JP2006079853A - フレキシブル配線基板用コネクタ - Google Patents

フレキシブル配線基板用コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 両面に千鳥状に2列に配置されたリードパターンを持つフレキシブル配線基板FPCを接続可能なコネクタの提供
【解決手段】 挿入開口22を形成する絶縁ハウジング2と、ハウジング2外部に露出する接続固定部41、および挿入開口22側へ位置される接触部42を有する第1コンタクト4と、ハウジング2外部に露出される接続固定部51、および第1コンタクト4より奥側へ位置される接触部52を有する第2コンタクト5と、第1コンタクト4と対向して設け、ハウジング2外部に露出される接続固定部61、スライダーを介してリードパターンと接触する接触部62を有する第3コンタクト6と、第2コンタクト5と対向して設け、一方はハウジング2外部に露出される接続固定部71、他方はリードパターンと接触する接触部72およびスライダー3に押圧される揺動端部75を形成する第4コンタクト7と、表裏面に亙り接触片35を複数へ並設し、裏面接触する第3コンタクト6を表面側と導電状態とするスライダー3とから構成する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、フレキシブル配線基板と電気的に接続するコネクタにかかり、詳細には、狭ピッチ化されたリードパターンを両面に持ち両面にて電気的に接続可能なフレキシブル配線基板と接続可能なコネクタに関する。
フレキシブル配線基板において、コネクタと接続させるリードパターンは狭ピッチ化が求められる。
従来のフレキシブル配線基板においては、図9に表すように、リードパターンが片面に施され、千鳥状に設け、実質的に0.3mmピッチとするものがあった。フレキシブル配線基板ではリードパターンのコンタクトと接触するコンタクト接触部の面積を所定量必要とするため、ピッチを0.3mmにするには、片面に配置するために千鳥状に配置していた。
他方、0.4mmピッチのリードパターンをフレキシブル配線基板の両面に設け、実質的に0.2mmピッチとしたものがあった。更には、図10に表すように、裏面側から表面側へリードパターンを貫通させて配置することで2列とし、実質的に0.2mmとするものがあった。
そして、何れも片面にコンタクト接触部が設けられたフレキシブル配線基板と接続することができるコネクタがあった。
両面に0.4mmピッチのリードパターンを設け、それぞれの面でコネクタのコンタクトと接触させるフレキシブル配線基板に用いることが可能なコネクタとしては、『フレキシブル配線基板接続用コネクタ』(特開2003−59560、以下従来例1という)があった。
この従来例1は、
『(請求項1) フレキシブル配線基板(100)を挿入する挿入開口部(107)が凹設された絶縁ハウジング(103)と、所定の絶縁間隙で互いに平行となるように絶縁ハウジング(103)に取り付けられ、自由状態でフレキシブル配線基板(100)を挿入する間隙を残し、挿入開口部(107)に臨む受圧片(105c)が、絶縁ハウジング(103)に取り付けられる支持部(105a)に一体に片持ち支持された多数のコンタクト(105)と、挿入開口部(107)から引き出される後退位置と挿入開口部(107)へ挿入される前進位置との間で絶縁ハウジング(103)に進退自在に取り付けられ、後退位置で、挿入開口部(107)内にフレキシブル配線基板(100)を挿入する間隙が確保され、前進位置で、フレキシブル配線基板(100)を、コンタクト(105)の受圧片(105c)へ押圧させるスライダー(104)とを備え、各コンタクト(105)は、受圧片(105c)の基端側に一体に片持ち支持され、自由状態でフレキシブル配線基板(100)を挿入する間隙を残し、受圧片(105c)と対向する内壁面から挿入開口部(107)に臨む接触片(105b)を有し、スライダー(104)の前進位置で、挿入開口部(107)から退避する方向に回転する受圧片(105c)に連動させて、接触片(105b)を挿入開口部(107)内に突出させ、挿入開口部(107)に挿入されたフレキシブル配線基板(100)の表面側で対応するリードパターン(102)へ弾性接触させることを特徴とするフレキシブル配線基板接続用コネクタ。』
他からなり、特に、両面に設けたフレキシブル配線基板と接続可能なもコネクタが表されているものとして該請求項4には
『(請求項4) コンタクト(105)と絶縁して、背面コンタクト(106)が絶縁ハウジング(103)に取り付けられ、背面コンタクト(106)の片持ち支持される背面接触片(106b)が、自由状態でフレキシブル配線基板(102)を挿入する間隙を残し、受圧片(105c)が臨む部位の後退位置側で挿入開口部(107)に臨み、スライダー(104)の前進位置で、受圧片(105c)を、接触片(105b)が弾性接触するフレキシブル配線基板(102)の背面側の絶縁被覆部(115)へ弾性接触させるとともに、背面接触片(106b)を、フレキシブル配線基板(102)の背面側に露出するリードパターン(114)へ、弾性接触させることを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線基板接続用コネクタ。』が表されている。
