JP2007141298A - 記録ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ディスクメディアの高密度記録化を図ることができるとともに、ドライブ装置に対する操作安定性に優れた記録ディスクカートリッジを提供する。
【解決手段】カートリッジケース10は、カートリッジケース10の上壁を構成する上シェル11と、カートリッジケース10の下壁を構成する下シェル12と、カートリッジケース10の周壁の一部を構成するフレーム部材13とを有し、上シェル11及び下シェル12の少なくとも一方には、カートリッジケース10の周壁の他部を構成する折り曲げ部112c、112dが一体形成され、折り曲げ部112c、112dの外側面511、512は、フレーム部材13の外側面141a、142a、143a、144aよりも記録ディスクメディア30寄りに位置することを特徴とする記録ディスクカートリッジ1。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録ディスクカートリッジに関し、より詳しくは記録ディスクメディアと、記録ディスクメディアを収容するカートリッジケースとを備える記録ディスクカートリッジに関する。
従来、ポリエステルシート等からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブルな磁気ディスクメディアや、光記録ディスクメディア、相変化ディスクメディア等の記録ディスクメディアをカートリッジケースに収容した記録ディスクカートリッジが知られている。これらの記録ディスクメディアは、年々、高密度記録化されており、その記録トラック幅はより狭くなってきていると共にその記録長はより短くなってきている。
従来の記録ディスクカートリッジとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。ここで、図11(a)は、従来の記録ディスクカートリッジの上側を前方左側から見下ろした様子を示す斜視図、図11(b)は、この記録ディスクカートリッジを後方左側から見上げた様子を示す斜視図である。
従来の記録ディスクカートリッジ800は、図11(a)及び(b)(従来図)に示すように、カートリッジケース810と、このカートリッジケース810の内部に回動可能に配置されたロータリシャッタ820と、このロータリシャッタ820の内部に回転自在に配置された記録ディスクメディア830と、を主に備えている。かかる記録ディスクカートリッジ800は、その前側から専用のドライブ装置(図示省略)に挿入されて使用される。
従来の記録ディスクカートリッジ800は、図11(a)及び(b)に示すように、前端部の周壁の一部が記録ディスクメディア830の形状に沿って円弧状に形成されている。そして、カートリッジケース810は、金属プレートにしぼり加工を施すことにより、前端部の円弧状の周壁を上半分に形成した上シェル811、下半分に形成した下シェル812とから構成されている。そして、カートリッジケース810は、上シェル811と下シェル812とを、当該カートリッジケース810の周壁の上下方向中間位置において上下から突き合わせて接合することにより一体に形成されている。
米国特許第6256168号明細書
ところで、従来の記録ディスクカートリッジ800の構造では、しぼり加工を施して、上シェル811及び下シェル812の周壁を形成した際に、折り曲げ箇所で加工ひずみが生じる。そのために、カートリッジケース810の上壁及び下壁を構成する平坦面には、反りやうねりが生じる場合がある。そして、このような反りやうねりが生じると、記録ディスクメディア830の安定した回転が妨げられるために、記録ディスクメディア830の高密度記録化を図ることができないという問題点があった。
そこで、カートリッジケース810の左右両側の平面視直線状の周壁のみを折り曲げ加工で形成するとともに、前側の円弧状の周壁を合成樹脂製のフレーム部材で形成することにより、しぼり加工によるひずみを回避することが考えられる。
しかしながら、カートリッジケース810の周壁を、金属プレートと合成樹脂の2部材で構成すると、両者の寸法に誤差が生じ易い。この誤差によって、左右両側の直線部(折り曲げ部)が、前側に位置する合成樹脂製のフレーム部材よりも左右に張り出すと、ドライブ装置に対する出し入れ操作が不安定となる。また、記録ディスクカートリッジ800の出し入れの際に、金属製の直線部(折り曲げ部)がドライブ装置の内側面(例えば、ガイド部)と擦れ合って、ドライブ装置の内側面を削ってしまうおそれがある。そして、この削り屑が記録ディスクカートリッジ800の中に侵入すると、記録ディスクメディア830を汚損する。また、記録ディスクメディア830が高密度記録化されると、従来は問題とならなかった程度の削り屑による汚損であっても、記録ディスクメディア830に対する適正な記録再生が阻害されることとなる。
