JP2006081833A - ホルダおよびクリーナ - Google Patents

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一司 藤原
Hiroshi Nakane
宏 中根
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F & F Kk
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Abstract

【課題】 ロール紙を用いたクリーナのリフレッシュ作業をより簡単に行えるようにする。
【解決手段】 ストッパ32をローラ7bに接した状態でロール紙2を回転し、ローラ7bに設けられた凹み41にストッパ32が入ってロール紙2が止まると、その位置に基づきロール紙2の上のシート12の先端15を見つける第1の工程と、ストッパ32をローラ7bに接した状態でシート12の先端15を引いてロール紙2を回転し、ローラ7bに設けられた凹み42にストッパ32が入ってロール紙が止まると、その位置でシート12をカッター20によりカットする第2の工程とを有するホルダの使用方法を提供する。これにより、常に1周分のシートを簡単に、そして確実に剥がしてカットできる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙をホルダに装着して清掃するクリーナに関するものである。
表面が粘着面となったロール紙を転がしながら、その表面の粘着力を利用してゴミを取る粘着式クリーナ、カーペットクリーナまたはロール紙クリーナと称される清掃用具が知られている。このクリーナにおいては、ロール紙を、その表面がカーペットや床面などの清掃すべき箇所(被接触体)に接し、転がすことにより種々のゴミを除去できる。特に、犬や猫などのペットの毛、髪の毛、糸などの吸引式の掃除機では取り除き難いゴミでも、粘着性の利点を活かして簡単に採取できる。さらに、吸引式の掃除機のように電力も不要なので経済的であり、家庭やオフィスをはじめ多くの場所において手軽に利用されている。
実開平7−44001号公報
この粘着式のクリーナにおいては、ゴミがある程度、ロール紙に付着すると、ロール紙の表面の粘着力が弱まる。その場合は、ロール状あるいはテープ状に巻かれたシートを1周分だけ剥がして使用済みのシートとして分断することにより、ロール紙の表面に、十分な粘着力のある未使用のシートを表し、リフレッシュできる。この作業により、ロール紙の表面が再び十分な粘着力のある面となるので、再びロール紙表面でゴミを効率良く採取できる。
粘着式クリーナにおいては、使用済みのシートをカットして、未使用のシート面を出すリフレッシュ作業を簡単に行えることが望ましい。実開平7−44001号公報には、粘着シートを紙幅方向に真直ぐにカットするカッターを設けた粘着式クリーナが開示されている。カッターにより使用済みのシートを分断すれば、切り口も綺麗で、縦に破けることも少なく、ロール紙を無駄なく使用できる。さらにロール紙を無駄なく、効率的に使用しようとすると、1周分のシートだけをカットして廃棄することが望ましい。しかしながら、往々にして、使用済みのシートを引き剥がすときに、ロール紙表面にゴミのついていない未使用の面が現れてからカットするので、シートは余分に廃棄されている。また、多くのユーザにとってロール紙の1周分という量を厳密に管理することは面倒なことである。
さらに、使用済みのシートを剥がすためには、その先端を探す必要がある。しかしながら、使用済みのシートは粘着性の未使用のシートの上に重なっており、その先端は粘着性の面に付着したゴミに隠されている。したがって、使用済みのシートの先端を探す作業も一般のユーザには面倒なことである。
そこで、本発明においては、使用済みのシートをロール紙から分断するリフレッシュ作業を面倒なく、簡単に行うことができ、さらに、シートの浪費も避けることができるホルダ、クリーナおよびロール紙を提供することを目的としている。
このため、本発明においては、ホルダ本体と、表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙をホルダ本体に対し回転可能に支持するためのローラと、シートを切断するためのカッターと、ロール紙またはローラに接したり離れたりするように動くストッパとを有するホルダを提供する。このホルダは、ストッパをロール紙またはローラに接した状態でロール紙を回転し、ロール紙またはローラに設けられた係合部とストッパが係合してロール紙を停止させることができる。したがって、このホルダを用いると、ロール紙を所定の位置に止めて、シートをカットしたり、シートの先端を探すことができる。係合部の好適な形態は、ロール紙またはローラに設けられた凹みまたは孔であり、凹みまたは孔にストッパが入ってロール紙を停止させることができる。ストッパの側に凹みまたは孔を設けても良い。
すなわち、本発明のホルダの使用方法は、ストッパをロール紙またはローラに接した状態でロール紙を回転し、ロール紙またはローラに設けられた係合部とストッパが係合してロール紙が止まると、その停止位置に基づきロール紙の上のシートの先端を見つける第1の工程と、ストッパをロール紙またはローラに接した状態でシートの先端を引いてロール紙を回転し、ロール紙またはローラに設けられた係合部とストッパが係合してロール紙が止まると、カッターによりシートをカットする第2の工程とを有する。
