JP2006091715A - 望遠レンズ系 - Google Patents

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Abstract

【課題】 有限距離の被検物を高精細に検査して画像処理を行うことができ、しかも光源の波長が可視光であるとき、及び可視光と近赤外光の混合光であるときとで、焦点移動の少ない安定した解像性能が得られる望遠レンズ系を得る。
【解決手段】 物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群、正のパワーの第2レンズ群、負のパワーの第3レンズ群及び正のパワーの第4レンズ群からなる4群構成の望遠レンズ系であって、全系で6枚以下のレンズからなり、第1レンズ群は、物体側から順に、正負または負正の順の貼合せレンズからなり、次の条件式(1)を満足する望遠レンズ系。
(1)0<f1p/|f1n|<0.5
但し、
f1p;第1レンズ群中の正レンズの焦点距離、
f1n;第1レンズ群中の負レンズの焦点距離。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有限距離の被検物を高精細に検査し、画像処理を行うことを目的とした望遠レンズ系に関する。
従来の望遠レンズ系は殆どが写真レンズであり、画像処理用の高精細の目的に用いることはできない。例えば、特開平8−201687号公報は、4群4枚構成の望遠レンズ系を提案しているが、色収差の補正が不十分で、高精細な画像処理用には不向きである。他に特開平5−27163号公報、特開平7−301749号公報、特開平8−234098号公報があるが、いずれも本発明が目的とする高精細、つまり画面全体において解像力がナイキスト周波数の約80本以上であるような高精細な画像処理用には用いることができない。また、画像処理用では、光源として可視光だけを用いる場合と可視光と近赤外光の混合光を用いる場合とがあり、このような可視光と混合光とで焦点移動が大きいという問題がある。
特開平8‐201687号公報 特開平5‐27163号公報 特開平7‐301749号公報 特開平8‐234098号公報
本発明は、有限距離の被検物を高精細に検査して画像処理を行うことができ、しかも光源の波長が可視光であるとき、及び可視光と近赤外光の混合光であるときとで、焦点移動の少ない安定した解像性能が得られる望遠レンズ系を得ることを目的とする。
本発明は、4群構成の望遠レンズ系において、第1レンズ群を正負の順番を問わず正負レンズの貼合せレンズとすると、高精細な画像処理用に適した望遠レンズ系が得られることを見出してなされたものである。
本発明の望遠レンズ系は、物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群、正のパワーの第2レンズ群、負のパワーの第3レンズ群及び正のパワーの第4レンズ群からなる4群構成の望遠レンズ系であって、全系で6枚以下のレンズからなり、第1レンズ群は、物体側から順に、正負または負正の順の貼合せレンズからなり、次の条件式(1)を満足することを特徴としている。
(1)0<f1p/|f1n|<0.5
但し、
f1p;第1レンズ群中の正レンズの焦点距離、
f1n;第1レンズ群中の負レンズの焦点距離、
である。
本発明の望遠レンズ系は、第2レンズ群、第3レンズ群及び第4レンズ群がそれぞれ単レンズからなることが好ましい。
また、本発明の望遠レンズ系は、第2レンズ群と第4レンズ群のいずれか一方を正負レンズの貼合せレンズとすることが良く、第3レンズ群は単レンズからなることが好ましい。
本発明の望遠レンズ系は、次の条件式(2)及び(3)を満足することが好ましい。
(2)70<ν1p
(3)15<ν1p-ν1n<60
但し、
ν1p;第1レンズ群中の正レンズのアッベ数、
ν1n;第1レンズ群中の負レンズのアッベ数、
である。
さらに、次の条件式(2’)を満足することが好ましい。
(2’)80<ν1p
本発明の望遠レンズ系は、また、物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群、正のパワーの第2レンズ群、負のパワーの第3レンズ群及び正のパワーの第4レンズ群からなる4群構成の望遠レンズ系であって、全系で6枚以下のレンズからなり、第1レンズ群は、物体側から順に、正負または負正の順の貼合せレンズからなり、次の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴としている。
(2)70<ν1p
(3)15<ν1p-ν1n<60
但し、
ν1p;第1レンズ群中の正レンズのアッベ数、
ν1n;第1レンズ群中の負レンズのアッベ数、
である。
さらに、上記の望遠レンズ系は、次の条件式(2’)を満足することが好ましい。
(2’)80<ν1p
また、本発明の望遠レンズ系は、次の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)0.15<Dp/f<0.5
但し、
Dp;第1レンズ群厚と第2レンズ群厚の和、
f;全系の焦点距離、
である。
第1レンズ群の貼合せレンズは、例えば、正負の順によらず、その物体側に曲率大なる凸面を有することができる。
本発明の望遠レンズ系によれば、有限距離の被検物を高精細に検査して画像処理を行うことができ、しかも光源の波長が可視光であるとき、及び可視光と近赤外光の混合光であるときとで、焦点移動の少ない安定した解像性能を得ることができる。
本実施形態の望遠レンズ系は、図1(数値実施例1)、図3(数値実施例2)、図5(数値実施例3)、図7(数値実施例4)、図9(数値実施例5)、図11(数値実施例6)、図13(数値実施例7)及び図15(数値実施例8)の各実施例に示すように、いずれも物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群10、正のパワーの第2レンズ群20、負のパワーの第3レンズ群30及び正のパワーの第4レンズ群40を有する4群構成であり、いずれの実施例でも、第1レンズ群は、物体側から順に、正負または負正の順の貼合せレンズからなっている。そして、数値実施例1から3及び6から9は、第2レンズ群、第3レンズ群及び第4レンズ群がいずれも単レンズからなり(全系として4群5枚からなり)、数値実施例4は、第3レンズ群と第4レンズ群が単レンズで、第2レンズ群が物体側から順に正負の順の貼合せレンズからなり、数値実施例5は、第2レンズ群と第3レンズ群が単レンズで、第4レンズ群が物体側から順に負正の順の貼合せレンズからなっている(全系として4群6枚からなっている)。絞りSは、第3レンズ群30と第4レンズ群40の間に位置している。フォーカシングは全系を繰り出して行う。
条件式(1)は、4群構成の望遠レンズ系において、正のパワーの第1レンズ群を正負レンズ(順番を問わない)の貼合せレンズとした上で、その正レンズと負レンズのパワーの比を定めた条件である。条件式(1)の下限を超えると、色収差が補正不足となり、上限を超えると色収差が補正過剰となる。
第1レンズ群の貼合せレンズは、正負の順によらず、その物体側に曲率大なる凸面を備えている。このように第1レンズ群の最も物体側の面を曲率大なる凸面とすると、絞りに対してコンセントリックな形状となり歪曲収差の補正に有利である。
条件式(2)は、色収差を低減するための別の条件である。一般的に、望遠レンズ系の物体側の正レンズに低分散ガラスを使用すれば色収差が低減できることは知られているが、本発明は、正の第1レンズ群を貼合せレンズとし、その正レンズを条件式(2)を満足する低分散ガラスから構成した点もまた特徴としている。条件式(2)を満足しない硝材では色収差を十分に補正することができない。色収差を十分補正するには、条件式(2’)を満足するのがより好ましい。
条件式(3)は、貼合せ第1レンズ群の正負レンズのアッベ数の差に関する条件である。条件式(3)の下限を越えると色収差の補正が不足し、上限を越えると色収差が補正過剰となり適切ではない。
条件式(4)は、ともに正のパワーの第1レンズ群と第2レンズ群の厚さに関する条件である。色収差の補正のためには、正のパワーのレンズ群のレンズ厚が大きいことが好ましい。条件式(2)、(3)を満足するような低分散の硝材と組み合わせれば、より好適に色収差を補正することができる。条件式(4)の下限を超えると、色収差が補正不足となり、上限を超えると色収差の補正には有利であるが、第3レンズ群と第4レンズ群が絞りと接近してしまうので、コマ収差、非点収差、歪曲収差の補正が難しくなる。
次に具体的な数値実施例を示す。これらの数値実施例は、第1面の前方250(D0=-250)の有限物体距離を基準として設計した例である。諸収差図中、球面収差で表される色収差(軸上色収差)図及び倍率色収差図中のd線、g線、C線、A’線はそれぞれの波長に対する収差であり、Sはサジタル、Mはメリディオナルである。また、表及び図面中のFNO.及びFは無限遠物体に対するFナンバー、fは全系の焦点距離、mは横倍率、yは像高、fB はバックフォーカス、rは曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、Nd はd線の屈折率、νはアッベ数を示す。
(数値実施例1)
図1及び図2と表1は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例1を示している。図1はそのレンズ構成図、図2はその諸収差図、表1はその数値データである。
この望遠レンズ系は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ11と両凸正レンズ12の貼合せレンズ(第1レンズ群10)、物体側に凸の正メニスカスレンズ(第2レンズ群)20、両凹負レンズ(第3レンズ群)30、絞りS、両凸正レンズ(第4レンズ群)40からなっている。第1レンズ群10の物体側の面は像側の面よりも曲率大なる凸面である。CG(面No. 10〜11)は、カバーガラスである。絞りSは7面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867の位置にある。
(表1)
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.249
fB = 31.51
面No. r d Nd ν
1 22.936 1.80 1.51742 52.4
2 16.738 9.18 1.49700 81.6
3 -668.236 1.50 ‐ ‐
4 17.534 9.17 1.48749 70.2
5 27.859 1.16 ‐ ‐
6 -41.063 2.55 1.71736 29.5
7 14.658 5.40 ‐ ‐
8 39.985 2.80 1.80100 35.0
9 -46.392 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例2)
