JP2006068967A - ガスバリア性積層体 - Google Patents
ガスバリア性積層体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006068967A JP2006068967A JP2004253341A JP2004253341A JP2006068967A JP 2006068967 A JP2006068967 A JP 2006068967A JP 2004253341 A JP2004253341 A JP 2004253341A JP 2004253341 A JP2004253341 A JP 2004253341A JP 2006068967 A JP2006068967 A JP 2006068967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas barrier
- barrier laminate
- coating layer
- film
- resins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】 プラスチック基材(A)、無機薄膜(B)及び塗工層(C)がこの順に積層されて成るガスバリア性積層体であって、塗工層(C)上に厚さ60μmの未延伸PPフィルムを積層して成るガスバリア性積層体に対し、120℃で30分間の熱水処理を行った後の当該積層体の酸素透過率が50fmol/m2/s/Pa以下であり、(1)23℃の大気中の塗工層(C)の硬度が0.1〜0.5GPa、(2)23℃の水中の塗工層(C)の硬度が0.03〜0.5GPa、(3)塗工層(C)の表面を構成する炭素の数に対するカルボキシル基に由来する炭素の数の比が0.005〜0.1の何れかを満足する。
【選択図】 なし
Description
ASTM−D3985に準処して、酸素透過率測定装置(モダンコントロール社製「OX−TRAN100」)を使用し、温度25℃、相対湿度80%の条件下で測定した。評価基準を以下に示す。
プラスチック基材/表面改質層/無機薄膜/塗工層/印刷層/接着剤層/他のプラスチックフィルムの積層体から成り、幅15mm、長さ100mmの短冊状フィルムであって、積層体の調製時(ラミネート時)に、長さ方向の1/2の部分(すなわち、幅15mm、長さ50mmの部分)に離型紙から成るスペーサーを介在させて接着剤層の不存在領域を形成して成る短冊状フィルムを試料フィルムとして使用した。そして、接着剤層の不存在領域側から、プラスチック基材/表面改質層/無機薄膜/塗工層/印刷層側(A側)と他のプラスチックフィルム側(B側)とから剥離するT型剥離試験を行った。すなわち、23℃50%RHの環境下、オートグラフ(JIS K 7127に準じる試験装置、島津製作所社製「DSS−100」)の固定掴み具と可動掴み具とに上記のA側とB側の夫々の端部を掴み、掴み具間距離60mmで取り付け、引っ張り速度300mm/minで可動掴み具を30mm移動させ、この間に歪み計に記録させた引張荷重の波状曲線から中心線の値を求め、試験片3本における平均値を求めた。評価基準を以下に示す。
印刷インキとしてグラビアインキを使用し、印刷機として富士機械工業社製「FE−185」を使用し、印刷速度100m/分で、黒、藍、赤、黄色、白の5色から成る印刷模様(網点)を塗工層に形成し、印刷模様の網点の濃度再現性を見て階調印刷性を評価した。なお、評価基準としてポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムへの印刷模様を使用した。評価基準を以下に示す。
走査型プローブ顕微鏡(Digital Instruments社製「NanoscopeIIIa」)と、当該顕微鏡に接続した超軽荷重薄膜硬度テスタ(Hysitron Inc.社製、「Triboscope system」)とを使用し、以下の条件で測定した。
X線光電子分光分析装置(VG社製、「220iKL」)を使用し、以下の条件で分析した。
アクリル酸エチル40重量部、メタクリル酸メチル30重量部、メタクリル酸20重量部およびグリシジルメタクリレート10重量部から成る混合モノマーをエタノール中で溶液重合した。重合後水を添加しつつ加熱し、エタノールを除去した。アンモニア水でpH7.5に調節し、水性アクリル系樹脂塗料を得た。
テレフタル酸664重量部、イソフタル酸631重量部、1,4−ブタンジオール472重量部およびネオペンチルグリコール447重量部を原料とし、ポリエステルポリオールを得た。得られたポリエステルポリオールに、アジピン酸321重量部、ジメチロールプロピオン酸268重量部を添加し、ペンダントカルボキシル基含有ポリエステルポリオールAを得た。得られたポリエステルポリオールA1880重量部にヘキサメチレンジイソシアネート160重量部を添加し、水性ポリウレタン系樹脂水性塗料を得た。
ポリエステルポリオール(クラレ社製、「クラポールP2010」)148重量部およびポリエステルポリオール(ダイセル化学工業社製、「プラクセル220」)222重量部に、イソホロジンジイソシアネート102.7重量部および3−アミノプロリルトリエトキシシラン27.2重量部を添加し、アルコキシシリル基含有ポリウレタン塗料を得た。
ポリエチレンテレフタレート(PET、溶融粘度=0.65)を290℃の温度でTダイより押出し、冷却ドラムで急冷し、厚さ150μmの未延伸PETシートを得た。得られたPETシートを95℃で3.5倍縦方向に延伸した後、オキサゾリン基含有ポリマー(日本触媒社製「エポクロスWS−500」)60重量%、アンカーコート層用樹脂A(水性アクリル樹脂)20重量%、アンカーコート層用樹脂B(水性ポリウレタン樹脂)20重量%から成る混合樹脂の水溶液をインラインコーティング法により塗布し、110℃で3.5倍横方向に延伸し、230℃で熱処理し、上記混合樹脂から成る厚さ0.1μmのアンカーコート層を有する厚さ12.1μmの二軸延伸PETフィルムを得た。