即ち、従来例1のフレキシブル配線基板の両面に施されたプリントパターンと接続可能なコネクタでは、図11に表すように、絶縁ハウジング103にフレキシブル配線基板100を挿入可能な挿入開口部107が開口されて凹部を形成している。挿入開口107は一方がフレキシブル配線基板100の接続部を挿入可能なように横長のスリット状に開口されている。
そして、絶縁ハウジング103の挿入開口部107には、絶縁ハウジング103の凹部内に挿入可能なスライダー104を具備する。
そして、挿入開口部107内部には、開口とは反対側に所定の間隔で平行に複数のコンタクト105が固定され、開口側には背面コンタクト106が同様に所定間隔で平行に複数固定されている。
コンタクト105は、絶縁ハウジング103に固定される支持部105aを形成する。又、コンタクト105は挿入開口部107側先端が受圧片105cを形成し、受圧片105cと対向すると共に受圧片105cより挿入開口107奥側に接触片105bを形成している。そして、コンタクト105では、挿入開口部107から挿入されたフレキシブル配線基板102の上面先端に形成されたリードパターン102へ接触片105bが接触する。又、対向して形成された受圧片105cが挿入開口部107内へ挿入され前進位置をとったスライダー104との間で該リードパターン102部分を挟持する。
又、コンタクト6は、コンタクト105よりも絶縁ハウジング103の挿入開口部107側であり且つ受圧片105c側に基部が固定される。そして片持ち支持された先端側が平面接触片106bを形成する。そして、スライダー104が挿入開口部107内へ挿入され前進位置をとった状態で、スライダー104との間に挿入されているフレキシブル配線基板100のリードパターン114と接触する。
このように、フレキシブル配線基板100の表面側に設けられたリードパターン102のランド部113aはコンタクト105の接触片105bと接触することで電気的に接続され、同裏面側に設けられたリードパターン114のランド部114aはコンタクト106の接触片106bと接触することで電気的に接続される構成である。
特開2003−59560号公報
しかしながら、リードパターンのピッチは技術の進歩と共に狭幅化が進み、図9に表す0.3mmピッチのリードパターンをフレキシブル配線基板の両面に施した実質0.15mmピッチのリードパターンが有る。
そして、0.15mmピッチに対応可能なフレキシブル配線基板接続用のコネクタは従来無かった。
そこでこの発明は、0.15mmピッチのフレキシブル配線基板に用いることができるコネクタの提供を課題とする。
この発明は上記課題である0.15mmピッチのフレキシブル配線基板と接続可能なコネクタを提供するために、
内部にフレキシブル配線基板が挿入される挿入室を凹設形成し、開口される一方が挿入開口を形成する絶縁ハウジングと、
所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう挿入室の一方の内面に取り付けられ、基端が絶縁ハウジング外部に露出される第1接続固定部を形成し、他端が自由端として挿入開口側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンと接触可能な第1接触部を形成する第1コンタクトと、
所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう挿入室の一方の内面に取り付けられ、基端が絶縁ハウジング外部に露出される第2接続固定部を形成し、他端が自由端として第1コンタクトより挿入室奥側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンと接触可能な第2接触部を形成する第2コンタクトと、
第1コンタクト及び第2コンタクトを設けた内面と対向する内面に、所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう取り付けられ、基端が絶縁ハウジング外部に露出される第3接続固定部を形成し、他端が自由端として挿入開口側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンとスライダーを介して接触可能な第3接触部を形成する第3コンタクトと、
第1コンタクト及び第2コンタクトを設けた内面と対向する内面に、所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう取り付けられ、基端は絶縁ハウジング外部に露出される第4接続固定部を形成し、他端はばね力を持って揺動可能な自由端を形成し、自由端の一方は第3コンタクトより挿入室奥側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンと接触可能な第4接触部を形成し、自由端の他端は挿入開口側へ位置されスライダーに押圧される揺動端部を形成し、揺動端部がスライダーに押圧されることで第4接触部をフレキシブル配線基板のリードパターンへ押圧接触させる第4コンタクトと、
