JP2008186495A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

記録テープカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2008186495A
JP2008186495A JP2007016991A JP2007016991A JP2008186495A JP 2008186495 A JP2008186495 A JP 2008186495A JP 2007016991 A JP2007016991 A JP 2007016991A JP 2007016991 A JP2007016991 A JP 2007016991A JP 2008186495 A JP2008186495 A JP 2008186495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leader pin
flange
flange portion
recording tape
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007016991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4102846B1 (ja
Inventor
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
Kiyoo Morita
清夫 森田
Kenji Takenoshita
賢二 竹ノ下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007016991A priority Critical patent/JP4102846B1/ja
Priority to US12/014,966 priority patent/US7475839B2/en
Priority to AT08000871T priority patent/ATE481711T1/de
Priority to EP09014459A priority patent/EP2159795B1/en
Priority to EP09014460A priority patent/EP2159796B1/en
Priority to DE602008002447T priority patent/DE602008002447D1/de
Priority to EP08000871A priority patent/EP1953756B1/en
Priority to AT09014459T priority patent/ATE519198T1/de
Priority to AT09014460T priority patent/ATE519199T1/de
Priority to CN2008100069478A priority patent/CN101231870B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP4102846B1 publication Critical patent/JP4102846B1/ja
Publication of JP2008186495A publication Critical patent/JP2008186495A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】落下等の衝撃がケースに加えられても、リーダーピンのフランジ部にオーバーラップする張出部が破損するおそれのない記録テープカートリッジの提供を課題とする。
【解決手段】両端にフランジ部36が形成されたリーダーピン30と、ケース12に形成され、開口18の近傍でリーダーピン30のフランジ部36を保持する保持部40と、保持部40に形成され、内面36B側でフランジ部36にオーバーラップする張出部44と、保持部40に形成され、フランジ部36の周面36Cが対向する壁面43と、を備えた記録テープカートリッジ10において、リーダーピン30が傾倒したときに、フランジ部36の内面36Bが張出部44に接触する前に、フランジ部36の周面36Cが壁面43に接触するように、フランジ部36の内面36Bと張出部44との間のクリアランスL1と、フランジ部36の周面36Cと壁面43との間のクリアランスC1を規定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装されたリールをケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジに関する。
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープ等の記録テープをリールに巻装し、そのリールを上ケースと下ケースとで構成されたケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープの先端には、ドライブ装置の引出部材が引き出すリーダー部材が固着されており、そのリーダー部材の一例としては、記録テープが直接又はリーダーテープを介して固着される本体部の両端にフランジ部を備えた略アレイ状のリーダーピンがある。
このリーダーピンは、開口近傍における上ケース及び下ケースに形成された凹状の保持部にフランジ部が収容され、バネ等でそのフランジ部が押さえられることにより、ケースの高さ方向を軸方向として保持される。したがって、落下等により、その開口近傍に衝撃が加えられて、上ケースと下ケースとが互いに離隔するように撓み変形する(いわゆる口開きする)と、保持部からフランジ部が外れて、リーダーピンが傾いたり、保持部から離脱するおそれがあった。
