JP2006086210A - 熱電変換システム - Google Patents

熱電変換システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006086210A
JP2006086210A JP2004267181A JP2004267181A JP2006086210A JP 2006086210 A JP2006086210 A JP 2006086210A JP 2004267181 A JP2004267181 A JP 2004267181A JP 2004267181 A JP2004267181 A JP 2004267181A JP 2006086210 A JP2006086210 A JP 2006086210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoelectric conversion
conversion system
heat
conversion module
heat source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004267181A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Murakami
和也 村上
Keiichi Sasaki
恵一 佐々木
Takahiko Shindou
尊彦 新藤
Takehisa Hino
武久 日野
Yujiro Nakatani
祐二郎 中谷
Reki Takaku
歴 高久
Yoshiyasu Ito
義康 伊藤
Takashi Oishi
高志 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004267181A priority Critical patent/JP2006086210A/ja
Publication of JP2006086210A publication Critical patent/JP2006086210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】熱電変換モジュールを熱源部へ容易かつ確実に取り付けることができるとともに、熱電変換素子によって排熱を電気エネルギーに効率よく変換して利用することができかつ保守性に優れた熱電変換システムを提供する。
【解決手段】外部に設けられる熱源部からの熱を受熱し熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電変換モジュールと、熱源部に設置された熱電変換モジュールを覆い熱電変換モジュールを冷却するための冷却フィンと、冷却フィンの端部に接合されるとともに熱電変換モジュールおよび冷却フィンを熱源部に固定する永久磁石と、熱源部と熱変換モジュールとの間および冷却フィンと熱変換モジュールとの間を電気的に絶縁する熱伝導性シートとを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゼーベック効果やペルチェ効果などの熱電効果を有する熱電変換モジュールを用いて、熱エネルギーを電気エネルギーに直接変換する熱電変換システムに関する。
熱電変換システムは熱エネルギーを電気エネルギーに直接的に変換するものであり、民生および産業の分野から発生する未利用熱エネルギーを有効利用するため、熱電変換素子によって排熱を電気エネルギーに効率よく変換して、排熱を利用することが行われている。
図9は、従来から熱電変換システムに用いられている熱電変換モジュールの構造例を示す斜視図である。P型素子(P型半導体)3aとN型素子(N型半導体)3bとを金属部材である電極4を介して接合することにより、P型素子3aとN型素子3bとの対であるPN素子対3を形成する。
熱電変換モジュール7は、複数のPN素子対3が直列或いは並列に接続されて構成されており、これら複数のPN素子対3で合成された電力を外部に取り出すためにリード線17が接続されている。
熱電変換モジュール7の両面には基板16が設けられ、片面を冷却水などで冷やし、反対側の片面に熱を加えると起電力が発生して電流が流れる。すなわち、熱電変換モジュール7の両側に温度差を与えることにより、電力を取り出すことができる。
一般に、熱電変換システムにおいては、外部の熱源部に熱電変換モジュール7を取り付ける方法として、グリース(熱伝導グリース)を介したボルト締結による方法がある。この取り付け方法は、温度変化に起因して生じる熱電変換システムの膨張や収縮に対して、グリースによるある程度の応力解放が期待できる圧縮接合である。
この他、熱電変換システムを外部の熱源部に接合する方法には、接着剤あるいはハンダを用いて完全に固定する接合方法等がある。
図10は、熱電変換モジュールをグリースを介して熱源部23に圧縮接合する一例を示した側面断面図である。この圧縮接合方法は最も一般的に用いられている固定方法であり、図10に示すように、熱源部23に下部グリース層21aを介して熱電変換モジュール7を当接し、上部グリース層21bを介して熱電変換モジュール7を冷却部20の取付部材24に当接して、締結ボルト18を熱源部23に締め付けることにより熱電変換モジュール7を押さえつけて熱源部23に固定している。締結用のボルト18に金属を用いる場合は、放熱側(高温側)から吸熱側(低温側)に熱が伝達しないように、プラスチック等で形成された熱絶縁ブッシュ19を介在させる。このように構成された熱電変換システムにおいては、締結用のボルト18で固定されていることから、熱電変換モジュール7を常に安定した圧力で固定することができる。