板状体からなり、挿入室内へ進退自在に設け、挿入室内へ挿入された前進位置ではフレキシブル配線基板を絶縁ハウジングへ固定可能であり、後退位置では挿入室へフレキシブル配線基板を挿入可能な間隙を確保し、第3コンタクトの第3接触部と対向する位置には板状体表裏面を導電状態とするよう接触片を設けるスライダーと、
からなることを特徴とするフレキシブル配線基板接続用コネクタ、
を提供する。従って、フレキシブル配線基板用コネクタでは、絶縁ハウジングの挿入開口から挿入室へ挿入されたフレキシブル配線基板がスライダーによって絶縁ハウジングに固定される。
この時第1コンタクトでは、自由端として形成された第1接触部がスライダーによって押し付けられるフレキシブル配線基板のリードパターンと押圧接触され、フレキシブル配線基板と電気的に接触される。
また第3コンタクトでは、第3コンタクトの自由端である第3接触部がスライダーに設けた接触片の裏面側と接触する。一方スライダーは、表面側がフレキシブル配線基板を押圧しながら該基板と接触しているので、第3接触部と接触している接触片の表面側がフレキシブル配線基板のリードパターンと接触することとなる。このため第3コンタクトはスライダーを介してフレキシブル配線基板と導通状態となる。
更にまた第2コンタクトおよび第4コンタクトでは、スライダーが挿入された前進位置をとると第4コンタクトの自由端の一方である揺動端部がスライダーによって第4コンタクトの取り付けられている側壁側へ揺動される。すると、自由端の他方である第4接触部は該側壁とは反する側、即ち第2コンタクト側へ揺動され、第4接触部はフレキシブル配線基板のパターンに押圧される。この時、フレキシブル配線基板を挟んで第4接触部とは反対側に第2コンタクトの第2接触部があるので、第2コンタクトの第2接触部と第4コンタクトの第4接触部とがフレキシブル配線基板のリードパターンと押圧接触することとなる。
このようにこの発明によれば、フレキシブル配線基板接続用コネクタは、第1コンタクト乃至第4コンタクトが、表裏面それぞれに2列に設けたリードパターンを施したフレキシブル配線基板と接続可能となる。従って、千鳥状に2列に設けた0.3mmピッチのリードパターンを表面および裏面に設けたフレキシブル配線基板のリードパターンと導通可能に接続できるため、表裏を合わせて実質0.15mmピッチのフレキシブル配線基板と接続可能となる。
0.15mmピッチのフレキシブル配線基板接続用コネクタでは、絶縁ハウジングは、矩形に形成し且つ少なくとも一方を挿入開口としてスリット状に開口する。又、絶縁ハウジングの挿入開口内部は挿入開口に続くように扁平な空間部を挿入室として形成する。そして、挿入開口からはフレキシブル配線基板が挿入室奥部側へ挿入される。
第1コンタクトは、基端部を絶縁ハウジングの挿入開口とは反する側の外部に突出させて固定する。この基端部は、電子部品等とフレキシブル配線基板用コネクタを電気的に接続させる第1接続固定部を形成する。一方、他端は上側を長くしたコ字状の嘴状に設ける。そして嘴状の上側片が第1接触部を構成して挿入開口側へ設け、絶縁ハウジングの上面側へばね力を持って揺動可能に形成する。そして、第1接触部先端は下面側へ突出させ、フレキシブル配線基板の表面に設けたリードパターンと接触可能にとする。又、嘴状の下側片は絶縁ハウジングに固定する。
第2コンタクトは、第1コンタクトに並設する。第2コンタクトは、基端部を絶縁ハウジングの挿入開口とは反する側の外部に突出させて固定する。この基端部は、電子部品等とフレキシブル配線基板用コネクタを電気的に接続させる第2接続固定部を形成する。一方、他端は上側を長くしたコ字状の嘴状に設け、第1コンタクトの同部より短く形成する。そして第2コンタクトは第1コンタクト同様に絶縁ハウジングに設置する。従って、第2コンタクトでは、他端である嘴状の上側片が第1コンタクトの第1接触部より挿入室奥部側に位置して第2接触部を構成し、絶縁ハウジングの上面側へばね力を持って揺動可能となる。そして、第2接触部先端は下面側へ突出させ、フレキシブル配線基板の表面に設けたリードパターンと接触可能にとする。又、嘴状の下側片は第1コンタクト同様絶縁ハウジングに固定する。
上記のように構成する第1コンタクトおよび第2コンタクトは、絶縁ハウジング内部に、挿入室内上面に0.3mmピッチで交互に且つ基板挿入方向と直交する方向に並設固定する。従って、第1コンタクトおよび第2コンタクトでは、第1接続固定部および第2接続固定部が絶縁ハウジングの後端側外部に突出した状態で交互に並び、絶縁ハウジング内部では、挿入室上面側に第1接触部が挿入開口側、第2接触部が挿入室奥部側となって交互に並設された状態となる。
第3コンタクトは、基端部を絶縁ハウジングの挿入開口側の下面外部に突出させて固定する。この基端部は、電子部品等とフレキシブル配線基板用コネクタを電気的に接続させる第3接続固定部を形成する。一方、他端は基端部からL字状に折曲して設け第3接触部を構成し、絶縁ハウジングの挿入開口側且つ第1コンタクトの第1接続部と対向するよう位置させる。そして、第3接触部先端は上側へ突出させ、フレキシブル配線基板の下面側のリードパターンとスライダーを介して接触可能に設け、絶縁ハウジングの下面側へばね力を持って揺動可能に形成する。
