JP3623140B2 - 製袋機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、プラスチック袋を製造する製袋機に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
矩形状の底面が形成される角底プラスチック袋については、これまでにもいくつかの種類のものが使用されているが、最近それを抜本的に改良したプラスチック袋が考案され、提案されている。図10はそのプラスチック袋を示す。このプラスチック袋は胴材1と底材2からなり、図11に示すように、胴材1は2層に重ね合わされた矩形状の胴本体3a,3bを有する。さらに、一対の胴ガセット部4a,4bが胴本体の両側縁に沿って形成され、胴ガセット部4a,4bは胴本体の両側縁に連続し、胴本体の両層3a,3b間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされる。その2つ折り線5は胴材1の長さ方向にのびる。
【0003】
一方、底材2は胴材1の幅に対応する長さのもので、長さ方向中心線に沿って2つ折りされ、2層に重ね合わされた底本体6a,6bを有する。さらに、一対の底ガセット部7a,7bが底本体6a,6bの両端に形成される。底ガセット部7a,7bは底本体6a,6bの2つ折り線8に対し45°の角度αをもって折り返され、底本体の両端に連続し、底本体の両層6a,6b間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされ、その2つ折り線9は底本体6a,6bの2つ折り線8に直角にのびる。したがって、底本体6a,6bの両端に45°の角度の折り返し線10が形成され、底本体6a,6bは台形状をなし、長辺および短辺を有し、長辺は胴本体3a,3bの幅に対応する長さをもち、短辺は2つ折り線5の間隔に対応する長さをもつ。
【0004】
そして、胴材1の底縁11において、図12に示すように、底材2全体が胴本体の両層3a,3b間に挿入される。底ガセット部7a,7bについては、その両層のうち、片層7aが底本体の片層6aとともに胴ガセット部の片層4aと胴本体の片層3a間に挿入され、他層7bは底本体の他層6bとともに胴ガセット部の他層4bと胴本体の他層3b間に挿入される。その後、底本体の片層6aと胴本体の片層3aが胴材1の底縁11に沿ってヒートシールされ、接合される。したがって、そのヒートシール線12が胴材1の底縁11に沿って形成される。さらに、底ガセット部の片層7aと胴ガセット部の片層4aが胴材1の底縁11に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線13が形成される。同様に、底ガセット部の他層7bと胴ガセット部の他層4bが胴材1の底縁11に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線14が形成される。さらに、底本体の他層6bと胴本体の他層3bが胴材1の底縁11に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線15が形成される。
【0005】
なお、このプラスチック袋については、基材にシーラントをラミネートしたラミネートフィルムが胴材1および底材2として使用されており、胴材1については、その外面はナイロンなどの基材からなり、内面はポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなる。反対に、底材2については、胴材1に対面する面がポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなり、反対側の面はナイロンなどの基材からなる。したがって、底材2の挿入後、胴材1および底材2をヒートシールバーとラバー台間に挟み、ヒートシールバーによって胴材1および底材2を加熱および加圧し、これによって底本体の両層6a,6bと胴本体の両層3a,3bをヒートシールし、底ガセット部の両層7a,7bと胴ガセット部の両層4a,4bをヒートシールすることができる。底本体の両層6a,6bが互いにヒートシールされることはなく、底本体の両層6a,6bと底ガセット部の両層7a,7bが互いにヒートシールされることもない。胴ガセット部の両層4a,4bが互いにヒートシールされることもない。
【0006】
これによって図10のプラスチック袋が得られるものである。したがって、胴ガセット部4a,4bによって胴材1を拡げたとき、底ガセット部7a,7bによって底材2が拡げられ、底材2によって矩形状の底面が形成される。その底面において、ヒートシール線12,13,14,15は底面の四辺に沿ってのび、2つ折り線8,9は底面の中央に配置される。したがって、プラスチック袋の底面が完全に矩形状をなし、これを安定して直立させることができる。直立させたプラスチック袋が不慮に倒れることはない。
