JP4198734B2 - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装されたリールをケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジに関する。
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープ等の記録テープをリールに巻装し、そのリールを上ケースと下ケースとで構成されたケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープの先端には、ドライブ装置の引出部材が引き出すリーダー部材が固着されており、そのリーダー部材の一例としては、記録テープが直接又はリーダーテープを介して固着される本体部の両端にフランジ部を備えた略アレイ状のリーダーピンがある。
このリーダーピンは、開口近傍における上ケース及び下ケースに形成された凹状の保持部にフランジ部が収容され、バネ等でそのフランジ部が押さえられることにより、ケースの高さ方向を軸方向として保持される。したがって、落下等により、その開口近傍に衝撃が加えられて、上ケースと下ケースとが互いに離隔するように撓み変形する(いわゆる口開きする)と、保持部からフランジ部が外れて、リーダーピンが傾いたり、保持部から離脱するおそれがあった。
このような現象が起きると、ドライブ装置の引出部材がリーダーピンに対するチャック不良を起こし、システムエラーとなってしまう問題が生じる。そのため、保持部に、リーダーピンのフランジ部が係止されるアンダーカット溝、即ちフランジ部が入り込む凹溝を形成し、保持部からリーダーピンのフランジ部が外れるのを防止した記録テープカートリッジが従来に提案された(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このようなアンダーカット溝は、金型にスライド機構を設けて成形する必要があるなど、金型の構成が複雑になったり、金型が高価になったりする問題がある。また、保持部付近の形状は複雑であるため、金型にスライド機構を設けて成形すると、形状の安定化が図り難くなり、トラブルが発生しやすくなる問題もある。
特開2001−148179号公報
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、不使用時にリーダー部材が保持部から離脱しないように構成されたケースを、金型の構成が複雑化することなく成形できるようにした記録テープカートリッジを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、両端に鍔部が形成されたリーダー部材と、前記ケースに形成され、前記リーダー部材を引き出すための開口と、前記上ケース及び前記下ケースに凹状に形成され、前記開口の近傍で前記リーダー部材の鍔部の外面を保持する保持部と、前記保持部が凹状とされることで前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記保持部に保持された前記リーダー部材の鍔部の周面が対向する平面視略「U」字状の壁面と、前記壁面の少なくとも一方の高さ方向先端部から前記リーダー部材引出側へ延設され、前記リーダー部材が傾くことなく前記保持部に保持されたときと、前記上ケースと前記下ケースとが互いに離隔するような撓み変形をしないときに、前記鍔部の内面側で、該鍔部に非接触でオーバーラップする張出部と、前記張出部がアンダーカット部にならないようにするために、前記壁面よりも前記リーダー部材引出側の前記保持部に形成され、前記リーダー部材が該保持部に保持されたときに、前記鍔部の一部が露出する貫通孔と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、落下等により、開口近傍に衝撃が加えられて、上ケースと下ケースとが互いに離隔するように撓み変形しても(いわゆる口開きしても)、リーダー部材は、張出部により、その鍔部が押さえられるので、傾いたり、保持部から離脱するおそれがない。
また、この張出部は、アンダーカット部にならないように成形されるので、金型の構成が複雑化することがなく、金型が高価になることもない。
また、請求項2に記載の記録テープカートリッジは、請求項1に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記張出部の前記リーダー部材引出側の内面が、面取り加工又はフィレット加工されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、リーダー部材が傾いた状態で、保持部に戻されても、その鍔部が張出部に干渉しないで(スタックしないで)収容される。したがって、リーダー部材は、張出部があっても安定して着脱可能となる。
また、請求項3に記載の記録テープカートリッジは、請求項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記張出部の前記リーダー部材引出側の周面に、直線部が形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、張出部の強度を確保することができる(張出部の強度を損なわないようにできる)。
