JP2006076155A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yasuhiro Kawashima
保宏 川嶋
Kazumasa Ishikawa
一正 石川
Shinichiro Naruse
慎一郎 成瀬
Hajime Nishida
一 西田
Manabu Nonaka
学 野中
Akihiro Fujita
明宏 藤田
Yasunobu Yoda
泰信 養田
Hideki Yoshimizu
英毅 吉水
Shigeyuki Ito
茂行 伊藤
Yozo Michiki
要造 道木
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Abstract

【課題】 画像形成速度の低下を招かないためにキャリッジの主走査方向の両側に空吐出受け部材を配置したときに、空吐出動作で生じる記録液ミストを処理するための構成が複雑になる。
【解決手段】 キャリッジ23の主走査方向の両側部には、維持回復機構121の空吐出受け部材125、空吐出受け部材126をそれぞれ配置し、空吐出受け部材125は廃液ダクト128を通じて廃液タンク129に対向させ、これらの空吐出受け部材125、125を連通するための連通路502を形成するダクト501を設け、このダクト501に空気流503を発生させる吸引ファン504を備えて、2つの空吐出受け部材125、126で生じる記録液ミストを1箇所で処理できるようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は画像形成装置に関し、特にキャリッジを使用する画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ等の各種画像形成装置として用いられるインクジェット記録装置は、液体である記録液(例えばインク)を微細なノズルから吐出させる液滴吐出ヘッドをキャリッジに搭載して、キャリッジを主走査方向に移動させながら記録ヘッドから被記録媒体(以下、「用紙」というが、材質を紙に限定するものではなく、また、被記録媒体は、記録紙、転写紙、記録媒体などとも称されるものを含む意味である。)に画像を形成(記録)するシリアル型画像形成装置がある。
このようなインクジェット記録装置においては、記録ヘッドの状態を維持、回復するために維持回復機構を備えている。この維持回復機構としては、例えば、記録ヘッドのノズル(吐出口)が形成された面(ノズル面)をキャッピングする保湿用キャップ或いは吸引用と保湿用を兼ねたキャップ部材と、記録ヘッドのノズル面を清掃する清掃部材(ワイパーブレード)と、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行うときに吐出される液滴を受ける空吐出受け部材などとを備える。
そして、画像形成を行わないときにはキャップ部材で記録ヘッドのノズル面をキャッピングして保湿状態に維持することで、ノズル内の記録液が乾燥、増粘してノズルを塞ぐことを防止する。また、吸引用キャップでノズル面をキャッピングした状態で吸引ポンプなどによってノズルから吸引を行って増粘した記録液を吸引排出したり、記録ヘッド内への新たな記録液の充填を行ったりする。
また、乾燥防止のためにノズル面をキャッピングした状態であっても、長時間吐出、吸引を行わないで放置されると、ノズル内の記録液が乾燥、増粘して、吐出不良を引き起こすので、画像形成動作に入る前に空吐出動作といわれる画像形成に寄与しない記録液の吐出を空吐出受け部材に向けて行う。
ところで、このような空吐出動作を行った場合、ミストと称する微少な記録液粒子が発生し、この記録液粒子がヘッド面に付着すると、混色、不吐出による印字不良という問題となる。また、記録液ミストが被記録媒体に付着したり、装置本体内部に飛散したりして、これらを汚してしまうことがあり、さらに、装置本体内で飛散した記録液ミストが装置本体内部の画像形成動作のための機構部や、その制御を行うための手段等に堆積すると、画像形成動作が誤動作を生じるおそれもある。
そこで、従来、例えば、特許文献1に記載されているように、記録ヘッドにフラッシング駆動信号を供給した時のインク滴を受けるインク回収ユニットを、記録ヘッドの移動経路上に配置し、インク回収ユニットには、筐体状に形成されたユニットボックスと、排気ファンが具備され、ユニットボックスには、フラッシング動作により記録ヘッドのノズル開口から吐出されるインク滴が通過可能な受け入れ開口部が形成されると共に、内部に前記受け入れ開口部から重力方向および反重力方向に向かって上下に折り返すように一連の空気流路が形成され、排気ファンがユニットボックスの空気流路中または空気流路の終端部に配置されて、ユニットボックスの受け入れ開口部から空気流路の終端部に向かって空気流が形成させるように構成したものが知られている。
特開2001−191557号公報
同様に、特許文献2に記載されているように、記録ヘッドにフラッシング駆動信号を供給した時のインク滴を受けるフラッシング領域を記録ヘッドの移動経路上に配置し、フラッシング動作により記録ヘッドのノズル開口から吐出されるインク滴が通過可能な受け入れ開口部が形成され、且つ受け入れ開口部を介して、受け入れ開口部よりも十分大きな内部空間をインク回収貯留部として形成した筐体状のインク回収ユニットを具備したものもある。
特開2001−80092号公報
なお、クリーニングよりクリーニングされた廃インクを貯蔵する貯蔵部材を収納する収納部材を、装置本体に対してスライド又は回転可能に設けて、収納部材の一部が装置本体外にはみ出す機構を設けて、貯蔵部材のインク貯蔵量を確認できるようにしたものがある。
特開平8−11322号公報
ところで、従前の画像形成装置にあっては、キャリッジの主走査方向の一方側に維持回復機構を配置し、この維持回復機構に空吐出される記録液を受ける空吐出受け部材を配置する構成が一般に採用されているが、これでは空吐出動作を行うためには常に維持回復機構側にキャリッジを戻さなければならず、画像形成動作の途中で空吐出を行うような場合には、画像形成速度の低下を招くことになる。
そこで、キャリッジの主走査方向の他方側にも維持回復機構とは別に空吐出される記録液を受ける空吐出受け部材を配置することが好ましい。
このようにキャリッジの主走査方向の両側に空吐出受け部材を配置した場合、前述した特許文献1、2に記載の装置のように各空吐出受け部材に対応してそれぞれ排気ファン付きのインク回収ユニットを配置することになり、構成が複雑になる。
また、従前のインクジェット記録を行う画像形成装置にあっては、単体機能、例えばパーソナルユースのプリンタとして使用されることが多かったため、装置に不具合が生じた場合には、一旦、工場に持ち帰って分解してメンテナンスを行うことで十分に対応することができたが、最近では、プリンタ、ファクシミリ、複写装置のうちの2以上の機能を備えた所謂マルチファンクションタイプの画像形成装置が開発され実用化されつつあることから、単体機能の画像形成装置のように、一旦工場に持ち帰ることは実際上できなくなり、サービスマンがユーザーの元で必要な対応ができるように構成しなければならなくなっている。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、構成が簡単で、メンテナンス性の向上を図った画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作で吐出された記録液を受ける空吐出受け部材をキャリッジの主走査方向両端部側に配置し、各空吐出受け部材の内部間を連通させる連通路を形成する連通部材を備えている構成とした。
ここで、連通部材には前記連通路に空気の流れを発生させる空気流発生手段が設けられていることが好ましい。この空気流発生手段が連通部材内の空気を吸引する吸引手段であることが好ましく、この場合、吸引手段の上流側及び下流側の少なくとも一方の側には記録液を捕集する捕集部材が設けられていることが、また、吸引手段は装置本体の背面側に設置されていることが、さらに、吸引手段の排気方向は装置本体内であることが好ましい。
また、連通部材で形成される連通路は一直線状でないことが好ましく、また、連通部材で形成される連通路は断面積が一定でないことが好ましい。さらに、連通路の空吐出受け部材側の開口部は、記録ヘッドから吐出される液滴の吐出方向と異なる方向から開口していることが好ましく、また、空吐出された液滴の着弾位置よりも上側で開口していることが好ましい。
さらに、空吐出受け部材に向けた吐出された液滴を吸収する吸収部材が交換可能に設けられていることが好ましい。また、連通部材の連通路内には記録液を吸収する吸収部材が交換可能に設けられていることが好ましい。また、連通部材はユニット化されて装置本体に取り外し可能に装着されていることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作で吐出された記録液を受ける空吐出受け部材をキャリッジの主走査方向両端部側に配置し、各空吐出受け部材の内部間を連通させる連通路を形成する連通部材を備えているので、複数の空吐出受け部材に吐出される空吐出液滴を共通の連通路を介して処理することができ、構成が簡単になるとともに、メンテナンス性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を示す概略構成図、図2は同装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面説明図、図3は同副走査搬送部の側面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体1の内部(筺体内)に、画像を形成するための画像形成部(手段)2、副走査搬送部(手段)3等を有し、装置本体1の底部に設けた給紙部(手段)4から被搬送部材である被記録媒体(以下「用紙」というが、材質を紙に限定するものではない。)5を1枚ずつ分離して給紙し、副走査搬送部3によって用紙5を画像形成部2に対向する位置で間歇的に搬送しながら、画像形成部2によって用紙5に液滴を吐出して所要の画像を形成(記録)した後、排紙搬送部6を通じて装置本体1の上面に形成した排紙トレイ7上に用紙5を排紙する。
また、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、装置本体1の上部で排紙トレイ7の上方には画像を読み取るための画像読取部(スキャナ部)11を備えている。この画像読取部11は、照明光源13とミラー14とを含む走査光学系15と、ミラー16、17を含む走査光学系18とが移動して、コンタクトガラス12上に載置された原稿の画像の読み取りを行い、走査された原稿画像がレンズ19の後方に配置した画像読み取り素子20で画像信号として読み込まれ、読み込まれた画像信号はデジタル化され画像処理され、画像処理した印刷データを印刷することができる。なお、コンタクトガラス12上には原稿を押えるための圧板10を備えている。
さらに、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットワークを介して受信可能であり、受信した印刷データを処理して印刷することができる。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、図2にも示すように、キャリッジガイド21及び図示しないガイドステーでキャリッジ23を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ27で駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介して主走査方向に移動走査する。
そして、このキャリッジ23上に、それぞれの色の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24を搭載し、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙5を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド24から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。
記録ヘッド24は、それぞれブラック(Bk)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッド24k1、24k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッド24c、24m、24yの計5個の液滴吐出ヘッド(以下単に「ヘッド」という。)で構成され、キャリッジ23に搭載した各サブタンク25からそれぞれ各色のインクが供給される。
一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装着部26Aに、ブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ26を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ26から各色のサブタンク25にインクを供給する。なお、ブラックインクは1つのインクカートリッジ26から2つのサブタンク25に供給する構成としている。