再生ナイロン6を50重量%含有するナイロン6(三菱化学社製「ノバミッド 1020」、相対粘度=3.5)を230℃の温度でTダイより押出し、冷却ドラムで急冷し、厚さ144μmの未延伸ナイロンシートを得た。得られたナイロンシートを60℃で3倍縦方向に延伸した後、オキサゾリン基含有ポリマー(日本触媒社製「エポクロスWS−500」)60重量%、アンカーコート層用樹脂A(水性アクリル樹脂)20重量%、アンカーコート層用樹脂B(水性ポリウレタン樹脂)20重量%から成る混合樹脂の水溶液をインラインコーティング法により塗布し、90℃で3倍横方向に延伸し、205℃で熱処理し、フイルム厚16μmの2軸延伸ナイロンフイルムを得た。
酸化珪素蒸着PETフィルムの酸化珪素薄膜上に、塗工剤を塗工した後、100℃で60秒乾燥し、0.5μmの塗工層を形成した。塗工剤は、ガラス転移温度60℃、分子量8000、酸価23mgKOH/gのポリエステル樹脂10重量部、ガラス転移温度75℃、分子量8000、酸価20mgKOH/gのポリウレタン樹脂10重量部、シランカップリング剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1重量部、脂肪酸アミド系化合物としてステアリン酸アミド1重量部およびトルエン部39重量部、メチルエチルケトン(MEK)39重量部から成り、ポリイソシアネートとして日本ポリウレタン社製「コロネートL」を水酸基価当量の合計に対して1.2倍添加した。得られた蒸着PETフィルムの酸素透過率は6fmol/m2/s/Paであった。
実施例1において、塗工剤で使用するポリエステル樹脂として、ガラス転移温度65℃、分子量15000、酸価10mgKOH/gのポリエステル樹脂に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した。評価結果を表6に示す。
実施例1において、塗工剤で使用するポリエステル樹脂として、ガラス転移温度85℃、分子量30000、酸価15mgKOH/gのポリエステル樹脂に変更し、塗工剤に使用するポリウレタン樹脂として、ガラス転移温度57℃、分子量3000、酸価42mgKOH/gのポリウレタン樹脂に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表6に示す。
実施例1において、塗工剤で使用するポリエステル樹脂として、ガラス転移温度85℃、分子量30000、酸価15mgKOH/gのポリエステル樹脂に変更し、塗工剤に使用するポリウレタン樹脂として、ガラス転移温度65℃、分子量15000、酸価10mgKOH/gのウレタン樹脂に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表6に示す。
実施例1において、塗工層の厚みを0.1μmに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表7に示す。
実施例1において、塗工層の厚みを3μmに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表7に示す。
実施例1において得られたPETフィルム/無機薄膜層/塗工層/印刷層から成るフィルムの印刷層上に、ウレタン系接着剤(東洋モートン社製「AD−900」と「CAT−RT85」とを10:1.5の割合で混合)を塗布して乾燥させ、厚さ4μmの接着樹脂層を形成した。この接着樹脂層上に、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(三菱樹脂社製「サントニールSNR」)を積層した。さらに、二軸延伸ナイロンフィルム上に、ウレタン系接着剤(東洋モートン社製「AD−900」と「CAT−RT85」とを10:1.5の割合で混合)を塗布して乾燥させ、厚さ4μmの接着樹脂層を形成した。この接着樹脂層上に、厚さ50μmの未延伸ポリプロピレン(PP)フィルム(東レ合成フィルム社製「トレファンNO ZK−93K」)を積層し、PETフィルム/無機薄膜層/塗工層/印刷層/接着樹脂層/ナイロンフィルム/接着樹脂層/PPフィルムの層構成を有する透明積層フィルムを得た。得られた積層フィルムを40℃で3日間エージングを行って評価用フィルムとし、酸素透過率および密着強度の評価を行った。さらに、評価用フィルムに対し、オートクレーブ中、120℃、30分の熱水処理を行い、熱水処理後の酸素透過率および密着強度を測定した。評価結果を表7に示す。
実施例1において、酸化珪素蒸着PETフィルムを150℃のオーブン中で30分間熱処理行った以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表7に示す。
実施例1において、酸化珪素蒸着PETフィルムの代りに酸化アルミニウム蒸着PETフィルムを使用した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表8に示す。
実施例1において、プラスチック基材を厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(三菱樹脂社製「サントニールSNR」、(ONY))に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表8に示す。