図11は、熱電変換モジュール7を接着剤により熱源部23に固定する方法の一例を示す側面断面図である。接着剤は、一般にはエポキシ樹脂が用いられる。図11に示すように、熱源部23に下部接着剤22aを介して熱電変換モジュール7を当接し、上部接着剤22bを介して熱電変換モジュール7を冷却部20に当接して熱電変換モジュール7を熱源部23に固定している。
一般にエポキシ接着剤の熱伝導率は添加剤なしで0.3W/(m・K)、BN(窒化ホウ素)添加剤入りで1.2W/(m・K)程度である。接合部の熱抵抗をさらに低減させるために、エポキシ接着剤を薄く均一に塗布すると同時に、気泡を確実に除去することが大切である。
このように構成された熱電変換システムにおいては、樹脂系の接着剤の弾性係数は一般的なハンダの弾性係数に対して50分の1程度なので、温度変化にともなう熱電変換モジュールと接着相手との間に発生する熱応力を緩和することができる。
図11において接着剤22の部分をハンダに替えたハンダによる固定方法もある。ハンダで固定する場合には、熱電変換モジュール7の表面および接合相手面にハンダ付けを可能にする何らかの金属化処理(メタライズ)を施しておく必要がある。このように構成された熱電変換システムにおいては、ハンダの熱伝導率は通常使われているハンダでは、20〜50W/(m・K)程度である。ハンダの組織によってかなり異なるものの、グリースの0.2W/(m・K)や接着剤の0.3〜1.2W/(m・K)と比較すると、熱伝導率が高いため、熱抵抗を低く抑えることができる。
この他、例えば特許文献1には、高温側と低温側にそれぞれ備えられた電極の一方の面に複数のP型半導体とN型半導体との対を交互に配置し、電極の他方の面に配される耐熱性絶縁物として熱伝導グリースを介して接合した熱交換用の伝熱板を有したものがあり、モジュール厚みの異なるモジュールにおいても接触熱抵抗が低減でき、装置全体の熱変換効率を向上させる技術が開示されている。
特開2003−179273号公報
しかし、従来の熱電変換システムにおいては、グリースを介した圧縮接合の場合は、締結ボルト18で固定するため、外部に設けられる熱源部23に固定用の穴を開けなければならない。熱源部23が金属の場合には穴を開けるのは大変であり作業に手間がかかる。また、熱源部23に穴を開けることができない場合もあり、この場合には熱電変換システムを取り付けることができない。
また、接着剤22による固定方法の場合は、熱源部23が低温(100℃以下)の場合は効果的であるが、高温(100℃以上)で接着剤22の融点を超える場合は、固定することができない。さらに、熱電変換システムと熱源部23との接合面の方向が鉛直方向となるような場合には、接着力が弱いと熱電変換システムの重さで圧接力が弱くなったり、熱源部23から外れてしまうおそれがある。
また、ハンダによる固定方法は、接合面積が大きい場合にハンダのフラックス中の樹脂成分、ハンダ自体に含まれるガス成分、隙間に閉じ込められた空気などによってボイドが発生しやすく、熱抵抗を低く抑えられない。また、ハンダの場合は、温度変化にともなう熱電変換モジュールと接着相手との間に発生する熱応力を緩和しにくいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、熱電変換モジュールを熱源部へ容易かつ確実に取り付けることができるとともに、熱電変換素子によって排熱を電気エネルギーに効率よく変換して利用することができかつ保守性に優れた熱電変換システムを提供することを目的とする。
本発明に係る熱電変換システムは、上記課題を解決するため、請求項1に記載したように、外部に設けられる熱源部からの熱を受熱し熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電変換モジュールと、熱源部に設置される前記熱電変換モジュールを覆い熱電変換モジュールを冷却する冷却フィンと、冷却フィンに接合されるとともに熱電変換モジュールおよび冷却フィンを熱源部に固定する永久磁石と、熱源部と熱変換モジュールとの間および冷却フィンと熱変換モジュールとの間を電気的に絶縁する熱伝導性シートとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る熱電変換システムによれば、熱電変換モジュールを熱源部へ容易かつ確実に取り付けることができるとともに、熱電変換素子によって排熱を電気エネルギーに効率よく変換して利用することができかつ保守性に優れる。
本発明に係る熱電変換システムの実施形態について、添付図面を参照して説明する。
(1)第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係る熱電変換システム1の構成図である。
熱電変換システム1は、外部に設けられた熱源部23から受熱する熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電変換モジュール7と、熱電変換モジュール7の全体を図1において上側から覆って内部に収容するとともに熱電変換モジュール7を冷却する冷却フィン2と、冷却フィン2の端部203に接合され冷却フィン2および冷却フィン2に収容された熱電変換モジュール7を熱源部23に固定する永久磁石6とを備えている。
熱電変換モジュール7は、熱電変換素子であるP型素子(P型半導体)3aとN型素子(N型半導体)3bとからなるPN素子対3を複数備え、高温端(図1において下側)と低温端(図1において上側)が金属部材である電極4を介して接続され、隣接するP型素子3a或いはN型素子3bと相互に電気的かつ機械的に接合されて構成されている。
冷却フィン2は、略正方形をなす上壁の上面に多数の冷却用のフィンを有したフィン部201と、フィン部201の端辺から垂直に連なる4つのの側壁202と、側壁202の下端から外側に水平に連なる端部203とから一体的に形成されている。
また、冷却フィン2は、フィン部201と4つの側壁202とによって収容スペースを形成しており、この収容スペースに熱電変換モジュール7が収容される。
このように、冷却フィン2は熱電変換モジュール7を冷却すると同時に熱電変換モジュール7全体を覆うように収容する。
また、冷却フィン2の端部203には永久磁石6が例えば接着剤で接合されており、この永久磁石6の磁力によって熱電変換システム1と熱源部23とが固定される。
冷却フィン2のフィン部201の水平面形状は、収容する熱電変換モジュール7と相似形である略正方形をなす。またフィン部201の水平面形状の大きさは、収容される熱電変換モジュール7の水平面形状の外形よりやや大きめに形成されており、側壁202と熱電変換モジュール7の側面との間に隙間7aを確保している。このため、熱電変換モジュール7の熱電変換素子あるいは電極4がフィン部201或いは側壁202と接触することがなく、電流の漏れによる発電量の低下を防止できる。
冷却フィン2は熱伝導性の高い金属、例えばアルミニウムで造られている。この他ステンレスや銅などを用いてもよい。
フィン部201に設けられている多数の板状のフィンの高さは、使用する熱源部23の温度によって最適な高さが選択される。
熱電変換モジュール7の高温側(図1において下側)の電極4と熱源部23との間には、電気的な絶縁性を有するとともに熱伝導性の高い下部熱伝導性シート5bが配設されている。同様に、熱電変換モジュール7の低温側(図1において上側)の電極4と冷却フィン2のフィン部201との間にも電気的な絶縁性を有する上部熱伝導性シート5aが設配されている。
熱電変換モジュール7は、基本的に電極4が剥き出しになっているスケルトンタイプのものを使用し、熱電変換モジュール7の両側の電極4が直接熱伝導性シート5a、5bに熱的に接触するような構造になっている。
即ち、電極4と熱源部23との間、或いは電極4と冷却フィン2との間の電気的絶縁性を確保するために従来用いられていたセラミック基板やアルミナ基板を省略した構成となっている。このため、熱電変換モジュール7の高温側の電極4と熱源部23との熱抵抗および熱電変換モジュール7の低温側の電極4と冷却フィン2との熱抵抗が低減され、高温部23から冷却フィン2へ流れる熱流が増加し高い熱電変換効率が実現できる。もちろん、スケルトンタイプ以外のもので構成してもよい。
熱電変換モジュール7の大きさは、例えば60mm(横幅)×60mm(奥行き)×5mm(高さ)の大きさを基本サイズとする。この基本サイズの熱電変換モジュール7を収容した熱電変換システム1は単独で熱源部23へ取り付けることができる。
また、熱源部23の取り付け可能面積が広いような場合には、複数の熱電変換システム1を直並列に連結することにより、大きな電力を発生させることも可能である。
熱伝導性シート5a、5bは、例えばシリコンやエポキシ樹脂などの柔軟性がある素材で形成され、電気的な絶縁性を有しかつ熱伝導性が高い。このため、温度変化にともなう熱電変換モジュール7と接着相手、即ち熱源部23および冷却フィン2のフィン部201との間に発生する熱応力を緩和することができる。
熱伝導性シート5a、5bは、例えば約1mm以下の厚みに形成されている。
熱電変換システム1を取り付ける熱源部23の一例としては、例えば変電所における変圧器のタンクや変圧器のラジエータを想定しており、これらの熱源部23の表面は強磁性体の材料、例えば、鉄、ニッケル、コバルト等で形成されている。
したがって、熱電変換システム1に接合されている永久磁石6と熱源部23の表面とは、永久磁石の磁力によって相互に吸引力(或いは接合力)が発生し、この吸引力によって熱電変換システム1は熱源部23の表面に固定される。
このため、熱電変換システム1を取り付ける場合に、熱源部23の金属表面を加工する必要がないので、既存の変圧器等を加工する必要がない。従って、変圧器等の熱源部23への熱電変換システム1の取り付けを極めて容易に行うことができる。
第1の実施形態に係る熱電変換システム1によれば、永久磁石6の吸引力によって冷却フィンを熱源部23に取り付けることによって熱電変換モジュール7を熱源部23に押し付けることができるため、締結ボルト等で固定する方法に比べると取付け作業を短時間で行うことができる。
また、熱源部23の表面に対して穴あけ等の加工をする必要がないので、穴あけ作業等に伴う加工費用や締結ボルトの材料費を削減することができる。
