JP2742984B2 - 紙 袋 - Google Patents
紙 袋Info
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- JP2742984B2 JP2742984B2 JP12323894A JP12323894A JP2742984B2 JP 2742984 B2 JP2742984 B2 JP 2742984B2 JP 12323894 A JP12323894 A JP 12323894A JP 12323894 A JP12323894 A JP 12323894A JP 2742984 B2 JP2742984 B2 JP 2742984B2
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- Japan
- Prior art keywords
- paper
- layer paper
- edge
- inner layer
- outer layer
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状物或いは粉状物を
充填するに好適な紙袋に関する。
充填するに好適な紙袋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、粒状物或いは粉状物を充填す
る袋は、両端の開口部が直線状に切断された筒状体から
なり、一方の開口部を2重あるいは3重に折り畳み、こ
の折り畳み部を開封用のテープ付き当て紙で封鎖して開
封可能な封鎖部とした袋が使用されている。しかし、こ
のものは、粒状或いは粉状の内容物が封止部の折り畳ん
だシート間に入り込み、封鎖部を開封したとき零れる心
配がある。また、該封鎖部が非常に厚くなって、取り扱
いにくく、コンパクトに荷積みできないなどのさまざな
不都合が生じ、特に複数の紙を重合した多層袋の場合は
このような不都合が一層顕著になる。
る袋は、両端の開口部が直線状に切断された筒状体から
なり、一方の開口部を2重あるいは3重に折り畳み、こ
の折り畳み部を開封用のテープ付き当て紙で封鎖して開
封可能な封鎖部とした袋が使用されている。しかし、こ
のものは、粒状或いは粉状の内容物が封止部の折り畳ん
だシート間に入り込み、封鎖部を開封したとき零れる心
配がある。また、該封鎖部が非常に厚くなって、取り扱
いにくく、コンパクトに荷積みできないなどのさまざな
不都合が生じ、特に複数の紙を重合した多層袋の場合は
このような不都合が一層顕著になる。
【0003】さらに、通常の空袋を梱包する際には、約
25枚毎に向きを変えて重ねて約100枚を一束とし、
これをワンプで包みバンド掛すれば十分である。しか
し、折り畳み封鎖部を予め封止しておき、他方の開口端
部を通して内容物を充填した後、ミシン縫いをする場合
に、上記のような袋では折り畳み封鎖部側の端部が異常
に厚くなるため、数枚ずつ向きを変えて空袋を重ね、約
50枚毎に上下に板を当ててワンプで包み、バンド掛し
なければならない。従って、梱包に手間が係るばかり
か、袋に内容物を充填するときにも、給袋機へのセット
が繁雑になって作業性が悪く、梱包用当て板、包装紙、
バンド等の回収及び後始末にも手間がかかる。
25枚毎に向きを変えて重ねて約100枚を一束とし、
これをワンプで包みバンド掛すれば十分である。しか
し、折り畳み封鎖部を予め封止しておき、他方の開口端
部を通して内容物を充填した後、ミシン縫いをする場合
に、上記のような袋では折り畳み封鎖部側の端部が異常
に厚くなるため、数枚ずつ向きを変えて空袋を重ね、約
50枚毎に上下に板を当ててワンプで包み、バンド掛し
なければならない。従って、梱包に手間が係るばかり
か、袋に内容物を充填するときにも、給袋機へのセット
が繁雑になって作業性が悪く、梱包用当て板、包装紙、
バンド等の回収及び後始末にも手間がかかる。
【0004】そこで、本出願人は、筒体の一側の縁を他
側の縁より長くし、一側の縁を他側の縁に向けて折り曲
げ、さらに一側及び他側の縁を共に折り曲げ、その縁部
を覆って力紙を貼着した包装用袋を実開昭63−463
47号として提案した。このものは、折り畳み端部の中
央部の厚みを薄くすることはできるが、両側端部の厚み
はあまり薄くならないという欠点がある。
側の縁より長くし、一側の縁を他側の縁に向けて折り曲
げ、さらに一側及び他側の縁を共に折り曲げ、その縁部
を覆って力紙を貼着した包装用袋を実開昭63−463
47号として提案した。このものは、折り畳み端部の中
央部の厚みを薄くすることはできるが、両側端部の厚み