なお、記録ヘッド24としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、キャリッジ23の走査方向一方側の非印字領域には、図2に示すように、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復装置121を配置している。この維持回復装置121は、5個の記録ヘッド24の各ヘッドのノズル面をキャピングするための5個の保湿用キャップ122k2、122k1、122c、122m、122y(色を区別しないときは「保湿用キャップ122」という。)と、1個の吸引用キャップ123と、記録ヘッド24のノズル面をワイピングするためのワイパーブレード124と、記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材125などを備えている。
さらに、キャリッジ23の走査方向他方側の非印字領域には、図2に示すように、5個の記録ヘッド24から記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材126を備えている。この空吐出受け部材126には、記録ヘッド24に対応して5個の開口127k2、127k1、127c、127m、127y(色を区別しないときは「開口127」という。)を形成している。
副走査搬送部3は、下方から給紙された用紙5を略90度搬送方向を転換させて画像形成部2に対向させて搬送するための、駆動ローラである搬送ローラ32とテンションローラである従動ローラ33間に架け渡した無端状の搬送ベルト31と、この搬送ベルト31の表面を帯電させるために高圧電源から交番電圧である高電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ34と、搬送ベルト31を画像形成部2の対向する領域でガイドするガイド部材35と、用紙5を搬送ローラ32に対向する位置で搬送ベルト31に押し付ける押さえコロ(加圧コロ)36と、画像形成部2によって画像が形成された用紙5を搬送ベルト31から分離するための分離爪37と、分離された用紙5を排紙搬送部6に送り出すための搬送ローラ38を備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト31は、図3にも示すように、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ32が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト31は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)との2層構造としているが、これに限るものではなく、1層構造あるいは3層以上の構造でも良い。
また、従動ローラ33と帯電ローラ34との間に、搬送ベルト31の表面に付着した紙粉等を除去するためのクリーニング手段(ここではマイラを用いている。)135と、搬送ベルト31表面の電荷を除去するための除電ブラシ136とを備えている。
給紙部4は、装置本体1に抜き差し可能で、多数枚の用紙5を積載して収納する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙5を1枚ずつ分離して送り出すための給紙コロ42及びフリクションパッド43と、給紙される用紙5を副走査搬送部3に対して搬送する給紙搬送ローラ44とを有している。給紙コロ42は図示しない給紙クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ(駆動源)45によって回転され、また給紙搬送ローラ44も給紙モータ45によって回転駆動される。
排紙搬送部6は、画像形成が行われた用紙5を搬送する排紙搬送ローラ対61、62と、用紙5を排紙トレイ7へ送り出すための排紙搬送ローラ対63及び排紙ローラ64とを備えている。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図4のブロック図を参照して説明する。
この制御部300は、装置全体の制御を司るCPU301と、CPU301が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM302と、画像データ等を一時格納するRAM303と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)304と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC305とを備えている。
また、この制御部300は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F307と、記録ヘッド24を駆動制御するためのヘッド駆動制御部308及びヘッドドライバ309と、主走査モータ27を駆動するための主走査モータ駆動部311と、副走査モータ131を駆動するための副走査モータ駆動部312と、給紙モータ45を駆動するための給紙モータ駆動部313と、後述する維持回復機構121を作動させるモータ315及び本発明に係る空気流発生手段としての吸引手段である吸引ファン432を駆動するための維持回復系駆動部314と、帯電ローラ34に搬送ベルト31を帯電させるための高電圧である交番電圧(ここでは、矩形波)を印加するACバイアス供給部316と、その他、図示しないがインク供給系のモータ類及び給紙クラッチなどのクラッチ類を駆動する部分を備えている。
また、この制御部300には、搬送ローラ32及び押さえローラ36を通過した用紙5を記録ヘッド24の上流側で検知する印写開始センサと、搬送ローラ38の下流側で用紙5を検知する印写終了センサと、維持回復装置121の図示しないホーム位置センサ、環境温度や湿度を検知するセンサ、装置のカバーオープンを検知するセンサなどの各種センサからの検知信号などを入力するI/O317を備え、更にこの装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル318が接続されている。
制御部300は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの印刷データ等をケーブル或いはネットを介してI/F307で受信する。
そして、CPU301は、I/F307に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC305にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行ってヘッド駆動制御部308に画像データを転送する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM302にフォントデータを格納して行っても良いし、ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開してこの装置に転送するようにしても良い。