第1の工程の停止位置と、第2の工程の停止位置は同じでも良く、異なっていても良い。第1の工程の停止位置(第1の停止位置)と、第2の工程の停止位置(第2の停止位置)とが同じ場合は、ロール紙またはローラに設けられる係合部、例えば、凹みまたは孔は1つで良い。この場合、第1の停止位置は、第2の停止位置、すなわち、シートをカットした位置になるので、カッターの直下に使用済みのシートの先端がある。したがって、カッターの下に指が入れば、シートの先端を簡単に剥がすことができる。あるいは、若干、奥へ向かってロール紙を回転することにより、シートの先端がカッターの下から指で剥がし易い位置まで動くので、その位置でシートの先端を剥がすことができる。カッターの刃先がロール紙の長手方向に対して傾いている、すなわち、ロール紙の中心軸あるいはローラの中心軸に対して傾いていると、シートの先端も傾くので、ロール紙の端ではシートの先端が尖った形状になり、剥がし易い。
第2の工程では、前回、シートをカットした位置にロール紙は止まるので、1周分の使用済みのシートを簡単に、そして確実に除去することができる。このため、ロール紙を無駄なく使用できる。
本発明の使用方法は、ロール紙の回転中は常にストッパをロール紙またはローラに接した状態にしておくことを意味しない。クリーニング中は、ストッパをロール紙またはローラから離しておけば、ストッパはクリーニング作業の障害にならない。また、停止位置を求めようとするときも、概略の停止位置の少なくとも近傍において、ストッパをロール紙またはローラに接した状態でロール紙またはローラを回転させれば良い。ストッパをロール紙またはローラに接した状態で、ロール紙またはローラを一回転させても良いが、必ずしも一回転させる必要はない。
第1の工程の停止位置と、第2の工程の停止位置を変えると、第1の停止位置ではシートの先端がカッターの直下にならないので、シートの先端を剥がし易い位置で即座に見つけることができる。したがって、さらに使い勝手が良い。第1の停止位置と、第2の停止位置とを変える方法の1つは、第1の工程と第2の工程とで、ロール紙の回転方向を変え、ロール紙またはローラに、ストッパが入って停止する凹みまたは孔がロール紙またはローラの円周方向の2箇所に設けることである。
ホルダを手にもったときに、カッターの刃先は、ロール紙の上でも下でも良く、手前を向いていても、反対に奥を向いていても良い。しかしながら、シートをカットする位置が見易く、ロール紙からシートを引き剥がすときの手の自由度が大きく、カッターを上下に動かすときの構造が容易であることを考えると、刃先は、ロール紙の上で、奥を向いていることが望ましい。この状態において、第2の工程において、ロール紙からシートを引くと、ロール紙は刃先に対して奥に回転する。したがって、第1の工程においては、ロール紙を手前に回転させることにより反対に回すことができる。最も簡単な方法は、ロール紙を床、机、さらには服などの適当な被接触体に接した状態で手前に引くことであり、これによりロール紙はカッターの刃先に対して手前に回転する。
ロール紙またはローラに、ストッパが入って停止する凹みまたは孔がロール紙またはローラの円周方向の2箇所に設け、第2の工程では、第1の工程の凹みまたは孔とは異なる、凹みまたは孔にストッパが入るようにすることにより、第1の工程では、シートの先端を剥がし易い所定の位置にロール紙を停止させ、第2の工程では、使用済みのシートの先端からロール紙を一回転した位置がカッターの直下となるようにロール紙を停止させて1周分のシートをカットできる。
ロール紙またはローラの円周方向に長い凹みまたは孔を設けても良い。この場合、第2の工程では、長い凹みまたは孔の第1の工程とは異なる位置でロール紙を停止させれば良い。例えば、第1の工程では、ロール紙をカッターの刃先に対して奥に向かって回転させてストッパが円周方向に長い凹みまたは孔に入った後に、ストッパが凹みまたは孔の手前の壁に当たるときに止め、第2の工程では、ストッパが凹みまたは孔に入った直後に止めることにより停止位置を変えることができる。
また、ロール紙またはローラの円周方向に2段になったストッパを用いても良い。第2の工程と第1の工程とで、ストッパの異なる段でロールを停止することにより、シートの先端を探す作業およびシートをカットする作業のそれぞれに適した位置でロール紙の回転を停止できる。
ストッパはカッターとは独立して操作できるものであっても良い。ストッパがカッターと共に動くようにすれば、ホルダの操作する部分を少なくできるので、操作が簡単になり、また、ホルダの構成も簡易になり、低コストで供給できる。さらに、第2の工程においては、カッターは必ず操作されるので、このカッターと共にストッパが動くようにすると、1回の操作で所望の位置にロール紙を止めてカットできる。
ロール紙またはロールに対して接したり離れたりするストッパは、ロール紙またはローラから離れる方向に、ホルダ本体から弾性的に、直接あるいは間接的に支持されていることが望ましい。例えば、ストッパはカッターに取り付けることにより間接的に支持しても良く、ホルダ本体(ボディー)に対して旋回したり、前後に動くように直に支持することも可能である。弾性的に動くストッパは、ユーザが指などで押すことにより簡単に操作でき、クリーニングのときにはストッパが自動的にロール紙から離れた位置に戻るので邪魔にならない。
凹みまたは孔はローラに形成されていても良く、ロール紙に形成されていても良い。このため、本発明は、表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、当該ロール紙を回転可能に支持するローラと、シートを切断するためのカッターと、当該ロール紙に接したり離れたりするように動くストッパとを備えたホルダに取り付けられたときに、ストッパが入って当該ロール紙の回転を停止できる凹みまたは孔を有するロール紙を含む。表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、ストッパが入る孔を有するロール紙は、ストッパが孔に出入りしても孔の形状が崩れ難く、停止位置が決まり易い。表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、円周方向の2箇所に形成された凹みまたは孔を有するロール紙、または、表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、円周方向に長い凹みまたは孔を有するロール紙は、第1の停止位置と第2の停止位置とを変えることができる。