このような現象が起きると、ドライブ装置の引出部材がリーダーピンに対するチャック不良を起こし、システムエラーとなってしまう問題が生じる。そのため、保持部に、リーダーピンのフランジ部が係止されるアンダーカット部、即ちフランジ部にオーバーラップする張出部を形成し、保持部からリーダーピンのフランジ部が外れるのを防止した記録テープカートリッジが従来に提案された(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような張出部は、ドライブ装置の引出部材のフック等と隣接する位置関係になるため、その板厚を厚く形成することができない。つまり、張出部の板厚を厚くすると、フック等が干渉する問題が起きる。したがって、落下等により、ケースに衝撃が加えられ、リーダーピンが、その引出方向以外、例えばその引出方向と略直交する方向に傾倒しようとすると、そのリーダーピンから加えられる押圧力により、張出部が破損するおそれがあった。
特開2001−148179号公報
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、落下等の衝撃がケースに加えられても、リーダーピンのフランジ部にオーバーラップする張出部が破損するおそれのない記録テープカートリッジを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、両端にフランジ部が形成されたリーダーピンと、前記ケースに形成され、前記リーダーピンを引き出すための開口と、前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記開口の近傍で前記リーダーピンのフランジ部を保持する保持部と、前記保持部の少なくとも一方に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の内面側で、該フランジ部に非接触でオーバーラップする張出部と、前記保持部に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の周面が対向する壁面と、を備え、前記リーダーピンが傾倒したときに、前記フランジ部の内面が前記張出部に接触する前に、前記フランジ部の周面が前記壁面に接触するように、前記フランジ部の内面と前記張出部との間のクリアランスと、前記フランジ部の周面と前記壁面との間のクリアランスが規定されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、落下等により、ケースに衝撃が加えられ、リーダーピンが、その引出方向以外に傾倒しようとした際には、まず、リーダーピンのフランジ部の周面が、保持部に形成された壁面に衝突(圧接)するため、そのフランジ部の内面が張出部に接触(圧接)することがない。したがって、張出部が破損するおそれがない。なお、保持部に形成された壁面は比較的剛性が高いので、フランジ部の周面が衝突(圧接)しても充分に耐えられる。
また、本発明に係る請求項2に記載の記録テープカートリッジは、上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、本体部の両端にフランジ部が形成されたリーダーピンと、前記ケースに形成され、前記リーダーピンを引き出すための開口と、前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記開口の近傍で前記リーダーピンのフランジ部を保持する保持部と、前記保持部の少なくとも一方に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の内面側で、該フランジ部にオーバーラップする張出部と、前記保持部に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の周面が対向する壁面と、を備え、前記リーダーピンが傾倒したときに、前記本体部が前記張出部に接触する前に、前記フランジ部の周面が前記壁面に接触するように、前記本体部と前記張出部との間のクリアランスと、前記フランジ部の周面と前記壁面との間のクリアランスが規定されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、落下等により、ケースに衝撃が加えられ、リーダーピンが、その引出方向以外に傾倒しようとした際には、まず、リーダーピンのフランジ部の周面が、保持部に形成された壁面に衝突(圧接)するため、リーダーピンの本体部が張出部に接触(圧接)することがない。したがって、張出部が破損するおそれがない。なお、保持部に形成された壁面は比較的剛性が高いので、フランジ部の周面が衝突(圧接)しても充分に耐えられる。
また、本発明に係る請求項3に記載の記録テープカートリッジは、上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、本体部の両端にフランジ部が形成されたリーダーピンと、前記ケースに形成され、前記リーダーピンを引き出すための開口と、前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記開口の近傍で前記リーダーピンのフランジ部を保持する保持部と、前記保持部の少なくとも一方に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の内面側で、該フランジ部に非接触でオーバーラップする張出部と、前記保持部に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の周面が対向する壁面と、を備え、前記リーダーピンが傾倒したときに、前記フランジ部の内面が前記張出部に接触する前で、かつ、前記本体部が前記張出部に接触する前に、前記フランジ部の周面が前記壁面に接触するように、前記フランジ部の内面と前記張出部との間のクリアランスと、前記本体部と前記張出部の間のクリアランスと、前記フランジ部の周面と前記壁面との間のクリアランスが規定されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、落下等により、ケースに衝撃が加えられ、リーダーピンが、その引出方向以外に傾倒しようとした際には、まず、リーダーピンのフランジ部の周面が、保持部に形成された壁面に衝突(圧接)するため、そのフランジ部の内面が張出部に接触(圧接)することがないし、本体部が張出部に接触(圧接)することがない。したがって、張出部が破損するおそれがない。なお、保持部に形成された壁面は比較的剛性が高いので、フランジ部が衝突(圧接)しても充分に耐えられる。
また、請求項4に記載の記録テープカートリッジは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記壁面が平面視円弧状に形成され、該壁面の曲率が前記フランジ部の曲率と同一か、又はそれよりも小さく形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、壁面の剛性を高めることができる。また、壁面の曲率がフランジ部の曲率よりも小さく形成されている場合には、リーダーピンを保持部に収容する際に、そのフランジ部が壁面の端部に干渉するのを防ぐことができる。
また、請求項5に記載の記録テープカートリッジは、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記リーダーピンが引出方向に傾倒したときには、前記フランジ部の内面が前記張出部に接触するように、前記フランジ部の内面と前記張出部との間のクリアランスが規定されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、リーダーピンが、その引出方向に傾倒したときには、張出部の壁面側の端部で、フランジ部の内面を受け止めることができる。したがって、ドライブ装置に装填されない不使用時において、リーダーピンの引出方向における傾倒を抑止することができる。なお、張出部の壁面側の端部は、比較的剛性が高いため、張出部が破損するおそれがない。
以上のように、本発明によれば、落下等の衝撃がケースに加えられても、リーダーピンのフランジ部にオーバーラップする張出部が破損するおそれのない記録テープカートリッジを提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、その説明の便宜上、図1において、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とし、矢印C方向を上方向(上側)とする。
図1、図2で示すように、記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、ポリカーボネート(PC)等の合成樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに当接させた状態で、超音波溶着やネジ止め等によって接合されて構成されている。
ケース12の内部には、リール20が1つだけ回転可能に収容される。このリール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その下端部に設けられる下フランジ26とが一体に成形され、上フランジ24がリールハブ22の上端部に超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保持されている。
また、リールハブ22の底壁28の下面には、リールギア(図示省略)が環状に形成されており、下ケース16の中央部には、そのリールギアを外部に露出するためのギア開口46が穿設されている。このギア開口46から露出されるリールギアが、ドライブ装置(図示省略)の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール20がケース12に対して相対回転可能とされる。
また、底壁28の下面におけるリールギアの径方向内側には、磁性材より成る環状のリールプレート(図示省略)がインサート成形等により固着されており、ドライブ装置の回転シャフトに設けられた環状のマグネット(図示省略)の磁力によって吸着・保持されるようになっている。更に、リール20は、上ケース14及び下ケース16の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口46と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁48によってガタつかないように保持されている。
また、ケース12の右壁12Bには、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置の引出部材(図示省略)によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン30が、直接又はリーダーテープ(図示省略)を介して固着されている。
リーダーピン30は、図3で詳細に示すように、円柱状の本体部32と、その本体部32の両端に、本体部32の直径よりも大径で、かつ一体に形成された円板状のフランジ部36と、を有しており、本体部32には、記録テープTが取り付けられるエリアを規定する小フランジ部34が一体に形成されている。この小フランジ部34の直径は、本体部32の直径よりも大きく、かつフランジ部36の直径と同じか、それよりも小さく形成されている。
そして、この小フランジ部34は、フランジ部36よりも薄く形成されており、小フランジ部34とフランジ部36との間が、ドライブ装置の引出部材のフック(図示省略)等に係止される環状溝35とされている。この小フランジ部34を設けることにより、記録テープTを引き出す際に、フック等が記録テープTに接触して傷付けることがない構成である。なお、フランジ部36の外面36Aは、曲率の小さい凸曲面とされている。
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面には、ケース12内においてリーダーピン30を位置決めして保持する上下一対の保持部40が設けられている。この保持部40は、図4で示すように、天板14A内面及び底板16A内面に形成され、記録テープTの引出側が開放された平面視略「U」字状の凹部41を有しており、直立状態のリーダーピン30のフランジ部36は、その開放側から凹部41内に出入可能とされている。なお、保持部40の構成については、後で詳述する。