酸化珪素蒸着PETフィルムのアンカーコート層を形成する混合樹脂組成について塗工樹脂A(アクリル樹脂)40重量%、塗工樹脂B(ポリウレタン樹脂)40重量%、オキサゾリン基含有ポリマー(日本触媒社製「エポクロスWS−500」)20重量%に変更し、酸化珪素蒸着PETフィルムを作成した。この酸化珪素蒸着PETフィルムを使用して実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表8に示す。
実施例11で使用した酸化珪素蒸着PETフィルムを使用して実施例1と同様の操作を行い、PETフィルム/無機薄膜層/塗工層/印刷層から成るフィルムを作成した。得られたフィルムの印刷層上に、ウレタン系接着剤(東洋モートン社製「AD−900」と「CAT−RT85」とを10:1.5の割合で混合)を塗布して乾燥させ、厚さ4μmの接着樹脂層を形成した。この接着樹脂層上に、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(三菱樹脂社製「サントニールSNR」)を積層した。さらに、二軸延伸ナイロンフィルム上に、ウレタン系接着剤(東洋モートン社製「AD−900」と「CAT−RT85」とを10:1.5の割合で混合)を塗布して乾燥させ、厚さ4μmの接着樹脂層を形成した。この接着樹脂層上に、厚さ50μmの未延伸ポリプロピレン(PP)フィルム(東レ合成フィルム社製「トレファンNO ZK−93K」)を積層し、PETフィルム/無機薄膜層/塗工層/印刷層/接着樹脂層/ナイロンフィルム/接着樹脂層/PPフィルムの層構成を有する透明積層フィルムを得た。得られた積層フィルムに対し、150℃のオーブン中で、30分間熱処理行って評価用フィルムとし、酸素透過率および密着強度の評価を行った。さらに、評価用フィルムに対し、オートクレーブ中、120℃、30分の熱水処理を行い、熱水処理後の酸素透過率および密着強度を測定した。評価結果を表8に示す。
実施例1において、塗工剤として塗工樹脂C(アロコキシシリル基含有ポリウレタン樹脂)100重量部とメトキシシラン部分縮合体(三菱化学社製、「MS51」)2重量部から成る加水分解した混合塗工剤を使用した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表9に示す。
実施例1において、塗工剤100重量部に、平均粒径0.5μmの鱗片状シリカを20重量部添加した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表9に示す。
実施例11において、塗工剤100重量部に、平均粒径10nmのシリカゾルを50重量部添加した以外は実施例11と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表9に示す。
実施例1の塗工剤で使用するポリエステル樹脂として、ガラス転移温度57℃、分子量3000、酸価42mgKOH/gのポリエステル樹脂に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表9に示す。
実施例1の塗工剤で使用するポリエステル樹脂として、塗工剤中のポリエステル樹脂をガラス転移温度82℃、分子量15000、酸価18mgKOH/gのポリエステル樹脂に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表10に示す。
実施例11において、塗工剤としてウレタン樹脂85重量部、オキサゾリン樹脂15重量部から成る塗工剤を使用した以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表10に示す。
実施例1において、塗工層を設けなかった以外は実施例1と同様の操作を行い、評価用フィルムを作成した。得られた評価用フィルムに対し、実施例1と同様の熱水処理後を施し、熱水処理前後の酸素透過率および密着強度を測定した、評価結果を表10に示す。
Claims (14)
- プラスチック基材(A)と、当該プラスチック基材(A)の少なくとも片面に形成された無機薄膜(B)と、当該無機薄膜(B)の表面に形成された塗工層(C)とから成るガスバリア性積層体であって、23℃の大気中においてナノインデント法により測定した塗工層(C)の硬度が0.1〜0.5GPaであり、塗工層(C)上に厚さ60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムを積層して成るガスバリア性積層体に対し、120℃で30分間の熱水処理を行った後のガスバリア性積層体の酸素透過率が50fmol/m2/s/Pa以下であることを特徴とするガスバリア性積層体。
- プラスチック基材(A)と、当該プラスチック基材(A)の少なくとも片面に形成された無機薄膜(B)と、当該無機薄膜(B)の表面に形成された塗工層(C)とから成るガスバリア性積層体であって、23℃の水中においてナノインデント法により測定した塗工層(C)の硬度が0.03〜0.5GPaであり、塗工層(C)上に厚さ60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムを積層して成るガスバリア性積層体に対し、120℃で30分間の熱水処理を行った後のガスバリア性積層体の酸素透過率が50fmol/m2/s/Pa以下であることを特徴とするガスバリア性積層体。
- プラスチック基材(A)と、当該プラスチック基材(A)の少なくとも片面に形成された無機薄膜(B)と、当該無機薄膜(B)の表面に形成された塗工層(C)とから成るガスバリア性積層体であって、塗工層(C)の表面を構成する炭素の数に対するカルボキシル基に由来する炭素の数の比が0.005〜0.1であり、塗工層(C)上に厚さ60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムを積層して成るガスバリア性積層体に対し、120℃で30分間の熱水処理を行った後のガスバリア性積層体の酸素透過率が50fmol/m2/s/Pa以下であることを特徴とするガスバリア性積層体。