ロール紙の長手方向に延び、ロール紙に接したり離れたりするように動く刃先を備えたカッターは、ロール紙から離れる方向に、ホルダ本体から弾性的に支持されていることが望ましい。カッターを指などで押すことにより、刃先がロール紙に接するカットポジションにセットでき、指を離せば、刃先はクリーニングに障害にならない位置に戻る。したがって、ストッパとカッターとは共に動かすことができ、ホルダの操作が簡単になる。
カッターの刃先は、ロール紙の長手方向に対して傾いていることが望ましい。ロール紙の長手方向とは、ロール紙の中心軸方向を指し、カッターの刃先は、ロール紙の表面(周面)において、シートに対して中心軸に対して傾いた状態で接する。ロール紙の中心軸がローラの中心軸とほぼ一致する場合は、カッターの刃先はローラの中心軸に対して傾いた方向に延びている。これにより刃先はシートの幅方向に対し傾くので、シートを斜めにカットする。このため、シートをカットし易く、カットした後のシートの先端は剥がしやすくなる。円筒の一部を切り欠いた形状で、断面が円弧状のカッターは、刃先をロール紙の上部の奥(手前と反対側)に当てることができ、シートをカットするときに、シートを上向きに引っ張れるので、手が体から離れた、手を動かし易い状態でカットできる。カッターの断面の半径を、ローラにより支持されるロール紙のコアの半径よりも小さく、さらには、ローラの半径よりも小さくしておくことにより、シートを消費したときのロール紙の径の変化に追従して刃先をロール紙の表面に確実に接触させられる。
本発明のホルダにおいては、ローラの両端に、旋回可能なスタンドを取り付けることができる。ハンドル(取手)付きのホルダの場合は、スタンドをハンドルと反対側に旋回させることにより、ハンドルも含めてホルダをスタンドで支持できる。クリーニングのときは、ハンドルと同じ方向に旋回させることにより、邪魔にならない。また、ロール紙を2つのローラで両端から挟んで支持するタイプのホルダであれば、スタンドに指を掛けてローラ同士の間隔を広げ、ロール紙の着脱に役立てることができる。
このように本発明のホルダは、簡単にシートの先端を見つけて剥がすことができ、また、1周分の使用済みのシートを確実にカットすることができ、誰にでも簡単に使え、シートを浪費することの少ない経済的なクリーナを提供できる。
以下に図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。図1に、本発明に係るクリーナ1をロール紙2とホルダ3とに分けた状態で示してある。また、図2に、ロール紙2がホルダに保持された状態を、ロール紙の中心軸に沿った断面図により示してある。クリーナ1は、粘着性の表面11のシート12が円筒状に巻かれたロール紙2と、ロール紙2が取り付けられるホルダ3とを有している。ホルダ3は、棒状のハンドル5の前方5aが2股に分かれて左右に延びた2本のアーム6aおよび6bになったほぼT字型またはY字型のホルダ本体4と、アーム6aおよび6bの先端に向かい合うように回転可能に取り付けられた円筒状のローラ7aおよび7bとを備えている。そして、これらローラ7aおよび7bをロール紙2の両端に挿入し、ロール紙2をホルダ本体(ホルダボディ)4に対して回転可能に支持することができる。このため、ユーザは、ハンドル5を手に持ってロール紙2の粘着性の表面11を床、カーペット、衣服などの清掃対象の部分に接触させて転がすことにより、ペットの毛や糸くずなどのゴミを採取できる。ローラ7aおよび7bの両端には、スタンド80が旋回可能に取り付けられており、クリーナ1を使用しないときは、スタンド80の接地部81をハンドル5に対して反対側に回し、スタンド80でロール紙2が床などに接しない状態で立てておくことができる。
ホルダ3は、さらに、アーム6aおよび6bに対し板バネ状の連結部23により接続されたカッター20を備えている。カッター20は、ハンドル5に対しほぼ垂直にローラ7aからローラ7bに延びている。したがって、カッター20は、ローラ7aおよび7bに取り付けられるロール紙2の中心軸2xに略沿って平行に長手方向に延び、ロール紙2の長手方向全体を覆うことができる。そして、カッター20の一方の端のローラ7bに面した位置に、ローラ7bに向かって突き出たストッパ32が取り付けられている。ホルダ本体4、連結部23、カッター20およびストッパ31はプラスチック製の一体成形品であり、カッター20は、ロール紙2から離れる方向に、板バネ状の連結部23により弾性的に支持されている。そして、ホルダ3のハンドル5を持って、カッター20を指で押したり離したりすると、カッター20は、ロール紙2に接したり離れたりするように動き、それに連動して、ストッパ31もローラ7bに接したり離れたりするように動く。アーム6aおよび6bも左右に開いたり閉じたりするので、ローラ7aおよび7bをロール紙2の中心のコア13に出したり入れたりすることにより、ロール紙2をホルダ本体4に着脱できる。
図3および図4に、本例のクリーナ1を使用する様子を示してある。ロール紙2は、その表面11は、ゴミ9が付着すると粘着力が低下する。したがって、クリーナ1により床などをクリーニングするときは、ロール紙2の使用済みのシート12を1周分、引き剥がして取り除き、その下の未使用のシート12の新しい表面11を表に出すことにより、ロール紙2の表面11を粘着力のある面にリフレッシュし、再びゴミを採取できるようにする必要がある。
