JPH0645903U - 大型ゴミ袋 - Google Patents

大型ゴミ袋

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JPH0645903U
JPH0645903U JP8609292U JP8609292U JPH0645903U JP H0645903 U JPH0645903 U JP H0645903U JP 8609292 U JP8609292 U JP 8609292U JP 8609292 U JP8609292 U JP 8609292U JP H0645903 U JPH0645903 U JP H0645903U
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bag
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JP8609292U
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伸二 小林
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株式会社日本エンジニアリングサービス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ袋の収納が小型化でき、紊に散逸せず袋
の口縁の縛り手が4個でき、口縁が前後左右から縛れ、
かつ、薄手のフイルムであってもシール部が丈夫な大型
ごみ袋を市場に提供する。 【構成】 正ガゼットチューブを更に半折し、この底部
において折曲縁より1/3乃至1/2幅のところまで8
枚のフイルムを一体に横断方向に一直線に溶着した底シ
ール部14が形成してあり、この底シール部14に連な
り、袋の深さ方向に対し、25°乃至35°傾斜して、
4枚のフイルムづつ2組に分けた傾斜シール部15が形
成され、これら各シール部と平行に、袋底が切断してあ
り、口縁部16においても底形状と平行に形成して4個
の鋭角に突出した縛り手17を形成し、目的を達成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は大型ごみ袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の大型ごみ袋は、ガゼットのないフラットな袋が殆どである。 また出願人が先に開発した商品持ち帰り用の袋として、両ガゼット部のシール を斜にし、カットもこれに添せたものが実公平2−26835号として知られて おり、また底シールは横断方向に一直線で口縁にのみ結び用の突片を設けたもの が実開昭57−105246号として知られている。 しかしながら、何れもごみ袋ではないし、正ガゼット袋でもない。 また口縁が横断方向に一直線であるため、ごみを詰め込んだ後、袋の口を別の 紐で結ぶと、この結び代のためごみを詰め込む容積が著しく減殺する。 また正ガゼット袋でさえ、幅が450mm程度あるから、これをごみ箱にセッ トするときは、中々面倒である。 また従来の大型ごみ袋のフイルムはやや厚手の厚さが40ミクロン程のものが 多く用いられている。 近年フイルムは生地の材質が改善され、厚さが20ミクロン程度でも、従来の 40ミクロンのフイルム生地と同等程度のフイルムが市販されるようになったが 、従来公知のフラット袋として、或いは両側を僅かにガゼット折り込みして、底 を一直線に底シールした場合シール部の強度が弱く、折角の丈夫な厚さの薄いフ イルムで、原料たるレジンの使用料が少なくて済むフイルムも大型ごみ袋として 使用されないのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、ごみ袋の収納が小型化でき、紊に散逸せず袋の口縁の縛り手が4 個でき、口縁が前後左右から縛れ、かつ、薄手のフイルムであってもシール部が 丈夫な大型ごみ袋を市場に提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この考案はほゞ正ガゼットされた熱可塑性の扁 平チューブを深さ方向の折り目によって半折し、この底部においてこの折り曲げ 縁より幅方向に、1/3乃至1/2の幅8枚のフイルムすべてを一直線に溶着し た底シール部を形成してあり、これよりも反対側縁にかけて前記深さ方向の縁に 対して25°乃至35°傾斜して、左右のガゼット部の4枚のフイルムづつ2組 に分けて傾斜溶着部が形成してあり、かつ、傾斜溶着部の外側はフイルムが切除 された傾斜縁としてあり、袋の口縁部においては、前記傾斜縁と、平行な角度で 突出された結び用突片が4つ形成してあることを特徴とする大型ごみ袋とする。 また前記課題を解決するために、この考案は前記大型ごみ袋が順次不連続切目 で縦方向に連ねた連続袋がロール状に巻いてあることを特徴とする。
