JP2006085788A - 光記録媒体及び光ディスク処理装置 - Google Patents

光記録媒体及び光ディスク処理装置 Download PDF

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

【課題】目視情報表示用ピットを有する光記録媒体において、目視情報表示用ピットにより描かれる図形や文字等の濃淡を濃くして、目視可能な情報を見易く表示できる。
【解決手段】光ディスク1は、基板層の片側に第1の記録層3と第2の記録層5が重ねられている。第1の記録層3には、符号データ用ピットP−3a、P−3bと、これらより広い幅の目視情報表示用ピットP−3c、P−3dが形成され、第2の記録層5には、符号データ用ピットP−5a、P−5bと、これらより広い幅の目視情報表示用ピットP−5c、P−5dが形成されている。第1の記録層3の目視情報表示用ピットP−3c、P−3dと第2の記録層5の目視情報表示用ピットP−5c、P−5dは、第1の記録層3と第2の記録層5の対応する領域内に形成されており、目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dにより描かれる図形や文字等の濃淡が濃くなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、周囲と異なる光の反射を起こすピットにより情報が記録された光ディスク等の光記録媒体、及び光ディスクにピットを形成することにより情報を記録する光ディスク処理装置に関するものである。
従来より、光ディスクにおいて、ピットの幅を広くすると光の反射強度が弱くなることを利用し、他のピットよりも幅の広いピットを所定のパターンで多数密集させて形成することにより、光ディスク面上に図形や文字等の濃淡を作り出し、それら図形や文字等からなる情報を肉眼で目視可能に表示するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に記載の光ディスクは、記録層を1層だけ有する1層ディスクであり、情報を目視可能に表示するための目視情報表示用ピットの幅を情報を符号データとして記録するための符号データ用ピットの幅よりも広くするものであるが、目視情報表示用ピットの長さを符号データ用ピットの長さと同じにすることにより、目視情報表示用ピットが符号データ用ピットが兼ねたものとなっている。
また、同じ長さのピットを一定周期で繰り返して形成すると光学的干渉を生じることを利用し、所定のパターン領域内に同じ長さのピットを一定周期で形成することにより、光ディスク面上に図形や文字等からなる情報を目視可能に表示するようにした光ディスクや(例えば、特許文献2参照)、ピットの幅を変えることにより光学的干渉を生じさせて、光ディスク面上に図形や文字等からなる情報を目視可能に表示するようにした光ディスクも知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献2に記載の光ディスクは、記録層を1層だけ有する1層ディスクであり、目視情報表示用ピットは、符号データ用ピットが形成されていない外周側の空き領域に形成されている。また、特許文献3に記載の光ディスクは、特許文献2に記載の光ディスクと同様に記録層を1層だけ有する1層ディスクであるが、目視情報表示用ピットが符号データ用ピットを兼ねたものとなっている。
特開平11−213455号公報 特開2004−171605号公報 特開2003−323746号公報
ところが、上述した従来の録画装置においては、ピットの幅を広くするには限りがあり、目視情報表示用ピットにより光ディスク面上に描かれる濃淡が薄く、目視情報表示用ピットにより光ディスク面上に表示される目視可能な情報が見難いものであった。なお、上述した特許文献2及び特許文献3に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、目視情報表示用ピットにより描かれる図形や文字等の濃淡を濃くして、目視可能な情報を見易く表示できる光記録媒体、及び光ディスク処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、基板層と、基板層上に設けられ、周囲と異なる光の反射を起こすピットが形成される記録層と、情報を符号化した符号データに対応する配列で記録層に形成された符号データ用ピットと、情報を目視可能に表示するために他のピットよりも広い幅で記録層に形成された目視情報表示用ピットとを有する光記録媒体において、記録層は、基板層の片側に複数層重ねて設けられており、符号データ用ピットは、各記録層において異なる符号データに対応する配列で形成されており、目視情報表示用ピットは、各記録層の対応する領域内に形成されており、各記録層において符号データ用ピットを兼ねていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、基板層と、基板層上に設けられ、周囲と異なる光の反射を起こすピットが形成される記録層と、情報を符号化した符号データに対応する配列で記録層に形成された符号データ用ピットと、情報を目視可能に表示するために他のピットよりも広い幅で記録層に形成された目視情報表示用ピットとを有する光記録媒体において、記録層は、基板層の片側に複数層重ねて設けられており、目視情報表示用ピットは、各記録層の対応する領域内に形成されているものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光記録媒体において、目視情報表示用ピットは、符号データ用ピットを兼ねているものである。
請求項4の発明は、同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された記録層を有する光ディスクを回転させる光ディスク駆動手段と、光ディスクの記録トラックに光を照射することにより該記録トラックに周囲と異なる光の反射を起こすピットを形成する光ヘッドと、光ヘッドを光ディスク上で移動させる光ヘッド移動手段と、光ヘッド移動手段による光ヘッドの移動、光ディスク駆動手段による光ディスクの回転、及びヘッドによる光の照射を制御することにより、光ディスクにピットを形成して情報を記録する制御手段とを備え、制御手段は、情報を符号化した符号データに対応する配列で符号データ用ピットを形成することにより、符号データを記録する符号データ記録手段と、他のピットよりも幅の広い目視情報表示用ピットを所定のパターンで多数密集させて形成することにより、目視可能な情報を記録する目視情報記録手段とを有する光ディスク処理装置において、光ディスクは、記録層が基板層の片側に複数層重ねられた多層ディスクであり、制御手段は、情報を目視可能に記録するために目視情報表示用ピットを形成すべき光ディスク上の位置座標を算出する座標算出手段をさらに備え、符号データ記録手段は、光ディスクの各記録層に、異なる符号データに対応する配列で符号データ用ピットを形成することにより、符号データを記録し、目視情報記録手段は、座標算出手段により算出した座標を基に目視情報表示用ピットを各記録層の対応する領域内に形成することにより目視可能な情報を記録し、符号データ記録手段により形成される符号データ用ピットと重複する箇所においては、符号データ用ピットを兼ねた目視情報表示用ピットを形成し、目視情報表示用ピットの形成は、光ヘッドの光の集光スポット径を大きくすると共に光の照射強度を強くすることにより行うものである。
請求項5の発明は、同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された記録層を有する光ディスクを回転させる光ディスク駆動手段と、光ディスクの記録トラックに光を照射することにより該記録トラックに周囲と異なる光の反射を起こすピットを形成する光ヘッドと、光ヘッドを光ディスク上で移動させる光ヘッド移動手段と、光ヘッド移動手段による光ヘッドの移動、光ディスク駆動手段による光ディスクの回転、及びヘッドによる光の照射を制御することにより、光ディスクにピットを形成して情報を記録する制御手段とを備え、制御手段は、他のピットよりも幅の広い目視情報表示用ピットを所定のパターンで多数密集させて形成することにより、目視可能な情報を記録する目視情報記録手段とを有する光ディスク処理装置において、光ディスクは、記録層が基板層の片側に複数層重ねられた多層ディスクであり、目視情報記録手段は、目視情報表示用ピットを各記録層の対応する領域内に形成することにより目視可能な情報を記録するものである。
請求項1の発明によれば、目視情報表示用ピットが各記録層の対応する領域内に形成されているため、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して、より濃い濃淡を作り出すことができ、目視可能な情報をより見易く表示することができる。これにより、目視可能な情報を見間違えることがなく、光記録媒体固有の情報を目視可能な情報として表示させることにより、個々の光記録媒体を素早く的確に識別することが可能となり、また、符号データとして光記録媒体に記録されている内容を目視可能な情報として表示させることにより、光記録媒体の情報記録内容を素早く的確に判断することが可能となる。
しかも、目視情報表示用ピットは符号データ用ピットを兼ねており、目視可能な情報は符号データによる情報に重畳されて記録されているため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を表示することができる。また、光ディスクの各記録層に異なる符号データによる情報が記録されているため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を記録することができる。
請求項2の発明によれば、目視情報表示用ピットが各記録層の対応する領域内に形成されているため、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して、より濃い濃淡を作り出すことができ、目視可能な情報をより見易く表示することができる。これにより、目視可能な情報を見間違えることがなく、光記録媒体固有の情報を目視可能な情報として表示させることにより、個々の光記録媒体を素早く的確に識別することが可能となり、また、符号データとして光記録媒体に記録されている内容を目視可能な情報として表示させることにより、光記録媒体の情報記録内容を素早く的確に判断することが可能となる。
請求項3の発明によれば、目視情報表示用ピットは符号データ用ピットを兼ねており、目視可能な情報は符号データによる情報に重畳されて記録されているため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を表示することができる。
請求項4の発明によれば、目視情報表示用ピットが光ディスクの各記録層の対応する領域内に形成されるため、光ディスクに記録された目視可能な情報は、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して、より濃い濃淡によって、より見易く表示される。これにより、目視可能な情報を見間違えることがなく、光ディスク固有の情報を目視可能な情報として記録することにより、個々の光ディスクを素早く的確に識別することが可能となり、また、符号データとして光ディスクに記録されている内容を目視可能な情報として記録することにより、光ディスクの情報記録内容を素早く的確に判断することが可能となる。しかも、目視情報表示用ピットの位置が符号データ用ピットの位置と重複する箇所では、符号データ用ピットを兼ねた目視情報表示用ピットが形成され、目視可能な情報は符号データによる情報に重畳されて記録されるため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を記録することができる。
しかも、目視情報表示用ピットは符号データ用ピットを兼ねており、目視可能な情報は符号データによる情報に重畳されて記録されるため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を記録することができる。また、光ディスクの各記録層に異なる符号データによる情報が記録されるため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を記録することができる。
請求項5の発明によれば、目視情報表示用ピットが光ディスクの各記録層の対応する領域内に形成されるため、光ディスクに記録された目視可能な情報は、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して、より濃い濃淡によって、より見易く表示される。これにより、目視可能な情報を見間違えることがなく、光ディスク固有の情報を目視可能な情報として記録することにより、個々の光ディスクを素早く的確に識別することが可能となり、また、符号データとして光ディスクに記録されている内容を目視可能な情報として記録することにより、光ディスクの情報記録内容を素早く的確に判断することが可能となる。
以下、本発明を具体化した実施形態による光記録媒体及び光ディスク処理装置について図面を参照して説明する。図1(a)(b)(c)は、光記録媒体である光ディスク1の概略構成を示す。光ディスク1は、情報記録面1aに周囲と異なる光の反射を起こすピットPにより、例えば映像や音楽等の情報が符号化されて記録されている。また、この光ディスク1は、ピットPによる反射強度の変化を利用して、濃淡による図形や文字等の肉眼で目視可能な情報(図1(a)に示す例では、「NATUNOOMOIDE」)が記録されている。
光ディスク1は、基板層2と、第1の記録層3と、スペーサ層4と、第2の記録層5と、保護層6とを備えており、第1の記録層3と第2の記録層5が基板層2の片側に重ねて設けられた2層型ディスクである。
基板層2は、透明であり、第1の記録層3は、基板層2上に設けられている。第1の記録層3は、透明であり、所定ピッチで同心円状又は渦巻状に形成された記録トラック3aを有しており、記録トラック3a上に周囲と異なる光の反射を起こすピットPが形成されている。スペーサ層4は、透明であり、第2の記録層5は、スペーサ層4を介して第1の記録層3上に設けられている。第2の記録層5は、第1の記録層3と同様に、所定ピッチで同心円状又は渦巻状に形成された記録トラック5aを有しており、記録トラック5a上にピットPが形成されている。保護層6は、第2の記録層5上に設けられている。
基板層2の表面は情報記録面1aであり、後述する光ディスク処理装置にて、情報記録面1aに(基板層2側から)光を照射することによりピットPの長さや配列が検出されて符号データが読取られ、映像や音楽等の情報が再生される。記録トラック3aのピッチと記録トラック5aのピッチは同じであり、記録トラック3aと記録トラック5aは、情報記録面1aに垂直な方向に重なっている。保護層6の表面は、レーベル面1bであり、レーベル面1bには、光ディスク1の記録内容等を示す情報が印刷等により記載されている。ピットPによる反射強度の変化を利用した目視可能な情報は、情報記録面1aに(基板層2側に)表示されている。
上記映像や音楽等の情報は、ピットPを映像や音楽等の情報を符号化した符号データに対応する長さ及び配列で形成することにより記録されている。また、ピットPによる反射強度の変化を利用した目視可能な情報は、ピットPの幅を広くすると光の反射強度が弱くなることを利用して、ピットPの幅を広くしたものを所定の表示パターン領域内に多数密集させて形成することにより記録されている。
図2は、上記光ディスク1のピットPの形成例を示す。上記第1の記録層3の記録トラック3aには、ピットP−3a、P−3b、P−3c、P−3dが形成されており、上記第2の記録層5の記録トラック5aには、ピットP−5a、P−5b、P−5c、P−5dが形成されている。
ピットP−3a、P−3b、P−5a、P−5bは、映像や音楽等の情報を記録するための符号データ用ピットであり、情報を符号化した符号データに対応する長さ及び配列で形成されている。ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dは、目視可能な情報を記録するための目視情報表示用ピットであり、ピットP−3a、P−3b、P−5a、P−5bよりも広い幅で形成されている。
目視情報表示用ピットP−3c、P−3dは、第1の記録層3上の所定の表示パターン領域内に多数密集して形成されており、目視情報表示用ピットP−5c、P−5dは、第1の記録層3上の表示パターン領域に対応する第2の記録層5上の同じ領域内に多数密集して形成されている。
幅の広い目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dを所定の表示パターン領域内に多数密集して形成することにより、その表示パターン領域での光の反射強度が弱められ、光ディスク1の情報記録面1aにその表示パターンに対応する濃淡が生じ、表示パターンに対応する図形や文字等(図1(a)に示す例では、「NATUNOOMOIDE」)が目視可能な情報として光ディスク1の情報記録面1aに表示される。目視情報表示用ピットによる目視可能な情報としては、例えば、光ディスク1固有の情報や、符号データとして光ディスク1に記録されている内容を示す情報が記録される。
また、目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dは、符号データ用ピットを兼ねており、符号データ用ピットP−3a、P−3b、P−5a、P−5bと同様に、情報を符号化した符号データに対応する長さ及び配列で形成されている。すなわち、光ディスク1には、符号データによる情報と目視可能な情報が重畳されて記録されている。また、第1の記録層3の符号データ用ピットP−3a、P−3b及び目視情報表示用ピットP−3c、P−3dと、第2の記録層5の符号データ用ピットP−5a、P−5b及び目視情報表示用ピットP−5c、P−5dは、異なる符号データに対応する配列で形成されている。すなわち、第1の記録層3と第2の記録層5には、符号データによる異なる情報が記録されている。
符号データ用ピットP−3a、P−3b、P−5a、P−5b及び目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dは、例えば、第1の記録層3及び第2の記録層5が書込み可能な記録層である光ディスクに光を照射し、その集光スポット径と光の照射強度を調整することにより形成される。すなわち、符号データ用ピットP−3a、P−3b、P−5a、P−5bを形成するときは、集光スポット径と光の照射強度を通常の状態にし、目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dを形成するときは、集光スポット径を大きくすると共に光の照射強度を強くすればよい。
また、符号データ用ピットP−3a、P−3b、P−5a、P−5b及び目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dは、基板層2上に第1の記録層3、スペーサ層4、第2の記録層5及び保護層6を積層して光ディスク1を作製する際に、それらのピットに対応する凹凸が形成された金型を第1の記録層3及び第2の記録層5にプレスすることによって形成することも可能である。
このような構成の光ディスク1によれば、目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dが第1の記録層3及び第2の記録層5の対応する領域内に形成されているため、第1の記録層3の目視情報表示用ピットP−3c、P−3dと第2の記録層5の目視情報表示用ピットP−5c、P−5dが重なることにより濃淡が濃くなり、又は、目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5d全体の面積が広がることにより濃淡が濃くなる。
従って、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して、より濃い濃淡を作り出すことができ、目視可能な情報をより見易く表示することができる。これにより、目視可能な情報を見間違えることがなく、光ディスク1固有の情報を目視可能な情報として表示させることにより、個々の光ディスク1を素早く的確に識別することが可能となり、また、符号データとして光ディスク1に記録されている内容を目視可能な情報として表示させることにより、光ディスク1の情報記録内容を素早く的確に判断することが可能となる。
しかも、目視情報表示用ピットピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5dは、符号データ用ピットを兼ねており、目視可能な情報は符号データによる情報に重畳されて記録されているため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を表示することができる。また、第1の記録層3の符号データ用ピットP−3a、P−3b及び目視情報表示用ピットP−3c、P−3dと、第2の記録層5の符号データ用ピットP−5a、P−5b及び目視情報表示用ピットP−5c、P−5dは、異なる符号データに対応する配列で形成されているため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を表示することができる。
図3は、光ディスク1の別の構成を示す。図3に示す光ディスク1は、記録トラック3aのピッチと記録トラック5aのピッチは同じであるが、記録トラック3aと記録トラック5aは、相互に1/2ピッチずらして形成されている。このような構成の光ディスク1によっても、記録トラック3aの目視情報表示用ピットP−3c、P−3dと記録トラック5aの目視情報表示用ピットP−5c、P−5dが一部重なることにより濃淡が濃くなり、又は、目視情報表示用ピットP−3c、P−3d、P−5c、P−5d全体の面積が広がることにより濃淡が濃くなる。従って、このような構成の光ディスク1によっても、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して、より濃い濃淡を作り出すことができ、目視可能な情報をより見易く表示することができる。
図4は、光ディスク処理装置の構成を示す。光ディスク処理装置10は、光ディスク1に周囲と異なる光の反射を起こすピットPを形成することにより、例えば映像や音楽等の情報を符号化して光ディスク1に記録し、また、光ディスク1に形成されているピットPを検出することにより、光ディスク1に記録されている情報を再生する装置である。この光ディスク処理装置10は、ユーザの操作により、上述のピットPによる反射強度の変化を利用した肉眼で目視可能な情報(図1に示す例では、「NATUNOOMOIDE」)を記録できるようになっている。
光ディスク処理装置10は、光ディスク処理装置10を制御するためのCPU等からなる制御部11と、ディスク挿入検知部12と、スピンドルモータ13と、移動モータ14と、光ヘッド15と、レーザ駆動部16と、RF信号処理部17と、サーボ制御部18とを備える。また、光ディスク処理装置10は、放送信号受信部19と、受信信号処理部20と、入力信号処理部21と、符号化処理部22と、復号処理部23と、バッファメモリ24と、OSD処理部25と、映像・音声信号出力部26と、目視情報パターン生成部27と、リモコン28を、リモコン受信部29と、表示部30と、ROM31とを備える。
ディスク挿入検知部12は、光ディスク1がディスク挿入部(不図示)から挿入されたことを検出し、その信号を制御部11へ入力する。ディスク挿入部に挿入された光ディスク1は、スピンドルモータ13に装着される。スピンドルモータ13は、制御部11による制御のもと回転駆動され、装着された光ディスク1を回転させる。移動モータ14は、リニアモータから成り、光ヘッド15を光ディスク1上でその半径方向に移動させる。
光ヘッド15は、符号データによる情報及び目視可能な情報を光ディスク1に記録するために、光ディスク1に光を照射して、光ディスク1に周囲と異なる光の反射を起こすピットPを形成し、また、光ディスク1に記録されている符号データによる情報を読取るために、光ディスク1に光を照射して、光ディスク1に形成されているピットPを検出するものである。光ヘッド15は、半導体レーザ51、コリメートレンズ52、ビームスプリッタ53、対物レンズ54、集光レンズ55、及び受光素子56を備えている。
半導体レーザ51は、レーザ駆動部16により駆動されて光を出射する。半導体レーザ51から出射された光は、コリメートレンズ52、ビームスプリッタ53、及び対物レンズ54を介して光ディスク1上に集光照射される。また、光ディスク1で反射された光は、対物レンズ54、ビームスプリッタ53、集光レンズ55を介して、受光素子56上に集光される。対物レンズ54は、レンズホルダ57に保持されており、サーボ制御部18による制御のもと、フォーカシングコイル58及びトラッキングコイル59の磁気作用により、光ディスク1面と垂直な方向及び光ディスク1の半径方向に移動される。この対物レンズ54の移動により、半導体レーザ51から出射されて光ディスク1上に集光照射される光の集光点の位置及び集光スポット径が調整される。受光素子56は、受光面が複数の領域に分割されており、受光面毎に受光強度に応じた電気信号を出力する。
上記光ヘッド15は、半導体レーザ51から出射される光を光ディスク1の情報記録面1aに照射して、光ディスク1の第1の記録層3又は第2の記録層5を変質させることにより、光ディスク1にピットを形成する。また、光ヘッド15は、半導体レーザ51から出射される光を光ディスク1の情報記録面1aに照射して、受光素子56が光ディスク1からの反射光を受光することにより、光ディスク1に形成されているピットPを検出する。ピットPを検出する際には、光ディスク1の第1の記録層3及び第2の記録層5が変質しないように、半導体レーザ51から出射する光の強度が弱められる。
レーザ駆動部16は、制御部11による制御のもと、半導体レーザ51の発光タイミングや発光強度を制御する。RF信号処理部17は、受光素子56からの出力信号に基づいて、RF信号(反射強度信号)及びフォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し出力する。サーボ制御部18は、RF信号処理部17からのフォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて、フォーカシングコイル58及びトラッキングコイル59を駆動し、これにより、対物レンズ54を移動させて、光ディスク1上に照射される半導体レーザ51からの光の集光点の位置を制御する。
放送信号受信部19は、制御部11による制御のもと、受信周波数が放送局から配信されるテレビ放送信号の周波数に同調されることにより、アンテナ19aを介してテレビ放送信号を受信する。受信信号処理部20は、制御部11による制御のもと、放送信号受信部19で受信したテレビ放送信号を復調処理して映像・音声信号を生成する。入力信号処理部21は、制御部11による制御のもと、信号入力端子21aを介してビデオカメラやデジタルカメラ等の外部機器から入力される信号を処理して映像・音声信号を生成する。
符号化処理部22は、制御部11による制御のもと、受信信号処理部20及び入力信号処理部21にて生成された映像・音声信号を基に、それら映像・音声信号を所定の形式に符号化した符号データを生成する。バッファメモリ24は、光ディスク1に記録するための符号データ、及び光ディスク1から読取った符号データを一時的に保存する。
光ディスク1への符号データの記録は、制御部11による制御のもと、光ヘッド15により、ピットPとして、長さ及び配列により符号データを表す符号データ用ピットを光ディスク1に形成することにより行われる。また、光ディスク1からの符号データの読取りは、光ヘッド15により光ディスク1に記録されているピットPを検出し、それによりRF信号処理部17から出力されるRF信号を基に、制御部11にてピットPの長さや配列が判別されることにより行われる。
復号処理部23は、制御部11による制御のもと、光ディスク1から読取った符号データを復号処理して映像・音声信号を生成する。OSD処理部25は、制御部11による制御のもと、映像信号に各種オンスクリーン表示信号を重畳する。映像・音声信号出力部26は、制御部11による制御のもと、信号出力端子26aを介してディスプレイやスピーカ等に映像・音声信号を出力する。
目視情報パターン生成部27は、光ディスク1に記録する目視可能な情報の表示パターンを生成する。目視可能な情報は、ピットPとして、他のピットよりも幅の広い目視情報表示用ピットを光ディスク1上の所定の表示パターン領域内に多数密集させて形成することにより記録される。目視情報パターン生成部27は、制御部11から入力される目視情報作成用データを基に、その表示パターンを生成する。制御部11では、目視情報パターン生成部27にて生成された表示パターン及び光ディスク1のアドレスデータを基に、目視情報表示用ピットを形成すべき光ディスク1上の位置座標が算出される。
リモコン28は、テレビ放送信号の受信チャンネルの選択、映像、音声等の符号データによる情報の記録/再生、目視可能な情報の記録等、光ディスク処理装置10の各種動作を指示するためにユーザにより操作されるものであり、各種動作を指示するためにユーザに操作される各種操作キー(何れも不図示)を備えている。リモコン28は、各種操作キーが操作されることにより、その操作に対応付けられた赤外線コード信号を送出する。
リモコン受信部29は、リモコン28から送出される赤外線信号を受信して電気信号に変換し、リモコン28の操作に対応する信号を制御部11へ出力する。表示部30は、光ディスク処理装置10本体のフロントパネルに設けられ、リモコン28により操作された内容や光ディスク処理装置10の動作状況等を表示する。ROM31は、制御部11の動作プログラムを格納している。
制御部11は、リモコン受信部29からの出力信号を基にリモコン28の操作内容を判断し、テレビ放送信号の受信動作、テレビ放送信号により配信されるテレビ番組の光ディスク1への録画・録音動作、ビデオカメラやデジタルカメラ等から入力される映像・音声の光ディスク1への録画・録音動作、光ディスク1に録画・録音されている映像・音声の再生動作、光ディスク1への目視可能な情報の記録動作、等を制御する。
テレビ番組の光ディスク1への録画・録音は、制御部11による制御のもと、放送信号受信部19で受信したテレビ放送信号を基に受信信号処理部20にて映像・音声信号を生成し、その映像・音声信号を符号化処理部22にて符号化し、その符号データを光ディスク1に記録することにより行われる。また、ビデオカメラやデジタルカメラ等から入力される映像・音声の光ディスク1への録画・録音は、制御部11による制御のもと、信号入力端子21aから入力された信号を基に入力信号処理部21にて映像・音声信号を生成し、その映像・音声信号を符号化処理部22にて符号化し、その符号データを光ディスク1に記録することにより行われる。
符号データの記録は、ピットPとして、長さ及び配列により符号データを表す符号データ用ピットを光ディスク1に形成することにより行われる。符号データ用ピットは、光ディスク1の記録領域の空き状況に応じて、第1の記録層3の記録トラック3a又は第2の記録層5の記録トラック5aの内周側から順次形成されてゆき、第1の記録層3と第2の記録層5には、異なる符号データによる情報が記録されてゆく。
また、光ディスク1に映像・音声を録画・録音する際、制御部11による制御のもと、録画・録音内容を示すタイトル情報等を含むTOC(Table of Contents)が、光ディスク1のリードイン領域に符号データの形態で記録される。タイトル情報は、テレビ番組を録画・録音する場合は、テレビ放送信号に含まれる電子番組情報から取得され、ビデオカメラやデジタルカメラ等から入力される映像・音声する場合は、入力される信号から取得されるか、又は自動的に付与される。
光ディスク1に録画・録音されている映像・音声の再生は、制御部11による制御のもと、光ディスク1に形成されているピットを検出して光ディスク1に記録されている符号データを読取り、その符号データを復号処理部23にて複合し、その復号した映像・音声信号を映像・音声信号出力部26から出力することにより行われる。
光ディスク1への目視可能な情報の記録は、制御部11による制御のもと、ピットPとして、他のピットよりも幅の広い目視情報表示用ピットを、光ディスク1に記録されている(又は、記録される)TOCに含まれるタイトル情報を示す表示パターンで光ディスク1上に多数密集させて形成することにより行われる。目視情報表示用ピットは、光ディスク1の第1の記録層3の記録トラック3a及び第2の記録層5の記録トラック5aに各々形成される。
目視情報表示用ピットを形成すべき光ディスク1上の位置座標は、制御部11による制御のもと、光ディスク1に記録されている(又は、記録される)TOCに含まれるタイトル情報を読取り、そのタイトル情報を目視情報作成用データとして目視情報パターン生成部27にて目視可能な情報を示す表示パターン(従ってタイトル情報を示す表示パターン)を生成し、その表示パターン及び光ディスク1のアドレスデータに基づいて算出される。目視情報表示用ピットの形成は、光ヘッド15の対物レンズ54を移動させて光ヘッド15から出射される光の集光スポット径を大きくすると共に、半導体レーザ51の発光出力を高めて光ヘッド15から出射される光の強度を強くすることにより行われる。
制御部11は、移動モータ14によるによる光ヘッド15の移動、スピンドルモータ13による光ディスク1の回転、及びヘッド15による光の照射を制御することにより、ピットP(符号データ用ピット又は目視情報表示用ピット)を光ディスク1に形成して符号データ又は目視可能な情報を記録し、また、光ディスク1のピットPを検出して符号データを読取る。
図5は、上記光ディスク処理装置10の目視可能な情報の記録動作のフローチャートを示す。なお、このフローチャートは、光ディスク1が書換え可能な2層型DVD(Digital Versatile Disk)である場合についての記録動作を示している。制御部11は、リモコン28により目視可能情報の記録指示がなされると(#1でYES)、光ディスク1に記録されているTOCに含まれるタイトル情報を読取り(#2)、そのタイトル情報を基に、目視情報表示用ピットを形成すべき光ディスク1上の位置座標を算出する(#3)。なお、光ディスク1に映像や音楽等の情報が記録されておらず、TOCにタイトル情報が記録されていない場合には、エラー表示等をして、目視可能な情報の記録動作を終了する。
そして、その算出した座標に対応する光ディスク1の第1の記録層3上の位置に目視情報表示用ピットを形成する(#4)。なお、第1の記録層3上の目視情報表示用ピットを形成すべき位置に既に符号データ用ピットが形成されていれば、その符号データ用ピットを、その符号データ用ピットと同じ長さの目視情報表示用ピット(すなわち、符号データ用ピットを兼ねた目視情報表示用ピット)に形成し直す。
続いて、上記#3にて算出した座標に対応する光ディスク1の第2の記録層5上の位置に目視情報表示用ピットを形成する(#5)。なお、第2の記録層5上の目視情報表示用ピットを形成すべき位置に既に符号データ用ピットが形成されていれば、その符号データ用ピットを、その符号データ用ピットと同じ長さの目視情報表示用ピット(すなわち、符号データ用ピットを兼ねた目視情報表示用ピット)に形成し直す。これにより、目視可能な情報が光ディスク1に記録される。
なお、光ディスク1が1度だけ記録可能な2層型DVDである場合は、光ディスク1に映像や音楽等の情報を記録する際に、目視可能な情報を同時に記録するようにすればよい。すなわち、光ディスク1に映像や音楽等の情報を記録する際に取得されるタイトル情報を基に、前以って目視情報表示用ピットを形成すべき位置座標を算出しておき、そして、映像や音声等の情報を符号化した符号データによる符号データ用ピットを光ディスク1の第1の記録層3又は第2の記録層5に順次形成してゆき、目視情報表示用ピットを形成すべき位置において、符号データ用ピットを兼ねた目視情報表示用ピットを形成するようにすればよい。
このような構成の光ディスク処理装置10によれば、目視情報表示用ピットが光ディスク1の第1の記録層3と第2の記録層5の対応する領域内に形成されるため、目視情報表示用ピットにより光ディスク1に描かれる図形や文字等の濃淡は、従来の1層の記録層だけに目視情報表示用ピットが形成された構成と比較して濃くなる。従って、このような構成の光ディスク処理装置10によれば、目視可能な情報がより見易く表示される光ディスク1を得ることができる。
しかも、目視情報表示用ピットは符号データ用ピットと兼ねられ、目視可能な情報は符号データによる情報に重畳されて記録されるため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を記録することができる。また、第1の記録層3と第2の記録層5には、異なる符号データによる情報が記録されるため、符号データによる情報の記録密度を低下させることなく、目視可能な情報を記録することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、光ディスク1は、目視情報表示用ピットと符号データ用ピットを兼ねていなくてもよい。この場合、例えば、光ディスク1の最外周側の所定エリアを目視可能な情報記録用のエリアに割当てて、そのエリアに目視情報表示用ピットを形成すればよい。符号データ用ピットにより記録される情報は、映像や音楽以外の情報であってもよい。
光ディスク処理装置10は、光ディスク1に記録されているタイトル情報を読取って、そのタイトル情報を目視可能な情報として記録するものに限られず、例えば、リモコン28を操作して文字や記号等を入力し、その入力された文字や記号等を目視可能な情報として記録するようにしてもよい。また、光ディスク処理装置10は、映像や音楽等の情報が記録されていない光ディスク1に対して、目視可能な情報を記録するようにしてもよい。
(a)は本発明の一実施形態による光ディスクの概略構成を示す平面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は(a)のA−A線断面図。 同光ディスクのピットの形成例を示す部分拡大した平面図。 同光ディスクの別の構成を示す平面図。 本発明の一実施形態による光ディスク処理装置の概略構成を示す電気的ブロック構成図。 同光ディスク処理装置の目視可能な情報の記録動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 光ディスク(光記録媒体)
1a 情報記録面
1b レーベル面
2 基板層
3 第1の記録層
3a 記録トラック
4 スペーサ層
5 第2の記録層
5a 記録トラック
6 保護層
10 光ディスク処理装置