ヘッド駆動制御部308は、記録ヘッド24の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、この1行分のドットパターンデータを、クロック信号に同期して、ヘッドドライバ309にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をヘッドドライバ309に送出する。このヘッド駆動制御部308は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM302で構成することもできる。)と、このROMから読出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を含む。
また、ヘッドドライバ309は、ヘッド駆動制御部308からのクロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をヘッド駆動制御部308からのラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド24のアクチュエータ手段に印加してヘッドを駆動する。
さらに、制御部300は、ACバイアス供給部316を制御して、搬送ベルト31で用紙5を吸着して搬送するときには、所要の吸着力が生じる帯電を行わせるための電圧値を有する交番電圧を帯電ローラ34に印加させる。また、所要のタイミングなどで、所要の吸着力を生じる交番電圧を印加した状態から交番電圧を印加しない状態にしたときに生じる吸着力よりも小さい吸着力を生じる電圧値(又は周波数でもよい。)の交番電圧を帯電ローラ34に印加させることで、搬送ベルト31の吸着力を低減させる。
このように構成したこの画像形成装置においては、ACバイアス供給部316から帯電ローラ34に交番電圧である正負極の矩形波の高電圧を印加することによって、帯電ローラ34は搬送ベルト31の絶縁層(表層)に当接しているので、搬送ベルト31の表層には、正と負の電荷が搬送ベルト31の搬送方向に対して交互に帯状に印加され、搬送ベルト21上に所定の帯電幅で帯電が行われて不平等電界が生成される。
そこで、用紙5が給紙部4から給紙されて、搬送ローラ32と押えコロ36との間に送り込まれて、正負極の電荷が形成されることによって不平等電界が発生している搬送ベルト31上へと送り込まれると、用紙5は電界の向きにならって瞬時に分極し、静電吸着力で搬送ベルト31上に吸着され、搬送ベルト31の移動に伴って搬送される。
そして、この搬送ベルト31で用紙5を間歇的に搬送しながら、用紙5上に記録ヘッド24から記録液の液滴を吐出して画像を記録(印刷)し、印刷が行われる用紙5の先端側を分離爪37で搬送ベルト31から分離して搬送ローラ38で排紙搬送部6に送り出す。
また、キャリッジ23は、印字待機中には維持回復機構121側に移動されて、保湿キャップ122で記録ヘッド24の吐出口面をキャッピングされ、吐出口面を湿潤状態に保つことにより記録液の乾燥による吐出不良が防止される。また、記録途中などに、画像形成に寄与しない記録液を空吐出受け部材125又は127に向けて空吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する動作を行う。
さらに、吐出不良の発生を防止するために、吸引キャップ123で記録ヘッド24の吐出口面を密封し、チューブを通してチューブポンプなどで吐出口から記録液とともに気泡等を吸い出し、記録ヘッド24の吐出口面(ノズル面)に付着したインクやゴミ等はクリーニングブレード124などにより除去して、記録ヘッド24のノズル面をクリーニングする。なお、このとき吸引された記録液や空吐出受け部材125に向けて空吐出された記録液は、後述するように、装置本体1内の下部に設置される廃液タンクに排出される。
そこで、この画像形成装置における空吐出で発生する記録液ミストを処理するための機構(以下、これを「ミスト処理装置」という。)について図5ないし図12をも参照して説明する。なお、図5は同処理装置を含む要部斜視説明図、図6は同処理装置の正断面説明図、図7は同処理装置の平断面説明図、図8は図7のA−A線に沿う略断面説明図、図9は図7のB−B線に沿う略断面説明図、図10は図7のC−C線に沿う略断面説明図、図11は図7のD−D線に沿う略断面説明図、図12は図7のE−E線に沿う略断面説明図である。
まず、図7及び図11にも示すように、維持回復機構121の空吐出受け部材125の下方開口は、廃液ダクト128を介して、廃液を貯留する廃液タンク129に臨んでいる。この廃液タンク129は、維持回復機構121の下方に配置され、この廃液タンク129に向けて記録ヘッド24から空吐出受け部材125及び廃液ダクト128を介して記録液が空吐出されるとともに、廃液タンク129には吸引用キャップ123で記録ヘッド24をキャッピングした状態で吸引ポンプによって吸引を行ったときに排出される記録液の廃液が排出される。
なお、キャリッジ23の主走査方向両端部側に配置される空吐出受け部材125を含む維持回復機構121及び空吐出受け部材126と装置本体1の前面側(手前側)及び背面側(奥側)との関係は、図6にも示すように、空吐出受け部材125を含む維持回復機構121が背面側、空吐出受け部材126が前面側に配置されるように構成している。
ミスト処理装置500は、維持回復機構121の一方の空吐出受け部材125と他方の空吐出受け部材126とを連通する連通路502を形成するダクト501と、このダクト501の連通路502内に空気の流れ(以下「空気流」という。)503(矢印で示す。)を発生させるための空気流発生手段としての吸引手段である吸引ファン504とを備えている。
ダクト501は、一端部に空吐出受け部材126に接続する開口部511aを形成したダクト部511と、このダクト部511の他端部に一端部が接続されるダクト部512と、このダクト部512の他端部に一端部が接続され、他端部に吸引ファン504を取付けるダクト部513とを相互に連結して一体化する(ユニット化する)とともに、図11に示すように、廃液ダクト128の一部にダクト部514を一体形成して、このダクト部514とダクト部512とをダクト部512の開口部512bで接続して構成している。
ここで、ダクト部511は、図5ないし図7に示すように、上下方向及び前後方向(上下方向とは用紙搬送面に対して垂直な方向、前後方向とは用紙搬送方向とする。)に部分的に斜めに折り曲げた形状をなし、連通路502を形成する内部の開口断面積も一定でなくしている。また、ダクト部512は、ダクト部511よりも開口断面積が大きく、内部には上下方向に屈曲した通路を形成した形状をしている。さらに、ダクト部513は、前後方向で排気側開口部513bの部分が略直角に折れ曲がった形状をなしている。
これにより、連通路502は、全体として、空吐出受け部材126と空吐出受け部材125との間でストレートではない(一直線でない)形状に、つまり折れ曲がった(蛇行した)形状に形成している。これにより、連通路502を流れる空気流503は蛇行しながら流れることになり、記録液ミストが連通路502の壁面に衝突して付着し易くなる。
また、空吐出受け部材126の側壁にダクト501を構成するダクト部511との接続用開口部126aを形成して、この開口部126aにダクト部511の開口部511aを接続している。したがって、ダクト501の空吐出受け部材126側の開口部511aは空吐出部材126に向けて吐出される記録液の吐出方向と略直交する方向で空吐出受け部材126に開口している。これにより、空吐出受け部材126内に吐出される記録液が直接ダクト501内に入ることがなく、記録液ミストだけをダクト501内に吸入することができるようになる。
この場合、図13に示すように、ダクト部511の開口部511aの周縁部にウレタンやポリエチレン等の弾性を有する発泡弾性部材、或いはフィルム状部材などの密封部材521を設けて、この密閉部材521を空吐出受け部材126の側壁外面で開口部126aの周縁部に当接させることにより、接続用開口部126aと開口部511aとを連通させるようにしている。これにより、ダクト501と空吐出受け部材126との接続を容易に解除することができるようになる。
さらに、空吐出受け部材126の底面とダクト部511の開口部511aとの位置関係は、空吐出受け部材126の底面よりも上方に接続用開口部126aを形成することで、空吐出受け部材126の底面よりも上方の位置でダクト部511の開口部511aが空吐出受け部材126内に開口するようにしている。これにより、空吐出受け部材126の底部に溜まる記録液の廃液がダクト501内に流入することを防止できる。
また、廃液ダクト128と一体に形成したダクト部514の開口部514aも、ダクト部514を廃液ダクト128の側壁に形成することで、空吐出部材125に向けて吐出される記録液の吐出方向と略直交する方向で廃液ダクト128内部に開口させている。これにより、空吐出受け部材125に向けて吐出される記録液がダクト部514ないに直接吸入されることを防止できる。
さらに、このダクト部514を空吐出受け部材125と廃液タンク129との間に介在する廃液ダクト128と一体に形成することで、空吐出受け部材125に向けて吐出された記録液が着弾する位置よりも上側で開口する構成としている。これにより、廃液タンク129に貯留される記録液の廃液がダクト部514内に流入することを防止できる。
吸引ファン504は、装置本体1の背面側でダクト501に設けている。これにより、吸引ファン504の駆動によって騒音が発生しても、装置本体1の前面側のユーザに大きな騒音と意識させないで済むようになる。
また、図7などにも示すように、ダクト部513を折り曲げて主走査方向と直交する方向の開口部513bを形成して、この開口部513bに吸引ファン504を設けることで、空気流発生手段としての吸引ファン504から排出される空気流の方向を装置本体1内部の方向とし、吸引ファン504の排気が直接的に装置本体1の背面側に排出されないようにしている。これによって、仮に、空気流発生手段としての吸引ファンから排出される空気流に記録液ミストが残存している場合でも、記録液ミストが画像形成装置本体の外部に直接排出されることを防止できる。
このように構成したミスト処理装置500に作用について説明すると、吸引ファン504を回転駆動することによって、図6、図7及び図11に矢印で示すように、空気流503が発生する。この空気流503は、空吐出受け部材126の開口127からダクト部511の開口部511aから吸引されて連通路502を介してダクト部512に流入する流れと、空吐出受け部材125の開口から廃液ダクト128及びダクト部514を通じてダクト部512に流入する流れとなって、吸引ファン504に引き込まれる。
この状態で、維持回復動作の一環として、図11に示すように、記録ヘッド24から空吐出受け部材125に対して記録液の液滴530を空吐出することで、液滴530は空吐出受け部材125から廃液ダクト128を通じて廃液タンク129内に吐出される。このとき、空吐出受け部材125から廃液ダクト128及びダクト部514を通じてダクト部512に向う空気流503が生じているので、液滴530の吐出に伴って記録液ミスト530aが発生した場合、その記録液ミスト530aは空気流503に乗ってダクト部512に送られることになる。
同様に、図6に示すように、記録ヘッド24から空吐出受け部材126に対して記録液の液滴531を空吐出することで、液滴531は空吐出受け部材126の開口127を通じて空吐出受け部材126内に吐出される。このとき、空吐出受け部材126内では開口127から側壁の開口126a及びダクト部511を通じてダクト部512に向う空気流503が生じているので、液滴531の吐出に伴って記録液ミスト531aが発生した場合、その記録液ミスト531aは空気流503に乗ってダクト部512に送られ、吸引ファン504に吸い込まれる。
このように、記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作で吐出された記録液を受ける空吐出受け部材を、キャリッジの主走査方向の両端部側にそれぞれ配置した維持回復機構を備える場合、各空吐出受け部材の内部間を連通させる連通路を形成する連通部材を備えることによって、各空吐出受け部材に空吐出を行ったときに発生するミストを1箇所に集中することができて、或いは、1つの空気流発生手段で空気流を発生させることができるようになり、構成が簡単になるとともに、ユニット化することでメンテナンスも容易になる。
ここで、吸引ファン504によって発生する空気流503の方向は、ダクト501の入口部分(ダクト部514の開口部514a、ダクト部511の開口部511a)で、図6及び図11に示すように記録ヘッド24から吐出される液滴の吐出方向とは異なる方向(ここでは直交する方向)である。つまり、連通路の空吐出受け部材側の開口部は記録ヘッドから吐出される液滴の吐出方向と異なる方向から開口しているので、記録液ミスト530a、531aだけを効率的に吸引することができるようになる。
また、連通部材であるダクト501で形成される連通路502はストレートでない、つまり、一直線ではなく、蛇行した流路(通路)であるので、空気流502の向きがダクト501の内壁面に衝突しながら曲げられる(変化する)。これにより、例えば、空吐出受け部材125側から吸引されるミストはダクト501のダクト部512の内壁面501aに衝突して付着捕集され、また、空吐出受け部材126側から吸引されたミストはダクト501のダクト部511の内壁面501bに衝突して付着捕集されるなどするため、ダクト501内吸入された記録液ミストのうち空気流503に乗って吸引ファン504に到達する記録液ミストの量が少なくなる。これにより、吸引ファン504から排出されるミストの量を著しく低減することができる。
同様に、ダクト501の開口断面積が一定でないことでも、空気流503の速度が変化して、空気流503が遅くなった箇所でミストがダクト511の内壁面501a、501bなどに付着捕集されるなどして、空気流503に乗って吸引ファン504に到達する記録液ミストの量が少なくなる。これによっても、吸引ファン504から排出されるミストの量を著しく低減することができる。
次に、空吐出受け部材126の内部構造と空気の流れとの関係について図14をも参照して説明する。
空吐出受け部材126の内部は、図14にも示すように、実質的に1つの空間126Aを形成する構造としている。これにより、空吐出受け部材126の開口127から流入した空気は、内部空間126Aに実質的な障害物がないことから、スムーズに空気の流れ503aとなってダクト501に連通する開口126aからダクト501内に吸い込まれることになる。
これにより、空吐出動作終了後にキャリッジ23が図14で復路移動方向に移動することによって発生する気流や負圧の影響を受けることなく、記録液ミストを確実にダクト501内に吸入することができ、開口127から記録液ミストが外部に飛散、堆積することを防止できる。
つまり、空吐出受け部材126の内部に、図15及び図16に示すように、各開口127に対応してリブ540などを形成した場合、空吐出受け部材126の内部空間は実質的に複数の空間541a〜541eに分割されることになる。
この場合、各開口127に流れ込む空気は、図16に示すように対向する壁面に形成されたリブ540、540の間542ではスムーズに流れるが、リブ540に仕切られている空間では流れが阻害されることになる。つまり、空吐出受け部材127の内部空間が実質的に複数の空間に分割されるとは、開口から流入する空気の流れを阻害する部材(ここではリブ)が設けられているということを意味する。
そのため、図17に示すように、空吐出動作が終了してキャリッジ23が復路移動方向に移動するときに、空吐出受け部材126内の空気が開口127から流出するように引っ張られることによる気流543が発生して、空吐出受け部材126内で浮遊した記録液ミストが開口127から外部に流出して、空吐出受け部材126の上面126Bに付着、堆積するという現象が生じ、空吐出受け部材126の上面126Bが汚れる。
本発明者らの実験によると、特に、記録液として顔料系インクであって高粘度(5mPa・s以上)のインクを使用した場合に、上述したように空吐出受け部材126の上面126Bにミストが付着、堆積するという現象が顕著に生じることが確認された。これは、高粘度であるために堆積しやすいことによるものと推測される。
そこで、前述したように、空吐出受け部材126の内部空間を実質的に1つの空間(空間126A)とすることによって、開口127から流入する空気をスムーズに吸入用の開口126aに導いて記録液ミストの開口127からの流出、飛散を抑制することができる。
次に、空吐出受け部材126、廃液タンク129及びミスト処理装置のダクト511の他の例について図18ないし図20を参照して説明する。なお、図18は図6と同様な正断面説明図、図19は図7と同様な平断面説明図、図20は図11と同様な断面説明図である。
この例では、空吐出受け部材126の内底部、廃液タンク129の内底部に空吐出動作で吐出される記録液を吸収する吸収部材601、602を設けている。これにより、空吐出受け部材126、125に向けて吐出されて廃液となる記録液を吸収保持することができる。
また、ミスト処理装置500は、図18及び図20に示すように、ダクト501のダクト部511の壁面やダクト部512の壁面のうちの空気流503が衝突する箇所にも吸収部材603、604を設けている。これによって、空気流の流れの方向が変えられるところで、空気流503に乗る記録液ミストを効率的に捕集して吸収保持することができる。
次に、ミスト処理装置500を装置本体1から取り外すための構成について図21ないし図24を参照して説明する。なお、図21は画像形成装置の全体的模式構成図、図22は維持回復機構及びミスト処理装置と側板との関係を説明する側面説明図、図23は装置本体の背面側から見た外観斜視説明図、図24は装置本体の背面側の外装カバーを取り外した状態の斜視説明図である。
画像形成装置本体1の外装700には、前面側に少なくとも空吐出受け部材126の上方を開放する前面カバー701が設けられ、また、背面側には維持回復機構121及びミスト処理装置500並びに廃液タンク129の背面側を開放する背面カバー702が取り外し可能に設けられている。
また、図22に示すように、キャリッジ23の主走査を案内するガイドロッド21の端部を保持する側板705には、ガイドロッド21を取り付ける部位よりも下側に、維持回復機構121及びミスト処理装置500を修理、交換等のために側板705の側方に(装置本体1の背面側に)取り出せるようにするため、維持回復機構121のフレーム711及びミスト処理装置500の外形よりも大きな穴部712を形成している。
ここで、維持回復機構121のフレーム711には上部側の複数箇所にフランジ部711aを一体的に形成し、このフランジ部711aを側板705の外面側にねじなどの締結手段713で固定することで、維持回復機構121を側板700に穴部712より上側で取り外し可能に固定している。また、ミスト処理装置500はダクト部511が外装700の底部に取り付けられることで取り外し可能に固定されている。
したがって、維持回復機構121やミスト処理装置500の修理、交換等を行うときには、維持回復機構121の側板705への固定を解除し、また、ミスト処理装置500の装置本体1の外装700への固定を解除して、維持回復機構121やミスト処理装置500を図21に矢示Hで示す方向に側板702の穴部712を通して引き出すことによって、装置本体1外に取出すことができる。この場合、ミスト処理装置500のダクト501のダクト部511は空吐出受け部材126の壁面に当接しているだけであるので、容易に空吐出受け部材126から分離させることができる。また、空吐出受け部材126を取り出すには前面カバー701を開放した状態にして、空吐出受け部材126を図21で矢示方向に持ち上げることで装置本体1から取出すことができる。
これによって、ミスト処理装置の修理、交換や前述した吸収部材の交換を容易に行うことができるようになり、メンテナンス性が向上する。
