JP2006068917A - 情報記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この機種判別基板51は、基板本体53と、メモリ55とを備えている。メモリ55は、基板本体53に保持され、複数の機種に共通して採用されかつ各機種に固有の機種情報に従って所定の機種として動作可能な入出力部を有する画像形成装置1に対し提供可能であるとともに所定の機種の画像形成装置1を異なる機種として動作させ得る機種情報が格納されている。
【選択図】 図1
Description
この種の電気機器として、例えば複写機等の画像形成装置では、複数のハードウェアとして、画像形成部や、感光体ドラム、CCD(Charge Coupled Device)等を備えるとともに、これらは制御プログラムが実行されることで協調して動作するよう構成されている。
ところで、従来の画像形成装置において、外部の装置が有する機能を取り入れるために、その外部装置に接続するとともにその外部装置からその外部装置の制御プログラムを取り込めるようにする技術が既に提案されている。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、単に画像形成装置単独では得られない機能を実現するために、そのような機能を有する外部装置を取り込めるに過ぎないため、かかる問題の解消手段とはなり得ない。
この媒体は、ある機種の電気機器をハードウェアの共通する異なる機種に変更し得る機種情報を有していることから、変更対象の機種の電気機器にその内容を提供し反映させることで、その電気機器を異なる機種に変更することができる。
また、ユーザーが、より高級な機種が欲しいと考えた場合に、ここでは、そのような機種情報が格納された情報記憶媒体を購入してアップデートすれば済むことから、機器自体を買い換えなくても済み、コスト的に有利である。
この媒体では、一度機種情報が外部に取り出された場合は、もはやそれ以降に読み取れないようにすることで、他人による不正な複製を防ぎ、当該電気機器の製造者等が正当な利益を確保できるようになっている。
請求項3に係る情報記憶媒体は、請求項2の媒体において、記憶部内でのアドレス情報を有するとともに、電気機器に提供されるとアドレス情報が0にされる。
請求項4に係る情報記憶媒体は、請求項1から3のいずれか1項の媒体において、記憶部に格納される機種情報は、提供される電気機器の機種より上位の機種についてのものである。
請求項5に係る電気機器は、複数の機種に共通して採用されかつ各機種に固有の機種情報に従って所定の機種として動作可能なハードウェアを有する機器であって、情報読出制御部と、機種判別制御部と、ハードウェア制御部とを備えている。情報読出制御部は、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報記憶媒体から機種情報を読み取り可能である。機種判別制御部は、情報読出制御部で読み取られた機種情報を基に機種判別を行う。ハードウェア制御部は、機種判別制御部により機種判別された機種として制御プログラムに従ってハードウェアの制御を行う。
また、この電気機器は、情報記憶媒体によって後で他の機種に変更可能であるから、生産時点では一機種分の機器のみを製造すれば済み、これにより、機種ごとに生産ラインを切り替える等の必要が無くなる。
また、本発明の電気機器は、このような情報記憶媒体を用いることで、本発明の情報記憶媒体を用いることで、同じハードウェアを有する他の機種への変更が可能となることから、例えば、これを扱うディーラーにおいて、ユーザーの種々のニーズに備えて複数機種分保有しなくても一機種分だけ保有すれば済み、在庫の問題が解消される。
図1に、本発明の一実施形態が採用された機種判別基板(情報記憶媒体)51を示す
この機種判別基板51は、基板本体(媒体本体)53と、メモリ(記憶部)55とを備えている。
基板本体53は、メモリ55を保持するためのものであり、後述する画像形成装置1のスロット21に装着可能な装着用端子(図示せず)を有している。
図2に、本発明の一実施形態が採用された画像形成装置1を示す。
この画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置及びスキャナ装置としての機能を併有する複合機であり、複数の入出力部(ハードウェア)と、4つの制御基板(情報読出制御部、機種判別制御部、ハードウェア制御部)5a,5b,5c,5dとを備えている。
エンジン部13は、図示しない給紙部、搬送機構、画像形成部及び操作パネル等を含む。給紙部は、給紙カセットまたは手差しトレイから用紙を給紙するためのものである。搬送機構は、給紙された用紙を、画像形成部や、さらにその下流側に搬送するためのものである。画像形成部は、感光体ドラム17の周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置及び転写装置等と、感光体ドラム17の下流側に配置された定着装置とを有している。操作パネルは、複数の操作キーや表示部を有している。
感光体ドラム17は、表面にトナー像が形成される円筒状の回転体である。
電源部19は、外部からの電源を取り込むためのものであり、エンジン基板5aに接続されている。
制御基板5a〜5dは、具体的に、エンジン基板5aと、これに接続されたCCD基板5b、ドラム基板5c及びメイン基板5dとで構成され、それぞれにCPU、メモリ、IC等の電子部品(いずれも図示せず)が搭載されている。
メイン基板5dは、基板5a〜5c及び電源部19の動作を統括して管理するための基板である。メイン基板5dは、スロット21に機種判別基板51が装着されると、メモリ55内の機種情報を同じ基板5dのメモリ上に読み出しインストールを開始する。そして、機種情報の読み出しが終了しインストールが完了すると、以降の機種情報の読み出しを不能にするためのロック信号を生成し、機種判別基板51に出力して機種情報のアドレスを0にする。これにより、装置1は、機種情報の内容が反映された新たな機種に変更され、以降は毎回起動時に変更後の機種であるとの機種判別を行う。
次に、機種判別基板51を利用した画像形成装置1のアップグレードの方法について説明する。ここでは、ディーラーが20枚機(1分間に20枚の印刷が可能な機種)の画像形成装置1のみの在庫を保有している場合を例に説明する。
まず、ディーラーは、30枚機についての機種情報を有する機種判別基板51を市場で購入するとともに、装着用端子を画像形成装置1のスロット21に装着する。すると、メイン基板5dにより、メモリ55内の機種情報が読み出されてインストールが開始される。そして、読み出された機種情報は、同じメイン基板5dのメモリ内に既に格納されている20枚機についての機種情報と書き換えられ、さらに、他の基板5a〜5cのメモリ内の各機種ごとの制御プログラムも新たな機種情報が反映された内容に書き換えられる。こうして機種情報のインストールが終了すると、メイン基板5dは、ロック信号を生成し、機種判別基板51に出力する。これにより、機種判別基板51のメモリ55にロックがかかり、以降の外部への機種情報の読み出しが不能になる。このようにして、20枚機の画像形成装置1は、30枚機の装置にアップグレードされる。
[他の実施形態]
(a)情報記憶媒体からの機種情報の読み出しは、上記実施形態のように基板をスロットに装着して行う態様に限定されるものではない。例えば、画像形成装置、コンピュータ端末及びデータサーバをLAN接続し、コンピュータ端末を機種情報を読み取り可能に構成するとともに、コンピュータ端末で読み取った機種情報をデータサーバにアップロードし、画像形成装置においてデータサーバからその機種情報をダウンロードすることでインストールするような他の態様も可能である。
(c)上記実施形態では、画像形成装置において、機種情報の読み出し及び機種判別は、メイン基板5dのみが行うものとして説明したが、メイン基板5dに代えて他の基板5a〜5cが又は他の基板5a〜5cと共に行うよう構成されても良い。
5a エンジン基板
5b CCD基板
5c ドラム基板
5d メイン基板
21 スロット
51 機種判別基板
53 基板本体
55 メモリ
Claims (5)
- 媒体本体と、
前記媒体本体に保持され、複数の機種に共通して採用されかつ各機種に固有の機種情報に従って所定の機種として動作可能なハードウェアを有する電気機器に対し提供可能であるとともに所定の機種の前記電気機器を異なる機種として動作させ得る機種情報が格納された記憶部と、
を備えた情報記憶媒体。 - 前記記憶部に格納された機種情報は、一度前記電気機器に提供されると、それ以降の読み取りが不能となる、請求項1に記載の情報記憶媒体。
- 前記記憶部に格納された機種情報は、前記記憶部内でのアドレス情報を有するとともに、前記電気機器に提供されると前記アドレス情報が0にされる、記録部に請求項2に記載の情報記憶媒体。
- 前記記憶部に格納される機種情報は、提供される前記電気機器の機種より上位の機種についてのものである、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報記憶媒体。
- 複数の機種に共通して採用されかつ各機種に固有の機種情報に従って所定の機種として動作可能なハードウェアを有する電気機器であって、
請求項1から4のいずれか1項に記載の情報記憶媒体から前記機種情報を読み取り可能な情報読出制御部と、
前記情報読出制御部で読み取られた機種情報を基に機種判別を行う機種判別制御部と、
前記機種判別制御部により機種判別された機種として前記制御プログラムに従って前記ハードウェアの制御を行うハードウェア制御部と、
を備えた電気機器。
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