- 塗工層(C)の表面を構成する炭素の数に対するカルボキシル基に由来する炭素の数の比が0.005〜0.1である請求項1又は2に記載のガスバリア性積層体。
- 塗工層(C)が、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アルコキシシリル基含有樹脂、オキサゾリン基含有樹脂およびこれらの共重合体樹脂の群から選択される1種以上の樹脂から形成される請求項1〜4の何れかに記載のガスバリア性積層体。
- 塗工層(C)の表面に印刷を施し、更に厚さ60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムを積層したガスバリア性積層体に対し、120℃で30分間の熱水処理を行った後のガスバリア性積層体の酸素透過率が50fmol/m2/s/Pa以下である請求項1〜5の何れかに記載のガスバリア性積層体。
- 塗工層(C)が、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アルコキシシリル基含有樹脂、オキサゾリン基含有樹脂およびこれらの共重合樹脂の群から選択される1種以上の樹脂にて形成される請求項1〜6の何れかに記載のガスバリア性積層体。
- 無機薄膜(B)が、酸化珪素、酸化アルミニウム、ダイアモンド状炭素またはこれらの混合物から成る物理蒸着膜または化学蒸着膜である請求項1〜8の何れかに記載のガスバリア性積層体。
- プラスチック基材(A)と無機薄膜(B)との間にアンカーコート層を有する請求項1〜7の何れかに記載のガスバリア性積層体。
- アンカーコート層が、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アルコキシシリル基含有樹脂、オキサゾリン基含有樹脂およびこれらの共重合樹脂の群から選択される1種以上の樹脂にて形成される請求項9に記載のガスバリア性積層体。
- 塗工層(C)表面に印刷層を形成し、当該印刷層の表面にヒートシール層を積層した請求項1〜10の何れかに記載のガスバリア性積層体。
- 印刷層とヒートシール層との間に紙またはプラスチック基材を少なくとも1層以上積層した請求項11に記載のガスバリア性積層体。
- プラスチック基材がポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂またはこれらの混合物から成る請求項12記載のガスバリア性積層体。
- 請求項1〜13に記載のガスバリア性積層体に60℃以上の加熱処理を施した請求項1〜13の何れかに記載のガスバリア性積層体。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004253341A JP4475066B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | ガスバリア性積層体 |
EP05721289A EP1728622A4 (en) | 2004-03-25 | 2005-03-23 | LAMINATES WITH GASPER PROPERTIES |
CN2010101169555A CN101786350B (zh) | 2004-03-25 | 2005-03-23 | 阻气性叠层体 |
US10/599,065 US7910213B2 (en) | 2004-03-25 | 2005-03-23 | Gas-barrier laminate |
PCT/JP2005/005189 WO2005092607A1 (ja) | 2004-03-25 | 2005-03-23 | ガスバリア性積層体 |
KR1020067019638A KR101156387B1 (ko) | 2004-03-25 | 2005-03-23 | 가스 배리어성 적층체 |
CN2005800049816A CN1922005B (zh) | 2004-03-25 | 2005-03-23 | 阻气性叠层体 |
US13/022,283 US20110129654A1 (en) | 2004-03-25 | 2011-02-07 | Gas-barrier laminate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004253341A JP4475066B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | ガスバリア性積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006068967A true JP2006068967A (ja) | 2006-03-16 |
JP4475066B2 JP4475066B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=36150081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004253341A Active JP4475066B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-08-31 | ガスバリア性積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4475066B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261077A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kirin Holdings Co Ltd | Dlc膜コーティング生分解性プラスチック容器又はフィルム及びその製造方法 |
WO2007119791A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Toray Industries, Inc. | ガスバリア性フィルム |
JP2008173936A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | ガスバリア性フィルム |
JP2008260205A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Tohcello Co Ltd | 無機薄膜が形成された無延伸フィルム。 |
JP2010163517A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Unitika Ltd | ポリエステル樹脂水性分散体およびその製造方法 |
EP2298551A1 (en) | 2009-09-01 | 2011-03-23 | Fujifilm Corporation | Gas barrier film and device |
JP2012218377A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Fujifilm Corp | 積層フィルムおよび輸液バック |
WO2013089192A1 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | 三井化学東セロ株式会社 | ガスバリア性樹脂組成物及びガスバリア性複合フィルム |
JP2014061596A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-10 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア性積層フィルム |
WO2016013624A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 三菱樹脂株式会社 | ガスバリア性積層フィルム |
WO2016093150A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性積層フィルムおよびその製造方法 |
WO2016093152A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性積層フィルムおよびその製造方法 |
JP2017213789A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 株式会社麗光 | 透明ガスバリアフイルム、及びそれを使用した積層フイルム |
WO2019065147A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 東洋紡株式会社 | 積層フィルム |
CN115103766A (zh) * | 2020-02-20 | 2022-09-23 | 东洋纺株式会社 | 层叠薄膜 |
-
2004
- 2004-08-31 JP JP2004253341A patent/JP4475066B2/ja active Active
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261077A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kirin Holdings Co Ltd | Dlc膜コーティング生分解性プラスチック容器又はフィルム及びその製造方法 |
JP5265350B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2013-08-14 | 東レ株式会社 | ガスバリア性フィルム |
AU2007239605B2 (en) * | 2006-04-13 | 2011-09-29 | Toray Advanced Film Co., Ltd. | Gas barrier film |
KR101350707B1 (ko) * | 2006-04-13 | 2014-01-14 | 도레이 카부시키가이샤 | 가스 배리어성 필름 |
WO2007119791A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Toray Industries, Inc. | ガスバリア性フィルム |
JP2008173936A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | ガスバリア性フィルム |
JP2008260205A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Tohcello Co Ltd | 無機薄膜が形成された無延伸フィルム。 |
JP2010163517A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Unitika Ltd | ポリエステル樹脂水性分散体およびその製造方法 |
EP2298551A1 (en) | 2009-09-01 | 2011-03-23 | Fujifilm Corporation | Gas barrier film and device |
JP2012218377A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Fujifilm Corp | 積層フィルムおよび輸液バック |
WO2013089192A1 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | 三井化学東セロ株式会社 | ガスバリア性樹脂組成物及びガスバリア性複合フィルム |
US9339758B2 (en) | 2011-12-16 | 2016-05-17 | Mitsui Chemicals Tohcello, Inc. | Gas barrier resin composition and gas barrier composite film |
JP2014061596A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-10 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア性積層フィルム |
WO2016013624A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 三菱樹脂株式会社 | ガスバリア性積層フィルム |
JPWO2016013624A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-04-27 | 三菱樹脂株式会社 | ガスバリア性積層フィルム |
US10280273B2 (en) | 2014-07-25 | 2019-05-07 | Mitsubishi Chemical Corporation | Gas barrier multilayer film |
WO2016093150A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性積層フィルムおよびその製造方法 |
WO2016093152A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性積層フィルムおよびその製造方法 |
JP2017213789A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 株式会社麗光 | 透明ガスバリアフイルム、及びそれを使用した積層フイルム |
WO2019065147A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 東洋紡株式会社 | 積層フィルム |
JPWO2019065147A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2020-09-03 | 東洋紡株式会社 | 積層フィルム |
TWI782095B (zh) * | 2017-09-29 | 2022-11-01 | 日商東洋紡股份有限公司 | 積層薄膜 |
JP7218577B2 (ja) | 2017-09-29 | 2023-02-07 | 東洋紡株式会社 | 積層フィルム |
CN115103766A (zh) * | 2020-02-20 | 2022-09-23 | 东洋纺株式会社 | 层叠薄膜 |
CN115103766B (zh) * | 2020-02-20 | 2023-12-15 | 东洋纺株式会社 | 层叠薄膜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4475066B2 (ja) | 2010-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101156387B1 (ko) | 가스 배리어성 적층체 | |
JP4325303B2 (ja) | ガスバリア性積層体 | |
JP4475066B2 (ja) | ガスバリア性積層体 | |
TWI433781B (zh) | A gas barrier laminated film and a method for manufacturing the same | |
US7288315B2 (en) | Gas-barrier material | |
WO2012074030A1 (ja) | 積層フィルム | |
JP7138851B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP4337596B2 (ja) | ガスバリア性積層体 | |
JP6060533B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP4462279B2 (ja) | ガスバリア性フィルム及びガスバリア性積層体 | |
JP2001058383A (ja) | 樹脂被覆ポリエステルフィルムおよびその製造方法 | |
JP6278067B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP7279759B2 (ja) | 積層フィルム、積層体及び包装体 | |
JP4161653B2 (ja) | ガスバリア性積層体の製造方法 | |
JP2024031530A (ja) | ポリエステルフィルム | |
US20240051275A1 (en) | Laminated film | |
US20230321954A1 (en) | Laminated film | |
JP2024048088A (ja) | ガスバリア性フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4475066 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |