施形態では、切断装置24が生ごみの切断を終えた後、所定時間経過後に一時貯溜部68内の生ごみを貯水槽73からの搬出水によって搬出させる動作を行なわせ、また固液分離装置78による固液分離動作を行わせる制御部102を設けてあるので、生ごみの切断開始以降の各処理を自動的に行うことができ、一時貯溜部68に生ごみが長く滞溜してしまったり、或いはまた固液分離装置78のところで排水中に生ごみが長く滞溜してしまうといったことを防止できる。
図8及び図9は本発明の他の実施形態を示している。
この例は貯水槽を兼用して生ごみの一時貯溜部106を一体に構成したもので、共通の容器108内部に切断後の生ごみを収容するとともに、併せてこれを搬出するための所定量の搬出水を収容するようになっている。
その容器108の底部の排出口109には排出弁110が開閉可能に設けられており、またその容器108の上部からは内部の搬出水をオーバーフローさせるためのオーバーフロー管112が延び出していて、その下端が排出弁110の下流側において排水管66に接続されている。
また上記切断装置24から後方に延び出した移送管72の下向きに折れ曲った末端の管部72Aが搬出水に浸漬されている。
この実施形態では、容器108内部の搬出水が封水となって、排水管66からの臭気がキッチン室内に逆流するのを防止する。即ちこの実施形態においても一時貯溜部106自体が移送管72の末端の管部72Aとともに、封水を保持して臭気の逆流を防止するトラップ部をなしている。
尚この実施形態においても、貯水槽を兼用した一時貯溜部106がシンク14の後端よりも奥側の空間に配設されている。
この実施形態ではまた、容器108の内壁及び底部に付着した生ごみを洗い流すための散水栓114が、容器108内部且つその上部に設けられている。
図10は図8及び図9に示す実施形態の作用を説明する図である。
図10(I)に示しているように、切断装置24で切断された生ごみは移送管72を経て、先ずこの一時貯溜部106内に貯溜される。また併せてこの一時貯溜部106内には、収容された生ごみを搬出するのに必要な所定量の搬出水が収容される。
このような状態で排出弁110を開くと、内部の生ごみが搬出水とともに排出される。
この生ごみ及び搬出水の排出後において、容器108の内壁や底部に生ごみの一部が付着したままとなる恐れがある。
そこでこの実施形態では、次に散水栓114から水を散水して内壁や底部に付着している生ごみを水で洗い落とし、排出口109から図中下向きに排出する(図10(II),(III)参照)。
この散水栓114からの散水によって、容器108内面は清浄な状態となり、その後排出弁110を閉じると引続く散水栓114からの散水により、容器108内部に所定量の搬出水が貯溜される。図10(IV)はこのときの状態を表している。
本実施形態においても、一時貯溜部106に一時的に貯溜した生ごみを所定量の搬出水によって良好に搬出することができる。
この実施形態では、第1の実施形態のように一時貯溜部68内に貯溜した生ごみを、排水トラップ部を上昇させた上で搬出する必要が無いため、少量の搬出水で生ごみを搬出できる利点が得られる。
また一時貯溜部108と貯水槽とが一体に構成してあるため、第1の実施形態のように一時貯溜部68とは別に貯水槽73を設ける場合に比べて構造を簡単化できる。
更に本実施形態では、容器108にオーバーフロー管112を設け、また移送管72の末端の管部72Aを下向きに曲げてその下端を容器108内部の搬出水に浸漬させてあるため、シンク14の底部の排水口22からのシンク排水をその容器108の内部に溜めて、これを生ごみの搬出用としてそのまま用いることができるとともに、その搬出水を臭気の逆流防止のための封水として用いることができる。
またシンク排水によって搬出水が一定水位を超えるとオーバーフロー管112によって自動的に下流側へと流されるため、自動的に容器108内部に一定量の搬出水を貯溜した状態としておくことができる。
更に本実施形態では、容器108の上部に散水栓114を設けてあるので、生ごみ及び搬出水を排出した後に容器108の内壁や底部等の内面に生ごみが付着していた場合であっても、これを散水栓114からの散水により良好に洗い流して内面を清浄に保つことができる。
