JP2006071531A - 慣性センサ - Google Patents

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和宜 三嶋
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Abstract

【課題】 小型且つ低コストとしつつあらゆる方向における小さな加速度が検出可能な慣性センサを得る。
【解決手段】 支持部材14に弾性変形し得るゴム材16の基端側が連結されて、ケース28内にこのゴム材16が配置される。ゴム材16は延びる方向を直角に変化させる変曲部16Aを一箇所有して、L字形状に形成された片持ち梁構造とされる。ゴム材16の先端側に直方体状に形成された錘18が取り付けられ、錘18がゴム材16の弾性変形に伴って変位可能となる。磁場を生じさせる磁場発生部材20が、錘18の端面18Aに塗布されることで配置される。磁場発生部材20と対向した位置に、磁場発生部材20の磁束方向の変化を検出し得るスピンバルブ型GMR素子22が配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型且つ低コストとしつつあらゆる方向における小さな加速度を検出可能な慣性センサに関し、特に携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯用機器に好適なものである。
例えば携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯用機器では、ハードディスクドライブ(以下HDDと言う)が記憶装置として近年内蔵されるようになった。しかし、携帯用機器中のHDDは、携帯用機器が手振れなどで揺動したり、或いは落下した場合等に故障することがあるので、この時の加速度を初期段階で検出し、HDDの磁気ヘッドの退避や磁気ヘッドに加わる衝撃を打ち消す制御を行なう必要がある。従って、この携帯用機器に加わる加速度を初期段階で検出する為に小さな加速度を検出し得る慣性センサが必要となるが、以下に慣性センサの従来例を具体的に挙げて、背景技術を説明する。
第1の従来例の慣性センサとして、特許文献1に記載されているように角速度が加わるのに伴って、それぞれコイルバネとされる4つの支持部に支持された振動質量がこれら支持部の変形で移動する構造として、この振動質量の変位を駆動電極及び検出電極等で検知するものがあった。
第2の従来例の慣性センサとして、特許文献2に記載されているように加速度が加わるのに伴って、シリコン基板の中央に配置された中央厚肉部が変位する構造とし、この中央厚肉部の変位を電極膜が接点に接触することで、検出するものがあった。
第3の従来例の慣性センサとして、特許文献3に記載されているように加速度が加わるのに伴ってダイヤフラムが傾く構造として、このダイヤフラムの傾きを3種類の電極でそれぞれ検知することで、3軸方向の加速度を検出するものがあった。
特開平9−42973号公報 特開2000−106070号公報 特開平11−304833号公報
例えば、携帯用機器に内蔵されるHDDに慣性センサを取り付けて、あらゆる方向における小さな加速度をそれぞれ検出するには、慣性センサの取り付け空間がHDD内に余り無い為、2mm×3mm×1mm程度の大きさにまでこの慣性センサを小型化することが要求される。
しかし、第1の従来例では、小型化するのに伴って振動質量が軽量になる為、コイルバネとされる支持部が変形し難くなる結果、この振動質量の変位を確実に検出するのは困難であった。また、支持部が4つ必要なこと等から部品点数が多く製造コストを低減することが困難であるだけでなく、検出できる変位の方向が限定されていた。
さらに、第2の従来例でも、支持部分の剛性が高いので、小型化に伴って中央厚肉部が変位し難くなる結果、電極膜が接点に接触することによりこの中央厚肉部の変位を確実に検出するのは困難であり、また、この第2の従来例でも、検出できる変位の方向が限定されていた。
一方、第3の従来例でも、3軸方向の加速度を検出可能とするのに合わせて、3種類の電極が必要なこと等から、小型化が困難であると共に部品点数が多くなって製造コストを低減することも困難であった。
つまり、これら第1及び第2の従来例は、小型且つ低コストとしつつ小さな加速度の検出を可能にするには不向きな構造であるだけでなく、加速度の検出方向に制限を有した構造となっていた。さらに、第3の従来例では、小型且つ低コストとしつつ小さな加速度の検出をするには不向きな構造となっていた。
