JP2006072154A - 顕微鏡装置、顕微鏡ユニット、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 TNの初期値を切換え先の対物レンズのレボルバ穴番号nとし、レボルバ穴番号TNの対物レンズのWD値(WD(TN))、AF有効範囲(AA(TN))を、図8のデータテーブルから取得して、これらをRAM134内のTW(Target WD)番地、TA(Target AF Area)番地に格納する(ステップS7)。そして、これらTW、TAと、上記CD、及びErを用いて、CD<TW−Er(ステップS8)、CD<TA(ステップS9)の両方の条件を満たすものが見つかるまで、TNを順次1減算していく。そして、両方の条件を満たすTNが見つかったら、一旦レボルバ穴番号TNの対物レンズに切換えてオートフォーカスを実行し、その後にレボルバ穴番号nの対物レンズに切換える。
【選択図】 図9
Description
(指示後対物レンズの合焦位置)±(AF有効範囲)
の範囲を超えるとき、電動焦準部は対物レンズと試料との激突を防ぐため、指示後の対物レンズに移動した後、焦準部の駆動範囲の下限からAF動作を始める。つまり、焦準部位置を一旦駆動範囲の下限位置まで移動させて、そこからAF有効範囲に入るまで、上限位置に向けて焦準部を移動させていく。この場合、移動速度が速いと、AF有効範囲に入ったことを検知しないままAF有効範囲を通り過ぎてしまう可能性があった。この為、電動焦準部は、AF有効範囲を通り越すのを防ぐ為に、駆動範囲の下限からAF有効範囲までは、駆動速度を遅くする。特に例えば100倍対物レンズの様にAF有効範囲の小さい対物レンズでAFを実行する場合、AF有効範囲が小さいが故にAF実行時の焦準部位置はAF有効範囲外にあることが多く、上記駆動範囲の下限からAF有効範囲までの駆動速度は、遅くする必要がある(AF有効範囲が小さいほど、AF有効範囲を通り過ぎてしまう可能性が高くなる)。
更に、AF機能を用いなくても
(指示前対物レンズの焦準部位置)>(指示後対物レンズの合焦位置)+(指示後対物レンズの作動距離(WD;ワーキングディスタンス))となるとき、指示後対物レンズに切換えたときに試料と対物レンズが激突するという問題があった。尚、WDとは、同焦位置における対物レンズの先端から試料の上面(カバーガラスのある試料であればカバーガラス表面)までの距離のことである。
この発明は、各対物レンズの同焦位置を予め登録し、対物レンズ切換え指示が成された後、指示後対物レンズの同焦位置に移動し、各対物レンズが持っている同焦ズレを補正する機能を特徴としている。
(指示前対物レンズの焦点深度)>(指示後対物レンズのAF有効範囲)
となるとき、一度焦準部を下限リミット位置まで移動し、AF動作を開始するため、AF動作に時間が掛かってしまう。更に、
(指示前対物レンズの焦点深度)>(指示後対物レンズのWD)
となるとき、試料と対物レンズが激突する可能性があるという問題も生じる。尚、焦点深度とは、ピントが合っている位置から対物レンズと試料面との距離を変えても、ピントがシャープに合っている範囲のことである。
この発明では、各対物レンズ毎に焦準部の上限・下限リミット位置を設け、焦準部が上限・下限リミットを越えたときに動作禁止指示を出すことで、試料と対物レンズが激突することを防いでいる。
図1は、本実施例による顕微鏡装置全体の構成図である。
尚、本発明は、通常の顕微鏡装置だけでなく、顕微鏡機能を備えるIC/LCD検査装置、IC/LCDアライメント装置、IC自動検査装置、LCD自動検査装置、医療自動検査装置、生物自動検査装置、磁気ヘッド検査装置、磁気ヘッドアライメント装置等にも適用できるものであり、ここでは、これらの装置も全て「顕微鏡装置」と呼ぶものとする。また、近年、顕微鏡装置は複数のユニットからなり、上記通常の顕微鏡装置やIC/LCD検査装置、IC/LCDアライメント装置、IC自動検査装置、LCD自動検査装置、医療自動検査装置、生物自動検査装置、磁気ヘッド検査装置、磁気ヘッドアライメント装置等は、複数の顕微鏡ユニットを組み合わせることや顕微鏡ユニットを組み込むことで構成されるので、後述する本発明の顕微鏡機能を提供する顕微鏡ユニット自体も本発明の適用範囲である。