第4コンタクトは、第3コンタクトに並設する。第4コンタクトは、基端部を絶縁ハウジングの挿入開口下面外部に突出させて固定する。この基端部は、電子部品等とフレキシブル配線基板用コネクタを電気的に接続させる第4接続固定部を形成する。一方、他端は基端部からT字状に延設してばね力を持って揺動可能な自由端を構成する。自由端の一方端は揺動端部を構成し、第3コンタクトの第3接触部と同様絶縁ハウジングの挿入開口側に位置させる。そして、揺動端部先端は上側へ突出させて設ける。又、自由端の他方端は第4接触部を形成し、第2コンタクトの第2接触部と対向する位置に設け、その先端を第2接触部対向側即ち上側へ突出させてフレキシブル配線基板の裏面に設けたリードパターンと接触可能とする。このように構成する第4コンタクトでは、自由端を構成する、揺動端部がスライダーによって押圧され下方へ移動されると、自由端全体が揺動しT字状に設けた他方端である第4接触部が上方へ移動される。従って、第4接触部は、挿入室内にフレキシブル配線基板が挿入された状態では、フレキシブル配線基板の裏面側へ押し付けられることとなるので、フレキシブル配線基板の裏面に設けたリードパターンと押圧接触されることとなる。
上記のように構成する第3コンタクトおよび第4コンタクトは、絶縁ハウジング内部に、挿入室内下面に0.3mmピッチで交互に且つ基板挿入方向と直交する方向に並設固定する。従って、第3コンタクトおよび第4コンタクトでは、第3接続固定部および第4接続固定部が絶縁ハウジングの後端側外部に突出した状態で交互に並び、絶縁ハウジング内部では、挿入室上面側に第3接触部が挿入開口側、第4接触部が挿入室奥部側となって交互に並設された状態となる。その際、第3コンタクトの第3接触部は第1コンタクトの第1接続部と対向し、第4コンタクトの第4接触部は第2コンタクトの第2接触部と対向するので、それぞれがフレキシブル配線基板へ押圧された際にフレキシブル配線基板を挟持するような方向に押圧力が働き、リードパターンと接触がより一層強まり良好な接触状態を取れる。
スライダーは、一端が挿入開口内に侵入できないよう挿入開口形状より大きく形成する基部を設け、基部からは挿入開口に挿入可能に延設した押圧板を設けて構成する。そしてスライダーは、押圧板が挿入開口から挿入室内を進退自在であり、後退位置では絶縁ハウジングの挿入開口にフレキシブル配線基板を挿入可能な間隙を確保する。又、前進位置では、挿入開口から挿入室の奥部まで挿入されたフレキシブル配線基板を挿入室壁面との間で挟持可能である。又、スライダーの押圧板には、挿入室へ挿入した際に第3コンタクトの第3接触部と対向する位置には、挿入方向に亙り押圧板表裏面に接触片を設ける。従って接触片は、第3接触部と対向位置となるよう0.6mmピッチで平行に設けられている。この接触片は押圧板の表裏面が導通状態となるように設けているので、第3接触部が裏面側で接触すると表面側まで導通状態となる。更に、押圧板表面には、前進位置をとったときに第1コンタクトの第1接続部と対向位置に突部を設ける。このように突部を設けることで、第1接続部同様フレキシブル配線基板の裏面に設けたリードパターンと良好な接触状態をとることが可能となり、前進状態において第3接触部とフレキシブル配線基板裏面のリードパターンとをより良好な接触状態とすることが可能となる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1はこの発明の実施例を表す斜視説明図であり、図2は図1を各方向から見た説明図であり(a)は正面説明図、(b)は一部を切欠した平面説明図、(c)は右側面説明図であり、図3は図2におけるAーA断面説明図であり、図4は図2におけるB−B断面説明図であり、図5はスライダー後退位置におけるB−B断面説明図であり、図6はフレキシブル配線基板を表す説明図であり(a)は斜視説明図、(b)は表面側の説明図、(c)は裏面側の説明図であり、図7はスライダーを表し(a)は平面説明図、(b)は正面説明図、(c)はC−C線断面説明図であり、図8はコネクタの説明図であり(a)はスライダ後退位置におけるA−A線断面説明図、(b)はスライダ後退位置におけるB−B線断面説明図、(c)はフレキシブル配線基板を挿入した同位置におけるA−A線断面説明図、(d)はフレキシブル配線基板を挿入した同位置におけるB−B線断面説明図である。
1は、フレキシブル配線基板をプリント配線板等他の電子部材と接続させるためのフレキシブル配線基板用コネクタである。即ち、フレキシブル配線基板用コネクタ1(以下、コネクタ1という。)は、プリント配線基板等の他の電子基板に電気的に接続固定され、且つ、図1および図3乃至図5に表すように、フレキシブル配線基板FPCが挿入され、挿入されたフレキシブル配線基板FPCの表裏面に設けたリードパターンと電気的に接続することで、フレキシブル配線基板FPCとプリント配線基板等の他の電子部材とを電気的に接続する。
コネクタ1は、図1に表すように、全体として略直方体形状を成し、絶縁ハウジング2、スライダー3を具備する。又、コネクタ1は、図1乃至図5に表すように、絶縁ハウジング2内に第1コンタクト4、第2コンタクト5、第3コンタクト6、第4コンタクト7が固定されてなる。