本発明は上記事実を考慮し、小型且つ低コストとしつつあらゆる方向における小さな加速度を検出可能な慣性センサを提供することを目的とする。
請求項1による慣性センサは、基端側が支持部材に連結されると共に、延びる方向を変化させる変曲部が少なくとも一箇所設けられた片持ち梁構造とされる弾性部材と、
必要な大きさの質量を有しつつ弾性部材の先端側に取り付けられる錘と、
錘の表面に配置され且つ周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材と、
磁場発生部材と対向して配置された磁気感応素子と、
を有したことを特徴とする。
請求項1に係る慣性センサは、延びる方向を変化させる変曲部が少なくとも一箇所設けられた片持ち梁構造とされる弾性部材を有していて、この弾性部材の基端側が支持部材に連結されると共に、この弾性部材の先端側に必要な大きさの質量を有した錘が取り付けられた構造とされている。さらに、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材がこの錘の表面に配置され、この磁場発生部材と対向して磁気感応素子が配置された構造となっている。
つまり、本請求項では、延びる方向を変化させる変曲部を少なくとも一箇所有した片持ち梁構造に弾性部材がなっていることで、単純な片持ち梁では2軸方向しか変形しないのに対して、相互に直交する3軸方向共にそれぞれ弾性部材が変形し易い構造となる。この為、この弾性部材の先端側に支持された形の錘に、微小な加速度が何れの方向から加わった場合でも、錘の重量との関係で生じることになる力によって、容易に弾性部材が弾性変形し、これに伴って錘及びこの錘の表面に配置される磁場発生部材が変位することになる。
また、この磁場発生部材がその周囲に磁場を生じさせているが、この磁場発生部材と対向して配置された磁気感応素子が、これら錘及び磁場発生部材の変位に伴う磁場発生部材の磁束方向の変化を検出できるようになる。
以上より、本請求項によれば、単に、支持部材に支持された弾性部材、磁場発生部材を表面に有する錘及び磁気感応素子のみの簡単な構造の慣性センサにより、磁束方向の変化の形で3軸方向の内の何れの方向の微小な加速度であっても検出できるようになった。従って、本請求項では、慣性センサを小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、何れの方向の小さな加速度であってもこの慣性センサによりそれぞれ検出可能となる。
ここで、慣性センサの小型化を可能とする磁気感応素子としてスピンバルブ巨大磁気抵抗素子(以下、スピンバルブ型GMR素子という)を用いることが考えられる。つまり、このスピンバルブ型GMR素子は、磁気の強弱を検出する他の素子とは違って、磁束方向の変化でインピーダンスが変化する素子である。そして、この磁束方向の変化によりインピーダンスが変化する特性を応用し、磁場発生部材の磁束方向の変化を捕らえられる位置関係で、このスピンバルブ型GMR素子を適切に配置することにより、磁場発生部材の微少変位をも検出可能となる。
請求項2による慣性センサは、基端側が支持部材に連結されると共に、延びる方向を変化させる変曲部が少なくとも一箇所設けられた片持ち梁構造とされる弾性部材と、
必要な大きさの質量を有しつつ弾性部材の先端側に取り付けられ且つ、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材と、
磁場発生部材と対向して配置された磁気感応素子と、
を有したことを特徴とする。
請求項2に係る慣性センサは、延びる方向を変化させる変曲部が少なくとも一箇所設けられた片持ち梁構造とされる弾性部材を有していて、この弾性部材の基端側が支持部材に連結されると共に、この弾性部材の先端側に必要な大きさの質量を有した磁場発生部材が取り付けられた構造とされている。さらに、周囲に磁場を生じさせるこの磁場発生部材と対向して磁気感応素子が配置された構造ともなっている。
つまり、本請求項では、延びる方向を変化させる変曲部を少なくとも一箇所有した片持ち梁構造に弾性部材がなっていることで、請求項1と同様に相互に直交する3軸方向共にそれぞれ弾性部材が変形し易い構造となる。この為、この弾性部材の先端側に支持された形の磁場発生部材に、微小な加速度が何れの方向から加わった場合でも、容易に弾性部材が弾性変形し、これに伴ってこの磁場発生部材が変位することになる。
また、この磁場発生部材がその周囲に磁場を生じさせているが、この磁場発生部材と対向して配置された磁気感応素子が請求項1と同様に、この磁場発生部材の変位に伴う磁場発生部材の磁束方向の変化を検出できるようになる。