以上のように、本発明によれば、不使用時にリーダー部材が保持部から離脱しないように構成されたケースを、金型の構成が複雑化することなく成形できる記録テープカートリッジを提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、その説明の便宜上、図1において、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とし、矢印C方向を上方向(上側)とする。
図1、図2で示すように、記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、ポリカーボネート(PC)等の合成樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに当接させた状態で、超音波溶着やネジ止め等によって接合されて構成されている。
ケース12の内部には、リール20が1つだけ回転可能に収容される。このリール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その下端部に設けられる下フランジ26とが一体に成形され、上フランジ24がリールハブ22の上端部に超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保持されている。
また、リールハブ22の底壁28の下面には、リールギア(図示省略)が環状に形成されており、下ケース16の中央部には、そのリールギアを外部に露出するためのギア開口46が穿設されている。このギア開口46から露出されるリールギアが、ドライブ装置(図示省略)の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール20がケース12に対して相対回転可能とされる。
また、底壁28の下面におけるリールギアの径方向内側には、磁性材より成る環状のリールプレート(図示省略)がインサート成形等により固着されており、ドライブ装置の回転シャフトに設けられた環状のマグネット(図示省略)の磁力によって吸着・保持されるようになっている。更に、リール20は、上ケース14及び下ケース16の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口46と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁48によってガタつかないように保持されている。
また、ケース12の右壁12Bには、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置の引出部材(図示省略)によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン30が、直接又はリーダーテープ(図示省略)を介して固着されている。
リーダーピン30は、図3で詳細に示すように、円柱状の本体部32と、その本体部32の両端に、本体部32の直径よりも大径で、かつ一体に形成された円板状のフランジ部36と、を有しており、本体部32には、記録テープTが取り付けられるエリアを規定する小フランジ部34が一体に形成されている。この小フランジ部34の直径は、本体部32の直径よりも大きく、かつフランジ部36の直径と同じか、それよりも小さく形成されている。
そして、この小フランジ部34は、フランジ部36よりも薄く形成されており、小フランジ部34とフランジ部36との間が、ドライブ装置の引出部材のフック(図示省略)等に係止される環状溝35とされている。この小フランジ部34を設けることにより、記録テープTを引き出す際に、フック等が記録テープTに接触して傷付けることがない構成である。なお、フランジ部36の外面36Aは、曲率の小さい凸曲面とされている。
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面には、ケース12内においてリーダーピン30を位置決めして保持する上下一対の保持部40が設けられている。この保持部40は、図4で示すように、天板14A内面及び底板16A内面に形成され、記録テープTの引出側が開放された平面視略「U」字状の凹部41を有しており、直立状態のリーダーピン30のフランジ部36は、その開放側から凹部41内に出入可能とされている。なお、保持部40の構成については、後で詳述する。
また、図4、図5で示すように、保持部40と前壁12Aとの間の上ケース14の天板14A及び下ケース16の底板16Aには、略「コ」字状とされた板バネ38を収容する溝部39が形成されている。つまり、板バネ38の基部38Aの上下端部が、溝部39内に固定配置されるようになっている。
