JP4477181B2 - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の対物レンズを切換えて使用するオートフォーカス機能を有する顕微鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
顕微鏡は、医学、生物学を始めとして、工業分野においてもICウェハや磁気ヘッドの検査、金属組織などの品質管理、新素材などの研究開発などの種々の分野や用途に使用されている。
【0003】
ところで、通常、このような顕微鏡でのピント合わせは、対物レンズと拡大観察の対象となる標本との相対位置関係を調整して行なわれ、この時のピント合わせ機構は、対物レンズまたは標本を載置するステージを焦準機構により対物レンズの光軸方向に移動させて行なうようにしている。
【0004】
また、最近の顕微鏡は、オートフォーカス(以下、AFと称する。)センサを搭載するとともに、焦準機構をモータで駆動可能とし、AFセンサで検出された画像情報に基いてモータにより焦準機構を駆動することにより、自動的にピント合わせを可能にしたAF機能を有するものも考えられている。
【0005】
しかし、これまでのAF機能を有するものは、例えば、電動ステージを可動範囲のほぼ全域に亘って移動させながら、AFセンサから得られる画像情報に基いて電動ステージを合焦位置まで移動させるようになっているため、合焦動作時間が非常に長くなるという問題があった。
【0006】
そこで、従来、このような問題を解決するため、例えば、特公平5−87807号公報に開示されるように予め基準位置を設定し、位置検出手段からの検出信号に基いてステージを基準位置まで移動させることにより、ステージを可動範囲全域に亘って移動させることがなく、合焦動作時間を大幅に短縮可能にしたものが考えられている。
【0007】
また、最近の工業系分野では、大量の精密加工品を迅速かつ正確に検査する必要性から応答性が良く高精度で信頼性の高い顕微鏡用のAF機能を有する検査装置が望まれている。そして、このような高速で応答可能な高スループットの検査装置には、特に、AFが不可能になったときに高価なICウェハや精密加工面などの破損、損傷を防ぐための保護機能と、例えばAFが不可能になった場合も動作の確実性、迅速性を保証し得るような高精度のアライメント機能が必要不可欠である。
【0008】
そこで、従来、例えば特許第2732561号公報に開示されるように、自動合焦が不能に陥ったときにも、予め設定した合焦位置に焦準部を移動させることにより、ほぼ合焦位置に近い状態に焦準部を位置決めすることができ、この位置から僅かに焦準部を移動させるだけで、自動合焦が不可能な試料に対しても迅速に合焦せしめることを可能にしたものが考えられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの方法によると、対物レンズ交換時における合焦動作によるステージの移動範囲が対物レンズの倍率に関係なく一定であるため、例えば、100倍程度の高倍観察が可能で、作動距離(WD)が0.2mm以下となるような高倍対物レンズを、低倍対物レンズと組合わせて使用すると、高倍対物レンズは、レンズ交換時の合焦動作のためのステージの移動により観察試料との接触の危険性が高くなり、観察試料を破損してしまうおそれが生じ、そこで、高倍対物レンズに合わせて合焦動作のためのステージの移動範囲に制限を加えると、今度は、低倍対物レンズへの交換時の合焦動作で、合焦が得られない合焦不能に陥るという問題があった。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、対物レンズの交換時における合焦動作において、合焦不能に陥るようなことがなく、しかも観察試料の保護も確実に行なうことができる顕微鏡装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の対物レンズを保持し観察光路内に挿入すべき対物レンズを切換える対物切換え手段と、前記観察光路系内に挿入された対物レンズに対向する位置に設けられた試料ステージと、前記試料ステージおよび前記対物切換え手段の少なくとも一方を光軸方向へ移動する焦準手段と、前記各対物レンズ毎に少なくとも前記試料ステージとの間で許容される最小距離を位置情報として記憶する記憶手段と、前記観察光路系内に挿入される対物レンズに対応して前記記憶手段に記憶された位置情報により前記対物レンズを前記試料ステージに近付けない範囲で前記焦準手段の焦準動作を制御する焦準動作制御手段とを具備したことを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記記憶手段は、前記各対物レンズ毎に試料ステージとの間で許容される最小および最大距離を位置情報として記憶し、前記焦準動作制御手段は、前記観察光路系内に挿入された対物レンズに対応して前記記憶手段に記憶された位置情報の範囲で前記焦準手段の焦準動作を制御することを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、複数の対物レンズを保持し観察光路内に挿入すべき対物レンズを切換える対物切換え手段と、前記観察光路系内に挿入された対物レンズに対向する位置に設けられた試料ステージと、前記試料ステージおよび前記対物切換え手段の少なくとも一方を光軸方向へ移動する焦準手段と、各対物レンズ毎の合焦動作に基く基準位置および焦点深度に応じた合焦動作の幅を位置情報として記憶する記憶手段と、前記観察光路系内に挿入される対物レンズに対応して前記記憶手段に記憶された位置情報により前記基準位置を中心に前記合焦動作の幅の範囲で前記焦準手段の焦準動作を制御する焦準動作制御手段とを具備したことを特徴としている。
【0014】
この結果、本発明によれば、高倍対物レンズと低倍対物レンズを組合わせて使用した場合、高倍対物レンズから低倍対物レンズへのレンズ交換時における合焦動作においても合焦不能に陥るようなことがなく、しかも対物レンズの観察試料への接触も防止できる。
【0015】
また、本発明によれば、各対物レンズ毎の基準位置および合焦動作の幅を利用することにより、焦準手段の移動量を必要最小限に抑えることができ、対物レンズ交換動作時間を短縮できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の一実施例に係る顕微鏡装置の全体構成を示しており、図2は該顕微鏡の光学系の構成を示している。
【0018】
本実施例の顕微鏡装置における光学系は、例えばハロゲンランプからなる透過照明用光源1からの光をコレクタレンズ2で集光して透過用フィルターユニット3へ入射する。
【0019】
透過用フィルターユニット3は透過照明用光源1の色温度を変えずに明るさの調光を行う複数枚のNDフィルターと、色補正を行うための複数枚の補正フィルターとからなり、任意のフィルターを照明光学系の光路中に選択的に挿脱可能になっている。
【0020】
上記透過用フィルターユニット3を透過した照明光を、透過視野絞り4,透過開口絞り5,コンデンサ光学素子ユニット6,コンデンサトップレンズユニット7を介して試料ステージ8の下方からステージ上の観察試料Sを照明する。
【0021】
なお、コンデンサ光学素子ユニット6は光路中に選択的に挿入される複数のユニット6a〜6cからなり、コンデンサトップレンズユニット7は光路中に選択的に挿入される複数のユニット7a,7bからなる。また、試料ステージ8は観察試料Sを光軸と直交する平面内で2次元移動できると共に、ピント合わせのため光軸方向へ移動可能になっている。
【0022】
試料ステージ8上方には複数のユニットからなる複数の対物レンズ9a〜9cがレボルバ10に保持されている。レボルバ10はその回転により観察光路内の光軸上に挿入すべき対物レンズを交換可能に構成されている。レボルバ10は、例えば顕微鏡のアーム先端部に回転自在に取付けられており、そのアーム先端部の観察光路上にキューブユニット11が配設されている。キューブユニット11は、各種検鏡法により選択的に挿入される複数のユニット11a〜11cからなる。キューブユニット11を透過した光をビームスプリッター12で2方向に分岐し、一方の光をビームスプリッター13を介して接眼レンズ14へ導いている。なお、ビームスプリッタ12,13は光路に対して挿脱可能になっている。
【0023】
また、水銀ランプ等からなる落射照明用光源15からの光を、落射用フィルターユニット16,落射シャッター17,落射視野絞り18,落射開口絞り19を介して、キューブユニット11の光路中に挿入されているユニットに入射し、観察試料S側へ反射させて落射照明する。
【0024】
なお、落射用フィルターユニット16は落射照明用光源15の色温度を変えずに明るさの調光を行う複数枚のNDフィルターと、色補正を行うための複数枚の補正フィルターとから構成される。
【0025】
一方、観察光路上に挿入されたビームスプリッター12で分岐された他方の光を写真撮影用光路へ導いている。写真撮影用光路に対してビームスプリッター20が挿脱自在に設けられており、光路中に挿入したビームスプリッター20で分岐した一方の光を、結像レンズを介してピント検知用受光素子21へ入射している。このピント検知用受光素子21はピント検知用の光量を測光するためのものである。
【0026】
また、写真撮影用光路のビームスプリッター20で分岐した他方の光を、写真撮影用倍率を任意に調整するズームレンズ22を介して該光路中に挿入されたビームスプリッター23に入射する。このビームスプリッター23は光路に対して挿脱自在になっており、光路内に挿入したビームスプリッター23で反射させた光を、さらに別のビームスプリッター24に入射して2方向へ分岐している。ビームスプリッター24も光路に対して挿脱自在になっている。光路内に挿入したビームスプリッター24で反射した光は写真用受光素子25に入射している。写真用受光素子25は写真撮影の露出時間を測光するための素子である。そしてビームスプリッター24を光路から脱した状態で、ビームスプリッター23で反射させた光を写真撮影用シャッター26を介して写真撮影用のフィルムを収納したカメラ27に入射している。
【0027】
次に、本実施例の顕微鏡装置における制御系の構成について説明する。
【0028】
装置全体の動作を管理しているメインコントロール部30に対して専用シリアルバス31を介して写真撮影コントロール部32,AFコントロール部33,フレームコントロール部34,透過フィルターコントロール部35,透過視野絞りコントロール部36,コンデンサコントロール部37,落射視野絞りコントロール部38,落射フィルターコントロール部39をそれぞれ接続している。
【0029】
写真撮影コントロール部32は、ビームスプリッター12,20,24を光路中に挿脱するための駆動及び制御と、ズームレンズ22の駆動及び制御と、写真用受光素子25の測光値から写真撮影時間を算出するための演算処理と、写真撮影用シャッターの開閉駆動制御と、カメラ27のフィルム巻き上げ及び巻き戻し制御とを行う。
【0030】
AFコントロール部33は、ピント検知用受光素子21からのデータで所定の合焦演算を行い、その演算結果に応じて試料ステージ8を駆動することにより自動合焦検出を行う。また、AFコントロール部33は、試料ステージ8下方に取付けられた図示しない原点センサと位置検出回路43により試料ステージ8の位置座標を管理する。
【0031】
フレームコントロール部34は、透過照明用光源1,落射照明用光源15,レボルバ10,キューブユニット11,落射シャッター17を駆動制御するものである。
【0032】
透過フィルターコントロール部35は透過用フィルターユニット3の駆動及び制御を行い、透過視野絞りコントロール部36は透過用視野絞り4の駆動及び制御を行う。また、コンデンサコントロール部37はコンデンサ光学素子ユニット6,コンデンサトップレンズユニット7,透過用開口絞り5の駆動及び制御を行う。落射視野絞りコントロール部38は落射視野絞り18,落射開口絞り19の駆動及び制御を行う。また、落射フィルターコントロール部39は落射用フィルターユニット16の駆動及び制御を行う。
【0033】
上記各コントロール部32〜39は、それぞれ図3に示す回路構成を備えている。すなわち、各コントロール部は、CPU回路41と、このCPU回路41からの指令で制御対象の光学ユニットを駆動する駆動回路42と、制御対象の光学ユニットの位置を検出してCPU回路41へ知らせる位置検出回路43と、CPU回路41と専用シリアルバス31とを接続する専用シリアル通信I/F回路44と、その他の図示しない周辺回路とを内蔵する。上記CPU回路41は、CPU45がROM46,RAM47にCPUバス48を介して接続され、ROM46に各々の制御内容を記述したプログラムが記憶され、RAM47に制御演算用のデータが格納されている。そして各コントロール部32〜39に専用シリアルバス31を介してメインコントロール部30から制御指示が送り込まれ、CPU45がROM46のプログラムに従って動作することにより各々受け持ちの光学ユニット等の制御が行われる。
【0034】
図4はメインコントロール部30の構成を示す図である。同図に示すメインコントロール部30は、上記各コントロール部と同様のCPU回路41と、顕微鏡の各種設定状態を記憶するための不揮発性メモリ50と、各種操作スイッチを設けたSW入力部51と、各種情報を表示するための表示部52と、専用シリアルバス31をコントロールするための専用シリアルバス駆動回路53とを備えている。
【0035】
表示部52は、プラズマディスプレイ又はLCD等の表示部材から構成されており、CPU45より送られてくる表示内容を表示する。表示部52に表示される各種画面はROM46に予め記憶されている。SW入力部51は透明シートからなるスイッチで構成され、図5に示すように表示部52の上面に貼り合わされている。SW入力部51上の任意の位置を押下すると、その位置がCPU45に認識されるようになっている。本実施例では、例えば図6に示すような画面を表示する。201〜203は区画されたスイッチエリアを示す表示である。例えばスイッチエリア203を指等で押下すれば、その押下位置データとその押下位置の表示データとからCPU45が何のスイッチが押されたかを認識して、そのスイッチに対応した制御が行われるようにしている。
【0036】
次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。
【0037】
通常、光学顕微鏡には4〜7本程度の対物レンズが取付けられるが、各対物レンズの同焦位置は、図7に示すように若干異なる。図7は、対物倍率(または種類)の異なる複数の対物レンズ9a,9b,9c…と、これら対物レンズ9a,9b,9c…の同相位置9a’,9b’,9c’…との関係を示している。これら対物レンズ9a,9b,9c…の同相位置9a’,9b’,9c’…は、それぞれ等しい位置になるように設計されるが、レボルバ10や対物レンズ9の部品精度誤差による若干のずれは避けられない。
【0038】
まず、レボルバ10の対物取付け穴に応じて各対物レンズ9a,9b,9c…毎に、合焦動作において試料ステージ8との間で許容される最小距離に相当する上限位置と、試料ステージ8との間の任意の距離に相当する下限位置をそれぞれ位置情報としてCPU45に認識させる。そのために、まず顕微鏡操作の前段階として初期設定を行う。
【0039】
初期設定は表示部52に図8に示す画面を表示することから始める。この画面において初期設定動作を開始するためのスイッチINITIAL を押すことにより、CPU45がSW入力部51の押下げ位置データと表示部52の表示データとからスイッチINITIAL が押されたことを認識する。
【0040】
スイッチINITIAL が押されると、CPU45は表示部52の画面を図9に示す画面へ変更する。図9に示す画面上にはレボルバ10に設けられた対物取付け穴の各位置を指定するSW表示領域54が表示される。SW表示領域54はスイッチREVO1〜REVO7からなり7つの対物取付け穴を指定可能になっている。SW表示領域54のスイッチ数は現在装着されているレボルバ10の対物取付け穴の数に対応させている。
【0041】
また、図9に示す画面上には、初期設定動作を中止するためのスイッチCANCELと、初期設定動作を終了するためのスイッチEND とが表示される。
【0042】
図9の画面上において、SW表示領域54のスイッチREVO1を押下げれば、レボルバ10の対物取付け穴の第1位置に装着される対物レンズの設定操作へ移行する。すなわち、スイッチREVO1が押されると、CPU45が表示部52の画面を図9の画面から図10の画面へと変更し、ステージ8を上方に移動させるスイッチ△、ステージ8を下方へ移動させるスイッチ▽を有するステージ移動スイッチ55および現在のステージ位置座標を示すステージ位置座標表示領域56を表示させる。
【0043】
それと同時に、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してフレームコントロール部34にレボルバ10の回転指示を与える。この回転指示を受けたフレームコントロール部34が駆動回路42を駆動してレボルバ10の対物取付け穴#1番を光軸位置に挿入する。その結果、スイッチREVO1で指示された対物レンズが観察光路上に挿入される。
【0044】
操作者は、レボルバ10の回転が終了してから、接眼レンズ14を通して観察試料Sのピントを合わせる。このピント合わせは、スイッチ△またはスイッチ▽を押し下げ、ステージ8を移動させることで行なう。すなわち、スイッチ△が押されると、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33にステージ8の上方移動指示を与える。この上方移動指示を受けたAFコントロール部33は、駆動回路42を駆動してステージ8を上方に移動する。スイッチ▽が押されると、同様にステージ8は下方へ移動する。
【0045】
それと同時に、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33からステージ8の位置座標を取得し、ステージ位置座標表示領域56にステージ8の位置座標を、逐次、表示する。ここでの位置座標の表示は、例えば「1」が0.1μmを表わしている。
【0046】
次いで、操作者は、合焦動作の上限位置を指定する。そして、ピント合わせの後、試料ステージ8を対物レンズ9との間で許容される最小距離に相当する位置まで上方に移動させる。
【0047】
そして、この位置を上限位置とする場合は、スイッチUP−LIMIT ENTERを押し下げると、この時、ステージ位置座標表示領域56において表示されているステージ8の位置座標が、上限位置データとして図11に示すデータテーブルの上限位置に、レボルバ10の対物取付け穴の位置に対応して記憶される。このテーブルデータは、不揮発性メモリ50に記憶されている。
【0048】
同様にして、操作者は、合焦動作の下限位置を指定する。この場合も、ピント合わせの後、ステージ8を任意の位置まで下方に移動する。そして、この位置を下限位置とする場合は、スイッチLOW−LIMIT ENTERを押し下げると、この時、ステージ位置座標表示領域56において表示されているステージ8の位置座標が、下限位置データとして図11に示すデータテーブルの下限位置に、レボルバ10の対物取付け穴の位置に対応して記憶される。
【0049】
以上の操作をSW表示領域54のスイッチREVO1〜REVO7 まで繰り返すことにより、全ての対物レンズ9に対する上限位置、下限位置のデータテーブルへの初期設定が終了する。ここで、不揮発性メモリ50のデータテーブルに設定したデータは電源遮断後も保持されることから、レボルバ10に装着されている対物レンズが変わらない限り再設定の必要はない。
【0050】
操作者は、初期設定が終了しならば、図9の画面においてスイッチEND を押す。スイッチEND が押されたならば、再び図8に示す画面を表示部52に表示させて、実際の観察を可能な状態になる。
【0051】
次に、実際の観察操作について説明する。この場合、図2に示すように観察光路中に高倍の対物レンズ9bが挿入され、図8に示すスイッチAFが押されるものとする。
【0052】
スイッチAFが押し下げられると、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33に合焦動作開始指示を与える。この指示を受けたAFコントロール部33は、下限位置より上方かつ、上限位置より下方をステージ8の移動範囲とし、ピント検知用受光素子21からのデータで所定の合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なう。
【0053】
次に、高倍対物レンズ9bから低倍対物レンズ9cに交換すると、CPU45は、専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33に図11のデータテーブルより参照した対物レンズ9cの上限位置および下限位置を伝える。
【0054】
一方、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してフレームコントロール部34にレボルバ10の回転指示を与える。すると、この回転指示を受けたフレームコントロール部34は、駆動回路42を駆動して、対物レンズ9cを光軸位置に挿入する。
【0055】
次いで、合焦動作開始指示を与えると、AFコントロール部33は、下限位置より上方かつ、上限位置より下方をステージ8の移動範囲とし、ピント検知用受光素子21からのデータで所定の合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なう。
【0056】
この場合、メインコントロール部30は、フレームコントロール部34に対して対物交換指示を出し、対物レンズ9を交換している間に他のコントロール部が不用意に動作することを防止するために、フレームコントロール部34を除く、コントロール部32,33,35〜39に動作禁止指令を出している。
【0057】
一方、対物レンズの交換前後の試料ステージ8の移動時には、AFコントロール部33にのみ動作指令が送られ、不用意にレボルバ10が動作しないようにフレームコントロール部34には動作禁止指示が出されている。
【0058】
従って、このようにすれば、レボルバ10に取付けられた各対物レンズ9a、9b、9c…の上限位置および下限位置を不揮発性メモリ50のデータテーブルとして記憶しておき、対物レンズの交換指示が与えられると、各対物レンズ毎の上限位置および下限位置を読出し、下限位置より上方かつ、上限位置より下方をステージ8の移動範囲として合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なうようにしたので、高倍対物レンズと低倍対物レンズを組合わせて使用した場合、特に、高倍対物レンズから低倍対物レンズへの交換時における合焦動作においても合焦不能に陥るようなことがなく、しかも対物レンズの観察試料への接触を防止でき、試料保護も確実に行なうことができる。
【0059】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0060】
この第2の実施の形態でのハードウエア構成は前述した第1の実施の形態と同様であり、第1の実施の形態で用いた図面を援用するものとする。
【0061】
この第2の実施の形態は、対物レンズ毎に持っている上限位置と下限位置の他に、合焦動作の基準となる基準位置と、合焦動作の幅を設定可能な構成になっている。
【0062】
上述した第1の実施の形態においては、図11に示すように合焦動作の範囲をレボルバ10の対物レンズ取付け穴位置別の上限位置と下限位置から求めていた。この方式によれば、取付け精度や部品精度がばらつく実際の対物レンズやレボルバを使用しても対物レンズ交換時における合焦動作において、合焦不能に陥ることなく、かつ標本の保護を確実に行なうことができるオートフォーカス顕微鏡が得られる。しかし、実際には顕微鏡操作中はピント位置近くにステージ位置があることが多く、特に、対物レンズを切替えながら観察している場合は、ほとんどピント位置にあると言ってもよい。
【0063】
その点に着目して、この第2の実施の形態では、図11のデータテーブルに代えて、図12に示すデータテーブルを利用して合焦動作を行なわせるようにしている。この図12に示すデータテーブルは、第1の実施の形態と同様の初期設定により不揮発性メモリ50に記憶される。
【0064】
この場合も、操作者は、図13に示す画面を操作して接眼レンズ14を通し観察試料Sのピント合わせを行なう。このピント合わせは、スイッチ△またはスイッチ▽を押し下げ、ステージ8を移動させることで行なう。すなわち、スイッチ△が押されると、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33にステージ8の上方移動指示を与える。この上方移動指示を受けたAFコントロール部33は、駆動回路42を駆動してステージ8を上方に移動する。スイッチ▽が押されると、同様にステージ8は下方へ移動する。
【0065】
それと同時に、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33からステージ8の位置座標を取得し、ステージ位置座標表示領域56にステージ8の位置座標を、逐次、表示する。
【0066】
次いで、操作者は、ピント合わせの後、合焦動作の基準位置を指定する。そして、基準位置の指定が終了してスイッチCENTER ENTERが押されたならば、この時、ステージ位置座標表示領域56において表示されているステージ8の位置座標が、上限位置データとして図12に示すデータテーブルの基準位置に、レボルバ10の対物取付け穴の位置に対応して記憶される。このテーブルデータは、不揮発性メモリ50に記憶されている。
【0067】
同様にして、操作者は、合焦動作の幅を指定する。この場合も、ピント合わせの後、ステージ8を対物レンズ9の焦点深度の1/2程度の位置まで上方に移動する。この時の移動量は、対物レンズ9の焦点深度の1/2程度を目安にステージ位置座標表示領域56に表示されている位置座標から求めてもよく、また、観察試料のぼけ具合から決定してもよい。ここで、焦点深度とは、人間の目でピントが合っていると感じられる上限位置から下限位置までの距離であり、本来のピント位置、すなわちジャスピン位置は、その中間点に位置していることになる。
【0068】
その後、合焦動作の幅を指定が終了してスイッチZONE ENTERが押されたならば、この時、ステージ位置座標表示領域56において表示されているステージ8の位置座標が、合焦動作の幅データとして図12に示すデータテーブルの合焦動作の幅に、レボルバ10の対物取付け穴の位置に対応して記憶される。以上の操作をSW表示領域54のスイッチREVO1〜REVO7 まで繰り返すことにより、図12に示すデータテーブルへの初期設定が終了する。ここで、不揮発性メモリ50のテーブルデータに設定したデータは電源遮断後も保持されることから、レボルバ10に装着されている対物レンズが変わらない限り再設定の必要はない。
【0069】
操作者は、初期設定が終了しならば、図9の画面においてスイッチEND を押す。スイッチEND が押されたならば、再び図8に示す画面を表示部52に表示させて、実際の観察を可能な状態になる。
【0070】
次に、実際の観察操作について説明する。この場合、図2に示すように観察光路中に高倍の対物レンズ9bが挿入され、図8に示すスイッチAFが押されるものとする。
【0071】
スイッチAFが押し下げられると、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33に合焦動作開始指示を与える。この指示を受けたAFコントロール部33は、対物レンズ9bに対して設定された基準位置Cから上方へ、合焦位置の幅より求められる距離Wだけ隔てた位置と、基準位置Cから下方へ、同じく距離Wだけ隔てた位置との間をステージ8の移動範囲とし、ピント検知用受光素子21からのデータで所定の合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なう。
【0072】
ここで、Wは、不揮発性メモリ50に記憶されている基準位置をC、合焦位置の幅をZとすると、W=Z−Cで求められる。すなわち、図14に示すように合焦検出を行なうステージ8の移動範囲は、C−ZからC+Zの範囲で、2×Zの範囲である。
【0073】
次に、高倍対物レンズ9bから低倍対物レンズ9cに交換すると、CPU45は、専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してAFコントロール部33に図12のデータテーブルより参照した対物レンズ9cの上限位置、下限位置、基準位置および合焦動作の幅をを伝える。
【0074】
一方、CPU45が専用シリアルバス駆動回路53を駆動して専用シリアルバス31を介してフレームコントロール部34にレボルバ10の回転指示を与える。すると、この回転指示を受けたフレームコントロール部34は、駆動回路42を駆動して、対物レンズ9cを光軸位置に挿入する。
【0075】
次いで、合焦動作開始指示を与えると、AFコントロール部33は、ステージ8を対物レンズ9cの基準位置へ移動した後、この基準位置と合焦動作の幅により決まる範囲をステージ8の移動範囲とし、ピント検知用受光素子21からのデータで所定の合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なう。
【0076】
この場合、ステージ8がXY方向に移動して、基準位置と合焦動作の幅により決まる移動範囲内の合焦演算で合焦を検知できない場合は、低倍対物レンズ9cの下限位置より上方かつ、上限位置より下方をステージ8の移動範囲とし、ピント検知用受光素子21からのデータで所定の合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なう。
【0077】
なお、メインコントロール部30は、フレームコントロール部34に対して対物交換指示を出し、対物レンズ9を交換している間に他のコントロール部が不用意に動作することを防止するために、フレームコントロール部34を除く、コントロール部32,33,35〜39に動作禁止指令を出している。また、対物レンズの交換前後の試料ステージ8の移動時には、AFコントロール部33にのみ動作指令が送られ、不用意にレボルバ10が動作しないようにフレームコントロール部34には動作禁止指示が出されている。さらに、対物レンズ9の交換に際し、対物レンズ9の交換開始前にステージ8の下方への退避移動、および対物レンズ9の交換終了後には、ステージ8の上方への復帰移動を行ない、対物レンズ交換前、交換後の異なる基準位置による観察試料と対物レンズの接触を回避するようにしている。この方法としては、例えば、特開平10−68888号に開示された方法を用いることができる。
【0078】
従って、このようにすれば、レボルバ10に取付けられた各対物レンズ9a、9b、9c…の上限位置、下限位置、基準位置および合焦動作の幅を不揮発性メモリ50のデータテーブルとして記憶しておき、対物レンズの交換指示が与えられると、各対物レンズ毎の基準位置および合焦動作の幅を読出し、これら基準位置と合焦動作の幅により決まる範囲をステージ8の移動範囲として合焦演算を行ない、その演算結果に応じてステージ8を駆動して合焦検出を行なうようにしたので、第1の実施の形態で述べたと同様、高倍対物レンズと低倍対物レンズを合わせて使用した場合、特に、高倍対物レンズから低倍対物レンズへの交換時における合焦動作においても合焦不能に陥るようなことがなく、しかも対物レンズの観察試料への接触を防止でき、試料保護も確実に行なうことができる。
【0079】
また、対物レンズ毎の基準位置および合焦動作の幅を利用することにより、ステージ8の移動量を必要最小限に抑えることができ、対物レンズ交換動作時間を短縮でき、また、焦準部の不必要な駆動がなくなり、焦準部の機械的磨耗を抑制でき、装置の寿命を延ばすことができる。
【0080】
なお、上述した実施の形態では、焦準機構としてステージ移動型のものを用いた例を述べたが、レボルバ上下機構のものにも適用することができる。また、入力手段、表示手段として、透明のタッチパネルを用いた例を述べたが、その他の入力手段、表示手段を用いることもできる。
【0081】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、対物レンズの交換時における合焦動作において合焦不能に陥るようなことがなく、また、観察試料の保護も確実に行なうことができ、さらに、対物レンズ交換動作時間を短縮できる。
【0082】
顕微鏡装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る顕微鏡装置の全体構成図である。
【図2】第1の実施の形態の顕微鏡装置における光学系の構成図である。
【図3】第1の実施の形態の顕微鏡装置における各コントロール部に共通の機能ブロック図である。
【図4】第1の実施の形態の顕微鏡装置におけるメインコントロール部の機能ブロック図である。
【図5】SW入力部と表示部の構成図である。
【図6】SW入力部と表示部の平面図である。
【図7】各種対物レンズとWDとの関係図である。
【図8】所定設定及び対物レンズ指定のスイッチが現われた表示部の平面図である。
【図9】初期設定画面が現われた表示部の平面図である。
【図10】初期設定対物レンズを指定するための画面が現われた表示部の平面図である。
【図11】レボルバの対物取付け穴位置と各対物取付け穴位置に取り付けられた対物レンズの上限位置、下限位置とのテーブルデータを示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の顕微鏡装置でのレボルバの対物取付け穴位置と各対物取付け穴位置に取り付けられた対物レンズの上限位置、下限位置、基準位置、合焦動作の幅とのテーブルデータを示す図である。
【図13】初期設定対物レンズを指定するための画面が現われた表示部の平面図である。
【図14】対物レンズと上限位置、下限位置、基準位置、合焦動作の幅との関係図である。
【符号の説明】
1…透過照明用光源
2…コレクタレンズ
3…透過用フィルターユニット
4…透過視野絞り
5…透過開口絞り
6…コンデンサ光学素子ユニット
6a〜6c…ユニット
7…コンデンサトップレンズユニット
7a.7b…ユニット
8…試料ステージ
9…対物レンズ
9a〜9c…対物レンズ
10…レボルバ
11…キューブユニット
11a〜11c…ユニット
12…ビームスプリッター
13…ビームスプリッター
14…接眼レンズ
15…落射照明用光源
16…落射用フィルターユニット
17…落射シャッター
20…ビームスプリッター
21…ピント検知用受光素子
22…ズームレンズ
23…ビームスプリッター
24…ビームスプリッター
25…写真用受光素子
26…写真撮影用シャッター
27…カメラ
30…メインコントロール部
31…専用シリアルバス
32…写真撮影コントロール部
33…AFコントロール部
34…フレームコントロール部
35…透過フィルターコントロール部
36…透過視野絞りコントロール部
37…コンデンサコントロール部
38…落射視野絞りコントロール部
39…落射フィルターコントロール部
41…CPU回路
42…駆動回路
43…位置検出回路
44…専用シリアルI/F回路
45…CPU
46…ROM
47…RAM
48…CPUバス
50…不揮発性メモリ
51…SW入力部
52…表示部
53…専用シリアルバス駆動回路
54…SW表示領域
55…ステージ移動スイッチ
56…ステージ位置座標表示領域

Claims (3)

  1. 複数の対物レンズを保持し観察光路内に挿入すべき対物レンズを切換える対物切換え手段と、
    前記観察光路系内に挿入された対物レンズに対向する位置に設けられた試料ステージと、
    前記試料ステージおよび前記対物切換え手段の少なくとも一方を光軸方向へ移動する焦準手段と、
    前記各対物レンズ毎に少なくとも前記試料ステージとの間で許容される最小距離を位置情報として記憶する記憶手段と、
    前記観察光路系内に挿入される対物レンズに対応して前記記憶手段に記憶された位置情報により前記対物レンズを前記試料ステージに近付けない範囲で前記焦準手段の焦準動作を制御する焦準動作制御手段と
    を具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記記憶手段は、前記各対物レンズ毎に試料ステージとの間で許容される最小および最大距離を位置情報として記憶し、
    前記焦準動作制御手段は、前記観察光路系内に挿入された対物レンズに対応して前記記憶手段に記憶された位置情報の範囲で前記焦準手段の焦準動作を制御することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡装置。
  3. 複数の対物レンズを保持し観察光路内に挿入すべき対物レンズを切換える対物切換え手段と、
    前記観察光路系内に挿入された対物レンズに対向する位置に設けられた試料ステージと、
    前記試料ステージおよび前記対物切換え手段の少なくとも一方を光軸方向へ移動する焦準手段と、
    各対物レンズ毎の合焦動作に基く基準位置および焦点深度に応じた合焦動作の幅を位置情報として記憶する記憶手段と、
    前記観察光路系内に挿入される対物レンズに対応して前記記憶手段に記憶された位置情報により前記基準位置を中心に前記合焦動作の幅の範囲で前記焦準手段の焦準動作を制御する焦準動作制御手段と
    を具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
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