JP2965085B2 - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JP2965085B2
JP2965085B2 JP2325835A JP32583590A JP2965085B2 JP 2965085 B2 JP2965085 B2 JP 2965085B2 JP 2325835 A JP2325835 A JP 2325835A JP 32583590 A JP32583590 A JP 32583590A JP 2965085 B2 JP2965085 B2 JP 2965085B2
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弘治 川越
政 上野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オンライン通信中に行なわれる動作選択の
ためのスペック設定を容易にした端末装置に関する。
(従来の技術) 第3図に、従来一般のテレックス端末装置ブロック図
を示す。
従来一般に使用されるテレックス端末装置は、バスラ
イン1に接続されるプロセッサ(CPU)2によって、装
置全体が制御される構成となっている。このバスライン
1には、上記プラセッサ2の他に、ROM(リード・オン
リ・メモリ)3、プログラムRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)4、データ格納RAM5、EEPROM(電気的消去可
能プログラマブルROM)6、USART(ユニバーサルシンク
ロナスレシーバートランスミッタ)7、CRTコントロー
ラ9及びインタフェース回路部11が接続されている。
リード・オンリ・メモリ3は、プロセッサ2の動作に
必要なパラメータやプログラム等を格納したメモリであ
る。プログラムRAM4は、プロセッサ2の動作用プログラ
ムを格納したメモリである。又、データ格納RAM5は、キ
ーボードユニット8から入力されたデータを格納した
り、交換器12から受信したデータを格納するためのデー
タ格納専用メモリである。
EEPROM6は、装置が動作する上で必要なパラメータを
格納したメモリであり、このメモリのデータは、キーボ
ードユニット8を使用して書き換えが可能である。尚、
ここには、このテレックス端末装置の所定の動作をさせ
るためのスペック設定によって設定されるパラメータ等
が同時に格納される。
USART7は、キーボードユニット8はバスライン1との
間を接続するインタフェースであって、キーボードユニ
ット8から受け入れたシリアルデータをパラレルに変換
して、バスライン1に出力する構成とされている。
CRTコントローラ9は、キーボードユニット8から入
力された文字データや、交換器12から受信したデータ
を、CRT(カソードレイチューブ)10に表示するための
コントローラである。インタフェース回路部11は、この
テレックス端末装置と交換器12との間に挿入され、テレ
ックス端末装置から出力されるパラレルデータをシリア
ルデータに変換し、交換器12に向けて送信する動作を行
なう回路である。
又、交換器12に接続されたテレックス回線13から入力
するシリアルデータは、このインタフェース回路部11に
より、パラレルデータに変換され、バスライン1に送り
込まれる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような構成の従来のテレックス端末
装置は、例えば、オンライン動作中に種々の特殊な動作
を選択することが可能な構成となっている。これには、
例えば、ANL(オートニューライン)送信シーケンスの
設定、WRU(WHO ARE YOU)に対するアンサバックの送信
状態設定、或はメモリFDD(フロッピディスクドライ
ブ)からのアンサバックの送信状態設定等がある。これ
ら特殊スペックの設定は、次のように行なわれていた。
第2図に従来のテレックス端末装置制御方法フローチ
ャートを示す。
図において、まず、特殊スペックの設定が開始される
と(ステップS1)、ステップS2からステップS4まで、AN
L送信シーケンスの設定、WRUに対するアンサバックの送
信設定、メモリFDDからのアンサバックの送信設定等が
それぞれ、オペレータによって選択される。例えば、上
記送信シーケンスについては、キャリッジリターン(C
R)−ラインフィールド(LF)−キャリッジリターン(C
R)という設定がされる。
又、WRUについてはオン設定がされ、メモリ等のアン
サバックについてもオン設定が行なわれる。
このような設定が終了すると(ステップS5)、これら
の設定に基づくパラメータが第3図のプロセッサ2によ
って生成される。このパラメータは、ステップS6におい
てEEPROM6に書き込まれる。
上記のような特殊スペックの設定が終了すると、ステ
ップS7に示すように通常ローカル運用モードにもどる。
そして、ステップS8においてオンラインモードにするか
否かの選択待ち状態となり、オペレータがCallキーを押
し下げると、オンラインモードに移行する。
尚、このオンライン運用モードに移行する場合、予め