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について図25ないし図27を参照して説明する。なお、図25は同画像形成装置の要部を説明する模式的説明図、図26はミスト処理装置の平面説明図、図27は図25のI−I線に沿う断面説明図である。また、第1実施形態に対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
この画像形成装置では、空吐出受け部材125及び空吐出受け部材126の下側に、これらの空吐出受け部材125及び空吐出受け部材126を連通する連通路802を形成する連通部材であるダクト801を配置し、このダクト801内に空気流803を発生させるための空気流発生手段としての吸引手段である吸引ファン804を設けて、ミスト処理装置800を構成している。
ダクト801には、図26及び図27に示すように、空吐出受け部材125と連通路802を連通する開口部805及び空吐出受け部材126と連通路802を連通する開口部806を形成し、また、吸引ファン804を設けるための開口部807を形成し、更に内壁面には記録液を吸収する記録液吸収体810、810を設けている。
そして、図28に示すように、吸引ファン804の空気流803の流れ方向で上流側には捕集手段であるフィルタ811を、下流側には捕集手段であるフィルタ812を、それぞれ配置している。ここで、フィルタ811、812としては、同じ粗さのものを用いても異なる粗さのものを用いても良い。フィルタ811、812の粗さが異なる場合には、上流側のフィルタ811よりも下流側のフィルタ812の粗さを細かくすることが好ましい。また、上流側及び下流側の一方のみに捕集手段を設ける構成とすることもできる。
このように構成したので、吸引ファン804を回転駆動することにより、図27に矢印で示すように空気流803が発生し、この空気流803は、空吐出受け部材125の開口からダクト801の開口805を通じて流入する流れと、空吐出受け部材126の開口から通じてダクト801の開口806を通じて流入する流れとなって、吸引ファン804に引き込まれる。
この状態で、維持回復動作の一環として、記録ヘッド24から空吐出受け部材125に対して記録液の液滴を空吐出することで、記録液ミストが発生した場合、記録液ミストは空気流803に乗って流れ、同様に、記録ヘッド24から空吐出受け部材126に対して記録液の液滴を空吐出することで、記録液ミストが発生した場合、記録液ミストは空気流803に乗って流れる。そして、この空気流803に乗って記録液ミストが流れるときに、記録液ミストはダクト801内の記録液吸収体810に付着して吸収され、更に下流側に移動した記録液ミストはフィルタ811で捕集され、吸引ファン804を通過した記録液ミストはフィルタ812で捕集される。
このように、空気流発生手段としての吸引手段の上流側及び下流側の少なくともいずれかに記録液ミストを捕集する捕集手段を設けることによって記録液ミストが装置本体の外部に排出されることを防止できる。この場合、吸引手段の上流側に記録液ミストを捕集する捕集手段を設けることで、吸引手段に記録液ミストが付着することを低減することができ、吸引手段の寿命を延ばすことができる。
なお、捕集手段としてはフィルタに限るものではなく、記録液ミストを付着できればよいので、例えば平板などを用いることもできる。
次に、ダクト801の他の例について図29を参照して説明すると、この例では対向する内壁面に配置した記録液吸収体810から平板上の凸部820を形成して、空気流803が蛇行しながら流れるようにして、空気流803に乗る記録液ミストを記録液吸収体810でより確実に捕集できるようにしている。
次に、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置について図30ないし図34を参照して説明する。なお、図30は同画像形成装置の要部を説明する模式的説明図、図31はミスト処理装置の平面説明図、図32は図30のJ−J線に沿う断面説明図である。また、第1、第2実施形態に対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
この画像形成装置では、空吐出受け部材125の下側に内部に吸収体を備えた処理部900Aを、同じく空吐出受け部材126の下側に内部に吸収体を備えた処理部900Bを配置し、これらの処理部900A、900Bを連通する連通路902を形成する連通部材であるダクト901を配置し、このダクト901内に空気流903を発生させるための空気流発生手段としての吸引手段である吸引ファン904を設けて、ミスト処理装置900を構成している。
ダクト901には、図31及び図32に示すように、空吐出受け部材125の処理部900Aに連通路902を開口する開口部905及び空吐出受け部材126の処理部900Bに連通路902を開口する開口部906を形成し、また、吸引ファン904を設けるための開口部907を形成している。
そして、図33にも示すように、ダクト901内には吸引ファン904を設ける部位と空吐出受け部材126側開口部906との間に、空気流903の流れを整える整流板910を設けている。この整流板910は、図33に示すように、例えば格子状に配置した平板910aで構成している。
また、図34に示すように、ダクト901の開口部907には、第2実施形態と同様、吸引ファン904の空気流903の方向で上流側には捕集手段であるフィルタ811を、下流側には捕集手段であるフィルタ812を、それぞれ配置している。
このように構成したので、吸引ファン904を回転駆動することにより、図32に矢印で示すように空気流903が発生し、この状態で、維持回復動作の一環として、記録ヘッド24から空吐出受け部材125に対して記録液の液滴を空吐出することで、あるいは、記録ヘッド24から空吐出受け部材126に対して記録液の液滴を空吐出することで、記録液ミストが発生した場合、記録液ミストは処理部900A、900B内の吸収体に付着して捕集される。
また、処理部900A、900Bで捕集されない記録液ミストは空気流903に乗って流れ、吸引ファン904の手前側で、フィルタ811で捕集され、更に吸引ファン804を通過した記録液ミストはフィルタ812で捕集される。
ここで、ダクト901内には整流部材910を設けているので、ダクト901内での空気流903の流れがスムーズになり、この例では、矩形流路を気流が通ることによって気流の速度分布が均一化して安定した流れとなる。これにより、風量を十分に確保することができ、吸引効率を向上することができる。
なお、ダクトの形状としては、例えば図35、図36に示すような形状とすることもできる。図35の例は、ダクト911を、平面又は正面で見て、クランク形状にしたものであり、第1実施形態で述べたように、記録液ミストをダクト911の内壁面に衝突させて付着捕集することが容易になる。この場合、ダクトが角を有して曲がりくねっていることによる空気流の速度低下は上述したように整流手段を用いることによって補うことができるようになる。