この実施例で用いるフレキシブル配線基板FPCは、図6に表すように、表面には表面側リードパターンF1が施され、裏面側には裏面側リードパターンF4が施されている。図6では、接続に際して必要となるフレキシブル配線基板FPCの接続部となる先端部分のみを記載した。表面側リードパターンF1は、図6(b)に表すように、コネクタ1への挿入方向とは直交する方向(図中縦方向)に2列のリードパターン先端がそれぞれ第1リードパターン接触部F2および第2リードパターン接触部F3が2列に千鳥状に配列されている。そして、隣合う第1リードパターン接触部F2相互の間隔は0.6mmピッチに配置されており、同様に隣合う第2リードパターン接触部F3相互のピッチも0.6mmピッチに配置されており、表面側リードパターンF1は第1リードパターン接触部F2および第2リードパターン接触部F3によって0.3mmピッチのリードパターンを形成している。表面側リードパターンF1は、第1リードパターン接触部F2および第2リードパターン接触部F3部分は接触することで導通可能に金属メッキが露出されており、他の部分は絶縁皮膜によって被覆され絶縁状態に形成される。
フレキシブル配線基板FPCの裏面側も、図6(c)に表すように、表面側リードパターンF1と同様、裏面側リードパターンF4が施されている。裏面側リードパターンF4は、コネクタ1への挿入方向とは直交する方向(図中縦方向)に2列のリードパターン先端がそれぞれ第3リードパターン接触部F5および第4リードパターン接触部F6が2列に千鳥状に配列されている。そして、隣合う第3リードパターン接触部F5相互の間隔は0.6mmピッチに配置されており、同様に隣合う第4リードパターン接触部F6相互のピッチも0.6mmピッチに配置されており、裏面側リードパターンF4は第3リードパターン接触部F5および第4リードパターン接触部F6によって0.3mmピッチのリードパターンを形成している。
従って、フレキシブル配線基板FPCは表裏面を合わせて0.15mmピッチを実現している。
この実施例における片面が0.3mmピッチ(両面で0.15mmピッチ)のリードパターンは、フレキシブル配線基板FPCの先端側に位置する第1リードパターン接触部F2へリードパターンを形成するために隣合う第2リードパターン接触部F3との間隙にリードパターンを形成してなければならないため、一層にこれ以上細かいリードパターンを形成できないので片面0.3mmピッチのフレキシブル配線基板FPCを例とした。しかしながら、数層に積層されたフレキシブル配線基板FPCの表層(第1層)へ第2層から貫通させて第1リードパターン接触部F2を形成する等して更に狭ピッチのフレキシブル配線基板FPC等、千鳥状にリードパターン接触部が配置されたフレキシブル配線基板FPCであればコネクタ1に対して実施可能であり、この場合には、コネクタ1の各コンタクトのピッチをフレキシブル配線基板FPCのピッチに合わせて設ければよい。
以下、各部品の詳細を説明する。
絶縁ハウジング2は、各図に表すように、直方体形状を成すLCP等の絶縁部材からなり、内部には中空な挿入室21を形成する。挿入室21の一方はスリット状に挿入開口22が開口され、挿入開口22にはスライダー3を進退自在に設けられ、フレキシブル配線基板FPCが挿入される。更に、絶縁ハウジング2の挿入室21内面には、第1コンタクト4乃至第4コンタクト7が複数並設される。
スライダー3は、絶縁性の高分子樹脂材からなり、図1乃至図5および図7に表すように、絶縁ハウジング2の挿入開口22から挿入室21内へ挿入可能な押圧板31を設け、押圧板31の一端を基部32として絶縁ハウジング2の挿入開口22側端部と係止可能に形成する。又、基部32は、両端から押圧板31延設方向へ係止脚部33を延設し、係止脚部33の対向面には、絶縁ハウジング2の側面と係止可能なハウジング係止突部34を突設する。このハウジング係止突部34は、絶縁ハウジング2の側面に設けた係止凹部(図示せず)と係止することでスライダー3と絶縁ハウジング2とを係止させる。尚、スライダー3と絶縁ハウジング2との係止は、本実施例のようにそれぞれに係止部を設けて係止させても良く、又、それぞれに特に係止部を設けずに、押圧板31が挿入開口22内に挿入されることで絶縁ハウジング2の挿入開口22側面等に圧入された状態となるように押圧板31を形成し、スライダー3および絶縁ハウジング2を係止する等、種々の方法が考えられ、本実施例に限定されるものではない。
更に、スライダー3の押圧板31には、細長い金属片からなる接触片35を挿入方向へ表裏面に亙り設ける。この接触片35は、0.6mmピッチで挿入方向とは直交する方向へ複数並設される。又、押圧板31上面の先端側には、上方へ突出する押圧突起36を設ける。押圧突起36は、接触片35の同位置にも設けるため、接触片35も同位置で押圧突起36状に突出されることとなる。