以上より、本請求項によれば、単に、支持部材に支持された弾性部材、磁場発生部材及び磁気感応素子のみの簡単な構造の慣性センサにより、磁束方向の変化の形で3軸方向の内の何れの方向の微小な加速度であっても検出できるようになった。従って、本請求項では、慣性センサを小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、何れの方向の小さな加速度であってもこの慣性センサによりそれぞれ検出可能となる。
請求項3に係る慣性センサによれば、請求項1及び請求項2の慣性センサと同様の構成の他に、弾性部材がL字形状或いはU字形状に形成されるという構成を有している。つまり、弾性部材をL字形状或いはU字形状にしたことで、本請求項では、片持ち梁構造の弾性部材に確実に変曲部を配置できるようになった。
請求項4に係る慣性センサによれば、請求項1から請求項3の慣性センサと同様の構成の他に、弾性部材がシリコン或いは耐熱熱可塑性樹脂により構成されている。つまり、ヤング率の小さいシリコン或いは耐熱熱可塑性樹脂によって弾性部材を構成したことで、小さな力であってもより大きく弾性部材が変形するようになり、この結果として、相互に直交する3軸方向共に磁場発生部材がそれぞれより変位し易い構造になる。
請求項5に係る慣性センサによれば、請求項1から請求項4の慣性センサと同様の構成の他に、錘が接着或いは成形により弾性部材の先端側に取り付けられるという構成を有している。つまり、錘と弾性部材との間が接着剤等による接着で接合され、或いは錘と弾性部材との間が弾性部材の成形に伴って接合されて、弾性部材に錘が取り付けられることで、これらの間がより確実且つ簡易に接合される結果として、請求項1の作用効果がより確実に達成できるようになった。
請求項6に係る慣性センサによれば、請求項1から請求項5の慣性センサと同様の構成の他に、支持部材、弾性部材、磁場発生部材及び磁気感応素子を少なくとも内蔵した構造の筐体を有し、この筐体の外側或いは内側に磁気を遮断する磁気シールド部材を配置したという構成を有している。
従って、本請求項によれば、磁場発生部材及び磁気感応素子等を内蔵した筐体の外側或いは内側に磁気シールド部材が配置されたことで、慣性センサが外部の磁気による影響を受け難くなって、磁場発生部材との間の相対変位による磁束の向きの変化を磁気感応素子がより正確に検出可能となる。
請求項7に係る慣性センサによれば、請求項1から請求項6の慣性センサと同様の構成の他に、高透磁率の材料で形成されたリードフレームに接続された形で、磁気感応素子が配置され、磁場発生部材及び磁気感応素子を囲むようにこのリードフレームが形成されたという構成を有している。
従って、本請求項によれば、高透磁率の材料で形成されたリードフレームが、請求項6の磁気シールド部材と同様の作用を奏する結果、慣性センサが外部の磁気による影響を受け難くなって、請求項6と同様に磁場発生部材との間の相対変位による磁束の向きの変化を磁気感応素子がより正確に検出可能となる。
請求項8に係る慣性センサによれば、請求項1から請求項7の慣性センサと同様の構成の他に、相互に直交する3軸方向それぞれで弾性部材の先端側が支持部材に対して変位可能とされ、磁場発生部材の磁気感応素子に対する3軸方向それぞれに沿った相対変位による磁束の向きの変化を1つの磁気感応素子によって検出可能としたという構成を有している。
従って、本請求項によれば、1つの磁気感応素子によって相互に直交する3軸方向における磁場発生部材の変位を検出可能としたことで、慣性センサの小型化が可能となり、部品コストや組立コストが低減されて、低コスト化が図られた慣性センサが得られるようになった。
本発明によれば、小型且つ低コストとしつつあらゆる方向における小さな加速度を検出可能な慣性センサが得られることになる。例えば慣性センサの中でも携帯用機器の揺動又は落下を検出する慣性センサは、±1G程度のあらゆる方向における小さな加速度を検出しなければならない。つまり、加速度が小さいのに伴って可動部の変位が非常に少ない上、小さな空間内に配置して使用しなければならない為に錘の機能をはたす部分の重量が軽量になるが、本発明によればこれらの問題点を解決することが可能となる。
以下、本発明に係る慣性センサの第1の実施の形態を図1及び図2に示し、これらの図面に基づき本実施の形態を説明する。
本実施の形態に係る慣性センサ10の外枠部分を、内部に空間が設けられると共に一端が開放端とされる角筒状に形成されたケース28が構成しており、また、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂等の合成樹脂材により形成された支持部材14が、この例えば金属製のケース28に内蔵されている。
この支持部材14には、弾性変形し得る弾性部材であるゴム材16の基端側が連結されて、ケース28内にこのゴム材16が配置されているが、このゴム材16には、延びる方向を直角に変化させて図1(A)における下方とする変曲部16Aが一箇所設けられて、ゴム材16がL字形状に形成された片持ち梁構造とされている。尚、本実施の形態では、変形し易いようにこのゴム材16を低硬度でヤング率の小さいシリコンゴム製としている。
そして、変曲部16Aを有するのに伴って、長く形成されたこのゴム材16の先端側には、黄銅等の非磁性体材料により直方体状に形成されて必要な大きさの質量である例えば1ミリグラム程度の重量を有した錘18が、取り付けられている。つまり、支持部材14に片持ち状に支持されたL字形状のゴム材16の先端側に、周囲をゴム材16により包まれる形で接合された錘18が取り付けられていて、このL字形状に形成されたゴム材16の弾性変形に伴い、図1に示す相互に直交するX軸、Y軸及びZ軸の各方向に沿って、この錘18が変位可能となっている。
この錘18の一端側の表面となる図1及び図2における下の端面18Aには、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材20が、錘18に塗布されることで配置されており、これに対応して、磁場発生部材20から生じる磁束の向きの変化を検出し得る磁気感応素子とされるスピンバルブ型GMR素子22が設けられている。すなわち、本実施の形態では、磁束方向の変化でインピーダンスが変化するスピンバルブ型GMR素子22が磁気感応素子とされている。
また、図1及び図2に示すように、このスピンバルブ型GMR素子22は、外部磁界からの影響を防止する為に、最大透磁率μmax が3万以上とされる高透磁率の例えば42アロイで形成されたリードフレーム26に接続されるような構造とされている。これにより、スピンバルブ型GMR素子22の近傍でこのリードフレーム26が磁気シールド効果を生じさせている。さらに、これらスピンバルブ型GMR素子22及びリードフレーム26は、エポキシ樹脂等の合成樹脂材によるパッケージ24内に封入されていて、リードフレーム26の両端部分がパッケージ24外に突出している。
そして、図1に示すようにこのパッケージ24がケース28の開放端に蓋のように取り付けられて固定されることで、この錘18の下側の端面18Aに配置される磁場発生部材20と空隙を有しつつ対向して、このスピンバルブ型GMR素子22がケース28に配置されている。
以上より、スピンバルブ型GMR素子22がリードフレーム26を介して外部の図示しない回路に接続されることになり、これに伴い必要な検出データがこのリードフレーム26を介して取り出せるようになっている。
そして、支持部材14、ゴム材16、錘18、磁場発生部材20及びスピンバルブ型GMR素子22を内蔵した構造の筐体12が、ケース28及びパッケージ24により形成されており、この内のケース28の外側には、外部の磁気を遮断する為に、例えばアモルファス材或いはパーマロイ材によって箱状に形成された磁気シールド部材30が配置されている。尚、図1に示すように、例えばこの筐体12の長さ寸法Lは約2.5mmとされ、横寸法Hは約2.0mmとされ、厚み寸法Wは約0.8mmとされている。
他方、この慣性センサ10を組み立てる際には、予めスピンバルブ型GMR素子22を作製して図2に示すようにパッケージ24内に封入する。この一方、錘18、支持部材14及びケース28等を形成し、さらに磁性体を含んだバインダをこの錘18に塗布することで、磁場発生部材20を錘18の表面に配置することにする。
次に、図示しない成形金型内にこれらの内の磁場発生部材20を有した錘18及び支持部材14を入れて、一体成形によって錘18と支持部材14との間に配置する形で、図1及び図2に示すゴム材16を形成する。
最後に、図2に示すように、このようにゴム材16及び錘18等が取り付けられた支持部材14をケース28内に挿入すると共に、スピンバルブ型GMR素子22が内蔵されたパッケージ24をケース28の開放端に取り付けることで、図1に示すように慣性センサ10が完成する。尚この際、支持部材14の切欠部14Aにパッケージ24の角部が当接することで、ケース28内に支持部材14が確実に固定されることになる。
次に、本実施の形態に係る慣性センサ10の作用を説明する。
本実施の形態に係る慣性センサ10は、延びる方向を変化させる変曲部16Aが一箇所設けられたL字形状の片持ち梁構造とされるゴム材16を有していて、このゴム材16の基端側が支持部材14に連結されると共に、このゴム材16の先端側に必要な大きさの質量を有した錘18が取り付けられた構造とされている。さらに、本実施の形態では、磁極N,Sの存在に伴って周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材20が、この錘18の表面に塗布されて配置されている。
また、これら支持部材14、ゴム材16、錘18及び磁場発生部材20が内蔵されたケース28の開放端に、スピンバルブ型GMR素子22が内蔵されたパッケージ24がはめ込まれて取り付けられることで、このスピンバルブ型GMR素子22も、磁場発生部材20と空隙を有しつつ対向した形で、筐体12内に配置されている。
つまり、本実施の形態では、延びる方向を変化させる変曲部16Aを一箇所有した片持ち梁構造にゴム材16がなって延びる方向が二方向となることで、単純な片持ち梁では2軸方向しか変形しないのに対して、相互に直交するX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向共にそれぞれこのゴム材16が変形し易い構造になる。
この為、このゴム材16の先端側に支持された形の錘18に、微小な加速度が何れの方向から加わった場合でも、錘18の重量との関係で生じることになる力によって、ゴム材16が容易に弾性変形する。そしてこれに伴い、錘18及びこの錘18の表面に配置される磁場発生部材20が図1におけるX軸、Y軸及びZ軸の3軸の各方向に変位することになる。
また、この磁場発生部材20がその周囲に磁場を生じさせているが、この磁場発生部材20と対向して配置された1つのスピンバルブ型GMR素子22が、これら錘18及び磁場発生部材20のX軸、Y軸及びZ軸方向への相対変位に伴う磁場発生部材20の磁束方向の変化を検出できるようになる。
以上より、本実施の形態によれば、単に、支持部材14に支持されたゴム材16、磁場発生部材20を表面に有する錘18及び1つのスピンバルブ型GMR素子22のみの簡単な構造の慣性センサ10により、磁束方向の変化の形でX軸、Y軸及びZ軸の何れの方向の微小な加速度であっても検出できるようになった。つまり、慣性を検出する高価なセンサの本体部分であるスピンバルブ型GMR素子22が1つであっても、本実施の形態の慣性センサ10は3軸方向の検出が可能になる。
従って、本実施の形態では、慣性センサ10を小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、3軸方向の内の何れの方向の小さな加速度であっても、この慣性センサ10によりそれぞれ検出可能になる。
一方、本実施の形態によれば、ゴム材16がヤング率の小さいシリコンゴムによってL字形状に形成されたことで、変曲部16Aを有した片持ち梁構造にゴム材16をより確実に形成できるようになるだけでなく、小さな力であってもより大きくゴム材16が変形するようになり、この結果として、相互に直交する3軸方向共にそれぞれ磁場発生部材20がより変位し易い構造になる。
また、本実施の形態のように、錘18とゴム材16の先端側との間がゴム材16の成形に伴い接合されて、錘18がゴム材16に取り付けられることで、これらの間がより確実且つ簡易に接合されるようになった。
他方、本実施の形態では、支持部材14、ゴム材16、錘18、磁場発生部材20及びスピンバルブ型GMR素子22を少なくとも内蔵した構造の筐体12を有し、この筐体12の外側に磁気を遮断する磁気シールド部材30が配置されているだけでなく、非磁性体材料により錘18が形成された構造になっている。
従って、磁場発生部材20及びスピンバルブ型GMR素子22等を内蔵した筐体12の外側に磁気シールド部材30が配置された結果として、慣性センサ10が外部の磁気による影響を受け難くなって、磁場発生部材20とスピンバルブ型GMR素子22との間の相対変位による磁束の向きの変化をより正確に検出可能になる。
さらに、マグネット等の強磁性体と性質の異なる非磁性体材料によって錘18が形成されたことで、上記のように一般に強磁性を有する磁気シールド部材30を筐体12の外側に配置した場合であっても、錘18自身による磁気の影響を受けず、加わる加速度に合わせてゴム材16が弾性変形して錘18が確実に変位することになる。
一方、本実施の形態では、錘18に磁場発生部材20が塗布されることで、錘18の表面にこの磁場発生部材20が配置された構造になっている。つまり、微小な磁性体を分散した形で含んだバインダを単に塗布して配向乾燥するだけで、磁場発生部材20を錘18の表面に配置可能となるので、本実施の形態によれば、慣性センサ10の製造が容易となって慣性センサ10の製造コストがより低減されるようになる。
次に、本発明に係る慣性センサの第2の実施の形態を図3に示し、この図面に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態も、図3に示すように第1の実施の形態と似た構造となっているが、支持部材14に基端側が連結されたゴム材16は、延びる方向を変化させる変曲部16Aが3箇所設けられて、U字形状に形成された片持ち梁構造とされている。
さらに、本実施の形態では、錘18が取り付けられる替わりに、必要な大きさの質量を有した例えば永久磁石であるマグネット32が磁場発生部材として、ゴム材16の先端側に取り付けられていて、このマグネット32が周囲に磁場を生じさせている。
また、高透磁率の材料で形成されてスピンバルブ型GMR素子22に接続されるリードフレーム26の両端部分が、それぞれ屈曲されて図3(A)における上方に延びるシールド部26Aとされており、これに伴って、マグネット32及びスピンバルブ型GMR素子22を囲むようにこのリードフレーム26のシールド部26Aが形成されることになる。
一方、本実施の形態では、スピンバルブ型GMR素子22を封入したパッケージ24が、第1の実施の形態よりも大きく形成されていて、内部に空間が設けられると共に一端が開放端とされる角筒状に形成された構造になっている。従って、このパッケージ24が第1の実施の形態のケース28の替わりとなって、このパッケージ24内にゴム材16及びマグネット32が配置されている。そして、支持部材14がパッケージ24の開放端に当接して、接着剤等によって支持部材14とパッケージ24とが接合された形になっている。
次に、本実施の形態に係る慣性センサ10の作用を説明する。
本実施の形態に係る慣性センサ10は、延びる方向を変化させる変曲部16Aが3箇所設けられたU字形状の片持ち梁構造とされるゴム材16を有していて、このゴム材16の基端側が支持部材14に連結されると共に、このゴム材16の先端側に必要な大きさの質量を有したマグネット32が取り付けられた構造とされている。
さらに、周囲に磁場を生じさせるこのマグネット32と対向してスピンバルブ型GMR素子22が配置されていて、このスピンバルブ型GMR素子22が高透磁率の材料で形成されたリードフレーム26に接続された形とされている。但し、本実施の形態では、マグネット32及びスピンバルブ型GMR素子22を囲むようにこのリードフレーム26が形成された構造ともなっている。
つまり、本実施の形態では、延びる方向を変化させる変曲部16Aを3箇所有した片持ち梁構造にゴム材16がなっていることで、第1の実施の形態と同様に、相互に直交するX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向共にそれぞれゴム材16が変形し易い構造となる。この為、このゴム材16の先端側に支持された形のマグネット32に、微小な加速度が何れの方向から加わった場合でも、このゴム材16が容易に弾性変形し、これに伴ってマグネット32が変位することになる。
また、このマグネット32がその周囲に磁場を生じさせているが、このマグネット32と対向して配置されたスピンバルブ型GMR素子22が、第1の実施の形態と同様に、このマグネット32のX軸、Y軸及びZ軸方向への相対変位に伴う磁束方向の変化を検出できるようになる。
以上より、本実施の形態によれば、単に、支持部材14に支持されたゴム材16、マグネット32及び一つのスピンバルブ型GMR素子22のみの簡単な構造の慣性センサ10により、磁束方向の変化の形でX軸、Y軸及びZ軸の何れの方向の微小な加速度であっても検出できるようになった。従って、本実施の形態では、慣性センサ10を小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、3軸方向の内の何れの方向の小さな加速度であってもこの慣性センサ10によりそれぞれ検出可能となる。
一方、本実施の形態によれば、高透磁率の材料で形成されたリードフレーム26が、第1の実施の形態の磁気シールド部材30と同様の作用を奏する結果、慣性センサ10が外部の磁気による影響を受け難くなって、第1の実施の形態と同様にマグネット32との間の相対変位による磁束の向きの変化をスピンバルブ型GMR素子22がより正確に検出可能となった。
次に、本発明に係る慣性センサの第3の実施の形態を図4に示し、この図面に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1及び第2の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態も、図4に示すように第1及び第2の実施の形態と似て、基端側を支持部材14に連結したゴム材16がその延びる方向を変化させる変曲部16Aを有した構造となっている。但し、本実施の形態では、この最初の変曲部16Aで二股にゴム材16が一旦別れ、さらにそれぞれ二箇所の変曲部16Aでそれぞれ延びる方向が変化されてから、二つに一旦別れたゴム材16が再度結合する形の片持ち梁構造にゴム材16がされている。
そして、本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様にこのゴム材16の先端側に必要な大きさの質量を有した錘18が取り付けられている。さらに、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材20がこの錘18の表面に配置されると共に、この磁場発生部材20と対向してスピンバルブ型GMR素子22が配置された構造に本実施の形態もなっている。
以上より、本実施の形態も第1及び第2の実施の形態と同様に、簡単な構造の慣性センサ10により、磁束方向の変化の形でX軸、Y軸及びZ軸の何れの方向の微小な加速度であっても検出できるようになる結果、慣性センサ10を小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、3軸方向の内の何れの方向の小さな加速度であってもそれぞれ検出可能となる。
次に、本発明に係る慣性センサの第4の実施の形態を図5に示し、この図面に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1及び第2の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態も、図5に示すように第1及び第2の実施の形態と似て、基端側を支持部材14に連結したゴム材16がその延びる方向を変化させる変曲部16Aを有した構造となっている。但し、本実施の形態では、この変曲部16Aが4箇所設けられていて、U字形状に形成された片持ち梁構造にゴム材16がされている。
そして、本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様にこのゴム材16の先端側に必要な大きさの質量を有した錘18が取り付けられている。さらに、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材20がこの錘18の表面に配置されると共に、この磁場発生部材20と対向してスピンバルブ型GMR素子22が配置された構造に本実施の形態もなっている。
以上より、本実施の形態も第1及び第2の実施の形態と同様に、簡単な構造の慣性センサ10により、磁束方向の変化の形でX軸、Y軸及びZ軸の何れの方向の微小な加速度であっても検出できるようになる結果、慣性センサ10を小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、3軸方向の内の何れの方向の小さな加速度であってもそれぞれ検出可能となる。
他方、上記実施の形態では、弾性部材をシリコンゴム製のゴム材16としたが、耐熱熱可塑性樹脂等の熱可塑性エラストマとしても良い。具体的にはシェアーA硬度の20°以下のエチレン系エラストマーやシリコン樹脂等を採用することが考えられる。また、上記実施の形態において、ゴム材16の変曲部16Aの部分が屈曲した形とされているが、変曲部の部分を円弧状の形に形成しても良い。
さらに、上記実施の形態では成形により弾性部材の先端側に錘が取り付けられているが、錘と弾性部材との間を接着剤等による接着で接合して、弾性部材に錘が取り付けることでも、これらの間がより確実且つ簡易に接合されることになるので、接着により錘と弾性部材との間を接合しても良いことになる。
この一方、上記実施の形態のように磁場発生部材20を錘18に塗布する替わりに、蒸着やスパッタリング等によって薄膜とされる磁場発生部材20を錘18の表面に配置する構造にしても良い。このように、蒸着やスパッタリング等によって薄膜とした磁場発生部材20を錘18の表面に配置することにより、この磁場発生部材20を不必要に大きくしなくとも必要な強さの磁場を確保できるようになる。つまりこの結果として、慣性センサ10の小型化をより一層図ることが可能となる。
さらに、上記実施の形態と異なって、磁場発生部材20が塗布されたテープ或いは、薄膜とされる磁場発生部材20を有したテープを、接着剤等により錘18に貼り付けることで、磁場発生部材20を錘18の表面に配置する構造にしても良い。
