JPH0818702A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0818702A JPH0818702A JP6169077A JP16907794A JPH0818702A JP H0818702 A JPH0818702 A JP H0818702A JP 6169077 A JP6169077 A JP 6169077A JP 16907794 A JP16907794 A JP 16907794A JP H0818702 A JPH0818702 A JP H0818702A
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- rom
- control program
- function
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Abstract
で、機能の付加をソフトウエアの処理で行なうことが可
能なファクシミリ装置を提供する。 【構成】 ハードウェア部分が共通に構成され、ROM
12には、基本動作と該基本動作に付加される複数段階
の付加機能を実行する制御プログラムが格納され、補助
R0M14には、ROM12の複数段階の機能の制御プ
ログラムの実行を選択的に制限するデータが格納され、
主制御部11により、ROM12から基本動作の制御プ
ログラムと、補助ROM14のデータで制限されない付
加機能の制御プログラムが読み出され、これらの制御プ
ログラムに従ってファクシミリ動作が実行される。 【効果】 共通部品で、機能を異にする装置が開発可能
で、装置の製造コストが大幅に削減され、ユーザ側で既
購入の装置を低価格でグレードアップでき、旧装置の廃
棄の阻止で資源の有効利用が実現される。
Description
る。
著しく、基本的な動作を行なう標準装置を基礎にして、
標準装置の機能に付加的に新しい機能を設定した高性能
装置が次々と発表されている。この場合、筺体を含む各
構成部分は、同一シリーズの製品であっても、新製品の
発表時に新製品であることをアピールする意味もあっ
て、デザインが新しくされることが多い。
術的進歩は、ハードウエアの面ではほぼ完成し、今後の
進歩は多くの場合、ソフトウェアの面に集中することは
明らかである。従来の新製品の開発の手法では、機能の
付加がソフトウェアにより行なわれると、これに伴っ
て、付随的なデザインの変更を行なっているので、製造
コストもこれに伴い増加していた。このために、新しい
機能が一つだけ付加された装置が発表される場合でも、
ユーザは旧製品を廃棄して新製品を使用するという傾向
を生み、製品の有効な使用という面でも問題が生じてい
た。
置の開発の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、基本的な機能の装置とハードウェアを共通とし、新
しい機能の付加をソフトウエアの処理で行なうことが可
能なファクシミリ装置を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、ハードウェア部分が共通に
構成され、基本動作と該基本動作に付加される複数段階
の付加機能とを実行する制御プログラムが格納されるR
OMと、該ROMの前記複数段階の機能の制御プログラ
ムの実行を選択的に制限するデータが格納される補助R
OMと、前記ROMから、前記基本動作を実行する制御
プログラムと、前記補助ROMのデータに基づいて、付
加機能を実行する制御プログラムとを読出し、これらの
制御プログラムを実行する制御手段とを有することを特
徴とするものである。
2記載の発明は、ハードウェア部分が共通に構成され、
基本動作と該基本動作に付加される複数段階の付加機能
とを実行する制御プログラムが格納されるROMと、該
ROMの前記複数段階の機能の制御プログラムの実行を
選択的に制限するデータが格納され、バッテリーバック
アップされたRAMと、前記ROMから、前記基本動作
を実行する制御プログラムと、前記RAMのデータに基
づいて、付加機能を実行する制御プログラムとを読出
し、これらの制御プログラムを実行する制御手段とを有
することを特徴とするものである。
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記補助ROMまたは前記RAMに、装置固有
の情報に基づいて、前記データが格納されることを特徴
とするものである。
作と該基本動作に付加される複数段階の付加機能とを実
行する制御プログラムが格納され、補助R0Mには、R
OMの複数段階の機能の制御プログラムの実行を選択的
に制限するデータが格納されており、制御手段によっ
て、ROMに格納された基本動作の制御プログラムと、
補助ROMのデータに基づいて選択されたROMの複数
段階の機能の制御プログラムとが読み出され、これらの
制御プログラムに従ったファクシミリ動作が行なわれ
る。
本動作と該基本動作に付加される複数段階の付加機能と
を実行する制御プログラムが格納され、バッテリーバッ
クアップされたRAMには、ROMの複数段階の機能の
制御プログラムの実行を選択的に制限するデータが格納
されており、制御手段によって、RAMに格納された基
本動作の制御プログラムと、RAMのデータに基づいて
選択されたROMの複数段階の機能の制御プログラムと
が読み出され、これらの制御プログラムに従ったファク
シミリ動作が行なわれる。
はRAMに、装置固有の情報に基づいて、データが格納
された状態で、請求項1または記載項2記載の発明の作
用が得られる。
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成
を示す斜視図、図2は同実施例の構成を示すブロック図
である。
状の筺体1の上面には、前方側で水平面に近付くように
緩い傾斜が形成され、該上面には、LCD(液晶ディス
プレイ)にタッチセンサを組み込んだ操作部2が設けら
