JP2019127014A - 液体吐出装置 - Google Patents

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【課題】ダクトの排出口から筐体の外部に排出されるミストにより外部が汚れるのを抑制することができる液体吐出装置の提供。【解決手段】液体吐出装置は、記録媒体に対して液滴を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドによる液滴の吐出に伴い発生するミストを吸引する吸引口11aと当該ミストを排出する排出口とを有するダクト20と、前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体を保持する保持部と、前記保持部から前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体をガイドするガイド部と、前記排出口が設けられた第1壁と、前記第1壁と対向する第2壁と、を備える液体吐出装置であって、前記保持部と前記ガイド部と前記第1壁と前記第2壁とによって囲まれた凹みが装置の外部に形成され、前記凹みへ向けて前記排出口からミストが排出されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
インクジェット方式の記録装置では、記録動作時に吐出ヘッドから滴状のインク(以下、インク滴という。)を吐出することに伴い、インク滴よりも小さい霧状のインクミスト(以下、インクミストという。)が発生する場合がある。ミストが発生すると、その大部分はインク滴が着弾する記録媒体に付着することなく装置内を拡散して装置内の各部に付着する。装置内の各部にミストが付着すると、様々な不具合が生じる。
このような不具合を解消するために、例えば特許文献1には、吸引ダクトと排気ダクトとの間に吸引ファンとフィルタとを備え、吸引ファンにより装置内の空気を吸引して排気ダクトから吸引した空気を排出する構成が開示されている。この構成では、吸引ダクトから吸引した装置内のミストをフィルタにより捕捉している。
特開2009−56666号公報
しかしながら、上記構成では、吸引ダクトと排気ダクトとの間にフィルタを装着しているもののすべてのミストを捕捉することができない。フィルタをすり抜けたミストは、装置外へ排出されてしまう。また、記録装置は、その後方又は側方を壁に近接させて設置される場合が多い。この場合に、装置外へ排出される空気の流速が速い状態で空気が壁に衝突すると、排出されたミストが壁で液化してインクによる汚れを生じることがある。
本発明は、ダクトの排出口から筐体の外部に排出されるミストにより外部が汚れるのを抑制することができる液体吐出装置の提供を目的とする。
本発明の液体吐出装置は、記録媒体に対して液滴を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドによる液滴の吐出に伴い発生するミストを吸引する吸引口と当該ミストを排出する排出口とを有するダクトと、前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体を保持する保持部と、前記保持部から前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体をガイドするガイド部と、前記排出口が設けられた第1壁と、前記第1壁と対向する第2壁と、を備える液体吐出装置であって、前記保持部と前記ガイド部と前記第1壁と前記第2壁とによって囲まれた凹みが装置の外部に形成され、前記凹みへ向けて前記排出口からミストが排出されることを特徴とする。
本発明の液体吐出装置によれば、ダクトの排出口から筐体の外部に排出されるミストにより外部が汚れるのを抑制することができる。
第1実施形態の記録装置を前方側から見た斜視図である。 第1実施形態の記録装置を後方側から見た斜視図である。 図2の記録装置のA−A断面図である。 図2の記録装置のB−B断面図である。 第2実施形態の記録装置を図4の場合と同じ位置で切断した断面図である。
以下、本発明の実施形態について第1及び第2実施形態に分けて説明する。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1は本実施形態のインクジェット記録装置100(以下、記録装置100という。)を前方側から見た斜視図であり、図2は本実施形態の記録装置100を後方側から見た斜視図である。また、図3は図2の記録装置100のA−A断面図であり、図4は図2の記録装置100のB−B断面図である。
以下の説明及び各図のX方向を装置幅方向、Y方向を装置奥行き方向、及び、Z方向を装置高さ方向とする。
記録装置100は、図1及び図2に示すように、筐体1と、ロール紙ホルダ2(保持部の一例)と、アクセスカバー3とを備えている。
筐体1は、図3及び図4に示すように、その内部に後述するプリントヘッド7a(吐出ヘッドの一例)、後述するダクト20等の記録装置100の構成要素を収容している。筐体1の後方側には、図2に示すように、外部に対して開口する凹み50が形成されている。また、筐体1の後方側であってロール紙ホルダ2の両端付近には、それぞれ、後方側に向けて突出する凸部15、16が形成されている。凸部15、16は、図2〜図4に示すように、凹み50の開口縁50aよりも記録装置100の後方側(凹み50の開口縁50aよりも凹み50がある側と反対側)に突出している。
ロール紙ホルダ2は、ロール紙P(媒体の一例)をロール状に保持してロール紙Pの搬送方向(図3の矢印A方向)に沿ってロール紙Pを供給する。ロール紙ホルダ2は、図1〜図3に示すように、記録装置100における後方側かつ上側(後述するプリントヘッド7aよりも上側かつロール紙Pの搬送方向の上流側)に配置されている。アクセスカバー3は、各種メンテナンスのためユーザーにより開閉可能になっている。アクセスカバー3は、図1〜図3に示すように、記録装置100における前方側かつ上側に配置されている。アクセスカバー3と筐体1との間の開口は、プリントヘッド7aにより画像等が記録されたロール紙Pを外部に排出するための排紙口4である(図1参照)。
記録装置100は、図3及び図4に示すように、搬送ローラ対5と、プラテン6と、キャリッジ7と、プリントヘッド7aと、電気基板8と、電装ボックス9と、給紙ガイド10(ガイド部の一例)と、ダクト20とを備えている。
搬送ローラ対5は、装置奥行き方向におけるロール紙ホルダ2と排紙口4との間に配置され(図3参照)、ロール紙ホルダ2から排紙口4へロール紙Pを搬送方向に沿って搬送する。プラテン6は、装置奥行き方向における搬送ローラ対5と排紙口4との間に配置され(図3及び図4参照)、ロール紙Pを裏面側から支持する。キャリッジ7は、図3に示すように、プラテン6と対向するようにプラテン6の上側に配置されている。キャリッジ7には、搬送方向に沿って搬送されるロール紙Pにインク滴(図示省略、液滴の一例)を吐出するプリントヘッド7aが搭載されている。キャリッジ7は、装置幅方向に往復移動するようになっている。プリントヘッド7aは、キャリッジ7による装置幅方向への往復移動に伴い、プラテン6に支持されたロール紙Pにインク滴を吐出してロール紙Pに画像等を記録するようになっている。なお、インク滴を構成するインクは、インク以外の液体であってもよい。
図2及び図3に示すように、ロール紙ホルダ2の下側には、電装ボックス9が配置されている。電装ボックス9の内部には、記録装置100の各構成要素を動作させるための電源及びCPUを搭載した電気基板8が平置きされた状態で収容されている(図3参照)。電装ボックス9は、その内部に収容する電気基板8をその外部から遮蔽する機能を有する。なお、電装ボックス9は、図2〜図4に示すように、上面9aと、背面9bを有する。
図3に示すように、装置奥行き方向におけるロール紙ホルダ2と搬送ローラ対5との間、別言すると、ロール紙ホルダ2とプリントヘッド7aとの間には、給紙ガイド10が配置されている。給紙ガイド10は、搬送方向に沿ってロール紙ホルダ2から搬送ローラ対5に亘って搬送されるロール紙Pをガイドするようになっている。
記録装置100の記録動作が開始されると、ロール紙ホルダ2からロール紙Pが搬送方向に沿って供給され、ロール紙Pは搬送ローラ対5によりプラテン6上に搬送される。プラテン6上に搬送されたロール紙Pには、装置幅方向に往復移動するキャリッジ7に搭載されたプリントヘッド7aから画像情報に基づいてインク滴が吐出されることで画像が記録される。そして、画像が記録されたロール紙Pは搬送ローラ対5により搬送方向に沿って搬送されて排紙口4から筐体1の外部に排出される。なお、排出されたロール紙Pは、不図示のカッターにより切断されて、記録動作が終了する。
なお、ダクト20は、記録装置100による記録動作時に作動する。
次に、ダクト20について図2〜図4を参照して説明する。
ダクト20は、筐体1の内部においてプリントヘッド7aによるインク滴の吐出に伴い発生するミストを後述する吸引口11aで吸引して後述する排出口12で筐体1の外部に排出する機能を有する。ダクト20は、図4に示すように、吸引ダクト11と、吸引ファン13と、排気ダクト14とを有している。図4における複数の矢印は、ダクト20により吸引されて排出されるミストの流れを示している。
吸引ダクト11は、図3に示すように、装置奥行き方向において、プリントヘッド7aと排紙口4との間であって、搬送されるロール紙Pの搬送経路の上側に配置されている。吸引ダクト11は、長尺とされ、その長手方向を装置幅方向に沿わせた状態で配置されている。図4に示すように、吸引ダクト11におけるプリントヘッド7aと対向する面には、その長手方向の中央側及び両端側に3ヶ所の吸引口11aが形成されている。吸引ダクト11の長手方向における一端は塞がっており、他端は開口している。吸引ダクト11の開口している他端には、吸引ファン13が接続されている。
排気ダクト14は、図4に示すように、長尺とされ、その長手方向を装置奥行き方向に沿わせた状態で配置されている。排気ダクト14は、その両端が開口しかつ両端側がそれぞれ屈曲している。排気ダクト14の一端には吸引ファン13が接続されている。排気ダクト14の他端は排出口12とされている。すなわち、ダクト20は、吸引口11aから排出口12に亘る範囲の少なくとも一部が屈曲している。排出口12は、図2〜図4に示すように、筐体1に形成されている凹み50に向けて開口している。具体的には、排出口12は、装置幅方向の両側で凹み50を挟んでいる一対の対向壁17a、17bの一方の壁17a(第1壁の一例)で開口している。一対の対向壁17a、17bは、筐体1の一部を構成している。なお、前述した説明も考慮すると、凹み50は、一対の対向壁17a、17bと、ロール紙Pが巻き付けられた状態のロール紙ホルダ2と、電装ボックス9の上面9aと、給紙ガイド10とに囲まれて構成されている。すなわち、凹み50は、少なくとも一対の対向壁17a、17bに囲まれている。凹み50は、少なくともロール紙ホルダ2と給紙ガイド10とに囲まれている。凹み50は、電装ボックス9の上側に形成されている。
記録装置100の記録動作が開始されると、吸引ファン13が駆動されて回転する。これにより吸引ダクト11内が負圧になり、プリントヘッド7aによるインク滴の吐出に伴い発生したミストは各吸引口11aから吸引される。各吸引口11aから吸引されたミストは、吸引ファン13を通過して排気ダクト14に送り込まれて、排出口12から凹み50の内部(凹み50内の空間)に排出される。別言すると、ミストは、一対の対向壁17a、17bのうちの壁17aで開口する排出口12から壁17b(第2壁の一例)に向けて排出される。そして、記録動作の終了に伴い、ダクト20による吸引排出動作も終了する。
なお、吸引ダクト11に吸引されたすべてのミストが排出口12から排出されるわけではなく、一部のミストは吸引ダクト11及び排気ダクト14の内壁面に衝突することで液化する。そのため、排出口12から排出されるミストの量は、吸引口11aから吸引されたミストの量よりも減っている。
次に、本実施形態の効果について説明する。ここで、記録装置100は、図4に示すように、壁面Wにその後方を近接させて配置されていると仮定する。
本実施形態のダクト20は、吸引口11aから吸引したミストを排出口12から排出する際に、ミストを凹み50の内部に排出する(図2〜図4参照)。凹み50の断面積はダクト20の断面積よりも大きいため、凹み50の内部に排出されたミストの流速は、排気ダクト14内での流速よりも低くなる。したがって、排出口12から速い流速でミストを排出する構成と比べて、壁面Wにミストが付着しにくい。
本実施形態の場合、図4に示すように、ダクト20の排出口12は、一対の対向壁17a、17bのうちの壁17aで開口している。そして、排出口12は壁17a側から壁17b側に向けてミストを排出する。すなわち、本実施形態の場合、ミストの排出方向が壁面Wに向いていない。したがって、本実施形態の記録装置100は、ミストの排出方向が壁面Wに向いている構成(図示省略)に比べて、壁面Wをミストで汚し難い。なお、本実施形態の場合、凹み50の内部は、ミストの排出方向に沿って長尺とされている。そのため、排出口12から排出されたミストが長尺な凹み50の内部を排出方向に沿って移動するため、ミストの流速が徐々に落ちる点で特に有効である。
本実施形態の排気ダクト14は、図4に示すように、屈曲している。そのため、吸引口11aから吸気されたミストは、排気ダクト14の屈曲部分における内壁面に衝突して液化し易い。したがって、本実施形態の記録装置100は、ダクト20における吸引口11aから排出口12に亘る範囲の一部が屈曲しているため、排出口12から排出されるミストの量を減らすことができる。また、本実施形態の記録装置100は、ダクト20の屈曲部分の内壁面にミストを衝突させることにより、排出口12から排出されるミストの排出速度を低くすることができる。
本実施形態の凹み50は、図2及び図3に示すように、ロール紙Pが巻き付けられた状態のロール紙ホルダ2と、給紙ガイド10と用いて形成されている。すなわち、記録装置100として必要な構成要素を利用して凹み50を構成している。したがって、本実施形態の記録装置100は、部品点数を削減することができる。
本実施形態の凹み50は、図2及び図3に示すように、ロール紙ホルダ2の下側に配置されている電装ボックス9の上側に形成されている。すなわち、記録装置100として必要な構成要素を利用して凹み50を構成している。したがって、本実施形態の記録装置100は、部品点数を削減することができる。
本実施形態の電装ボックス9の内部には、電気基板8が平置きされている。そのため、電気基板8を縦置きする場合と比較して電装ボックス9の高さを低くすることができ、凹み50を大きく設定することができる。これに伴い、本実施形態では、凹み50を大きく設定できる分、排出口12から排出されたミストの流速を低くすることできる。したがって、本実施形態の記録装置100は、凹み50を大きく設定できる分、壁面Wをミストで汚し難い。また、流速が低くなったミストが凹み50の内部で落下しても、電装ボックス9の上面9aで受けることができ、記録装置100を設置している床がミストで汚れるのも抑制される。
本実施形態の筐体1は、図2〜図4に示すように、凸部15、16を有することで、凹み50の開口縁50aよりも後方側に突出している。ここで、仮に本実施形態の筐体1に凸部15、16がなく、凹み50の開口縁50a又は電装ボックス9の背面9bが装置奥行き方向の奥側端部になると仮定する。この仮定の場合、筐体1はより壁面Wに近接して配置され得る。この仮定の場合、本実施形態の場合に比べて、開口縁50aから壁面Wまでの距離が短い。そのため、この仮定の場合、壁面Wにより凹み50が占める空間が小さくなり、壁面Wをミストで汚し易い。これに対して、本実施形態の場合、凸部15、16により、上記仮定の場合に比べて、開口縁50aから壁面Wまでの距離が長い。したがって、本実施形態の記録装置100は、凸部15、16を有することにより、凹み50の空間を大きくすることができ、壁面Wをミストで汚し難い。
本実施形態の排気ダクト14は、図2〜図4に示すように、ダクト20にミストを回収するためのフィルタが設けられていない。そのため、本実施形態の記録装置100は、安価で、吸引効率が低下し難い。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成要素については第1実施形態の場合と同じ符号を用いている。
図5は、本実施形態のインクジェット記録装置100A(以下、記録装置100Aという。)を、第1実施形態の図4の場合と同じように、本実施形態の記録装置100Aを図4の場合と同じ位置で切断した上面図である。記録装置100Aは、液体吐出装置の他の一例である。
本実施形態の記録装置100Aの第1実施形態の記録装置100との違いは、一対の対向壁17a、17bのうちの壁17bに貫通穴30が形成されている点である。貫通穴30は、筐体1の内部と外部とを連通している。
第1実施形態の場合、排出口12から排出されたミストは、壁17a側から壁17b側に向けて凹み50の内部を移動する。ここで、例えば、設置可能なロール紙Pの幅が小さい記録装置の場合、壁17aから壁17bまでの距離が短くなる分、排出口12から排出されるミストが壁17bに衝突し、さらに壁17bに衝突したミストの一部が壁面Wに付着する虞がある。
しかしながら、本実施形態の記録装置100Aの場合、壁17bに貫通穴30が形成されている。そのため、本実施形態の場合、設置可能なロール紙Pの幅が小さい記録装置の場合であっても、排出口12から排出されるミストの少なくとも一部を壁17bに衝突させずに貫通穴30から再度筐体1の内部に導くことができる。したがって、本実施形態の記録装置100Aは、第1実施形態の記録装置100に比べて、壁面Wをミストで汚し難い。
なお、前述のとおり、本実施形態の場合、排出口12から排出されたミストの少なくとも一部は貫通穴30から再度筐体1の内部に導かれる。そのため、本実施形態の場合、仮に凸部15、16を設けずより壁面Wに近接するように記録装置100を設置しても、壁面Wがインクで汚れ難い。そこで、本実施形態の場合、凸部15、16を必ずしも設ける必要はない。
以上のとおり、本発明について前述の各実施形態を例として説明したが、本発明の技術的範囲は前述の各実施形態に限定されるものではない。
例えば、媒体の一例をロール紙Pとしたが、媒体の一例はカット紙等であってもよい。この場合、凹み50を構成するロール紙ホルダ2に換えてカット紙を収容する紙カセット(図示省略)としてもよい。
液体吐出装置の一例である記録装置100、100Aは、プリンタ、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどの装置に適用可能である。さらには、各種処理装置と複合的に組み合わせた産業記録装置に適用可能である。例えば、バイオチップ作製、電子回路印刷、半導体基板作製、3Dプリンタなどの用途としても用いることができる。
1 筐体
7a プリントヘッド(吐出ヘッドの一例)
20 ダクト
50 凹み
100 インクジェット記録装置(液体吐出装置の一例)
100A インクジェット記録装置(液体吐出装置の一例)
P ロール紙(媒体の一例)

Claims (5)

  1. 記録媒体に対して液滴を吐出する吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドによる液滴の吐出に伴い発生するミストを吸引する吸引口と当該ミストを排出する排出口とを有するダクトと、
    前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体を保持する保持部と、
    前記保持部から前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体をガイドするガイド部と、
    前記排出口が設けられた第1壁と、
    前記第1壁と対向する第2壁と、を備える液体吐出装置であって、
    前記保持部と前記ガイド部と前記第1壁と前記第2壁とによって囲まれた凹みが装置の外部に形成され、
    前記凹みへ向けて前記排出口からミストが排出されることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第2壁には、装置の内部に連通する貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記ダクトは、前記吸引口から前記排出口に亘る範囲の少なくとも一部が屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記保持部の下側に配置され、内部に電気基板が平置きされている電装ボックスを備え、
    前記凹みは、前記電装ボックスの上側に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記凹みの開口縁よりも前記凹みがある側と反対側に突出している凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の液体吐出装置。
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