EEPROM6から特殊スペックの内容であるパラメータが読
み出され、プログラムRAM4中に書き込まれる。次に、プ
ロセッサ2は、プログラムRAM4を参照し、オンライン状
態を確立させるステップS10)、その後はステップS11以
下オンライン運用モードで動作を開始し、この後新たに
特殊スペックの変更等がある場合、判断ステップS12を
経て、再びオフラインモード、即ち通常ローカルモード
に切換えられる(ステップS13)、この場合の切換えもC
allキーの再押し下げによる。
以上のように、従来のテレックス端末装置において
は、オンライン状態でデータの送受信を行なう場合に、
要求される特殊スペックの設定や変更は、必ず一旦、オ
フライン状態、即ち通常ローカル運用モードに戻してか
ら、処理される。しかも、その設定作業は、その都度各
スペック毎に、設定の有無をキーボード等を押して、選
択する必要があり、特殊スペックの設定や変更が比較的
煩雑になるという問題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、特殊ス
ペックの設定変更を容易にした端末装置を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の端末装置は、スペック設定により所定の動作
を選択することができる端末装置において、前記所定の
動作をさせるための少くとも第1及び第2のパラメータ
テーブルを格納したパラメータ参照用メモリと、各パラ
メータテーブルに対応した値を格納するテーブル選択フ
ラグレジスタと、各パラメータテーブルに対応した値を
前記テーブル選択フラグレジスタに書き込むテーブル選
択情報入力部と、オンライン運用中に、前記テーブル選
択フラグレジスタの値を参照し、前記パラメータテーブ
ルを選択するプロセッサとを有することを特徴とするも
のである。
(作 用) 予め複数種のスペック設定を行い、それぞれその設定
により生成される少くとも第1及び第2のパラメータテ
ーブルをパラメータ参照用メモリに格納しておく。そし
て、装置をオンライン運用モードで動作させているとき
に、スペックの変更等を必要とする場合、各パラメータ
テーブルに対応した値であるテーブル選択情報の入力に
よって、プロセッサの参照するパラメータテーブルが切
り換えられ、新たな設定により動作が開示される。この
場合、スペックの変更は、テーブル選択情報によってオ
ンライン状態でも簡単に切り変えることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の端末装置制御方法を示すフローチ
ャートである。
尚、この第1図の説明をする前に、本発明の実施に適
するテレックス端末装置の構成を説明する。
第4図は本発明の実施のためのテレックス端末装置ブ
ロック図である。
図の各部のブロック構成は、既に第3図を用いて説明
した従来のテレックス端末装置と多くの共通部分を持
つ。従って、これらの共通部分には、同一符合を付し、
重複する説明は省略する。ここで、この装置には、第3
図の装置に対し、次のようなブロックが付加され、これ
らのブロックは新たな次のような機能を持つ。
まず、バスライン1には、新たにテーブル選択フラグ
レジスタ14が追加されている。又、EEPROM6は、本発明
の場合、スペック設定用パラメータテーブルを2種以上
格納する領域を持つ。この実施例においては、スペック
設定用パラメータテーブルA:6a及びB:6bの2種がこのEE
PROM6に格納されている。本発明において、このEEPROM6
をパラメータ参照用メモリと呼んでいる。又、バスライ
ン1にUSART7を介して接続されたキーボードユニット8
には、本発明を実施するために、テーブル選択情報入力
部であるテーブル選択キー8aが設定される。
このテーブル選択キー8aは、いわゆるファンクション
キーの一つに設定され、例えば、上記実施例では、CODE
キー+Eキーを同時に押し下げるように設定されてい
る。上記テーブル選択フラグレジスタ14には、例えばス
ペック設定用パラメータテーブルAが選択されている場
合には“1"、スペック設定用パラメータテーブルBが設
定されている場合には“0"というデータが格納される。
キーボードユニット8のテーブル選択キー8aを押し下
げると、テーブル選択フラグレジスタ14の内容が“1"か
ら“0"に、或は“0"から“1"に切替わるよう構成されて
いる。
テレックス端末装置を以上のような構成にすることに
よって本発明が実施される。第1図を用いて本発明の制
御方法を順に説明する。
第1図は、本発明の制御方法実施例を示すフローチャ
ートである。
まず、ステップS1からステップS13までは本発明の方
法を実施するための前段階として、第4図で説明したス
ペック設定用パラメータテーブル生成のための操作を行
なっている。まず、ステップS1において通常運用スペッ
クの設定が開始される。ここでは、通常運用時テレック
ス端末装置をどのような条件で動作させるかの設定が行
なわれる。この場合、ステップS2からステップS4におい
て、先に第2図で説明したと同様のANL送信シーケンス
の設定、WRUに対するアンサバックの送信設定、メモリF
DDからのアンサバックの送信設定等が行なわれる。これ
によって、選択された動作に対するパラメータテーブル
が生成される。このパラメータテーブルを例えば、スペ
ック設定用パラメータテーブルAと呼ぶことにする。
次にステップS5において特殊スペックの設定が開始さ
れる。特殊スペックの設定についても、ステップS6から
ステップS8の間に、ステップS2からステップS4で行なわ
れたと同様の設定作業が行なわれる。そして、ステップ
S9において、その設定が終了すると、今度は、スペック
設定用パラメータテーブルBが生成される。
こうして生成されたスペック設定用パラメータテーブ
ルA,Bは、ステップS10においてEEPROM6に書き込まれ
る。
以上で、第4図に示したパラメータ参照用メモリの準
備が完了する。この段階では、通常ローカル運用モード
とされており(ステップS11)、オンラインモードにす
るか否かの入力待ち状態となる(ステップS12)。ここ
で、オンラインモードに移行すると、ステップS13にお
いて先にEEPROM6に書き込まれた2つのパラメータテー
ブルがプログラムRAM4に転送され格納される。
尚、初期状態においては、第4図に示すテーブル選択
フラグレジスタ14には、例えば、パラメータテーブルA
を選択するためのデータ1が格納されているものとす
る。これによって、ステップS14で通常運用プログラム
が参照される。
次に、ステップS15において、オンラインが確立さ
れ、ステップS16のオンライン運用モードに移行する。
その後、オンライン運用モードで動作中、通常運用ス
ペックの変更があるか否かが監視される(ステップS1
7)。ここで、スペックの変更が行なわれる場合には、
オペレータは、CODE+Eキーの押し下げを行なう(ステ
ップS18)。これによって、先に説明したテーブル選択
フラグレジスタ14の内容が“1"から“0"に切替わり、プ
ロセッサ2は、その内容を読取って、今度は、プログラ
ムRAM4中の特殊スペック設定プログラムの参照を開始す
る(ステップS19)。プログラム参照を行なうと、直ち
にパラメータテーブルBに設定されたスペックを用いた
オンライン運用モードの動作が開始される(ステップS2
0)。ステップS21においては、再び特殊スペックの変更
があるか否かが監視され、オペレータがCODE+Eキーを
押し下げると、再度テーブル選択フラグレジスタ14の内
容が切換えられ、再び通常運用プログラムの参照が実行
される(ステップS23)。
本発明は以上の実施例に限定されない。上記EEPROM6
に格納されるパラメータテーブルは、2種以上何種あっ
ても差し支えない。又、プロセッサ2は、EEPROM6に格
納されたパラメータテーブルをプログラムRAM4に転送
後、それを参照して動作する例を説明したが、EEPROM6
自体がプログラムRAMであっても差し支えない。又、パ
ラメータテーブルの選択切換えは、キーボードユニット
8に設けられた機能キー以外の任意のキーを押し下げる
ようにして行なっても差し支えない。
(発明の効果) 以上説明した本発明の端末装置によれば、装置のオン
ライン運用中に所定のテーブル選択キー入力によって予
め設定された特殊スペックへの切換えや変更を、自由に
行なうことが出来るため、従来のように、そのつどオフ
ラインモードに装置を切換える必要が無く、端末装置の
効率的な容易な運用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御方法実施例を示すフローチャー
ト、第2図は従来の制御方法の一例を示すフローチャー
ト、第3図は従来のテレックス端末装置ブロック図、第
4図は本発明実施のためのテレックス端末装置ブロック
図である。
フロントページの続き (72)発明者 山根 勉 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−186034(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 29/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペック設定により所定の動作を選択する
    ことができる端末装置において、 前記所定の動作をさせるための少くとも第1及び第2の
    パラメータテーブルを格納したパラメータ参照用メモリ
    と、 各パラメータテーブルに対応した値を格納するテーブル
    選択フラグレジスタと、 各パラメータテーブルに対応した値を前記テーブル選択
    フラグレジスタに書き込むテーブル選択情報入力部と、 オンライン運用中に、前記テーブル選択フラグレジスタ
    の値を参照し、前記パラメータテーブルを選択するプロ
    セッサと を有することを特徴とする端末装置。
JP2325835A 1990-11-29 1990-11-29 端末装置 Expired - Lifetime JP2965085B2 (ja)

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