れている。筺体1の前面には原稿紙が挿入され、或いは
受信紙が排出されるスリット開口部3が設けられてお
り、筺体1の上面の後端部には原稿トレー4が設けられ
ている。
準型装置と、この標準型装置にそれぞれに付加機能が追
加された複数の高性能装置とでシリーズ化された製品群
が構成される場合、シリーズ化装置の何れにも共通に使
用可能な構造になっている。また、本実施例では、スキ
ャナ部、プリンタ部、操作部2、電気部品は、シリーズ
化装置の全てに対して共通化されており、操作部2で
は、基本的な操作から、多様な付加機能の操作までが行
なえるようにしてある。
制御を行なう主制御部11に、バスBを介して、基本動
作と該基本動作に付加される複数段階の付加機能とを実
行する制御プログラムが格納されたROM12、制御動
作時に各種の情報が格納され、また読み出されるRAM
13、及びROM12の複数段階の機能の制御プログラ
ムの実行を選択的に制限するデータが格納されるヒュー
ズROMからなる補助ROM14が接続されている。
て、LCDの表示やタッチセンサの読み込み制御を行な
う操作制御部15、通信網とのインタフェース動作を行
なう通信制御部16、及びスキャナとプロッタを制御す
るスキャナ/プロッタ制御部17が接続されている。
図4及び図5を参照して説明する。図4は本実施例の機
能設定動作のフローチャート、図5は本実施例の他の機
能設定動作のフローチャートである。
ROM12の制御プログラムを制限するソフトウェア制
御用のデータ(以下Keyという)が予め格納され、こ
の補助ROM14が出荷前に、対応する装置にそれぞれ
組み込まれる。また、本実施例では、ファクシミリ装置
の基本動作である操作制御、スキャナ/プロッタ制御、
通信制御の制御プログラムは共通のモジュールにされて
いる。
主制御部11によって、補助ROM14のKeyが判定
され、Keyが“0”であると判定されると、ROM1
2のテンキー操作制御機能とワンタッチキー操作制御機
能とが制限され、装置の立ち上がり時に、送受信機能の
操作のみが可能なプログラムへ分岐し、ステップS2に
進んで標準型ファクシミリ装置の機能が設定される。
によって、補助ROM14のKeyが“1”であると判
定されると、ROM12のワンタッチキー操作制御機能
が制限され、装置の立ち上がり時に、テンキーの操作が
可能なプログラムへ分岐し、ステップS3に進んで、フ
ァクシミリ装置に送受信機能の他にテンキー操作機能が
付加される。
1によって、補助ROM14のKeyが“2”であると
判定されると、主制御部11の指令によって、ROM1
2のテンキー操作制御機能とワンタッチキー操作制御機
能との制限が解除され、装置の立ち上がり時に、テンキ
ー操作とワンタッチキー操作とが可能なプログラムへ分
岐し、ステップS4に進んで、ファクシミリ装置に送受
信機能の他にテンキー操作機能及びワンタッチキー操作
機能が付加される。
受信機能を搭載した標準型のファクシミリ装置、この標
準型ファクシミリ装置の機能にテンキーによる発信機能
を付加した高級ファクシミリ装置、及びこの高級ファク
シミリ装置の機能にワンタッチキーによるワンタッチ送
信機能を付加した超高級ファクシミリ装置の機能の設定
が選択して行なわれる。
動作であり、この場合は、ステップS5でスタートキー
制御、ストップキー制御が行なわれ、ステップS6に進
んで、主制御部11によって、補助ROM14のKey
が予め設定した所定値であると判定されると、ステップ
S7に進んで、ROM12のテンキー操作制御機能の制
限が解除され、送受信操作の他にテンキー操作制御が可
能なプログラムへ分岐する。そして、ステップS8で、
主制御部11によってKeyが予め設定した所定値であ
ると判定されると、ステップS9に進んで、ROM12
のワンタッチキー操作制御機能の制限が解除され、送受
信操作の他にテンキー操作制御とワンタッチキー操作制
御が可能なプログラムへ分岐する。この図5に示す方法
では、付加機能のプログラムを実行する毎にKey情報
を参照して、付加機能の動作の可否を判定しており、図
4に示す方法に比して、プログラムの構成を簡単にしプ
ログラム容量を軽減することが可能になる。
格納されるKey情報が簡単であると、ユーザが容易に
設定を変更するおそれがあるので、実際には各装置固有
の情報に基づいて、メーカー側で排他的に機能設定操作
を行なうことができるようにしている。図6は標準機能
に対応するKey情報の説明図、図7は付加機能に対応
するKey情報の説明図である。
に、キャラクタとして、装置固有のデータである製品の
シリアルナンバーが用いられ、例えば「0094010
10001」として、予めプログラムなどに設定されて
いる。そして、単純な送受信機能のみを設定する場合に
は、ROM14にKey情報として「00000904
0001000100000001」が設定され、主制
御部11の指令によって、キャラクタであるシリアルナ
ンバーから、Key情報がバイト単位で引算され、機能
データとして「000000000000」が導かれ、
テンキーによる発信機能とワンタッチキーによるワンタ
ッチ送信機能とが制限され、送受信機能のみが設定され
る。
に示すように、ROM14にKey情報として「00F
F09030000000000FF0000」が設定
され、同様にして主制御部11の指令によって、キャラ
クタであるシリアルナンバーから、Key情報がバイト
単位で引算され、機能データとして「01010101
0101」が導かれ、この機能データが導かれた場合に
は、送受信機能に例えばテンキー操作機能が付加され
る。
ア部分が共通に構成され、ROM12には、基本動作と
該基本動作に付加される複数段階の付加機能とを実行す
る制御プログラムが格納され、補助R0M14には、R
OM12の複数段階の機能の制御プログラムの実行を選
択的に制限するデータが格納され、補助ROM14のデ
ータによって、ROM12に格納された複数段階の機能
が選択的に制限され、ROM12に格納された基本動作
と選択された付加機能とが実行される。このために、共
通の部品と製造工程で、機能を異にするシリーズ装置が
開発可能になり、装置の製造コストが大幅に削減され、
ユーザ側で既購入の装置を低価格でグレードアップする
ことが可能になり、旧装置の廃棄が阻止され資源の有効
利用が実現される。
施例の構成を示すブロック図であり、本実施例はすでに
図2を参照して説明した第1の実施例に対して、補助R
OM14に代えて、ROM12の複数段階の機能の制御
プログラムの実行を選択的に制限するデータが格納され
るバッテリバックアップRAM18を使用している。本
実施例のその他の部分の構成及び動作はすでに説明した
第1の実施例と同一なので、重複する説明は行なわな
い。本実施例では、第1の実施例の効果に加えて、複数
段階の機能を変更したり増加したりする場合に、記憶媒
体を交換せずにそのままの状態で、新しい機能を書込む
ことができる。
ると、ハードウェア部分が共通に構成され、ROMに
は、基本動作と該基本動作に付加される複数段階の付加
機能とを実行する制御プログラムが格納され、補助R0
MまたはバッテリーバックアップされたRAMには、R
OMの複数段階の機能の制御プログラムの実行を選択的
に制限するデータが格納され、ROMに格納された基本
動作の制御プログラムと、補助ROMまたはRAMのデ
ータに基づいて、選択されたROMの複数段階の機能の
制御プログラムとが読み出され、これらの制御プログラ
ムに従ったファクシミリ動作が行なわれるので、共通の
部品と製造工程で、機能を異にするシリーズ装置が開発
可能になり、装置の製造コストが大幅に削減され、ユー
ザ側でも既購入の装置を低価格でグレードアップするこ
とが可能になり、旧装置の廃棄が阻止され資源の有効利
用が実現される。請求項3記載の発明によると、請求項
1または請求項2記載の発明の効果に加えて、装置固有
の情報に基づいて、補助ROMまたはバッテリーバック
アップされたRAMへのデータの格納が行われるので、
ソフトウェアの制御の変更をメーカ側で排他的に安全に
行なうことが可能になる。
る。
である。
チャートである。
である。
明図である。
明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハードウェア部分が共通に構成され、 基本動作と該基本動作に付加される複数段階の付加機能
とを実行する制御プログラムが格納されるROMと、 該ROMの前記複数段階の機能の制御プログラムの実行
を選択的に制限するデータが格納される補助ROMと、 前記ROMから、前記基本動作を実行する制御プログラ
ムと、前記補助ROMのデータに基づいて、付加機能を
実行する制御プログラムとを読出し、これらの制御プロ
グラムを実行する制御手段とを有することを特徴とする
ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 ハードウェア部分が共通に構成され、 基本動作と該基本動作に付加される複数段階の付加機能
とを実行する制御プログラムが格納されるROMと、 該ROMの前記複数段階の機能の制御プログラムの実行
を選択的に制限するデータが格納され、バッテリーバッ
クアップされたRAMと、 前記ROMから、前記基本動作を実行する制御プログラ
ムと、前記RAMのデータに基づいて、付加機能を実行
する制御プログラムとを読出し、これらの制御プログラ
ムを実行する制御手段とを有することを特徴とするファ
クシミリ装置。 - 【請求項3】 前記補助ROMまたは前記RAMに、装
置固有の情報に基づいて、前記データが格納されること
を特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミ
リ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16907794A JP3476547B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16907794A JP3476547B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818702A true JPH0818702A (ja) | 1996-01-19 |
JP3476547B2 JP3476547B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=15879904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16907794A Expired - Lifetime JP3476547B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3476547B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068917A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kyocera Mita Corp | 情報記憶媒体 |
JP2008160432A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP16907794A patent/JP3476547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068917A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kyocera Mita Corp | 情報記憶媒体 |
JP2008160432A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3476547B2 (ja) | 2003-12-10 |
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