JP2006076581A - 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋 - Google Patents

縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2006076581A
JP2006076581A JP2004259970A JP2004259970A JP2006076581A JP 2006076581 A JP2006076581 A JP 2006076581A JP 2004259970 A JP2004259970 A JP 2004259970A JP 2004259970 A JP2004259970 A JP 2004259970A JP 2006076581 A JP2006076581 A JP 2006076581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
welding
folded
welded
gusset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004259970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006076581A5 (ja
Inventor
Jintoku Shu
仁徳 周
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SP WORK KK
Original Assignee
SP WORK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SP WORK KK filed Critical SP WORK KK
Priority to JP2004259970A priority Critical patent/JP2006076581A/ja
Publication of JP2006076581A publication Critical patent/JP2006076581A/ja
Publication of JP2006076581A5 publication Critical patent/JP2006076581A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】 袋を製造するための装置を簡略化及び小型化し、かつ機能性の高い袋を製造するためである。
【解決手段】 熱可塑性合成樹脂製の袋素材帯Fは両側ガゼット折り込み10,10が正ガゼット型であり、これを更に半折帯F1とし、底用溶着部17は8枚のフィルムを溶着し、袋の開口部においては袋のガゼット折り込み側縁13より、それぞれ4枚のフィルムを一体に溶着して提げ手用溶着部18とし、後個々の袋中間体B0とした後、半折している袋中間体B0の上縁より8枚のフィルムが一括してU字型に切り抜いて、前記半折袋B0の開口部に連ねて、2枚2組の縛り片26,27及びループ状の手提げ部28を形成し、前記底用溶着部17は8枚のフィルム全部が溶着し、これと連なる残りの底用溶着部17aは前記半折を単位として各ガゼット折り込み4枚ずつのフィルムが一塊に溶着して袋B2を製造する。
【選択図】 図3

Description

この発明は熱可塑性合成樹脂性フィルム製のガゼット折り込み袋に関し、果物、芋、玉葱などの散物よりなる品物又はその他の品物を入れる袋、若しくはごみを入れるものであり、袋の開口部に提げ手と縛り片を備えた袋に関する。
従来一般に知られているこの種の袋は、(特許文献1)に示すように、袋素材帯の両側に若干幅の両側ガゼット折り込みがあるものを用い、袋の底と提げ手部の溶着を同時に溶着しているが、ガゼット折り込みのある袋素材帯をそのまま溶着ステーションに供給する方法であり、袋素材帯供給装置の幅が広く、この装置自体の搬送幅が広いものを用いている。
また溶着装置のヒートシールバーの形状も極めて複雑な形状のものを用い、更に縛り片を形成するための、カッターも左右対称に2個用い、しかも点線切れ目を入れる特殊なカッターを用いている。
その他ガゼット折り込み袋を半折袋としたものは特許文献2に示すようにあり、これは提げ手は無く、また正ガゼット折り込み袋でもない。
平成1年実用新案出願公告第23962号実用新案公報 昭和63年実用新案公開第1737号公開実用新案公報
この出願のうち方法発明においては、この袋を製造するための装置を簡略化及び小型化し、かつ機能性の高い袋を製造するため及びその方法により製造した袋を市場に提供することである。
またゴミ袋としては扱いやすく、ゴミ箱,ごみ篭などに設置しやすく、ゴミなどを挿入後においては、底用溶着部、特にガゼット折り込みの谷との交点部分に荷重または応力の集中が起こらない丈夫な袋を市場に提供する。
この発明は特許請求の範囲に示す事項により、前記課題を解決した。
即ち、特定発明においては、両側ガゼット折り込みがあり、これらの谷が相互に接近乃至若干重複した正ガゼット型のチューブ状熱可塑性合成樹脂製の袋素材帯をその幅の中央より順次更に半折して、半折帯として溶着ステーションに袋深さ方向の長さ相当寸法ずつ間歇供給する第1工程。
この溶着ステーションにおいて、半折帯の丁度真ん中の層の間に非熱溶着性の離型シートを側方より挿入し、この離型シート外の下流側において、底用溶着部を半折帯の横断方向に全ての重複したフィルムを一括してヒートシールバーにより熱溶着して形成すると共に、提げ手用溶着部を前記底用溶着部と平行であり、その上流側の前記離型シート位置において両面よりヒートシールバーによって、前記底用溶着部と極接近して形成する第2工程。
前記半折帯を溶着ステーションよりも下流側のステーションにおいて、前記底用溶着部と提げ手用溶着部の狭い間を横断方向に切断し袋中間体を形成する第3工程。
この袋中間体を所定枚数ごと整然と積み重ね、前記提げ手用溶着部側より底用溶着部に向けて、U字型の切り込みを設けると共に、袋中間体の折り曲側縁よりの上端の前記提げ手用溶着部を切除する第4工程。
以上第1乃至第4工程よりなる縛り片2対付き手提げ袋の製造方法とする(図1参照)。
また前記課題を解決するために、前記の特定発明の前記第2工程において、袋提げ手用着部は前記離型シートが挿入してある側縁より、前記袋提げ手用溶着部が必要な場所のみにヒートシールバーにより形成する方法であり、
また前記課題を解決するために、前記の特定発明の前記第4工程における切り込みはU字型の切り込みのみを形成する方法であることを特徴とする場合もある(図2参照)。
又請求項1記載の第4工程の提げ手用溶着部を切除する工程を行わず、第3工程時にこの切除用切目を設けることを特徴とする場合もある。
また前記課題を解決するために、請求項1記載の発明の第1工程において、底用溶着部及び提げ手用溶着部とも前記離型シート部分においては、この両側面よりヒートシールバーにより4枚ずつのフィルムを熱溶着して形成する方法を含む方法であり、底用溶着部の残りに部分は8枚のフィルムを全部ヒートシールバーにより熱溶着して一体化する溶着方法であることを特徴とすることを特徴とする請求項1または2記載の縛り片2対付き提げ手袋の製造方法とする(図3参照)。
また前記課題を解決するために、前記底用溶着部の形成方法は前記半折帯の折曲げ側縁より1/3乃至2/3幅部分においては、8枚のフィルムを全部ヒートシールバーにより熱溶着して一体化する溶着方法であり、残りの部分は各ガゼット折り込部を、4枚ずつのフィルムをそれぞれヒートシールバーにより熱溶着する方法であることを特徴とする請求項1または2記載の縛り片2対付き提げ手袋の製造方法とする。
熱可塑性合成樹脂製の袋は両側ガゼット折り込みがあり、これらの谷が相互に接近乃至若干重複した正ガゼット型であり、この幅の中央より半折して、底用溶着部が8枚のフィルムが溶着して一体形成してあり、袋の開口部においては袋のガゼット折り込み側より前記半折幅の1/2乃至1/4が各ガゼット折り込みのフィルムが前記半折を単位としてそれぞれ4枚のフィルムが一体に溶着して手提げ部が形成してあり、前記半折袋の開口縁より8枚のフィルムを一括してU字型に切り抜いて、前記半折袋の半折側の開口部に連ねて、2枚2組の縛り片とループ状の手提げ部が袋のフィルムと一体に形成してあり、前記底用溶着部は前記半折り曲縁より半折した袋素材帯の折り曲幅の1/3乃至2/3幅までが8枚のフィルム全部が溶着して形成してあり、これと連なる残りの底用溶着部は前記半折を単位として各ガゼット折り込み4枚ずつのフィルムが一塊に溶着されて形成してあることを特徴とする縛り片2対付き提げ手袋とする。
請求項1乃至請求項5記載の発明においては、正ガゼットの袋素材帯を更に半折して半折帯として搬送するから袋の底用溶着及び提げ手用溶着を行う溶着ステーション及びそれより下流側の装置の幅が狭くてよい。
更に、前記溶着ステーションの各ヒートシールバーはそれぞれ直線型のものでよく、それらの長さも短いものでよく、よってヒートシールバーも撓みなど起こり難く、接触圧力もこれが短いから全長において充分に均等に与えられ、溶着面全面の平均した溶着が容易に得られる。
更に、総型カッターも小型で単一でよく、全体として小型の装置のものが利用できる。