さらに、既存の変圧器等の熱源部23に対して穴あけ等の加工作業ができない場合もあり得る。第1の実施形態に係る熱電変換システム1によれば、既存の変圧器等の熱源部23を改修することなく熱電変換システム1を固定することができる。
(2)第2の実施形態
図2は、永久磁石の温度係数およびキュリー点に関する特性を比較した特性比較表である。
第2の実施形態に係る熱電変換システム1bの使用環境温度は約200℃までを想定している。一般に、永久磁石は高温環境で使用すると磁力(吸引力)が低下するため、使用温度によって永久磁石の材料を選定する必要がある。
図2に示すように、永久磁石の使用温度範囲は材料によって異なる。キュリー点が低く温度係数が大きい永久磁石を選定すると、高温環境で使用した場合は磁力が低下して熱源部23との接着が弱くなり、最終的には熱源部23から外れてしまう。
このため、熱電変換システム1bで使用する永久磁石は、キュリー点が高く、温度係数が低いものを選定する必要があり、本システムにおいてはサマリウムコバルト磁石またはアルニコ磁石が最も適している。なお、磁力が変化しない程度の使用環境温度であれば、必ずしもサマリウムコバルト磁石やアルニコ磁石を選定する必要は無く、ネオジム磁石やフェライト磁石を使用してもよい。
第2の実施形態に係る熱電変換システム1bによれば、サマリウムコバルト磁石またはアルニコ磁石を使用することで、約200℃までの使用環境であれば永久磁石の磁力がほとんど変化しないため、熱電変換モジュールを熱源部23に安定して固定することが出来る。したがって、熱電変換効率が向上するので熱電変換システムの性能がよくなる。
(3)第3の実施形態
図3は、本発明の第3の実施形態に係る熱電変換システム1cを説明するものである。
図3(a)第3の実施形態に係る熱電変換システム1cの構成を示す図である。第3の実施形態に係る熱電変換システム1cは、第1の実施形態において永久磁石6の磁力が大きいものを選定することで、熱源部23と熱電変換システム1cとの接合力が50N以上になるように構成したものである。
図3(b)は、60mm角の熱電変換モジュール7を使用して、熱源部23の温度が80℃の環境で接合力と発電量との関係を実験した結果を示すものである。
図3(b)に示すように、接合力と発電量との関係は接合力が低い領域ではほぼ比例関係にある。これは、接合力が高くなるにつれて熱源部23と熱電変換モジュール7との接触熱抵抗が低減し、熱源部23から熱電変換モジュール7へ流れる熱量が増加することによって発電効率が向上することを示している。
一方、接合力が高くなり約50N以上の領域になると接触熱抵抗はそれ程変化しなくなり、これに伴って発電量もほぼ飽和状態となって変化しなくなる。
図3(b)に示した実験結果から、熱源部23と熱電変換システム1cとの接合力は最低50N以上にすることで、安定した発電量が得られることがわかる。
図3(c)は、永久磁石の残留磁束密度を比較した比較表である。残留磁束密度が大きな永久磁石を用いれば大きな接合力が得られることになる。図3(c)から分かるように、磁力が大きい永久磁石はサマリウムコバルト磁石やネオジム磁石あるいはアルニコ磁石である。
一方、熱電変換システム1cによって所定の発電量を得るためには熱電変換システム1cを高温の熱源部23に接合する必要があり、高温環境で使用しても磁力が変化しない材質の永久磁石を選定する必要がある。この点においてネオジム磁石は強い磁力はしめすものの、図2から分かるように高温下での使用には必ずしも適さない場合がある。
従って、高温環境下での使用に耐えかつ強い磁力による接合力を示すという点で、熱電変換システム1cにおいてはサマリウムコバルト磁石またはアルニコ磁石が最も適している。
第3の実施形態に係る熱電変換システム1cよれば、永久磁石6の材料をサマリウムコバルト磁石またはアルニコ磁石にして、熱源部23と熱電変換モジュール7との接合力を50N以上になるように構成される。この結果、熱源部23と熱電変換モジュール7との接触熱抵抗及び熱電変換モジュール7と冷却フィン2との接触熱抵抗が低減される。この接触熱抵抗の低減によって、熱電変換モジュール7を流れる熱流が増加し、熱電変換効率の高い熱電変換システム1cが得られる。
(4)第4の実施形態
図4は、本発明の第4の実施形態に係る熱電変換システム1dの構成を示す構成図である。
第4の実施形態に係る熱電変換システム1dは、図1に示した第1の実施形態に対して、断熱シート(断熱材)8を冷却フィン2の端部203と永久磁石6との間に設けたものである。図1と同一の構成要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図4において、断熱シート8を設ける位置は冷却フィン2の端部203と永久磁石6が接触する部分全体とする。断熱シート8は、熱的な絶縁材料、例えばプラスチック、ガラス類、セラミック、合成樹脂等から形成される。この断熱シート8によって熱源部23から永久磁石6を経由して冷却フィン2に伝達する熱が遮断される。
熱源部23から永久磁石を介して冷却フィン2の側壁202、さらには冷却フィン2のフィン部201へ流れる熱流はなんら発電に寄与しない無駄な熱流である。断熱シート8による熱の遮断によってこの無駄な熱流を熱電変換モジュール7の方へ流すことが可能となり、熱電変換モジュール7を流れる熱流が増加し熱電変換効率が向上する。
第4の実施形態に係る熱電変換システム1dによれば、熱源部23から冷却フィン2へ直接熱が逃げなくなるので、熱電変換モジュール7へ流れる熱流が増加し発電量が増える。
(5)第5の実施形態
図5は本発明の第5の実施形態に係る熱電変換システム1eの構成を示した図である。
熱電変換システム1eと図1に示した第1の実施形態に係る熱電変換システム1との相違点は、冷却フィン2aの構造にある。
図5に示したように熱電変換システム1eの冷却フィン2aは、熱電変換モジュール7と熱的に接触し熱電変換モジュール7を冷却するフィン部201と、フィン部201の上から熱電変換モジュール7を熱源部23に押さえつける圧接金具(圧接構造)9と、圧接金具の下端から水平に伸びて永久磁石6に接合される端部203とを備えて形成される。
圧接金具9の上面9aは、中央にフィン部201を貫通させる略正方形の開口を有しており、この開口の周囲の4辺の帯状領域には凹形状をなす圧接部9bが設けられている。
この凹形状の圧接部9bの先端が、フィン部201の周辺部のフィンの無い領域と接触する構造となっている。
また、圧接金具9の側面9cは、熱電変換モジュール7の周囲を囲むように形成されており、この圧接金具9の側面9cと上面9aとによって熱電変換モジュール7を覆っている。
圧接金具9の側面9cの下端は端部203に連なっており、端部203に接合された永久磁石6と、端部203および圧接金具9とは一体的に連結されている。
圧接金具9は、ステンレス或いは鉄等の弾性変形可能な材料から成形されている。
この圧接金具9と永久磁石6とを一体的に、熱電変換モジュール7の上部に配置されたフィン部201の上から覆うように熱源部23に固定すると、永久磁石による接合力に加えて、圧接金具9の上面9a、圧接部9bの弾性変形に起因する適度の押圧力が発生する。
この適度の押圧力によって、冷却フィン2のフィン部201および熱電変換モジュール7が熱源部23に押し付けられ、接触熱抵抗が低減する。このため熱電変換モジュール7を流れる熱流が増加し熱電変換効率が向上する。
なお、図5において圧接部9bは、圧接金具9の上面9aの各辺の中央部に1箇所設けたものとしているが、熱電変換モジュール7の面積が大きく、一箇所だけでは安定した圧接力を維持できない場合は、2箇所以上の場所に設けてもよい。
第5の実施形態に係る熱電変換システム1eよれば、圧接金具9による圧接力で熱電変換モジュール7と熱源部23との接合力が増加するため、熱電変換モジュール7への熱伝導性が高くなり熱電変換効率が向上する。
(6)第6の実施形態
図6(a)は本発明の第6の実施形態に係る熱電変換システム1fの構成図である。
第6の実施形態に係る熱電変換システム1fは、冷却フィン2bと熱電変換モジュール7との間に電気配線基板10を設けた構造となっている。また冷却フィン2bは、フィン部201とベース部204とから構成され、ベース部204は、熱電変換モジュール7の水平断面形状よりやや大きめの形状としている。
電気配線基板10は、冷却フィン2bのベース部204とほぼ同じ平面形状をなし、中央部には熱電変換モジュール7を貫通可能な開口が設けられている。
電気配線基板10の開口周辺の下面には、熱源部23からの熱を遮断するための断熱材8aが接合され、断熱材8aにはさらに永久磁石6aが接合されている。
冷却フィン2b、電気配線基板10、断熱材8a、及び永久磁石6aは、互いに例えば接着剤によって一体的に接合されている。
永久磁石6aの磁力によってこれら一体に形成された冷却フィン2b、電気配線基板10、断熱材8a、及び永久磁石6aは熱電変換モジュール7を上から覆うように圧接するとともに熱電変換モジュール7を流れる熱を冷却フィン2で冷却する。
図6(b)は電気配線基板10の構造を示したものである。図6(b)に示したように、電気配線基板10は、中央に略正方形の開口を有しており、この開口を通って熱電変換モジュール7の低温側の電極4が熱伝導性シート5aを介して冷却フィン2と熱的に接続可能となっている。
電気配線基板10の周辺の基板上には、プラス側とマイナス側の電気配線11が熱電変換モジュール7の周囲を周回するように2本設けられている。また、熱電変換モジュール7には発電した電力を外部に取り出すためのプラス電極12aおよびマイナス電極12bが設けられている。このプラス電極12aおよびマイナス電極12bを電気配線基板10の電気配線11に接続することで、四辺のいずれの方向からもプラス極またはマイナス極の出力を取り出すことが可能となっている。
第6の実施形態に係る熱電変換システム1fよれば、正方形状をなす熱電変換システム1fの四方向のいずれの方向からも出力電力を取り出すことが可能なので、熱源部23に複数の熱電変換システム1fを直列または並列に取り付ける際に、連結する方の出力端子部を例えばハンダで接合することで、熱源部23に隙間なく熱電変換システム1fを取り付けることができる。したがって、熱源部23に効率よく熱電変換システム1fを固定することができるので、熱源部23の排熱を無駄なく回収することが可能である。
(7)第7の実施形態
図7(a)は本発明の第7の実施形態に係る熱電変換システム1gが備える電気配線基板10aの構成図である。第7の実施形態に係る熱電変換システム1gは、図6(b)に示した第6の実施形態に係る熱電変換システム1fが備える電気配線基板10の四辺の電気配線11にコネクタ13a、13b、13cおよび13dを設けたものである。図6(b)と同一の構成要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
コネクタ13aおよび13bはピン型(オス)のコネクタで、またコネクタ13cおよび13dはソケット型(メス)のコネクタとしている。
図7(b)は、複数の熱電変換システム1f或いは1gを連結する方法の一例を示したものであり、熱電変換システム1f或いは1gの四方向のいずれの方向からも出力電力を取り出すことが可能であるため、熱電変換システム1f或いは1gを直列あるいは並列に熱源部23の上に隙間無く連結させることが可能である。
さらに、第7の実施形態に係る熱電変換システム1fでは、着脱可能なコネクタを介して出力電力を取り出すことが可能であるため、複数の熱電変換システム1fを容易に連結或いは取り外すことができる。
第7の実施形態に係る熱電変換システム1fによれば、複数の熱電変換システム1gを熱源部23に取り付ける際に、各々の連結をハンダで固定する必要が無いため作業時間が短縮できるとともに、コネクタで接合することで容易に連結および着脱ができる。これにより、取り付け作業および保守作業が容易になる。
(8)第8の実施形態
図8は本発明の第8の実施形態に係わる熱電変換システム1hの構成図である。
第8の実施形態に係わる熱電変換システム1hは、図6に示した第6の実施形態に係る熱電変換システム1f対し、永久磁石6a、断熱材8a、電気配線基板10および冷却フィン2bの各構成品の接合を、接着剤を用いることなく、各構成品に貫通させたネジ穴15に熱絶縁性のネジ14を通して各々を接合するようにしたものである。
図8において、熱絶縁性のネジ14は、例えばセラミックス、テフロン(登録商標)、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリプロピレンなどの材料で構成されたものを使用する。また、熱源部23に熱電変換システム1hを接合した際に永久磁石6と熱源部23との間に隙間が発生しないように、ネジ14は、例えば皿ネジ等のようにネジの頭部が永久磁石6の中に入るものが好ましい。
ネジ14は、ネジ穴15に設けられたタップにねじ込まれる形態であってもよいし、冷却フィン2の上側からナット(図示せず)で固定する形態であってもよい。
なお、本発明は上記の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば熱絶縁性のネジ14を用いた第8の実施形態は、第6の実施形態だけでなく、第1ないし第5の実施形態や第7の実施形態と組み合わせた実施形態としてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る熱電変換システムの構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る永久磁石の特性を比較した図。 (a)は、本発明の第3の実施形態に係る熱電変換システムの構成を示す図、(b)は、本発明の第3の実施形態に係る熱電変換システムの接合力と発電量の関係を示す図、(c)は、本発明の第3の実施形態に係る熱電変換システムの永久磁石の特性を比較した図。 本発明の第4の実施形態に係る熱電変換システムの構成を示す図。 本発明の第5の実施形態に係る熱電変換システムの構成を示す図。 (a)は、本発明の第6の実施形態に係る熱電変換システムの構成を示す図、(b)は、本発明の第6の実施形態に係る熱電変換システムの電気配線基板の構成を示す図。 (a)は、本発明の第7の実施形態に係る熱電変換システムの電気配線基板の構成を示す図、(b)は、本発明の第7の実施形態に係る熱電変換システムの相互の連結方法を例示する図。 本発明の第8の実施形態に係る熱電変換システムの構成を示す図。 従来の熱電変換システムに用いられる熱電変換モジュールの斜視図。 従来の熱電変換モジュールをグリースを介して熱源部に圧縮接合する一例を示す側面断面図。 従来の熱電変換モジュールを接着剤により熱源部に固定方法の一例を示す側面断面図。
符号の説明
1 熱電変換システム
2 冷却フィン
3 PN素子対
3a P型素子
3b N型素子
4 電極
5 熱伝導性シート
6 永久磁石
7 熱電変換モジュール
8 断熱シート(断熱材)
9 圧接金具(圧接構造)
10 電気回路基板
11 電気配線
12 熱電変換モジュールの出力端子
13 コネクタ
14 ネジ
15 ネジ穴
16 基板
17 リード線
18 締結ボルト
19 熱絶縁ブッシュ
20 冷却部
21 グリース
22 接着剤
23 熱源部
24 冷却部取り付け部材

Claims (10)

  1. 外部に設けられる熱源部からの熱を受熱し熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電変換モジュールと、
    前記熱源部に設置される前記熱電変換モジュールを覆い熱電変換モジュールを冷却する冷却フィンと、
    前記冷却フィンに接合されるとともに前記熱電変換モジュールおよび前記冷却フィンを前記熱源部に固定する永久磁石と、
    前記熱源部と前記熱変換モジュールとの間および前記冷却フィンと前記熱変換モジュールとの間を電気的に絶縁する熱伝導性シートと、
    を備えたことを特徴とする熱電変換システム。
  2. 前記永久磁石はアルニコ磁石を用いたことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換システム。
  3. 前記永久磁石はサマリウムコバルト磁石を用いたことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換システム。
  4. 前記永久磁石による接合力は50N以上であることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の熱電変換システム。
  5. 前記冷却フィンと前記永久磁石との間に伝わる熱を遮断する断熱材を、前記冷却フィンと前記永久磁石との間にさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換システム。
  6. 前記冷却フィンは、前記熱電変換モジュールおよび前記熱伝導性シートを前記熱源部に押さえつける圧接構造をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換システム。
  7. 他の熱電変換システムと電気的に接続するための電気配線基板をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換システム。
  8. 前記電気配線基板は、他の熱電変換システムと電気的に接続する着脱可能なコネクタを備えたことを特徴とする請求項7に記載の熱電変換システム。
  9. 前記冷却フィンと前記永久磁石との間に伝わる熱を遮断する断熱材を前記冷却フィンと前記永久磁石との間に備えるとともに、他の熱電変換システムと電気的に接続するための電気配線基板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換システム。
  10. 前記冷却フィンと前記電気配線基板と前記断熱材と前記永久磁石とを固定する熱絶縁性のネジを備えたことを特徴とする請求項9に記載の熱電変換システム。
JP2004267181A 2004-09-14 2004-09-14 熱電変換システム Pending JP2006086210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004267181A JP2006086210A (ja) 2004-09-14 2004-09-14 熱電変換システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004267181A JP2006086210A (ja) 2004-09-14 2004-09-14 熱電変換システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006086210A true JP2006086210A (ja) 2006-03-30

Family

ID=36164483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004267181A Pending JP2006086210A (ja) 2004-09-14 2004-09-14 熱電変換システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006086210A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487286A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグの絶縁碍子
JP2012119457A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Furukawa Co Ltd 熱電変換モジュール
US20140096808A1 (en) * 2012-10-04 2014-04-10 Joshua E. Moczygemba System For Thermoelectric Energy Generation
JP2017509448A (ja) * 2013-12-26 2017-04-06 レイモンド ジェームス ワォルシュ 自給電ロゴカップ
JP2017077926A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 東芝ライテック株式会社 多重管放電ランプの梱包構造および多重管放電ランプ梱包体
JP2019012736A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 三菱マテリアル株式会社 熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの使用方法
JP2019036644A (ja) * 2017-08-17 2019-03-07 三菱マテリアル株式会社 熱電変換セル及び熱電変換モジュール
JP2019062054A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 三菱マテリアル株式会社 熱電変換セル及び熱電変換モジュール
JP2019204927A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 日本ゼオン株式会社 熱電変換モジュールおよび発電システム
JP2020095052A (ja) * 2020-03-11 2020-06-18 株式会社小松製作所 熱電発電装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487286A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグの絶縁碍子
JP2012119457A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Furukawa Co Ltd 熱電変換モジュール
US10026886B2 (en) 2012-10-04 2018-07-17 Marlow Industries, Inc. System for thermoelectric energy generation
US9472744B2 (en) * 2012-10-04 2016-10-18 Marlow Industries, Inc. System for thermoelectric energy generation
US20140096808A1 (en) * 2012-10-04 2014-04-10 Joshua E. Moczygemba System For Thermoelectric Energy Generation
JP2017509448A (ja) * 2013-12-26 2017-04-06 レイモンド ジェームス ワォルシュ 自給電ロゴカップ
JP2017077926A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 東芝ライテック株式会社 多重管放電ランプの梱包構造および多重管放電ランプ梱包体
JP2019012736A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 三菱マテリアル株式会社 熱電変換モジュール、及び、熱電変換モジュールの使用方法
JP2019036644A (ja) * 2017-08-17 2019-03-07 三菱マテリアル株式会社 熱電変換セル及び熱電変換モジュール
JP2019062054A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 三菱マテリアル株式会社 熱電変換セル及び熱電変換モジュール
JP2019204927A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 日本ゼオン株式会社 熱電変換モジュールおよび発電システム
JP2020095052A (ja) * 2020-03-11 2020-06-18 株式会社小松製作所 熱電発電装置
JP7108651B2 (ja) 2020-03-11 2022-07-28 株式会社小松製作所 熱電発電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015084609A (ja) 接続導体の冷却装置及びそれを用いた電力変換装置
CN101789404A (zh) 散热器
JP3981738B2 (ja) 熱電変換素子
JP2005317648A (ja) 熱電変換モジュール
JPWO2015029511A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2010252460A (ja) 電力変換装置
JP2006271063A (ja) バスバーの冷却構造
JP2006086210A (ja) 熱電変換システム
EP1043781A1 (en) Thermoelectric generation unit and portable electronic device using the unit
EP3098864B1 (en) Thermoelectric conversion module
JP6201903B2 (ja) 熱電変換システム
JP2011192759A (ja) 熱電発電システム
JP6069945B2 (ja) 熱電ユニット
KR20130073554A (ko) 열전 모듈 및 열전 모듈의 제조방법
JP5899680B2 (ja) パワー半導体モジュール
JP6193283B2 (ja) 熱電発電モジュールおよび熱電発電装置
KR20100003494A (ko) 플렉시블 열전도체 밴드 와이어를 이용한 열전냉각장치
JP4937951B2 (ja) 電力用半導体装置およびその製造方法
JP2005353621A (ja) 熱電変換システム
JP5761123B2 (ja) 熱電変換装置
JP2018093152A (ja) 熱発電デバイス
JP7313660B2 (ja) 熱電変換モジュール
JPH08293628A (ja) 熱電気変換装置
JP2005317629A (ja) 熱電変換モジュール
RU2158988C1 (ru) Термоэлектрический модуль