【0005】
【作用】
この請求項1記載の考案のごみ袋を商品として流通させるときには、袋の横断 方向に折り目を付けて(図1の二点鎖線参照)、二つ又は三つ折りにし、これを 数袋重ねて一つの外装用袋に入れて行う。 利用者は一般にこのごみ袋を使用するときは、このごみ袋の底シール部部分を ごみ箱中に投入し、袋をごみ箱内で拡げ、口縁部をごみ箱の外側に折り返してセ ットして使用する。 このとき底シール部は8枚のフイルムが一体になっているからそのままの状態 で、また傾斜シール部は二つに分かれているから左右に拡がり、袋の底は全体で 丸みを持った状態となる。
【0006】 次にごみがごみ袋に満杯になったところで、ごみ袋をこの中のごみと共にごみ 箱より出し、必要に応じて更に他のごみも袋の中に押し込み、口縁より突出して いる縛り手四本のうち、相対抗するもの同士を縛り、袋の口縁を閉じ、ごみ回収 場所に運ぶ。作業者が満杯の袋を移動させるとき、思いため多少引き摺られるが 8枚のフイルムが一体になっている底シール下が床は地面と摺れる。
【0007】 請求項2記載の考案においては、商品として流通させるときには、これをロー ル状巻き、必要に応じて外製袋に入れて行う。 使用するときは、外製袋より全体を取り出し、最も外側の袋部を不連続切目よ り分断し、後日請求項1と同様に使用する。 残りのロール状袋は再び外製袋にいれておく。
【0008】
【実施例】
実施例1 今この考案の代表的な実施例について説明する。 図1乃至図3及び図6に示すものであって、先ず、この考案のごみ袋の構造を 明らかにするため、その製造工程に従って説明する。 熱可塑性の広幅の扁平チューブ帯10例えば幅900mmのものの両側をガゼ ット折り込み、そのガゼット11の谷12の部分がほゞ突き合さる程度に折り込 む(図4参照)。 実施例の製造過程においては中心部で3cm乃至5cm程度前記谷12間に寸 法を設けることが好ましいが若干重なり合っていても、何ら差し支えなく、この 考案の実施例に含まれる。
【0009】 次にこのガゼットチューブ帯10の幅Wは大凡450mm乃至460mmにし 、これを更に中央より順次半折し、幅230mm内外に折り畳む。 而して、製袋機の溶着装置によって、折曲縁13側から、折幅の1/3乃至1 /2のところまで、チューブ帯の横断方向に8枚のフイルム全部を熱シールして 底シール部14を形成する。 この底シール部14の端より、反対側縁にかけてチューブ帯の長さ方向に対し て、30°前後、つまり25°乃至35°程度傾斜した傾斜シール部15を二組 4枚のフイルムづつ形成し、これら底シール部14及び傾斜シール部15に沿っ てカットしてある傾斜シール部15においては傾斜縁18となっている。 底シール部14及び傾斜シール部15の余端たるシール下19は8枚又は4枚 のフイルムが重なって一体となっている。
【0010】 他方口縁部16においては、前記半折した状態で底のカットした傾斜縁18と 平行にカットされ、4つの鋭角に尖った縛り手17が形成してある。 前述の大型ごみ袋の例としての寸法表示は、一例であって、これに限定される わけではなく、一般には袋の幅が450mm乃至ほゞ900mm程度容積にして 45リットル以上のものが大型袋と称せられている。
【0011】 実施例2 図5に示すものであって、実施例1の袋Bが不連続切目20によって、縦方向 に連続した連続袋となったものである。 使用方法は本件考案の作用のところでのべたのと同一であるので説明を省略す る。
【0012】
【考案の効果】
叙上のように構成し作用を為すこの考案のものにおいては正ガゼット袋である が、底シール部は、半折正ガゼット幅の1/3乃至1/2程と僅かであり、傾斜 シール部は急角度と25°乃至35°であり、かつ4枚のフイルムづつ2組に分 かれたものであるから、袋を拡げたときに、フイルムが寄せ集められ一体にシー ルされているためにこの底部分の容量の減少は正ガゼットのチューブ帯を単一の 直線シールしたものに比較しても僅かであり、しかも口縁には鋭角に突出した縛 り手があるから口縁一杯までごみが詰められ縛り手がなく、口縁を他の紐でしば る従来のものより口縁部においては多くごみが詰められ、結局ごみ袋全体として はこの袋を製造するフイルムの面積と、正ガゼット型の前記袋とフイルム使用面 積を同一とした場合に、そのごみの収納容積は、本件考案のものと有意差はなく 、かつ鋭角な縛り手は縛りやすく、かつ、4個あるから左右前後と縛れ、結束後 開口部からごみがこぼれ落ちることはない。
【0013】 またこのごみ袋は袋として例えば900mmの大型であっても、製袋されると きは幅が250mm以下に折り畳んだ後であり、小型の製袋機でも充分に製袋で きるし、大型の製袋機であれば、一時に二条掛け乃至四条掛け製袋もでき、製袋 コストが低減とされる。 また製袋されるときに図5に示すように、順次製袋されるから鋭角な縛り手部 分は、傾斜シール部の下側部分で形成されるから全体として、袋素材帯は有効に 利用される。
【0014】 特にこの考案のものにおいては、ごみ袋を構成するフイルム生地の厚みが20 ミクロン程度と薄いものであっても底シール部及び傾斜シール部は8枚又は4枚 と重ねたまま一括シールされているから溶着強度が向上し、大型袋にごみを満杯 にしてもその重量でこれらシール部が破断することもなく、かつ、ごみ満杯の袋 を多少引き摺ることがあっても、床や地面と摺れる部分は殆ど8枚又は4枚のフ イルムが一体となったシール下であり、摺り切れることもなく取扱いやすい。 更にフイルムの厚みの薄いものが使用できるから、袋自体に使用される原料た るレジンの使用料が少なく省資源であり、袋として商品を流通、保管するにも嵩 張らず、流通コストが軽減されるし、ごみと共に捨てられる袋自体のフイルムの 占める体積が少なくなる。
【0015】 請求項2記載のものにおいては折り幅が狭く連続体であるから、これを数枚( 例えば10枚)を単位としてロール状に巻けば嵩張らずコンパクトにまとまり、 流通保管に適する。 実施例の効果はそれぞれ請求項記載の考案の効果と同一であるので説明を省略 する。
【提出日】平成5年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は大型ごみ袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の大型ごみ袋は、ガゼットのないフラットな袋が殆どである。 また出願人が先に開発した商品持ち帰り用の袋として、両ガゼット部のシール を斜にし、カットもこれに添せたものが実公平2−26835号として知られて おり、また底シールは横断方向に一直線で口縁にのみ結び用の突片を設けたもの が実開昭57−105246号として知られている。 しかしながら、何れもごみ袋ではないし、正ガゼット袋でもない。 また口縁が横断方向に一直線であるため、ごみを詰め込んだ後、袋の口を別の 紐で結び代のためごみを詰め込む容積が著しく減殺する。 また正ガゼット袋でさえ、幅が450mm程度あるから、これをごみ箱にセッ トするときは、中々面倒である。 また従来の大型ごみ袋のフイルムはやや厚手の厚さが40ミクロン程のものが 多く用いられている。 近年フイルムは布地の材質が改善され、厚さが20ミクロン程度でも、従来の 40ミクロンのフイルム布地と同等程度のフイルムが市販されるようになつたが 、従来公知のフラット袋として、或いは両側を僅かにガゼット折り込みして、底 を一直線に底シールした場合シール部の強度が弱く、折角の丈夫な厚さの薄いフ イルムで、原料たるレジンの使用料が少なくて済むフイルムも大型ごみ袋として 使用されないのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、ごみ袋の収納が小型化でき、紊に散逸せず袋の口縁の縛り手が4 個でき、口縁が前後左右から縛れ、かつ、薄手のフイルムであってもシール部が 丈夫な大型ゴミ袋を市場に提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を達成するために、この考案はほゞ正ガゼットされた熱可塑性の扁 平チューブを深さ方向の折り目によって半折し、この底部においてこの折り曲げ 縁より幅方向に、1/3乃至1/2の幅8枚のフイルムすべてを一直線に溶着し た底シール部を形成してあり、これよりも反対側にかけて前記深さ方向の縁に対 して25°乃至35°傾斜して、左右のガゼット部の4枚のフイルムづつ2組に 分けて傾斜溶着部が形成してあり、かつ、傾斜溶着部の外側はフイルムが切除さ れた傾斜縁としてあり、袋の口縁部においては、ガゼット部の外側において、前 記傾斜縁と、平行な角度で突出された結び用突片が4つ形成してあることを特徴 とする大型ごみ袋とする。 また、前記課題を解決するために、この考案は前記大型ごみ袋が順次不連続切 目で縦方向に連ねた連続袋がロール状に巻いてあることを特徴とする。
【0005】
【作用】
