JP2006071326A - トルク検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁気シールド部材が、組付け易く堅固に固定出来、また、防水機能及び防塵機能を兼ね備えたトルク検出装置の提供。
【解決手段】 連結軸3で同軸に連結された第1軸1及び第2軸2に、永久磁石5及び軟磁性体4a,4bが、それぞれ同軸に固設されて磁気結合し、検出器6が、軟磁性体4a,4bに磁気結合した補助軟磁性体8,8の誘導磁束を検出し、合成樹脂体18a,18bが、補助軟磁性体8,8及び検出器6をモールドし、磁気シールド部材27が、合成樹脂体18bを囲み、収納されたハウジング(図示せず)の開口部の周縁部と合成樹脂体18bの鍔部23とを共締めし、第1軸1に加えられたトルクを検出器6の出力に基づき検出するトルク検出装置。磁気シールド部材27は、開口部の周縁部及び鍔部23間を封止する封止部27aを有し、封止部27aが、周縁部及び鍔部23間で共締めされた構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の電動パワーステアリング装置等に好適に使用され、連結軸により同軸に連結された第1軸及び第2軸と、第1軸に固設された永久磁石と、第2軸に固定され、永久磁石の磁界内に配置されて磁気回路を形成する複数の軟磁性体と、軟磁性体に磁気結合された複数の補助軟磁性体と、補助軟磁性体が誘導した磁束を検出する検出器及び該検出器に接続する電子部材とを備え、第1軸又は第2軸にトルクが加えられたときに、検出器の出力に基づき、トルクを検出するトルク検出装置に関するものである。
車両の舵取装置に、電動モータを駆動して操舵補助を行ない、運転者の負担を軽減する電動パワーステアリング装置がある。これは、操舵部材(ステアリングホイール、ハンドル)に繋がる入力軸と、ピニオン及びラック等により操向車輪に繋がる出力軸と、入力軸及び出力軸を連結する連結軸とを備え、連結軸に生じる捩れ角度によって、トルク検出装置が入力軸に加わる操舵トルクを検出し、検出した操舵トルク値に基づき、出力軸に連動する操舵補助用の電動モータを駆動制御するものである。このような電動パワーステアリング装置のトルク検出装置には、従来、コイルを用いて回転位置を検出する磁気検知式レゾルバ、又は光の透過を検知する光学式エンコーダの検出装置等が使用されている。
また、特許文献1には、図1の分解斜視図(a)、縦断面図(b)及び横断面図(c)に示すように、トーションバー3により同軸に連結された入力軸1及び出力軸2と、入力軸1に固設されたリング状の24極の永久磁石5と、出力軸2に固定され、永久磁石5の磁界内に配置されて磁気回路を形成する複数の軟磁性体4a,4bからなる磁気ヨークと、磁気ヨーク4a,4bに磁気結合され、磁気ヨーク4a,4bからの磁束を誘導する2つの集磁リング8,8と、集磁リング8,8が誘導した磁束を検出する2つの磁気センサ6,6(ホールIC)とを備え、入力軸1にトルクが加えられたときに、磁気センサ6,6の出力に基づき、トルクを検出するトルクセンサが提案されている。
また、特許文献2には、上述したトルクセンサで、磁気ヨークを合成樹脂によりモールドし、集磁リングを合成樹脂によりモールドすると共に、集磁リングを外部の磁気的ノイズから遮蔽する為の磁気シールドを、モールドした合成樹脂に周設したトルクセンサが開示されている。
特開2003−149062号公報 特開2004−125717号公報
上述したトルクセンサでは、磁気シールドの組付け易さ及びその固定強度は考慮されていないという問題がある。また、車両の電動パワーステアリング装置は、その搭載場所により防水機能及び防塵機能が必要であるが、トルクセンサを電動パワーステアリング装置に使用する場合は、当然、トルクセンサにも防水機能及び防塵機能が要求されるという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、磁気シールド部材が、組付け易く堅固に固定出来、また、防水機能及び防塵機能を兼ね備えたトルク検出装置を提供することを目的とする。
第1発明に係るトルク検出装置は、連結軸により同軸に連結された第1軸及び第2軸に、それぞれ同軸に固設され磁気結合した永久磁石及び複数の軟磁性体と、該軟磁性体に磁気結合した複数の補助軟磁性体と、該補助軟磁性体が誘導した磁束を検出する検出器及び該検出器に接続した電子回路部材と、前記補助軟磁性体、検出器及び電子回路部材をモールドしてある合成樹脂体と、該合成樹脂体を囲む磁気シールド部材とを備え、開口部を備えたハウジングに収納され、該開口部の周縁部と前記合成樹脂体に設けられた鍔部とを共締めしてあり、前記第1軸又は第2軸に加えられたトルクを、前記検出器の出力に基づき検出するトルク検出装置において、前記磁気シールド部材は、前記周縁部及び鍔部間を封止する封止部を有し、該封止部が、該周縁部及び鍔部間で共締めされていることを特徴とする。
第2発明に係るトルク検出装置は、連結軸により同軸に連結された第1軸及び第2軸に、それぞれ同軸に固設され磁気結合した永久磁石及び複数の軟磁性体と、該軟磁性体に磁気結合した複数の補助軟磁性体と、該補助軟磁性体が誘導した磁束を検出する検出器及び該検出器に接続した電子回路部材とを備え、開口部を備えたハウジングに該開口部から収納され、前記第1軸又は第2軸に加えられたトルクを、前記検出器の出力に基づき検出するトルク検出装置において、前記複数の補助軟磁性体の前記検出器に重なる部分、前記検出器及び電子回路部材をモールドしてある合成樹脂体と、前記補助軟磁性体を保護し、該補助軟磁性体の前記連結軸の径方向を磁気シールドし、前記開口部の周縁部に取付ける為の鍔部を有する第1磁気シールド部材と、前記合成樹脂体を保護し、前記検出器及び電子回路部材の前記径方向を磁気シールドし、前記周縁部に取付ける為の鍔部を有する第2磁気シールド部材とを備え、前記第1磁気シールド部材及び第2磁気シールド部材の各鍔部を前記周縁部に共締めしてあることを特徴とする。
本発明に係るトルク検出装置によれば、磁気シールド部材が、組付け易く堅固に固定出来、また、防水機能及び防塵機能を兼ね備えたトルク検出装置を実現することが出来る。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係るトルク検出装置の実施の形態1の構成を示す説明図であり、(a)は分解斜視図、(b)は縦断面図、(c)は(b)のA−A′面における横断面図である。このトルク検出装置は、入力軸1(第1軸)と出力軸2(第2軸)とを、細径のトーションバー3(連結軸)を介して同軸状に連結している。入力軸1及び出力軸2は、それぞれピン9によりトーションバー3に連結されている。
入力軸1には、24極(N,S極各12極)が周方向に等間隔で着磁された円筒形状の(24極)永久磁石5が、同軸に固設されている。出力軸2には、径方向に適当な隙間を設けて永久磁石5を囲む円筒形状のヨーク4が、同軸に固設されている。ヨーク4は、図2に示すように、板状のリングに、その板面に垂直な一方向に延びる12個の二等辺三角形状の爪10が等間隔に周設された2つの磁気ヨーク4a,4b(軟磁性体)を備えている。2つの磁気ヨーク4a,4bは、それぞれの爪10が周方向に適当な間隔でずれるように対向する状態で、合成樹脂体17により円筒形状にモールドされている。但し、磁気ヨーク4a,4bの永久磁石5に対向する面は、合成樹脂体17から露出している。
また、磁気ヨーク4a,4bは、トルクが加えられない中立状態で、それぞれの爪10の先端が、永久磁石5のN極及びS極の境界を指すように配置される。
このトルク検出装置は、また、磁気ヨーク4a,4bにそれぞれ磁気結合され、磁気ヨーク4a,4bからの磁束をそれぞれ誘導する2つの集磁リング8,8(補助軟磁性体)を備えている。集磁リング8,8は、図2に示すように、平行に配置され、互いに他部分より近接する平板状の部分8a,8aを有し、その近接する部分8a,8aの隙間に、1又は複数のホールIC6(検出器、磁気センサ)が挿入されている。
集磁リング8,8及びホールIC6は、ホールIC6に接続した電子回路が形成された回路基板19(電子回路部材)と共に、上述した状態で、合成樹脂体18a,18bによりモールドされている。ホールIC6は、複数のリード線7により、回路基板19と接続され、回路基板19は、コード11により外部の図示しない制御装置に接続されている。
但し、磁気ヨーク4a,4bと集磁リング8,8との互いに対向する面は、合成樹脂体17,18bから露出している。また、合成樹脂によりモールドする際、2回に分けて成形しており、1回目の成形で、ホールIC6,6及び回路基板19の電子部品を柔軟性のある合成樹脂体18a(例えばホットメルト)によりモールドし、2回目の成形で、集磁リング8,8を剛性のある合成樹脂体18b(例えばPBT)によりモールドしている。合成樹脂体18bには、後述する電動パワーステアリング装置等のハウジングに取付ける為の取付孔23aを有する2つの鍔部23,23が形成されている。
合成樹脂体18aには、入力軸1及び出力軸2の径方向の磁気を遮蔽する磁気シールド部材26が、小ねじ等で取付けられている。また、合成樹脂体18bは、入力軸1及び出力軸2の径方向の磁気を遮蔽する磁気シールド部材27が囲繞している。
磁気シールド部材27は、図3の斜視図に示すように、合成樹脂体18bの取付孔23aと位置が重なるように設けられた2つの取付孔27b,27bを有する枠状の鍔部27aを備えている。
このような構成のトルク検出装置を収納する電動パワーステアリング装置等のハウジング15は、図4の分解斜視図に示すように、出力軸2(操舵軸)を取り囲む筒部14と、筒部14の外周部1箇所に突設された取着座12(周縁部)と、取着座12を径方向へ貫通する貫通孔13(開口部)とを有する。取着座12は、ハウジング15の中心線と平行な面であり、複数の取付穴16が穿設されている。
磁気シールド部材27、合成樹脂体18a,18b、及び図示していない合成樹脂体17は、ハウジング15に貫通孔13から収納される。磁気シールド部材27の鍔部27aは、ハウジング15の取着座12と、合成樹脂体18bの鍔部23,23に連なる部分及び鍔部23,23との間に挟まった状態で、図5の断面図に示すように、取付孔23a及び取付孔27bを貫き取付穴16に螺合されたねじ29により共締めされている。これにより、磁気シールド部材27の鍔部27a(封止部)は、合成樹脂体18b及び取着座12間を封止し、ハウジング15内への防水機能及び防塵機能を備えることが出来る。
永久磁石5は、図示していない入力軸1に固設された状態で、筒部14の図示しない一方の端部の開口部から嵌装される。
以下に、このような構成のトルク検出装置の動作を説明する。入力軸1又は出力軸2にトルクが加えられないとき、磁気ヨーク4a,4bの各爪10は、図6(b)に示すように、永久磁石5のN極及びS極に対向する面積が等しくなり、N極から入る磁束とS極へ出る磁束とが等しくなるので、磁気ヨーク4a及び磁気ヨーク4b間には磁束は生じない。
入力軸1又は出力軸2に一方向のトルクが加えられたとき、トーションバー3に捩れが生じて、磁気ヨーク4a,4bの各爪10及び永久磁石5の相対位置が変化する。このとき、例えば、図6(a)に示すように、磁気ヨーク4aの各爪10に対向する面積が、永久磁石5のN極の方がS極より大きくなり、N極から入る磁束の方がS極へ出る磁束より大きくなる。また、磁気ヨーク4bの各爪10に対向する面積が、永久磁石5のN極の方がS極より小さくなり、N極から入る磁束の方がS極へ出る磁束より小さくなる。その結果、磁気ヨーク4aから磁気ヨーク4bへの磁束が生じ、この磁束密度は、各爪10に対向するN極及びS極の面積の差が大きい程、大きくなる。
一方、入力軸1又は出力軸2に他方向のトルクが加えられたとき、上記とは逆方向に、トーションバー3に捩れが生じて、磁気ヨーク4a,4bの各爪10及び永久磁石5の相対位置が変化する。このとき、例えば、図6(c)に示すように、磁気ヨーク4aの各爪10に対向する面積が、永久磁石5のN極の方がS極より小さくなり、N極から入る磁束の方がS極へ出る磁束より小さくなる。また、磁気ヨーク4bの各爪10に対向する面積が、永久磁石5のN極の方がS極より大きくなり、N極から入る磁束の方がS極へ出る磁束より大きくなる。その結果、磁気ヨーク4bから磁気ヨーク4aへの磁束が生じ、この磁束密度は、各爪10に対向するN極及びS極の面積の差が大きい程、大きくなる。