そこで、本発明は、記録ディスクメディア830の高密度記録化を図ることができるとともに、ドライブ装置に対する操作安定性に優れた記録ディスクカートリッジを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、記録ディスクメディアと、前記記録ディスクメディアを回転自在に収容するカートリッジケースと、を備え、ドライブ装置に挿入されて使用される記録ディスクカートリッジであって、前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアの上方に配置されて当該カートリッジケースの上壁を構成する金属プレートからなる上シェルと、前記記録ディスクメディアの下方に配置されて当該カートリッジケースの下壁を構成する金属プレートからなる下シェルと、前記記録ディスクメディアの半径方向外側に配置され、前記上シェルと前記下シェルとの間に挟まれて当該カートリッジケースの周壁の一部を構成する合成樹脂製のフレーム部材と、を有し、前記上シェル及び前記下シェルの少なくとも一方には、前記カートリッジケースの周壁の他部を構成する折り曲げ部が、前記金属プレートを折り曲げ加工することにより、前記ドライブ装置への挿入方向と平行に、平面視直線状に一体形成され、前記折り曲げ部の外側面は、前記ドライブ装置への挿入方向と平行な前記フレーム部材の外側面と面一、又は、前記ドライブ装置への挿入方向と平行な前記フレーム部材の外側面よりも前記記録ディスクメディア寄りに位置することを特徴とする記録ディスクカートリッジである。
このような構成によれば、左右両側の折り曲げ部の外側面のそれぞれが張り出していないので、ドライブ装置に対して出し入れする際の操作安定性が優れている。そして、外側面がドライブ装置の内側面を削ることもない。そして、削り屑が発生することがないので、記録ディスクメディアを汚損することもない。
請求項2に係る発明は、前記折り曲げ部に隣接する前記フレーム部材の端部には、前記フレーム部材の外側面から前記折り曲げ部に向かって傾斜するテーパ部が形成されていることを特徴とする記録ディスクカートリッジである。
このような構成によれば、フレーム部材の端部がドライブ装置の内側面に接触したとしても、引っかかることがなく、挿入及び取出し操作が安定する。また、記録ディスクカートリッジの持ち運びの際に、フレーム部材の端部がポケット等に引っかかることを防ぐことができる。
請求項3に係る発明は、前記フレーム部材は、前記折り曲げ部の長手方向の端部の外側面を覆う被覆部を有することを特徴とする記録ディスクカートリッジである。
このような構成によれば、折り曲げ部の端部とフレーム部材の端部とが隣接する部位から、塵埃等が記録ディスクカートリッジの内部に混入することを防ぐことができる。
請求項4に係る発明は、前記折り曲げ部は、前記上シェル及び前記下シェルの対向する位置にそれぞれ設けられており、互いに重なり合って前記カートリッジケースの周壁の他部を構成していることを特徴とする記録ディスクカートリッジである。
このような構成によれば、上シェルの折り曲げ部及び下シェルの折り曲げ部が、上シェル及び下シェルの対向する位置にそれぞれ設けられ、互いに隙間なく重ねられていることにより、塵埃等が記録ディスクカートリッジの内部に混入することを防ぐことができる。
本発明によれば、記録ディスクメディアの高密度記録化を図ることができるとともに、ドライブ装置に対する操作安定性に優れた記録ディスクカートリッジを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
参照する図面において、図1は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図をそれぞれ示している。図2は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジの分解斜視図である。図3は本実施形態に係るカートリッジケースの構造を上方からみた平面図である。図4は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジから下シェル及びハブ孔シャッタを取外した際の様子を下方からみた平面図である。図5は、本実施形態に係るロータリシャッタを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図である。図6(a)は図3中のP部拡大図であり、図6(b)は図3中のQ部拡大図である。図7(a)は図3中のR部拡大図であり、図7(b)は図3中のS部拡大図である。図8は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジをドライブ装置に挿入する際の様子を示す斜視図である。
なお、本実施形態において方向を説明する場合は、図1に示す前、後、右、左、上、下、を基準として説明する。また、図4中、下シェルのガイド溝及びハブ孔シャッタは、便宜上、仮想線(二点鎖線)で示している。
≪記録ディスクカートリッジ1の構成≫
本実施形態に係る記録ディスクカートリッジ1は、図1及び図2に示すように、カートリッジケース10と、このカートリッジケース10の内部に回動可能に配置されたロータリシャッタ20と、このロータリシャッタ20の内部に回転自在に配置された記録ディスクメディア30と、カートリッジケース10の内部であってロータリシャッタ20の下方に配置されたハブ孔シャッタ40と、記録ディスクメディア30をクリーニング及び保護等するライナ60,60と、各ライナ60をロータリシャッタ20の内面に固着する接着層と、を主に備えている。そして、このような記録ディスクカートリッジ1は、専用のドライブ装置D(図8参照)に、その前側から挿入されて使用される。
<カートリッジケース10>
カートリッジケース10は、図1(a)及び(b)に示すように、記録ディスクメディア30を収容するための厚さの薄い箱状体である。そして、カートリッジケース10は、前端部10aが平面視で円弧(アーチ)状に形成されると共に、後端部10b、右端部10c及び左端部10dが平面視で略直線状に形成されている。なお、後端部10bの中間部は、その両側に比してやや後側に膨らんでおり、記録ディスクカートリッジ1をドライブ装置D(図8参照)から取り出す際に把持し易くなっている。
また、カートリッジケース10は、その内部に収容された記録ディスクメディア30を外部に臨ませるための、平面視でくさび形(中心角が略90°の略扇形)に切り欠かれたアクセス用開口部101(ケース開口)を有している。なお、このアクセス用開口部101は、ドライブ装置DのスイングアームSA(図8参照)の動作に干渉しない形状となっている。
このようなカートリッジケース10は、図2に示すように、互いに対向して配置される金属製の上シェル11及び下シェル12と、この上シェル11及び下シェル12の間に介在した合成樹脂製のフレーム部材13と、を備えて構成されている。
[上シェル11、下シェル12]
上シェル11は、主に、カートリッジケース10の上壁を構成する部材である。下シェル12は、主に、カートリッジケース10の下壁を構成する部材である。このような上シェル11及び下シェル12は、例えばステンレス鋼等の金属プレートが、打ち抜き加工され、後記するように折り曲げ加工されることで、所定の形状に形成されている。
上シェル11は、その前側左寄りの部分に、平面視でくさび形に切り欠かれたアクセス用開口部111を有している。これと同様に、下シェル12は、その前側左寄りの部分に、平面視でくさび形に切り欠かれたアクセス用開口部121を有している。そして、アクセス用開口部111とアクセス用開口部121とで、前記したカートリッジケース10のアクセス用開口部101が構成されている。
また、上シェル11は、その右側に、金属プレートを折り曲げ加工して一体形成された平面視直線状の折り曲げ部112cを有しており、その左側に、折り曲げ部112dを有している。これと同様に、下シェル12は、その右側に折り曲げ部122cを、その左側に折り曲げ部122dを有している。
そして、折り曲げ部122c、122dが、折り曲げ部112c、112dの内側に入るように、カートリッジケース10が組み立てられたときに、折り曲げ部112cと折り曲げ部122cとが隙間なく重なり合って、カートリッジケース10の右端部10cにおける周壁の一部を構成するようになっている。これと同様に、折り曲げ部112dと折り曲げ部122dとが隙間なく重なり合って、左端部10dにおける周壁の一部を構成するようになっている。
さらに、上シェル11は、その中央部に、ロータリシャッタ20を回動可能に止め付けるセンタピン50と係合する係合孔113を有している。
一方、下シェル12は、その中央部に、記録ディスクメディア30のハブ32を外部に臨ませるハブ孔123を有している。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置D(図8参照)に装着された際に、このハブ孔123を介して、ドライブ装置Dのスピンドル(図示省略)が、ハブ32に係合するようになっている。
また、下シェル12は、ロータリシャッタ20のシャッタノブ24の軌道に沿って形成されたガイド孔124と、ハブ孔シャッタ40を軸支するための内側(記録ディスクメディア30側)に突出した2つの回動軸部125a,125bとを有している。
[フレーム部材13]
フレーム部材13は、図3に示すように、主に前端部10aの周壁となるアーチ状フレーム131と、主に後端部10bの周壁となるベースフレーム132と、主に左端部10dの前側の周壁の一部となるVノッチ部材133と、を備えて構成されている。
図4に示すように、アーチ状フレーム131の内壁面131a(記録ディスクメディア30側の面)は、ロータリシャッタ20の外形に沿って円弧状に形成されており、アーチ状フレーム131の外壁面131b(記録ディスクカートリッジ1の外側の面)は、カートリッジケース10の前端部10a(図1(a)参照)の形状に沿って平面視で円弧状に形成されている。
これと同様に、ベースフレーム132の内壁面132a(記録ディスクメディア30側の面)は、ロータリシャッタ20の外形に沿って円弧状に形成されており、ベースフレーム132の外壁面132b(記録ディスクカートリッジ1の外側の面)はカートリッジケース10の後端部10b(図1(a)参照)の形状に沿って平面視で略直線形状に形成されている。
また、アーチ状フレーム131は、カートリッジケース10の内部と外部を連通させる係合溝131eを有している。この係合溝131eは、後記するロック片70が係合する溝である。
Vノッチ部材133は、後記するように閉方向に付勢されるロータリシャッタ20を閉位置で止めるストッパとしての役割と、ドライブ装置D(図8参照)との係合部としての役割とを担う部材であり、左端部10d(図1(a)参照)の前側に配置されている。
そして、再び図2を参照すると、このような上シェル11及び下シェル12とフレーム部材13とは、公知の技術によって、それぞれ固定されている。例えば、(1)フレーム部材13にボスを設けると共に、上シェル11及び下シェル12にボス孔を設け、ボスをボス孔に挿通した状態でボスの先端をかしめたり、(2)上シェル11及び下シェル12とフレーム部材13とを接着剤により接着したりして、上シェル11及び下シェル12とフレーム部材13とが固定されている。
次に、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジ1のフレーム部材13と折り曲げ部112d、112c、122d、122cの位置関係について説明する。
カートリッジケース10の右端部10c(図1(a)参照)の前方寄りの部分は、図6(a)に示すように、折り曲げ部112c(上シェル11)及び折り曲げ部122c(下シェル12)と、アーチ状フレーム131の一部で構成されている。
そして、上シェル11の折り曲げ部112cの外側面511は、アーチ状フレーム131の外側面141aから幅L1の分だけ、記録ディスクメディア30(図1(a)参照)寄りに位置する構造となっている。
なお、本実施形態では、幅L1が、上シェル11の厚さL2と同程度に設定されている。
この幅L1は好ましくは、約0.15mm〜約0.2mmである。この幅L1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
カートリッジケース10の右端部10c(図1(a)参照)の後方寄りの部分は、図6(b)に示すように、折り曲げ部112c(上シェル11)及び折り曲げ部122c(下シェル12)と、ベースフレーム132の一部で構成されている。
そして、上シェル11の折り曲げ部112cの外側面511は、ベースフレーム132の外側面142aから幅L1の分だけ、記録ディスクメディア30(図1(a)参照)寄りに位置する構造となっている。
なお、本実施形態では、幅L1が、上シェル11の厚さL2と同程度に設定されている。
この幅L1は、好ましくは、約0.15mm〜約0.2mmである。この幅L1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
カートリッジケース10の左端部10d(図1(a)参照)の前方寄りの部分は、図7(a)に示すように、折り曲げ部112d(上シェル11)及び折り曲げ部122d(下シェル12)と、Vノッチ部材133の一部で構成されている。
そして、上シェル11の折り曲げ部112dの外側面512は、Vノッチ部材133の外側面143aから幅L1の分だけ、記録ディスクメディア30(図1(a)参照)寄りに位置する構造となっている。
なお、本実施形態では、幅L1が、上シェル11の厚さL2と同程度に設定されている。
この幅L1は、好ましくは、約0.15mm〜約0.2mmである。この幅L1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
カートリッジケース10の左端部10d(図1(a)参照)の後方寄りの部分は、図7(b)に示すように、折り曲げ部112d(上シェル11)及び折り曲げ部122d(下シェル12)と、ベースフレーム132の一部で構成されている。
そして、上シェル11の折り曲げ部112dの外側面512は、ベースフレーム132の外側面144aから幅L1の分だけ、記録ディスクメディア30(図1(a)参照)寄りに位置する構造となっている。
なお、本実施形態では、幅L1は、上シェル11の厚さL2と同程度に設定されている。
この幅L1は、好ましくは、約0.15mm〜約0.2mmである。この幅L1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
<ロータリシャッタ20>
ロータリシャッタ20は、アクセス用開口部101(図1参照)を開閉するためのシャッタであり、中空構造の略円盤形状に形成されている。そして、ロータリシャッタ20の中空部に、記録ディスクメディア30が回転自在に収容されている(図5参照)。
ロータリシャッタ20は、図2及び図5に示すように、記録ディスクメディア30を外部に臨ませる切欠部201を有している(図8参照)。なお、切欠部201は、カートリッジケース10のアクセス用開口部101と略同形状となっている。
そして、ロータリシャッタ20は上シェル11の中央部付近にセンタピン50によって回動自在に固定されている。
さらに説明すると、ロータリシャッタ20が閉位置にある場合、ロータリシャッタ20の切欠部201と、カートリッジケース10のアクセス用開口部101とが周方向にずれ、ロータリシャッタ20がカートリッジケース10のアクセス用開口部101を閉じるようになっている(図1、図4、図8参照)。
これに対し、ロータリシャッタ20が開位置にある場合、記録ディスクカートリッジ1の厚み方向(記録ディスクメディア30の軸方向)において、切欠部201とアクセス用開口部101とが一致し、ロータリシャッタ20がアクセス用開口部101を開くようになっている。そして、このようにアクセス用開口部101が開かれると、記録ディスクメディア30が外部に臨むようになっている(図8参照)。
また、ロータリシャッタ20は、図示しない付勢手段(例えば渦巻きばね)によって、閉方向(図4、矢印A1参照)に付勢されている。そして、このように閉方向に付勢されたロータリシャッタ20は、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される前の通常時では、周方向において、Vノッチ部材133に当接することで閉位置に配置され、アクセス用開口部101を閉じるようになっている(図1、図4、図8参照)。
ちなみに、本発明において、前記付勢手段は必須の構成要素ではなく、ドライブ装置D(図8参照)から記録ディスクカートリッジ1を抜き出す際に、ロータリシャッタ20が閉方向A1に回動するように、ドライブ装置D側にシャッタノブ24の係止手段を設けることによって、前記付勢手段は省略することができる。
このようなロータリシャッタ20は、図2及び図5に示すように、金属プレートからなる上シャッタ21及び下シャッタ22と、これらの間に介在した合成樹脂製のシャッタウォール23と、を備えて構成されている。
[上シャッタ21、下シャッタ22]
上シャッタ21は、ロータリシャッタ20の上壁を構成する部材であり、くさび形に切り欠かれた切欠部211を有している。下シャッタ22は、ロータリシャッタ20の下壁を構成する部材であり、くさび形に切り欠かれた切欠部221を有している。
そして、切欠部211と切欠部221とで、前記したロータリシャッタ20の切欠部201が構成されている。
また、上シャッタ21は、その中央部に、前記したセンタピン50を挿通させるための挿通孔212を有している。
下シャッタ22は、その中央部に、記録ディスクメディア30の後記するハブ32を外部に臨ませるためのハブ孔222を有している。
また、下シャッタ22の下シェル12側には、ハブ孔シャッタ40の係合長孔413に係合する係合突起223aと、係合長孔423に係合する係合突起223bとが形成されている。そして、このように、係合突起223aが係合長孔413に、係合突起223bが係合長孔423に、それぞれ係合することで、ロータリシャッタ20の回動に連動して、ハブ孔シャッタ40が回動するようになっている。
さらに、下シャッタ22の下面には、ロータリシャッタ20を回動させるためのシャッタノブ24が取り付けられている(図1(b)参照)。このシャッタノブ24は、カートリッジケース10の下シェル12に形成されたガイド孔124を通って、記録ディスクカートリッジ1の下面から突出している(図1(b)参照)。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される際に、シャッタノブ24がドライブ装置Dのシャッタノブ係止部D1に係止されるようになっている(図8参照)。
さらにまた、下シャッタ22は、その一部が上側に折り曲げ加工されることで一体に形成されたロック片70(ロック機構)を備えている。ロック片70は、記録ディスクカートリッジ1の挿入前である通常時において、ロータリシャッタ20を閉位置でロックするためのものである。
具体的には、ロック片70は、下シャッタ22の側面から、その径方向外側に向かって徐々に離れるように延出した細長の金属片である。ロック片70の先端部71は、径方向内側に向かってやや屈曲している(図4、図5参照)。
そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される前の通常時、ロータリシャッタ20が閉位置にある場合、ロック片70の先端部71は、アーチ状フレーム131の係合溝131e(図4参照)に係合し、ロータリシャッタ20が回動しないようになっている。
また、ロック片70の先端部71は、係合溝131eを介して、記録ディスクカートリッジ1の右側方に臨んでいる。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置D(図8参照)に挿入されると、ドライブ装置D内のロック解除ピン(図示省略)が、ロック片70の先端部71を径方向内側に押し(図4の矢印A6参照)、ロック片70と係合溝131eとの係合が解除され、ロータリシャッタ20が回動可能となるように構成されている。
[シャッタウォール23]
シャッタウォール23は、ロータリシャッタ20の周壁を構成する部材であり、図2に示すように、ロータリシャッタ20の切欠部201に相当する部分が切り欠かれた、平面視「C」字形状の樹脂製の部材である。そして、シャッタウォール23の上下には、上シャッタ21と下シャッタ22とが、カートリッジケース10と同様に、適宜な方法によって固定されており、このようなシャッタウォール23が上シャッタ21と下シャッタ22との間に介在されることにより、記録ディスクメディア30を収容するスペースが形成されている。
<記録ディスクメディア30>
記録ディスクメディア30は、データを記録する記録媒体であり、本実施形態では、図2に示すように、フレキシブルディスク31と、このフレキシブルディスク31を支持するハブ32と、を備えて構成されている。
フレキシブルディスク31は、例えば、ポリエステルシート等からなる円盤状の支持体の両面に磁性層等の記録層を形成したものである。
ハブ32は、フレキシブルディスク31を支持する金属製の円筒状部材である。また、ハブ32は、上面にフレキシブルディスク31の取り付け部(図示省略)を備えると共に、下面にドライブ装置D(図8参照)のスピンドル(図示省略)にチャックされるチャック部321を備えている(図1(b)参照)。
<ハブ孔シャッタ40>
図2に戻って説明を続ける。
ハブ孔シャッタ40は、下シェル12とハブ32との間の隙間W(図8参照)を開閉するシャッタであり、第1シャッタ41と、第2シャッタ42とを備えて構成されている。なお、ハブ孔シャッタ40は、ロータリシャッタ20によるアクセス用開口部101の開閉に連動して、隙間W(図8参照)を開閉するようになっている。
