JP2005147899A - 加速度センサの信号処理システム及び加速度センサ搭載装置 - Google Patents

加速度センサの信号処理システム及び加速度センサ搭載装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 小型且つ低コストとしつつ、落下及びショックによる出力信号を他の動作による出力信号と区分し得る加速度センサの信号処理システムを得る。
【解決手段】 加速度センサ10からの出力信号を微分回路42が微分して微分出力信号を出力する。微分回路42は微分出力信号が第一の閾値に達したか否かを判別する第1比較器44に接続され、第1比較器44は微分出力信号が第二の閾値に達したか否かを同様に判別する第2比較器46に接続され、第2比較器46は処理回路48に接続される。加速度センサ10及び第1比較器44は電圧検出器50にそれぞれ接続され、電圧検出器50は処理回路48に接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型且つ低コストとしつつ、落下及びショックによる加速度センサの出力信号を他の動作による出力信号と区分し得る加速度センサの信号処理システム及び加速度センサ搭載装置に関し、特に携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯用機器とされる加速度センサ搭載装置に好適なものである。
例えば携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯用機器では、ハードディスクドライブ(以下HDDと言う)が記憶装置として近年内蔵されるようになった。しかし、携帯用機器中のHDDは、携帯用機器が落下した場合や携帯用機器が何かに衝突してショックが加わった場合等に故障することがあるので、歩行やジャンプなどによる加速度と区別して、この時の加速度を初期段階で検出し、HDDの磁気ヘッドの退避や磁気ヘッドに加わる衝撃を打ち消す制御を行なう必要がある。
従って、歩行やジャンプなどの他の動作を原因とする低周波数の緩やかな加速度の変化と区別して、この携帯用機器に加わる虞がある落下による加速度やショック(衝撃)による加速度を初期段階で検出し得る加速度センサが求められている。そして、従来の加速度センサとしては、例えば圧電方式のショックセンサ及びマイクロ−エレクトロ−メカニカル−システム方式(以下、MEMS方式という)の加速度センサの他、特許文献1に示された機構が知られている。
しかし、圧電方式のショックセンサは、ショックによる加速度の検出は可能であるものの、落下による加速度は検知できず、また、MEMS方式の加速度センサは、ショック及び落下による加速度をそれぞれ検出可能であるものの、製造コストが高いだけでなく、形状が大きくなるので小型化の要請に対応できなかった。さらに、特許文献1の機構では、落下センサとショックセンサとをそれぞれ有した構造になっていた。以上より、落下センサとされる加速度センサ及びショックセンサとされる加速度センサを従来は、特許文献1の機構のように個々に必要としていた携帯用機器も有り、携帯用機器の製造コスト増大の要因ともなっていた。
特開2002−208239公報
これに対して、上記の加速度センサと異なり、例えば樹脂製の弾性体の先端部にマグネットを取り付け、この弾性体の変形によるマグネットの変位をスピンバルブ巨大磁気抵抗素子(以下、スピンバルブ型GMR素子という)で検出する形の加速度センサが考えられるようになった。但し、このようなスピンバルブ型GMR素子を用いた加速度センサは、従来の圧電方式のショックセンサやMEMS方式の加速度センサと信号処理システムも全く異なるので、信号を確実に処理する為に、新たな構造の回路による信号処理システムが必要となる。
さらに、落下による加速度やショックによる加速度を単一の加速度センサで検出可能になるのに伴い、これら落下による加速度とショックによる加速度とを判別する必要も生じるようにもなった。
本発明は上記事実を考慮し、小型且つ低コストとしつつ、落下及びショックによる出力信号を他の動作による出力信号と区分し得る加速度センサの信号処理システム及び加速度センサ搭載装置を提供することを目的とする。
請求項1による加速度センサの信号処理システムは、加速度を検出して加速度の大きさに基づく出力信号を出力する加速度センサと、
加速度センサの出力信号を微分して微分出力信号を出力する微分回路と、
第一の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第1比較手段と、
第一の閾値より高い第二の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第2比較手段と、
