JP2006092687A - 記録媒体カートリッジ - Google Patents

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Yoichi Hayashi
洋一 林
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Abstract

【課題】上下シェルハーフが周縁部の複数箇所において溶接されて形成された扁平なハウジング内に記録媒体が収容されてなる記録媒体カートリッジにおいて、ハウジングの寸法精度を向上させる。
【解決手段】上下シェルハーフ3,4の一方の剛性を大にして、他方をそれに倣わせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上下シェルハーフが周縁部の複数箇所において溶接されて形成された扁平なハウジング内に記録媒体か収容されてなる記録媒体カートリッジに関するものである。
従来より、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として、「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の記録媒体カートリッジが使用されている(特許文献1参照)。
この記録媒体カートリッジ1は、図2(斜視図)および図3(a),(b)(平面図および裏面図)に示すように、ドライブ装置に押込み装填するときに指を当てる押込み部2aを含む、スタビライザと呼ばれる樹脂製のフレーム2と、このフレーム2に嵌合された金属薄板(厚さ0.3mmのステンレス鋼板)からなる平坦な主面を備えた上シェルハーフ3および下シェルハーフ4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径1.8インチ(45.7mm)のディスク状磁気記録媒体5を回転自在に収容している。磁気記録媒体5の中央部には、中心孔10aを備えたハブ(センタコア)10が固着されている。
この記録媒体カートリッジ1は、幅53mm、奥行き85mm、厚さ5mmの外寸を有するTYPEII PCカード型のドライブ装置(図略)が備えているスロットに挿入形式でローディングされるように構成され、そのハウジングには、上記ドライブ装置が備えている記録再生用磁気ヘッドを磁気記録媒体5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口6が形成され、さらに、ハウジングと磁気記録媒体5との間には、上記開口6を回転式に開閉するための、開口7aを備えたロータリーシャッタ7が介装されている。このロータリーシャッタ7は、図示しないバネ部材によって閉方向に付勢され、かつ上シェルハーフ3に取り付けられている図示しないロック部材により閉位置にロックされるように構成されている。
なお、図2および図3(a),(b)は、ロータリーシャッタ7の開口7aがハウジング内に潜入して、ロータリーシャッタ7がハウジングの開口6を閉じている状態、すなわち閉位置にある状態を示している。
ロータリーシャッタ7は、図3(a)の4−4線に沿った要部拡大断面図である図4に示すように、周壁部において互いに嵌合されたアルミニウム薄板製の上下シャッターハーフ7U,7Dからなり、上シャッターハーフ7Uは、上シェルハーフ3の下面から内方へ突出する小径の円筒体3aによって回転可能に軸支され、円筒体3aの先端には、上シャッターハーフ7Uが円筒体3aからの抜出すのを防止するためのセンタピンと呼ばれる抜止め部材11が溶接されて、ハブ10の中心孔10a内に介入している。上下シャッターハーフ7U,7Dの内面には、磁気記録媒体5の表面を清掃するための不織布からなるライナ13がそれぞれ貼り付けられている。
下シェルハーフ4の中央部には、ハブ10を外部に臨ませる円形の開口4aが形成され、下シャッターハーフ7Dの中心部には、下シェルハーフ4の開口4aの周縁に遊嵌される大径の円筒体7Daが下方へ向かって突設されて、この円筒体7Daによって下シャッターハーフ7Dが下シェルハーフ4に回転可能に支持されているとともに、円筒体7Daの先端部がカシメられて、下シャッターハーフ7Dが下シェルハーフ4からの抜け出すのを防止するフランジ12が形成されている。
