JP2006088789A - 車両用視界支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フロントウィンドウへの映り込みを緩和する車両用視界支援装置を提供すること。
【解決手段】 車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、車両の進行方向に、外光の入射が低減された暗所を検出する暗所検出手段と、車両の側面ウィンドウに対して外光の入射を制限する側面窓外光入射制限手段と、車両の背面ウィンドウに対して外光の入射を制限する背面窓外光入射制限手段と、車両の上面ウィンドウに対して外光の入射を制限する上面窓外光入射制限手段とのうち1以上の外光入射制限手段と、車両が暗所検出手段によって検出された暗所を走行する場合に、外光入射制限手段によって外光の入射を低減させる制御手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載され、運転者の視界確保を支援する視界支援装置に関する。
車両を運転中、照度の変化に対して運転者の視認性を低下させないために、例えば、実用新案文献1に開示されている視界向上装置が用いられる。
実用新案文献1には、車両前方にトンネルが存在することを検出した場合はフロントウィンドウやサンバイザの光透過率を低減し、車両がトンネルに進入した場合は光透過率を上昇させるという視界向上装置が開示されている。すなわち、トンネル進入時に車外の照度は急激に低下するのに対し、運転者の視野近辺の照度は徐々に低下させるものである。従って、運転者の目が暗さに慣れてからトンネルに進入するため、運転者の視力低下を抑えることができる。
実用新案文献1
実開昭60−115709号公報
昼間のように照度の高い状況の下、車両がトンネルへ進入する場合には、トンネル内の暗さが背景となってフロントウィンドウが鏡面化するとともに、後方から入射する光によって車室内は明るい状態となる。そのため、鏡面化したフロントウィンドウに車室内の部品や人の姿が映り込み、運転者の前方の視界が妨げられるという問題がある。この問題は、実用新案文献1に記載の視界向上装置を用いて、フロントウィンドウの光透過率を低減したとしても解決することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、フロントウィンドウへの映り込みを改善する車両用視界支援装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、前面ウィンドウと、側面ウィンドウと背面ウィンドウと上面ウィンドウとのうち1以上のウィンドウと、を備えた車両において、車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、車両の進行方向に、外光の入射が低減された暗所を検出する暗所検出手段と、ウィンドウのうち1以上のウィンドウに対して外光の入射を制限する1以上の外光入射制限手段と、車両が暗所検出手段によって検出された暗所へ進入したときに、外光入射制限手段によって外光の入射を低減させる制御手段とを有する車両用視界支援装置を特徴とする。また、暗所検出手段は、建造物に関する情報を含む地図データが蓄積された地図データ記憶手段と、車両の位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段によって検出された車両の位置に対応する地図データから、車両の進行方向に存在する暗所を検索する暗所検索手段とを備えてもよい。
このように、前面ウィンドウ以外からの外光の入射を低減して、車室内を暗くすることにより、車室内の部品や人の姿が前面ウィンドウに映り込む現象を緩和することができる。また、少なくとも車両が暗所へ進入したときに外光の入射を低減することで、顕著に現れる映り込みに対して効果を奏する。
さらに、前面ウィンドウに対して外光の入射を制限する前面窓外光入射制限手段とを有し、制御手段は、車両が暗所検出手段によって検出された暗所へ進入したときに、前面窓外光入射制限手段による外光の入射の低減を禁止することを特徴としてもよい。
すなわち、前面ウィンドウに対して外光の入射を低減すると、前面ウィンドウの鏡面効果が増してしまう。従って、前面ウィンドウに対しては外光の入射の低減を禁止することにより、映り込みを緩和する効果が低下することを防ぐことが可能となる。
請求項3に記載の発明は、車両から暗所までの距離を検出する到達距離検出手段とを有し、制御手段は、到達距離検出手段によって検出された距離が第1閾値以下である場合に、外光入射制限手段によって予め外光の入射の低減を開始させることを特徴とする。また、請求項4に記載の発明は、車両が暗所へ進入した場合、暗所における走行距離を検出する走行距離検出手段とを有し、制御手段は、走行距離検出手段によって検出された距離が第2閾値以上である場合に、外光入射制限手段による外光の入射の低減を終了させることを特徴とする。