第一の閾値未満の時に通常状態とし、第一の閾値のみに達した時に第一処理状態と判定すると共に、第二の閾値に達した時に第二処理状態と判定する処理手段と、
を有することを特徴とする。
請求項1に係る加速度センサの信号処理システムでは、加速度を検出して加速度の大きさに基づく出力信号を加速度センサが出力し、この出力信号を微分回路が微分して微分出力信号を出力する。この微分出力信号が、第一の閾値に達したか否かを第1比較手段が判別し、また、第一の閾値より高い第二の閾値に達したか否かを第2比較手段が判別する。そして処理手段が、第一の閾値未満を通常状態とする他に、第一の閾値のみに達した時に第一処理状態と判定すると共に、第二の閾値に達した時に第二処理状態と判定する。
従って、本請求項によれば、加速度が加わっていない場合の加速度センサの出力信号や、例えば歩行やジャンプなどの動作に基づく低周波数の緩やかな変化の加速度センサの出力信号を微分回路が微分して微分出力信号を求め、この微分出力信号を第一の閾値未満の通常状態と処理手段が判定する。
また、歩行やジャンプなどの動作に基づく低周波数の緩やかな変化の加速度センサの出力信号を微分して求められた微分出力信号より高く且つ、落下に基づく加速度センサの出力信号を微分して求められた微分出力信号と同じ値に、第1比較手段の第一の閾値を設定することで、歩行やジャンプなどの動作に基づく加速度センサの出力信号と、落下に基づく加速度センサの出力信号とを区別することが可能となった。そしてこれに伴って、落下に基づく加速度センサの出力信号を微分して求められた微分出力信号を、第一処理状態と処理手段が判定する。
一方、落下による加速度センサの出力信号から求められた微分出力信号よりも、衝撃であるショックによる加速度センサの出力信号から求められた微分出力信号は一般に高いことになる。この為、第2比較手段の第二の閾値を、落下による微分出力信号より高く且つ、ショックによる微分出力信号より低く設定することで、落下に基づく加速度センサの出力信号と、ショックに基づく加速度センサの出力信号とを、区別することが可能となった。そしてこれに伴って、ショックによる加速度センサの出力信号を微分して求められた微分出力信号を、第二処理状態と処理手段が判定する。
以上の結果として、本請求項によれば、低周波数の緩やかな加速度の変化の出力信号を微分回路で微分して、処理手段で判定することで、この緩やかな加速度の変化を落下やショックによる加速度と区分できるようになる。さらに、本請求項では、落下センサ及びショックセンサの二つの加速度センサを必要とせずに、一つの加速度センサ及びこの加速度センサからの出力信号を微分して判断する一つの処理手段で判定が可能となり、加速度を検出する為の加速度センサの信号処理システムの小型化及び低コスト化を図ることが可能となった。
請求項2に係る加速度センサの信号処理システムによれば、請求項1の加速度センサの信号処理システムと同様の構成の他に、加速度センサに落下による加速度が加わって加速度センサの出力信号が予め定められた設定値に達して一定時間保たれた場合で、微分出力信号が第一の閾値に達した状態を第一処理状態と、処理手段が判定するという構成を有している。
本請求項によれば、落下による急峻な加速度の変化が加速度センサに加わったときに、微分出力信号が第一の閾値に達するだけでなく、加速度センサの出力信号が予め定められた設定値に達して一定時間保たれた状態が第一処理状態となるので、歩行やジャンプなどの動作に基づく低周波数の緩やかな加速度の変化や、第一の閾値を超えるような微弱な衝撃及びノイズ等によっては、処理手段が第一処理状態と判断しないようになる。つまり、本請求項によれば、低周波数の緩やかな変化の加速度センサの出力信号やノイズ等を誤って第一処理状態と判断することが確実に無くなるので、請求項1の作用効果が一層確実に達成されるようになる。
請求項3に係る加速度センサの信号処理システムによれば、請求項1の加速度センサの信号処理システムと同様の構成の他に、加速度センサに衝撃による加速度が加わった場合を、微分出力信号が第二の閾値に達した第二処理状態と、処理手段が判定するという構成を有している。
本請求項によれば、落下による加速度と衝撃による加速度とを区別できるので、落下した場合の対処方法と衝撃が加わった場合の対処方法とを区別し、衝撃が加わった場合に一層安全性を高める対処方法をとることが可能ともなる。
請求項4に係る加速度センサの信号処理システムによれば、請求項1の加速度センサの信号処理システムと同様の構成の他に、1G相当の加速度に基づく微分出力信号の電圧を第一の閾値とするという構成を有している。従って、本請求項によれば落下に対応する1G相当の加速度に合わせて第一の閾値を設定したことで、より確実に落下による加速度を検出可能となった。