この請求項1記載の考案のごみ袋を商品として流通させるときには、袋の横断 方向に折り目を付けて(図1の二点鎖線参照)、二つ又は三つ折りにし、これを 数袋重ねて一つの外装用袋に入れて行う。 利用者は一般にこのごみ袋を使用するときは、このごみ袋の底シール部分をご み箱中に投入し、袋をごみ箱内で拡げ、口縁部をごみ箱の外側に折り返してセッ トして使用する。 このとき底シール部は8枚のフイルムが一体になっているからそのままの状態 で、また傾斜シール部は二つに分かれているから左右に拡がり、袋の底は全体で 丸みを持った状態となる。
【0006】 次にごみがごみ袋に満杯になったところで、ごみ袋をこの中のごみと共にごみ 箱寄りだし、必要に応じて更に他のごみも袋の中に押し込み、口縁より突出して いる縛り手四本のうち、相対抗するもの同士を縛り、袋の口縁を閉じ、ごみ回収 場所に運ぶ。作業者が満杯の袋を移動させるとき、重いため多少引き摺れるが8 枚のフイルムが一体になっている底シール下が床や地面に摺れる。
【0007】 請求項2記載の考案においては、商品として流通させるときには、これをロー ル状巻き、必要に応じて外製袋に入れて行う。 使用するときは、外製袋より全体を取り出し、最も外側の袋部を不連続切目よ り分断し、後日請求項1と同様に使用する。 残りのロール状袋は再び外製袋にいれておく。
【0008】
【実施例】
実施例1 今この考案の代表的な実施例について説明する。 図1乃至図3及び図6に示すものであって、先ず、この考案のごみ袋の構造を 明らかにするため、その製造工程に従って説明する。 熱可塑性の広幅の扁平ヂューブ帯10例えば幅900mmのものの両側をガゼ ット折り込み、そのガゼット11の谷12の部分がほゞ突き合さる程度に折り込 む(図4参照)。 実施例の製造過程においては中心部で3cm乃至5cm程度前記谷12間に寸 法を設けることが好ましいが若干重なり合っていても、何ら差し支えなく、この 考案の実施例に含まれる。
【0009】 次にこのガゼットチューブ帯10の幅Wは大凡450mm乃至460mmにし 、これを更に中央より順次半折し、幅230mm内外に折り畳む。 而して、製袋機の溶着装置によって、折曲縁13側から、折幅の1/3乃至1 /2のところまで、チューブ帯の横断方向に8枚のフイルム全部を熱シールして 底シール部14を形成する。 この底シール部14の端より、反対側縁にかけてチューブ帯の長さ方向に対し て、30°前後、つまり25°乃至35°程度傾斜した傾斜シール部15を二組 4枚のフイルムづつ形成し、これら底シール部14及び傾斜シール部15に添っ てカットしてある傾斜シール部15においては傾斜縁18となっている。 底シール部14及び傾斜シール部15の余端たるシール下19は8枚又は4枚 のフイルムが重なつて一体となっている。
【0010】 他方口縁部16においては、前記半折した状態で底のカットした傾斜縁18と 平行にカットされ、4つの鋭角に尖つた縛り手17が形成してある。 前述の大型ごみ袋の例としての寸法表示は、一例であつて、これに限定される わけではなく、一般には袋の幅が450mm乃至ほゞ900mm程度容積にして 45リットル以上のものが大型袋と称せられている。
【0011】 実施例2 図5に示すものであって、実施例1の袋Bが不連続切目20によつて、縦方向 に連続した連続袋となったものである。 使用方法は本件考案の作用のところで述べたのと同一であるので説明を省略す る。
【0012】
【考案の効果】
叙上のように構成し作用を為すこの考案のものにおいては正ガゼット袋である が、底シール部は、半折正ガゼット幅の1/3乃至1/2程徒僅かであり、傾斜 シール部は急角度と25°乃至35°であり、かつ4枚のフイルムづつ2組に分 かれたものであるから、袋を拡げたときに、フイルムが寄せ集められ一体にシー ルされているためにこの底部分の容量の減少は正ガゼットのチユーブ帯を単一の 直線シールしたものに比較しても僅かであり、しかも口縁には鋭角に突出した縛 り手があるから口縁一杯までごみが詰められ縛り手がなく、口縁を他の紐で縛る 従来のものより口縁部においては多くごみが詰められ、結局ごみ袋全体としては この袋を製造するフイルムの面積と、正ガゼット型の前記袋とフイルム使用面積 を同一とした場合に、そのごみの収納容積は、本件考案のものとはなく、かつ 鋭角な縛り手は縛りやすく、かつ、4個あるから左右前後と縛れ、結束機開口部 からごみがこぼれ落ちることはない。
【0013】 またこのごみ袋は袋として例えば900mmの大型であっても、製袋されると きは幅が250mm以下に折り畳んだ後であり、小型の製袋機でも充分に製袋で きるし、大型の製袋機であれば、一時に二条掛け乃至四条掛け製袋もでき、製袋 コストが低減とされる。 また製袋されるときに図5に示すように、順次製袋されるから鋭角な縛り手部 分は、傾斜シール部の下側部分で形成されるから全体として、袋素材帯は有効に 利用される。
【0014】 特にこの考案のものにおいては、ごみ袋を構成するフイルム布地の厚みが20 ミクロン程度と薄いものであっても底シール部及び傾斜シール部は8枚又は4枚 と重ねたまま一括シールされているから溶着強度が向上し、大型袋にごみを満杯 にしてもその重量でこれらシール部が破断することもなく、かつ、ごみ満杯の袋 を多少引き摺ることがあっても、床や地面と摺れる部分は殆ど8枚又は4枚のフ イルムが一体となったシール下であり、擦り切れることもなく取扱やすい。 更にフイルムの厚みの薄いものが使用できるから、袋自体に使用される原料た るレジンの使用料が少なく省資源であり、袋として商品を流通、保管するにも嵩 張らず、流通コストが軽減されるし、ごみと共に捨てられる袋自体のフイルムの 占める体積が少なくなる。
【0015】 請求項2記載のものにおいては折り幅が狭く連続体であるから、これを数枚 (例えば10枚)を単位としてロール条に巻けば嵩張らずコンパクトにまとまり 、流通保管に適する。 実施例の効果はそれぞれ請求項記載の考案の効果と同一であるので説明を省略 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の平面図である。
【図2】図1の1−1線切断端面拡大断面図である。
【図3】図1の2−2線切断端面拡大断面図である。
【図4】正ガゼットチューブ帯の一部省略平面図であ
る。
【図5】実施例2の一部省略平面図である。
【符号の説明】
B 袋 11 ガゼット袋 12 谷 13 折り曲縁 14 底シール部 15 傾斜シール部 16 口縁部 17 縛り手
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 大型ゴミ袋
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】一部透明袋にごみを包装した状態を示す実施例
1のごみ袋の外観図である。
【図2】空のごみ袋の実施例1の斜視図である。
【図3】底ガゼットサイドシール型の実施例2のごみ袋
の斜視図である。
【図4】実施例1のガゼット部の拡大断面図である。
【図5】連続袋とした実施例3の斜視図である。
【図6】ニみ袋を拡げた状態の斜底方向からの斜視図で
ある。
【符号の説明】 B 袋 11 ガゼット袋 12 谷 13 折り曲縁 14 底シール部 15 傾斜ジール部 16 口縁部 17 縛り手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほゞ正ガゼットされた熱可塑性の扁平チュ
    ーブを深さ方向の折り目によって半折し、この底部にお
    いてこの折り曲げ縁より幅方向に、1/3乃至1/2の
    幅8枚のフイルムすべてを一直線に溶着した底シール部
    を形成してあり、これよりも反対側縁にかけて前記深さ
    方向の縁に対して25°乃至35°傾斜して、左右のガ
    ゼット部の4枚のフイルムづつ2組に分けて傾斜溶着部
    が形成してあり、かつ、傾斜溶着部の外側はフイルムが
    切除された傾斜縁としてあり、袋の口縁部においては、
    ガゼット部の外側において、前記傾斜縁と、平行な角度
    で突出された結び用突片が4つ形成してあることを特徴
    とする大型ごみ袋。
  2. 【請求項2】前記大型ごみ袋が順次不連続切目で縦方向
    に連ねた連続袋がロール状に巻いてあることを特徴とす
    る請求項1記載の大型ごみ袋。
JP8609292U 1992-11-24 1992-11-24 大型ゴミ袋 Pending JPH0645903U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076581A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Sp Work:Kk 縛り片2対付き手提げ袋の製造方法及びその方法により製造した袋

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JPS48100272A (ja) * 1972-04-04 1973-12-18
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