図1に示す例のAFユニット108は、当該AFユニット108に使用される光源としては、赤外線等の可視外光波長領域の光を発光するレーザーダイオードに代表されるAF光源115が使用される。このAF光源115は、光源駆動部116によって制御されるものであり、AF光源115から発せられたレーザ光は、平行光を保つためのコリメートレンズ117を通り、光束の半分をカットする投光部ストッパ118を介してPBS119でP偏光成分のみが反射され、試料104側に導かれる。集光レンズ120により一旦集光された光束は、収差補正レンズ121を通り、λ/4板122を通過する時に45°偏光され、ダイクロックミラー123により反射される。
尚、下記の低倍、中倍、高倍とは、例えば5倍、20倍、100倍程度の倍率のことである。
ここで仮に、試料104の位置が合焦位置より上、すなわち対物レンズ101から近い位置の場合を想定すると、AF光源115からの光束は試料104から早く反射され、PD127に結像されるスポット像401(a)は中心位置からセンサBよりに、且つ強度が弱まって結像される。
図5(b)は、高倍対物レンズを使用した場合の試料104からの反射光のPD127への結像の様子を表した図である。図示のように、焦点深度が小さい高倍対物レンズの場合、合焦位置より上、下のスポットの形状401(b),402(b)は、中倍対物レンズのスポット像401(a)、402(a)に比べ大きくなる。
PD出力 > ノイズ判定閾値(NTH)
となる焦準部110の駆動範囲が、AF信号有効範囲となる。
また、図6(b)には、焦準部110の位置と(A−B)/(A+B)との相関関係を示す。
(尚、FTHは、合焦判定閾値であり、予め設定されている値であり、例えば観察者が任意の値を設定可能である)
例えば、相対的にセンサAの出力のほうが大きい場合には焦準部110を上に移動させるように駆動制御し、相対的にセンサBの出力のほうが大きい場合には焦準部110を下に移動させるように駆動制御する。かくして、試料104に正確に合焦できることになる。
尚、以下、(A−B)/(A+B)をAF信号と称す。
まず、電動レボルバ102のレボルバ部102aに取り付けられている各対物レンズ101の焦点深度、WD、AF有効範囲の情報を、コントロール部112の不揮発性メモリ133に格納させるため、顕微鏡操作の前段階として、初期設定を行う。図7にこの焦点深度、WD、AF有効範囲の初期設定値の一例を示し、以下、この初期設定値例を設定させる為の動作について、図4(a)〜(d)を参照して説明する。
既に簡単に説明してある通り、顕微鏡指示スイッチ111は例えば図4(a)に示す構成を有する。観察者等が初期設定動作を開始するためにINITIALスイッチ305を押すことにより、コントロール部112の制御部131(CPU等)が、INITIALスイッチ305が押されたことを認識し、表示部302に例えば図4(b)のように初期状態であることを表示させる。ここで観察者等がWDスイッチ306を押すと、表示部302の表示内容は例えば図4(c)に示す内容に切り換わる。ここで、観察者等がREVO1スイッチ307を押すと、レボルバ穴201(a)に取り付けられている対物レンズ101のWDの設定モードに入り、観察者等が△スイッチ313または▽スイッチ314を押して図4(c)に表示されている6桁の数値を増加/減少させて所望のWD値を設定する。設定が完了したら、最後にSETスイッチ315を押すことで、レボルバ穴201(a)のWD情報の設定値が、不揮発性メモリ133(例えばフラッシュメモリ)の所定アドレスWD(1)に書き込まれる。尚、上記6桁の数値の単位は「0.01μm」である。つまり、例えば数値が2500であれば、25(μm)を意味する。他のレボルバ穴201(b)〜201(f)に取り付けられている対物レンズ101に関しても、上記レボルバ穴201(a)と同様にして、そのWD情報を設定できる。すなわち、REVO2スイッチ308〜REVO6スイッチ312を押して、レボルバ穴201(b)〜201(f)のWD値を上記と同様に設定することで、これら設定値が不揮発性メモリ133の各所定アドレスWD(2)〜WD(6)に書き込まれる。
以下、観察の際の顕微鏡1の動作について図9のフローチャート図を用いて説明する。
まず、現在の試料104の位置がAF有効範囲内にあるか否かを判定する(ステップS26)。これは既に図6で説明したように、PD出力 > ノイズ判定閾値(NTH)
となる焦準部の駆動範囲が、AF信号有効範囲となる。
まず、対物レンズ101が試料104に合焦の状態で、観察者等が顕微鏡指示スイッチ111のSETスイッチ315を押すと、現在の焦準部位置が不揮発性メモリ133のアドレスAFP(AF Position)に格納される。その後、観察者等がICウェハの様な同じ厚さの試料104に交換した後にAFスイッチ303を2回連続で押すと、コントロール部112はPD127出力をAFユニット108から読み出して、これがAF有効範囲外であれば、不揮発性メモリ133のアドレスAFPから上記焦準部位置を読み出して、これに基づいて焦準部110へ移動指示を出すことで、試料104交換前の位置へ復帰させることができる。
例えば、上記Erは、特許文献1記載のような同焦補正のついている顕微鏡であれば不要である。また、観察者等がErの値を任意の値に設定することが可能である。
上記第1の実施の形態の顕微鏡装置によれば、対物レンズ切換え時の自動合焦動作において、一旦他の対物レンズを介することにより、迅速で確実な自動焦準動作を行うことができ、あるいは対物レンズ切換え時ではなくてもAF有効範囲の小さい対物レンズでAFを実行する場合にも、一旦他の対物レンズを介することにより、迅速な自動焦点動作を行うことができる。またAF機能を用いない場合も含め対物レンズ切換え時の試料と対物レンズとの激突を確実に防ぐことができる。あるいは、試料の厚さが変わったときの設定の手間を最小限にすることができる。
第2の実施の形態においても、顕微鏡のハードウェア構成は図1と略同様であり、図1と同様である部分については同一符号を用いるものとし、ここではその図示及び説明を省略する。また、試料の厚さが変わったときの設定変更方法も上記第1の実施の形態と同様であり、その説明は省略する。第2の実施の形態では、顕微鏡指示スイッチ111は図4(a)の代わりに図12の示すものを用い、不揮発性メモリ133には図8のデータテーブルの代わりに図11の対物レンズ移動テーブル901を格納させ、図9のフローチャートの処理の代わりに図13のフローチャートの処理を実行する。
ここで、一般的に、対物レンズを使用する組合せは、観察者の用途に応じてほぼ決まっており、顕微鏡メーカーは各種の倍率の対物レンズをセットにしてラインナップしている。その為、各レボルバ穴に取り付けられる対物レンズは、ほぼ決まった倍率の対物レンズが取り付けられる。
尚、ここでは、電源投入時の使用レンズはレボルバ穴1に装着されている5倍対物レンズであり、AF動作により焦点があっている状態から、ステップS43において150倍対物レンズに切換える為に観察者が図12のREVO6スイッチ1012を押した場合を具体例にして説明する。
DOF = λ/(2×(NA)2)
(NA;対物レンズの開口数、λ;光の波長)
で求まるので、ユーザは、顕微鏡初期設定時に、焦点深度の代わりに各対物レンズのNAを顕微鏡指示スイッチ111において入力し、コントロール部112内に、NAから焦点深度を計算するプログラムを持つ構成としてもよい。
一方、上記の例ではN=6であるので、AMはV(Via)であり(ステップS65,NO)、ANは4であるので、レボルバ穴4の対物レンズに切換えて(ステップS67)、AF動作を実行し(ステップS68)、その後、元に戻して(レボルバ穴6の対物レンズに切換えて(ステップS69)、AF動作を実行する(ステップS70)。但し、その前に、図10のステップS26と同じく、現在の試料104の位置がAF有効範囲内に入っているか否かを判別し(ステップS66)、もしAF有効範囲内に入っているならば(ステップS66,YES)、他の対物レンズに切換えること無くそのままAF動作を実行させる(ステップS70)。
この第3の実施の形態は、IC検査装置に代表される、用途が限定されている顕微鏡システム等のように、必要とされる対物レンズの数が少ない顕微鏡、特には低倍対物レンズと高倍対物レンズしか搭載されていない顕微鏡を対象とする実施形態である。
尚、対物レンズ切換えに係わる処理は、上記図9又は図13のフローチャートの処理と同様であり、また顕微鏡1全体の構成は図1と同様であり、同一部分には同一符号を用いて説明するものとし、ここではその図示及び説明を省略する。
図示のレボルバ部1201は、3つのレンズが取り付け可能となっており、図示の例では5倍対物レンズ1202、100倍対物レンズ1203、及びAF位置合わせレンズ1204が取り付けられている。5倍対物レンズ1202はレボルバ穴1に、AF位置合わせレンズ1204はレボルバ穴2に、100倍対物レンズ1203はレボルバ穴3に取り付けられている。尚、5倍対物レンズ1202、100倍対物レンズ1203のWD、焦点深度、AF有効範囲は、図7に示すものと同じである。
本例の対物レンズ切換えに係わる処理は、第2の実施の形態と略同様であるので、図1、図12、図13を用いて説明する。但し、本例では、コントロール部112の不揮発性メモリ133に、図11のデータの代わりに、特に図示しないが、レボルバ穴1の対物レンズからレボルバ穴3の対物レンズに切換える際には必ずレボルバ穴2を経由することを指定するデータが記憶されており、このデータを参照して図13の処理を行う。
また尚、第1〜第3の実施の形態は、上述した説明のものに限らない。
また、第1、第2の実施の形態については、コントラストAFの様な顕微鏡光源からの観察光をAF制御用の光に用いるパッシブAF法を用いても良い。
ROM702は、一応図示してあるが、無くてもよく、ここでは特に説明しない。
表示部707は、ディスプレイ等である。
尚、操作入力部706、表示部707は無くてもよい。但し、もし、顕微鏡指示スイッチ111の機能を、コンピュータ700で実現する場合には必要となる。この場合は、図4、図12等に示す顕微鏡指示スイッチ111の各種スイッチ群を表示部707に表示して、操作入力部706によって所望のスイッチを選択させる。
図19において、上記各種のアプリケーションプログラム(特に図9、図10、図13、図14に示すフローチャートの処理を実現させる為のプログラム)は、コンピュータ700内の記憶装置710(ハードディスク装置711、ROM712等)に格納してあってもよいし、携帯可能記録媒体720(フレキシブルディスク721、CD−ROM722、MO723、DVD−ROM724等)に記録されていてもよいし、外部の任意の情報処理装置(サーバ等)730内の記憶装置731に格納されていてもよい。そして、例えば、携帯可能記録媒体720をコンピュータ700に挿入して、この携帯可能記録媒体720に記録されている上記プログラムを読み出す。あるいは、記憶装置731に格納されているプログラムを、任意のネットワーク740(公衆回線網、インターネット、ケーブルテレビ網、何等かの専用線等)を介してダウンロードしてもよい。
前記対物レンズの切換えを指示させる指示部と、
試料と前記対物レンズとの間隔を変える焦準機構と、
オートフォーカス機構と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記各対物レンズに係わる対物レンズ情報を記憶する記憶手段と、
前記指示部から任意の前記対物レンズへの切換え指示を受けると、該指示前と指示先の対物レンズの前記対物レンズ情報に基づいて、そのまま該指示先の対物レンズに切換えるか、あるいは他の対物レンズを介してから該指示先の対物レンズに切換えるかを判定する判定手段と、
該判定手段により他の対物レンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他の対物レンズに切換えさせ、前記焦準機構による該他の対物レンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して前記指示先の対物レンズに切換えさせる対物レンズ切換え制御手段とを有し、
前記制御部は、前記合焦を、該オートフォーカス機構によって行わせ、
前記対物レンズ情報は前記電動レボルバに装着している各対物レンズの焦点深度とオートフォーカス有効範囲と作動距離であり、前記判定手段は前記指示前の対物レンズの焦点深度が前記指示先の対物レンズの作動距離以上である場合に、他の対物レンズを介すると判定することを特徴とする顕微鏡装置。
前記各対物レンズに係わる対物レンズ情報を記憶する記憶手段と、
任意の前記対物レンズへの切換え指示を受信すると、指示前と指示先の対物レンズの前記対物レンズ情報に基づいて、そのまま該指示先の対物レンズに切換えるか、あるいは他の対物レンズを介してから該指示先の対物レンズに切換えるかを判定する判定手段と、
該判定手段により他の対物レンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他の対物レンズに切換えさせ、該対物レンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して前記指示先の対物レンズに切換えさせる対物レンズ切換え制御手段と、
を有することを特徴とする顕微鏡ユニット。
オートフォーカスの実行指示を受けると、そのままオートフォーカスを実行するか、一旦他のレンズに切換えるかを判定する判定手段と、
該判定手段により他のレンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他のレンズに切換えさせ、前記オートフォーカス機構による該他のレンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して元の対物レンズに切換えさせる対物レンズ切換え制御手段と、
を有することを特徴とする顕微鏡ユニット。
オートフォーカスの実行指示を受けると、そのままオートフォーカスを実行するか、一旦他のレンズに切換えるかを判定する機能と、
他のレンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他のレンズに切換えさせ、前記オートフォーカス機構による該他のレンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して元の対物レンズに切換えさせる機能と、
を実現させる為のプログラム。
101 対物レンズ
102 電動レボルバ
102a レボルバ部
103 顕微鏡光源
104 試料
105 照明ユニット
106 鏡筒
107 接眼レンズ
108 AF(オートフォーカス)ユニット
109 ステージ
110 焦準部
111 顕微鏡指示スイッチ
112 コントロール部
113 電動モータ
114 レボルバセンサ
115 AF光源
116 光源駆動部
117 コリメートレンズ
118 投光部ストッパ
119 PBS
120 集光レンズ
121 収差補正レンズ
122 λ/4板
123 ダイクロックミラー
124 ズーム機構
125 受光部ストッパ
126 受光側集光レンズ
127 PD
128 増幅器
129 A/D
131 制御部
132 比較演算部
133 不揮発性メモリ
134 揮発性メモリ(RAM)
201(a)〜(f) レボルバ穴
301 初期設定スイッチ群
302 表示部
303 AFスイッチ
304 レボルバ切換えスイッチ群
305 INITIALスイッチ
306 WDスイッチ
307〜312 REVO1スイッチ〜REVO6スイッチ
313 △スイッチ
314 ▽スイッチ
315 SETスイッチ
316 DOFスイッチ
317 AAスイッチ
401(a)〜403(c) スポット像
501 焦準部範囲(低倍)
502 焦準部範囲(中倍)
503 焦準部範囲(高倍)
504 焦準部の駆動範囲
700 コンピュータ
701 CPU
702 ROM
703 RAM
704 記憶部
705 インタフェース部
706 操作入力部
707 表示部
708 バス
710 記憶装置
711 ハードディスク装置
712 ROM
720 携帯可能記録媒体
721 フレキシブルディスク
722 CD−ROM
723 MO
724 DVD−ROM
730 情報処理装置
731 記憶装置
740 ネットワーク
901 対物レンズ移動テーブル
1003 AFボタン
1004 レボルバ切換えスイッチ群
1005 SETスイッチ
1006 AF確認用LED
1007〜1012 REVO1スイッチ〜REVO6スイッチ
1201 レボルバ部
1202 5倍対物レンズ
1203 100倍対物レンズ
1204 AF位置合わせレンズ
Claims (11)
- 3つ以上の対物レンズを装着可能で、電動で該対物レンズのうちの1つを光路内に挿入させるように切換え駆動する電動レボルバと、
前記対物レンズの切換えを指示させる指示部と、
試料と前記対物レンズとの間隔を変える焦準機構と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記各対物レンズに係わる対物レンズ情報を記憶する記憶手段と、
前記指示部から任意の前記対物レンズへの切換え指示を受けると、該指示前と指示先の対物レンズの前記対物レンズ情報に基づいて、そのまま該指示先の対物レンズに切換えるか、あるいは他の対物レンズを介してから該指示先の対物レンズに切換えるかを判定する判定手段と、
該判定手段により他の対物レンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他の対物レンズに切換えさせ、前記焦準機構による該他の対物レンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して前記指示先の対物レンズに切換えさせる対物レンズ切換え制御手段と、
を有することを特徴とする顕微鏡装置。 - オートフォーカス機構を更に備え、
前記制御部は、前記合焦を、該オートフォーカス機構によって行わせることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡装置。 - 前記対物レンズ情報は前記電動レボルバに装着している各対物レンズの焦点深度とオートフォーカス有効範囲であり、前記判定手段は前記指示前の対物レンズの焦点深度が前記指示先の対物レンズのオートフォーカス有効範囲以上である場合に、他の対物レンズを介すると判定することを特徴とする請求項2記載の顕微鏡装置。
- 前記対物レンズ情報は前記電動レボルバに装着している各対物レンズの焦点深度と作動距離であり、前記判定手段は前記指示前の対物レンズの焦点深度が前記指示先の対物レンズの作動距離以上である場合に、他の対物レンズを介すると判定することを特徴とする請求項1又は2記載の顕微鏡装置。
- 前記対物レンズ情報は予め設定されるものであり、
直接その値を入力・設定させ、
あるいは予めその使用が予想される全ての対物レンズの対物レンズ情報を登録しておき選択させるものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の顕微鏡装置。 - 前記対物レンズ情報は、指示前と指示先の対物レンズの組合せ各々について、その切換えパターンを登録したテーブルであり、
前記制御部は、前記指示部から任意の前記対物レンズへの切換え指示を受けると、該指示前と指示先の対物レンズの組についての前記切換えパターンに従って、前記判定により他のレンズへの切換えを行うことを特徴とする請求項1又は2記載の顕微鏡装置。 - 複数のレンズを装着可能で、電動で該レンズのうちの1つを光路内に挿入させるように切換え駆動する電動レボルバと、
前記レンズの切換えを指示させる指示部と、
試料と前記レンズとの間隔を変える焦準機構と、
制御部とを備え、
前記複数のレンズのうち2つ以上は対物レンズであり、1つ以上はオートフォーカス位置合わせ用レンズであり、
前記制御部は、前記指示部から、指示先の対物レンズに切換えさせる指示があった場合、前記電動レボルバを制御して、必要に応じて一旦前記オートフォーカス位置合わせ用レンズに切換えさせて、前記焦準機構による該オートフォーカス位置合わせ用レンズについての合焦後に、指示先の対物レンズに切換えさせる対物レンズ切換え制御手段と、
を有することを特徴とする顕微鏡装置。 - 少なくとも1つ以上の対物レンズを装着可能で、電動で該対物レンズのうちの1つを光路内に挿入させるように切換え駆動する電動レボルバと、
試料と前記対物レンズとの間隔を変える焦準機構と、
オートフォーカス機構と、
制御部と、
外部から前記制御部に対して任意の指示を行う指示部とを備え、
前記制御部は、
前記各対物レンズに係わる対物レンズ情報を記憶する記憶手段と、
前記指示部からオートフォーカスの実行指示を受けると、そのままオートフォーカスを実行するか、一旦他のレンズに切換えるかを判定する判定手段と、
該判定手段により他のレンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他のレンズに切換えさせ、前記オートフォーカス機構による該他のレンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して元の対物レンズに切換えさせる対物レンズ切換え制御手段と、
を有することを特徴とする顕微鏡装置。 - 前記他のレンズは、他の対物レンズ、又はオートフォーカス位置合わせ用レンズであることを特徴とする請求項8記載の顕微鏡装置。
- 前記オートフォーカス位置合わせ用レンズは、オートフォーカス光源波長については収差が補正されていることを特徴とする請求項7又は9記載の顕微鏡装置。
- 複数の対物レンズを装着可能で、電動で該対物レンズのうちの1つを光路内に挿入させるように切換え駆動する電動レボルバを有する顕微鏡装置を制御するコンピュータに、
任意の前記対物レンズへの切換え指示を受信すると、予め記憶されている前記各対物レンズに係わる対物レンズ情報を参照して、指示前と指示先の対物レンズの前記対物レンズ情報に基づいて、そのまま該指示先の対物レンズに切換えるか、あるいは他の対物レンズを介してから該指示先の対物レンズに切換えるかを判定する機能と、
他の対物レンズを介すると判定された場合、前記電動レボルバを制御して該他の対物レンズに切換えさせ、該対物レンズについての合焦後に、前記電動レボルバを制御して前記指示先の対物レンズに切換えさせる機能と、
を実現させる為のプログラム。
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