請求項5による加速度センサ搭載装置は、加速度を検出して加速度の大きさに基づく出力信号を出力する加速度センサを搭載した加速度センサ搭載装置であって、
加速度センサの出力信号を微分して微分出力信号を出力する微分回路と、
第一の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第1比較手段と、
第一の閾値より高い第二の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第2比較手段と、
第一の閾値未満の時に通常状態とし、第一の閾値のみに達した時に第一処理状態と判定すると共に、第二の閾値に達した時に第二処理状態と判定する処理手段と、
を有することを特徴とする。
請求項5に係る加速度センサ搭載装置では、請求項1に係る加速度センサの信号処理システムと同様の構成とされているので、請求項1と同様に、緩やかな加速度の変化を落下やショックによる加速度と区分できるだけでなく、落下センサ及びショックセンサの二つの加速度センサを必要とせずに、一つの加速度センサ及びこの加速度センサからの出力信号を微分して判断する一つの処理手段で、落下かショックかの判定が可能となる。この為、加速度センサの信号処理システムの小型化及び低コスト化に伴って、この加速度センサが搭載された加速度センサ搭載装置の小型化及び低コスト化を図ることが可能となった。
本発明によれば、小型且つ低コストとしつつ、落下及びショックによる加速度センサの出力信号を他の動作による出力信号と区分し得る加速度センサの信号処理システム及び加速度センサ搭載装置が得られることになり、例えば、携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯用機器に好適なものである。
以下、本発明に係る加速度センサの信号処理システム及び加速度センサ搭載装置の一実施の形態を図1から図8に示し、これらの図面に基づきこの一実施の形態を説明する。
本実施の形態に適用される加速度センサ10は、例えばHDDが内蔵された携帯用機器である加速度センサ搭載装置に搭載されている。また、この加速度センサ10の外枠部分を角筒状に形成されたケース12Aが構成しており、内部に空間を有したこのケース12Aの一端には、板状に形成された蓋材12Bが取り付けられている。
そして、これら加速度センサ10の保持部材12を構成するケース12A及び蓋材12Bは、それぞれ合成樹脂材により形成されていて、図1に示すように、例えばこの保持部材12の長さ寸法Lは約2.3mmとされ、縦寸法Wは約1mmとされ、横寸法Hは約2.2mmとされている。
さらに、この蓋材12Bには、弾性変形し得る弾性体であるゴム材16の基端側が固定されて、ケース12A内にこのゴム材16が配置されている。このゴム材16は、JIS−Aのゴム硬度を2以下としたシリコンゴム製とされ、大きさを例えば長さ寸法L1が0.4mmとされ、縦寸法W1が0.5mmとされ、横寸法H1が0.4mmとされた直方体状に形成されている。
このゴム材16の先端側には、直方体状に形成されたマグネット18が接着されている。つまり、蓋材12Bに片持ち状に取り付けられたゴム材16の先端側に、周囲をゴム材16により包まれる形で接着されたマグネット18が支持されていて、このゴム材16の弾性変形に伴い、図1に示すゴム材16の長手方向Zに対して直交する方向に沿って、このマグネット18が変位可能となっている。
また、このマグネット18は、大きさを例えば長さ寸法L2が0.5mmとされ、縦寸法W2が0.5mmとされ、横寸法H2が1.0mmとされた直方体状に形成されているが、直方体の両端部となる図1及び図2における上下の端面18Aの中心部分にそれぞれNSの磁極中心部分を、このマグネット18は有していて、図2に示すように上下の端面18Aの中心から磁束Bが広がるように存在している。尚、マグネット18の比重は6〜7程度とされると共に上記の寸法との関係から、本実施の形態のマグネット18の重量は1ミリグラム程度となる。
一方、図3に示すように、マグネット18の磁束方向の変化を検出し得る磁化方向感応素子となるスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、基板22Bに搭載された形で設けられている。この感応部22Aは、基板22B上をジグザグに延びる形で形成されていて、一対の端子22Cがこの感応部22Aにそれぞれ繋がった構造になっている。
さらに、図1及び図2に示すように、このスピンバルブ型GMR素子22は、合成樹脂製のパッケージ24内に封入されると共に、基板22B上の一対の端子22Cと一対のリードフレーム26との間が配線28を介して繋がった形で、これらリードフレーム26に接続されるような構造とされている。