さらに下シェルハーフ4には、図3(b)から明らかなように、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状開口4bが形成され、下シャッターハーフ7Dには、上記円弧状開口4bから突出しかつこの円弧状開口4bに沿って移動してロータリーシャッタ7を開閉するシャッターノブ7bが固設されている。そして、ドライブ装置に対する記録媒体カートリッジ1のローディング動作(押込み動作)に伴って、ロック部材によるロータリーシャッタ7の閉位置でのロックが解除されて、ロータリーシャッタ7が回動可能になるとともに、ドライブ装置が備えている係合壁面がシャッターノブ7bに係合して、ロータリーシャッタ7がその開口7aを上下シェルハーフ3,4の開口6にほぼ一致させる開位置まで約60度回転されることにより、図5(a),(b)(平面図および裏面図)に示すように、磁気記録媒体5がハウジングの開口6から露出された状態でドライブ装置に装填される。
また、ドライブ装置に装填された記録媒体カートリッジ1は、これをさらにドライブ装置側に押すことにより、ドライブ装置との係合が外れてドライブ装置からの排出が可能になり、図示しないバネ部材によってロータリーシャッタ7が図5(a),(b)に示す閉位置に復帰するように構成されている。
上下シェルハーフ3,4は、図4の右端に示すように、双方の周壁3s、4sのエッジ同士を互いに突き合わせ、図3(a)に示すように、この突合せ線に沿った13箇所の溶接箇所W〜W13におけるレーザービームを用いたスポット溶接により組み立てられる。なお、図4ではスポット溶接部をWで示してある。
米国特許第6,133,544号明細書
ところで、従来の記録媒体カートリッジ1の上下シェルハーフ3,4は、上述したように厚さ0.3mmの薄いステンレス鋼板で形成されているが、このような薄い金属板は反りを無くすことが困難なため、図4に示すように、双方のほぼ同一高さの周壁3s、4sのエッジ同士を突き合わせ溶接して組み立てた場合には、ハウジング全体が不特定な方向に曲がりを生じやすく、ハウジングの寸法精度を低下させる原因となっていた。
そこで本発明は、上述のようなハウジングの寸法精度が低下する問題を効果的に解決した記録媒体カートリッジを提供することを目的とするものである。
本発明は、上下シェルハーフが周縁部の複数箇所において溶接されて形成された扁平なハウジング内に記録媒体が収容されてなる記録媒体カートリッジにおいて、
上記上下シェルハーフが、互いに異なる剛性を有することを特徴とするものである。
上下シェルハーフの剛性を互いに異ならせるためには、上下シェルハーフを互いに厚さの異なる板材で形成してもよいし、上下シェルハーフの周壁の高さを互いに異ならせてもよい。あるいは、上下シェルハーフのうちの一方のシェルハーフを周壁のない板体で形成し、他方にのみ周壁を形成してもよい。あるいは上下シェルハーフが互いに材質の異なるものであってもよい。
本発明によれば、上下シェルハーフの剛性を互いに異ならせることにより、剛性が高い方のシェルハーフを基準にして、剛性が低い方のシェルハーフは剛性が高い方のシェルハーフに倣うために、ハウジングの寸法精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)〜(c)は、本発明による記録媒体カートリッジのハウジングにおける上下シェルハーフの周縁部の拡大断面図である。これらの実施例は、ハウジングを除く他の部分は、図2〜図5に示す従来の記録媒体カートリッジと同様なため、図示ならびに詳細な説明を省略する。
図1(a)に示すハウジングにおいては、周壁3s,4sの突合せ部においてスポット溶接される(溶接部W)上下シェルハーフ3,4のうち、下シェルハーフ4が例えば厚さ0.4mmのステンレス鋼板で形成されているのに対して、上シェルハーフ3は例えば厚さ0.2mmのステンレス鋼板で形成されて、下シェルハーフ4の方が上シェルハーフ3よりも剛性が高くなっている。
この場合、図1(b)に示すように、下シェルハーフ4の周壁4sの突合せ部の内側に突縁4saを設けて段部を形成することにより、突合せ部に多少の隙間が存在していても、溶接部に対して図の右方から当てられるレーザービームによる溶接時に、上記隙間からスパッタやガス、酸化物等がハウジングの内部に飛び出して、記録媒体等に損傷を与える恐れを回避することができるとともに、周壁3s,4s相互のずれを防止することもできる。
次の図1(c)に示すハウジングにおいては、厚さは同一であるが、下シェルハーフ4の周壁4sの高さが上シェルハーフ3の周壁3sよりも高く形成されていることによって、下シェルハーフ4の方が上シェルハーフ3よりも剛性が高くなっている。