はあまり薄くならないという欠点がある。
【0005】また、筒状袋の端部内外に段差を有する端
縁によって開口段を形成し、開口段をその内端縁に沿っ
て開口段の裏面に貼着された化粧紙と共に折り返し、開
口段とこれに対応する表面とを易剥離状に貼着し、化粧
紙と前記表面を接着した袋が実公昭61−1081号と
して提案されている。しかし、このものは、開口段が一
度しか折り返されておらず、襞部先端と化粧紙側部との
間に外界に通じる隙間が形成されているので、内容物が
該隙間から零れる虞がある。
縁によって開口段を形成し、開口段をその内端縁に沿っ
て開口段の裏面に貼着された化粧紙と共に折り返し、開
口段とこれに対応する表面とを易剥離状に貼着し、化粧
紙と前記表面を接着した袋が実公昭61−1081号と
して提案されている。しかし、このものは、開口段が一
度しか折り返されておらず、襞部先端と化粧紙側部との
間に外界に通じる隙間が形成されているので、内容物が
該隙間から零れる虞がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、開口端部が
薄くて取扱、荷積み、梱包及び内容物充填に便利であ
り、内容物を取り出すときに開封しやすく、内容物が零
れる心配のない紙袋を提供することを目的とする。
薄くて取扱、荷積み、梱包及び内容物充填に便利であ
り、内容物を取り出すときに開封しやすく、内容物が零
れる心配のない紙袋を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外層紙と内層
紙とを重合して成る筒状体の一方の開口端部を折り畳ん
で貼着した紙袋であって、前記外層紙の一方の開口端部
を、その一側の縁を他側より所定長さ突出させ、ひだ折
りマチ部をこれよりやや短く突出させた階段状とし、前
記内層紙の一方の開口端部を、前記外層紙の一側の縁と
ひだ折りマチ部の中間に位置させ、該内層紙の一方の開
口端部を外層紙のひだ折りマチ部より先の部分で前記他
側の縁に向けて折り返し、さらに外層紙及び内層紙を共
に前記他側の縁より先の部分で折り畳む。
紙とを重合して成る筒状体の一方の開口端部を折り畳ん
で貼着した紙袋であって、前記外層紙の一方の開口端部
を、その一側の縁を他側より所定長さ突出させ、ひだ折
りマチ部をこれよりやや短く突出させた階段状とし、前
記内層紙の一方の開口端部を、前記外層紙の一側の縁と
ひだ折りマチ部の中間に位置させ、該内層紙の一方の開
口端部を外層紙のひだ折りマチ部より先の部分で前記他
側の縁に向けて折り返し、さらに外層紙及び内層紙を共
に前記他側の縁より先の部分で折り畳む。
【0008】内層紙を防湿フイルムを備えたラミネート
紙とすることがあり、貼着された一方の開口端部の外面
を覆うように、開封用テープ付きの当て紙を貼着しても
良い。また、筒状体の他方の開口端部を内容物充填後縫
着可能な直線状端縁とすることもある。
紙とすることがあり、貼着された一方の開口端部の外面
を覆うように、開封用テープ付きの当て紙を貼着しても
良い。また、筒状体の他方の開口端部を内容物充填後縫
着可能な直線状端縁とすることもある。
【0009】
【作用】外層紙の一方の開口端部を、その一側の縁を他
側より所定長さ突出させ、ひだ折りマチ部をこれよりや
や短く突出させた階段状とし、内層紙の一方の開口端部
を、外層紙の一側の縁とひだ折りマチ部の中間に位置さ
せ、該内層紙の一方の開口端部を外層紙のひだ折りマチ
部より先の部分で前記他側の縁に向けて折り返し、さら
に外層紙及び内層紙を共に前記他側の縁より先の部分で
折り畳んだことによって、内層紙のみが2回折り返され
て内容物の脱出が防止され、外層紙の一側の縁及びひだ
折りマチ部の折り返しが一回となって一方の開口端部を
封鎖したときの厚みが薄くなる。
側より所定長さ突出させ、ひだ折りマチ部をこれよりや
や短く突出させた階段状とし、内層紙の一方の開口端部
を、外層紙の一側の縁とひだ折りマチ部の中間に位置さ
せ、該内層紙の一方の開口端部を外層紙のひだ折りマチ
部より先の部分で前記他側の縁に向けて折り返し、さら
に外層紙及び内層紙を共に前記他側の縁より先の部分で
折り畳んだことによって、内層紙のみが2回折り返され
て内容物の脱出が防止され、外層紙の一側の縁及びひだ
折りマチ部の折り返しが一回となって一方の開口端部を
封鎖したときの厚みが薄くなる。
【0010】防湿フイルムを備えたラミネート紙より成
る内層紙が、紙袋内部への湿気の浸入を防ぎ、開封用テ
ープ付きの当て紙によって開口端部が補強されると共
に、開封が容易となる。筒状体の他方の開口端部を内容
物充填後縫着可能な直線状端縁としたことにより、充填
機への紙袋の装着が容易となって、充填スピードが向上
する。
る内層紙が、紙袋内部への湿気の浸入を防ぎ、開封用テ
ープ付きの当て紙によって開口端部が補強されると共
に、開封が容易となる。筒状体の他方の開口端部を内容
物充填後縫着可能な直線状端縁としたことにより、充填
機への紙袋の装着が容易となって、充填スピードが向上
する。
【0011】
【実施例】図1は紙袋1の展開図を示し、紙袋1を構成
する用紙は、クラフト紙等より成る外層紙2と、防湿フ
ィルムを積層したラミネート紙より成る内層紙3とが幅
方向にややずれるように重合されている。そして、外層
紙2及び内層紙3の幅方向両端部をそれぞれ重ならない
位置で貼着することによって、図2に示すように両端が
開口する筒状体4が形成される。
する用紙は、クラフト紙等より成る外層紙2と、防湿フ
ィルムを積層したラミネート紙より成る内層紙3とが幅
方向にややずれるように重合されている。そして、外層
紙2及び内層紙3の幅方向両端部をそれぞれ重ならない
位置で貼着することによって、図2に示すように両端が
開口する筒状体4が形成される。
【0012】外層紙2の一端縁は、図1に示すように、
筒状体4の一方の開口端部において、一側の縁5に相当
する中央部を他側の縁7に相当する両側部より所定長さ
突出させ、中央部の両側のひだ折りマチ部6先端に相当
する部分をこれよりやや短く突出させて、階段状となる
ように切断されている。また、外層紙2の他端縁は、直
線状に切断されている。
筒状体4の一方の開口端部において、一側の縁5に相当
する中央部を他側の縁7に相当する両側部より所定長さ
突出させ、中央部の両側のひだ折りマチ部6先端に相当
する部分をこれよりやや短く突出させて、階段状となる
ように切断されている。また、外層紙2の他端縁は、直
線状に切断されている。
【0013】筒状体4の一方の開口端部を構成する内層
紙3の一端縁は、全長に亘って外層紙2の一側の縁5よ
り短く、且つひだ折りマチ部6の先端より長くなるよう
に切断されているが、その中央部分が両側部分よりやや
長く形成され、ひだ折りマチ部6に重合される部分の先
端が傾斜されて中央部と両側部とが連続されている。
紙3の一端縁は、全長に亘って外層紙2の一側の縁5よ
り短く、且つひだ折りマチ部6の先端より長くなるよう
に切断されているが、その中央部分が両側部分よりやや
長く形成され、ひだ折りマチ部6に重合される部分の先
端が傾斜されて中央部と両側部とが連続されている。
【0014】内層紙3の他端縁は直線状に切断され、外
層紙2の他端縁に沿うように重合される。
層紙2の他端縁に沿うように重合される。
【0015】重合された外層紙2及び内層紙3は、外層
紙2の階段状端縁にその長さが変化する部分において交
差する折り畳み線A,Bに沿って山折りされると共に、
折り畳み線A,Bの中央の折り畳み線Cに沿って谷折り
され、さらに、先に述べたようにそれぞれの両側縁が貼
着され、図2に示すように、両側にひだ折りマチ部6を
有する筒状体4が形成される。また、外層紙2の他側の
縁7寄り外面には、図2に示すように、剥離剤層8が形
成され、剥離剤層8には剥離剤が付着されない多数の点
状欠如部9が形成されている。
紙2の階段状端縁にその長さが変化する部分において交
差する折り畳み線A,Bに沿って山折りされると共に、
折り畳み線A,Bの中央の折り畳み線Cに沿って谷折り
され、さらに、先に述べたようにそれぞれの両側縁が貼
着され、図2に示すように、両側にひだ折りマチ部6を
有する筒状体4が形成される。また、外層紙2の他側の
縁7寄り外面には、図2に示すように、剥離剤層8が形
成され、剥離剤層8には剥離剤が付着されない多数の点
状欠如部9が形成されている。
【0016】筒状体4の一方の開口端部を封鎖するとき
は、内層紙3のみを、図3に示すように、ひだ折りマチ
部6より先端側の折り畳み線Dに沿って他側の縁7方向
に折り返す。次に、他側の縁7寄り先端側の折り畳み線
Eに沿って、外層紙2及び内層紙3を共に他側の縁7方
向に折り畳み、図4及び図6に示すように、外層紙2の
一側の縁5をその内面に塗布された接着剤10を介して
剥離剤層8の外面に貼着する。
は、内層紙3のみを、図3に示すように、ひだ折りマチ
部6より先端側の折り畳み線Dに沿って他側の縁7方向
に折り返す。次に、他側の縁7寄り先端側の折り畳み線
Eに沿って、外層紙2及び内層紙3を共に他側の縁7方
向に折り畳み、図4及び図6に示すように、外層紙2の
一側の縁5をその内面に塗布された接着剤10を介して
剥離剤層8の外面に貼着する。
【0017】さらに、外層紙2の一側の縁5寄り外面と
他側の縁7寄り外面に亘って当て紙11を跨設し、当て
紙11の両端を外層紙2の両縁5,7寄りにそれぞれ接
着剤13,14を介して貼着する。また、当て紙11の
裏面には、図5に示すように、袋1の幅方向に沿って一
端につまみ部12aを有する開封用テープ12が装着さ
れており、開封用テープ12の一端を当て紙11の表面
側に引っ張ると、当て紙11が簡単に破れるようになっ
ている。
他側の縁7寄り外面に亘って当て紙11を跨設し、当て
紙11の両端を外層紙2の両縁5,7寄りにそれぞれ接
着剤13,14を介して貼着する。また、当て紙11の
裏面には、図5に示すように、袋1の幅方向に沿って一
端につまみ部12aを有する開封用テープ12が装着さ
れており、開封用テープ12の一端を当て紙11の表面
側に引っ張ると、当て紙11が簡単に破れるようになっ
ている。
【0018】この袋1の中に粒状あるいは粉状の内容物
を充填する際は、外層紙2及び内層紙3の直線状端縁で
構成される筒状体4の他方の開口端部を充填機の排出口
にセットする。充填が終了したら袋1を外し、図7に示
すように、筒状体4の他方の開口端部に沿ってミシン縫
い15を施して袋1を封鎖する。
を充填する際は、外層紙2及び内層紙3の直線状端縁で
構成される筒状体4の他方の開口端部を充填機の排出口
にセットする。充填が終了したら袋1を外し、図7に示
すように、筒状体4の他方の開口端部に沿ってミシン縫
い15を施して袋1を封鎖する。
【0019】紙袋1を開封する場合は、先に説明したよ
うに開封用テープ12を引っ張って当て紙11を破り、
当て紙11が破断された状態で紙袋1を傾けると、剥離
剤層8に形成された点状欠如部9を介しての弱い接着力
では内容物の重量に耐えられず、一方の開口端部が開封
されて内容物が排出される。なお、筒状体4を2層とせ
ず、外層紙2と内層紙3との間にさらに他のシートを重
合して3層以上の筒状体とすることもできる。この時、
外層紙2及び内層紙3の素材を通常の紙とし、その間に
合成樹脂フィルムを重合しても良い。
うに開封用テープ12を引っ張って当て紙11を破り、
当て紙11が破断された状態で紙袋1を傾けると、剥離
剤層8に形成された点状欠如部9を介しての弱い接着力
では内容物の重量に耐えられず、一方の開口端部が開封
されて内容物が排出される。なお、筒状体4を2層とせ
ず、外層紙2と内層紙3との間にさらに他のシートを重
合して3層以上の筒状体とすることもできる。この時、
外層紙2及び内層紙3の素材を通常の紙とし、その間に
合成樹脂フィルムを重合しても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明の紙袋は、筒状体の一方の開口部
が、内層紙のみ折り返された後、外層紙及び内層紙が共
に折り畳まれて封鎖されるので、内層紙の折り返し部に
遮断されて内容物が零れにくく、しかも封鎖部が薄くて
済み、ひだ折りマチ部の折り返しも一回だけなので、両
側部の厚みも薄く、このため、一方の開口部を封鎖した
空袋を梱包する場合に手間がかからず、数多く束ねて梱
包することができる。
が、内層紙のみ折り返された後、外層紙及び内層紙が共
に折り畳まれて封鎖されるので、内層紙の折り返し部に
遮断されて内容物が零れにくく、しかも封鎖部が薄くて
済み、ひだ折りマチ部の折り返しも一回だけなので、両
側部の厚みも薄く、このため、一方の開口部を封鎖した
空袋を梱包する場合に手間がかからず、数多く束ねて梱
包することができる。
【0021】この結果、紙袋に内容物を充填する際に、
荷ほどき及び充填機への装着が容易で、当て板、包装
紙、バンド等の後始末にも手間がかからず、作業効率が
向上して人員を削減することが可能となる。また、折り
畳んだ封鎖部が薄いので、内容物を充填した後も簡単
に、かつコンパクトに荷積みすることができる。
荷ほどき及び充填機への装着が容易で、当て板、包装
紙、バンド等の後始末にも手間がかからず、作業効率が
向上して人員を削減することが可能となる。また、折り
畳んだ封鎖部が薄いので、内容物を充填した後も簡単
に、かつコンパクトに荷積みすることができる。
【0022】なお、内層紙を防湿フイルムを備えたラミ
ネート紙で構成すると、外界の湿気が袋内部に浸入しな
いので、保存性が向上し、貼着された一方の開口端部の
外面を覆うように開封用テープ付きの当て紙を貼着すれ
ば、一方の開口端部が補強され、内容物を取り出すとき
に開封しやすい。また、筒状体の他方の開口端部を直線
状に形成すると、充填機への装着が容易となり、充填ス
ピードが一層向上する。
ネート紙で構成すると、外界の湿気が袋内部に浸入しな
いので、保存性が向上し、貼着された一方の開口端部の
外面を覆うように開封用テープ付きの当て紙を貼着すれ
ば、一方の開口端部が補強され、内容物を取り出すとき
に開封しやすい。また、筒状体の他方の開口端部を直線
状に形成すると、充填機への装着が容易となり、充填ス
ピードが一層向上する。
【図1】本発明の実施例を示す紙袋の展開図
【図2】封鎖前の紙袋の正面図
【図3】内層紙のみを折り返した紙袋の正面図
【図4】一方の開口端部を封鎖した紙袋の正面図
【図5】当て紙を一部剥離した紙袋の正面図
【図6】図4のa−a断面図
【図7】両方の開口端部を封鎖した紙袋の正面図
1 紙袋 2 外層紙 3 内層紙 4 筒状体 5 一側の縁 6 ひだ折りマチ部 7 他側の縁 8 剥離剤層 9 点状欠如部 10,13,14 接着剤 11 当て紙 12 開封用テープ 12a つまみ部 15 ミシン縫い
Claims (4)
- 【請求項1】 外層紙と内層紙とを重合して成る筒状体
の一方の開口端部を折り畳んで貼着した紙袋において、
前記外層紙の一方の開口端部を、その一側の縁を他側よ
り所定長さ突出させ、ひだ折りマチ部をこれよりやや短
く突出させた階段状とし、前記内層紙の一方の開口端部
を、前記外層紙の一側の縁とひだ折りマチ部の中間に位
置させ、該内層紙の一方の開口端部を外層紙のひだ折り
マチ部より先の部分で前記他側の縁に向けて折り返し、
さらに外層紙及び内層紙を共に前記他側の縁より先の部
分で折り畳んだことを特徴とする紙袋。 - 【請求項2】 前記内層紙が防湿フイルムを備えたラミ
ネート紙より成ることを特徴とする請求項1に記載の紙
袋。 - 【請求項3】 前記貼着された一方の開口端部の外面を
覆うように、開封用テープ付きの当て紙が貼着されてい
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙袋。 - 【請求項4】 前記筒状体の他方の開口端部が直線状端
縁を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の紙袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12323894A JP2742984B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 紙 袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12323894A JP2742984B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 紙 袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309354A JPH07309354A (ja) | 1995-11-28 |
JP2742984B2 true JP2742984B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=14855622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12323894A Expired - Lifetime JP2742984B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 紙 袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742984B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110667184A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-01-10 | 谢晓兵 | 一种内外袋可分离的双层立体纸袋制袋机 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP12323894A patent/JP2742984B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07309354A (ja) | 1995-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971216 |