そして、図1に示すようにこのパッケージ24がケース12Aの他端に取り付けられて固定されることで、このマグネット18の下側の端面18Aの中心部分と対向した位置に、このスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが配置されている。以上より、感応部22Aにそれぞれ繋がる一対の端子22Cが一対のリードフレーム26を介して外部の図示しない回路に接続されることになり、これに伴い必要な検出データがこれらリードフレーム26を介して取り出せるようになっている。
この際、微少な磁束方向の角度変化でインピーダンスが変化するスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが磁化方向感応素子とされているが、この感応部22Aの特に磁束方向の変化に敏感な方向が、図1(C)の矢印Aで示す方向とされている。つまり、加速度の検出が本来必要な2軸である相互に直交するX軸方向及びY軸方向それぞれに対して45°の角度で傾くように、磁束方向の変化に敏感な方向が向く形で感応部22Aは配置されている。
尚、図3に示すスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aは、図4(A)に示すように、磁化方向が固定されている強磁性体のピン層31、非磁性体の中間層32及び、磁化方向がその面内で自由に変化する強磁性体のフリー層33が、積層されて形成されている。
そして、このフリー層33の磁化方向Eは外部の磁化方向に合わせて変化するようなっていて、図4(B)に示すようにピン層31の磁化方向Dに対してフリー層33の磁化方向Eが逆向きとなるようにフリー層33の面内で変化した場合には、抵抗が最大となり、また、図4(C)に示すようにピン層31の磁化方向Dに対してフリー層33の磁化方向Eが一致するようにフリー層33の面内で変化した場合には、抵抗が最小となる。このことから、スピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、周囲の磁化方向の変化を検出できるようになる。
他方、この加速度センサ10を組み立てる際には、予めスピンバルブ型GMR素子22を作製して図2に示すようにパッケージ24内に封入し、さらにマグネット18、蓋材12B及びケース12A等を形成しておくことにする。次に、図示しない成形金型内にこれらの内のマグネット18及び蓋材12Bを入れて、一体成形によってマグネット18と蓋材12Bとの間に配置する形で、図2に示すゴム材16を形成する。
最後に、このようにゴム材16及びマグネット18が取り付けられた蓋材12Bをケース12Aの一端に取り付けると共に、スピンバルブ型GMR素子22が内蔵されたパッケージ24をケース12Aの他端に取り付けることで、図1に示すように加速度センサ10が完成する。
次に、本実施の形態に係る加速度センサ10の信号処理システムを、図5に基づいて説明する。
この加速度センサ10のスピンバルブ型GMR素子22には、一対のリードフレーム26を介して一定電流が流されていて、このスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aの抵抗値の変化によって、出力信号となる出力電流の電圧が変化する形になっている。つまり、加速度センサ10のスピンバルブ型GMR素子22が検出する加速度の大きさに基づいた電圧の出力信号を出力するようになっている。
この加速度センサ10からの出力信号を微分して微分出力信号を出力する微分回路42に、この加速度センサ10は接続されており、また、この微分回路42は、微分出力信号が所定の値に達したか否かを判別する第1比較手段である第1比較器44に接続されている。この際、落下による加速度とされる1G相当の加速度に基づく微分出力信号の電圧を、第1比較器44の閾値である第一の閾値としている。
さらに、この第1比較器44は、微分出力信号が所定の閾値に達したか否かを同様に判別する第2比較手段である第2比較器46に接続されていて、この第2比較器46は処理手段である処理回路48に接続されている。そして、第一の閾値より高く且つ、衝撃であるショックによる加速度が加わった時の微分出力信号が超えることのできる電圧を、第2比較器46の閾値である第二の閾値としていて、この第二の閾値に微分出力信号が達したときにのみ、第2比較器46から処理回路48にオン信号が出力されるようになっている。