ロール紙2の使用済みのシートをカットするためのカッター20は、断面が円弧状であり、先端22は、ロール紙2の長手方向に延び、ロール紙2の長手方向(中心軸2xに平行な方向)に対してほぼ8度程度傾いた刃先となっている。したがって、図5に示すように、このカッター20の刃先22は、シート12の幅方向に対して斜めに当たり、シート12の先端14を斜めに分断することができる。シート12の先端14を斜めにカットすると、その幅方向の端15は鋭角になる。シート12の鋭角な端15は、粘着性のシートであっても、指先や爪先で簡単に剥がすことができ、その端15を基点としてシート12を剥がすことが容易となる。さらに、斜めにカットされたシート12を、その鋭角な端15を持って引っ張ると、端15をそのまま上方に引っ張るだけでシート12が破けたり、撓んだりせずにロール紙2から引き剥がすことが可能であり、簡単に、そして、確実に、シート12をロール紙から引き剥がすことができる。また、カッター20によりカットするときも、カッター20が斜めになっていると、単に、端15を上方に引っ張るだけで、カッター20の刃先22に沿ってシート12がカットされていく。したがって、シートをカットする部分に力が自然に集中するので、カットするときにシート12やカッター20に無理な力をかける必要がなく、作業が楽であると共に、カッター20の刃先22に沿ってシート12をカットでき、途中で刃先22から外れた部分が破けたり、シートが分離したりするトラブルが発生することは極めて少ない。このため、カッター20の刃先22の位置で、安定してロール紙2からシート12をカットすることができる。
本例のホルダ3には、円筒の一部を切り欠いた形状をしているカッター20が採用されている。円筒を切り欠いた形状のカッター20は断面が円弧状になり、同じく円筒状をしたロール紙2の外周に沿って刃先22を延ばすことができる。したがって、カッター20をそれほど大きく動かさずに、ロール紙2の外周の適当な部分に、刃先22を適当な角度でロール紙2に押し当てることができるというメリットを備えている。ホルダ3のハンドル5を手で持ったときに、刃先22はロール紙2の上方(図3の上方)でロール紙2に当たった方が、カットする部分が視認できるので好ましい。さらに、刃先22がロール紙2の手前、すなわち、ハンドル5の側に当たると、カットするときにシート12を手前の体の方向に引っ張る必要があり、手の動きがスムーズにならない。これに対し、刃先22がロール紙2の上方の奥、すなわち、ハンドル5とは反対側に当てると、カットするときにシート12を体から離れた状態で上方に引っ張ることができ、手の動きがスムーズになる。そして、カッター20の断面が円弧状であると、刃先22をロール紙2の上部の奥まで延ばすことができる。
カッター20の断面の半径が、ローラ7aおよび7bにより支持されるロール紙12よりも大きいと、ロール紙12が消費されて半径が小さくなったときにカッター20の刃先22が当たる角度、特に、切削角が小さくなるので、カットし難くなる可能性がある。さらには、カッター20の刃先以外がロール紙12に当たって、刃先22がロール紙に当たらない可能性がある。したがって、カッター20の断面の半径は、ロール紙12の最小径よりも小さいことが望ましい。このため、カッター20の半径はロール紙12のコア13の半径よりも小さいことが望ましい。ローラ7aおよび7bはコア13の内部に入るように設計されているので、カッター20の半径をローラ7aおよび7bの半径よりも小さくしておけば、上記のような問題は確実に防止できるが、カットするためにカッター20を上下する距離は長くなる。
さらに、カッター20は、図2に示すように、長手方向にも若干湾曲しており、ホルダ3のハンドル5を握った手の指でカッター20のほぼ中央を押し、刃先22がロール紙2の表面11についたときに、刃先22が全体的にロール紙2の表面11に付くようにしている。これにより、斜めになった刃先22の両端がロール紙2から浮くことがなく、ロール紙2のシート12をスムーズに切断できる。
図2に示すように、ホルダ3は、ハンドル5から見てカッター20の右端にストッパ32を備えており、右側のローラ7bの右端の部分にストッパ32と係合する部分31を備えている。そして、ストッパ32と係合部分31とが、ロール紙2の回転を停止する位置を決める機構30として機能する。図3および図4には、ホルダ3にロール紙2が取り付けられたクリーナ1を右側のローラ7bの方向から見た様子を示してある。ローラ7bの右端の、ロール紙2に挿入される部分よりも外側には、ストッパ32と接触するために外面がほぼ円筒状になったカム面31が形成されている。このカム面31には、円周方向に離れた2箇所に、2つの凹み41および42が形成されている。第1の凹み41は、浅く、この位置でストッパ32が凹み41に入って止まっても刃先22は通常、ロール紙2には接触せず、シート12の鋭角な端(摘み)15を見つけることができる。第1の凹み41に対して時計方向に離れた第2の凹み42は深く、この位置でストッパ32が凹み42に入って止まると、刃先22がロール紙2の表面に当たり、ロール紙2から使用済みのシート12をカットすることができる。
先ず、図3(a)に示すように、カッター20が押されていないと、カッター20およびストッパ32はロール紙2の表面11から離れた位置にある。このため、ロール紙2はストッパ32およびカム31と干渉することなく回転し、ゴミ9を採取できる。
ロール紙2の表面11をリフレッシュしたいときは、図3(b)に示すように、指50でカッター20を押す。これにより、ストッパ32がローラ7bのカム面31に接するので、その状態で、ロール紙2を床面などの被接触体8に接触させてホルダ3を手前に引く。この操作により、ロール紙2は反時計方向R1に回転し、カッターの刃先22に対してロール紙2は手前に回転する。これに伴って、ロール紙2と一体になって回転するローラ7bのカム面31も反時計方向R1に回転する。
図3(c)に示すように、ストッパ32が第1の凹み41に入る(当たる)と、ロール紙2の回転は停止する。第1の凹み41に対し、カット位置を示す第2の凹み42は時計方向、すなわち、ロール紙2の奥の側にあるので、シート12の摘み15はカッターの刃先22よりも若干奥に離れた位置にあり、ストッパ32が第1の凹み41に入って停止したときには、摘み15の位置は変わらない。したがって、ユーザは摘み15を簡単に見つけることができ、その摘み15を指や爪先で剥がし、シート12をロール紙2cから簡単に剥がし始めることができる(第1の工程)。
