JP2024048885A - 画像形成装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置構成図の表示を制御することで、装置の状態に応じた適切な装置情報の提供が可能な画像形成装置等を提供する。【解決手段】装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、前記表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、前記制御部は、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御する画像形成装置。【選択図】図2

Description

本開示は、画像形成装置等に関する。
複合機等の画像形成装置には、消耗品の残量に関する消耗品情報や、装置の状態に関する状態情報といった装置の稼働状況に関する装置情報を集約し、情報画面として表示するものが知られている。情報画面は、装置起動時の初期画面として設定が可能であり、また、ジョブの実行モードの切替え等を受付ける基本画面や、コピー等の各実行モードに基づく設定画面といった各種表示画面を介して呼出可能に構成され、任意のタイミングでの装置情報の取得が容易であることから、ユーザによる参照頻度が高い表示画面の一つである。
ところで、画像形成装置の中には、装置内における用紙搬送状況や、ジャム等の異常が発生した箇所を装置の外観を模した装置構成図に表示するものがある。ユーザは、表示装置に表示された装置構成図を参照することにより、用紙搬送状況や、異常が発生した箇所を視覚的にイメージし、装置状態を把握することができる。
例えば、特許文献1には、装置構成図と、それに重ねて各給紙カセットから搬送される用紙の搬送状態を操作パネルに表示し、ジャムの発生が検知された場合には、当該ジャムの発生位置を表示する画像形成装置の表示装置について開示されている。
特開2005-178241号公報
視覚的な報知効果に優れた装置構成図を情報画面に併せて表示することで、ユーザは装置の状態に応じた適切な装置情報の取得が可能になると期待される。しかしながら、情報画面に対して装置構成図を表示可能に構成する試みは、これまでになされてこなかった。例えば、情報画面が表示されている最中に、プリントやコピーに係るジョブが実行された場合において、用紙の給紙元の給紙トレイをユーザが確認したい場合、一旦、プリントやコピー等に係る各実行モードに係る設定画面に表示画面を切替える等して給紙元を確認する必要があった。
特許文献1に係る表示装置は、用紙搬送状況や、ジャムの発生等を装置構成図として表示するものであるが、ユーザは、操作パネルに表示される表示モード切替キーを操作し、通常の装置表示である通常表示モードから装置構成図の表示に係る用紙搬送表示モードに切り替える必要があり、操作性に優れるものではなかった。
本開示は、装置構成図の表示を制御することで、装置の状態に応じた適切な装置情報の供給が可能な画像形成装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る画像形成装置は、装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、前記表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、前記制御部は、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴としている。
また、本開示に係る表示制御方法は、装置の稼働状況を集約した情報画面を表示装置に表示し、前記表示装置における表示を制御する表示制御方法であって、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴としている。
本開示によれば、装置構成図の表示を制御することで、装置の状態に応じた適切な装置情報の供給が可能な画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係る複合機の外観斜視図である。 第1実施形態に係る複合機の機能構成図である。 (a)ジョブ管理テーブルを説明する図である。(b)ジョブ履歴テーブルを説明する図である。 第1実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第2実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る動作例を説明する図である。 第3実施形態に係る複合機の機能構成図である。 第3実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本開示では、例えば、コピー、ファクス、イメージ送信等の各実行モードに係るジョブを一つの筐体で実施可能な複合機を画像形成装置の一形態として説明する。なお、以下の実施形態は、本開示を説明するための一例であり、特許請求の範囲に記載した説明の技術的範囲は、以下の記載に限定されるものではない。