また、図36の例は、ダクト912を、平面又は正面で見て、滑らかな曲線形状にしたものであり、空気流の流れをスムーズにしつつ、第1実施形態で述べたように、記録液ミストをダクト912の内壁面に衝突させて付着捕集することができるようになる。
なお、上記実施形態においては、本発明に係る画像形成装置としてマルチファンクション(MFP)構成の画像形成装置に適用した例で説明したが、他の画像形成装置やインク以外の記録液を用いる画像形成装置にも同様に適用することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の全体構成を示す概略構成図である。 同画像形成装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面説明図である。 同副走査搬送部の拡大説明図である。 同画像形成装置の制御部の概要を示すブロック説明図である。 同画像形成装置におけるミスト処理装置を含む要部斜視説明図である。 同処理装置の正断面説明図である。 同処理装置の平断面説明図である。 図7のA−A線に沿う略断面説明図である。 図7のB−B線に沿う略断面説明図である。 図7のC−C線に沿う略断面説明図である。 図7のD−D線に沿う略断面説明図である。 図7のE−E線に沿う略断面説明図である。 同処理装置のダクト部の開口部分の斜視説明図である。 空吐出受け部材の内部構造と空気流の関係の説明に供する説明図である。 比較例の空吐出受け部材の内部構造を説明する断面説明図である。 同じく比較例の空吐出受け部材の内部構造を説明する平断面説明図である。 同じく比較例の空吐出受け部材の内部構造と空気流の関係の説明に供する説明図である。 空吐出受け部材、廃液タンク及びミスト処理装置のダクトの他の例の説明に供する図6と同様な正断面説明図である。 同じく図7と同様な平断面説明図である。 同じく図11と同様な断面説明図である。 ミスト処理装置の画像形成装置本体からの取り出し構造の説明に供する模式的説明図である。 同じく図21の要部左側面説明図である。 同じく画像形成装置を背面側から見た外観斜視説明図である。 同じく背面カバーを外した状態の斜視説明図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の要部を説明する模式的説明図である。 同じくミスト処理装置の平面説明図である。 図25のI−I線に沿う断面説明図である。 図27の要部拡大説明図である。 同じくダクトの他の例を示す図27と同様な断面説明図である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の要部を説明する模式的説明図である。 同画像形成装置のミスト処理装置の平面説明図である。 図30のJ−J線に沿う断面説明図である。 同じく整流部材の説明図である。 図32の要部拡大説明図である。 同じくダクトの他の例を示す平面説明図である。 同じくダクトの更に他の例を示す平面説明図である。
符号の説明
1…装置本体
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙(被記録媒体、被搬送部材)
6…排紙搬送部
7…排紙トレイ
11…画像読取部
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
34…帯電ローラ
121…維持回復装置
125…空吐出受け部材
128…廃液ダクト
129…廃液タンク
500…ミスト処理装置
501…ダクト
502…連通路
503…空気流
504…吸引ファン

Claims (13)

  1. 記録液を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査して被記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、前記記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作で吐出された記録液を受ける空吐出受け部材を、前記キャリッジの主走査方向の両端部側に配置し、これらの各空吐出受け部材の内部間を連通させる連通路を形成する連通部材を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記連通部材には前記連通路に空気の流れを発生させる空気流発生手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記空気流発生手段が前記連通部材内の空気を吸引する吸引手段であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記吸引手段の上流側及び下流側の少なくとも一方の側には記録液を捕集する捕集部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記吸引手段は装置本体の背面側に設置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4又は5に記載の画像形成装置において、前記吸引手段の排気方向は装置本体内であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記連通部材で形成される連通路は一直線でないことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記連通部材で形成される連通路は断面積が一定でないことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記連通路の前記空吐出受け部材側の開口部は前記記録ヘッドから吐出される液滴の吐出方向と異なる方向から開口していることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記連通路の前記空吐出受け部材側の開口部は前記空吐出受け部材に空吐出された液滴の着弾位置よりも上側で開口していることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記空吐出受け部材に向けて吐出された記録液の液滴を吸収する吸収部材が交換可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記連通部材の連通路内には記録液を吸収する吸収部材が交換可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記連通部材はユニット化されて装置本体に取り外し可能に装着されていることを特徴とする画像形成装置。
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