また、上記実施の形態では、筐体12の外側に磁気を遮断する磁気シールド部材30を配置した構造としたが、筐体12の内側にこの磁気シールド部材30を配置しても上記実施の形態と同様の作用効果が得られるので、筐体12の内側にこの磁気シールド部材30を配置した構造としても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る慣性センサを示す図であって、(A)は正面から見た断面図であり、(B)は側面から見た断面図であり、(C)は底面から見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係る慣性センサを示す分解図である。 本発明の第2の実施の形態に係る慣性センサを示す図であって、(A)は正面から見た断面図であり、(B)は側面から見た図であり、(C)は底面から見た図である。 本発明の第3の実施の形態に係る慣性センサを示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る慣性センサを示す断面図である。
符号の説明
10 慣性センサ
12 筐体
14 支持部材
16 ゴム材(弾性部材)
16A 変曲部
18 錘
20 磁場発生部材
22 スピンバルブ型GMR素子(磁気感応素子)
26 リードフレーム
26A シールド部
30 磁気シールド部材
32 マグネット(磁場発生部材)

Claims (8)

  1. 基端側が支持部材に連結されると共に、延びる方向を変化させる変曲部が少なくとも一箇所設けられた片持ち梁構造とされる弾性部材と、
    必要な大きさの質量を有しつつ弾性部材の先端側に取り付けられる錘と、
    錘の表面に配置され且つ周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材と、
    磁場発生部材と対向して配置された磁気感応素子と、
    を有したことを特徴とする慣性センサ。
  2. 基端側が支持部材に連結されると共に、延びる方向を変化させる変曲部が少なくとも一箇所設けられた片持ち梁構造とされる弾性部材と、
    必要な大きさの質量を有しつつ弾性部材の先端側に取り付けられ且つ、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材と、
    磁場発生部材と対向して配置された磁気感応素子と、
    を有したことを特徴とする慣性センサ。
  3. 弾性部材がL字形状或いはU字形状に形成されることを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の慣性センサ。
  4. 弾性部材がシリコン或いは耐熱熱可塑性樹脂により構成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の慣性センサ。
  5. 錘が接着或いは成形により弾性部材の先端側に取り付けられることを特徴とする請求項1項から請求項4の何れかに記載の慣性センサ。
  6. 支持部材、弾性部材、磁場発生部材及び磁気感応素子を少なくとも内蔵した構造の筐体を有し、この筐体の外側或いは内側に磁気を遮断する磁気シールド部材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の慣性センサ。
  7. 高透磁率の材料で形成されたリードフレームに接続された形で、磁気感応素子が配置され、磁場発生部材及び磁気感応素子を囲むようにこのリードフレームが形成されたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の慣性センサ。
  8. 相互に直交する3軸方向それぞれで弾性部材の先端側が支持部材に対して変位可能とされ、磁場発生部材の磁気感応素子に対する3軸方向それぞれに沿った相対変位による磁束の向きの変化を1つの磁気感応素子によって検出可能としたことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の慣性センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109348324A (zh) * 2018-09-30 2019-02-15 苏州新阳升科技股份有限公司 一种用于中高频无线电船台的话筒设备

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