さらに、図1(d)に示すハウジングにおいては、下シェルハーフ4が周壁を有しない比較的厚い板体からなり、上シェルハーフ3のみが周壁3sを備えていることによって、下シェルハーフ4の方が上シェルハーフ3よりも剛性が高くなっている。
この場合も、図1(e)に示すように、上シェルハーフ3の周壁3sを下方に延長するとともに、下シェルハーフ4の上面縁部に周壁3sの延長部分を収容する段部4eを設けることにより、図1(b)に示す実施例と同様の効果を奏することができる。
これらの実施例においては、下シェルハーフ4を基準として上シェルハーフ3がそれに倣う形となり、ハウジングの外形寸法を変えることなしに寸法精度を向上させることができる。
また、図1(f)に示すように、上シェルハーフ3が周壁3sを有する比較的厚い剛性の高い板体からなり、この周壁3sの下端部が、周壁を有しない比較的薄い板体からなる下シェルハーフ4の外周縁を覆うように形成して、この下シェルハーフ4の外周面と、上シェルハーフ3が周壁3sの下端部の内周面との突合せ面に対し、下方から溶接を施した構成とすることもできる。
これらの実施例における上下シェルハーフ3,4は、互いに溶接する観点からすれば、同一材料で形成されることが好ましいが、互いに異なる材質で形成することによって、剛性の差を生じさせるようにしてもよい。
例えば、下シェルハーフ4がステンレス鋼板からなる場合に、上シェルハーフ3をアルミニウムまたはABS樹脂で形成することもでき、あるいは、上シェルハーフ3がステンレス鋼板からなる場合に、下シェルハーフ4をPOM(ポリオキシメチレン)樹脂とすることもできる。
上述の実施例は、外径1.8インチ(約46mm)の磁気記録媒体5を備えた「clik!」の場合であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、将来開発されるであろう更に小型で高密度な1インチ(約25mm)や0.8インチ(約20mm)等の超小型高密度記録媒体を備えたカートリッジにも適用可能であり、記録媒体はディスクに限らず、テープ、ハードディスク、光媒体、半導体等であってもよい。
また、上述の実施例では、ロータリーシャッタ7がハウジングに内蔵されたものであるが、本発明は、ロータリーシャッタあるいはスライドシャッタを外装した記録媒体カートリッジにも適用可能であることは言うまでもない。
さらに、上下シェルハーフ3,4の固着手段として、レーザービームによるスポット溶接に限らず、超音波溶接、嵌合、接着等によってもよい。
図1(a)〜(f)は、本発明による記録媒体カートリッジのハウジングにおける上下シェルハーフの周縁部の拡大断面図である。 従来の記録媒体カートリッジの斜視図である。 図3(a),(b)は、図2の記録媒体カートリッジのロータリーシャッタが閉位置にある状態を示す平面図および底面図である。 図3(a)の4−4線に沿った要部の拡大断面図である。 図5(a),(b)は、図2の記録媒体カートリッジの、ロータリーシャッタが開位置にある状態を示す平面図および底面図である。
符号の説明
1 記録媒体カートリッジ
3 上シェルハーフ
3s 上シェルハーフの周壁
4 下シェルハーフ
4s 下シェルハーフの周壁
5 磁気記録媒体
6 ハウジングの開口
7 ロータリーシャッタ
7U 上シャッターハーフ
7D 下シャッターハーフ
W スポット溶接部
〜W13 溶接箇所

Claims (5)

  1. 上下シェルハーフが周縁部の複数箇所において溶接されて形成された扁平なハウジング内に記録媒体が収容されてなる記録媒体カートリッジにおいて、
    前記上下シェルハーフが、互いに異なる剛性を有することを特徴とする記録媒体カートリッジ。
  2. 前記上下シェルハーフが、互いに厚さの異なる板材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体カートリッジ。
  3. 前記上下シェルハーフが、互いに高さの異なる周壁を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の記録媒体カートリッジ。
  4. 前記上下シェルハーフの一方が周壁を有しない板体からなり、他方にのみ周壁が形成されていることを特徴とする請求項2記載の記録媒体カートリッジ。
  5. 前記上下シェルハーフが、互いに材質の異なるものであることを特徴とする請求項1記載の記録媒体カートリッジ。
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