図3及び図4と表2は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例2を示している。図3はそのレンズ構成図、図4はその諸収差図、表2はその数値データである。この望遠レンズ系の基本的なレンズ構成は数値実施例1と同様である。絞りSは7面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867の位置にある。
(表2)
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.250
fB = 31.40
面No. r d Nd ν
1 22.005 2.00 1.51633 64.1
2 17.917 7.48 1.45600 90.3
3 -201.588 1.50 ‐ ‐
4 17.694 9.00 1.48749 70.2
5 27.154 1.24 ‐ ‐
6 -40.182 4.58 1.71736 29.5
7 14.400 4.85 ‐ ‐
8 34.194 2.80 1.80100 35.0
9 -51.314 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例3)
図5及び図6と表3は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例3を示している。図5はそのレンズ構成図、図6はその諸収差図、表3はその数値データである。この望遠レンズ系の基本的なレンズ構成は数値実施例1と同様である。絞りSは7面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867の位置にある。
(表3)
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.248
fB = 31.64
面No. r d Nd ν
1 22.299 2.00 1.56732 42.8
2 16.398 8.81 1.48749 70.2
3 -383.093 1.50 ‐ ‐
4 17.396 8.58 1.48749 70.2
5 30.468 1.13 ‐ ‐
6 -49.565 2.84 1.71736 29.5
7 14.610 5.95 ‐ ‐
8 41.381 2.80 1.80100 35.0
9 -52.859 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例4)
図7及び図8と表4は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例4を示している。図7はそのレンズ構成図、図8はその諸収差図、表4はその数値データである。この数値実施例では、第2レンズ群20が、物体側から順に位置する、両凸正レンズ21と両凹負レンズ22の貼合せレンズからなっており、この他の構成は数値実施例1と同様である。CG(面No. 11〜12)は、カバーガラスである。絞りSは8面(第3レンズ群30)の後方(像側)2.000の位置にある。
(表4)
FNO. = 1:2.8
f = 74.87
m = -0.373
fB = 47.36
面No. r d Nd ν
1 28.461 1.94 1.53172 48.9
2 18.624 4.65 1.49700 81.6
3 -978.338 1.50 ‐ ‐
4 18.936 11.38 1.48749 70.2
5 -29.881 1.80 1.51742 52.4
6 23.800 3.46 ‐ ‐
7 -43.238 1.80 1.71736 29.5
8 14.592 3.70 ‐ ‐
9 28.660 2.80 1.80100 35.0
10 -39.321 1.00 ‐ ‐
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例5)
図9及び図10と表5は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例5を示している。図9はそのレンズ構成図、図10はその諸収差図、表5はその数値データである。この数値実施例は、第4レンズ群40が、物体側に凸の負メニスカスレンズ41と両凸正レンズ42の貼合せレンズからなっており、この他の構成は数値実施例1と同様である。CG(面No. 11〜12)は、カバーガラスである。絞りSは7面(第3レンズ群30)の後方(像側)2.000の位置にある。
(表5)
FNO. = 1:2.8
f = 74.87
m = -0.369
fB = 7.30
面No. r d Nd ν
1 22.962 2.00 1.53172 48.9
2 18.245 8.62 1.49700 81.6
3 -393.742 1.50 ‐ ‐
4 17.922 9.00 1.48749 70.2
5 26.326 1.22 ‐ ‐
6 -39.696 3.38 1.71736 29.5
7 14.739 5.05 ‐ ‐
8 36.201 1.20 1.80518 25.4
9 29.799 3.00 1.80100 35.0
10 -46.085 1.00 ‐ ‐
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例6)
図11及び図12と表6は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例6を示している。図11はそのレンズ構成図、図12はその諸収差図、表6はその数値データである。この数値実施例は、第1レンズ群10の貼合せレンズの正負レンズの正負の順が逆である(物体側に両凸正レンズ11で像側に像側に凸の負メニスカスレンズ12)点を除き、先の数値実施例1ないし3レンズ構成と同様である。第1レンズ群10の物体側の面が像側の面よりも曲率大なる凸面である点は先の実施例と同じである。絞りSは7面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867の位置にある。
(表6)
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.252
fB = 31.10
面No. r d Nd ν
1 22.861 5.61 1.49700 81.6
2 -130.913 1.80 1.80610 40.9
3 -179.799 1.50 ‐ ‐
4 18.574 9.00 1.48749 70.2
5 29.631 1.21 ‐ ‐
6 -49.634 5.06 1.71736 29.5
7 13.919 5.60 ‐ ‐
8 34.998 2.80 1.80100 35.0
9 -66.042 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例7)
図13及び図14と表7は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例7を示している。図13はそのレンズ構成図、図14はその諸収差図、表7はその数値データである。この数値実施例の基本構成は、数値実施例6と同様である。絞りSは8面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867 の位置にある。
(表7)
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.251
fB = 31.15
面No. r d Nd ν
1 22.699 5.98 1.48749 70.2
2 -112.747 1.80 1.80518 25.4
3 -157.849 1.50 ‐ ‐
4 18.409 8.60 1.48749 70.2
5 31.166 1.19 ‐ ‐
6 -52.111 5.22 1.71736 29.5
7 13.897 5.74 ‐ ‐
8 35.129 2.80 1.80100 35.0
9 -70.570 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例8)
図15及び図16と表8は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例8を示している。図15はそのレンズ構成図、図16はその諸収差図、表8はその数値データである。この数値実施例の基本的レンズ構成は数値実施例1ないし3と同様である。絞りSは8面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867の位置にある。
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.240
fB = 33.31
面No. r d Nd ν
1 23.692 2.00 1.51633 64.1
2 18.093 7.94 1.49700 81.6
3 4272.957 1.50 ‐ ‐
4 18.602 8.78 1.49700 81.6
5 29.195 1.24 ‐ ‐
6 -49.692 2.61 1.67270 32.1
7 14.749 6.92 ‐ ‐
8 38.653 2.80 1.80400 46.6
9 -51.851 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
(数値実施例9)
図17及び図18と表9は、本発明の望遠レンズ系の数値実施例9を示している。図17はそのレンズ構成図、図18はその諸収差図、表9はその数値データである。この数値実施例の基本的レンズ構成は数値実施例1ないし3、8と同様である。絞りSは8面(第3レンズ群30)の後方(像側)1.867の位置にある。
(表9)
FNO. = 1:2.8
f = 49.98
m = -0.235
fB = 34.14
面No. r d Nd ν
1 23.775 2.00 1.53172 48.9
2 18.638 7.78 1.49700 81.6
3 -714.519 1.50 ‐ ‐
4 19.229 9.00 1.48749 70.2
5 29.242 1.25 ‐ ‐
6 -41.118 1.84 1.66680 33.0
7 15.444 7.57 ‐ ‐
8 44.577 2.80 1.77250 49.6
9 -38.968 1.00 ‐ ‐
10 ∞ 0.75 1.49782 66.8
11 ∞ - ‐ ‐
各数値実施例の各条件式に対する値を表10に示す。
(表10)
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
条件式(1) 0.25 0.16 0.26 0.34 0.18
条件式(2) 81.6 90.3 70.2 81.6 81.6
条件式(3) 29.2 26.2 27.4 32.7 32.7
条件式(4) 0.403 0.370 0.388 0.360 0.393

実施例6 実施例7 実施例8 実施例9
条件式(1) 0.07 0.08 0.22 0.20
条件式(2) 81.6 70.2 81.6 81.6
条件式(3) 40.7 44.8 17.5 32.7
条件式(4) 0.328 0.328 0.375 0.376
表10からも明らかなように、数値実施例1ないし数値実施例9の数値は、各条件式を満足しており、かつ諸収差もよく補正されている。特に球面収差で示される色収差図及び倍率色収差図に明らかなように、A'線(近赤外光)の収差と、d線、g線、C線の収差との差が小さく、可視光と近赤外光との混合光による焦点移動が少ないことが分かる。
本発明による望遠レンズ系の数値実施例1のレンズ構成図である。 図1のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例2のレンズ構成図である。 図3のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例3のレンズ構成図である。 図5のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例4のレンズ構成図である。 図7のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例5のレンズ構成図である。 図9のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例6のレンズ構成図である。 図11のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例7のレンズ構成図である。 図13のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例8のレンズ構成図である。 図15のレンズ構成の諸収差図である。 本発明による望遠レンズ系の数値実施例9のレンズ構成図である。 図17のレンズ構成の諸収差図である。

Claims (9)

  1. 物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群、正のパワーの第2レンズ群、負のパワーの第3レンズ群及び正のパワーの第4レンズ群からなる4群構成の望遠レンズ系であって、
    全系で6枚以下のレンズからなり、
    第1レンズ群は、物体側から順に、正負または負正の順の貼合せレンズからなり、
    次の条件式(1)を満足することを特徴とする望遠レンズ系。
    (1)0<f1p/|f1n|<0.5
    但し、
    f1p;第1レンズ群中の正レンズの焦点距離、
    f1n;第1レンズ群中の負レンズの焦点距離。
  2. 請求項1記載の望遠レンズ系において、第2レンズ群、第3レンズ群及び第4レンズ群はそれぞれ単レンズからなる望遠レンズ系。
  3. 請求項1記載の望遠レンズ系において、第2レンズ群と第4レンズ群のいずれか一方が正負レンズの貼合せレンズからなり、第3レンズ群が単レンズからなっている望遠レンズ系。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の望遠レンズ系において、次の条件式(2)及び(3)を満足する望遠レンズ系。
    (2)70<ν1p
    (3)15<ν1p-ν1n<60
    但し、
    ν1p;第1レンズ群中の正レンズのアッベ数、
    ν1n;第1レンズ群中の負レンズのアッベ数。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の望遠レンズ系において、次の条件式(2’)を満足する望遠レンズ系。
    (2’)80<ν1p
  6. 物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群、正のパワーの第2レンズ群、負のパワーの第3レンズ群及び正のパワーの第4レンズ群からなる4群構成の望遠レンズ系であって、
    全系で6枚以下のレンズからなり、
    第1レンズ群は、物体側から順に、正負または負正の順の貼合せレンズからなり、
    次の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする望遠レンズ系。
    (2)70<ν1p
    (3)15<ν1p-ν1n<60
    但し、
    ν1p;第1レンズ群中の正レンズのアッベ数、
    ν1n;第1レンズ群中の負レンズのアッベ数。
  7. 請求項6記載の望遠レンズ系において、次の条件式(2’)を満足する望遠レンズ系。
    (2’)80<ν1p
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載の望遠レンズ系において、次の条件式(4)を満足する望遠レンズ系。
    (4)0.15<Dp/f<0.5
    但し、
    Dp;第1レンズ群厚と第2レンズ群厚の和、
    f;全系の焦点距離。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項記載の望遠レンズ系において、第1レンズ群の貼合せレンズは、正負の順によらず、その物体側に曲率大なる凸面を有する望遠レンズ系。
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