更にこれら請求項1乃至請求項5記載の発明においては、離型シートを前述の通り挿入して溶着する方法であるから、この離型シートを挿入した侭の状態であっても袋素材帯の搬送の邪魔にならず、離型シートは製袋装置の機枠に製袋作業中において、位置固定状態で製造できる効果があり、装置が複雑化しない効果がある。
その他請求項6記載の袋が製造でき、袋の開口部に一対二組の縛り片と、一対の提げ手のある袋が製造できる効果を奏する。また製袋した袋を拡げたとき、袋の底が丸くなり、ゴミなどを押し込んだ時にも、底の一部に荷重が集中せず、丈夫な袋が得られる。
請求項2記載の発明においては、提げ手用溶着部の形成は離型シート部分においてのみ行う方法を採用しているから、提げ手用溶着部を溶着するヒートシールバーの長さが短くてよく、この短さは溶着部全長の接触圧の均一化が容易であり、装置も小型化でき、加熱エネルギーの節約となる。つまり後のU字型打ち抜きによって、切除する部分まで無駄な溶着をしないためである。
請求項3記載の方法においては、総型カッターの形状は、請求項2と同じものが採用でき、切除用切り込みに用いるカッターが、中間袋体形成の第3工程において行へ、方法が簡単となり、総型カッターの構造も単純化できる。
請求項1乃至3記載の発明においては、底用溶着部を形成する方法が前記半折帯の全幅を溶着する方法に代え前記半折袋素材帯の全幅一括8枚にフィルム全部を一括溶着する方法であるから、溶着が完全となり、かつ袋の底に一本のI字型の溶着部が形成され、水漏れの恐れも無い袋が製造できる。
請求項4及び5記載の発明においては、離型シート部分においては底用溶着部及び提げ手用溶着部共に一括溶着する方法を採用しているから、これらを極接近させても、前記離型シート部分からヒートシールバーが外れ、溶着が不完全になる恐れはなく、半折帯の搬送寸精度の制御が比較的に容易となる。
また、製造された袋の底図8のようにY字型となり、袋素材帯のフィルムが有効に利用でき、同じ袋素材のフィルム長さであっても、前記I字型溶着部のものより、僅かではあるが容量が大きいものが得られる効果を奏する。
請求項6記載の発明の袋においては、袋の開口部に縛り片が一対二組設けられた物であるから、これら相対する縛り片を結びあわせれば、開口部は十文字に結ばれることになり、内部の物が仮に小さな品物、例えばジャガイモ、茄子、玉葱などであっても、開口部からこぼれない状態にすることが出来、また溶着部が多数枚のフィルムが纏められて、溶着されているから、この部分が丈夫であり、また袋の幅が狭く纏められた状態となり、ゴミ袋として使用する場合には、この袋をゴミ箱内にセットする時、底用溶着部が袋の他の部分よりある程度の重みがあり、ゴミ箱の底まで容易に到達し、セットが容易であり、駅、劇場ロビーなどで使用する袋に最適である。
各縛り手の根元は袋の開口部にそれぞれ丸味のある隅角部によって、滑らかに連なっているから、これらの根元に荷重が集中せず、縛り手、殊に袋のガゼット折り込みの谷部分の縛り片の付け根から裂けるおそれの無い丈夫な効果を有する。
更に、袋として、正ガゼット折り込み袋であって、これが半折状態のまま底用溶着部が形成されているから、この状態で安定しており、これらを、更に袋の幅方向に折り目を付けて、折り畳んでも、やはり安定して折り、この袋多数を重ねて外袋やダンボール箱によって包装した場合においても、その状態が安定し取扱易い。また前記提げ手はゴミ袋として使用したとき、提げ手を持てば袋全体が持ち上げ易い。
実施の形態1
図1に示すものであり、請求項1記載の方法発明の実施の形態である。
Fは熱可塑性合成樹脂製のチューブラフィルムを正ガゼット折込した袋素材帯である。正ガゼットとはチューブラフィルムの両側にガゼット折り込部10、10が形成してあり、この谷11、11が相互に極く接近乃至若干重複した状態のものを云う(図1、図2及び図3参照)。
この袋素材帯Fを更に中央より順次半折して半折帯F1が形成してあり、一方の側縁が折曲縁12であり、他方がガゼット側縁13となり、この半折帯F1として順次溶着ステーション14にこの半折帯F1を例えば間歇的に図1の矢印方向に供給する。
前記溶着ステーション14においては製袋装置の機枠15にシリコンゴム乃至フッ素樹脂シートなどよりなる離型シート16が設けてあり、この離型シート16が前記ガゼット側縁13より上下2組ずつのガゼット折込よりなる層間に挿入してあり、離型シート16の先端16aは凡そ半折帯F1の幅bの2/3乃至1/2程度のところまで挿入してある。
この溶着ステーション14には、半折帯F1に底用溶着部17を形成するため、半折帯F1の搬送方向を基準として前記離型シート16の直ぐ下流側であって半折帯F1の横断方向に底用溶着用のヒートシールバー(図示していない)が設けてある。
また前記溶着ステーション14には提げ手用溶着部18を形成するため、前記の底用溶着部17のヒートシールバーと平行であってこの上流側に提げ手用のヒートシールバーが設けてある。したがって4枚ずつのフィルムにより、提げ手用溶着部18ができ、前記離型シート16の無い部分は一括8枚のフィルムが溶着される。
20は前記溶着ステーション14より下流側に、丁度一袋の長さ若しくはこの整数倍長さのところに設けて切断ステーションであり、このステーションには前記溶着ステーション14で形成された底用溶着部17と提げ手用溶着部18の間の狭い間をカッター21で切断し、上下端が密封されている袋中間体B0を得る。
この袋中間体B0を順次整然と積み重ね打ち抜きステーション22に搬送する。図1においては作図の都合上切断ステーション20で分離した袋中間体B0の上下位置を180°向きを変更して打ち抜きステーション搬送したように記載してあるが、現実には切断ステーション20の直ぐ下流側に設けてある打ち抜きステーション22にそのままの姿勢で搬送する。
この打ち抜きステーション22において、所定枚数重ねられた袋中間体B0例えば50枚、100枚を一括総型カッター23によって打ち抜く、この総型カッター23は下げ手用溶着部18より底方向にU字型に打ち抜くU字部分24と折曲縁12側寄りの提げ手用溶着部18を切除する横断方向部25とよりなっている。
この横断方向部25を設けることなく、前記切断ステーション20において、切除すべき提げ手用溶着部18の際に、カッター21と平行な第2のカッター21aによって前記横断方向部25と同様の切込みを設け、また総型カッター23は単なるU字型カッターした場合は請求項3記載の発明の実施の形態となる。
打ち抜かれて形成された袋B1は提げ手用溶着部18の下側に提げ手28が一対形成され、U字型24に打ち抜かれた反対側の折り曲縁12側は半折されている最外側と最内側のフィルムと、これらの間に挟まれた一対のガゼット折り込みの谷部11が残り(図1及び図6参照)、これらによって袋B1を拡げたとき、袋の開口部の中央に、相対峙する一対の縛り片26と、前記ガゼット折り込みの谷部11に連なって形成された第2の縛り片27が一対形成される。
これら提げ手28及び縛り片26及び第2の縛り片27のすべての根元は丸味のある隅角部29によって滑らかに袋B1の胴部のフィルムの連なった形状のものが製造される。
この実施の形態1の方法により製造された袋B1の底は8枚のフィルムが一直線に袋の横断方向に溶着されて底用溶着部17を形成しており、袋B1を拡げると袋の底の中央部に前記底用溶着部17はI字型に短く(袋フィルム幅の1/4幅)となり、袋の底は丸味を呈する(図8のA参照)。
実施の形態2
請求項2及び5記載の方法発明の実施の形態であって、第2図に示すものであり、実施の形態1と同一符号のところは、同一の構成又は部分、部品を示し、同一の作用を為すものである。
異なるところは、提げ手用溶着部18を形成するためのヒートシールバーの長さが、溶着に必要な部分のみの長さとしてあり、後に打ち抜きステーション22で切除する部分まで無用な溶着を行わない。
総型カッター23の形状を単純化し、第2カッター21aが不要となる。また縛り片26、27の長さが若干長くなり、縛り易い袋に製袋できる。
また提げ手用溶着部18図のヒートシーラを短くすることにより、これを加熱する熱エネルギーも少なくてよく、更にヒートシーラ面が袋素材帯フィルムに均等に圧接させる調整が容易となる。
実施の形態3
図3に示すものであり請求項4記載の発明の実施の形態であり、実施の形態1と同一符号のところは同一の構成又は部分、部品を示す。異なるところは溶着ステーション14であり、前記離型シート16は搬送方向の幅が広く、底用溶着部17a及び提げ手用溶着部18共に、この離型シート16のある部分において行う。
この実施の形態においても、実施の形態2に示すように、提げ手用溶着部18の長さを短くする方法も、この実施の形態に含まれる。
この実施の形態により製袋された袋B開口部の半折り状態を拡げると図5の通りとなり、更に開口部を幅方向に広げれば図7に示す通りになる。
この方法により製袋された袋B2はその開口部を幅方向に拡げたときの袋B2の開口部分の形状は実施の形態1に示す方法により製袋された袋B1と全く同一の形状の袋B2となる。
只異なるところは底用溶着部17において、ガゼット折込縁13側より半折帯F1の幅bの更に1/3乃至2/3幅の部分においては、4枚ずつのフィルムが溶着(図3 9a−9a、及び図9B参照)した形状7a、であり、袋の底を拡げると底用溶着部17及び17aによってY字型となる(図8B参照)。
実施の形態4
図4に示すものであり、請求項4記載の方法発明の実施の形態である。実施の形態2に示す方法の一部を変化させた方法である。溶着ステーション14においては、離型シート16部分において底用溶着部17aと提げ手用溶着部18を形成し、次の第2溶着ステーションにおいて、残りの幅の8枚フィルム全体の底用溶着部17を施す。この溶着ステーションは切断ステーション20と兼ねてもよいし、或いは溶着ステーション14と切断ステーション20の間に第2ステーションを設けても、請求項5記載の発明に含まれる。
その後の工程は実施の形態2の方法発明と同一である。
この実施の形態4の方法においては、離型シート16が若干厚み(例えば1乃至3mm程度)が場合に、離型シート16の際30において、ヒートシールバーが当たる部分に段差ができ、その際30部分に溶着の不完全なところができる可能性のある場合にあっても、残りの底用溶着部17と2工程で溶着するため、底用溶着部17aと17の端同士を若干重ねて溶着することによって完全に連ねることができ、この部分からの水漏れを起さない袋が製造できる。
実施の形態5
前述の実施の形態4及び5に示す方法により製袋された袋B2であり、折り畳まれている状態は図3に示すB2に示す形状であり、袋を拡げた状態においては、図5に示す形状となり、袋B2に品物を入れた状態の底部の形状は図8のBの形状となる。
詳細について実施の形態3において説明したので重ねての説明は省略する。
実施の形態1の方法の工程を示す説明図である。 実施の形態2の方法の工程を示す説明図である。 実施の形態3の方法の工程を示す説明図である。 実施の形態4の方法の工程を示す説明図である。 Aは袋の底の開口部において半折状態を拡げた状態の正面図である。 BはA図中の6b−6b線矢視、厚さを誇張して記載した横断説明図である。 実施の形態4に示す袋の開口部を拡げた状態の斜視概要図である。 それぞれ袋の底部の斜視概要図である。 図1乃至図3中の9a−9a断面をA、同各図の9b−9b断面をB、同各図の9c−9c断面をCとして示した各断面を示した説明図である。
符号の説明
10 ガゼット折込み部
11 谷部
12 折り曲縁
13 ガゼット側縁
14 溶着ステーション
15 機枠
16 離型シート
16a 先端
17 底用溶着部
18 提げ手用溶着部
B0 袋中間体
B1、B2 袋
20 切断ステーション
21 カッター
21a 第2のカッター
22 打ち抜きステーション
23 総型カッター
24 U字部分
25 横断方向部
28 提げ手
29 丸味のある隅角部
30 際

Claims (6)

  1. 両側ガゼット折り込みがあり、これらの谷が相互に接近乃至若干重複した正ガゼット型のチューブ状熱可塑性合成樹脂製の袋素材帯をその幅の中央より順次更に半折して、溶着ステーションに袋深さ方向の長さ相当寸法ずつ間歇供給する第1工程。
    この溶着ステーションにおいて、半折された袋素材帯(以下単に半折帯)の丁度真ん中の層の間に非熱溶着性の離型シートを側方より挿入し、この離型シート外の下流側において、袋底溶着部を前記半折帯の横断方向に全ての重複したフィルムを一括してヒートシールバーにより熱溶着して形成すると共に、袋提げ手用溶着部を前記底用溶着部と平行であり、その上流側の前記離型シート位置において両面よりヒートシールバーによって、前記底用溶着部と極接近して形成する第2工程。
    前記半折帯を溶着ステーションよりも下流側のステーションにおいて、前記底用溶着部と提げ手用溶着部の狭い間を横断方向に切断し袋中間体を形成する第3工程。
    この袋中間体を所定枚数ごと整然と積み重ね、前記提げ手用溶着部側より底用溶着部に向けて、U字型の切り込みを設けると共に、袋中間体の折り曲側縁よりの上端の前記提げ手用溶着部を切除する第4工程。
    以上第1乃至第4工程よりなる縛り片2対付き手提げ袋の製造方法。
  2. 前記第2工程において、袋提げ手用溶着部は前記離型シートが挿入してある側縁より、前記袋提げ手用溶着部が必要な場所のみにヒートシールバーにより形成する方法であり、
    また前記第4工程における切り込みはU字型の切り込みのみを形成する方法であることを特徴とする請求項1記載の縛り片2対付き提げ手袋の製造方法。
  3. 前記第3工程において、半折帯の折り曲げ縁より、前記提げ手用溶着部切除用切込みを提げ手用溶着部に添って、前記請求項2記載の発明の第4工程におけるU字切込みの一部と交叉する位置まで設けることを特徴とする請求項3記載の縛り片2対付き手提げ袋の製造方法。
  4. 請求項1記載の第1工程において、底用溶着部及び提げ手用溶着部共前記離型シート部分において、半折帯の両面よりヒートシールバーにより,熱溶着して形成する方法を含む方法であり、残りの底用溶着部は8枚のフィルムを全部ヒートシールバーで熱溶着して一体化する溶着方法であることを特徴とする請求項2または3記載の縛り片2対付き手提げ袋の製造方法。
  5. 前記底用溶着部の形成方法は半折帯の全幅を溶着する方法に代え、前記半折帯の折曲げ側縁より1/3乃至2/3幅部分においては、8枚のフィルムを全部を溶着する方法であり、残りの部分は各ガゼット折り込部を、前記半折を単位として4枚ずつのフィルム熱溶着する方法であることを特徴とする請求項4記載の縛り片2対付き提げ手袋の製造方法。
  6. 熱可塑性合成樹脂製の袋は両側ガゼット折り込みがあり、これらの谷が相互に接近乃至若干重複した正ガゼット型であり、この幅の中央より半折して、底用溶着部が8枚のフィルムが溶着して一体形成してあり、袋の開口部においては袋のガゼット折り込み側より前記半折幅の1/2乃至1/4が各ガゼット折り込みのフィルムが前記半折を単位としてそれぞれ4枚のフィルムが一体に溶着して手提げ部が形成してあり、前記半折袋の開口縁より8枚のフィルムを一括してU字型に切り抜いて、前記半折袋の半折側の開口部に連ねて、2枚2組の縛り片とループ状の手提げ部が袋のフィルムと一体に形成してあり、前記底用溶着部は前記半折り曲縁より半折帯の折り曲幅の1/3乃至2/3幅までが8枚のフィルム全部が溶着して形成してあり、これと連なる残りの底用溶着部は前記各ガゼット折り込み4枚ずつのフィルムが一塊に溶着されて形成してあることを特徴とする縛り片2対付き提げ手袋。
JP2004259970A 2004-09-07 2004-09-07 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋 Pending JP2006076581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004259970A JP2006076581A (ja) 2004-09-07 2004-09-07 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004259970A JP2006076581A (ja) 2004-09-07 2004-09-07 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006076581A true JP2006076581A (ja) 2006-03-23
JP2006076581A5 JP2006076581A5 (ja) 2006-11-02

Family

ID=36156371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004259970A Pending JP2006076581A (ja) 2004-09-07 2004-09-07 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006076581A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012700A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Mitsuwa Kasei Kk 連続ポリ袋の製造方法
JP2008068530A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Mitsuwa Kasei Kk 連続ポリ袋の製造方法
JP2013241202A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Mitsuwa Kasei Kk

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631738U (ja) * 1986-06-20 1988-01-07
JPS631737U (ja) * 1986-06-20 1988-01-07
JPH0123962Y2 (ja) * 1985-03-28 1989-07-21
JPH0645903U (ja) * 1992-11-24 1994-06-24 株式会社日本エンジニアリングサービス 大型ゴミ袋
JPH07149401A (ja) * 1993-11-29 1995-06-13 Suzuki Kako Kk ゴミ袋及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0123962Y2 (ja) * 1985-03-28 1989-07-21
JPS631738U (ja) * 1986-06-20 1988-01-07
JPS631737U (ja) * 1986-06-20 1988-01-07
JPH0645903U (ja) * 1992-11-24 1994-06-24 株式会社日本エンジニアリングサービス 大型ゴミ袋
JPH07149401A (ja) * 1993-11-29 1995-06-13 Suzuki Kako Kk ゴミ袋及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012700A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Mitsuwa Kasei Kk 連続ポリ袋の製造方法
JP2008068530A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Mitsuwa Kasei Kk 連続ポリ袋の製造方法
JP2013241202A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Mitsuwa Kasei Kk

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7635222B2 (en) Reclosable package having zipper disposed within loop on front wall
JP6430520B2 (ja) プラスチックパウチを製造するための機械および方法
US6089753A (en) Easy to open handle bag and method of making the same
US3779139A (en) Method of forming plastic bag with integral tie
CN107107521B (zh) 底部带有撑板的包装和热封方法
CN110744864B (zh) 用于制作袋或容器的系统和方法
JP2006076581A (ja) 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋
TW579353B (en) Process for making a bag having a flat bottom, and bag made by said process
JP4057157B2 (ja) プラスチック袋の製造方法
US20190359403A1 (en) A process and apparatus for manufacturing bags made of biodegradable material plastic and bag thus obtained
JP4030971B2 (ja) 食品用包装袋の製造方法
JP5530681B2 (ja) ピロー包装体、及びピロー包装用の包装材料
JPH07300142A (ja) 使いすて衛生用品の包装袋
JP3775887B2 (ja) 手提げ袋の製造方法
JP5797970B2 (ja) 包装体及び包装機
JP2003118804A (ja) ゴミ袋
EP0453105A2 (en) Packaging with tear string and resealable closure
JP4104515B2 (ja) ヒートシーラ
JP2006044709A (ja) ガゼット袋及びその製造方法
JP5635542B2 (ja) 製袋充填機における袋開封部形成装置
JP7343297B2 (ja) 食品用包装材及び包装材原反の製造方法
US20060018570A1 (en) Plastic bag with integral tie strip
JP3623140B2 (ja) 製袋機
JPH11170403A (ja) 袋状容器の製造方法及び袋状容器
US20140314340A1 (en) Reinforced bags

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060920

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091029

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100318