【0007】
このプラスチック袋の場合、胴材1および底材2によって胴本体3a,3b、胴ガセット部4a,4b、底本体6a,6bおよび底ガセット部7a,7bが形成され、それを安定して直立させることができ、便宜であり、市場性は高い。しかしながら、現在、このプラスチック袋を自動的に製造することは困難であり、それを達成する製袋機の開発が強く要望されている。
【0008】
【発明の目的】
したがって、この発明は、プラスチック袋を製造する製袋機において、胴材および底材によって胴本体、胴ガセット部、底本体および底ガセット部が形成されるプラスチック袋を自動的に製造することを目的としてなされたものである。
【0009】
【発明の構成】
この発明によれば、長さ方向に連続する連続の胴本体および胴ガセット部を有する連続の胴材がその連続方向に一定長さずつ間欠送りされる。さらに、カッタが胴材の送り経路に設けられ、胴材の間欠送り毎に、カッタによって連続の胴本体の上層および胴ガセット部の両層が切断され、これによって胴材の切り開き部が形成される。さらに、底材の底本体および底ガセット部において、折りぐせ形成機構がそれに作用し、形成されるべき底本体の2つ折り線に沿って折りぐせが形成され、形成されるべき底ガセット部の折り返し線に沿って折りぐせが形成される。さらに、へらがカッタの下流位置に設けられ、折りぐせの形成後、へらが形成されるべき底本体の2つ折り線に押し付けられ、胴材の切り開き部において、底材が胴本体の両層間に押し込まれる。さらに、へらによって底材が押し込まれるとき、ガイド部材によってそれが案内され、底本体がその2つ折り線に沿って2つ折りされ、底ガセット部がその折り返し線に沿って折り返され、底材が胴本体の両層間に押し込まれたとき、底ガセット部の両層のうち、片層が底本体の片層とともに胴ガセット部の片層と胴本体の片層間に挿入され、他層が底本体の他層とともに胴ガセット部の他層と胴本体の他層間に挿入される。さらに、底材の押し込み後、胴材の間欠送り毎に、ヒートシールバーによって底本体の両層と胴本体の両層がヒートシールされ、底ガセット部の両層と胴ガセット部の両層がヒートシールされ、ヒートシール後、胴材の間欠送り毎に、カッタによって胴本体の下層が切断される。
【0010】
【実施例の説明】
以下、この発明の実施例を説明する。
【0011】
図1において、これはこの発明にかかる製袋機であり、長さ方向に連続する連続の胴本体3a,3bおよび胴ガセット部4a,4bを有する連続の胴材1を使用し、図10のプラスチック袋を製造するためのものである。胴材1はプラスチックフィルムからなり、その胴本体3a,3bは2層に重ね合わされ、胴ガセット部4a,4bは胴本体の両側縁に沿って形成され、胴本体の両側縁に連続し、胴本体の両層3a,3b間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされている。連続の胴ガセット部4a,4bについては、連続の胴材1を適宜折り曲げ、ヒートシールし、これによって胴本体3a,3bおよび胴ガセット部4a,4bを形成してもよいが、別材で胴ガセット部4a,4bを形成し、これを胴本体の両層3a,3b間に挿入し、両者を胴本体の両側縁に沿ってヒートシールしてもよい。
【0012】
この製袋機では、胴材1の送り機構に一対の送りローラ16が使用され、連続の胴材1が各送りローラ16間に導かれ、駆動モータによって送りローラ16が駆動され、回転し、連続の胴材1がその連続方向に一定長さずつ間欠送りされる。さらに、カッタ17が胴材1の送り経路に設けられ、連続の胴材1がダンサローラ18を通り、カッタ17に導かれ、胴材1の間欠送り毎に、カッタ17によって連続の胴本体の上層3aおよび胴ガセット部の両層4a,4bが切断され、これによって胴材1の切り開き部17’が形成される。たとえば、図2に示すように、カッタ17にトムソン刃が使用され、切断刃19が合板20に取り付けられ、これが受け台21に向かって下降し、切断刃19によって連続の胴本体の上層3aおよび胴ガセット部の両層4a,4bが切断される。これによって胴材1の切り開き部17’が形成されるものである。さらに、切断刃19の両端において、金属製アジャスタ22が受け台21上に設けられる。その厚さは連続の胴本体の下層3bの厚さに対応する。したがって、切断刃19がアジャスタ22に接触し、切断刃19によって連続の胴本体の上層3aおよびガセット部の両層4a,4bは切断されるが、連続の胴本体の下層3bは切断されない。切断刃19を受け台21に向かって下降させ、所定位置で停止させ、停止したとき、その切断刃19と受け台21の間隔が連続の胴本体の下層3bの厚さに対応するようにしてもよい。これによって連続の胴本体の上層3aおよびガセット部の両層4a,4bが切断され、連続の胴本体の下層3bは切断されないようにすることもできる。この場合、アジャスタ22を特別に設ける必要はない。したがって、その後、送りローラ16を回転させると、連続の胴本体の下層3bによって胴材1を間欠送りすることができる。