上述した磁気ヨーク4a及び磁気ヨーク4b間のギャップに生じる磁束密度の変化を、トーションバー3の捩れ角である電気角−180〜180deg.(機械角−15〜15deg.)に対応させて図示すると、図6(d)に示すような正弦波状となる。実際に使用される範囲は、トーションバー3の剛性から、−90〜90deg.を超えることはない。
上述した磁気ヨーク4a及び磁気ヨーク4b間のギャップの磁束密度に応じて、磁気ヨーク4a,4bに生じた磁束は、集磁リング8,8によりそれぞれ誘導され、誘導された磁束は、集磁リング8,8の互いに近接する部分に集中し、ホールIC6,6により検出される。集磁リング8,8により、ホールIC6,6は、磁気ヨーク4a,4bの全周で発生する磁束密度の平均を検出することが出来る。
以上により、ホールIC6,6は、それぞれ集磁リング8,8に生じた磁束に応じた磁束密度、即ち、入力軸1又は出力軸2に加えられたトルクに応じた磁束密度を検出することが出来る。つまり、検出した磁束密度に基づき、加えられたトルクを知ることが出来る。特に、ホールIC6,6の検出方向を逆にし、それらの出力の差を求めることにより、振れ回り、ホールIC6,6の温度特性及び軸方向の検出感度の各影響を相殺することが出来、検出精度を高めることが出来る。
尚、上述した実施の形態において、集磁リング8,8を除き、磁気ヨーク4a,4bに生じた磁束を、直接、ホールIC6,6が検出するように構成しても、同様にトルクを検出することは可能である。
(実施の形態2)
図7は、本発明に係るトルク検出装置の実施の形態2の構成を示す説明図であり、(a)は分解斜視図、(b)は縦断面図、(c)は(b)のB−B′面における横断面図である。このトルク検出装置は、集磁リング8,8の平板状の部分8a,8a付近及びホールIC6が、ホールIC6に接続した電子回路が形成された回路基板19(電子回路部材)と共に、合成樹脂体18c,18dによりモールドされている。
合成樹脂によりモールドする際、2回に分けて成形しており、1回目の成形で、集磁リング8,8の平板状の部分8a,8a、ホールIC6,6及び回路基板19の電子部品を柔軟性のある合成樹脂体18c(例えばホットメルト)によりモールドし、2回目の成形で、平板状の部分8a,8a付近の残り及び合成樹脂体18cを剛性のある合成樹脂体18d(例えばPBT)によりモールドしている。合成樹脂体18dには、ハウジングに取付ける為の鍔部は設けていない。また、集磁リング8,8の大部分はモールドされていない。
合成樹脂体18c,18dには、集磁リング8,8、ホールIC6,6及び回路基板19を、入力軸1及び出力軸2の径方向の磁気から遮蔽し、合成樹脂体18cを保護する磁気シールド部材30(第2磁気シールド部材)が取付けられている。磁気シールド部材30は、プレス鋼等の堅固な材質であり、ハウジングに取付ける為の取付孔30bを有する2つの鍔部30aを備えている。合成樹脂体18c,18dは、モールド時の流し込み、形成後の圧入、又は小ねじ等により磁気シールド部材30に固定されている。
また、集磁リング8,8、ホールIC6,6及び回路基板19を、入力軸1及び出力軸2の径方向の磁気から遮蔽し、集磁リング8,8を保護する磁気シールド部材37(第1磁気シールド部材)が、集磁リング8,8を囲繞している。
磁気シールド部材37は、プレス鋼等の堅固な材質であり、図3の斜視図に示すように、枠状の鍔部37aを備え、鍔部37aには、ハウジングに取付ける為の2つの取付孔37b,37bが設けられている。
このトルク検出装置を収納するハウジングは、図4に示すハウジング15と同様であり、磁気シールド部材30の鍔部30a、及び磁気シールド部材37の鍔部37aが、ハウジング15の取着座12に重なる状態で収納される。この状態で、図5の断面図と同様に(但し、合成樹脂体の鍔部に相当するものは存在しない)、取付孔30b及び取付孔37bを貫き取付穴16に螺合されたねじ29により共締めされている。これにより、磁気シールド部材37の鍔部37a(封止部)は、磁気シールド部材30及び取着座12間を封止し、ハウジング15内への防水機能及び防塵機能を備えることが出来る。