図4(a)に示すように、カッター20を指50で押して、ストッパ32をローラ7bのカム面31に接触させた状態で、シート12の摘み15を摘んでシート12をロール紙2から剥がす。シート12を上方に引くことにより、ロール紙2は時計方向R2に回転し、カッターの刃先22に対してロール紙2は奥に回転する。これに伴って、ロール紙2と一体になって回転するローラ7bのカム面31も時計方向R2に回転する。
図4(b)に示すように、ストッパ32が第2の凹部42に入る(当たる)と、ロール紙2の回転は停止する。それと共に、カッター20の刃先22は、ロール紙2の表面11に当たる。ローラ7bはロール紙2と一体で回転するので、第2の凹み42の位置はロール紙2の円周上の一定の位置に対応する。したがって、この位置でシート12をカットすることにより、常に1周分のシート12をカットできる(第2の工程)。
このように、本例のホルダ3を使用して、ロール紙2からシート12をカットすれば、簡単にシート12を剥がし始めるところを見つけることができ、常に一周分のシート12を無駄なくカットできる。したがって、ゴミ9が付いて使用済みになったシートを一周分だけロール紙2から除去してリフレッシュできる。カットした後は、カッター20から指50を離すと、カッター20およびストッパ32は、図3(a)に示した、元の位置に自動的に復帰する。したがって、ロール紙2をいずれの方向に回転するのにも支障はなく、床面などの清掃対象面8にロール紙2を接触させてゴミ9を採取できる。
ロール紙2のシート12を使い切ると、ホルダ3のローラ7aおよび7bの間隔を広げてコア13からローラ7aおよび7bを抜いて外し、新しいロール紙2にローラ7aおよび7bを挿入することによりロール紙2を交換する。このとき、ローラ7aおよび7bの両端にそれぞれ取り付けてあるスタンド80を用いて、ローラ7aまたは7bを引っ張るとロール紙2を簡単に交換できる。
図6に、スタンド80によりクリーナ1を支持した状態を示してある。スタンド80は、略三角形の板状の部材であり、一方の辺81が接地部であり、重心が確保し易いように水平に延びた2箇所に突起82が設けられ、接地させやすい形状になっている。このスタンド80は、その接地部81と反対側の先端近傍がローラ7aおよび7bの中心軸に対して、偏芯した位置を回転中心として回転可能に取り付けられている。したがって、図6に実線で示すように、接地部81がハンドル5と反対側になるようにスタンド80を回転することにより、ロール紙2の最大径よりも接地部81が外側に出て、ロール紙2の表面11が床面8に接触しない状態で保持できる。また、図6に破線で示すように、接地部81がハンドル5の方向になるようにスタンド80を回転すると、ロール紙2によりゴミを採取するのに邪魔にならない。実線で示したように、接地部81がロール紙2より突き出ていると、接地部81に指を掛けて、ローラ7aおよび7cを左右に押し広げ易く、ロール紙2をホルダ3に対して着脱するのが容易になる。
図7および図8に示すように、ストッパ32と係合する部分をローラ7bの代わりに、ロール紙2に設けることが可能である。図7および図8に示したクリーナ1aでは、カッター20のストッパ32はロール紙2aの表面11に接する位置に設けられており、ロール紙2aとしては、その一方の端に、円周方向に沿って2つの孔55および56が設けられたものが用いられている。ロール紙2aの概要は、図13(a)に示してある。
このクリーナ1aにおいて、ロール紙2の表面をリフレッシュするときのホルダ3の使用方法は次の通りである。まず、図7(a)に示すように、カッター20を指50によりロール紙2aに向けて押し、ストッパ32をロール紙2aの表面11に接触させる。その状態で、ロール紙2aを床面8などに接触させてホルダ3を手前に引く。これにより、ロール紙2aが、上記の例と同様に、ハンドル5の右側から見たときに反時計方向R1(カッター20に対して手前)に回転する。
図7(b)の位置までロール紙2が回転すると、ストッパ32が第1の孔55に入り(係合し)、ロール紙2aは停止する。カット位置を示す第2の孔56は、時計方向R2に数度から数10度の所定の角度だけ離れた位置にある。したがって、カッター20の刃先22から数mmから数cm程度離れた所定の位置にロール紙2aのシート12の先端(摘み)15がある。このため、摘み15を簡単に発見でき、指51でシート12の先端15を摘んでシート12を剥がし始めることができる。
図7(c)に示すように、一旦、指50をカッター20から離すと、ストッパ32は第1の孔56から外れる。したがって、ロール紙2aは回転可能な状態になり、シート12を上方に単に引っ張るだけで、シート12をロール紙2aから剥がすことができる(第1の工程)。
図8(a)に示すように、シート12を剥がしてロール紙2aが回転を開始したら、指50で再びカッター20をロール紙2aに押し、ストッパ32をロール紙2aの表面11に接触させる。このとき、シート12を上方に剥がすことにより、ロール紙2aは、上記の第1の工程とは逆方向の時計方向R2(カッター20の刃先22に対して奥に向かう方向)に回転する。
図8(b)に示すように、ストッパ32の位置に、第2の孔56が到達するまでロール紙2aが回転すると、ストッパ32が第2の孔56に入り、ロール紙2aの回転が停止し、カッター20の刃先22がロール紙2aの表面11に押し当てられる。前回のシートをカットするときに、この第2の孔56の位置でロール紙2aを停止させており、シート12が剥がされながら回転したロール紙2aが再び第2の孔56の位置で停止すると、ちょうど一周分のシート12がロール紙2aから剥がされたことになる。したがって、第2の孔56で止まった位置をカット位置としてロール紙2aをカットすると、ロール紙2aの浪費を防止できる(第2の工程)。指50を離せば、カッター20およびストッパ32がロール紙2aから離れるので、ロール紙2aは自由に回転し、ゴミ9を取ることができる。