そして、この板バネ38の二股状の先端部38Bが、リーダーピン30の上下フランジ部36の外周面36Cにそれぞれ係合(圧接)して、リーダーピン30を保持部40(凹部41)に保持するようになっている(図5参照)。なお、リーダーピン30が保持部40に出入する際には、板バネ38の先端部38Bは、適宜弾性変形して、リーダーピン30の移動を許容する構成である。
また、開口18は、ドア50によって開閉される。このドア50は、図1、図2で示すように、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、ケース12の右壁12Bに沿って移動できるように、開口18内側の天板14A及び底板16Aには、ドア50の上下端部を摺動可能に嵌入させる溝部64が形成されている。
また、ドア50の後端部中央には、シャフト52が突設されており、そのシャフト52には、コイルバネ58が挿嵌されている。そして、シャフト52の後端には、そのコイルバネ58を脱落防止とする拡開部54が形成されている。また、下ケース16には、そのシャフト52に挿嵌されたコイルバネ58の後端を係止する係止部62を有する支持台60が突設されている。
したがって、ドア50は、シャフト52が支持台60上に摺動自在に支持されるとともに、コイルバネ58の後端が係止部62に係止されることにより、そのコイルバネ58の付勢力によって、常時開口18の閉塞方向へ付勢される構成である。なお、開口18の開放時、シャフト52を支持する支持台66を支持台60の後方側に更に突設しておくことが好ましい。
また、ドア50の前端部には、開閉操作用の凸部56が外方に向かって突設されている。この凸部56が、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、そのドライブ装置側の開閉部材(図示省略)と係合するようになっている。これにより、ドア50がコイルバネ58の付勢力に抗して開放される構成である。
次に、保持部40の構成について、更に詳細に説明する。なお、保持部40は、上下共に同じ構成であるため、主に図4、図5で示す下ケース16側の保持部40について説明する。保持部40は、図4、図5で示すように、フランジ部36の外面36A(図3参照)を保持する平面視略「U」字状の凹部41を有しており、その凹部41と高さ方向に所定間隔を隔てた位置には、リーダーピン30(フランジ部36)を保持部40(凹部41)に保持したときに、フランジ部36の内面36B側に、非接触で所定量(例えば、その内面36Bの面積の30%以上)オーバーラップする張出部44が形成されている。
すなわち、凹部41と張出部44との間の間隔W(図10参照)は、フランジ部36の厚さD(図3参照)よりも広く形成されており、凹部41に保持されたフランジ部36の内面36Bと張出部44の外面44Bとの間には、所定のクリアランスが形成されるようになっている。そして、張出部44の記録テープTの引出側略中央には、環状溝35部分の本体部32を許容する平面視略「U」字状の切欠部44Aが形成されている。
また、この張出部44は、上ケース14及び下ケース16に一体成形されるが、成形後に、図示しない金型からの離型が不能とならないように(いわゆるアンダーカット部にならないように)、平面視又は底面視略「U」字状とされた(張出部44の形状に合致した)可動中子(図示省略)によって成形される。したがって、上ケース14及び下ケース16を成形後、金型から離型する際に、その可動中子を取り除くことにより、上ケース14及び下ケース16には、図6(A)で示すような平面視又は底面視略「U」字状の貫通孔(中子孔)42が形成される。
また、上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面の凹部41周りで、かつ貫通孔42周りには、フランジ部36の外周面36Cが対向(当接)する平面視略「U」字状の内壁面43が形成されており、この内壁面43の高さ方向先端部から記録テープTの引出側へ張出部44が一体に延設されている。
なお、貫通孔42、内壁面43、張出部44の前壁12A側で、かつ開口18側の端部は、板バネ38の二股状の先端部38Bを許容するために、それぞれ斜めに切り欠かれたような形状に形成されている。そのため、図6で示す貫通孔42では、その一方の端部42Aの形状と他方の端部42Bの形状とが、互いに異なる形状になるが、端部42A、42Bの形状は、図示の形状に限定されるものではなく、例えば端部42Bの形状を端部42Aの形状と同一にしてもよい。
また、図6(B)で示すように、リーダーピン30(フランジ部36)が保持部40(凹部41)に保持されることにより、貫通孔42がほぼ閉塞されるが、このときのフランジ部36の外周面36Cと内壁面43との間のクリアランスKは、0.5mm未満とされている。
すなわち、張出部44は、本体部32を許容するために平面視略「U」字状に形成され、それに伴って貫通孔42も平面視略「U」字状に形成されているため、貫通孔42の他方の端部42Bにおいては、フランジ部36の外周面36Cと内壁面43との間のクリアランスKが広く空き、貫通孔42にフランジ部36で閉塞され難い非閉塞部42Cができるが、その非閉塞部42Cにおける最大クリアランスKが、0.5mm未満とされている。