また、保持部40と前壁12Aとの間の上ケース14の天板14A及び下ケース16の底板16Aには、略「コ」字状とされた板バネ38を収容する溝部39が形成されている(図4参照)。つまり、板バネ38の基部38Aの上下端部が、溝部39内に固定配置されるようになっている。
そして、この板バネ38の二股状の先端部38Bが、リーダーピン30の上下フランジ部36の外周面36C(図3参照)にそれぞれ係合(圧接)して、リーダーピン30を保持部40(凹部41)に保持するようになっている。なお、リーダーピン30が保持部40に出入する際には、板バネ38の先端部38Bは、適宜弾性変形して、リーダーピン30の移動を許容する構成である。
また、開口18は、ドア50によって開閉される。このドア50は、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、ケース12の右壁12Bに沿って移動できるように、開口18内側の天板14A及び底板16Aには、ドア50の上下端部を摺動可能に嵌入させる溝部64が形成されている。
また、ドア50の後端部中央には、シャフト52が突設されており、そのシャフト52には、コイルバネ58が挿嵌されている。そして、シャフト52の後端には、そのコイルバネ58を脱落防止とする拡開部54が形成されている。また、下ケース16には、そのシャフト52に挿嵌されたコイルバネ58の後端を係止する係止部62を有する支持台60が突設されている。
したがって、ドア50は、シャフト52が支持台60上に摺動自在に支持されるとともに、コイルバネ58の後端が係止部62に係止されることにより、そのコイルバネ58の付勢力によって、常時開口18の閉塞方向へ付勢される構成である。なお、開口18の開放時、シャフト52を支持する支持台66を支持台60の後方側に更に突設しておくことが好ましい。
また、ドア50の前端部には、開閉操作用の凸部56が外方に向かって突設されている。この凸部56が、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、そのドライブ装置側の開閉部材(図示省略)と係合するようになっている。これにより、ドア50がコイルバネ58の付勢力に抗して開放される構成である。
次に、保持部40の構成について、更に詳細に説明する。なお、保持部40は、上下共に同じ構成であるため、主に図4、図5で示す下ケース16側の保持部40について説明する。保持部40は、図4、図5で示すように、フランジ部36の外面36A(図3参照)を保持する平面視略「U」字状の凹部41を有しており、その凹部41と高さ方向に所定間隔を隔てた位置には、リーダーピン30(フランジ部36)を保持部40(凹部41)に保持したときに、フランジ部36の内面36B側に、非接触で所定量オーバーラップする張出部44が形成されている。
この張出部44は、上ケース14及び下ケース16に一体成形されるが、成形後に、図示しない金型からの離型が不能とならないように(いわゆるアンダーカット部にならないように)、平面視又は底面視略「U」字状とされた(張出部44の形状に合致した)可動中子(図示省略)によって成形される。したがって、上ケース14及び下ケース16を成形後、金型から離型する際に、その可動中子を取り除くことにより、図6で示すように、上ケース14及び下ケース16には、平面視又は底面視略「U」字状の貫通孔(中子孔)42が形成される。
また、上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面の凹部41周りで、かつ貫通孔42周りには、フランジ部36の外周面36Cが対向(当接)する平面視略「U」字状の内壁面43が形成されており、この内壁面43の高さ方向先端部から記録テープTの引出側へ張出部44が一体に延設されている。そして、張出部44の記録テープTの引出側略中央には、環状溝35部分の本体部32を許容する平面視略「U」字状の切欠部44Aが形成されている。
また、図5、図7で示すように、凹部41と張出部44との間の間隔Wは、フランジ部36の厚さD(図3参照)よりも広く形成されており、保持部40にリーダーピン30が収容・保持された状態の上ケース14側において、フランジ部36の内面36Bと張出部44の外面44Bとの間、及びフランジ部36の外面36Aと凹部41との間には、所定のクリアランスL2、L3がそれぞれ形成されるようになっている。
また、図7で示すように、張出部44の切欠部44Aにおける周面で、かつフランジ部36が挿入される側は、面取り加工又はフィレット加工(R加工)により、所定角度のテーパー面44Cとされている。これにより、リーダーピン30が傾いた状態で、保持部40に戻されても(図7(A)参照)、そのフランジ部36が張出部44に干渉しないで(スタックしないで)収容される構成である(図7(B)参照)。
つまり、これにより、リーダーピン30は、張出部44があっても安定して着脱可能となる構成である。なお、切欠部44Aの周面には、直線部44Dを残すことが望ましい。このような直線部44Dを残すと、張出部44の強度を確保することができる(張出部44の強度を損なわないようにできる)。
ここで、リーダーピン30と保持部40とのクリアランスの関係について説明する。図8で示すように、保持部40にリーダーピン30を収容・保持した状態では、フランジ部36の外面36Aは、重力により、下ケース16側では、凹部41に接触し、上ケース14側では、凹部41から離隔している。すなわち、図7で示したように、上ケース14側では、フランジ部36の外面36Aと凹部41との間には、所定のクリアランスL3が形成されている。
一方、下ケース16側では、図9で示すように、フランジ部36の内面36Bと張出部44の外面44Bとの間のクリアランスL1は、凹部41と張出部44との間の間隔Wからフランジ部36の厚さDを減算した値とされており、フランジ部36の外周面36Cと内壁面43との間のクリアランスC1よりも大きくされている。そして、本体部32の外周面と切欠部44A(張出部44)の内周面との間のクリアランスC2も、フランジ部36の外周面36Cと内壁面43との間のクリアランスC1より大きくされている。
また、図6で示すように、内壁面43の平面視における曲率が、フランジ部36の平面視における曲率と同一か(図6(A)参照)、又はそれよりも小さくされている(図6(B)参照)。つまり、内壁面43の平面視における曲率半径が、フランジ部36の平面視における曲率半径と同一か、又はそれよりも大きくされている。
ここで更に、具体的な数値を用いて各部のクリアランスの一例を示す。まず、図5で示すように、張出部44の外面44Bと凹部41との間の間隔Wは、W=0.9mm、張出部44の板厚Eは、E=0.4mm、内壁面43の直径(曲率半径の2倍)R1は、R1=3.275mm、切欠部44Aの直径(曲率半径の2倍)R2は、R2=1.75mmである。
そして、図3で示すように、リーダーピン30のフランジ部36の厚さDは、D=0.58mm、フランジ部36の直径(曲率半径の2倍)r1は、r1=3.225mm、本体部32の環状溝35とされるエリアの直径r2は、r2=1.60mmである。なお、本体部32の記録テープTが取り付けられるエリアの直径r3は、r3=1.50mmである。
したがって、クリアランスL1は、L1=W−D=0.9mm−0.58mm=0.32mmとなる。ちなみに、クリアランスL2は、L2=0.20mmであり、クリアランスL3は、L3=0.12mmである。また、クリアランスC1は、C1=(R1−r1)/2=(3.275mm−3.225mm)/2=0.05mm/2=0.025mmとなり、クリアランスC2は、C2=(R2−r2)/2=(1.75mm−1.60mm)/2=0.15mm/2=0.075mmとなる。なお、各部において、抜き勾配が設けられている部分では、その抜き勾配を加味した状態で、上記各クリアランスL1、C1、C2が規定される。
以上のような構成の記録テープカートリッジ10において、次に、その作用について説明する。上記構成の記録テープカートリッジ10では、不使用時(保管時や運搬時等、ドライブ装置に装填されないとき)には、開口18がドア50によって閉塞されている。そして、記録テープTがリール20のリールハブ22に巻装されている。
記録テープTを使用する際には、前壁12Aを先頭にして、記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿って、ドライブ装置内へ装填する。すると、まず、そのドライブ装置側に設けられた開閉部材が、ドア50の凸部56に係合する。そして、この状態で、記録テープカートリッジ10が更に矢印A方向へ移動すると、開閉部材が凸部56をコイルバネ58の付勢力に抗しつつ相対的に後方へ移動させる。すると、その凸部56が突設されているドア50は、右壁12Bに沿って、溝部64内を後側へ摺動し、開口18を開放する。
こうして、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に所定深さ装填され、開口18が完全に開放されると、記録テープカートリッジ10は所定高さ下降し、ドライブ装置の位置決め部材(図示省略)が、下ケース16に形成された位置決め用の穴部(図示省略)に挿入される。これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置内における所定位置に精確に位置決めされ、ドア50のそれ以上の摺動(後方への移動)が規制される。
また、記録テープカートリッジ10の下降動作によって、回転シャフトが相対的にギア開口46から進入し、駆動ギアをリールギアに噛合させる。そして、駆動ギアとリールギアとが完全に噛合した状態で、リールプレートが、駆動ギアの内側に設けられた環状のマグネットの磁力によって吸着・保持されることにより、リール20は、駆動ギアに対するリールギアの噛合が維持されつつ、ケース12内で、そのケース12に対して相対回転可能となる。
一方、開放された開口18からは、ドライブ装置に設けられた引出部材がケース12内に進入し、保持部40に位置決め保持されたリーダーピン30を把持して引き出す。なお、このとき、記録テープカートリッジ10はドライブ装置内において精確に位置決めされているので、引出部材は確実にリーダーピン30の環状溝35にそのフックを係止させることができる。
こうして、開口18から抜き出されたリーダーピン30は、図示しない巻取リールに収容される。そして、その巻取リールとリール20とを同期して回転駆動することにより、記録テープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド(図示省略)によって情報の記録や再生が行われる。
情報の記録や再生が終了した記録テープカートリッジ10をドライブ装置から排出する際には、まず、回転シャフトが逆回転することにより、記録テープTがリール20に巻き戻される。そして、記録テープTがリール20に最後まで巻き戻されると、リーダーピン30が保持部40に保持される。なお、このとき、板バネ38の先端部38Bは適宜弾性変形して、リーダーピン30の保持部40への収容を許容する。そして、張出部44が、フランジ部36の内面36B側で、そのフランジ部36に平面視で所定量オーバーラップする。
その後、記録テープカートリッジ10は所定高さ上昇し、位置決め部材が位置決め用の穴部から抜き出されるとともに、回転シャフトがギア開口46から抜き出され、リールギアに対する駆動ギアの噛合が解除される。そして、記録テープカートリッジ10は、図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動される。すると、この移動に伴って、ドア50はコイルバネ58の付勢力によって開口18の閉塞方向へ摺動し、開口18を完全に閉塞する(初期状態に復帰する)。こうして、開口18が閉塞された記録テープカートリッジ10は、ドライブ装置内から完全に排出される。
ここで更に、保持部40の作用について説明する。図8で示すように、リーダーピン30は、本体部32の上下両端部に設けられたフランジ部36が、それぞれ上ケース14の天板14A内面と張出部44の間、及び下ケース16の底板16A内面と張出部44の間に入り込んだ状態で、保持部40に保持される。したがって、開口18付近に落下等による衝撃が加えられ、その開口18付近が口開きするように(上ケース14と下ケース16が互いに離隔するように)撓み変形しようとしても、その撓み変形をリーダーピン30によって抑制することができる。
つまり、開口18付近が口開きするように撓み変形すると、リーダーピン30のフランジ部36の内面36B側に、張出部44の外面44B側が圧接するので、その口開きを、リーダーピン30によって抑制することができる。また、これにより、リーダーピン30のフランジ部36が、張出部44によって押さえられることになるので、リーダーピン30の保持部40からの離脱が防止される。
また、ドライブ装置に装填されない不使用時において、張出部44が、平面視略「U」字状の切欠部44Aによって、リーダーピン30の本体部32を許容するとともに、フランジ部36の内面36B側において、そのフランジ部36に所定量オーバーラップするので、リーダーピン30は、その傾倒が防止され、保持部40からの離脱が防止される。したがって、図10で示すように、リーダーピン30(フランジ部36)を押さえる板バネ38を省略することができる。
また、リーダーピン30と保持部40において、各部のクリアランスL1、C1、C2は、上記のように規定されているため、落下等により、ケース12に衝撃が加えられ、リーダーピン30が、その引出方向以外、例えばその引出方向と略直交する方向に傾倒しようとした際には、リーダーピン30のフランジ部36の外周面36Cが、保持部40に形成された内壁面43に衝突(圧接)し、そのフランジ部36の内面36Bが張出部44に接触(圧接)したり、その本体部32が張出部44に接触(圧接)することがない。したがって、上記板厚Eとされた張出部44が破損するおそれがない。
なお、保持部40に形成された内壁面43は比較的剛性が高いので、フランジ部36が衝突(圧接)しても充分にその押圧力に耐えられる。特に、その内壁面43が平面視円弧状に形成され、内壁面43の曲率がフランジ部36の曲率と同一か、又はそれよりも小さく形成されていると、内壁面43の剛性を更に高めることができる。また、内壁面43の曲率がフランジ部36の曲率よりも小さく形成されている場合には、リーダーピン30が保持部40(凹部41)に収容される際に、そのフランジ部36が内壁面43の引出側端部に干渉するのを防ぐことができる。
また、図11で示すように、リーダーピン30を押さえる板バネ38が、上下に分離・独立して設けられている場合、即ち板バネ38が、上ケース14及び下ケース16に、それぞれ別々にカシメ等によって取り付けられている場合、リーダーピン30の着脱操作を繰り返すと、上下どちらか片方の板バネ38の付勢力が低下して、リーダーピン30が、その引出方向に傾倒するおそれがある。
しかし、この場合には、張出部44の内壁面43側(奥側)の端部(下面)で、フランジ部36の内面36Bを受け止めることができる。つまり、ドライブ装置に装填されない不使用時において、リーダーピン30が、その引出方向に傾倒するのを抑止することができる。なお、張出部44の内壁面43側の端部は、比較的剛性が高いため、フランジ部36の内面36Bが衝突(圧接)しても破損するおそれがない。
また、上記したように、張出部44が、アンダーカット部にならないように(可動中子により)成形されていると、金型にスライド機構を設ける必要がなく、金型の構成が複雑化することがない。つまり、金型の構成を簡略化でき、金型が高価になる不具合が生じない。しかし、この場合、上ケース14及び下ケース16には貫通孔42が形成されるので、図示しないシール部材等の閉塞部材で、その貫通孔42を閉塞することが好ましい。これによれば、ケース12内における防塵性を確保することができる。
また、図12で示すように、張出部44を別体とし、上ケース14及び下ケース16の成形後に、カシメや溶着等により、その別体とされた張出部44を天板14A内面及び底板16A内面に取り付けるようにしてもよい。このような構成にすれば、貫通孔42が形成されないようにできるため、ケース12内における防塵性を充分に確保することができる。
なお、張出部44は、可動中子によって成形されるものや、別体として取り付けられるものに限定されるものではなく、図13で示すように、金型にスライド機構を設けて、アンダーカット部として一体成形されるようにしてもよい。また、張出部44は、上ケース14及び下ケース16の両方に設けられることが望ましいが、上ケース14又は下ケース16のどちらか片方にのみ設けられていてもよい。
記録テープカートリッジの概略斜視図 記録テープカートリッジの概略分解斜視図 リーダーピンの概略正面図 保持部を示す概略斜視図 保持部を示す概略正面図 (A)曲率がフランジ部と同一とされた貫通孔を示す概略底面図、(B)曲率がフランジ部よりも小さくされた貫通孔を示す概略底面図 (A)リーダーピンが傾いて保持部へ戻された状態を示す概略側断面図、(B)リーダーピンが保持部へ保持された状態を示す概略側断面図 保持部にリーダーピンが保持された状態を示す概略正面図 保持部にリーダーピンが保持された状態を示す一部拡大概略正面図 リーダーピンを押さえるバネを省略したときの保持部を示す概略斜視図 リーダーピンを押さえるバネを上下に分離したときの保持部を示す概略斜視図 張出部を別体としたときの保持部を示す概略斜視図 張出部をアンダーカット部としたときの保持部を示す概略斜視図
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 上ケース
16 下ケース
18 開口
20 リール
30 リーダーピン
32 本体部
34 小フランジ部
35 環状溝
36 フランジ部
38 板バネ
39 溝部
40 保持部
41 凹部
42 貫通孔
43 内壁面
44 張出部
50 ドア

Claims (5)

  1. 上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、
    前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、両端にフランジ部が形成されたリーダーピンと、
    前記ケースに形成され、前記リーダーピンを引き出すための開口と、
    前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記開口の近傍で前記リーダーピンのフランジ部を保持する保持部と、
    前記保持部の少なくとも一方に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の内面側で、該フランジ部に非接触でオーバーラップする張出部と、
    前記保持部に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の周面が対向する壁面と、
    を備え、
    前記リーダーピンが傾倒したときに、前記フランジ部の内面が前記張出部に接触する前に、前記フランジ部の周面が前記壁面に接触するように、前記フランジ部の内面と前記張出部との間のクリアランスと、前記フランジ部の周面と前記壁面との間のクリアランスが規定されていることを特徴とする記録テープカートリッジ。
  2. 上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、
    前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、本体部の両端にフランジ部が形成されたリーダーピンと、
    前記ケースに形成され、前記リーダーピンを引き出すための開口と、
    前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記開口の近傍で前記リーダーピンのフランジ部を保持する保持部と、
    前記保持部の少なくとも一方に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の内面側で、該フランジ部にオーバーラップする張出部と、
    前記保持部に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の周面が対向する壁面と、
    を備え、
    前記リーダーピンが傾倒したときに、前記本体部が前記張出部に接触する前に、前記フランジ部の周面が前記壁面に接触するように、前記本体部と前記張出部との間のクリアランスと、前記フランジ部の周面と前記壁面との間のクリアランスが規定されていることを特徴とする記録テープカートリッジ。
  3. 上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、
    前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、本体部の両端にフランジ部が形成されたリーダーピンと、
    前記ケースに形成され、前記リーダーピンを引き出すための開口と、
    前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記開口の近傍で前記リーダーピンのフランジ部を保持する保持部と、
    前記保持部の少なくとも一方に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の内面側で、該フランジ部に非接触でオーバーラップする張出部と、
    前記保持部に形成され、前記リーダーピンが該保持部に保持されたときに、前記フランジ部の周面が対向する壁面と、
    を備え、
    前記リーダーピンが傾倒したときに、前記フランジ部の内面が前記張出部に接触する前で、かつ、前記本体部が前記張出部に接触する前に、前記フランジ部の周面が前記壁面に接触するように、前記フランジ部の内面と前記張出部との間のクリアランスと、前記本体部と前記張出部の間のクリアランスと、前記フランジ部の周面と前記壁面との間のクリアランスが規定されていることを特徴とする記録テープカートリッジ。
  4. 前記壁面が平面視円弧状に形成され、該壁面の曲率が前記フランジ部の曲率と同一か、又はそれよりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
  5. 前記リーダーピンが引出方向に傾倒したときには、前記フランジ部の内面が前記張出部に接触するように、前記フランジ部の内面と前記張出部との間のクリアランスが規定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
JP2007016991A 2007-01-26 2007-01-26 記録テープカートリッジ Active JP4102846B1 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007016991A JP4102846B1 (ja) 2007-01-26 2007-01-26 記録テープカートリッジ
US12/014,966 US7475839B2 (en) 2007-01-26 2008-01-16 Recording tape cartridge
EP09014459A EP2159795B1 (en) 2007-01-26 2008-01-17 Recording tape cartridge
EP09014460A EP2159796B1 (en) 2007-01-26 2008-01-17 Recording tape cartridge
DE602008002447T DE602008002447D1 (de) 2007-01-26 2008-01-17 Aufzeichnungsbandkassette
EP08000871A EP1953756B1 (en) 2007-01-26 2008-01-17 Recording tape cartridge
AT08000871T ATE481711T1 (de) 2007-01-26 2008-01-17 Aufzeichnungsbandkassette
AT09014459T ATE519198T1 (de) 2007-01-26 2008-01-17 Aufzeichnungsbandkassette
AT09014460T ATE519199T1 (de) 2007-01-26 2008-01-17 Aufzeichnungsbandkassette
CN2008100069478A CN101231870B (zh) 2007-01-26 2008-01-25 记录带盒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007016991A JP4102846B1 (ja) 2007-01-26 2007-01-26 記録テープカートリッジ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007245134A Division JP4102849B1 (ja) 2007-01-26 2007-09-21 記録テープカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4102846B1 JP4102846B1 (ja) 2008-06-18
JP2008186495A true JP2008186495A (ja) 2008-08-14

Family

ID=39608101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007016991A Active JP4102846B1 (ja) 2007-01-26 2007-01-26 記録テープカートリッジ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4102846B1 (ja)
CN (1) CN101231870B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112019002037B4 (de) 2018-04-19 2024-05-08 Dowa Electronics Materials Co., Ltd. Lichtemittierende Halbleiterelemente und Verfahren zu deren Herstellung

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5344974B2 (ja) * 2009-04-13 2013-11-20 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112019002037B4 (de) 2018-04-19 2024-05-08 Dowa Electronics Materials Co., Ltd. Lichtemittierende Halbleiterelemente und Verfahren zu deren Herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
JP4102846B1 (ja) 2008-06-18
CN101231870B (zh) 2012-06-27
CN101231870A (zh) 2008-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1580750B1 (en) Recording tape cartridge
JP2008204543A (ja) 記録テープカートリッジ
JP4198734B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP5528837B2 (ja) リールの製造方法及びリール並びに記録テープカートリッジ
US7475839B2 (en) Recording tape cartridge
US8006930B2 (en) Reel
JP4102846B1 (ja) 記録テープカートリッジ
JP4102849B1 (ja) 記録テープカートリッジ
JP2008186532A (ja) 記録テープカートリッジ
JP4846749B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP2008217892A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2010044838A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2008204542A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2009099208A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2008204541A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2006185570A (ja) 記録テープカートリッジ
JP3808777B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP2007335057A (ja) リール及び記録テープカートリッジ
JP2007328835A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2007052831A (ja) リール及び記録テープカートリッジ
JP2010067318A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2007323777A (ja) リール
JP2009217901A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2007066466A (ja) リール及び記録テープカートリッジ
JP2008217893A (ja) 記録テープカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080324

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4102846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250