このように形成するスライダー3は、絶縁ハウジング2に対し図3に表すような挿入されて前進し係止脚部33と絶縁ハウジング2の係止凹部(図示せず)とが係止状態となる前進状態と、図5に表すような該係止状態が解除され後退された後退状態とをとる。そして、スライダー3前進状態では、押圧突起36が第1コンタクトと対向する位置となり第1コンタクト4と接続し、接触片35が押圧板31の下面側において第3コンタクト6と対向位置となり第3コンタクト6と接続する。又、スライダー3後退状態では、絶縁ハウジング2の挿入開口22との間にフレキシブル配線基板FPCを挿入可能な間隙を確保可能であり、後退状態でフレキシブル配線基板FPCを挿入開口22から挿入させ、次いで前進状態とすることで、フレキシブル配線基板FPCをコネクタ1へ固定可能である。
第1コンタクト4は、図3に表すように、導電性の金属板状体を型抜成形されて製造される。そして、第1コンタクト4は、絶縁ハウジング2の挿入室21内の挿入開口22とは反対の奥側に固定され、基部をプリント配線基板等の電子部材と電気的に接続される第1接続固定部41として絶縁ハウジング2外に露出させて設置する。第1接続固定部41は、ペースト半田等によって接続可能に形成する。絶縁ハウジング2内に位置された第1コンタクト4の他端は第1接触部42を形成する。第1接触部42は、コ字状に形成された上側の脚部によって形成し、押圧接触可能にばね力を有し、挿入室21の上側内面で挿入開口22側に位置される。このように絶縁ハウジング2内で位置された第1接触部42は、挿入室21内に正規の位置に挿入されるフレキシブル配線基板FPCの第1リードパターン接触部F2と良好に接触できる位置となる。更に、第1接触部42の先端は、コ字状の対向脚部43側へ突出させて接触突部44を形成し、フレキシブル配線基板FPCの第1リードパターン接触部F2と良好に接触可能とする。又、第1コンタクト4のコ字状に形成された第1接触部42の対向脚部43は、図3に表すように、絶縁ハウジング2に固定される。
第2コンタクト5は、図4に表すように、第1コンタクト4同様に導電性の金属板状体を型抜成形されて製造される。そして、第2コンタクト5は、絶縁ハウジング2の挿入室21内の挿入開口22とは反対の奥側に固定され、基部をプリント配線基板等の電子部材と電気的に接続される第2接続固定部51として絶縁ハウジング2外に露出させて設置する。第2接続固定部51は、ペースト半田等によって接続可能に形成する。絶縁ハウジング2内に位置された第2コンタクト5の他端は第2接触部52を形成する。第2接触部52は、コ字状に形成された上側の脚部によって形成し、押圧接触可能にばね力を有し、挿入室21の上側内面で第1コンタクト4の第1接触部42より挿入室21奥側に位置される。このように絶縁ハウジング2内で位置された第2接触部52は、挿入室21内に正規の位置に挿入されるフレキシブル配線基板FPCの第2リードパターン接触部F3と良好に接触できる位置となる。更に、第2接触部52の先端は、コ字状の対向脚部43側へ突出させて接触突部54を形成し、フレキシブル配線基板FPCの第2リードパターン接触部F3と良好に接触可能に形成する。又、第2コンタクト5のコ字状に形成された第2接触部52の対向脚部53は、図3に表すように、絶縁ハウジング2に固定される。
このように形成する第1コンタクト4および第2コンタクト5は、図2に表すように、第1コンタクト4および第2コンタクト5が中心位置で0.3mmの間隔をもって交互に挿入室21内に設置される。
第3コンタクト6は、図3に表すように、第1コンタクト4同様に導電性の金属板状体を型抜成形されて製造される。そして、第3コンタクト6は、絶縁ハウジング2の挿入室21下面の挿入開口22側に固定され、基部をプリント配線基板等の電子部材と電気的に接続される第3接続固定部61として絶縁ハウジング2の挿入開口22側外側部に露出させて設置する。第3接続固定部61は、ペースト半田等によって接続可能に形成する。絶縁ハウジング2内に位置された第3コンタクト6の他端は第3接触部62を形成する。第3接触部62は、基部である第3接続固定部61とほぼ並行に脚部として形成し、押圧接触可能にばね力を有し、第1接触部42と対向するように位置させる。更に、第3接触部62の先端は、第1接触部42側へ突出させて接触突部64を形成する。このように絶縁ハウジング2内で位置された第3接触部62は、挿入室21内に正規の位置に挿入されるフレキシブル配線基板FPCの第3リードパターン接触部F4とスライダー3を介して良好に接触できる位置となる。即ち、スライダー3前進位置に置いて、スライダー3の接触片35が第3コンタクト6の接触突部64と押圧接触するので、図3に表すように、スライダー3の上面側に挿入されたフレキシブル配線基板FPCの第3リードパターン接触部F5と接触片35を介して電気的に導通できる。
第4コンタクト7は、図4に表すように、第1コンタクト4同様に導電性の金属板状体を型抜成形されて製造される。そして、第4コンタクト7は、第3コンタクト6同様絶縁ハウジング2の挿入室21下面の挿入開口22側に固定され、基部をプリント配線基板等の電子部材と電気的に接続される第4接続固定部71として絶縁ハウジング2の挿入開口22側外側部に露出させて設置する。第4接続固定部71は、ペースト半田等によって接続可能に形成する。絶縁ハウジング2内に位置された第4コンタクト7の他端側は、基部である第4接続固定部71とほぼ並行に形成し、押圧接触可能にばね力を有して第4接触部72および揺動端部75を形成し、且つ、第4接触部72と揺動端部75との中間部で第4接続固定部71へと連なるよう形成する。又、第4接触部72の先端は、第2接触部52と対向する側を突出させて第4接触突部74を突設し、第4接触部72が第2接触部52と対向する位置になるよう形成する。更に揺動端部75は第1接触部42と対向する位置となるよう形成し、揺動端部75のスライダー3対向側には押圧突部76を突設する。
このように絶縁ハウジング2内で位置された第4接触部72は、挿入室21内へ正規の位置に挿入されたフレキシブル配線基板FPCの第4リードパターン接触部F6と良好に接触できる位置となる。即ち、スライダー3前進位置に置いて、スライダー3の押圧板31が揺動端部75の押圧突部76と接触して揺動端部75を下方へ押圧し、これによって第4接触部72が上方へ揺動され、第4接触突部74がフレキシブル配線基板FPCの第4リードパターン接触部F6と押圧接触するので、図4に表すように、スライダー3の上面側に挿入されたフレキシブル配線基板FPCの第4リードパターン接触部F6と電気的に導通できる。
このように形成する第3コンタクト6および第4コンタクト7は、第1コンタクト4および第2コンタクト5と同様に、第3コンタクト6および第4コンタクト7が中心位置で0.3mmの間隔をもって交互に挿入室21内に設置される。更に、第4コンタクト7の第4接触部72が第2コンタクト5の第2接触部52と対向するように設置する。
次いで、実施の形態の作用を以下に説明する。
コネクタ1は、図8(a)(b)に表すように、予めスライダー3を後退位置にしておく。この状態では、スライダー3の押圧板31は、挿入側先端が未だ第1コンタクト4および第3コンタクト6位置まで達していない。
従って、第1コンタクト4、第2コンタクト5、第3コンタクト6、および、第4コンタクト7は未だ押圧されておらず、何ら位置が変化していない状態である。
次いで、図8(c)(d)に表すように、フレキシブル配線基板FPCを挿入開口22から挿入室21内奥部まで挿入する。絶縁ハウジング2の挿入室21奥部は、フレキシブル配線基板FPCが正常に挿入された状態でフレキシブル配線基板FPCの挿入側先端が挿入室21の奥部側面と当接するよう予め形成されているので、フレキシブル配線基板FPCは奥部に当接するまで挿入することで、正常な位置となる。この状態では、第1コンタクト4の第1接触部42は、第1リードパターン接触部F2と対向位置となり、第2コンタクト5の第2接触部52は、第2リードパターン接触部F3と対向位置となる。又、第3コンタクト6の第3接触部62は、スライダー3の押圧板31と第3リードパターン接触部F5位置で対向する。第4コンタクト7の第4接触部72は第4リードパターン接触部F6と対向位置となると共に揺動端部75はスライダー3の押圧板31と第4リードパターン接触部F5位置で対向する。
次いで、スライダー3を前進させ、スライダー3の係止脚部33に設けた係止突部34を絶縁ハウジング2の側面に設けた係止凹部(図示せず)と係止するまで挿入し前進にちとさせる。
この状態を表しているのが、図3および図4である。
この状態では、第1コンタクト4は、図3に表すように、フレキシブル配線基板FPCがスライダー3の押圧板31によって上方へ押圧されたので、第1コンタクト4の第1接触部42が上方へ押圧変形され、第1コンタクト4のばね力によりフレキシブル配線基板FPCの第1リードパターン接触部F2と接触突部44とが押圧接触し良好な接続状態をとる。
又第3コンタクト6は、スライダー3が前進位置となるので、第3接触部62がスライダー3の接触片35と対向位置となり、且つ、スライダー3の押圧板31に下方へ押圧変形されるので、ばね力により第3接触部62の接触突部64が押圧板31に設けた接触片35と押圧板31の裏面側で接触する。この時、該接触片35は、上面側ではフレキシブル配線基板FPCの第3リードパターン接触部F3と押圧接触される。そして、該接触片35は押圧板31の上面側まで続けて設けてあるので、第3リードパターン接触部F3と第3コンタクト6の第3接触部62とは接触片35を介して接続されることとなる。
又、スライダー3前進位置における第2コンタクト5では、図4に表すように、第2接触部52がフレキシブル配線基板FPCの第2リードパターン接触部F3と対向する位置となっている。そしてこの時、第4コンタクト7の第4接触部72も同様にフレキシブル配線基板FPCの第4リードパターン接触部F6と対向位置となっている。
そして、図4に表す状態では、第4コンタクト7の揺動端部75がスライダー3の押圧板31によって下方へ変形されるので、第4コンタクト7の第4接触部72は該変形に対応しばね力を持って上方へ揺動するので、第4接触部72が自身と対向位置にある第2コンタクト5の第2接触部52との間でフレキシブル配線基板FPCを挟持するかたちとなり、第2接触部52は第2リードパターン接触部F3と、第4接触部72は第4リードパターン接触部F6と押圧接触し良好な接続状態をとる。
尚、この実施例では、フレキシブル配線基板FPCのリードパターンを千鳥に2列に配置した例で説明したが、表面側のリードパターンは必ずしも千鳥に2列ではなく従来例に表した片面0.2mmピッチを両面に配置したようなフレキシブル配線基板FPCのリードパターでも実施可能であり、この場合には、第1コンタクトおよび第2コンタクトを同列状に配置すれば足りる。
この発明は、リードパターンを両面に千鳥状に2列に配設したフレキシブル配線基板を、プリント配線基板等の他の電子部材と接続させるコネクタに利用可能であり、特に0.15mmピッチの千鳥配置したフレキシブル配線基板用コネクタとして利用可能である。
この発明の実施例を表す斜視説明図 この発明の実施例を表し(a)は正面説明図、(b)は一部を切欠した平面説明図、(c)は右側面説明図 図2におけるAーA断面説明図 図2におけるB−B断面説明図 スライダー後退位置におけるB−B断面説明図 フレキシブル配線基板を表し(a)は斜視説明図、(b)は表面側の説明図、(c)は裏面側の説明図 スライダーを表し(a)は平面説明図、(b)は正面説明図、(c)はC−C線断面説明図 コネクタの説明図であり(a)はスライダ後退位置におけるA−A線断面説明図、(b)はスライダ後退位置におけるB−B線断面説明図、(c)はフレキシブル配線基板を挿入した同位置におけるA−A線断面説明図、(d)はフレキシブル配線基板を挿入した同位置におけるB−B線断面説明図 フレキシブル配線基板の0.3mmピッチリードパターンの説明図 フレキシブル配線基板の0.2mmピッチリードパターンの説明図 コネクタの従来例を表す断面説明図
符号の説明
FPC フレキシブル配線基板
F1 表面側リードパターン
F2 第1リードパターン接触部
F3 第2リードパターン接触部
F4 裏面側リードパターン
F5 第3リードパターン接触部
F6 第4リードパターン接触部
1 フレキシブル配線基板用コネクタ
2 絶縁ハウジング
21 挿入室
22 挿入開口
3 スライダー
31 押圧板
32 基部
33 係止脚部
34 ハウジング係止突部
35 接触片
36 押圧突起
4 第1コンタクト
41 第1接続固定部
42 第1接触部
43 対向脚部
44 接触突部
5 第2コンタクト
51 第2接続固定部
52 第2接触部
53 対向脚部
54 接触突部
6 第3コンタクト
61 第3接続固定部
62 第3接触部
64 接触突部
7 第4コンタクト
71 第4接続固定部
72 第4接触部
74 第4接触突部
75 揺動端部
76 押圧突部

Claims (1)

  1. 内部にフレキシブル配線基板が挿入される挿入室を凹設形成し、開口される一方が挿入開口を形成する絶縁ハウジングと、
    所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう挿入室の一方の内面に取り付けられ、基端が絶縁ハウジング外部に露出される第1接続固定部を形成し、他端が自由端として挿入開口側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンと接触可能な第1接触部を形成する第1コンタクトと、
    所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう挿入室の一方の内面に取り付けられ、基端が絶縁ハウジング外部に露出される第2接続固定部を形成し、他端が自由端として第1コンタクトより挿入室奥側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンと接触可能な第2接触部を形成する第2コンタクトと、
    第1コンタクト及び第2コンタクトを設けた内面と対向する内面に、所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう取り付けられ、基端が絶縁ハウジング外部に露出される第3接続固定部を形成し、他端が自由端として挿入開口側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンとスライダーを介して接触可能な第3接触部を形成する第3コンタクトと、
    第1コンタクト及び第2コンタクトを設けた内面と対向する内面に、所定の絶縁間隙で互いに平行となるよう取り付けられ、基端は絶縁ハウジング外部に露出される第4接続固定部を形成し、他端はばね力を持って揺動可能な自由端を形成し、自由端の一方は第3コンタクトより挿入室奥側へ位置されフレキシブル配線基板のリードパターンと接触可能な第4接触部を形成し、自由端の他端は挿入開口側へ位置されスライダーに押圧される揺動端部を形成し、揺動端部がスライダーに押圧されることで第4接触部をフレキシブル配線基板のリードパターンへ押圧接触させる第4コンタクトと、
    板状体からなり、挿入室内へ進退自在に設け、挿入室内へ挿入された前進位置ではフレキシブル配線基板を絶縁ハウジングへ固定可能であり、後退位置では挿入室へフレキシブル配線基板を挿入可能な間隙を確保し、第3コンタクトの第3接触部と対向する位置には板状体表裏面を導電状態とするよう接触片を設けるスライダーと、
    からなることを特徴とするフレキシブル配線基板接続用コネクタ。
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