JP2006085110A - 非磁性一成分現像用トナー、画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有し、トナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着してなり、次式(M1/M0)×100(%)(但しM1は、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し一定条件下で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、M0は、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%であることを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナーである。
【選択図】図1
Description
現像剤担持体上にトナー薄層を形成する現像装置においては、トナーに均一な帯電を持たせるために、現像剤担持体表面のトナーの層厚は極力薄く、かつ均一にする必要があり、薄層規制のストレスや、現像装置内での撹拌等の様々なストレスを受ける間に、外添剤のトナー母体への埋没が起こり、初期と経時とではトナーの帯電量が異なってくる。さらに、静電潜像保持体上に現像されるトナーにおいて粒径選択が起こり、現像ホッパーに供給したトナーに比べ静電潜像保持体上に現像するトナーの粒子径が大幅に小さくなる。さらに現像を繰り返すにつれて、より小粒径のトナーから消費されていくため、次第にホッパー内及び現像剤保持体上に保持されるトナーの粒径が増大してきて初期と経時とでは、トナーの粒径が異なってくる。それに伴って帯電性も変化して、連続複写後に、画像上に地肌汚れ、ボソツキ等が発生する様になり、特にカラートナーの場合には色調の変動が起こりやすい。
このような従来の問題に対して、いくつかの方法が提案されている。例えば、特許文献1では、初期トナーと補給トナーの添加剤の種類を変更し、初期トナーと補給トナーのそれぞれの帯電量を異なるように設定し、使用時での現像剤中トナーの帯電量差を少なくし、画像安定性を保つ方法が提案されている。しかし、該現像剤は二成分現像剤用では効果があるが、一成分トナーとして使用した場合には、粒径選択によって粒径が大きくなり、トナーエンド時の残トナーの帯電量は低下する。そしてこの残トナーの帯電量に合わせる様に初期より帯電量を低く設定した補給トナーを補給した場合、次のトナー補給の際には更に帯電量を低く設定した補給トナーを補給しなければならない。従って、添加剤の種類および添加量などを変更し続けなければならないことになるが、補給毎にトナー帯電量を低くすることは困難である。
1.本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有する非磁性一成分現像用フルカラートナーであって、トナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着してなる非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、 前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M1/M0)×100(%)(但し、M1は、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、M0は、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%であることを特徴とする。
2.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、1.に記載の発明において、前記無機微粒子が、シリコンオイル及びヘキサメチルジシラザンの中から選ばれる少なくとも1種の物質で疎水化処理されてなるシリカ微粒子を含むことを特徴とする。
3.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、1.又は2.に記載の発明において、前記無機微粒子は、アルミニウムまたはAl2O3被膜を有しさらに有機処理剤で表面処理された酸化チタン微粒子を含み、前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M1/M0)×100(%)(但し、M1は、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量、M0は、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量)で表される酸化チタン微粒子付着率が、30〜80%であることを特徴とする。
4.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、2.ないし3.に記載の発明において、前記シリカ微粒子の添加量が、トナー母体100重量部に対して、2.0〜4.0重量部であることを特徴とする。
5.また、本発明の非磁性一成分現像用フルカラートナーは、1.ないし4.に記載の発明において、帯電制御剤を含み、前記帯電制御剤が、サリチル酸金属塩であることを特徴とする。
7.また、本発明の画像形成装置は、6.に記載の発明において、1.ないし5.のいずれかに記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーを用いることを特徴とする。
8.また、本発明の画像形成方法は、静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させ、前記現像剤担持体上の非磁性一成分トナーを、前記静電潜像保持体の静電潜像に与える画像形成方法であって、前記静電潜像保持体の静電潜像に与えられるトナー粒径が、前記現像剤担持体上のトナー粒径より小さい ことを特徴とする。
(1)無機微粒子の添加量を制御する:シリカ微粒子の添加量をトナー母体100重量部に対して2.0〜4.0重量部とする。シリカ微粒子の一次粒子径が50nm以下であればトナーに対する被覆率が高くなるため、トナー母体表面に接触しないシリカ微粒子が増加し付着率が小さくなる。なお、シリカ微粒子をトナー母体表面に付着させるための混合機、条件等の混合方法は特に規定されることはなく公知の方法を用いることができる。
(2)混合条件を制御する:シリカ微粒子の一次粒子径が30nm以下の場合は弱い攪拌条件、100nm以上の場合は強い攪拌条件で混合する。ここで、弱い攪拌条件、強い攪拌条件とはヘンシェルミキサー(三井三池社製 容積20L)を用い800rpmで300sec(弱い攪拌条件)、3000rpmで180sec(強い攪拌条件)である。
(3)トナー母体を制御:樹脂Tgを55℃以上とする。また、サリチル酸金属塩をトナー粒子に対して2.0重量部以上含有させる。樹脂Tgを55℃以上とすることで混合処理熱によるシリカ微粒子の強固な付着、埋没割合が少なくなり付着率が小さくなる。
本発明に係る電子写真用非磁性一成分現像用トナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有するトナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着して構成されている。トナー母体粒子は、詳しくは後述する結着樹脂と着色剤を含んでいればよく、さらに適宜、帯電制御剤、ワックス等が配合されてもよい。この場合、上記トナー母体粒子の体積平均粒径は6〜12μmであることが好ましく、さらに好ましくは6.5〜9.0μmである。6μm未満だと、流動性が低下して画像品質の低下を招くとともに、トナー同士が二次凝集してブロッキングを生じ、融着し易くなったり、保存性が低下するためである。また12μmより大きいと、トナーを保持する現像剤担持体上に到達するまでに十分な帯電量を得ることができず地肌汚れが発生する可能性があるからである。なお、トナー母体粒子の体積平均粒径はコールターカウンターマルチサイザー(コールター社製)により測定を行い、100μmアパーチャーを用い、50,000個の粒子の粒径の平均値とする。
本発明で用いる結着樹脂としては、フルカラートナー用結着樹脂として発色性、画像強度の点から好適なポリエステル樹脂が用いられる。カラー画像は、数種のトナー層が幾重にも重ねられるため、トナー層が厚くなってしまい、トナー層の強度不足による画像の亀裂や欠陥が生じたり、適度な光沢が失われたりする。このことから適度な光沢や優れた強度を保持させるためポリエステル樹脂が用いられる。ポリエステル樹脂は、一般に多価アルコールと多価カルボン酸とのエステル化反応により得ることができる。
これらのモノマーのうち特に、ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物を主成分モノマーとして用いたものが好適に用いられる。ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物を構成モノマーとして用いた場合、ビスフェノールA骨格の性質上、比較的高めのガラス転移点のポリエステルが得られ、耐コピーブロッキング性、耐熱保存性が良好となる。また、ビスフェノールA骨格両側のアルキル基の存在が、ポリマー中でソフトセグメントとして働き、トナー定着時の発色性、画像強度が良好となる。特にビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物のうち、エチレン基、プロピレン基のものが好適に用いられる。
本発明で用いる着色剤としては、カーボンブラック、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デユポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等の染料・顔料が代表的なものとして挙げられる。
本発明のトナー粒子には、結着樹脂と着色剤の他に、必要に応じて、帯電制御剤やオフセット防止のためのワックスを添加することができる。帯電制御剤としては、感光体に帯電される電荷の正負に応じて適宜正又は負の荷電制御剤を用いればよい。負の荷電制御剤としては、例えば電子供与性の官能基を持つ樹脂又は化合物、アゾ染料や有機酸の金属錯体を用いることができる。具体的には、ボントロン(品番:S−31、S−32、S−34、S−36、S−37、S−39、S−40、S−44、E−81、E−82、E−84、E−86、E−88、A、1−A、2−A、3−A)(以上、オリエント化学工業社製))、カヤチャージ(品番:N−1、N−2)、カヤセットブラック(品番:T−2、004)(以上、日本化薬社製))、アイゼンスピロンブラック(T−37、T−77、T−95、TRH、TNS−2)(以上、保土谷化学工業社製))、FCA−1001−N、FCA−1001−NB、FCA−1001−NZ、(以上、藤倉化成社製))等を用いることができる。
ワックスとしては、例えば、ライスワックス、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ラノリン等の動物・植物ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の石油ワックス、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレン共重合体、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重合体、酸価変性型ポリエチレン、酸変性型ポリエチレン、芳香族モノマによるグラフト変性型ポリエチレン、熱分解型低密度ポリエチレン、熱分解型ポリプロピレン等のオレフィン系ワックス等を用いることができる。具体的には、HNP(品番:1、3、9、10、11、12)、SP(品番:0145、1035、3040、3035、0110)、Hi−Mic(品番:2095、1080、3080、1070、2065、1045、2045)、POLYCOAT(品番:1025、1455、2255、3030、3155)、NEOPALAX(品番:2545、3240)、PALVAX(品番:1230、1335、1430)、CARTOWAX−3025、BONTEX(品番:0011、2266)、S−0750、OX(品番:261BN、0550、2251、1949)、NSP−8070、NPS(品番:L−70、6010、9210)、HAD(品番:5080、5670)、WEISSEN−0453、JP−1500、LUVAX(品番:1266、2191、1151、0321)、EMUSTAR(品番:0001、042X、0135、0136、0164、358)(以上、日本製蝋社製)、ハイワックス(品番:800P、400P、200p、100P、720P、410P、420P、320P、210P、220P、110P、405MP、310MP、320MP、210MP、220MP、4051E、4052E、4202E、1105A、2203A、1120H、1140H、1160H、NL100、NL200、NL500、NL800、NP055、NP105、NP505、NP805)(以上、三井石油化学工業社製)等を用いることができる。
次に、上記したトナー母体粒子の表面に付着させる無機微粒子について説明する。この無機微粒子は、トナーの流動性を向上させ、トナー同士の融着を抑制する機能を有するものであり、トナー粒子の表面を均一に覆っていることが好ましい。このような点から、無機微粒子の個数平均粒径は5〜150nmであることが好ましく、より好ましくは10〜50nmである。粒径が5nm未満であると無機微粒子同士が凝集してトナー粒子と適当に混合することが難しくなり、粒径が150nmを超えるとトナー粒子の表面を均一に覆うことができず、トナーの流動性が向上しなくなる可能性があるからである。
シリカ微粒子としてはアエロジル(品番:130、200V、200CF、300、300CF、380、OX50、TT600、MOX80、MOX170、COK84、RX200、RY200、R972、R974、R976、R805、R811、R812、T805、R202、VT222、RX170、RXC、RA200、RA200H、RA200HS、RM50、RY200、REA200)(以上、日本アエロジル社製)、HDK(品番:H20、H2000、H3004、H2000/4、H2050EP、H2015EP、H3050EP、KHD50)、HVK2150(以上、ワッカーケミカル社製)、カボジル(品番:L−90、LM−130、LM−150、M−5、PTG、MS−55、H−5、HS−5、EH−5、LM−150D、M−7D、MS−75D、TS−720、TS−610、TS−530)(以上、キャボット社製)等を用いることができる。
ここで、本測定方法について、さらに詳細を説明する。測定するトナー5gを界面活性剤0.2重量%水溶液100mlに濡れさせ浸した後、超音波式ホモジナイザー(UH−30 超音波工業社製)を用いて、その分散液中に超音波振動子を浸し、共振周波数25KHzで1分間超音波振動させることにより、トナー粒子表面からの無機微粒子の離脱を促進した後、分散液を洗浄、吸引ろ過し、乾燥後、トナーを蛍光X線分析法によりトナー粒子表面に残存する無機微粒子を定量する。
次に、図面に基づいて本発明の画像形成装置を詳しく説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の内部概略図である(IMAGIONEOC320)。また、図2は、本発明の現像装置の一例を示す概略構成図である。
また、本発明の画像形成装置は、後述するような変形例も、その範疇に属するものである。図1において、感光体2は導電性支持体上に感光層とフィラーを含有する最表層が設けられてなる。図1では、静電潜像保持体(以下、感光体と示す。)としてはベルト状の形状のものが示されているが、ドラム状のものであっても良い。
帯電用部材4が、感光体2に接触もしくは近接配置されている。必要に応じて、転写前チャージャ、転写チャージャ、分離チャージャ、クリーニング前チャージャが配置され、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド・ステート・チャージャー)、帯電ローラを始めとする公知の手段が用いられる。帯電用部材4により感光体2に帯電を施す際、帯電部材4に直流成分に交流成分を重畳した電界を与えて感光体を帯電させることにより、帯電ムラを低減することができ、効果的である。転写手段としては、一般に上記の帯電器が使用できるが、図に示されるように転写ベルト3を使用したものが有効に使用できる。
トナー補給容器内のアジテータ12の回転によりトナーが搬送され、マイラーが押し開けられ、現像部にトナーが搬送される。
[合成例1](ポリエステル樹脂A)
攪拌装置、温度計、窒素導入口、流下式コンデンサー、冷却管付き4つ口セパラブルフラスコに、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン740g、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン300g、テレフタル酸ジメチル466g、イソドデセニル無水コハク酸80g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル114gをエステル化触媒と共に加えた。窒素雰囲気下で前半210℃まで常圧昇温し、後半210℃減圧にて撹拌しつつ反応させた。酸価2.3KOHmg/g、水酸基価28.0KOHmg/g、軟化点106℃、Tg62℃のポリエステル樹脂を得た(以下ポリエステル樹脂Aという)。
ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン71225g、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン165g、テレフタル酸500g、イソドデセニル無水コハク酸130g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリイソプロピル170gをエステル化触媒とともにフラスコに加えた。これらを合成例1と同様の装置、同様の処方にて反応させ、酸価0.5KOHmg/g、水酸基価25.0KOHmg/g、軟化点109℃、Tg63℃のポリエステル樹脂を得た(以下ポリエステル樹脂Bという)。
ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン650g、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン650g、イソフタル酸515g、イソオクテニルコハク酸70g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸80gをエステル化触媒とともにフラスコに加えた。これらを合成例1と同様の装置、同様の処方にて反応させ、酸価19.5KOHmg/g、水酸基価35.0KOHmg/g、軟化点110℃、Tg60℃のポリエステル樹脂を得た(以下ポリエステル樹脂Cという)。
酸化チタンは、イルメナイトを鉱石として用い、硫酸に溶解させて鉄分を分離し、TiOSO4 を加水分解して酸化チタンを生成させる湿式沈降法を用いることにより作製した。酸化チタン微粒子を焼成した後に、湿式粉砕を行い、粗大粒子をカットした後、濾過、水洗、乾燥を行い、含水アルミナ稀薄溶液を添加し、濾過を行い乾燥することにより、アルミナ被覆酸化チタンを得た。次に再度水溶液中において湿式粉砕を行い、粗大粒子をカットし、有機処理剤で処理した後、濾過、水洗、乾燥を行い、乾式にて粉砕することにより外添剤を得ることができる。なお原料酸化チタンとしては1次粒径0.01〜0.03μmで比表面積60〜140m2/gの未処理酸化チタンを使用した。表1に、得られた酸化チタンの表面処理条件を示す。
以下の各製造例においては、下記(1)〜(4)の製造工程を採用した。
(1)原材料を、ヘンシェルミキサーにより混合する工程。
(2)工程(1)で得た混合物を120℃に設定したブスコニーダー(ブス社製)によって溶融混練する工程。
(3)工程(2)で得た混練物を冷却した後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕する工程。
(4)工程(3)で得た粉砕物を風力分級機を用いて分級する工程。
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂A:100部
着色剤カーボンブラック:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:3部
〜得られたトナー母体(ブラックトナー母体a)の平均粒径〜
体積平均粒径:6.94μm
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂B:100部
着色剤銅フタロシアニン系シアン顔料:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:4部
〜得られたトナー母体(シアントナー母体a)の平均粒径〜
体積平均粒径:7.16μm
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂C:100部
着色剤ベンジジン系イエロー顔料:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:2部
〜得られたトナー母体(イエロートナー母体c)の平均粒径〜
体積平均粒径:7.05μm
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂A:100部
着色剤カーミン系マゼンダ顔料:4部
帯電制御剤サリチル酸系金属塩:3部
〜得られたトナー母体(マゼンダトナー母体d)の平均粒径〜
体積平均粒径:6.85μm
〜原料組成〜
結着樹脂ポリエステル樹脂B:100部
着色剤カーボンブラック:4部
帯電制御剤樹脂帯電制御剤:3部
〜得られたトナー母体(ブラックトナー母体e)の平均粒径〜
体積平均粒径:7.11μm
製造例2において、風力分級機の分級条件を変更した以外は、製造例2と同じ組成及び製造条件を採用した。
〜得られたトナー母体(シアントナー母体f)の平均粒径〜
体積平均粒径:6.89μm
上記トナー母体に無機微粒子(シリカ、チタニア)を混合して本発明のトナーを製造した。無機微粒子の混合作業はヘンシェルミキサー(三井三池社製容積20L)を用いた。これによりトナー母体表面に無機微粒子が付着したトナーを得た。
トナー母体a100部に対し、シリカとしてTG−820F(CABOT社製)を2.5重量%、チタニアとしてT2を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで180sec混合して、電子写真用トナーAを得た。
トナー母体b100部に対し、シリカとしてHDK−2000H(Wacker社製)を2.0重量%、チタニアとしてT4を0.8重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で1500rpmで180sec混合して、電子写真用トナーBを得た。
トナー母体c100部に対し、シリカとしてHDK−2000H(Wacker社製)を2.0重量%、チタニアとしてT5を0.4重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで150sec混合して、電子写真用トナーCを得た。
トナー母体d100部に対し、シリカとしてHDK−H1303(Wacker社製)を3.0重量%、チタニアとしてT2を0.5重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で1000rpmで210sec混合して、電子写真用トナーDを得た。
トナー母体f100部に対し、シリカとしてTG−820F(CABOT社製)を1.5重量%、チタニアとしてT4を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで180sec混合して、電子写真用トナーEを得た。
トナー母体e100部に対し、シリカとしてHDK−2000H(Wacker社製)を1.2重量%、チタニアとしてT1を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で2000rpmで300sec混合して、電子写真用トナーFを得た。
トナー母体d100部に対し、シリカとしてTG−820F(CABOT社製)を1.8重量%、チタニアとしてT3を0.6重量%添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)で700rpmで150sec混合して、電子写真用トナーGを得た。
(粒径)
各電子写真用トナーの体積平均粒径および個数平均粒径は、コールターエレクトロニクス社製の粒度測定器「コールターカウンターTAII」を用い、アパーチャー径100μmで測定した。
トナーの無機微粒子付着率は以下のようにして求めた。まず、測定するトナー5gを界面活性剤0.2重量%水溶液100mlに濡れさせ浸した後、超音波式ホモジナイザー(UH−30超音波工業社製)を用いて、その分散液中に超音波振動子を浸し、共振周波数25KHzで1分間超音波振動させることにより、トナー粒子表面からの無機微粒子の離脱を促進した後、分散液を洗浄、吸引ろ過し、乾燥後、トナーを蛍光X線分析法によりトナー粒子表面に残存する無機微粒子を定量した。そして、次式:(M1/M0)×100(%)
(但し、M1:超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、M0:超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)によって無機微粒子付着率を求めた。
帯電量は、現像剤担持体上の帯電量を測定した。測定にはTREK社製吸引式小型帯電量測定装置(q/mMeter)Model210HSを用いた。
(評価方法)
実施例、比較例で得られた静電潜像現像剤について、(株)リコー製「IMAIONEOC320」を用いてコピーテストを実施し、以下の項目について評価を行った。コピーテストは、トナー補給を4回繰り返し、10万枚フルカラーモードで実施した。コピーテスト開始直後と10万枚コピー実施後において、現像機内の現像剤担持体上でのトナー帯電量を測定し、得られた画像の濃度および画質を評価した。画像濃度は、「X−rite938」(X−rite社製)を用いて測定した。画質は、画像の濃度ムラ、非画像部かぶり、画像ぬけ等の有無を目視で評価した。
いずれの項目も3%画像面積の画像チャートを10万枚まで連続でランニングした後、以下に述べる評価を行った。
ベタ画像出力後、画像濃度をX−Rite(X−Rite社製)により測定。これを各色単独に5点測定し各色ごとに平均を求めた。
2)地肌汚れ
白紙画像を現像中に停止させ、現像後の感光体上の現像剤をテープ転写し、未転写のテープの画像濃度との差を938スペクトロデンシトメーター(X−Rite社製)により測定した。
3)薄層形成性
現像剤担持体上トナーの薄層性は目視による観察を行なった。表中の○、△及び×は次の状態を示す。
「○」:均一で良好な状態
「△」:数本の白スジが若干見られるが画像にはスジがはっきり出ない状態。
「×」:白スジが多数発生し、画像にも画像濃度ムラとしてはっきり出ている状態、特にひどいものは、トナー飛散が発生した。
4)フィルミング
現像スリーブまたは感光体上のトナーフィルミング発生状況の有無を観察した。
表中の○、△及び×は次の状態を示す。
「○」:フィルミングがない。
「△」:スジ上のフィルミングが見られる。
「×」:全体的にフィルミングがある。
一方、比較例1、2の静電潜像現像剤は、初期は特に問題なかったが、10万枚後では、経時でのトナーの帯電性が初期と異なり、画像上に地肌汚れ、画像濃度変動、ボソツキ等が発生し色調の変動が発生した。
2感光体ベルト
3中間転写ベルト
4帯電ローラ
5クリーニングブレード
6定着部
7転写クリーニング及び除電
8補給トナーカートリッジ
9現像担持体
10薄層規制部材
11補給ローラ
12アジテータ
Claims (8)
- 少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有する非磁性一成分現像用フルカラートナーであって、
トナー母体粒子の表面に少なくとも1種類以上の無機微粒子が付着してなる非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M1/M0)×100(%)(但し、M1は、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している無機微粒子量、M0は、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している無機微粒子量)で表される無機微粒子付着率が、30〜80%である
ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。 - 請求項1に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
前記無機微粒子が、シリコンオイル及びヘキサメチルジシラザンの中から選ばれる少なくとも1種の物質で疎水化処理されてなるシリカ微粒子を含む
ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。 - 請求項1又は2に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
前記無機微粒子は、アルミニウムまたはAl2O3被膜を有しさらに有機処理剤で表面処理された酸化チタン微粒子を含み、
前記非磁性一成分現像用フルカラートナーは、次式(M1/M0)×100(%)(但し、M1は、前記トナーを界面活性剤水溶液に溶解し、共振周波数25KHzの条件で1分間超音波処理した後にトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量、M0は、超音波処理を行う前のトナー母体表面に付着している酸化チタン微粒子量)で表される酸化チタン微粒子付着率が、30〜80%である
ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。 - 請求項2ないし3に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
前記シリカ微粒子の添加量が、トナー母体100重量部に対して、2.0〜4.0重量部である
ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。 - 請求項1ないし4に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーにおいて、
前記非磁性一成分現像用トナーは、帯電制御剤を含み、
前記帯電制御剤が、サリチル酸金属塩である
ことを特徴とする非磁性一成分現像用フルカラートナー。 - 静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させて備える画像形成装置において、
前記画像形成装置は、前記静電潜像保持体上の静電潜像を現像する非磁性一成分トナーを、定量的に補給する機構を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項1ないし5に記載の非磁性一成分現像用フルカラートナーを用いる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 静電潜像を保持する静電潜像保持体と、非磁性一成分トナーを担持する現像剤担持体とを対向させ、前記現像剤担持体上の非磁性一成分トナーを、前記静電潜像保持体の静電潜像に与える画像形成方法において、
前記画像形成方法は、前記静電潜像保持体の静電潜像に与えられるトナー粒径が、前記現像剤担持体上のトナー粒径より小さい
ことを特徴とする画像形成方法。
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