この例では、円周方向に配置された2つの孔55および56によりロール紙2aを止める位置を制御している。第1の工程では、ホルダ3を手前に引いてロール紙2aを手前に回転させ、第2の工程では、ロール紙2aからシート12を引いてロール紙2aを奥に向かって回転させている。第1の工程と第2の工程では、ロール紙2aの回転方向が異なり、ロール紙2aの上方でロール紙2aに接するストッパ32は、2つの接近した位置の孔55および56の内、手前の孔55に入り、次にシート12を引き出しながらロール紙12aを奥に向かって回転させたときは、ストッパ32は奥の孔56に入る。したがって、ロール紙2aのシートの先端15を見つけて、シート12を剥がすという動作で、シートの先端15を見つける位置の孔55と、シート12をカットする位置の孔56に順番にストッパ32が入り、ロール紙2aを止める位置を間違えることはほぼない。このため、誰にでも、どちらの孔にストッパ32を入れるかということを考えなくても、シート12を剥がして切るという動作に起因してロール紙2aを所望の位置に確実に停止させることができる。
位置決め用の孔55および56は、ロール紙2aのどの位置にも形成できる。図13(a)では、長手方向の端に孔55および56を形成しているが、中央あるいはその他の場所に形成しても良い。ただし、それらの孔に対応する位置にストッパ32を配置する必要がある。また、ロール紙に、ストッパ32と係合するための孔55および56を設けると、これらの孔55および56は、必ずロール紙と共に回転する。ローラ7bにストッパ32と係合する部分を設ける場合は、ローラ7bがロール紙と共に、同期して回転する必要があるが、ロール紙に係合する部分を設ける場合は、ローラ7aあるいは7bはロール紙に同期して回転する必要はなく、ロール紙だけが回転するような機構であっても良い。また、ロール紙に孔を開けることは、粘着面が多少減ることを意味するが、ゴミを採取する能力にはほとんど影響を与えない。
図13(c)に示すように、孔55および56の代わりに、ロール紙2dの端に凹凸68および69を形成してストッパ32と係合するようにしても良い。しかしながら、ロール紙2dの端に形成された凹凸68および69は、ストッパ32と何度か当たっているうちに形状が崩れる可能性がある。したがって、信頼性という点では、ロール紙の内部に係合用の孔を形成することが望ましい。
これらの係合用の孔55および56と係合するために、ストッパ32は、孔55および56に出入りする。したがって、ストッパ32は、孔55および56に対し、抜き差しがスムーズな形状であることが望ましい。たとえば、先細りで側面側が湾曲した、円錐、角錐あるいは円錐台などの形状が望ましい形状の幾つかの候補である。さらに、係合したときに止まる位置の精度を向上するためには、孔55および56に対して垂直方向の面を備えていることが望ましい。したがって、ストッパの好ましい形状の1つは、先端がテーパー状になった板あるいは柱状である。ただし、先端は、ローラあるいはロール紙の表面に接した状態で動くので、適度に滑らかであることが好ましい。
図9および図10に更に異なる例を示してある。このクリーナ1bのホルダ3は、円周方向に2段となったストッパ62を備えている。すなわち、ストッパ62は、突き出し量の少ない基部62bと、その先端側に位置し、突き出し量が多い先端62aとを備えている。一方、ロール紙2bは、たとえば、15mm〜25mm程度の長孔57を備えており、この孔57が、2つの位置でストッパ62と係合し、ロール紙2bの停止位置を規定するようになっている。図13(b)にロール紙2bの概要を示してある。
このクリーナ1bのホルダ3の使用方法は次の通りである。まず、図9(a)に示すように、カッター20を指50で軽く押して、ストッパ62の先端62aがロール紙2bの表面に触る程度でロール紙2bを手前または奥の方向に回転させる。図9(b)に示すように、ストッパ62の先端62aが、孔57の手前の端57aに引っかかり、ストッパ62の基部62bがロール紙2bの表面11に当たって回転が止まると、その位置でロール紙2bのシート12の先端(摘み)15を見つけることができる(第1の工程)。この状態では、カッターの刃先22はロール紙2bの表面11に付かない。
次に、指50をカッター20から離して、ストッパ62と長孔57との係合を外し、シート12の摘み15を指51で引くことによりシート12をロール紙2bから剥がすことができる。これにより、ロール紙2bは時計方向R2(カッター20の刃先22に対して奥の方向)に回転する。ロール紙2bが回転しだしたら、図10(a)に示すように、再び、カッター20を指50で押して、ストッパ62をロール紙2bに接触させる。
図10(b)に示すように、ロール紙2bが回転して、長孔57にストッパ62の全体が入り、基部62bが長孔57の後ろ側57bに当たって止まる。すなわち、第1の工程とは、長孔57の異なる位置にストッパ62が係合してロール紙2bの回転を停止できる。さらに、ストッパ62の全体が長孔57に落ち込むので、刃先22がロール紙2bの表面11に当たり、シート12をカットできる状態になる。この位置で、常にロール紙2bからシート12をカットすることにより、1周分のシート12を簡単に無駄なくカットできる。