【0013】
さらに、この製袋機は底材2の折りぐせ形成機構を有する。この実施例では、折りぐせ形成機構にヒータまたはプレス23が使用されており、幅方向に連続する連続の底材2が原反24から供給され、ダンサローラ25を通り、ヒータまたはプレス23と受け台26間に導かれる。ヒータまたはプレス23は細長いエッジを有し、エッジは底材2および受け台26に対向する。さらに、その底材2が一対の送りローラ27間に導かれ、駆動モータによって送りローラ27が駆動され、回転し、連続の底材2がその連続方向に一定長さずつ間欠送りされ、底材2の間欠送り毎に、シリンダなどの駆動機構によってヒータまたはプレス23および受け台26が駆動され、移動し、連続の底材2がヒータまたはプレス23と受け台26間に挟まれ、ヒータまたはプレス23のエッジが底材2に押し付けられる。したがって、ヒータ23の場合、そのエッジによって底材2が加熱および加圧され、底材2に折りぐせが形成される。プレスの場合、そのエッジによって底材2が加圧され、底材2に折りぐせが形成される。ヒータまたはプレス23のエッジの形状および長さについては、底材2の底本体6a,6bおよび底ガセット部7a,7bにおいて、その大きさにもとづき、エッジの形状および長さが適宜選定されており、エッジは底本体6a,6bの2つ折り線8に沿ってのび、底ガセット部7a,7bの折り返し線10に沿ってのびる。したがって、図3に示すように、底材2の底本体6a,6bおよび底ガセット部7a,7bにおいて、底本体6a,6bの2つ折り線8に沿って折りぐせが形成され、底ガセット部7a,7bの折り返し線10に沿って折りぐせが形成される。
【0014】
さらに、カッタ28およびホルダ29が送りローラ27の下方に配置されており、折りぐせの形成後、送りローラ27によって底材2が間欠送りされ、その底材2がホルダ29内に挿入され、底材2の間欠送り毎に、カッタ28によって底材2が切断される。その位置は連続の底材2間であり、底材2は切断線30に沿って切断される。したがって、切断された底材2がホルダ29内に落下し、保持される。ホルダ29は底材2の三辺を保持するチャンネル状のものである。さらに、この実施例では、折りぐせの形成と同時に、または底材2の切断と同時に、パンチによって底材2が打ち抜かれ、各底材2間において、その両端に切欠31が形成される。
【0015】
さらに、この製袋機では、へら32がカッタ17の下流位置に設けられ、折りぐせの形成および底材2の切断後、へら32が底本体6a,6bの2つ折り線8に押し付けられ、胴材1の切り開き部17’において、底材2全体が胴本体の両層3a,3b間に押し込まれる。この実施例では、カッタ17の下流位置において、連続の胴材1がガイドローラ33に導かれ、胴材1の間欠送り毎に、その切り開き部17’がガイドローラ33の位置に達し、ガイドローラ33によって胴材1が湾曲し、切り開き部17’が開かれる。その位置はホルダ29の底材2に対応し、底材2は開かれた切り開き部17’に対向する。切り開き部17’が開かれるとき、サクションパッドによって胴本体の上層3aを吸着し、持ち上げ、切り開き部17’が確実に開かれるようにしてもよい。エアジェットを切り開き部17’に向かって吹き付け、切り開き部17’が確実に開かれるようにしてもよい。そして、切り開き部17’の反対側において、シリンダなどの操作機構によってへら32が操作され、移動し、これが底本体6a,6bの2つ折り線8に押し付けられ、底材2全体がホルダ29から押し出され、開かれた切り開き部17’を通り、胴本体の両層3a,3b間に押し込まれるものである。
【0016】
さらに、ガイド部材34がホルダ29とガイドローラ33間に配置されており、へら32によって底材2全体が押し込まれるとき、ガイド部材34によってそれが案内され、底本体6a,6bがその2つ折り線8に沿って2つ折りされ、底ガセット部7a,7bがその折り返し線10に沿って折り返され、底ガセット部7a,7bは底本体の両層6a,6b間に折り込まれ、2つ折りされる。たとえば、ガイド部材として一対のガイドプレート34が使用され、各ガイドプレート34が上下方向に間隔を置いて配置され、ホルダ29の底材2に向かって開口しており、へら32および底材2が各ガイドプレート34間に押し込まれ、これによって底本体6a,6bが2つ折りされ、底ガセット部7a,7bが折り返される。そして、その底本体6a,6bおよび底ガセット部7a,7bが胴本体の両層3a,3b間に押し込まれるものである。さらに、この実施例では、図4および図5に示すように、一対のフィン35が各ガイドプレート34間に配置されており、まず、底本体6a,6bが各ガイドプレート34間に押し込まれ、これによって底本体6a,6bが2つ折りされる。その後、底ガセット部7a,7bが各フィン35に係合し、各ガイドプレート34間に押し込まれ、フィン35およびガイドプレート34によって底ガセット部7a,7bが折り返され、折り込まれ、2つ折りされる。したがって、底ガセット部7a,7bを確実に折り返し、折り込み、2つ折りすることができる。
【0017】
さらに、この実施例では、図6に示すように、底本体6a,6bが2つ折りされ、底ガセット部7a,7bが折り返されたとき、切欠31によって底材2の延長部36が形成され、胴材1の切り開き部17’において、へら32によって底材2全体が押し込まれるとき、その延長部36も胴本体の両層3a,3b間に押し込まれる。さらに、超音波シール装置またはヒートシール装置37がガイドローラ33の上方に配置されており、底材2の押し込み後、たとえば、底材2の延長部36の複数個所38において、超音波シール装置またはヒートシール装置37によって胴材1と底材2が超音波シールまたはヒートシールされ、仮止めされる。
【0018】
さらに、ヒートシールバー39およびラバー台40が胴材1の送り経路に配置されており、胴材1と底材2の仮止め後、送りローラ16によってそれが間欠送りされ、間欠送り毎に、操作機構によってヒートシールバー39およびラバー台40が駆動され、下降および上昇し、胴材1および底材2がヒートシールバー39とラバー台40間に挟まれ、底材2の延長部36の領域において、ヒートシールバー39によって胴材1および底材2が加熱および加圧され、底本体の両層6a,6bと胴本体の両層3a,3bがヒートシールされ、底ガセット部の両層7a,7bと胴ガセット部の両層4a,4bがヒートシールされる。ヒートシールバー39とラバー台40ではなく、胴材1および底材2を一対のヒートシールバー間に挟み、これによって胴材1および底材2を加熱および加圧し、ヒートシールしてもよい。さらに、カッタ41が胴材1の送り経路に配置されており、ヒートシール後、胴材1の間欠送り毎に、胴材1の切り離し部17’において、カッタ41によって胴本体の下層3bが切断される。したがって、胴材1の切り離し部17’によって胴材1の底縁11が形成される。これによって図10のプラスチック袋が製造されるものである。
【0019】
なお、この製袋機の場合、カッタ17によって胴本体の上層3aおよび胴ガセット部の両層4a,4bを切断し、その後、カッタ41によって胴本体の下層3bを切断する必要があるが、胴本体の上層3aおよび胴ガセット部の両層4a,4bの切断後、その切断位置で正確に胴本体の下層3bを切断することは困難である。したがって、カッタ41を2回にわたって駆動し、カッタ17の切断位置の両側で胴本体の両層3a,3b、胴ガセット部の両層4a,4bおよび底材2の延長部36を切断することが好ましい。たとえば、まず、カッタ17の切断位置のわずかに下流側で胴本体の両層3a,3b、胴ガセット部の両層4a,4bおよび底材2の延長部36を切断し、その後、カッタ41を胴材1の送り方向と逆の方向にわずかに移動させ、カッタ17の切断位置のわずかに上流側で胴本体の両層3a,3bおよび胴ガセット部の両層4a,4bを切断すればよい。カッタ41を胴材1の送り方向と逆の方向にわずかに移動させるのではなく、連続の胴材1をその送り方向にわずかに送るようにしてもよい。カッタ41に2つの切断エッジをもたせ、各切断エッジを胴材1の送り方向に間隔を置いて形成し、カッタ17の切断位置の両側において、胴本体の両層3a,3b、胴ガセット部の両層4a,4bおよび底材2の延長部36を一定幅をもって切断してもよい。
【0020】
なお、底材2の折りぐせの形成にあたって、図7および図8に示すように、連続の底材2をヒータまたはプレス23と受け台26間に挟み、2段階にわたって折りぐせを形成し、その第1段階において、底本体6a,6bの2つ折り線8に沿って折りぐせを形成し、底ガセット部7a,7bの折り返し線10に沿って折りぐせを形成し、2つ折り線8および折り返し線10に同方向の折りぐせをもたせる。その後、第2段階において、底ガセット部7a,7bの2つ折り線9に沿って折りぐせを形成し、2つ折り線9に逆方向の折りぐせをもたせてもよい。この場合、底ガセット部7a,7bを容易に折り返し、折り込み、2つ折りすることができ、好ましい。
【0021】