ここで、そのクリアランスKを0.5mm未満としているのは、現行の記録テープカートリッジにあって、最もクリアランスが大きいとされるドア50と上ケース14及び下ケース16との間が、0.5mm程度であることによる。つまり、非閉塞部42Cにおける最大クリアランスKが、0.5mm未満であれば、現行の記録テープカートリッジと同等の防塵性を確保することができることによる。
なお、その防塵性を更に高めるために、図7で示すように、貫通孔42を閉塞部材70、例えばシール部材68で閉塞するようにしてもよい。すなわち、上ケース14の天板14A外面及び下ケース16の底板16A外面に、貫通孔42よりも面積の大きいシール部材68を貼着して、貫通孔42を塞ぐようにしてもよい。
また、図8で示すように、閉塞部材70として、貫通孔42を充分に閉塞可能な幅を有する細長いシール部材72を、上ケース14と下ケース16とに跨るように貼着してもよい。このような構成にすれば、防塵性を高めることができるとともに、落下等により、ケース12の開口18近傍に衝撃が加えられたときに、上ケース14と下ケース16が互いに離隔するような口開き現象を抑止することができる。
また更に、図9で示すように、閉塞部材として、貫通孔42を充分に閉塞可能な幅を有する略「コ」字状とされたクリップ部材74を、上ケース14と下ケース16とに跨るように嵌め込んでもよい。すなわち、例えば上ケース14の天板14A外面と下ケース16の底板16A外面に係止凹部(図示省略)を形成し、その係止凹部にクリップ部材74の両先端部を嵌合させるように構成してもよい。
このクリップ部材74は、図8で示したシール部材72よりも剛性が高いので、開口18近傍におけるケース12の剛性を向上させることができる。つまり、このような構成にすれば、防塵性を高めることができるとともに、落下等により、ケース12の開口18近傍に衝撃が加えられたときに、上ケース14と下ケース16が互いに離隔するような口開き現象と、上ケース14及び下ケース16の塑性変形等を共に抑止することができる。
また、図10で示すように、張出部44の切欠部44A側における周面で、かつフランジ部36が挿入される側は、面取り加工又はフィレット加工(R加工)により、所定角度のテーパー面44Cとされている。これにより、リーダーピン30が傾いた状態で、保持部40に戻されても(図10(A)参照)、そのフランジ部36が張出部44に干渉しないで(スタックしないで)収容される構成である(図10(B)参照)。
つまり、これにより、リーダーピン30は、張出部44があっても安定して着脱可能となる構成である。なお、切欠部44A側の周面には、直線部44Dを残すことが望ましい。このような直線部44Dを残すと、張出部44の強度を確保することができる(張出部44の強度を損なわないようにできる)。
以上のような構成の記録テープカートリッジ10において、次に、その作用について説明する。上記構成の記録テープカートリッジ10では、不使用時(保管時や運搬時等、ドライブ装置に装填されないとき)には、開口18がドア50によって閉塞されている。そして、記録テープTがリール20のリールハブ22に巻装されている。
記録テープTを使用する際には、前壁12Aを先頭にして、記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿って、ドライブ装置内へ装填する。すると、まず、そのドライブ装置側に設けられた開閉部材が、ドア50の凸部56に係合する。そして、この状態で、記録テープカートリッジ10が更に矢印A方向へ移動すると、開閉部材が凸部56をコイルバネ58の付勢力に抗しつつ相対的に後方へ移動させる。すると、その凸部56が突設されているドア50は、右壁12Bに沿って、溝部64内を後側へ摺動し、開口18を開放する。
こうして、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に所定深さ装填され、開口18が完全に開放されると、記録テープカートリッジ10は所定高さ下降し、ドライブ装置の位置決め部材(図示省略)が、下ケース16に形成された位置決め用の穴部(図示省略)に挿入される。これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置内における所定位置に精確に位置決めされ、ドア50のそれ以上の摺動(後方への移動)が規制される。
また、記録テープカートリッジ10の下降動作によって、回転シャフトが相対的にギア開口46から進入し、駆動ギアをリールギアに噛合させる。そして、駆動ギアとリールギアとが完全に噛合した状態で、リールプレートが、駆動ギアの内側に設けられた環状のマグネットの磁力によって吸着・保持されることにより、リール20は、駆動ギアに対するリールギアの噛合が維持されつつ、ケース12内で、そのケース12に対して相対回転可能となる。
一方、開放された開口18からは、ドライブ装置に設けられた引出部材がケース12内に進入し、保持部40に位置決め保持されたリーダーピン30を把持して引き出す。なお、このとき、記録テープカートリッジ10はドライブ装置内において精確に位置決めされているので、引出部材は確実にリーダーピン30の環状溝35にそのフックを係止させることができる。