これにより、車両が暗所へ進入する以前に生じる映り込みや、暗所へ進入した以降に継続して生じる映り込みについても、緩和することができる。
また、外光入射制限手段は、到達距離検出手段において検出された距離に応じて、外光の入射を低減する度合いを高くしてもよい。
これにより、車室内の明るさが急激に変化することを防止しつつ、適切に前面ウィンドウへの映り込みを緩和することができる。
請求項7に記載の発明は、車両の周辺の明るさを検出する明るさ検出手段とを有し、外光入射制限手段は、明るさ検出手段によって検出された周辺の明るさが大きい場合は外光の入射を低減する度合いを高く、周辺の明るさが小さい場合は外光の入射を低減する度合いを低くすることを特徴とする。
すなわち、車両の周辺が明るい場合には暗所の明るさとの差が大きいため、外光の入射を大きく低減させる必要がある。一方、車両の周辺が十分に暗い場合には、前面ウィンドウへの映り込みがほとんど生じないこともある。従って、車両の周辺の明るさを基準として外光の入射の低減度合いを変更することにより、過度に車室内が暗くなることを防止しつつ、前面ウィンドウへの映り込みを緩和することができる。ここで、車両の周辺の明るさとは、車外の明るさでもよいし、車室内の明るさでもよい。
また、外光入射制限手段は、外光入射制限手段は、明るさ検出手段によって検出された周辺の明るさが大きい場合は第1閾値と第2閾値との少なくとも1つを高く、周辺の明るさが小さい場合は第1閾値と第2閾値との少なくとも1つを低くしてもよい。
例えば、車両の周辺が明るい場合には、車両の周囲が明るくない場合に比べ、前面ウィンドウに映り込みが生ずる区間もより長くなる。従って、車両の周辺の明るさに基づいて第1閾値や第2閾値を変更することにより、適切な地点で外光の入射の低減を開始させたり終了させたりすることができる。
さらに、明るさ検出手段は、現在の時間と天候との少なくとも1つに基づいて、明るさを検出してもよい。
このように、現在の時間から昼間か夜間かを判断したり、天候を参考にしたりすることによって、太陽光の有無や強度に応じた車両の周辺の明るさを推定することができる。
請求項10に記載の発明は、暗所検出手段によって検出した暗所の種類を識別する暗所識別手段とを有し、外光入射制限手段は、暗所の種類に基づいて外光の入射を低減する度合いを変更することを特徴とする。また、請求項11に記載の発明は、外光入射制限手段は、暗所識別手段によって識別された暗所の種類に基づいて、第1閾値と第2閾値との少なくとも1つを変更することを特徴とする。
暗所としては、完全に外光が遮断されたトンネルもあれば、切れ目から外光が入射する高架下のようなものもある。すなわち、暗所の種類によって、その場所の明るさも異なる。従って、暗所の種類に基づいて外光の入射の低減度合いを変更することによって、前面ウィンドウへの映り込みを適切に緩和することができる。同様に、暗所の種類に基づいて、外光の入射の低減を開始、終了する地点を変更することによっても、映り込みを適切に緩和することができる。
また、外光入射制限手段は、ウィンドウの光透過率を低下させることを特徴としてもよい。これにより、外光の入射の低減度合いを細かく調節することができる。
さらに、ウィンドウに対して設置された遮光手段とを備え、外光入射制限手段は、遮光手段を閉成してウィンドウを覆うことを特徴としてもよい。このように、カーテンやブラインド等の遮光手段を用いることによっても、外光の入射を低減することができる。
本発明の実施形態に係る車両用視界支援装置を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施例により限定されず、本発明の思想を体現するすべての態様を含む。
図1は、本発明に係る車両用視界支援装置100の構成図である。GPS101、ジャイロセンサ102、車速センサ103、ナビゲーションシステム104、制御装置106、メモリ107、外部コネクタ108から構成されている。
GPS101は、図示しないGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して測位を行う。ジャイロセンサ102は車両の回転変位から移動方位を検出するものであり、車速センサ103は自車両の速度を検出するものである。制御装置106は、これらGPS101、ジャイロセンサ102、車速センサ103からの入力信号に基づき、自車両の位置を算出し、メモリ107に格納する。
ナビゲーションシステム104は、道路種別、標識、建造物等の地図データが蓄積されたデータベース105を有している。そして、制御装置106の指示により、自車両の位置から目的地までの経路を探索、設定する。
外部コネクタ108は、携帯電話やパーソナルコンピュータなど外部機器109と接続するインタフェースである。データベース105から所望の情報を取得できない場合等、必要に応じて外部機器109を接続する。
光透過率制御装置110、111は、リヤウィンドウ22やサイドウィンドウ23の光透過率を制御するものである。
次に、フロントウィンドウへの映り込み現象について、図2を用いて説明する。本実施例では、暗所の一つとしてトンネル10を例にとって説明する。車両20がトンネル10へ進入した時、トンネル10の内部の暗さが背景となることにより、フロントウィンドウ21が鏡面化する。一方、昼間のように車両20の周辺が明るい場合は、矢印41で示すように、リヤウィンドウ22から外光が入射し、車室内はトンネル10の内部よりも明るい状態となる。ゆえに、フロントウィンドウ21に車室内の景色が映り込む現象が生じ、運転者30の前方の視界が妨げられる。この現象は、車両20がトンネル10の手前を走行しているときでも、トンネル10の内部を走行しているときでも生じ得る。しかし、なかでも、車両20がトンネル10の入口付近を通過するときには、車両20の前方及び後方の明暗差が大きくなるため、映り込み現象が顕著に現れる。ここで、明るさとは、照度もしくは明度のことを指す。
図3は、本実施例に係るメインのフローチャートである。本発明に係る車両用視界支援装置100の制御装置106は、このような映り込み現象低減するため、図3のフローチャートに示す処理を行う。この処理は、イグニッションスイッチのONからOFFまで所定のタイミング毎に繰り返し行われる。
S1001で、制御装置106は、ジャイロセンサ102からの入力信号に基づき、車両20の進行方向を検出する。S1002で、制御装置106は、GPS101、ジャイロセンサ102及び車速センサ103からの入力信号に基づき、車両20の位置を算出する。S1003で、制御装置106は、ナビゲーションシステム104のデータベース105を用いて、車両20の位置から進行方向に向かって最も近いトンネル10を検索する。S1004で制御装置106は、S1002で算出した車両20の位置からS1003で検索したトンネル10の位置までの距離を検出する。そして、S1005で肯定と判断された場合、すなわち車両20からトンネル10までの距離がX[m]以内の場合は、S1006の外光入射制限処理へ進む。ここで、距離X[m]は、車両20の種類や周囲の走行環境によって可変であるが、例えば50[m]とする。一方、S1005で否定と判断された場合は、処理を終了する。
次に、図4のフローチャートに示す外光入射制限処理(S1006)について説明する。S2001で、光透過率制御装置110は、リヤウィンドウ22の光透過率を低下させる。本実施例では、リヤウィンドウ22に公知のエレクトロクロミックガラスを用いることで、光透過率を電気的にコントロールする。本実施例において、光透過率制御装置110は、車両20からトンネル10までの距離に応じて電圧を高くし、徐々に光透過率を低下させる。光透過率制御装置110は、車両20前方の明るさに対し、車室内の明るさが同等もしくはそれ以下になるよう光透過率を調整し、車両20の前方及び後方の明暗差が大きいトンネル10入口付近で光透過率を最も低下させる。これにより、図5の矢印42に示すように、車両20の後方から射し込む外光は、リヤウィンドウ22で遮られ、フロントウィンドウ21には達しないため、映り込み現象を抑制することができる。ここで、リヤウィンドウ22だけでなく、車両20の側面に配置されたサイドウィンドウ23や、上面に配置されたサンルーフ(図示せず)もしくはムーンルーフ(図示せず)の光透過率を低下させてもよい。
次に、S1002で車両の位置を検出し、S2002で、制御装置106は車両20がトンネル10から出たか否かを判断する。S2002で肯定と判断された場合、もはや光透過率の低下は不要としてS2005へ進む。一方、S2002で否定と判断された場合は、S2003へ進む。
S2003で、制御装置106は、車速センサ103からの入力信号に基づき、トンネル10における車両20の走行距離を算出する。そして、S2004で、走行距離がトンネル10に進入してからY[m]進んだかを判断する。ここで、距離Y[m]は、車両20の種類や周囲の走行環境によって可変であるが、例えば100[m]とする。S2004で肯定と判断された場合、トンネル10の入口から射し込む外光が車両20の位置までは達しないとしてS2005へ進む。一方、S2004で否定と判断された場合は、光透過率の低下を継続させるため、S2001の処理へ戻る。なお、車両20がトンネル10へ進入した後は、走行距離に応じて光透過率の低下を緩和してもよい。
S2005で、光透過率制御装置110は、リヤウィンドウ22の光透過率を元の状態、すなわち光透過率100[%]に戻し、外光入射制限処理を終了する。
図6は、車両20がトンネル10を走行する場合における、距離と光透過率との関係を示すグラフである。光透過率は、トンネル10の手前X[m]から低下し始め、トンネル10の入口(0[m])付近でα[%]となり、トンネル10の内部をY[m]走行した地点で100[%]に戻る。X、Yは、前述例のようにそれぞれ50[m]、100[m]でもよいし、それより長くても短くてもよい。また、トンネル10の入口付近における光透過率αは、例えば10[%]程度とする。このように、少なくとも、車両20の前方及び後方の明暗差が大きいトンネル10の入口付近で光透過率を十分に低下しておくことにより、顕著に現れる映り込みを抑制することが可能となる。ここで、光透過率制御装置110は、低下させた光透過率を一気に100[%]へ戻してもよいし、走行距離や経過時間に応じて徐々に100[%]へ戻してもよい。
以上のように、車両20がトンネル10のような暗所へ進入したときに生じる映り込みを緩和することができる。また、トンネル10までの距離に応じて、徐々に光透過率を低下させることによって、急激に車室内の明るさが変化することを防止することができる。さらに、トンネル10の手前から進入後一定距離を走行するまで光透過率の低下を行うことにより、軽微な映り込みにも効果を奏する。
なお、本実施例においては、外光入射制限処理としてリヤウィンドウ22の光透過率を低下させたが、リヤウィンドウ22やサイドウィンドウ23に設置した遮光カーテンやブラインドを閉成することによって外光を遮断してもよい。
また、トンネル10のような暗所の検出や、車両20から暗所までの距離の測定については、カメラ(図示せず)の撮像を画像処理した結果や、レーザレーダ(図示せず)を用いて行ってもよい。
本実施例においては、車両20の周辺の明るさに基づき、外光入射制限処理を行う。前述実施例と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
図7は、本実施例に係る外光入射制限処理(S1006)のフローチャートである。S3001で、制御装置106は、データベース105から取得した暗所の種類に応じた明るさを推測する。例えば、暗所がトンネル10であれば照度200[lx]程度、高架(図示せず)であれば照度300[lx]程度と推測する。
S3002で、制御装置106は、車両20の周辺の明るさを検出する。車両20のリヤウィンドウ22内側に設置した照度計(図示せず)により検出してもよいし、現在時刻や外部機器109から取得した天候情報から太陽光の強度、位置等を推測し、車両の周辺の明るさを算出してもよい。例えば、曇天の昼間の場合、車両20の窓際の照度は約1000[lx]程度と推測することができる。
S3003で、外光入射制限手段110は、S3001及びS3002で検出したトンネル10の明るさ及び周辺の明るさとに基づいて、リヤウィンドウ22の光透過率を変更する。例えば、昼間の場合、曇天であれば光透過率がトンネル10の入口付近で光透過率20[%]程度となるよう、晴天であれば光透過率10[%]程度となるように、電圧を高くしていく。一方、夜間の場合は光透過率を低下させない。また、暗所が高架であり、かつ曇天の昼間である場合には、例えば高架の入口付近で光透過率50[%]程度となるように電圧をかけていく。
次に、S1002で車両の位置を検出し、S2002で、制御装置106は車両20がトンネル10から出たか否かを判断する。S2002で肯定と判断された場合はS2005へ進む。一方、S2002で否定と判断された場合はS2003へ進む。
S2003で、制御装置106は、車速センサ103からの入力信号に基づき、トンネル10における車両20の走行距離を算出し、S2004で、トンネル10に進入してからY[m]進んだかを判断する。S2004で肯定と判断された場合は2005へ進む。一方、S2004で否定と判断された場合はS3003の処理へ戻る。
S2005で、光透過率制御装置110がリヤウィンドウ22の光透過率を100[%]に戻し、外光入射制限処理を終了する。
以上のように、暗所の明るさや車両20の周辺の明るさを考慮して光透過率を変更することにより、過度に車室内が暗くなることを防止しつつ、フロントウィンドウ21への映り込みを適切に緩和することができる。
なお、暗所の明るさや車両20の周辺の明るさに基づいて、S1004におけるトンネル10までの距離X[m]や、S2004における走行距離Y[m]を変更してもよい。すなわち、暗所の明るさと車両20の周辺の明るさとの差が大きい場合、制御装置106は、より長い区間で外光入射制限処理を行う。これにより、映り込み抑制の精度を向上させることができる。
車両用視界支援装置の構成図である。 映り込みが生じる状況を示す模式図である。 実施例1に係るメインのフローチャートを示す図である。 実施例1に係る外光入射制限処理のフローチャートを示す図である。 車両用視界支援装置が利用される状況を示す模式図である。 実施例1に係る光透過率の変化を示すグラフである。 実施例2に係る外光入射制限処理フローチャートを示す図である。
符号の説明
10 トンネル
20 車両
21 フロントウィンドウ
22 リヤウィンドウ
23 サイドウィンドウ
30 運転者
100 車両用視界支援装置
101 GPS
102 ジャイロセンサ
103 車速センサ
104 ナビゲーションシステム
105 データベース
106 制御装置
107 メモリ
108 外部コネクタ
109 外部機器
110、111 光透過率制御装置

Claims (13)

  1. 前面ウィンドウと、
    側面ウィンドウと背面ウィンドウと上面ウィンドウとのうち1以上のウィンドウと、
    を備えた車両において、
    前記車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、
    前記車両の進行方向に、外光の入射が低減された暗所を検出する暗所検出手段と、
    前記ウィンドウのうち1以上のウィンドウに対して外光の入射を制限する1以上の外光入射制限手段と、
    前記車両が前記暗所検出手段によって検出された暗所へ進入したときに、前記外光入射制限手段によって外光の入射を低減させる制御手段とを有する車両用視界支援装置。
  2. 前記前面ウィンドウに対して外光の入射を制限する前面窓外光入射制限手段とを有し、
    前記制御手段は、前記車両が前記暗所検出手段によって検出された暗所へ進入したときに、前記前面窓外光入射制限手段による外光の入射の低減を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両用視界支援装置。
  3. 前記車両から前記暗所までの距離を検出する到達距離検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記到達距離検出手段によって検出された距離が第1閾値以下である場合に、前記外光入射制限手段によって予め外光の入射の低減を開始させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用視界支援装置。
  4. 前記車両が前記暗所へ進入した場合、前記暗所における走行距離を検出する走行距離検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記走行距離検出手段によって検出された距離が第2閾値以上である場合に、前記外光入射制限手段による外光の入射の低減を終了させることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の車両用視界支援装置。
  5. 前記暗所検出手段は、
    建造物に関する情報を含む地図データが蓄積された地図データ記憶手段と、
    前記車両の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段によって検出された車両の位置に対応する前記地図データから、前記車両の進行方向に存在する前記暗所を検索する暗所検索手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の車両用視界支援装置。
  6. 前記外光入射制限手段は、前記到達距離検出手段において検出された距離に応じて、外光の入射を低減する度合いを高くすることを特徴とする請求項3乃至5いずれかに記載の車両用視界支援装置。
  7. 前記車両の周辺の明るさを検出する明るさ検出手段とを有し、
    前記外光入射制限手段は、前記明るさ検出手段によって検出された周辺の明るさが大きい場合は外光の入射を低減する度合いを高く、前記周辺の明るさが小さい場合は外光の入射を低減する度合いを低くすることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の車両用視界支援装置。
  8. 前記外光入射制限手段は、前記明るさ検出手段によって検出された周辺の明るさが大きい場合は前記第1閾値と前記第2閾値との少なくとも1つを高く、前記周辺の明るさが小さい場合は前記第1閾値と前記第2閾値との少なくとも1つを低くすることを特徴とする請求項7に記載の車両用視界支援装置。
  9. 前記明るさ検出手段は、現在の時間と天候との少なくとも1つに基づいて、前記明るさを検出することを特徴とする請求項7又は8に記載の車両用視界支援装置。
  10. 前記暗所検出手段によって検出した暗所の種類を識別する暗所識別手段とを有し、
    前記外光入射制限手段は、前記暗所の種類に基づいて外光の入射を低減する度合いを変更することを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の車両用視界支援装置。
  11. 前記外光入射制限手段は、前記暗所識別手段によって識別された暗所の種類に基づいて、前記第1閾値と前記第2閾値との少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項10に記載の車両用視界支援装置。
  12. 前記外光入射制限手段は、前記ウィンドウの光透過率を低下させることを特徴とする請求項1乃至11いずれかに記載の車両用視界支援装置。
  13. 前記ウィンドウに対して設置された遮光手段とを備え、
    前記外光入射制限手段は、前記遮光手段を閉成して前記ウィンドウを覆うことを特徴とする請求項1乃至12いずれかに記載の車両用視界支援装置。
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