JP2006072372A - 液晶パネル用基板及び液晶パネル - Google Patents
液晶パネル用基板及び液晶パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006072372A JP2006072372A JP2005255670A JP2005255670A JP2006072372A JP 2006072372 A JP2006072372 A JP 2006072372A JP 2005255670 A JP2005255670 A JP 2005255670A JP 2005255670 A JP2005255670 A JP 2005255670A JP 2006072372 A JP2006072372 A JP 2006072372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- layer
- liquid crystal
- transferred
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
【解決手段】第1の基板10上の画素領域12に、アモルファスシリコンTFT30を形成し、端子となる部分を露出させて第1の電極露出部22とする。第2の基板100を用いて、駆動回路14,16の能動素子である多結晶シリコンTFTと、それに接続された第2の電極配線群を含む被転写層140を形成し、端子となる部分を露出させて第2の電極露出部141とする。この第1,第2の電極露出部22,141が導通する位置関係にて、第1の基板10上に被転写層140を接合した後、被転写層140より第2の基板100を除去する。
【選択図】 図20
Description
前記第1の基板上の前記画素領域に、第1の半導体装置をスイッチング素子とする複数の画素と、該複数の画素に接続された第1の電極配線群とを形成し、前記第1の電極配線群の端子となる部分を露出させて第1の電極露出部とする第1工程と、
前記第1の基板とは異なる第2の基板を用いて、前記駆動回路の能動素子であって半導体層が単結晶または多結晶シリコンである複数の第2の半導体装置と、該複数の第2の半導体装置に接続された第2の電極配線群とを含む被転写層を形成し、前記第2の電極配線群の端子となる部分を露出させて第2の電極露出部とする第2工程と、
前記第1,第2の電極露出部が導通する位置関係にて、前記第1の基板上に前記被転写層を転写する第3工程と、
を有することを特徴とする。
前記第2工程は、前記第2の半導体装置及び第2の電極配線群を、前記第1の設計ルールよりも最小線幅が小となる第2の設計ルールに従って形成することを特徴とする。
前記転写基板とは異なる第1の製造用基板を用いて、第1の半導体装置をスイッチング素子とする複数の画素と、該複数の画素に接続された第1の電極配線群とをを含む第1の被転写層を形成し、前記第1の電極配線群の端子となる部分を露出させて第1の電極露出部とする第1工程と、
前記転写基板とは異なる第2の製造用基板を用いて、前記駆動回路の能動素子であってかつ半導体層が単結晶または多結晶である複数の第2の半導体装置と、該複数の第2の半導体装置に接続された第2の電極配線群とを含む第2の被転写層を形成し、前記第2の電極配線群の端子となる部分を露出させて第2の電極露出部とする第2工程と、
前記転写基板上に、配線層を形成する第3の工程と、
前記転写基板上に形成された配線層に対して、第1,第2の電極露出部が対向する位置関係にて、前記転写基板上に前記第1,第2の被転写層を転写する第4工程と、
少なくとも前記第1の製造用基板を、前記第1の被転写層より除去する第5工程と、
を有することを特徴とする。
図1〜図6は、本発明の第1の実施の形態に係るアクティブマクリクスの製造方法を示す図である。本実施の形態では、図1に示すように、透明基板10上に、例えばアモルファスシリコンTFTをスイッチング素子とする画素を備えた画素領域12を形成しておく。その後に、この画素領域12のゲート線を駆動する第1のドライバ14と、画素領域12のソース線を駆動する第2のドライバ16とを、透明基板10上に転写して、アクティブマトリクス基板18を製造するものである。なお、画素領域12にはアモルファスシリコンTFTに限らず、例えばポリシリコンTFTを形成しても良い。ポリシリコンTFTは、オフ時のリーク電流がアモルファスシリコンTFTよりも低い欠点はあるが、低温プロセスの発達により低温度にて歩留まりが高く形成でき、装置コストを低減できる点で優れている。
図2に模式的に示すように、まず透明基板10上に、アモルファスシリコンTFTをスイッチング素子とする複数の画素から成るアクティブマトリクス層20を形成する。なお、このアクティブマトリクス層20の詳細については後述する。このとき、各々のアモルファスシリコンTFTのゲートに接続されたゲート配線層と、そのソースに接続されたソース配線層とは、その端部が露出され、図2に示す露出端部22となっている。
図3(A)に模式的に示すように、基板100上に分離層(光吸収層)120を形成する。
基板100は、光が透過し得る透光性を有するものを使用する。
分離層120は、照射される光を吸収し、その層内および/または界面において剥離(以下、「層内剥離」、「界面剥離」と言う)を生じるような性質を有するものであり、好ましくは、光の照射により、分離層120を構成する物質の原子間または分子間の結合力が消失または減少すること、すなわち、アブレーションが生じて層内剥離および/または界面剥離に至るものがよい。
このアモルファスシリコン中には、水素(H)が含有されていてもよい。この場合、Hの含有量は、2原子%以上程度であるのが好ましく、2〜20原子%程度であるのがより好ましい。このように、水素(H)が所定量含有されていると、光の照射によって水素が放出され、分離層120に内圧が発生し、それが上下の薄膜を剥離する力となる。アモルファスシリコン中の水素(H)の含有量は、成膜条件、例えばCVDにおけるガス組成、ガス圧、ガス雰囲気、ガス流量、温度、基板温度、投入パワー等の条件を適宜設定することにより調整することができる。
酸化ケイ素としては、SiO、SiO2、Si3O2が挙げられ、ケイ酸化合物としては、例えばK2SiO3、Li2SiO3、CaSiO3、ZrSiO4、Na2SiO3が挙げられる。
D.窒化珪素、窒化アルミ、窒化チタン等の窒化物セラミックス
E.有機高分子材料
有機高分子材料としては、−CH−、−CO−(ケトン)、−CONH−(アミド)、−NH−(イミド)、−COO−(エステル)、−N=N−(アゾ)、ーCH=N−(シフ)等の結合(光の照射によりこれらの結合が切断される)を有するもの、特に、これらの結合を多く有するものであればいかなるものでもよい。また、有機高分子材料は、構成式中に芳香族炭化水素(1または2以上のベンゼン環またはその縮合環)を有するものであってもよい。
金属としては、例えば、Al,Li,Ti,Mn,In,Sn,Y,La,Ce,Nd,Pr,Gd,Smまたはこれらのうちの少なくとも1種を含む合金が挙げられる。
次に、図3(B)に示すように、分離層120上に、被転写層(薄膜デバイス層)140を形成する。
次に、図4に示すように、薄膜デバイス層140を、透明基板10上に導電性接着層160を介して接着する。このとき、透明基板10上に予め形成されたアクティブマトリクス層20の露出端部22と、薄膜デバイス層140の露出端部141とが対向される。
次に、図5に示すように、基板100の裏面側から光を照射する。
次に、残存している分離層120を、例えば洗浄、エッチング、アッシング、研磨等の方法またはこれらを組み合わせた方法により除去する。これにより、図6に示すように、被転写層(薄膜デバイス層)140が、透明基板10に転写され、透明基板10上には、画素領域12に加えて、ドライバ14,16が搭載されることになる。しかも、ドライバ14,16と画素領域12とは、上述した露出端部22,141同士が導電性接着層160にて電気的に接続されている。従って、転写後に煩雑な配線作業を省力することができる。
第1の実施の形態にて説明したアクティブマトリクス基板及びそれを用いた液晶パネルのより具体的な製造プロセスの例を、図9〜図20を用いて説明する。
図9は、透明基板10上にアクティブマトリクス層20を形成した後の状態を示している。このアクティブマトリクス層20は、複数のボトム・ゲート型のアモルファスシリコンTFT30を含んでいるが、図9では一つの画素12aに設けられた一つのアモルファスシリコンTFT30を示している。
図10に示すように、透光性基板(例えば石英基板)100上に、分離層(例えば、LPCVD法により形成されたアモルファスシリコン層)120と、中間層(例えば、SiO2膜)142と、アモルファスシリコン層(例えばLPCVD法により形成される)143とを順次に積層形成し、続いて、アモルファスシリコン層143の全面に上方からレーザー光を照射し、アニールを施す。これにより、アモルファスシリコン層143は再結晶化してポリシリコン層となる。なお、この場合のレーザアニールをビームスキャンによって実施する場合には、上述の分離層120へのビームスキャンとは異なり、各回のビームのビーム中心同士が重なるように、同一箇所に2度以上光照射されることが好ましい。
続いて、図11に示すように、レーザーアニールにより得られたポリシリコン層をパターニングして、アイランド144a,144bを形成する。
図12に示すように、アイランド144a,144bを覆うゲート絶縁膜148a,148bを、例えば、CVD法により形成する。
図13に示すように、ポリシリコンあるいはメタル等からなるゲート電極150a,150bを形成する。
図14に示すように、ポリイミド等からなるマスク層170を形成し、ゲート電極150bおよびマスク層170をマスクとして用い、セルフアラインで、例えばボロン(B)のイオン注入を行う。これによって、p+層172a,172bが形成される。
図15に示すように、ポリイミド等からなるマスク層174を形成し、ゲート電極150aおよびマスク層174をマスクとして用い、セルフアラインで、例えばリン(P)のイオン注入を行う。これによって、n+層146a,146bが形成される。
図16に示すように、層間絶縁膜154を形成し、選択的にコンタクトホール形成後、電極152a〜152dを形成する。
次に、図17に示すように、層間絶縁膜154上に保護膜174を形成する。このとき、アモルファスシリコン層20の露出端部22と電気的に接続される電極の端部は、保護膜174に覆われない露出端部とされる。図17では、電極152aの露出端部141を示している。
上述した被転写層140は、図18に示すように、一枚の半導体ウエハ180に多数同時に製造することができる。そこで、この半導体ウエハ180をプローブ装置にセットし、半導体ウエハ180上の各々被転写層140の露出端部141に触針をコンタクトして、各々の被転写層140の電気的特性検査を実施する。そして、不良と判定された被転写層140にはインカーまたはスクラッチ針などにてマーキングする。
図19に示すように、透明基板10上及び露出端部22上に、ACF160を形成、次に、そのACF160を介して、良品の被転写層140を貼り付け、熱と圧力とにより接着する。このとき、アクティブマトリクス層20の露出端部22と、被転写層140の露出端部141とは、ACF160中の導電粒子161を介して導通される。被転写層140は、透明基板10に搭載する数分だけ貼り付けられ、本実施の形態では2つの被転写層140が透明基板10に貼り付けられる。
図20に示すように、透光性基板100の裏面から、例えば、Xe−Clエキシマレーザー光を照射する。これにより、分離層120の層内および/または界面において剥離を生じせしめる。この結果、分離層120の結合力が低下するので、この分離層120を境として、被転写層140より基板100を引き剥がす。
さらに、分離層120をエッチングにより除去する。これにより、図1に示すように、アクティブマトリクス層30から成る画素領域12が形成された透明基板10上に、ドライバ14,16が転写され、アクティブマトリクス基板18が完成する。
最後に、このアクティブマトリクス基板18を用いて、図21のように組み立てて液晶パネルを製造する。
本実施の形態は、図23に示すように、転写体である透明基板300上に、画像表示領域部12と、ドライバ例えば2つのドライバ14,16を転写して、アクティブマトリクス基板310を製造するものである。このとき、透明基板300上には予め配線パタンーン302が形成されており、画素領域12、ドライバ14,16は、配線パンータ302と導通するようにして転写される。
図24は、画素領域12の元となるアモルファスシリコンTFT30を含む被転写層400の製造工程を示している。ここで、被転写層400とは、ゲート電極40、ゲート絶縁膜42、チャンネルとなるアモルファスシリコン層44、チャンネル保護膜46、ソース・ドレインとなるn+型アモルファスシリコン層48,50、ソース電極52、ドレイン電極54、透明画素電極56、パッシベーション膜58及び後述する中間層59である。
次に、図25に示すように、被転写層400上に、第2分離層として例えば熱溶融性接着層410を形成する。このとき、アモルファスシリコンTFTの表層に生じていた段差が、熱溶融性接着剤410により平坦化される。
さらに、図25に示すように、第2分離層である熱溶融性接着層410の上に、一次転写体420を接着する。この一次転写体420は、被転写層400の製造後に接着されるものであるので、被転写層400の製造時のプロセス温度などに対する制約はなく、常温時に保型性さえあればよい。本実施の形態ではガラス基板、合成樹脂など、比較的安価で保型性のある材料を用いている。
次に、図26に示すように、透明基板402の裏面側から光を照射する。
次に、被転写層400の下面に残存している第1分離層404を、例えば洗浄、エッチング、アッシング、研磨等の方法またはこれらを組み合わせた方法により除去する。これにより、図27に示すように、被転写層(薄膜デバイス層)400が、一次転写体420に一次転写されたことになる。このとき、ソース電極52の一部は、コンタクトホール53を介して露出して、露出端部22が形成される。ゲート電極40の一部も同様に露出される。
次に、図28に示すように、被転写層400を、透明基板300上に導電性接着層430を介して接着する。このとき、透明基板300上に予め形成された配線パンータ302と、被転写層400の露出端部22とが対向される。
次に、熱溶融性樹脂層410を熱により溶融させ、この熱溶融性樹脂層410を境にして、被転写層400を一次転写体420より引き剥がす。さらに、TFTの下面に残存している熱溶融性樹脂層410を、例えば有機溶剤により除去する。これにより、図29の右側に示すように、被転写層400が二次転写体である透明基板300に転写される。この図29のの右側の状態は、図24に示す基板402及び第1分離層404を、二次転写体である透明基板300及び手導電性接着層430に置き換えたものと同じとなる。従って、TFTの製造工程に用いた基板402に対する被転写層400の積層関係が、二次転写体である透明基板300上にて確保される。このため、透明電極56が露出され、アクティブマトリクス基板として利用できる。
次に、図29の左側に示すように、ドライバ14,16に対応する被転写層140を、透明基板300上に導電性接着層440を介して接着する。このとき、透明基板300上に予め形成された配線パンータ302と、被転写層140の露出端部141とが対向される。
図29の左側に示すように、基板100の裏面から、例えば、Xe−Clエキシマレーザー光を照射する。これにより、分離層120の層内および/または界面において剥離を生じせしめる。この結果、分離層120の結合力が低下するので、この分離層120を境として、被転写層140より基板100を引き剥がす。
さらに、分離層120をエッチングにより除去する。これにより、図23に示すように、透明基板300上にて、かつ配線パターン302と導通された状態にて、画素領域12及びドライバ14,16が転写され、アクティブマトリクス基板310が完成する。
最後に、このアクティブマトリクス基板310を用いて、図21のように組み立てて液晶パネルを製造する。この際、図30の通り、アクティブマトリクス基板310と対向基板230とがシール材貼り合わされて、その間に液晶236を封入する封入工程が実施される。
次に、ドライバ14,16の製造に関する具体的実施例について説明する。
(実施例1)
縦50mm×横50mm×厚さ1.1mmの石英基板(軟化点:1630℃、歪点:1070℃、エキシマレーザの透過率:ほぼ100%)を用意し、この石英基板の片面に、分離層(レーザ光吸収層)として非晶質シリコン(a−Si)膜を低圧CVD法(Si2H6ガス、425℃)により形成した。分離層の膜厚は、100nmであった。
分離層を、H(水素)を20at%含有する非晶質シリコン膜とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
分離層を、スピンコートによりゾル−ゲル法で形成したセラミックス薄膜(組成:PbTiO3、膜厚:200nm)とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
分離層を、スパッタリングにより形成したセラミックス薄膜(組成:BaTiO3、膜厚:400nm)とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
分離層を、レーザ−アブレーション法により形成したセラミックス薄膜(組成:Pb(Zr,Ti)O3(PZT)、膜厚:50nm)とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
分離層を、スピンコートにより形成したポリイミド膜(膜厚:200nm)とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
分離層を、スピンコートにより形成したポリフェニレンサルファイド膜(膜厚:200nm)とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
分離層を、スパッタリングにより形成したAl層(膜厚:300nm)とした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
照射光として、Kr−Fエキシマレーザ(波長:248nm)を用いた以外は実施例2と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。なお、照射したレーザのエネルギー密度は、250mJ/cm2、照射時間は、20nsecであった。
照射光として、Nd−YAIGレーザ(波長:1068nm)を用いた以外は実施例2と同様にして薄膜トランジスタの転写を行った。なお、照射したレーザのエネルギー密度は、400mJ/cm2、照射時間は、20nsecであった。
被転写層として、高温プロセス1000℃によるポリシリコン膜(膜厚80nm)の薄膜トランジスタとした以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、ポリカーボネート(ガラス転移点:130℃)製の透明基板を用いた以外は実施例1と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、AS樹脂(ガラス転移点:70〜90℃)製の透明基板を用いた以外は実施例2と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
(実施例14)
転写体として、ポリメチルメタクリレート(ガラス転移点:70〜90℃)製の透明基板を用いた以外は実施例3と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、ポリエチレンテレフタレート(ガラス転移点:67℃)製の透明基板を用いた以外は、実施例5と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、高密度ポリエチレン(ガラス転移点:77〜90℃)製の透明基板を用いた以外は実施例6と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、ポリアミド(ガラス転移点:145℃)製の透明基板を用いた以外は実施例9と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、エポキシ樹脂(ガラス転移点:120℃)製の透明基板を用いた以外は実施例10と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
転写体として、ポリメチルメタクリレート(ガラス転移点:70〜90℃)製の透明基板を用いた以外は実施例11と同様にして、薄膜トランジスタの転写を行った。
18,310 アクティブマトリクス基板、 20 アクティブマトリクス層、
22 露出端部(電極露出部)、 30 アモルファスシリコンTFT
32,34 ポリシリコンTFT、 56 画素電極、 59 第1分離層、
100 基板(第2の基板,第2の製造用基板)、
120 分離層(レーザー吸収層)、 140 被転写層、
141 露出端部(電極露出部)、 160,430,440 導電性接着層
220 液晶、 230 対向基板、 300 転写基板
302 配線パターン、 400 被転写層、 402 第1の製造用基板、
410 第2分離層、 420 一次転写体
Claims (21)
- 第1の基板上に画素領域と駆動回路とを有する液晶パネル用基板の製造方法であって、
前記第1の基板上の前記画素領域に、第1の半導体装置をスイッチング素子とする複数の画素と、該複数の画素に接続された第1の電極配線群とを形成し、前記第1の電極配線群の端子となる部分を露出させて第1の電極露出部とする第1工程と、
前記第1の基板とは異なる第2の基板を用いて、前記駆動回路の能動素子であって半導体層が単結晶または多結晶シリコンである複数の第2の半導体装置と、該複数の第2の半導体装置に接続された第2の電極配線群とを含む被転写層を形成し、前記第2の電極配線群の端子となる部分を露出させて第2の電極露出部とする第2工程と、
前記第1,第2の電極露出部が導通する位置関係にて、前記第1の基板上に前記被転写層を転写する第3工程と、
を有することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1において、
前記第1の半導体装置が、アモルファスシリコンをチャネルとする薄膜トランジスタであり、前記第2の半導体装置が、多結晶シリコンをチャネルとする薄膜トランジスタであることを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1または2において、
前記被転写層より前記第2の基板を除去する第4工程をさらに有することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項3において、
前記第2工程では、前記第2の基板上に分離層を形成し、前記分離層上に前記被転写層を形成し、
前記第4工程では、前記分離層を境として、前記被転写層より前記第2の基板を除去することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記第2工程は、一枚の前記第2の基板上に、複数の前記被転写層を同時に形成する工程と、複数の前記被転写層を個々に分離する工程と、を含むことを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項5において、
前記第2工程は、同時に形成された複数の前記被転写層の電気的特性を検査する検査工程を有し、
前記第3工程は、前記検査工程にて良品と判別された被転写層を前記第1の基板上に転写する工程を含むことを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記第3工程は、前記第1の基板上の複数の領域にて、それぞれ被転写層を転写する工程を有することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
前記第3工程は、異方性導電膜を介在させて、前記第1の基板と前記被転写層とを接続することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
前記第1工程は、前記第1の半導体装置及び第1の電極配線群を第1の設計ルールに従って形成し、
前記第2工程は、前記第2の半導体装置及び第2の電極配線群を、前記第1の設計ルールよりも最小線幅が小となる第2の設計ルールに従って形成することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 転写基板上に画素領域と駆動回路を転写して液晶パネル用基板を製造する方法であって、
前記転写基板とは異なる第1の製造用基板を用いて、第1の半導体装置をスイッチング素子とする複数の画素と、該複数の画素に接続された第1の電極配線群とをを含む第1の被転写層を形成し、前記第1の電極配線群の端子となる部分を露出させて第1の電極露出部とする第1工程と、
前記転写基板とは異なる第2の製造用基板を用いて、前記駆動回路の能動素子であってかつ半導体層が単結晶または多結晶である複数の第2の半導体装置と、該複数の第2の半導体装置に接続された第2の電極配線群とを含む第2の被転写層を形成し、前記第2の電極配線群の端子となる部分を露出させて第2の電極露出部とする第2工程と、
前記転写基板上に、配線層を形成する第3の工程と、
前記転写基板上に形成された配線層に対して、第1,第2の電極露出部が対向する位置関係にて、前記転写基板上に前記第1,第2の被転写層を転写する第4工程と、
少なくとも前記第1の製造用基板を、前記第1の被転写層より除去する第5工程と、
を有することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項10において、
前記第1の半導体装置が、アモルファスシリコンをチャネルとする薄膜トランジスタであり、前記第2の半導体装置が、ポリシリコンをチャネルとする薄膜トランジスタであることを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項10または11において、
前記第5工程では、前記第2の製造用基板を前記第2の被転写層より除去する工程を含むことを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項12において、
前記第1,第2工程では、前記第1,第2の製造用基板上にそれぞれ分離層を形成し、各々の前記分離層上に前記第1,第2の被転写層をそれぞれ形成し、
前記第5工程では、各々前記分離層を境として、前記第1,第2の被転写層より前記第1,第2の製造用基板をそれぞれ除去することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項10乃至13のいずれかにおいて、
前記第1,第2工程は、一枚の前記第1,第2の製造用基板上に、複数の前記第1,第2の被転写層をそれぞれ同時に形成する工程と、複数の前記第1,第2の被転写層をそれぞれ個々に分離する工程と、を含むことを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項14において、
前記第1,第2工程は、同時に形成された複数の前記第1,第2の被転写層の電気的特性を検査する検査工程を有し、
前記第4工程は、前記検査工程にて良品と判別された第1,第2の被転写層を前記転写基板上に転写する工程を含むことを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項10乃至15のいずれかにおいて、
前記第4工程は、前記転写基板上の複数の領域にて、第1の被転写層および第2の被転写層のいずれか一方または双方を転写する工程を有することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項10乃至16のいずれかにおいて、
前記第4工程は、異方性導電膜を介在させて、前記転写基板と前記第1,第2の被転写層とを接続することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項10乃至17のいずれかにおいて、
前記第1工程は、前記第1の半導体装置及び第1の電極配線群を第1の設計ルールに従って形成し、
前記第2工程は、前記第2の半導体装置及び第2の電極配線群を、前記第1の設計ルールよりも最小線幅が小となる第2の設計ルールに従って形成することを特徴とする液晶パネル用基板の製造方法。 - 請求項1乃至18のいずれかに記載の方法にて製造された液晶パネル用基板。
- 請求項1乃至18のいずれかに記載の方法にて液晶パネル用基板を製造する工程と、
前記液晶パネル用基板と対向基板とを対向させて貼り合わせ、その間に液晶を封入する工程と、
を有することを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 請求項20に記載の方法により製造された液晶パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005255670A JP2006072372A (ja) | 2005-09-02 | 2005-09-02 | 液晶パネル用基板及び液晶パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005255670A JP2006072372A (ja) | 2005-09-02 | 2005-09-02 | 液晶パネル用基板及び液晶パネル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19319897A Division JP3738798B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | アクティブマトリクス基板の製造方法及び液晶パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006072372A true JP2006072372A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36152987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005255670A Pending JP2006072372A (ja) | 2005-09-02 | 2005-09-02 | 液晶パネル用基板及び液晶パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006072372A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8127438B2 (en) | 2006-11-15 | 2012-03-06 | Seiko Epson Corporation | Wiring substrate, method of manufacturing wiring substrate, and electronic apparatus |
CN108962975A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-07 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种低温多晶硅薄膜晶体管及其制作方法、显示装置 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04170520A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示用基板の製造方法 |
JPH04178633A (ja) * | 1990-11-14 | 1992-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体回路の形成方法 |
JPH06504139A (ja) * | 1990-12-31 | 1994-05-12 | コピン・コーポレーシヨン | 表示パネル用の単結晶シリコン配列素子 |
JPH06175149A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶ディスプレイ実装端子 |
JPH08250745A (ja) * | 1995-03-10 | 1996-09-27 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
JPH0968715A (ja) * | 1995-09-01 | 1997-03-11 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JPH0990397A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Sharp Corp | アクティブマトリクス基板およびそれを用いた表示装置 |
JPH09101533A (ja) * | 1995-10-06 | 1997-04-15 | Citizen Watch Co Ltd | 液晶表示装置 |
JPH09127534A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 導電粒子を介した接続方法および液晶表示装置の製造方法 |
-
2005
- 2005-09-02 JP JP2005255670A patent/JP2006072372A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04170520A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示用基板の製造方法 |
JPH04178633A (ja) * | 1990-11-14 | 1992-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体回路の形成方法 |
JPH06504139A (ja) * | 1990-12-31 | 1994-05-12 | コピン・コーポレーシヨン | 表示パネル用の単結晶シリコン配列素子 |
JPH06175149A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶ディスプレイ実装端子 |
JPH08250745A (ja) * | 1995-03-10 | 1996-09-27 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
JPH0968715A (ja) * | 1995-09-01 | 1997-03-11 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JPH0990397A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Sharp Corp | アクティブマトリクス基板およびそれを用いた表示装置 |
JPH09101533A (ja) * | 1995-10-06 | 1997-04-15 | Citizen Watch Co Ltd | 液晶表示装置 |
JPH09127534A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 導電粒子を介した接続方法および液晶表示装置の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8127438B2 (en) | 2006-11-15 | 2012-03-06 | Seiko Epson Corporation | Wiring substrate, method of manufacturing wiring substrate, and electronic apparatus |
KR101414089B1 (ko) * | 2006-11-15 | 2014-07-02 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 배선 기판과 그 제조 방법 및 전자 기기 |
CN108962975A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-07 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种低温多晶硅薄膜晶体管及其制作方法、显示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3738798B2 (ja) | アクティブマトリクス基板の製造方法及び液晶パネルの製造方法 | |
JP3809733B2 (ja) | 薄膜トランジスタの剥離方法 | |
JP4042182B2 (ja) | Icカードの製造方法及び薄膜集積回路装置の製造方法 | |
JP3809712B2 (ja) | 薄膜デバイスの転写方法 | |
JP4619462B2 (ja) | 薄膜素子の転写方法 | |
KR100494479B1 (ko) | 액티브 매트릭스 기판의 제조 방법 | |
JP5022552B2 (ja) | 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置 | |
JP4126747B2 (ja) | 3次元デバイスの製造方法 | |
JP4085459B2 (ja) | 3次元デバイスの製造方法 | |
JP3738799B2 (ja) | アクティブマトリクス基板の製造方法,アクティブマトリクス基板および液晶表示装置 | |
US7968388B2 (en) | Thin-film device, method for manufacturing thin-film device, and display | |
JP3809710B2 (ja) | 薄膜素子の転写方法 | |
JP3849683B2 (ja) | 薄膜トランジスタの剥離方法 | |
JP4619644B2 (ja) | 薄膜素子の転写方法 | |
JP3837807B2 (ja) | 転写された薄膜構造ブロック間の電気的導通をとる方法,アクティブマトリクス基板の製造方法,アクティブマトリクス基板および液晶装置 | |
JP4525603B2 (ja) | 薄膜トランジスタの転写方法 | |
JP2009076852A (ja) | 薄膜素子、薄膜素子の製造方法、及び表示装置 | |
JP2006072373A (ja) | アクティブマトリクス基板の製造方法,アクティブマトリクス基板および液晶表示装置 | |
JP2006072372A (ja) | 液晶パネル用基板及び液晶パネル | |
JP4619645B2 (ja) | 薄膜素子の転写方法 | |
JP3809833B2 (ja) | 薄膜素子の転写方法 | |
JP3738850B2 (ja) | アクティブマトリクス基板および液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090624 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |