JP6435783B2 - 接眼光学系 - Google Patents

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本発明は、接眼光学系に関する。
従来、デジタルカメラ、ビデオカメラ、デジタル望遠鏡、デジタル双眼鏡等の電子ビューファインダーに用いられ、液晶表示面に表示された画像を拡大して観察するための接眼光学系が知られている。近年では、カメラ等の小型化に伴い、表示素子の高画素化と高品質化、さらには小型化が進んでいる。このため、小型の表示素子に対応した高い倍率と良好な光学性能を持つ接眼光学系が要求されている。
特許文献1−3には、物体側(表示素子側)から射出瞳側に向かって順に、正、負、正の3群で構成したタイプの接眼光学系が開示されている。また各群をそれぞれ単レンズで構成した簡素なもの(正負正の3枚レンズ構成)では、非球面を複数の面に用いている。
特開2007−264179号公報 特開2010−266776号公報 特開2012−68302号公報
しかしながら、小型の表示素子を用い、必要十分なアイレリーフと視野角を確保しつつ、良好な光学性能を維持することは難しい。例えば、特許文献1の接眼光学系は、収差の補正が不十分であるという問題がある。また特許文献2や特許文献3の接眼光学系は、小型の表示素子を用いた場合、必要十分なアイレリーフと視野角が得られないという問題がある。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、簡素な構成でありながら、電子ビューファインダーに用いて好適な接眼光学系を得ることを目的とする。
本発明の接眼光学系は、物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズと、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズと、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズとで構成され、次の条件式(1)条件式(2)及び条件式(3)を満足することを特徴としている。
(1)0.53<L2n2・m2a<2
(2)0.75<f3/f<0.854
(3)0.2<L2d/f3<0.4
但し、
L2n:第2レンズ(負単レンズ)のd線に対する屈折率、
m2a:第2レンズ(負単レンズ)の物体側の面の面倍率、
L2d:第2レンズ(負単レンズ)の中心厚、
f3:第3レンズ(正単レンズ)の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
第2レンズ(負単レンズ)の物体側の面を球面で構成する場合、条件式(1)が規定する条件範囲の中でも、次の条件式(1’)を満足することがより好ましい。
(1’)0.75<L2n2・m2a<1.35
条件式(2)が規定する条件範囲の中でも、次の条件式(2’)を満足することがより好ましい。
(2’)0.75<f3/f<0.851
第3レンズ(正単レンズ)は、射出瞳側に凸面を向けていることができる。
本発明の接眼光学系は、次の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)−0.5<L3b/L3a<0.3
但し、
L3a:第3レンズ(正単レンズ)の物体側の面の曲率半径、
L3b:第3レンズ(正単レンズ)の射出瞳側の面の曲率半径、
である。
本発明によれば、簡素な構成でありながら、電子ビューファインダーに用いて好適な接眼光学系を得ることができる。
本発明による接眼光学系の数値実施例1のレンズ構成図である。 図1の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例2のレンズ構成図である。 図3の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例3のレンズ構成図である。 図5の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例4のレンズ構成図である。 図7の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例5のレンズ構成図である。 図9の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。 本発明による接眼光学系の数値実施例6のレンズ構成図である。 図11の構成において視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。
図1、図3、図5、図7、図9、図11に示す各数値実施例1−6の接眼光学系よりも物体側の所定の位置には、図示を省略した液晶表示面が位置しており、この液晶表示面には、電気的な画像信号によって観察対象である物体の画像が表示される。接眼光学系は、この液晶表示面に表示された画像を拡大して観察するためのものである。EPはアイポイントである。
本実施形態の接眼光学系は、図1、図3、図5、図7、図9、図11に示す各数値実施例1−6を通じて、物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズL1と、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズL2と、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズ(第3レンズ群)L3とで構成されている。第1レンズL1よりも物体側には、画像表示素子用のカバーガラスCG1が位置しており、第3レンズL3よりも射出瞳側には、保護用のカバーガラスCG2が位置している。なお、第3レンズL3に1枚または2枚以上のレンズを追加して、これらの複数枚のレンズを「正のパワーを有する第3レンズ群」とする態様も可能である。
このように本実施形態の接眼光学系は、物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズL1と、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズL2と、正のパワーを有する第3レンズ群(第3レンズL3)とで構成されることを必須の要件としている。第2レンズL2に負のパワーを持たせることで、色収差と像面湾曲(ペッツバール和)を良好に補正することが可能になる。また各レンズの各種パラメータを最適設定することで、簡素な構成でありながら、小型の表示素子(LCD等)に対応する高い倍率と、良好な光学性能を得ることが可能になる。
条件式(1)は、強い発散面となる第2レンズL2の物体側の面についての条件式である。強い発散面は、特に高次の球面収差、コマ収差、非点隔差を発生しやすいが、面倍率(面の入射と射出の横倍率)とレンズの屈折率のバランスを適切に保つことにより、その発生量を少なく保つことができる。条件式(1)はそのバランスを適切に保つ条件である。よって、条件式(1)の上限または下限を外れると、高次の球面収差、コマ収差、非点隔差が増大してしまう。
ここで条件式(1)は、その値が1でありかつ第2レンズL2が球面形状である場合、第2レンズL2の物体側の面がアプラナティック条件を満足するため、球面収差、コマ収差、非点隔差の発生がこの面においてはゼロとなる。条件式(1)は、表現を変えればアプラナティック条件不満足量の限界値を規定するものと言える。本実施形態では、条件式(1)の上限または下限に近い数値実施例(数値実施例3、4)において、この面に非球面を用いている。しかし、非球面を採用しても、条件式(1)の範囲を超えてアプラナティック条件から大きく離れると、球面収差、コマ収差、非点隔差の3収差すべてを小さく保つことはできない。条件式(1)は、この発散面でのこれら3収差すべてを小さく保つ為の条件である。
なお、第2レンズL2の物体側の面を球面で構成する場合、さらに条件式(1’)を満足することが望ましい。これにより、第2レンズL2の物体側の面が球面であっても、球面収差、コマ収差、非点隔差の3収差すべてを小さく保つことができる。
条件式(2)は、第3レンズ群(第3レンズL3)のパワーを規定するものである。第3レンズ群(第3レンズL3)は、強い負のパワーの第2レンズL2によって発散された光束を観察者が観察可能な視度(例えば-1Dptr)にするともに、第2レンズL2と合わせて色収差やペッツバール和を適切に保つ役割を担う。よって、第3レンズ群(第3レンズL3)のパワーを適切に保つことにより第2レンズL2の負のパワーも適切に保たれ、色収差の補正とペッツバール和の値を良好に保つことができる。条件式(2)の上限を超えると、第3レンズ群(第3レンズL3)のパワーが不足し、それに伴い第2レンズL2の負のパワーも不足する為、色収差やペッツバール補正が不十分となる。条件式(2)の下限を超えると、第3レンズ群(第3レンズL3)のパワーが強くなりすぎ、従って第2レンズL2の負のパワーも強くなりすぎるため、コマ収差や非点隔差が増大してしまう。
条件式(3)は、第2レンズL2のレンズ厚を規定するものである。第2レンズL2は、色収差やペッツバール値を適切に保つ為に強い負のパワーを維持する必要があり、本実施形態では特に第2レンズL2の入射面に発散面を置くことでそれを達成している。第2レンズL2の入射面に強い発散効果を持たせる為には、第3レンズ群(第3レンズL3)の軸上光束の光線高さより低い光線高さとなる位置に第2レンズL2の入射面位置を置く必要が生じる。そして第2レンズL2の入射面の光線高さは、第3レンズ群(第3レンズL3)のパワー強ければより低くなり、弱ければあまり低くできない。一方、第2レンズL2の射出面は光学系全体の小型化を考慮すると第3レンズ群(第3レンズL3)に接近して配置されるため、軸上光束の光線高さを低くすることができない。条件式(3)は、第2レンズL2の射出面と入射面の間隔(すなわち第2レンズL2のレンズ厚)と第3レンズ群(第3レンズL3)のパワーとの比を規定して、色収差やペッツバールの値を適切に保つための条件である。よって条件式(3)の下限を超えて第2レンズL2のレンズ厚が小さくなると、第2レンズL2の入射面の負のパワーが弱くなりすぎて色収差やペッツバールの補正が不足する。条件式(3)の上限を超えて第2レンズL2のレンズ厚が大きくなると、第2レンズL2の入射面の負のパワーが強くなりすぎて色収差やペッツバールが補正過剰となる。
条件式(4)は、本実施形態のように第3レンズ群を単レンズ(第3レンズL3)で構成する場合の入射出面の曲率半径の比であり、この単レンズ(第3レンズL3)で発生するコマ収差を補正する為の条件である。一般に単レンズのコマ収差は入射出面の曲率半径の比を適切に設定することで補正できることが知られている。ただしその比率はレンズの屈折率や非球面の有無によって変化する。条件式(4)はレンズ屈折率や非球面を考慮して規定したものである。よって条件式(4)の上下限を超えるとコマ収差が増大してしまう。
次に具体的な数値実施例1−6を示す。諸収差図及び表中において、D線、G線、C線はそれぞれの波長に対する収差、Sはサジタル、Mはメリディオナル、Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、N(d)はd線に対する屈折率、ν(d)はd線に対するアッベ数を示す。長さの単位は[mm]である。
回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数、xはサグ量)
[数値実施例1]
図1−図2と表1−表3は、本発明による接眼光学系の数値実施例1を示している。図1はレンズ構成図、図2は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表1は面データ、表2は非球面データ、表3は各種データである。
接眼光学系よりも物体側には、図示を省略した液晶表示面が位置しており、この液晶表示面には、電気的な画像信号によって観察対象である物体の画像が表示される。接眼光学系は、この液晶表示面に表示された画像を拡大して観察するためのものである。EPはアイポイントである。
本数値実施例1の接眼光学系は、物体側から射出瞳側に向かって順に、両凸正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズL1と、射出瞳側に凸面を向けた負メニスカス単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズL2と、両凸正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズ(第3レンズ群)L3とで構成されている。第1レンズL1よりも物体側には、画像表示素子用のカバーガラスCG1が位置しており、第3レンズL3よりも射出瞳側には、保護用のカバーガラスCG2が位置している。
(表1)
Figure 0006435783
(表2)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
8 0.0000 1.46200E-04 1.21500E-06 -1.45100E-08 3.65600E-10
(表3)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.74
f3(第3レンズ(第3レンズ群)L3の焦点距離):15.04
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.306
B(射出角):13.7°
ルーペ倍率:12.7
アイレリーフ:13.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
[数値実施例2]
図3−図4と表4−表6は、本発明による接眼光学系の数値実施例2を示している。図3はレンズ構成図、図4は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表4は面データ、表5は非球面データ、表6は各種データである。
この数値実施例2のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表4)
Figure 0006435783
(表5)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.0000 8.34000E-05 0.00000E+00 2.73600E-08 0.00000E+00
8 0.0000 9.56000E-05 1.65500E-06 -2.25100E-08 3.65800E-10
(表6)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.51
f3(第3レンズ(第3レンズ群)L3の焦点距離):16.53
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.306
B(射出角):13.8°
ルーペ倍率:12.8
アイレリーフ:13.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
[数値実施例3]
図5−図6と表7−表9は、本発明による接眼光学系の数値実施例3を示している。図5はレンズ構成図、図6は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表7は面データ、表8は非球面データ、表9は各種データである。
この数値実施例3のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表7)
Figure 0006435783
(表8)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.0000 1.39700E-04 0.00000E+00 -3.34500E-08 0.00000E+00
5 0.0000 1.06300E-04 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00
8 0.0000 8.36300E-05 1.70000E-06 -2.43100E-08 4.04700E-10
(表9)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.64
f3(第3レンズ(第3レンズ群)L3の焦点距離):16.70
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.208
B(射出角):13.7°
ルーペ倍率:12.7
アイレリーフ:13.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
[数値実施例4]
図7−図8と表10−表12は、本発明による接眼光学系の数値実施例4を示している。図7はレンズ構成図、図8は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表10は面データ、表11は非球面データ、表12は各種データである。
この数値実施例4のレンズ構成は、以下の点を除き、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)正のパワーを有する第1レンズL1が、射出瞳側に凸面を向けた正メニスカス単レンズからなる。
(2)負のパワーを有する第2レンズL2が、両凹負単レンズからなる。
(表10)
Figure 0006435783
(表11)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.0000 8.10000E-05 0.00000E+00 5.94900E-08 0.00000E+00
5 0.0000 -6.24000E-05 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00
8 0.0000 5.22000E-05 -1.13400E-07 7.57000E-09 -1.41000E-11
(表12)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.46
f3(第3レンズ(第3レンズ群)L3の焦点距離):15.61
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.722
B(射出角):13.7°
ルーペ倍率:12.8
アイレリーフ:13.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
[数値実施例5]
図9−図10と表13−表15は、本発明による接眼光学系の数値実施例5を示している。図9はレンズ構成図、図10は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表13は面データ、表14は非球面データ、表15は各種データである。
この数値実施例5のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表13)
Figure 0006435783
(表14)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.0000 7.71600E-05 0.00000E+00 1.71100E-08 0.00000E+00
8 0.0000 8.77500E-05 1.75000E-06 -2.66600E-08 4.18400E-10
(表15)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.88
f3(第3レンズ(第3レンズ群)L3の焦点距離):16.90
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.254
B(射出角):13.6°
ルーペ倍率:12.6
アイレリーフ:13.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
[数値実施例6]
図11−図12と表16−表18は、本発明による接眼光学系の数値実施例6を示している。図11はレンズ構成図、図12は視度が−1ディオプターの時の諸収差図である。表16は面データ、表17は非球面データ、表18は各種データである。
この数値実施例5のレンズ構成は、以下の点を除き、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)正のパワーを有する第1レンズL1が、射出瞳側に凸面を向けた正メニスカス単レンズからなる。
(表16)
Figure 0006435783
(表17)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
4 0.0000 1.58400E-04 0.00000E+00 1.43000E-07 0.00000E+00
8 0.0000 1.15500E-04 1.48800E-06 -2.58900E-08 4.87500E-10
(表18)
各種データ
明るさ絞り(瞳径ER):第10面 φ10.4
視度:-1.0 Dptr
f(全系の焦点距離):19.48
f3(第3レンズ(第3レンズ群)L3の焦点距離):15.64
m2a(第2レンズL2の物体側の面の面倍率):0.388
B(射出角):13.7°
ルーペ倍率:12.8
アイレリーフ:13.000
表示LCDのサイズ:0.38型 横幅×縦幅 7.68×5.76
対角像高:4.80
各数値実施例の各条件式に対する値を表19に示す。
(表19)
Figure 0006435783
表19から明らかなように、数値実施例1〜数値実施例6は、条件式(1)〜(4)を満足しており、諸収差図から明らかなように諸収差は比較的よく補正されている。
L1 正のパワーを有する第1レンズ
L2 負のパワーを有する第2レンズ
L3 正のパワーを有する第3レンズ(第3レンズ群)
CG1 CG2 カバーガラス
EP アイポイント

Claims (3)

  1. 物体側から射出瞳側に向かって順に、正単レンズからなり正のパワーを有する第1レンズと、負単レンズからなり負のパワーを有する第2レンズと、正単レンズからなり正のパワーを有する第3レンズとで構成され、次の条件式(1)条件式(2)及び条件式(3)を満足することを特徴とする接眼光学系。
    (1)0.53<L2n2・m2a<2
    (2)0.75<f3/f<0.854
    (3)0.2<L2d/f3<0.4
    但し、
    L2n:第2レンズのd線に対する屈折率、
    m2a:第2レンズの物体側の面の面倍率、
    L2d:第2レンズの中心厚、
    f3:第3レンズの焦点距離、
    f:全系の焦点距離。
  2. 請求項1記載の接眼光学系において、第3レンズは射出瞳側に凸面を向けている接眼光学系。
  3. 請求項1又は2記載の接眼光学系において、次の条件式(4)を満足する接眼光学系。
    (4)−0.5<L3b/L3a<0.3
    但し、
    L3a:第3レンズの物体側の面の曲率半径、
    L3b:第3レンズの射出瞳側の面の曲率半径。
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