第1シャッタ41及び第2シャッタ42は、それぞれ、平面視で半円状の板状部材である。第1シャッタ41は、その一方側に、軸孔411を有している。同様に、第2シャッタ42は、その一方側に、軸孔421を有している。そして、軸孔411には、下シェル12の内側面に設けられた回動軸部125aが差し込まれており、同様に、軸孔421には下シェル12の回動軸部125bが差し込まれている。このようにして、第1シャッタ41は回動軸部125aに回動自在に軸支されており、第2シャッタ42は回動軸部125bに回動自在に軸支されている。
また、第1シャッタ41は、その他方側に、ハブ32と嵌り合うように半円形状に切り欠かれた嵌合部412を有している。同様に、第2シャッタ42は、その他方側に、嵌合部422を有している。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される前の通常時では、第1シャッタ41と第2シャッタ42とで、ハブ32を、その両側から挟むと共に、隙間Wを閉じるようになっている。
さらに、第1シャッタ41は、下シャッタ22の下側面に設けられた係合突起223aが係合する係合長孔413を有している。同様に、第2シャッタ42は、係合突起223bが係合する係合長孔423を有している。なお、係合長孔413,423の平面視における形状は、後記するように、ロータリシャッタ20と一体に回動する係合突起223a,223bの回動により、第1シャッタ41及び第2シャッタ42が回動し、ハブ孔シャッタ40が隙間Wを開閉するように設計されている。
≪記録ディスクカートリッジの作用効果≫
次に、記録ディスクカートリッジ1の動作を説明しつつ、記録ディスクカートリッジ1の作用効果について説明する。
ロータリシャッタ20は、図8右側に示すように、記録ディスクカートリッジ1の通常時(ドライブ装置Dへの挿入前)において、閉位置に配置されており、アクセス用開口部101が閉じられている。さらに説明すると、通常時において、カートリッジケース10のアクセス用開口部101と、ロータリシャッタ20の切欠部201とは、一致しておらず、アクセス用開口部101は閉状態となっている。これにより、アクセス用開口部101からカートリッジケース10内への塵埃の侵入が防止されており、その結果として、記録ディスクメディア30等が保護されている。
なお、このようにロータリシャッタ20が閉位置に配置される場合、シャッタノブ24は、下シェル12のガイド孔124の前方に位置している。
そして、記録ディスクカートリッジ1をドライブ装置DのカートリッジスロットDSに挿入すると、ドライブ装置Dのロック解除ピン(図示省略)がロック片70の先端部71を径方向内側に押し、ロック片70によるロータリシャッタ20のロックが解除された後(図4、矢印A6参照)、シャッタノブ24がドライブ装置Dのシャッタノブ係止部D1に引っ掛かって係止される。このようにシャッタノブ24がシャッタノブ係止部D1に係止されたまま、記録ディスクカートリッジ1をさらに挿入すると、シャッタノブ24はガイド孔124に沿って摺動する(図4、矢印A2参照)。
そうすると、シャッタノブ24が固定されたロータリシャッタ20は、カートリッジケース10内でセンタピン50を軸として回動する(図4、矢印A3参照)。つまり、ロータリシャッタ20がカートリッジケース10に対して相対的に回動する。このようなロータリシャッタ20の回動に伴って、アクセス用開口部101が、ドライブ装置D内で徐々に開く。
そして、図8左側に示すように、記録ディスクカートリッジ1が、完全に挿入され、ドライブ装置Dに装着されると、ロータリシャッタ20の切欠部201とカートリッジケース10のアクセス用開口部101とが一致し、ロータリシャッタ20が開位置に配置され、アクセス用開口部101が完全に開かれる。その結果として、記録ディスクメディア30が、切欠部201及びアクセス用開口部101を介して、ドライブ装置D内で、外部に臨んだ状態となる。そして、ドライブ装置DにおけるスイングアームSAのヘッドは、記録ディスクメディア30に書き込み/読み取り可能となる。
なお、このようにロータリシャッタ20が開位置に配置される場合、ロータリシャッタ20に固定されたシャッタノブ24は、下シェル12のガイド孔124の後方に位置する。
また、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dから取り出されると、ロータリシャッタ20が付勢手段(図示省略)によって閉方向に付勢され、閉位置に戻り、アクセス用開口部101を閉じる。そして、このようにロータリシャッタ20が閉位置に戻ると、ロック片70がロータリシャッタ20をロックする(図4参照)。
次に、このようなロータリシャッタ20の動作に連動するハブ孔シャッタ40について説明する。
ハブ孔シャッタ40は、図8右側に示すように、記録ディスクカートリッジ1の通常時(ドライブ装置Dへの挿入前、ロータリシャッタ20が閉位置にあるとき)において、カートリッジケース10の下シェル12とハブ32との、隙間Wを塞いでいる。さらに説明すると、ハブ孔シャッタ40を構成する第1シャッタ41と第2シャッタ42とは、下シェル12と記録ディスクメディア30との間でハブ32を挟んでおり、隙間Wを塞いでいる。これにより、この隙間Wからカートリッジケース10内への塵埃の侵入が防止されており、その結果として、記録ディスクメディア30等が保護されている。
そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入されて、前記したように、ロータリシャッタ20が回動すると、この回動に連動して、ハブ孔シャッタ40が隙間Wを開く。さらに説明すると、ロータリシャッタ20が回動すると、下シャッタ22の係合突起223a、223bも回動する(図4、矢印A4、A4参照)。
ここで、前記したように、係合突起223aは第1シャッタ41の係合長孔413と係合しているため、回動する係合突起223aは係合長孔413内を摺動し、第1シャッタ41が下シェル12の回動軸部125aを軸として回動する(図4、矢印A5参照)。
また、係合突起223bは第2シャッタ42の係合長孔423と係合しているため、回動する係合突起223bは係合長孔423内を摺動し、第2シャッタ42が下シェル12の回動軸部125bを軸として回動する(図4、矢印A5参照)。
このように第1シャッタ41及び第2シャッタ42がそれぞれ回動すると、ハブ孔シャッタ40は隙間Wを開き、これと共に、ハブ孔シャッタ40によるハブ32の挟持状態は解除される(図8左側参照)。その結果として、ハブ32及びこれを備える記録ディスクメディア30は、ハブ32にチャックするドライブ装置Dのスピンドル(図示省略)により、良好に回転することができる。
なお、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dから取り出されると、閉位置に戻るロータリシャッタ20に連動して、ハブ孔シャッタ40は隙間Wを閉じる。
そして、この記録ディスクカートリッジ1では、図6、図7を参照して説明したように、カートリッジケース10の右端部10c及び左端部10dにおいて、折り曲げ部112c(上シェル11)、112d(上シェル11)の外側面511、512は、隣接するフレーム部材13の外側面141a、142a、143a、144aよりも記録ディスクメディア30寄りに位置する。つまり、この記録ディスクカートリッジ1では、左右両側の折り曲げ部112c(上シェル11)、112d(上シェル11)の外側面511、512のそれぞれが張り出していないので、ドライブ装置Dに対して出し入れする際の操作安定性が優れている。そして、外側面511、512がドライブ装置Dの内側面を削ることもない。そして、削り屑が発生することがないので、記録ディスクメディア30を汚損することもない。
また、折り曲げ部112c(上シェル11)、112d(上シェル11)及び折り曲げ部122c(下シェル12)、122d(下シェル12)が、上シェル11及び下シェル12の対向する位置にそれぞれ設けられ、互いに隙間なく重ねられていることにより、塵埃等が記録ディスクカートリッジ1の内部に混入することを防ぐことができる。
以上のような記録ディスクカートリッジ1によれば、記録ディスクメディアの高密度記録化を図ることができるとともに、ドライブ装置に対する操作安定性に優れた記録ディスクカートリッジを提供することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。
以下に、本発明の他の実施形態について、適宜、図面を参照しながら説明する。
図9は、テーパ部を設けたアーチ状フレームを示す図であり、図6(a)に対応する部分を示す図である。図10は折り曲げ部の端部を覆う被覆部を設けたアーチ状フレームを示す図であり、図6(a)に対応する部分を示す図である。
図9に示すように、折り曲げ部112c(上シェル11)に隣接するアーチ状フレーム131の端部151aには、アーチ状フレーム131の外側面141aから折り曲げ部112c(上シェル11)の外側面511に向かって傾斜するようなテーパ部513が形成されている。
なお、図示しないが、アーチ状フレーム131と同様に、ベースフレーム132の端部152a(図6(b)参照)にも、ベースフレーム132の外側面142a(図6(b)参照)から折り曲げ部112c(上シェル11)(図6(b)参照)の外側面511(図6(b)参照)に向かって傾斜するようなテーパ部が形成されている。
また、図示しないが、右端部10cと同様に、左端部10dにおいても、折り曲げ部112d(上シェル11)(図7(a)(b)参照)に隣接するVノッチ部材133及びベースフレーム132の端部153a、154a(図7(a)(b)参照)にも外側面143a、144a(図7(a)(b)参照)から折り曲げ部112d(上シェル11)の外側面512(図7(a)(b)参照)に向かって傾斜するようなテーパ部が形成されている。
これにより、フレーム部材13の端部151a、152a、153a、154aがドライブ装置Dのスロットに接触したとしても、引っかかることがなく、挿入及び取出し操作が安定する。また、記録ディスクカートリッジ1の持ち運びの際に、フレーム部材13の端部151a、152a、153a、154aがポケット等に引っかかることを防ぐことができる。
図10に示すように、アーチ状フレーム131は、折り曲げ部112c(上シェル11)の端部515aの外側面を覆う被覆部514を有する構造となっている。
前記構造により、折り曲げ部112c(上シェル11)の長手方向の端部515aがアーチ状フレーム131の端部151aの内側に入り込むようになっている。
なお、図示しないが、アーチ状フレーム131と同様に、ベースフレーム132(図6(b)参照)においても、折り曲げ部112c(上シェル11)(図6(b)参照)の長手方向の端部516a(図6(b)参照)の外側面511(図6(b)参照)を覆う被覆部を有する構造となっている。
また、図示しないが、右端部10cと同様に、左端部10dにおいても、Vノッチ部材133及びべースフレーム132(図7(a)(b)参照)において、折り曲げ部112d(上シェル11)(図7(a)(b)参照)の端部517a、518a(図7(a)(b)参照)の外側面512(図7(a)(b)参照)を覆う被覆部を有する構造となっている。
これにより、記録ディスクカートリッジ1は、折り曲げ部112c(上シェル11)、112d(上シェル11)の端部515a、516a、517a、518aとフレーム部材13の端部151a、152a、153a、154aとが隣接する部位から、塵埃等が記録ディスクカートリッジ1の内部に混入することを防ぐことができる。
また、折り曲げ部112c(上シェル11)の外側面511は、フレーム部材13の外側面141a、142aと面一となるように、そして、折り曲げ部112d(上シェル11)の外側面512は、フレーム部材13の外側面143a、144aと面一となるように形成されていてもよい。また、被覆部にテーパ部を形成してもよい。
本実施形態に係る記録ディスクカートリッジを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図である。 本実施形態に係る記録ディスクカートリッジの分解斜視図である。 本実施形態に係るカートリッジケースの構造を上方からみた平面図である。 本実施形態に係る記録ディスクカートリッジから下シェル及びハブ孔シャッタを取外した際の様子を下方からみた平面図である。 本実施形態に係るロータリシャッタを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図である。 (a)は図3中のP部拡大図であり、(b)は図3中のQ部拡大図である。 (a)は図3中のR部拡大図であり、(b)は図3中のS部拡大図である。 本実施形態に係る記録ディスクカートリッジをドライブ装置に挿入する際の様子を示す斜視図である。 他の実施形態に係る記録ディスクカートリッジのアーチ状フレームの拡大図である。 他の実施形態に係る記録ディスクカートリッジのアーチ状フレームの拡大図である。 (a)は、従来の記録ディスクカートリッジの上側を前方左側から見下ろした様子を示す斜視図であり、(b)は、この記録ディスクカートリッジを後方左側から見上げた様子を示す斜視図である。
符号の説明
1 記録ディスクカートリッジ
10 カートリッジケース
10a 前端部
10b 後端部
10c 右端部
10d 左端部
11 上シェル
12 下シェル
13 フレーム部材
20 ロータリシャッタ
30 記録ディスクメディア
31 フレキシブルディスク
40 ハブ孔シャッタ
101 アクセス用開口部
112c,112d 折り曲げ部
122c,122d 折り曲げ部
131 アーチ状フレーム
132 ベースフレーム
133 Vノッチ部材
141a アーチ状フレームの外側面
142a、144a ベースフレームの外側面
143a Vノッチ部材の外側面
151a アーチ状フレームの端部
152a、154a ベースフレームの端部
153a Vノッチ部材の端部
513 テーパ部
514 被覆部
515a、516a、517a、518a 折り曲げ部の長手方向の端部
D ドライブ装置

Claims (4)

  1. 記録ディスクメディアと、前記記録ディスクメディアを回転自在に収容するカートリッジケースと、を備え、ドライブ装置に挿入されて使用される記録ディスクカートリッジであって、
    前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアの上方に配置されて当該カートリッジケースの上壁を構成する金属プレートからなる上シェルと、前記記録ディスクメディアの下方に配置されて当該カートリッジケースの下壁を構成する金属プレートからなる下シェルと、前記記録ディスクメディアの半径方向外側に配置され、前記上シェルと前記下シェルとの間に挟まれて当該カートリッジケースの周壁の一部を構成する合成樹脂製のフレーム部材と、を有し、
    前記上シェル及び前記下シェルの少なくとも一方には、前記カートリッジケースの周壁の他部を構成する折り曲げ部が、前記金属プレートを折り曲げ加工することにより、前記ドライブ装置への挿入方向と平行に、平面視直線状に一体形成され、
    前記折り曲げ部の外側面は、前記ドライブ装置への挿入方向と平行な前記フレーム部材の外側面と面一、又は、前記ドライブ装置への挿入方向と平行な前記フレーム部材の外側面よりも前記記録ディスクメディア寄りに位置することを特徴とする記録ディスクカートリッジ。
  2. 前記折り曲げ部に隣接する前記フレーム部材の端部には、前記フレーム部材の外側面から前記折り曲げ部に向かって傾斜するテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録ディスクカートリッジ。
  3. 前記フレーム部材は、前記折り曲げ部の長手方向の端部の外側面を覆う被覆部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録ディスクカートリッジ。
  4. 前記折り曲げ部は、前記上シェル及び前記下シェルの対向する位置にそれぞれ設けられており、互いに重なり合って前記カートリッジケースの周壁の他部を構成していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。
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