また容器108内の生ごみを搬出水にて搬出した後において、引続きその散水栓114から散水を行うことで、容器108内に次の生ごみを搬出するに必要な搬出水(封水)を補給しておくことができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態では貯水槽73内に搬出水を貯えておいて、その搬出水にて切断後の生ごみを一時貯溜部68から搬出するようになしているが、図11に示しているようにジェット噴射装置116の先端の噴射ノズル118から搬出水をジェット噴射し、一時貯溜部68の生ごみを搬出するようになすこともできるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の生ごみの切断処理装置を周辺部とともに一部切り欠いて示す斜視図である。 同実施形態の生ごみの切断処理装置を流し台とともに示す斜視図である。 同実施形態の生ごみの切断処理装置の要部を流し台の断面構成とともに示す図である。 図3の切断装置の切断刃を示す斜視図である。 同実施形態における固液分離装置を示す図である。 同実施形態の各要素の電気的な接続関係を示す図である。 図6の制御部における制御の内容を表したフローチャートである。 本発明の他の実施形態を示す図である。 図8の実施形態の斜視図である。 図8及び図9に示す実施形態の作用説明図である。 本発明の更に他の実施形態の要部を示す図である。 従来の生ごみ処理装置の一例としてのディスポーザを流し台とともに示す図である。 図12のディスポーザを一部切り欠いて示す図である。 図12及び図13とは異なる従来の生ごみ処理装置の一例を示す図である。
符号の説明
14 シンク(キッチンシンク)
22 排水口
24 切断装置
66 排水管(排水路)
68,106 一時貯溜部
72 移送管(移送部)
72A 管部
73 貯水槽
76 供給管
78 固液分離装置
102 制御部
108 容器
110 排出弁
112 オーバーフロー管
114 散水栓

Claims (9)

  1. (イ)キッチンシンクの底部の排水口に内部を連通させる状態に該シンクの下側に配設された生ごみの切断装置と
    (ロ)該シンクに対して該シンクの排水口よりも後方の奥側の空間に配設され、切断後の生ごみを一時的に貯溜する一時貯溜部と
    (ハ)前記切断装置から後方に延び出し、該切断装置からの切断後の生ごみを該一時貯溜部に向けて移送する移送部と
    を有していることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  2. 請求項1において、前記一時貯溜部に一時的に貯溜された切断後の生ごみを該一時貯溜部から搬出するための搬出水を貯溜する貯水槽が前記シンクの奥側の空間に設けてあることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  3. 請求項2において、前記貯水槽が前記一時貯溜部とは別に設けてあり、該貯水槽と一時貯溜部とが該貯水槽から延び出した供給管を介して連絡されていることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  4. 請求項3において、前記一時貯溜部が封水を保持するトラップ部として構成されていることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  5. 請求項2において、前記一時貯溜部と貯水槽とが一体に構成されていて、共通の容器の内部に前記切断後の生ごみと前記搬出水とが貯溜されるようになしてあり、且つ該容器の底部には内部の生ごみを該搬出水とともに排出する排出弁が設けてあることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  6. 請求項5において、前記容器の内部の前記搬出水をオーバーフローさせて前記排出弁の下流部に導くオーバーフロー管が該容器の外部に設けてあり、且つ前記移送部の末端の管部が下向きに曲っていて、その下端が該容器の内部の前記搬出水に浸漬されていることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  7. 請求項5,6の何れかにおいて、前記容器の内部且つ上部には該容器の内壁に散水して内面の洗浄を行う散水栓が設けてあることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  8. 請求項1〜7の何れかにおいて、前記一時貯溜部に続く排水路の下流部には、切断後の生ごみを排水から分離する固液分離装置が設けてあることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
  9. 請求項8において、前記生ごみの切断処理装置は制御部を有していて、該制御部が、前記切断装置が生ごみを切断し終えた後、所定時間経過後に前記一時貯溜部内の生ごみを前記貯水槽からの搬出水によって搬出させる動作を行わせるとともに、前記固液分離装置による固液分離を行わせるものとなしてあることを特徴とする生ごみの切断処理装置。
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