本実施の形態2のトルク検出装置のその他の構成及び動作は、上述した実施の形態1のトルク検出装置の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
本実施の形態2のトルク検出装置では、磁気シールド部材が保護カバーを兼ねているので、構造が単純化され、また、集磁リングの大部分をモールドしないので、合成樹脂の使用量を低減することが出来ると共に、合成樹脂の熱変形を安定化させ、集磁リングの変形を防ぐ為のアニ―リング工程が不要になる。以上により、部品コスト及び製造コストの低減を図ることが出来ると共に、高い信頼性を確保することが出来る。
本発明に係るトルク検出装置の実施の形態の構成を示す説明図である。 本発明に係るトルク検出装置の磁気ヨーク及び集磁リングを示す分解斜視図である。 磁気シールド部材の外観を示す斜視図である。 ハウジングを示す分解斜視図である。 磁気シールド部材及び合成樹脂体のハウジングへの取付け状態を示す断面図である。 トルク検出装置の動作を説明する為の説明図である。 本発明に係るトルク検出装置の実施の形態の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 入力軸(第1軸)
2 出力軸(第2軸)
3 トーションバー(連結軸)
4a,4b 磁気ヨーク(軟磁性体)
5 永久磁石
6 ホールIC(ホール素子、検出器)
7 リード線
8 集磁リング(補助軟磁性体)
10 爪
11 コード
12 取着座(周縁部)
13 貫通孔(開口部)
15 ハウジング
16 取付穴
17,18a,18b,18c,18d 合成樹脂体
19 回路基板(電子回路部材)
23,30a 鍔部
23a,27b,30b,37b 取付孔
26,27 磁気シールド部材
27a,37a 鍔部(封止部)
29 ねじ
30 磁気シールド部材(第2磁気シールド部材)
37 磁気シールド部材(第1磁気シールド部材)

Claims (2)

  1. 連結軸により同軸に連結された第1軸及び第2軸に、それぞれ同軸に固設され磁気結合した永久磁石及び複数の軟磁性体と、該軟磁性体に磁気結合した複数の補助軟磁性体と、該補助軟磁性体が誘導した磁束を検出する検出器及び該検出器に接続した電子回路部材と、前記補助軟磁性体、検出器及び電子回路部材をモールドしてある合成樹脂体と、該合成樹脂体を囲む磁気シールド部材とを備え、開口部を備えたハウジングに収納され、該開口部の周縁部と前記合成樹脂体に設けられた鍔部とを共締めしてあり、前記第1軸又は第2軸に加えられたトルクを、前記検出器の出力に基づき検出するトルク検出装置において、
    前記磁気シールド部材は、前記周縁部及び鍔部間を封止する封止部を有し、該封止部が、該周縁部及び鍔部間で共締めされていることを特徴とするトルク検出装置。
  2. 連結軸により同軸に連結された第1軸及び第2軸に、それぞれ同軸に固設され磁気結合した永久磁石及び複数の軟磁性体と、該軟磁性体に磁気結合した複数の補助軟磁性体と、該補助軟磁性体が誘導した磁束を検出する検出器及び該検出器に接続した電子回路部材とを備え、開口部を備えたハウジングに該開口部から収納され、前記第1軸又は第2軸に加えられたトルクを、前記検出器の出力に基づき検出するトルク検出装置において、
    前記複数の補助軟磁性体の前記検出器に重なる部分、前記検出器及び電子回路部材をモールドしてある合成樹脂体と、前記補助軟磁性体を保護し、該補助軟磁性体の前記連結軸の径方向を磁気シールドし、前記開口部の周縁部に取付ける為の鍔部を有する第1磁気シールド部材と、前記合成樹脂体を保護し、前記検出器及び電子回路部材の前記径方向を磁気シールドし、前記周縁部に取付ける為の鍔部を有する第2磁気シールド部材とを備え、前記第1磁気シールド部材及び第2磁気シールド部材の各鍔部を前記周縁部に共締めしてあることを特徴とするトルク検出装置。
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