こうして、開口18から抜き出されたリーダーピン30は、図示しない巻取リールに収容される。そして、その巻取リールとリール20とを同期して回転駆動することにより、記録テープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド(図示省略)によって情報の記録や再生が行われる。
情報の記録や再生が終了した記録テープカートリッジ10をドライブ装置から排出する際には、まず、回転シャフトが逆回転することにより、記録テープTがリール20に巻き戻される。そして、記録テープTがリール20に最後まで巻き戻されると、リーダーピン30が保持部40に保持される。なお、このとき、板バネ38の先端部38Bは適宜弾性変形して、リーダーピン30の保持部40への収容を許容する。そして、張出部44が、フランジ部36の内面側で、そのフランジ部36に平面視で所定量オーバーラップする。
その後、記録テープカートリッジ10は所定高さ上昇し、位置決め部材が位置決め用の穴部から抜き出されるとともに、回転シャフトがギア開口46から抜き出され、リールギアに対する駆動ギアの噛合が解除される。そして、記録テープカートリッジ10は、図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動される。すると、この移動に伴って、ドア50はコイルバネ58の付勢力によって開口18の閉塞方向へ摺動し、開口18を完全に閉塞する(初期状態に復帰する)。こうして、開口18が閉塞された記録テープカートリッジ10は、ドライブ装置内から完全に排出される。
ここで更に、保持部40の作用について説明する。図5、図8、図10(B)等で示すように、リーダーピン30は、本体部32の上下両端部に設けられたフランジ部36が、それぞれ上ケース14の天板14A内面と張出部44の間、及び下ケース16の底板16A内面と張出部44の間に入り込んだ状態で、保持部40に保持される。したがって、開口18付近に落下等による衝撃が加えられ、その開口18付近が口開きするように(上ケース14と下ケース16が互いに離隔するように)撓み変形しようとしても、その撓み変形をリーダーピン30によって抑制することができる。
つまり、開口18付近が口開きするように撓み変形すると、リーダーピン30のフランジ部36の内面36B側に、張出部44の外面44B側が圧接するので、その口開きを、リーダーピン30によって抑制することができる。また、これにより、リーダーピン30のフランジ部36が、張出部44によって押さえられることになるので、リーダーピン30の保持部40からの離脱が防止される。
また、ドライブ装置に装填されない不使用時において、張出部44が、平面視略「U」字状の切欠部44Aによって、リーダーピン30の本体部32を許容するとともに、フランジ部36の内面36B側において、常にそのフランジ部36に所定量オーバーラップするので、リーダーピン30は、その傾倒が防止され、保持部40からの離脱が防止される。したがって、図11で示すように、リーダーピン30(フランジ部36)を押さえる板バネ38を省略することができる。
また、ケース12(上ケース14及び下ケース16)に貫通孔42が形成されてしまうが、リーダーピン30のフランジ部36に非接触でオーバーラップする張出部44は、いわゆるアンダーカット部にならないように成形される。したがって、金型にスライド機構を設ける必要がなく、金型の構成が複雑化することがない。つまり、金型の構成を簡略化することができ、金型が高価になる不具合が生じない。また、これにより、複雑な形状である保持部40付近の形状を安定化することができ、トラブルの発生を防止することができる。
また、リーダーピン30が、保持部40に保持された状態で、そのフランジ部36の外周面36Cと、貫通孔42周りに形成される内壁面43との間のクリアランスKが、0.5mm未満とされている。したがって、記録テープカートリッジ10の防塵性を、従来と変わらずに確保することができる。
なお、その貫通孔42を閉塞部材70、即ちシール部材68、72やクリップ部材74で閉塞すると、更に、その防塵性を高めることができる。特に、上ケース14及び下ケース16に跨って設けられるシール部材72やクリップ部材74の場合は、落下等により、ケース12に衝撃が加えられることによって発生する口開き現象を抑止することができる。
また、張出部44(切欠部44A)の形状は、図1〜図11で示す形状に限定されるものではなく、切欠部44Aの形状を、例えば図12で示すように、矩形状に形成したり、例えば図13で示すように、ホームベース形状(五角形状)に形成してもよい。また、例えば図14で示すように、開口18側から順に矩形状と半円形状とを組み合わせたような形状にしてもよい。
特に、この図14で示す張出部44の記録テープTの引出側両端部には、互いにリーダーピン30(本体部32)側へ突出する突出片44Eが形成されているが、その突出片44Eの互いに対向する周面と、本体部32の周面との間には、所定のクリアランスが形成されている。また、このように、張出部44の形状が種々変更されると、当然ながら貫通孔42の形状も、同様の形状に種々変更されることは言うまでもない。
何れにしても、この張出部44(切欠部44A)の形状は、本体部32を許容でき、かつフランジ部36の内面36B側に、非接触で所定量(例えば、内面36Bの30%以上)オーバーラップできるような形状に形成されていればよい。また、張出部44は、上ケース14及び下ケース16の両方に設けられることが望ましいが、上ケース14又は下ケース16のどちらか片方にのみ設けられていてもよい。
また、凹部41の形状は、図1〜図14で示す形状に限定されるものではなく、例えば図15で示すように、凹部41に曲率の小さい(フランジ部36の外面36Aと同一の曲率とされた)凹曲面41Aを形成し、フランジ部36の凸曲面とされた外面36Aを保持するように構成してもよい。これによれば、リーダーピン30をより一層離脱防止に保持することができる。
また、このような構成の記録テープカートリッジ10では、貫通孔42からリーダーピン30のフランジ部36(外面36A)の一部が露出している。したがって、その記録テープカートリッジ10をドライブ装置に装填した時点で(リーダーピン30がケース12から引き出される前に)、その貫通孔42からリーダーピン30にコンタクト(接触)することが可能となる。つまり、これによれば、記録テープカートリッジ10をドライブ装置に装填した時点で、記録テープTに帯電した電荷を、リーダーピン30を介してドライブ装置側へ逃がすことが可能となる。
記録テープカートリッジの概略斜視図 記録テープカートリッジの概略分解斜視図 リーダーピンの概略正面図 リーダーピンを保持していない保持部を示す概略斜視図 リーダーピンを保持している保持部を示す概略斜視図 (A)リーダーピンが保持されていないときの貫通孔を示す概略底面図、(B)リーダーピンが保持されているときの貫通孔を示す概略底面図 貫通孔を閉塞する閉塞部材としてのシール部材を示す概略底面図 貫通孔を閉塞する閉塞部材としてのシール部材を示す概略斜視図 貫通孔を閉塞する閉塞部材としてのクリップ部材を示す概略斜視図 (A)リーダーピンが傾いて保持部へ戻された状態を示す概略側断面図、(B)リーダーピンが保持部へ保持された状態を示す概略側断面図 リーダーピンを押さえるバネを省略したときの保持部を示す概略斜視図 保持部の第1変形例を示す概略斜視図 保持部の第2変形例を示す概略斜視図 保持部の第3変形例を示す概略斜視図 保持部の第4変形例を示す概略正面図
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 上ケース
16 下ケース
18 開口
20 リール
30 リーダーピン(リーダー部材)
32 本体部
34 小フランジ部
35 環状溝
36 フランジ部(鍔部)
36A 外面
36B 内面
36C 外周面
38 板バネ
39 溝部
40 保持部
41 凹部
42 貫通孔
43 内壁面
44 張出部
44A 切欠部
44B 外面
44C テーパー面
44D 直線部
44E 突出片
50 ドア
68 シール部材
70 閉塞部材
72 シール部材
74 クリップ部材

Claims (3)

  1. 上ケースと下ケースとで構成され、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、
    前記記録テープの端部に直接又はリーダーテープを介して取り付けられ、両端に鍔部が形成されたリーダー部材と、
    前記ケースに形成され、前記リーダー部材を引き出すための開口と、
    前記上ケース及び前記下ケースに凹状に形成され、前記開口の近傍で前記リーダー部材の鍔部の外面を保持する保持部と、
    前記保持部が凹状とされることで前記上ケース及び前記下ケースに形成され、前記保持部に保持された前記リーダー部材の鍔部の周面が対向する平面視略「U」字状の壁面と、
    前記壁面の少なくとも一方の高さ方向先端部から前記リーダー部材引出側へ延設され、前記リーダー部材が傾くことなく前記保持部に保持されたときと、前記上ケースと前記下ケースとが互いに離隔するような撓み変形をしないときに、前記鍔部の内面側で、該鍔部に非接触でオーバーラップする張出部と、
    前記張出部がアンダーカット部にならないようにするために、前記壁面よりも前記リーダー部材引出側の前記保持部に形成され、前記リーダー部材が該保持部に保持されたときに、前記鍔部の一部が露出する貫通孔と、
    を有することを特徴とする記録テープカートリッジ。
  2. 前記張出部の前記リーダー部材引出側の内面が、面取り加工又はフィレット加工されていることを特徴とする請求項1に記載の記録テープカートリッジ。
  3. 前記張出部の前記リーダー部材引出側の周面に、直線部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の記録テープカートリッジ。
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