JP2019127014A - 液体吐出装置 - Google Patents
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このような不具合を解消するために、例えば特許文献1には、吸引ダクトと排気ダクトとの間に吸引ファンとフィルタとを備え、吸引ファンにより装置内の空気を吸引して排気ダクトから吸引した空気を排出する構成が開示されている。この構成では、吸引ダクトから吸引した装置内のミストをフィルタにより捕捉している。
まず、第1実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1は本実施形態のインクジェット記録装置100(以下、記録装置100という。)を前方側から見た斜視図であり、図2は本実施形態の記録装置100を後方側から見た斜視図である。また、図3は図2の記録装置100のA−A断面図であり、図4は図2の記録装置100のB−B断面図である。
以下の説明及び各図のX方向を装置幅方向、Y方向を装置奥行き方向、及び、Z方向を装置高さ方向とする。
筐体1は、図3及び図4に示すように、その内部に後述するプリントヘッド7a(吐出ヘッドの一例)、後述するダクト20等の記録装置100の構成要素を収容している。筐体1の後方側には、図2に示すように、外部に対して開口する凹み50が形成されている。また、筐体1の後方側であってロール紙ホルダ2の両端付近には、それぞれ、後方側に向けて突出する凸部15、16が形成されている。凸部15、16は、図2〜図4に示すように、凹み50の開口縁50aよりも記録装置100の後方側(凹み50の開口縁50aよりも凹み50がある側と反対側)に突出している。
ロール紙ホルダ2は、ロール紙P(媒体の一例)をロール状に保持してロール紙Pの搬送方向(図3の矢印A方向)に沿ってロール紙Pを供給する。ロール紙ホルダ2は、図1〜図3に示すように、記録装置100における後方側かつ上側(後述するプリントヘッド7aよりも上側かつロール紙Pの搬送方向の上流側)に配置されている。アクセスカバー3は、各種メンテナンスのためユーザーにより開閉可能になっている。アクセスカバー3は、図1〜図3に示すように、記録装置100における前方側かつ上側に配置されている。アクセスカバー3と筐体1との間の開口は、プリントヘッド7aにより画像等が記録されたロール紙Pを外部に排出するための排紙口4である(図1参照)。
搬送ローラ対5は、装置奥行き方向におけるロール紙ホルダ2と排紙口4との間に配置され(図3参照)、ロール紙ホルダ2から排紙口4へロール紙Pを搬送方向に沿って搬送する。プラテン6は、装置奥行き方向における搬送ローラ対5と排紙口4との間に配置され(図3及び図4参照)、ロール紙Pを裏面側から支持する。キャリッジ7は、図3に示すように、プラテン6と対向するようにプラテン6の上側に配置されている。キャリッジ7には、搬送方向に沿って搬送されるロール紙Pにインク滴(図示省略、液滴の一例)を吐出するプリントヘッド7aが搭載されている。キャリッジ7は、装置幅方向に往復移動するようになっている。プリントヘッド7aは、キャリッジ7による装置幅方向への往復移動に伴い、プラテン6に支持されたロール紙Pにインク滴を吐出してロール紙Pに画像等を記録するようになっている。なお、インク滴を構成するインクは、インク以外の液体であってもよい。
図3に示すように、装置奥行き方向におけるロール紙ホルダ2と搬送ローラ対5との間、別言すると、ロール紙ホルダ2とプリントヘッド7aとの間には、給紙ガイド10が配置されている。給紙ガイド10は、搬送方向に沿ってロール紙ホルダ2から搬送ローラ対5に亘って搬送されるロール紙Pをガイドするようになっている。
なお、ダクト20は、記録装置100による記録動作時に作動する。
ダクト20は、筐体1の内部においてプリントヘッド7aによるインク滴の吐出に伴い発生するミストを後述する吸引口11aで吸引して後述する排出口12で筐体1の外部に排出する機能を有する。ダクト20は、図4に示すように、吸引ダクト11と、吸引ファン13と、排気ダクト14とを有している。図4における複数の矢印は、ダクト20により吸引されて排出されるミストの流れを示している。
なお、吸引ダクト11に吸引されたすべてのミストが排出口12から排出されるわけではなく、一部のミストは吸引ダクト11及び排気ダクト14の内壁面に衝突することで液化する。そのため、排出口12から排出されるミストの量は、吸引口11aから吸引されたミストの量よりも減っている。
次に、第2実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成要素については第1実施形態の場合と同じ符号を用いている。
図5は、本実施形態のインクジェット記録装置100A(以下、記録装置100Aという。)を、第1実施形態の図4の場合と同じように、本実施形態の記録装置100Aを図4の場合と同じ位置で切断した上面図である。記録装置100Aは、液体吐出装置の他の一例である。
本実施形態の記録装置100Aの第1実施形態の記録装置100との違いは、一対の対向壁17a、17bのうちの壁17bに貫通穴30が形成されている点である。貫通穴30は、筐体1の内部と外部とを連通している。
なお、前述のとおり、本実施形態の場合、排出口12から排出されたミストの少なくとも一部は貫通穴30から再度筐体1の内部に導かれる。そのため、本実施形態の場合、仮に凸部15、16を設けずより壁面Wに近接するように記録装置100を設置しても、壁面Wがインクで汚れ難い。そこで、本実施形態の場合、凸部15、16を必ずしも設ける必要はない。
例えば、媒体の一例をロール紙Pとしたが、媒体の一例はカット紙等であってもよい。この場合、凹み50を構成するロール紙ホルダ2に換えてカット紙を収容する紙カセット(図示省略)としてもよい。
液体吐出装置の一例である記録装置100、100Aは、プリンタ、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどの装置に適用可能である。さらには、各種処理装置と複合的に組み合わせた産業記録装置に適用可能である。例えば、バイオチップ作製、電子回路印刷、半導体基板作製、3Dプリンタなどの用途としても用いることができる。
7a プリントヘッド(吐出ヘッドの一例)
20 ダクト
50 凹み
100 インクジェット記録装置(液体吐出装置の一例)
100A インクジェット記録装置(液体吐出装置の一例)
P ロール紙(媒体の一例)
Claims (5)
- 記録媒体に対して液滴を吐出する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドによる液滴の吐出に伴い発生するミストを吸引する吸引口と当該ミストを排出する排出口とを有するダクトと、
前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体を保持する保持部と、
前記保持部から前記吐出ヘッドへ供給される記録媒体をガイドするガイド部と、
前記排出口が設けられた第1壁と、
前記第1壁と対向する第2壁と、を備える液体吐出装置であって、
前記保持部と前記ガイド部と前記第1壁と前記第2壁とによって囲まれた凹みが装置の外部に形成され、
前記凹みへ向けて前記排出口からミストが排出されることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2壁には、装置の内部に連通する貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記ダクトは、前記吸引口から前記排出口に亘る範囲の少なくとも一部が屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
- 前記保持部の下側に配置され、内部に電気基板が平置きされている電装ボックスを備え、
前記凹みは、前記電装ボックスの上側に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記凹みの開口縁よりも前記凹みがある側と反対側に突出している凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の液体吐出装置。
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JP2018011744A JP6961503B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | 液体吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018011744A JP6961503B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | 液体吐出装置 |
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Family Applications (1)
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JPH10151731A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-09 | Canon Inc | 液体噴射記録装置 |
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2018
- 2018-01-26 JP JP2018011744A patent/JP6961503B2/ja active Active
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