JP2006084002A - 流路ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、圧力損失を小さくでき、極長の流路を形成でき、複雑な流路が形成でき、軽量化が図れる流路ブロックと、その製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の流路ブロック1は、貫通孔21と貫通孔21に連通する溝22が形成されるブロック本体11と、溝22を覆う蓋部材12とを有するので、切削工具で溝22の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝22を長く形成して蓋部材12により溝22を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝22を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックおよびその製造方法に関するものである。
従来技術として、図11に示すようなV字の流路を有する流路ブロック101が存在する。図11(a)は上面図、図11(b)はA−A断面図である。この流路ブロック101は、ブロック体111に切削工具(例えば、ドリルなど)を用いてV字の流路121を加工している。また、ユニットを接続する部分にはシール面121aが加工されている。
また、特許文献1には図13のような流路ブロック201が記載されている。
ここで、この流路ブロック201の製造方法を以下に説明する。
まず、図13(a)に示すように第1工程において、ブロック本体211の上面から第1開口通路221を空けるとともに、側面から補助通路223と連通路222を第1開口通路221の下端部に連通するように空ける。このとき、側面には次の工程を容易に行なうために大きな径の開口部225も空ける。
次に、図13(b)に示すように第2工程において、補助通路223に薄円盤状の閉塞部材224を挿入する。このとき、閉塞部材224は後述するように第2開口通路226を形成するときに削り取られるような位置に挿入する。
次に、図13(c)に示すように第3工程において、補助通路223に閉塞部材224を溶接し、溶接部Wが形成される。
次に、図13(d)に示すように第4工程において、閉塞部材224および溶接部Wの一部を削り取るように第2開口通路226を空け、溶接部の残部W1により補助通路223が閉塞する。
以上の製造方法によって、第1開口通路221、連通路222、第2開口通路226よりなるU字状の流路が形成された流路ブロック201が製造される。
特開2003−097752(第0045段落、第2図)
しかしながら、従来技術には以下の問題点が存在する。
図11に示すようなV字の流路を有する流路ブロック101は、任意の板厚のもと必要なV字傾斜角とシール面121aの孔径とを確保する必要がある。そのために、V字傾斜角を考慮しつつドリルを挿入する必要がありドリル径の大きさが制約されることから、流路121の径の大きさが制約されてしまう。すなわち、図12に示すように、所定のシール面121aの孔径Dを確保するために挿入できるドリル径dは幾何学的に明らかなように、公差や加工精度を考慮するとd≦(D×cosθ)であり、ドリル径dにより定まる流路121の径はシール面121aの孔径Dより小さくなってしまう。しかも、V字傾斜角θを変更すると板厚を大きくする必要があり流路ブロック101の重量が大きくなってしまうので、みだりにV字傾斜角θを変更して流路121の径を大きくすることもできない。そのため、供給される流量に対して十分な流路有効断面積を確保することができず、圧力損失も大きくなってしまう。
また、任意のV字傾斜角θを確保するためには、ある程度の板厚がなければ流路が形成できない。
また、特許文献1に関しては以下のような問題点が存在する。
通常、流路を空けるための工具(例えば、ドリル)の刃の形状、径、長さはある程度限定される。一般に工具の断面形状はほぼ円形であることから、流路ブロック201では流路の断面形状もほぼ円形に限定されてしまう。また、工具の断面径の大きさはある程度限定されることから、流路の断面積の大きさも限定されてしまう。従って、供給される流量に対して十分な流路有効断面積を確保することができず、この通路に多量の流体を流す場合には圧力損失が大きくなり、流量が制限されてしまう。
また、加工できる流路の長さにも限界があり、流体制御装置ユニットの設置状況の都合上、非常に長い流路を備えた流路ブロックが必要な場合であっても、これに対応することができない。
また、V字やU字のような単純な形状の通路しか形成することができず、流体制御装置ユニットの設置状況の都合上、複雑な形状の流路を備えた流路ブロック(例えば、パージガスとプロセスガスの供給部における流路ブロックなど)が必要な場合であっても、これに対応することができない。
本発明は以上のような課題を解消するためになされたものであり、流路断面の大きさが限定されず、極長の流路を形成でき、複雑な流路が形成でき、軽量化が図れる流路ブロックと、その製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下のような構成または工程を有する。
(1)流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックにおいて、貫通孔と貫通孔に連通する溝が形成されるブロック本体と、溝を覆う蓋部材とを有する。
(2)流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックにおいて、貫通孔が形成されるブロック本体と、貫通孔同士を連通させる凹形状が形成される蓋部材とを有する。
(3)流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックにおいて、貫通孔と貫通孔に連通する溝が形成されるブロック本体と、凹形状が形成され溝を覆う蓋部材とを有する。
(4)(1)に記載する流路ブロックにおいて、溝の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする。
(5)(2)または(3)に記載する流路ブロックにおいて、凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする。
(6)流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックの製造方法において、ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、貫通孔に連通する溝を形成する工程と、溝を蓋部材で覆う工程とを有する。