一方、加速度センサ10及び第1比較器44は、電圧の検出により例えばゲートを開閉するような構造の電圧検出器50にそれぞれ接続されており、また、この電圧検出器50は処理回路48に接続されている。この為、微分出力信号が第一の閾値に達するのに伴って第1比較器44から出力されるオン信号が入力されたときに、電圧検出器50が加速度センサ10からの出力信号を処理回路48側に直接出力する形になっている。但し、第一の閾値に達していない場合には、第1比較器44からオン信号が出力されないのに伴い、電圧検出器50から処理回路48側に出力信号が送られないようになっている。
また、微分出力信号が第一の閾値未満の時には通常状態と処理回路48が判定し、微分出力信号が第一の閾値のみに達した時には第一処理状態と処理回路48が判定し、微分出力信号が第二の閾値に達した時には第二処理状態と処理回路48が判定するように判定基準が設定されている。つまり、加速度センサ10の出力信号が電圧検出器50から入力されるか否かと、第2比較器46からのオン信号が入力されるか否かとにより、処理回路48がこれらの判断をするようになっている。
この加速度センサ10が搭載された携帯用機器の図示しない制御回路に、この処理回路48は接続されており、処理回路48で通常状態と判断されている間は制御回路が通常の処理動作を実行する。この一方、処理回路48で第一処理状態と判断された場合において、この携帯用機器に内蔵されたHDDの磁気ヘッドが例えば記録動作中であれば、記録動作を一時停止させるような安全動作を制御回路は実行する。また、処理回路48で第二処理状態と判断された場合には、例えばHDDをさらに安全な状態にする動作を制御回路は実行する。
次に、本実施の形態に係る加速度センサ10の信号処理システム及び加速度センサ搭載装置の作用を説明する。
本実施の形態に係る加速度センサ10の信号処理システムでは、加速度を検出して加速度の大きさに基づく出力信号を加速度センサ10が出力し、この出力信号を微分回路42が微分して微分出力信号を出力する。この微分出力信号が、第一の閾値に達したか否かを第1比較器44が判別し、また、第一の閾値より高い第二の閾値に達したか否かを第2比較器46が判別する。そして処理回路48が、第一の閾値未満を通常状態とする他に、第一の閾値のみに達した時に第一処理状態と判定すると共に、第二の閾値に達した時に第二処理状態と判定する。
従って、本実施の形態によれば、加速度が加わっていない場合の加速度センサ10の出力信号や、例えば歩行やジャンプなどの動作に基づく低周波数の緩やかな変化の加速度センサ10の出力信号を、微分回路42により微分して微分出力信号を求める。但し、この微分出力信号では、電圧検出器50及び第2比較器46から処理回路48に信号が入力されないので、第一の閾値未満の通常状態と処理回路48が判定する。
また、上記の緩やかな変化の加速度センサ10の出力信号を微分して求められた微分出力信号より高く且つ、落下に基づく加速度センサ10の出力信号を微分して求められた微分出力信号と同じ値に、第1比較器44の第一の閾値を設定する。そして、上記と同様に求められた微分出力信号が第一の閾値に達するだけでなく、加速度センサ10の出力信号が予め定められた例えば5Vなどの設定値に達して一定時間保たれているかを判断することにより、歩行やジャンプなどの動作に基づく加速度センサ10の出力信号や第一の閾値を超えるような微弱な衝撃及びノイズ等と、落下に基づく加速度センサ10の出力信号とを、確実に区別することが可能となった。
つまり、加速度センサ10に落下による加速度が加わって加速度センサ10の出力信号が予め定められた設定値に達して一定時間保たれている場合、この落下に基づく加速度センサ10の出力信号を微分して求められた微分出力信号を、第1比較器44が第一の閾値と比較してオン信号を電圧検出器50に出力するので、加速度センサ10から出力信号が処理回路48に直接送られて、第一処理状態と処理回路48が判定する。
一方、落下による加速度センサ10の出力信号から求められた微分出力信号よりも、ショックによる加速度センサ10の出力信号から求められた微分出力信号は一般に高いことになる。この為、第2比較器46の第二の閾値を落下による微分出力信号より高く且つ、ショックによる微分出力信号の値より低く設定することで、落下に基づく加速度センサ10の出力信号と、ショックに基づく加速度センサ10の出力信号とを、区別することが可能となった。
つまり、加速度センサ10に衝撃であるショックによる加速度が加わった場合、このショックによる加速度センサ10の出力信号を微分して求められた微分出力信号を、第2比較器46が第二の閾値と比較して、処理回路48にオン信号を出力するのに伴い、第二処理状態と処理回路48が判定する。
以上の結果として、本実施の形態によれば、低周波数の緩やかな加速度の変化の出力信号を微分回路42で微分して、処理回路48で判定することで、この緩やかな加速度の変化を落下やショックによる加速度と区分可能になる。さらに、本実施の形態では、落下センサ及びショックセンサの二つの加速度センサを必要とせずに、一つの加速度センサ10及びこの加速度センサ10からの出力信号を微分して判断する一つの処理回路48で判定が可能となり、加速度を検出する為の加速度センサ10の信号処理システムの小型化及び低コスト化を図ることが可能となった。
他方、この加速度センサ10が搭載された携帯用機器である加速度センサ搭載装置も、加速度センサ10の信号処理システムと同様に、一つの加速度センサ10及びこの加速度センサ10からの出力信号を微分して判断する一つの処理回路48で、落下かショックかの判定が可能となるので、加速度センサ10の信号処理システムの小型化及び低コスト化に伴って、この加速度センサ10を搭載した加速度センサ搭載装置の小型化及び低コスト化を図ることが可能となった。
次に、上記の加速度センサ10の信号処理システムの動作を、図6及び図7に基づき具体的に説明する。
まず、加速度センサ10を搭載した携帯用機器を歩行中に何らかの物体に衝突させた場合を想定する。この場合、歩行動作に基づく低周波数の緩やかな加速度の変化による加速度センサ10の出力信号S1及び、これに続いて衝突に伴うショックによる加速度センサ10の出力信号S2が得られ、これらの出力信号S1、S2を図6(A)に示す。そして、この図6(A)に示す出力信号波形から求められた微分出力信号を図6(B)に示す。
この際、図6(B)の縦軸は出力電圧であるが、第一の閾値を+Vth1 及び−Vth1 で表し、また、第二の閾値を+Vth2 及び−Vth2 で表す。但し、第一の閾値は落下に対応する1G相当の加速度に基づく微分出力信号の電圧とされている。
この図6より、出力信号S1に対応する微分出力信号D1が第一の閾値±Vth1 内に入ることが確認され、また、出力信号S2に対応する微分出力信号D2が第二の閾値±Vth2 を超えていることが確認される。つまり、微分出力信号D1では通常状態と処理回路48が判定し、また、微分出力信号D2が第一の閾値±Vth1 だけでなく第二の閾値±Vth2 を超えたことで、衝撃であるショックによる加速度が加わった時の第二処理状態と処理回路48が判定する。
一方、加速度センサ10を搭載した携帯用機器を落下させて床面等に衝突させた場合を想定する。この場合、落下開始に合わせて加速度センサ10に加速度が加わり始めることになるので、この時の加速度センサ10の出力信号S3が得られると共に、これに続いて衝突に伴うショックによる加速度センサ10の出力信号S4が得られ、これらの出力信号S3、S4を図7(A)に示す。そして、この図7(A)に示す出力信号波形から求められた微分出力信号を図7(B)に示す。この際、この図7(B)の縦軸は図6(B)の縦軸と同様に設定されている。
この図7より、出力信号S3に対応する微分出力信号D3が第一の閾値±Vth1 を超えるものの第二の閾値±Vth2 内とされることが確認され、また、出力信号S4に対応する微分出力信号D4が第二の閾値±Vth2 を超えていることが確認される。
つまり、落下による急峻な加速度の変化が加速度センサ10に生じると、出力信号S3に対応する微分出力信号D3が第一の閾値±Vth1 に達するだけでなく、加速度センサ10の出力信号S3が予め定められた設定値に達して図7(A)に示すように一定時間保たれるので、第一処理状態と処理回路48が判定する。さらに、加速度センサ10に衝撃による加速度が加わったときには、出力信号S4に対応する微分出力信号D4が第二の閾値±Vth2 に達する第二処理状態と、処理回路48が判定することになる。従って、落下による加速度と衝撃による加速度とを区別できたことになる。
以上より、微分出力信号が第一の閾値±Vth1 に達しているかで判定されるので、歩行やジャンプなどの動作に基づく低周波数の緩やかな加速度の変化によっては、処理回路48が第一処理状態と判断することがなくなる。この際、落下に対応する1G相当の加速度に基づく微分出力信号の電圧を第一の閾値としたことから、より確実に落下による加速度を検出可能ともなる。
他方、加速度センサ10に衝撃による加速度が加わったときを、微分出力信号が第二の閾値±Vth2 に達した第二処理状態と、処理回路48が判定することから、落下による加速度と衝撃による加速度とを区別できる。この為、落下した場合の対処方法と衝撃が加わった場合の対処方法とを区別して、衝撃が加わった場合に一層安全性を高める対処方法をとることが可能ともなる。
次に、本実施の形態に適用される加速度センサ10の作用を説明する。
本実施の形態に適用される加速度センサ10では、小さな加速度でも弾性変形し得るようにJIS−Aのゴム硬度を2以下とした物性を有するゴム材16が、その基端側で蓋材12Bに固定されていて、両端部にそれぞれNSの磁極を有するマグネット18の一端部が、このゴム材16の先端側に支持されている。そして、この蓋材12Bが角筒状に形成されたケース12Aの一端に取り付けられた構造になっている。
また、このケース12Aの他端に、スピンバルブ型GMR素子22が内蔵されたパッケージ24がはめ込まれて取り付けられることで、このスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、このマグネット18の他端部の中心部分となる磁極中心部分と対向して配置された構造になっている。
つまり、本実施の形態では、JIS−Aのゴム硬度を2以下とした物性を有するゴム材16が片持ち状に支持されて変形し易い構造になっているので、マグネット18に微小な加速度が加わった場合でも、マグネット18の重量でゴム材16が容易に弾性変形するのに伴い、このマグネット18がゴム材16の長手方向Zに対して直交する方向である図1(C)においてX軸方向及びY軸方向に変位する。従って、磁束方向の変化が特に大きい位置となる磁極中心部分が存在することになるマグネット18の端部の中心部分と対向する位置に配置されたスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、マグネット18の変位に伴う磁束方向の変化を検出することができる。
以上より、本実施の形態によれば、単に小型のマグネット18、ゴム材16、スピンバルブ型GMR素子22及び保持部材12のみの簡単な構造の加速度センサ10により、それぞれ磁束方向の変化の形でX軸方向及びZ軸方向の微小な加速度を検出できるようになる。この為、加速度センサ10を小型化できると共に低コストで製作できるだけでなく、この加速度センサ10により小さな加速度を2軸方向に沿って検出可能になる。
一方、本実施の形態では、ケース12A及び蓋材12Bにより保持部材12が構成され、この保持部材12の一部を構成する蓋材12Bとマグネット18との間に、一体成形によってゴム材16が形成されて、これら蓋材12B及びマグネット18と接合されていることから構造が簡素化される。この為、加速度センサ10を構成する各部材がそれぞれ極端に小さくなった場合であっても組立が容易となり、加速度センサ10の製造コストが低減されるようになる。
さらにこの後、本実施の形態では、この蓋材12Bをケース12Aの一端に取り付けると共にスピンバルブ型GMR素子22をケース12Aの他端に取り付けるようにして、加速度センサ10が組み立てられることになる。
つまり、本実施の形態によれば、角筒状に形成されたケース12Aの両端に、蓋材12B及びスピンバルブ型GMR素子22をそれぞれ取り付けるという単純な動作で、マグネット18とスピンバルブ型GMR素子22とを相互に対向して配置できるようになるので、組立がより一層容易となるだけでなく、組立て精度が高まって歩留りが向上する結果として、加速度センサ10の製造コストがさらに低減されるようになる。
他方、上記実施の形態では、弾性体をシリコンゴム製のゴム材16としたが、具体的にはポッティング用液状シリコンゴムの内のJIS−Aのゴム硬度を2以下としたTSE3254(東芝シリコン社製)や、shore C硬度11程度のYE5623(東芝シリコン社製)が考えられる。この一方、弾性体をポリウレタン樹脂とし、このポリウレタン樹脂の内のJIS−Aのゴム硬度が2以下に相当するshore Cの硬度が27のエイムフレックスH−7767(第一工業製薬社製)を採用しても良い。さらに、弾性体は、シリコンゴム以外のゴム材や、ポリウレタン樹脂以外の樹脂材料であっても良く、またゲル状のゴム材や樹脂材料であっても良い。
次に、上記実施の形態の加速度センサ10の構造で、弾性体としてエイムフレックスH−7767のポリウレタン樹脂を採用した場合と、弾性体としてポッティング用液状シリコンゴムの内のTSE3254を採用した場合とに関し、加速度と出力特性との関係を比較した試験結果を図8のグラフに基づき説明する。
つまり、この図8に示すグラフよりH−7767及びTSE3254は、1G以下の微小な加速度であっても、スピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが加速度を検出してそれぞれ出力の変化が得られるが、特にH−7767の出力の変化が大きいことが理解できる。尚、この図8に示すグラフにおいて、横軸は加速度であり、縦軸は出力電圧の最大幅の値であり、また加速度の周波数は2Hzとした。
さらに、上記実施の形態においては、一体成形によって弾性体がマグネットと蓋材との間に形成されているが、磁化方向感応素子をケースと一体成形するような構造として、構造を一層簡素化して加速度センサの製造コストを低減するようにしても良い。また、上記実施の形態において、磁化方向感応素子をスピンバルブ型GMR素子としたが、超格子型GMR素子又はグラニュラ型GMR素子等の磁化方向検出素子を採用しても同様の結果が得られる。
本発明の一実施の形態に適用される加速度センサを示す図であって、(A)は正面から見た断面図であり、(B)は側面から見た断面図であり、(C)は底面から見た断面図である。 本発明の一実施の形態に適用される加速度センサを示す分解断面図である。 本発明の一実施の形態に適用されるスピンバルブ型GMR素子を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に適用されるスピンバルブ型GMR素子の感応部の構造を示す説明図であって、(A)は積層構造を示す説明図であり、(B)はピン層の磁化方向に対してフリー層の磁化方向が逆向きとされた状態を示す説明図であり、(C)はピン層の磁化方向に対してフリー層の磁化方向が一致する状態を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る加速度センサの信号処理システムを示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る加速度センサの信号処理システムによる第1例の信号波形を示す図であって、(A)は加速度センサの出力信号波形を示す図であり、(B)は微分出力信号波形を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る加速度センサの信号処理システムによる第2例の信号波形を示す図であって、(A)は加速度センサの出力信号波形を示す図であり、(B)は微分出力信号波形を示す図である。 本発明の一実施の形態に適用される加速度センサの構造で弾性体の材質を変えて試験した結果を表すグラフを示す図である。
符号の説明
10 加速度センサ
12 保持部材
12A ケース
12B 蓋材
16 ゴム材(弾性体)
18 マグネット
22 スピンバルブ型GMR素子
22A 感応部(磁化方向感応素子)
42 微分回路
44 第1比較器(第1比較手段)
46 第2比較器(第2比較手段)
48 処理回路(処理手段)

Claims (5)

  1. 加速度を検出して加速度の大きさに基づく出力信号を出力する加速度センサと、
    加速度センサの出力信号を微分して微分出力信号を出力する微分回路と、
    第一の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第1比較手段と、
    第一の閾値より高い第二の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第2比較手段と、
    第一の閾値未満の時に通常状態とし、第一の閾値のみに達した時に第一処理状態と判定すると共に、第二の閾値に達した時に第二処理状態と判定する処理手段と、
    を有することを特徴とした加速度センサの信号処理システム。
  2. 加速度センサに落下による加速度が加わって加速度センサの出力信号が予め定められた設定値に達して一定時間保たれた場合で、微分出力信号が第一の閾値に達した状態を第一処理状態と、処理手段が判定することを特徴とした請求項1記載の加速度センサの信号処理システム。
  3. 加速度センサに衝撃による加速度が加わった場合を、微分出力信号が第二の閾値に達した第二処理状態と、処理手段が判定することを特徴とした請求項1記載の加速度センサの信号処理システム。
  4. 1G相当の加速度に基づく微分出力信号の電圧を第一の閾値とすることを特徴とした請求項1記載の加速度センサの信号処理システム。
  5. 加速度を検出して加速度の大きさに基づく出力信号を出力する加速度センサを搭載した加速度センサ搭載装置であって、
    加速度センサの出力信号を微分して微分出力信号を出力する微分回路と、
    第一の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第1比較手段と、
    第一の閾値より高い第二の閾値を微分出力信号が達したか否かを判別する第2比較手段と、
    第一の閾値未満の時に通常状態とし、第一の閾値のみに達した時に第一処理状態と判定すると共に、第二の閾値に達した時に第二処理状態と判定する処理手段と、
    を有することを特徴とした加速度センサ搭載装置。
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