図11および図12に更に異なる例を示してある。このクリーナ1cでは、図7および図8を参照して説明したホルダ3と同様の構成のホルダに、係合用の孔58が1つだけ設けられたロール紙2cを取り付けている。この場合のクリーナ1cの使用方法は次の通りである。指50でカッター20を押し、ストッパ32がロール紙2cに接した状態で、適当な方向にロール紙2cを回転すると、図11(a)に示すように、ストッパ32がロール紙2cの孔58に入って回転が止まる。この位置がカット位置であり、カッター20の刃先22の下に、ロール紙2cのシート12の先端(摘み)15が位置している。したがって、図11(b)に示すように、指50を離してストッパ32をロール紙2cの孔58から外し、適当な方法でロール紙2cを時計方向R2(カッターの刃先22に対して奥の方向)に若干回転させると、刃先22の奥の方向にシート12の摘み15が表れる。したがって、ストッパ32が孔58と係合して停止した位置に基づき、シート12の先端15を見つけることができる(第1の工程)。このため、先端15を指51で摘んでシート12を剥がすことができる。
次に、図12(a)に示すように、指50でカッター20を再び押して、ストッパ32をロール紙2cに接した状態で、シート12を引く。図12(b)に示すように、ストッパ32が再び孔58に入り、ロール紙2cの回転が停止すると、刃先22がロール紙2cの表面11に当たる。この位置がカット位置であり、1周分のシート12を確実にカットすることができる。
なお、上記の例では、ストッパと係合する係合部分をロール紙自身に備えた専用のロール紙を用いた例と、ローラに係合部分があり、係合部分を備えていないロール紙を使用できる例とを分けて説明している。これに対し、ストッパの位置をロール紙の軸方向(長手方向)に移動させたり、ストッパを付け替えたり、ストッパの出入りを制御することなどにより、専用のロール紙の場合は、ロール紙の係合部分にストッパが係合し、それ以外のロール紙の場合はローラの係合部分にストッパが係合するようなホルダを提供することが可能であり、そのようなホルダも本発明の範囲内である。
また、上記の例では、刃先が斜めになったカッター20に基づき本発明を説明しているが、刃先がロール紙の中心軸と平行に延びたカッターを備えたホルダであっても本発明を適用できる。また、カッターにストッパを取り付けて、カッターと同時にストッパが操作できるようにする代わりに、ホルダ3に対し直に、あるいは独立してストッパを取り付けても良く、その場合は、ストッパの出入りを制御できるレバーなどを設けることが望ましい。また、本例においては、ロール紙またはローラにストッパと係合する凹みあるいは孔を設けた例を説明しているが、ストッパの側に凹みあるいは孔を設けて、ローラの側にそれらと係合する突起を設けることも可能である。しかしながら、ロール紙には突起を設けることは難しく、上記の例のように、ロール紙に孔あるいは凹みを設けて、ストッパと係合する方式が好ましい。
クリーナの平面図である。 図1に示すクリーナをローラの中心軸に沿った断面で示す図である。 図1に示すクリーナの使用方法を示す図であり、図3(a)はロール紙を床面に接触させてゴミを採取する状態、図3(b)はストッパとガイド面を接触させながらロール紙を回転している状態、図3(c)はストッパと一方の凹部が係合してロール紙が停止した状態を示す図である。 図3に続くクリーナの使用方法を示す図であり、図4(a)はロール紙からシートを剥がしている状態、図4(b)はストッパと他方の凹部が係合してロール紙がカット位置で停止した状態を示す図である。 カッターでシートがカットされたロール紙を示す平面図である。 図1に示すクリーナのスタンドを拡大して示す図である。 異なるクリーナの使用方法を示す図であり、図7(a)はストッパをロール紙に接触させながらロール紙を回転している状態、図7(b)はストッパが一方の孔に係合してロール紙が停止した状態、図7(c)はストッパを一方の孔から外した状態を示す図である。 図7に続くクリーナの使用方法を示す図であり、図8(a)はロール紙からシートを剥がしている状態、図8(b)はストッパが他方の孔に係合してロール紙がカット位置で停止した状態を示す図である。 さらに異なるクリーナの使用方法を示す図であり、図9(a)はストッパをロール紙にかるく接触させてロール紙を回転している状態、図9(b)はストッパの先端部が長孔の手前の壁に係合してロール紙が停止した状態を示す図である。 図9に続くクリーナの使用方法を示す図であり、図10(a)はロール紙からシートを剥がしている状態、図10(b)はストッパの基部が長孔の奥の壁に係合してロール紙が停止した状態を示す図である。 さらに異なるクリーナの使用方法を示す図であり、図11(a)はストッパが孔に係合してロール紙が停止した状態、図11(b)はその状態からロール紙を奥に若干回転させた状態を示す図である。 図11に続くクリーナの使用方法を示す図であり、図12(a)はロール紙からシートを剥がしている状態、図12(b)は、再び、ストッパと孔が係合してロール紙が停止した状態を示す図である。 ロール紙の例を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c クリーナ
2、2a、2b、2c、2d ロール紙
3 ホルダ
4 ホルダ本体
12 シート
20 カッター
22 刃先
32、62 ストッパ
41、42 凹部
55、56、57、58 孔

Claims (30)

  1. ホルダ本体と、表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙を前記ホルダ本体に対し回転可能に支持するためのローラと、前記シートを切断するためのカッターと、前記ロール紙または前記ローラに接したり離れたりするように動くストッパとを有するホルダの使用方法であって、
    前記ストッパを前記ロール紙または前記ローラに接した状態で前記ロール紙を回転し、前記ロール紙または前記ローラに設けられた係合部と前記ストッパが係合して前記ロール紙が止まると、その停止位置に基づき前記ロール紙の上の前記シートの先端を見つける第1の工程と、