(7)流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックの製造方法において、ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、貫通孔同士を連通させる凹形状が形成される蓋部材で覆う工程とを有する。
(8)流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックの製造方法において、ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、貫通孔に連通する溝を形成する工程と、溝を凹形状が形成される蓋部材で覆う工程とを有する。
(9)(6)に記載する流路ブロックの製造方法において、溝の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする。
(10)(7)または(8)に記載する流路ブロックの製造方法において、凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、以下のような作用・効果を有する。
本発明の流路ブロックは、貫通孔と貫通孔に連通する溝が形成されるブロック本体と、溝を覆う蓋部材とを有するので、切削工具で溝の深さや幅を調整することで有効断面積を調整し圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝を長く形成して蓋部材により溝を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロックは、貫通孔が形成されるブロック本体と、貫通孔同士を連通させる凹形状を有する蓋部材とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで有効断面積を調整し圧力損失を小さくでき、加工により凹形状を長く形成した蓋部材にてブロック本体を覆うことにより極長の流路を形成でき、加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体には貫通孔のみを形成すれば足りることからブロック本体の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロックは、貫通孔と貫通孔に連通する溝が形成されるブロック本体と、凹形状が形成され溝を覆う蓋部材とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで有効断面積を調整し圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝を長く形成しかつ加工により凹形状を長く形成した蓋部材にてブロック本体を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝を自由自在に形成できかつ加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつ溝はあまり深く形成する必要はないことからブロック本体の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロックは、溝の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、任意の流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
本発明の流路ブロックは、凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
本発明の流路ブロックの製造方法では、ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、貫通孔に連通する溝を形成する工程と、溝を蓋部材で覆う工程とを有するので、切削工具で溝の深さや幅を調整することで有効断面積を調整し圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝を長く形成して蓋部材により溝を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロックの製造方法では、ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、貫通孔同士を連通させる凹形状を有する蓋部材で覆う工程とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで有効断面積を調整し圧力損失を小さくでき、加工により凹形状を長く形成した蓋部材にてブロック本体を覆うことにより極長の流路を形成でき、加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体には貫通孔のみを形成すれば足りることからブロック本体の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロックの製造方法では、ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、貫通孔に連通する溝を形成する工程と、溝を凹形状が形成される蓋部材で覆う工程とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで有効断面積を調整し圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝を長く形成しかつ加工により凹形状を長く形成した蓋部材にてブロック本体を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝を自由自在に形成できかつ加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつ溝はあまり深く形成する必要はないことからブロック本体の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロックの製造方法では、溝の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
本発明の流路ブロックの製造方法では、凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、実施例1の流路ブロック1を説明する。図1は流路ブロック1の構成についての外観図(一部断面図)を示す。
図1に示すように流路ブロック1は、ブロック本体11と蓋部材12とから構成される。
また、図2はブロック本体11の構造について示しており、図2(a)は上面図、図2(b)はA−A断面図、図2(c)は下面図、図2(d)はB−B断面図を示す。図2に示すようにブロック本体11には、貫通孔21と溝22が形成されている。そして、流路ブロック1では、図3に示す蓋部材12で溝22を覆い密閉している。なお、蓋部材12は板金などで形成され、溶接(例えば、TIG溶接やレーザー溶接)によってブロック本体11に取り付けられている。
ここで、流路ブロック1の製造方法の一例を説明する。図4は、おもにブロック本体11の断面図を示す。
まず、図4(a)に示すように第1工程において、材質がSUS316などのブロック本体11に、ドリルなどで貫通孔21を2つ形成する。
次に、図4(b)に示すように第2工程において、エンドミルなどの切削工具で2つの貫通孔21が互いに連通するように溝22を形成する。
次に、図4(c)に示すように第3工程において、ブロック本体11の下面側に、後述する蓋部材12を取り付けるための蓋部材受け部22aを形成する。一方、ブロック本体11の上面側には、搭載するユニットとのシール面21aを形成する。
次に、図4(d)に示すように第4工程において、溝22の開口部と同じ形状に形成された蓋部材12を溝22に被せ、蓋部材受け部22aに蓋部材12をはめ込んだ上で、レーザ溶接によりブロック本体11に溶接する。なお、溝22を完全に密閉状態にするため、溶接の際には溶接部分の周囲(図4(d)に示すα部分)までビードを形成する。
このような製造方法をとれば、シール面21aの孔径と同じ径の貫通孔21を確保することができる。また、溝22はエンドミルなどの切削工具で深さや幅を自由に調整することができ、従来技術の流路ブロック101のように、所定のシール面21aの孔径を確保するために流路径の大きさが制約されるという問題は生じない。そのため、本発明の流路ブロック1においては、シール面21aの孔径と同じ径の貫通孔21を形成し、シール面21aの孔径以上の深さの溝22を形成することで、シール面21aの孔径と等しいかあるいはそれ以上の径で流路を形成することができる。従って、流路有効断面積を大きくすることができ、流体を流したときの圧力損失を小さくすることができる。
また、従来技術の流路ブロック101および流路ブロック201では、流路をドリルなどの切削工具で形成するため、流路の断面形状や流路径は切削工具の形状や工具径によって決まってしまう。
しかし、本発明では、エンドミルなどを用いて溝22の断面形状や(幅、深さなどの)断面寸法を自由に形成できる。そのため、例えば、先端が円形のエンドミルを用いて、図8に示すように幅の寸法に対して深さの寸法が大きい略Uの字の溝22の断面形状や、図9に示すように深さの寸法に対して幅の寸法が大きい略Uの字の溝22の断面形状を意図的に設定でき、より大きな流路有効断面積を確保することができる。従って、流体の圧力損失がより少ない流路ブロック1を形成することができる。
また、従来技術において示したような通常の穴加工では流路長がドリルの長さによって決まってしまうが、本発明では溝22はエンドミルなどの切削工具で形成すれば足りるため、そのような制約はない。従って、図5に示すように非常に長い流路や図6に示すように複雑な形状の流路、または図7のように多重の流路構造を有する流路ブロックも形成することができる。
さらに、従来技術の流路ブロック101におけるV字傾斜角θなどを考慮する必要がなく、板厚は流体ブロック1の設置状況に応じて自由に設定することができ、できる限り板厚を小さくすることで流体ブロック1の軽量化を図ることができる。
以上のような実施例1により、以下の効果が得られる。
本発明の流路ブロック1は、貫通孔21と貫通孔21に連通する溝22が形成されるブロック本体11と、溝22を覆う蓋部材12とを有するので、切削工具で溝22の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝22を長く形成して蓋部材12により溝22を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝22を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロック1は、溝22の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
本発明の流路ブロック1の製造方法では、ブロック本体11に貫通孔21を形成する工程と、貫通孔21に連通する溝22を形成する工程と、溝22を蓋部材12で覆う工程とを有するので、切削工具で溝22の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝22を長く形成して蓋部材12により溝22を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝22を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロック1の製造方法では、溝22の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
次に、実施例2の流路ブロック2を説明する。図10は流路ブロック2の構成についての外観図を示す。
実施例1との違いは、蓋部材13において予めプレス加工などにより流路(凹形状)を形成しておく点である。これにより、ブロック本体11に溝22を形成しなくても、あるいはブロック本体11に溝22を形成するとしてもその深さが小さくても必要な流路径を確保できるので、ブロック本体11の板厚を小さくでき、さらなる流路ブロックの軽量化を図ることができる。
その他、蓋部材13の加工によって、流体を流したときの圧力損失を小さくすること、および非常に長い流路や複雑な形状の流路、多重の流路構造を有する流路ブロックを形成することができる点は実施例1と同じである。
以上のような実施例2により、以下の効果が得られる。
本発明の流路ブロック2は、貫通孔21が形成されるブロック本体11と、貫通孔21同士を連通させる凹形状を有する蓋部材13とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、加工により凹形状を長く形成した蓋部材13にてブロック本体11を覆うことにより極長の流路を形成でき、加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11には貫通孔21のみを形成すれば足りることからブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロック2は、貫通孔21と貫通孔21に連通する溝22が形成されるブロック本体11と、凹形状が形成され溝22を覆う蓋部材13とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝22を長く形成しかつ加工により凹形状を長く形成した蓋部材13にてブロック本体11を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝22を自由自在に形成できかつ加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11には貫通孔22のみを形成すれば足りることからブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロック2は、凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
本発明の流路ブロック2の製造方法では、ブロック本体11に貫通孔21を形成する工程と、貫通孔21同士を連通させる凹形状を有する蓋部材13で覆う工程とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、加工により凹形状を長く形成した蓋部材13にてブロック本体11を覆うことにより極長の流路を形成でき、加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11には貫通孔21のみを形成すれば足りることからブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロック2の製造方法では、ブロック本体11に貫通孔21を形成する工程と、貫通孔21に連通する溝22を形成する工程と、溝22を凹形状が形成される蓋部材13で覆う工程とを有するので、加工により凹形状の深さや幅を調整することで圧力損失を小さくでき、切削工具にて溝22を長く形成しかつ加工により凹形状を長く形成した蓋部材13にてブロック本体11を覆うことにより極長の流路を形成でき、切削工具にて溝22を自由自在に形成できかつ加工により凹形状を自由自在に形成できるので複雑な流路が形成でき、かつブロック本体11には貫通孔21のみを形成すれば足りることからブロック本体11の板厚を小さくでき軽量化が図れる。
本発明の流路ブロック2の製造方法では、凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できるので、より大きな流路有効断面積を確保して圧力損失をより小さくすることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。
実施例1の流路ブロックの外観図(一部断面図)である。 実施例1のブロック本体の(a)上面図、(b)A−A断面図、(c)下面図、(d)B−B断面図を示す。 実施例1の蓋部材の外観図である。 実施例1の流路ブロックの製造方法の一例を示す図である。 実施例1において非常に長い流路が形成される流路ブロックを示す図である。 実施例1において複雑な流路が形成される流路ブロックを示す図である。 実施例1において多重の流路が形成される流路ブロックを示すである。 実施例1において溝の断面形状を表す図である。 実施例1において溝の断面形状を表す図である。 実施例2の流路ブロックの構成の概要を示す図である。 従来技術のV字流路を有する流体ブロックを示す図である。 従来技術のV字流路を有する流体ブロックのシール部付近を示す図である。 特許文献1の流路ブロックの製造方法の概要図である。
符号の説明
1 流路ブロック
11 ブロック本体
12 蓋部材
13 蓋部材
21 貫通孔
22 溝
22a 蓋部材受け部

Claims (10)

  1. 流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックにおいて、
    貫通孔と前記貫通孔に連通する溝が形成されるブロック本体と、前記溝を覆う蓋部材と、を有することを特徴とする流路ブロック。
  2. 流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックにおいて、
    貫通孔が形成されるブロック本体と、前記貫通孔同士を連通させる凹形状が形成される蓋部材と、を有することを特徴とする流路ブロック。
  3. 流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックにおいて、
    貫通孔と前記貫通孔に連通する溝が形成されるブロック本体と、凹形状が形成され前記溝を覆う蓋部材と、を有することを特徴とする流路ブロック。
  4. 請求項1に記載する流路ブロックにおいて、
    前記溝の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする流路ブロック。
  5. 請求項2または請求項3に記載する流路ブロックにおいて、
    前記凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする流路ブロック。
  6. 流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックの製造方法において、
    ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔に連通する溝を形成する工程と、前記溝を蓋部材で覆う工程と、を有することを特徴とする流路ブロックの製造方法。
  7. 流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックの製造方法において、
    ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔同士を連通させる凹形状が形成される蓋部材で覆う工程と、を有することを特徴とする流路ブロックの製造方法。
  8. 流体制御装置ユニットに使用される流路ブロックの製造方法において、
    ブロック本体に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔に連通する溝を形成する工程と、前記溝を凹形状が形成される蓋部材で覆う工程と、を有することを特徴とする流路ブロックの製造方法。
  9. 請求項6に記載する流路ブロックの製造方法において、
    前記溝の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする流路ブロックの製造方法。
  10. 請求項7または請求項8に記載する流路ブロックの製造方法において、
    前記凹形状の断面は、略Uの字の形状であって、任意の大きさに設定できることを特徴とする流路ブロックの製造方法。
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