11 制御部(符号データ記録手段、目視情報記録手段、座標算出手段)
12 ディスク挿入検知部
13 スピンドルモータ(光ディスク駆動手段)
14 移動モータ(光ヘッド移動手段)
15 光ヘッド
16 レーザ駆動部
17 RF信号処理部
22 符号化処理部
23 復号処理部
27 目視情報パターン生成部
28 リモコン
P ピット
P−3a、P−3b 符号データ用ピット
P−3c、P−3d 目視情報表示用ピット
P−5a、P−5b 符号データ用ピット
P−5c、P−5d 目視情報表示用ピット

Claims (5)

  1. 基板層と、前記基板層上に設けられ、周囲と異なる光の反射を起こすピットが形成される記録層と、情報を符号化した符号データに対応する配列で前記記録層に形成された符号データ用ピットと、情報を目視可能に表示するために他のピットよりも広い幅で前記記録層に形成された目視情報表示用ピットとを有する光記録媒体において、
    前記記録層は、前記基板層の片側に複数層重ねて設けられており、
    前記符号データ用ピットは、前記各記録層において異なる符号データに対応する配列で形成されており、
    前記目視情報表示用ピットは、前記各記録層の対応する領域内に形成されており、前記各記録層において前記符号データ用ピットを兼ねていることを特徴とする光記録媒体。
  2. 基板層と、前記基板層上に設けられ、周囲と異なる光の反射を起こすピットが形成される記録層と、情報を符号化した符号データに対応する配列で前記記録層に形成された符号データ用ピットと、情報を目視可能に表示するために他のピットよりも広い幅で前記記録層に形成された目視情報表示用ピットとを有する光記録媒体において、
    前記記録層は、前記基板層の片側に複数層重ねて設けられており、
    前記目視情報表示用ピットは、前記各記録層の対応する領域内に形成されていることを特徴とする光記録媒体。
  3. 前記目視情報表示用ピットは、前記符号データ用ピットを兼ねている請求項2に記載の光記録媒体。
  4. 同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された記録層を有する光ディスクを回転させる光ディスク駆動手段と、
    前記光ディスクの記録トラックに光を照射することにより該記録トラックに周囲と異なる光の反射を起こすピットを形成する光ヘッドと、
    前記光ヘッドを前記光ディスク上で移動させる光ヘッド移動手段と、
    前記光ヘッド移動手段による前記光ヘッドの移動、前記光ディスク駆動手段による前記光ディスクの回転、及び前記ヘッドによる光の照射を制御することにより、前記光ディスクにピットを形成して情報を記録する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、情報を符号化した符号データに対応する配列で符号データ用ピットを形成することにより、符号データを記録する符号データ記録手段と、他のピットよりも幅の広い目視情報表示用ピットを所定のパターンで多数密集させて形成することにより、目視可能な情報を記録する目視情報記録手段とを有する光ディスク処理装置において、
    前記光ディスクは、前記記録層が基板層の片側に複数層重ねられた多層ディスクであり、
    前記制御手段は、前記情報を目視可能に記録するために前記目視情報表示用ピットを形成すべき前記光ディスク上の位置座標を算出する座標算出手段をさらに備え、
    前記符号データ記録手段は、前記光ディスクの各記録層に、異なる符号データに対応する配列で前記符号データ用ピットを形成することにより、符号データを記録し、
    前記目視情報記録手段は、前記座標算出手段により算出した座標を基に前記目視情報表示用ピットを前記各記録層の対応する領域に同じパターンで形成することにより目視可能な情報を記録し、前記符号データ記録手段により形成される符号データ用ピットと重複する箇所においては、前記符号データ用ピットを兼ねた目視情報表示用ピットを形成し、目視情報表示用ピットの形成は、前記光ヘッドの光の集光スポット径を大きくすると共に光の照射強度を強くすることにより行うことを特徴とする光ディスク処理装置。
  5. 同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された記録層を有する光ディスクを回転させる光ディスク駆動手段と、
    前記光ディスクの記録トラックに光を照射することにより該記録トラックに周囲と異なる光の反射を起こすピットを形成する光ヘッドと、
    前記光ヘッドを前記光ディスク上で移動させる光ヘッド移動手段と、
    前記光ヘッド移動手段による前記光ヘッドの移動、前記光ディスク駆動手段による前記光ディスクの回転、及び前記ヘッドによる光の照射を制御することにより、前記光ディスクにピットを形成して情報を記録する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、他のピットよりも幅の広い目視情報表示用ピットを所定のパターンで多数密集させて形成することにより、目視可能な情報を記録する目視情報記録手段とを有する光ディスク処理装置において、
    前記光ディスクは、前記記録層が基板層の片側に複数層重ねられた多層ディスクであり、
    前記目視情報記録手段は、前記目視情報表示用ピットを前記各記録層の対応する領域に同じパターンで形成することにより目視可能な情報を記録することを特徴とする光ディスク処理装置。


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