    前記ストッパを前記ロール紙または前記ローラに接した状態で前記シートの先端を引いて前記ロール紙を回転し、前記ロール紙または前記ローラに設けられた係合部と前記ストッパが係合して前記ロール紙が止まると、前記カッターにより前記シートをカットする第2の工程とを有する使用方法。
  2. 請求項1において、前記第1の工程の停止位置と、前記第2の工程の停止位置が異なる、使用方法。
  3. 請求項1において、前記第1の工程と、前記第2の工程とで、前記ロール紙の回転方向が異なる、使用方法。
  4. 請求項1において、前記第1の工程では、前記ロール紙が被接触体に接した状態で前記ホルダを手前に引いて前記ロール紙を回転する、使用方法。
  5. 請求項1において、前記ロール紙または前記ローラには、前記係合部となる凹みまたは孔が形成されている、使用方法。
  6. 請求項1において、前記ロール紙または前記ローラには、前記ストッパが入って停止する凹みまたは孔が前記ロール紙または前記ローラの円周方向の2箇所に設けられており、前記第2の工程では、前記第1の工程の前記凹みまたは孔とは異なる、前記凹みまたは孔に前記ストッパが入る、使用方法。
  7. 請求項1において、前記ロール紙または前記ローラには、前記ストッパが入って2箇所で前記ロール紙を停止するための、前記ロール紙または前記ローラの円周方向に長い凹みまたは孔が設けられており、前記第2の工程では、前記長い凹みまたは孔の、前記第1の工程とは異なる位置で停止させる、使用方法。
  8. 請求項1において、前記ストッパは、前記ロール紙または前記ローラの円周方向に2段になっており、前記第2の工程では、前記第1の工程とは、前記ストッパの異なる段で停止させる、使用方法。
  9. 請求項1において、前記ストッパは、前記カッターと共に動き、前記第1の工程および前記第2の工程においては、前記カッターを操作する、使用方法。
  10. ホルダ本体と、
    表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙を前記ホルダ本体に対し回転可能に支持するローラと、
    前記シートを切断するためのカッターと、
    前記ロール紙または前記ローラに接したり離れたりするように動くストッパとを有するホルダ。
  11. 請求項10において、前記ローラは、前記ストッパを当該ローラに接した状態で回転すると、前記ストッパと係合して前記ロール紙を停止させることができる係合部を備えている、ホルダ。
  12. 請求項10において、前記ローラは、前記ストッパを当該ローラに接した状態で回転すると、前記ストッパが入って停止する凹みまたは孔を、円周方向の2箇所に備えている、ホルダ。
  13. 請求項10において、前記ローラは、前記ストッパを当該ローラに接した状態で回転すると、前記ストッパが入って2箇所で前記ロール紙を停止するための、円周方向に長い凹みまたは孔を備えている、ホルダ。
  14. 請求項10において、前記ストッパは、前記ロール紙または前記ローラの円周方向に2段になっている、ホルダ。
  15. 請求項10において、前記ストッパは、前記ロール紙または前記ローラから離れる方向に弾性的に前記ホルダ本体から支持されている、ホルダ。
  16. 請求項10において、前記ストッパは、前記カッターと共に動く、ホルダ。
  17. 請求項10において、前記カッターは、前記ロール紙の長手方向に延び、前記ロール紙に接したり離れたりするように動く刃先を備えている、ホルダ。
  18. 請求項17において、前記カッターは、前記ロール紙から離れる方向に弾性的に前記ホルダ本体から支持されている、ホルダ。
  19. 請求項17において、前記刃先は、前記ロール紙の長手方向に対して傾いている、ホルダ。
  20. 請求項17において、前記カッターの断面は円弧状である、ホルダ。
  21. 請求項20において、前記カッターの断面の半径は、前記ローラに支持されるロール紙のコアの半径よりも小さい、ホルダ。
  22. 請求項20において、前記カッターの断面の半径は、前記ローラの半径よりも小さい、ホルダ。
  23. 請求項10において、前記ローラの両端に旋回可能に取り付けられたスタンドを有する、ホルダ。
  24. 請求項10に記載のホルダと、前記ローラに支持された前記ロール紙とを有するクリーナ。
  25. 請求項24において、前記ロール紙は、前記ストッパが入って停止する凹みまたは孔を、円周方向の2箇所に備えている、クリーナ。
  26. 請求項24において、前記ロール紙は、前記ストッパが入って2箇所で前記ロール紙を停止するための、円周方向に長い凹みまたは孔を備えている、クリーナ。
  27. 表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、当該ロール紙を回転可能に支持するローラと、前記シートを切断するためのカッターと、当該ロール紙に接したり離れたりするように動くストッパとを備えたホルダに取り付けられたときに、前記ストッパが入って当該ロール紙の回転を停止できる凹みまたは孔を有するロール紙。
  28. 表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、ストッパが入る孔を有するロール紙。
  29. 表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、円周方向の2箇所に形成された凹みまたは孔を有するロール紙。
  30. 表面が粘着面となったシートが巻かれたロール紙であって、円周方向に長い凹みまたは孔を有するロール紙。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016032627A (ja) * 2014-07-25 2016-03-10 隆太郎 渡邉 粘着テープ清掃用具

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