図9に示すように、底材2の延長部36を形成せず、胴材1の切り開き部17’において、底材2全体を胴本体の両層3a,3b間に押し込み、胴材1の切り離し部17’付近の複数個所38において、超音波シール装置またはヒートシール装置37によって胴材1と底材2を超音波シールまたはヒートシールし、仮止めしてもよい。さらに、胴材1の切り開き部17’において、カッタ41によって胴本体の下層3bを切断すると、胴材1の切り開き部17’によって胴材1の底縁11が形成され、これによって図10のプラスチック袋を製造することができる。図1の実施例と同様、図9の実施例でも、カッタ41を2回にわたって駆動し、カッタ17の切断位置の両側で胴本体の両層3a,3bおよび胴ガセット部の両層4a,4bを切断することが好ましい。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、プラスチック袋を製造する製袋機において、胴材1および底材2によって胴本体3a,3b、胴ガセット部4a,4b、底本体6a,6bおよび底ガセット部7a,7bが形成されるプラスチック袋を自動的に製造することができ、所期の目的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1のカッタの正面図である。
【図3】図1のホルダの斜視図である。
【図4】図1のガイドの正面図である。
【図5】図4のガイドの平面図である。
【図6】図1の底材が胴材の底縁に押し込まれた状態を示す説明図である。
【図7】他の実施例を示す側面図である。
【図8】図7のホルダの斜視図である。
【図9】他の実施例を示す説明図である。
【図10】図1の製袋機で製造されるプラスチック袋の説明図である。
【図11】図10の胴材と底材の分解斜視図である。
【図12】図11の底材が胴材の底縁に挿入され、ヒートシールされた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 胴材
2 底材
3a,3b 胴本体
4a,4b 胴ガセット部
6a,6b 底本体
7a,7b 底ガセット部
8 2つ折り線
10 折り返し線
11 底縁
16 送りローラ
17 カッタ
23 ヒータまたはプレス
32 へら
34 ガイドプレート

Claims (1)

  1. 胴材と底材からなり、前記胴材は2層に重ね合わされた矩形状の胴本体、および前記胴本体の両側縁に沿って形成され、前記胴本体の両側縁に連続し、前記胴本体の両層間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされた一対の胴ガセット部を有し、前記底材は長さ方向中心線に沿って2つ折りされ、2層に重ね合わされた底本体、および前記底本体の両端に形成され、前記底本体の2つ折り線に対し45°の角度をもって折り返され、前記底本体の両端に連続し、前記底本体の両層間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされた一対の底ガセット部を有し、前記胴材の底縁において、前記底材が前記胴本体の両層間に挿入され、前記底ガセット部の両層のうち、片層が前記底本体の片層とともに前記胴ガセット部の片層と前記胴本体の片層間に挿入され、他層が前記底本体の他層とともに前記胴ガセット部の他層と前記胴本体の他層間に挿入されているプラスチック袋を製造する製袋機であって、
    長さ方向に連続する連続の前記胴本体および前記胴ガセット部を有する連続の前記胴材をその連続方向に一定長さずつ間欠送りする送り機構と、
    前記胴材の送り経路に設けられ、前記胴材の間欠送り毎に、連続の前記胴本体の上層および前記胴ガセット部の両層を切断し、これによって前記胴材の切り開き部を形成するカッタと、
    前記底材の底本体および底ガセット部において、形成されるべき前記底本体の2つ折り線に沿って折りぐせを形成し、形成されるべき前記底ガセット部の折り返し線に沿って折りぐせを形成する折ぐせ形成機構と、
    前記カッタの下流位置に設けられ、前記折りぐせの形成後、形成されるべき前記底本体の2つ折り線に押し付けられ、前記胴材の切り開き部において、前記底材を前記胴本体の両層間に押し込むへらと、
    前記へらによって前記底材が押し込まれるとき、前記底材を案内し、前記底本体がその2つ折り線に沿って2つ折りされ、前記底ガセット部がその折り返し線に沿って折り返され、前記底材が前記胴本体の両層間に押し込まれたとき、前記底ガセット部の両層のうち、片層が前記底本体の片層とともに前記胴ガセット部の片層と前記胴本体の片層間に挿入され、他層が前記底本体の他層とともに前記胴ガセット部の他層と前記胴本体の他層間に挿入されるようにするガイド部材と、
    前記底材の押し込み後、前記胴材の間欠送り毎に、前記底本体の両層と前記胴本体の両層をヒートシールし、前記底ガセット部の両層と前記胴ガセット部の両層をヒートシールするヒートシールバーと、
    ヒートシール後、前記胴材の間欠送り毎に、前記胴本体の下層を切断するカッタとからなる製袋機。
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