ここで、本開示では、明度調整、音量、言語設定、設定、大きな文字モード、総使用枚数表示といった装置設定に係る設定系ボタンや、消耗品情報、装置状態等の設定系以外の項目に関する情報を図表、文字列、記号等を通してユーザに報知する報知手段を総称して装置設定項目と称する。そして、本開示では、当該装置設定項目を専ら表示する表示領域であって、表示位置が固定された表示領域を固定領域と称する。
[1 第1実施形態]
第1実施形態は、装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、制御部は、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、装置の外観を模した装置構成図の情報画面上における表示を制御する形態である。特に、第1実施形態では、ジョブの実行モードの選択等を受付ける基本画面としてのホーム画面において、固定領域を表示するレイアウトパターンが選択されているか否かに応じて装置構成図の表示を制御する形態について説明する。
[1.1 機能構成]
第1実施形態に係る複合機10の機能構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は、複合機10の全体構成を概略的に説明する外観斜視図である。図2は、複合機10の機能構成図である。複合機10は、制御部11と、表示部13と、操作入力部15と、通信部17と、画像形成部19と、画像入力部21と、記憶部23とを備える。
制御部11は、複合機10全体を制御する。制御部11は、例えば、1又は複数の演算装置(CPU(Central processing unit)等)により構成される。制御部11は、記憶部23に記憶された各種プログラムを読み出して実行することによりその機能を実現する。
表示部13は、各種情報をユーザ等に対して表示する。表示部13は、例えば、LCD(Liquid crystal display)や有機EL(Electro-luminescence)ディスプレイ等により構成することができる。
操作入力部15は、ユーザ等による情報の入力を受付ける。操作入力部15は、ハードキー(例えば、テンキー)やボタン等で構成することができる。なお、操作入力部15は、表示部13を介しての入力が可能なタッチパネルとして構成することができる。この場合、タッチパネルの入力方式としては、例えば、抵抗膜式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった一般的な方式を用いることができる。
通信部17は、例えば、LAN(Local area network)、WAN(Wide area network)、インターネット、電話回線、ファクス回線等のネットワーク(NW)を介して他の装置との通信を行うための有線/無線の何れか又はその両方のインタフェースを備える。
画像形成部19は、画像データに基づく画像を記録媒体としての用紙等に形成する。画像形成部19は、給紙部25から用紙を給紙し、用紙上にイメージデータに基づく画像を形成した後、排紙部27に排紙する。画像形成部19は、例えば、電子写真方式を利用したレーザプリンタ等により構成することができる。この場合、画像形成部19は、トナー色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に対応した不図示のトナーカートリッジから供給されるトナーを用いて画像形成を行う。
画像入力部21は、原稿を走査して読取ることにより、画像データを生成する。画像入力部21は、例えば、CCD(Charge coupled device)、CIS(Charge image sensor)等のイメージセンサを備え、自動原稿送り装置(ADF:Automatic document feeder)や、原稿を載置して読取るためのフラットベット等を有するスキャナ装置として構成することができる。画像入力部21は、原稿画像からの反射光像をイメージセンサで読取ることで画像データを生成する構成であれば、その構成に特に制限はない。なお、画像入力部21は、例えば、USB(Universal serial bus)メモリ等の可搬性記憶媒体に記憶された画像データや、不図示の外部装置から送信された画像データを取得可能なインタフェースとして構成することも可能である。
記憶部23は、複合機10の動作に必要な各種プログラムや、各種データを記憶する。記憶部23は、例えば、RAM(Random access memory)、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid state drive)、ROM(Read only memory)等の記憶装置により構成することができる。
第1実施形態において、記憶部23は、ジョブ制御プログラム231と、表示制御プログラム232と、ジョブ実行検知プログラム233とを記憶し、マシンイメージ記憶領域234と、ジョブ記憶領域235とを確保する。
ジョブ制御プログラム231は、プリント、コピー、スキャナ、ファクス、インターネットFax等の各実行モードに係る処理をジョブ単位で行うために、制御部11が読み出すプログラムである。ジョブ制御プログラム231を読み出した制御部11は、表示部13、操作入力部15、通信部17、画像形成部19、及び画像入力部21等を制御することでジョブを実行する。また、ジョブ制御プログラム231を読み出した制御部11は、ジョブの実行、保留、停止、後述するジョブ管理リスト(ジョブキュー)への登録、削除、ジョブ履歴テーブルにおけるジョブ履歴の管理等を行う。
表示制御プログラム232は、表示部13を介して表示する表示画面を制御する際に制御部11が読み出すプログラムである。表示制御プログラム232を読み出した制御部11は、ジョブの実行モードの選択等を受付けるホーム画面、ジョブの実行に係る各種設定値の入力を受付けるための不図示の設定画面、後述する情報画面としてのシステム情報画面や装置構成図としてのマシンイメージ等を表示部13に表示する。また、表示制御プログラム232は、マシンイメージ表示制御プログラム2321を含む。マシンイメージ表示制御プログラム2321を読み出した制御部11は、マシンイメージを表示するための必要な判定処理や、当該判定処理に基づきマシンイメージの表示制御を行う。例えば、マシンイメージ表示制御プログラム2321を読み出した制御部11は、ホーム画面において、固定領域を表示するレイアウトパターンが選択されており、画像形成に関するジョブの実行を検知しない場合は、マシンイメージの表示を制限して装置設定項目に対応する装置設定アイコンを表示し、画像形成に関するジョブの実行を検知した場合は、装置設定アイコンの表示位置にマシンイメージを表示する制御を行う。
ジョブ実行検知プログラム233は、ジョブの実行を検知する際に制御部11が読み出すプログラムである。ジョブ実行検知プログラム233を読み出した制御部11は、プリント、コピー、スキャナ、ファクス、インターネットFax等に係るジョブの実行を検知する。ジョブ実行検知プログラム233を読み出した制御部11は、ジョブ制御プログラム231の実行によって出力されるジョブの開始信号に基づきジョブの実行を検知してもよいし、例えば、検知対象のジョブが用紙に対する印刷動作や、原稿の読取り動作等を伴う場合、用紙の搬送状況や、原稿の読取位置へのセット状況に応じて出力される検知信号に基づき、ジョブの実行を検知することも可能である。
マシンイメージ記憶領域234は、マシンイメージ表示制御プログラム2321を読み出した制御部11がマシンイメージとして表示部13に表示するマシンイメージファイルを記憶する記憶領域である。
ジョブ記憶領域235は、実行対象のジョブを登録して管理するためのジョブ登録領域2351と、ジョブの実行履歴をジョブ履歴として記憶する実行履歴記憶領域2352とを含む。ジョブ登録領域2351は、ジョブ管理テーブルに基づき、プリント、コピー、スキャナ、ファクス、又はインターネットFax等に係るジョブを管理する。また、実行履歴記憶領域2342は、ジョブ履歴テーブルに基づき、実行したジョブの実行履歴を管理する。
ここで、ジョブ管理テーブルと、ジョブ履歴テーブルとについて図3を用いて説明する。図3(a)は、ジョブ管理テーブルのデータ構造の一構成例を説明する図である。図3(b)は、ジョブ履歴テーブルのデータ構造の一構成例を説明する図である。なお、図3では、コピー、プリントに係るジョブ(印刷ジョブ)をジョブ種の一例として説明する。
図3(a)で示すジョブ管理テーブルは、ジョブIDと、セット時刻と、ジョブ種と、ユーザ名と、セット数と、画像データと、状況とを管理項目として含む。ジョブIDは、登録したジョブを一意に識別するための識別子である。セット時刻はジョブがセットされた時刻を表す。この場合、セット時刻は、コピージョブの実行指示の入力時刻とすることができるし、コピー対象の原稿を画像入力部21(例えば、スキャナ装置)にセットした時刻であっても構わない。ジョブ種は、当該ジョブの種別表す。ユーザ名は、ジョブの実行ユーザ名を表す。なお、ジョブの実行ユーザが不明な場合(例えば、複合機10を直接操作して少数枚のコピーを行うジョブ等)は、当該管理項目は空欄でもよい。セット数は、コピー予定枚数を表す。画像データは、コピーの元画像となる画像データの格納先(ファイルパス)を表す。状況は当該ジョブの実行状況を、例えば、待機中、コピー中等で表す。
例えば、ジョブID“0101”で識別されるジョブは、セット時刻“2020/04/01 14:10”にセットされた、ジョブ種“コピー”に係るコピージョブであることを表している。当該コピージョブは、ユーザ名“User_1”により、画像データ“/MFP/ADF/003256789.jpg”をコピーの元画像とし、セット数“0200”枚のコピーが設定された例示である。そして、ジョブID“0101”に係るコピージョブの状況は“待機中”である。
図3(b)で示すジョブ履歴テーブルは、履歴IDと、ジョブIDと、セット時刻と、ジョブ種と、ユーザ名と、状況とを履歴項目として含む。履歴IDは、ジョブの実行(完了)毎に生成され、各ジョブ履歴を一意に識別するための識別子である。ジョブIDは、登録したジョブを一意に識別するための識別子であり、図3(a)に係るジョブIDと同一の識別子である。なお、図3(b)は、履歴IDとジョブIDとが同じ識別子の値である場合の例示であるが、例えば、ジョブの登録順(ジョブID)と当該ジョブの実行順(履歴ID)とが異なる場合のように、履歴IDとジョブIDとは異なる値であっても無論構わない。セット時刻は、ジョブがセットされた時刻を表し、図3(a)に係るセット時刻と同一である。ジョブ種とユーザ名とについても、図3(a)で例示したジョブ種とユーザ名と同一の値である。状況は当該ジョブの実行状況を、例えば、完了の意味であるOKで表す。
例えば、履歴ID“0099”(ジョブID“0099”)で識別されるジョブ履歴は、セット時刻“2020/04/01 13:55”にセットされた、ジョブ種“コピー”に係るコピージョブであることを表している。当該コピージョブは、ユーザ名“User_1”により設定され、当該履歴ID“0099”に係るコピージョブの状況は完了“OK”である。
ジョブ制御プログラム231を読み出した制御部11は、ジョブ管理テーブルの管理項目及びジョブ履歴テーブルの履歴項目に基づき、該当するジョブのジョブリストを情報画面としてのシステム情報画面に表示することができる。
[1.2 処理の流れ]
次に、第1実施形態の処理の流れについて図4のフローチャートを用いて説明する。図4で説明する処理は、制御部11が、ジョブ制御プログラム231、表示制御プログラム232(マシンイメージ表示制御プログラム2321)、ジョブ実行検知プログラム233等を読み出すことで実行する処理である。
まず、制御部11は、ホーム画面等を介してシステム情報画面の表示指示が入力されたか否かを判定する(ステップS10)。システム情報画面の表示指示が入力されたと判定した場合、制御部11は、当該ホーム画面で固定領域の表示レイアウトが選択されているか否かを判定する(ステップS10;Yes→ステップS20)。一方、システム情報画面の表示指示が入力されていないと判定した場合、制御部11は、当該システム情報画面の表示指示が入力されるまで待機する(ステップS10;No)。
ホーム画面で固定領域の表示レイアウトが選択されていると判定した場合、制御部11は、システム情報画面に装置設定アイコン表示領域を表示する(ステップS20;Yes→ステップS30)。次いで、制御部11は、ジョブの実行を検知したか否かを判定する(ステップS40)。ジョブの実行を検知したと判定した場合、制御部11はシステム情報画面にマシンイメージを表示して処理を終了する(ステップS40;Yes→ステップS50)。一方、ジョブの実行を検知しないと判定した場合、制御部11は、装置設定アイコン表示領域の表示を継続する(ステップS40;No→ステップS30)。
ところで、ホーム画面で固定領域の表示レイアウトが選択されていないと判定した場合、制御部11はシステム情報画面にマシンイメージを表示して処理を終了する(ステップS20:No→ステップS50)。
[1.3 動作例]
次に、第1実施形態に係る動作例について説明する。図5は、ジョブの実行モードの選択等を受付けるホーム画面W10の一構成例を説明する図であって、固定領域の表示レイアウトが選択された態様の一例を説明する図である。図5で例示するホーム画面W10は、例えば、電源投入時、待機時、スリープ状態からの復旧時等に表示部13に表示され、ユーザによる操作入力を受付ける基本画面として構成することが出来る。ホーム画面W10は、機能メニューボタン表示領域R10と、固定領域表示領域R12と、システム情報ボタンB10とを備える。
機能メニューボタン表示領域R10は、機能メニューの選択を受付ける機能メニューボタンを表示する表示領域である。図5は、機能メニューとして、シンプルコピー、シンプルファクス、シンプルスキャン、及びコピーに係る機能メニュー選択ボタンを表示した例示である。ユーザは所望の機能メニュー選択ボタンを選択することにより、ジョブの実行モードを選択することができる。なお、図5のホーム画面W10で例示する機能メニュー選択ボタンの構成例は、あくまでも例示であって、不図示のシステム設定画面等を介して設定変更が可能である。
固定領域表示領域R12は、言語設定、操作ガイド、メンテナンス等に関する装置設定項目を表示する領域であって、表示位置が固定された表示領域である。図5は、“トナー残量”、“操作ガイド”、“大きな文字モード”、“設定”、“総使用枚数表示”、“明度調整”、“音量”に係る装置設定項目を表示した例示である。なお、固定領域表示領域R12の表示位置は、図5で例示した位置(機能メニューボタン表示領域R10の下方)に限定されるものではなく、例えば、機能メニューボタン表示領域R10の上方としてもよいし、ホーム画面W10の左右両端側の何れかの位置とすることも可能である。
システム情報ボタンB10は、次図等で詳細を説明する情報画面としてのシステム情報画面の表示指示入力を受付けるボタンである。システム情報ボタンB10の選択によりシステム情報画面の表示指示入力を受付けると、制御部11は、当該システム情報画面を表示部13に表示する。
図6は、図5で例示したホーム画面W10のシステム情報ボタンB10の選択を受けて、制御部11が表示するシステム情報画面W20の一構成例を説明する図である。なお、図6で例示するシステム情報画面W20は、図4のステップS30において装置設定アイコンの表示後、ジョブの実行が検知されない場合(ステップS30→ステップS40;No)の表示構成例である。
システム情報画面W20は、装置の稼働状況を集約して表示するシステム情報表示領域R20と、ジョブ管理表示領域R22とを備える。システム情報表示領域R20は、例えば、実行が予約された予約ジョブ、実行が検知されたジョブ、実行中のジョブ等に係るジョブキューや、実行されたジョブの履歴等をジョブリストとして表示することが可能なジョブリスト表示領域R200と、給紙トレイに収納されている用紙のサイズや残枚数に関する情報を表示する給紙トレイ情報領域R202と、ユーザに対するお知らせ情報を表示するお知らせ情報表示領域R204と、複合機10のマシン情報(装置情報)を表示するマシン情報表示領域R206とを備える。
ジョブ管理表示領域R22は、実行中のジョブの状況や、実行中のジョブのキャンセルといったジョブ管理に関する情報を表示することができる。ジョブ管理表示領域R22の具体的な表示態様については、次図で説明する。
また、システム情報画面W20は、装置設定アイコン表示領域R208を含む。装置設定アイコン表示領域R208は、図5で例示したホーム画面W10において、固定領域表示領域R12の表示(レイアウト)が選択されている場合に、当該固定領域表示領域R12で表示可能な装置設定項目に対応する装置設定アイコンを表示する。図6は、“操作ガイド”、“大きな文字モード”、“設定”、“総使用枚数表示“、“明度調整”、“音量”に係る装置設定アイコンを表示した例示である。なお、装置設定アイコン表示領域R208で表示する装置設定アイコンは、固定領域表示領域R12で表示する装置設定項目に完全に対応した装置設定アイコンであってもよいし、異なる装置設定項目に対応する装置設定アイコンであってもかまわない。また、表示する装置設定項目(アイコン)に対してユーザの所望、設定内容の重要度等に基づき優先度を設け、優先度の高い順(例えば、優先度の最も高い装置設定項目から順に)に所定数の装置設定アイコンを表示することも可能である。装置設定アイコン表示領域R208の表示は、ジョブの実行の検知に伴い、次図で説明するマシンイメージ表示領域の表示に選択することができる。
図7は、ジョブの実行が検知された場合におけるシステム情報画面W30Aの表示構成例を説明する図である。なお、図7は、図4のステップS40:Yes→ステップS50に係る処理に相当する動作例である。
ジョブの実行を検知すると、制御部11は、検知したジョブに係るジョブキューをジョブリスト表示領域R200に表示する。図7は、ジョブリスト表示領域R200に実行を検知したコピージョブを表示した例示である。
システム情報画面W30Aにおいて、制御部11は検知したコピージョブにおいて当該コピーに供する用紙を収容した給紙トレイを明示する。給紙トレイ情報領域R202には、給紙に係る給紙トレイとして、例えば、トレイ5が他の給紙トレイとは異なる表示態様で表示される。図7は、異なる表示態様としてトレイ5に相当する表示領域を斜線パターンで塗りつぶした態様である。なお、給紙に係る給紙トレイを識別することが可能な表示態様であれば、表示色、塗りつぶしパターン等に制限はなく、明示する給紙トレイの構成位置を、トレイ情報の点滅や、異なる文字フォント、異なる文字サイズ等で表現してもよく、該当箇所を音声ガイダンスによって案内することも可能である。
給紙トレイ情報領域R202における給紙トレイの明示に加え、制御部11は、装置設定アイコン表示領域R208の表示に替え、マシンイメージをマシンイメージ表示領域R210に表示する。マシンイメージ表示領域R210で表示するマシンイメージでは、給紙トレイ情報領域R202で明示された給紙トレイに該当する箇所R2101が強調表示される。給紙トレイ情報領域R202における給紙トレイの表示態様と同様に、装置の全体構成において、給紙に係る給紙トレイを識別することができれば、表示色、塗りつぶしパターン等の表示態様には特に制限はない。このように、ジョブ(コピージョブ)の実行に伴う動作箇所の一例として、用紙の給紙元となる給紙トレイに該当する箇所をマシンイメージ中に強調表示することで、ユーザは、当該ジョブの動作箇所を容易に把握することができる。
なお、制御部11は、実行中のジョブの状況や、実行中のジョブのキャンセル指示の受付けといったジョブ管理に関する情報をジョブ管理表示領域R22に表示することができる。図7は、コピージョブに係る用紙の給紙元が給紙トレイ(トレイ5)であり、コピーのキャンセル指示入力を受付けるコピーキャンセルボタンをジョブ管理表示領域R22に表示した例示である。
なお、図7では、装置設定アイコン表示領域R208の表示をマシンイメージ表示領域R210の表示に切り替えてマシンイメージを表示する形態であったが、マシンイメージ表示領域R210は装置設定アイコン表示領域R208上に重畳して表示することも可能である。図8は、装置設定アイコン表示領域R208上にマシンイメージ表示領域R212を重畳して表示したシステム情報画面W30Bの例示である。
ところで、図7で例示したマシンイメージ表示領域R210又は図8で例示したマシンイメージ表示領域R212の表示位置は、装置設定アイコン表示領域R208の表示位置として設定された位置に限定されるものではなく、例えば、給紙トレイ情報領域R202等の他の表示領域として設定された表示位置に表示させることも可能である。また、マシンイメージ表示領域R210又はマシンイメージ表示領域R212の表示が不要である場合、例えば、マシンイメージの表示部分をダブルタップやフリック等の選択操作により非表示とし、装置設定アイコン表示領域R208を再表示させることも無論可能である。
以上のように、第1実施形態によれば、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、ホーム画面における固定領域の表示レイアウトの選択状況に応じてマシンイメージの表示を制御するため、装置の状態に応じた適切な装置情報の供給が可能な画像形成装置を提供することができる。
[2 第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態において、ジョブの実行が検知された場合に、マシンイメージの表示可否をユーザに対して問い合わせる形態である。
[2.1 機能構成]
第2実施形態に係る複合機の機能構成は、第1実施形態に係る複合機10と同一の機能構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
[2.2 処理の流れ]
第2実施形態の処理の流れについて図9のフローチャートを用いて説明する。なお、第2実施形態に係る処理は、第1実施形態で説明した図4のフローチャートの処理を図9のフローチャートで置き換えた処理である。したがって、図4のフローチャートで説明した処理と同一の処理とすることができる箇所については同一のステップ番号を付するものとする。
まず、制御部11は、ホーム画面等を介してシステム情報画面の表示指示が入力されたか否かを判定する(ステップS10)。システム情報画面の表示指示が入力されたと判定した場合、制御部11は、当該ホーム画面で固定領域の表示レイアウトが選択されているか否かを判定する(ステップS10;Yes→ステップS20)。なお、システム情報画面の表示指示が入力されていないと判定した場合、制御部11は、当該システム情報画面の表示指示が入力されるまで待機する(ステップS10;No)。
ホーム画面で固定領域の表示レイアウトが選択されていると判定した場合、制御部11は、ジョブの実行を検知したか否かを判定する(ステップS20;Yes→ステップS40)。一方、ホーム画面で固定領域の表示レイアウトが選択されていないと判定した場合、制御部11はシステム情報画面にマシンイメージを表示して処理を終了する(ステップS20:No→ステップS50)。
ステップS40において、ジョブの実行を検知したと判定した場合、制御部11は、マシンイメージを表示するか否かを問い合わせる問合せ画面を表示する(ステップS40;Yes→ステップS60)。一方、ジョブの実行を検知していないと判定した場合、制御部11は、ジョブの実行を検知するまで待機する(ステップS40;No)。
マシンイメージの表示指示入力を受けた場合、制御部11はマシンイメージを表示し、処理を終了する(ステップS70;Yes→ステップS50)。
一方、マシンイメージの表示指示入力を受けなかった場合、制御部11は装置設定アイコンを表示し、処理を終了する(ステップS70;No→ステップS30)。
[2.3 動作例]
次に、第2実施形態の動作例について説明する。図10は、マシンイメージの表示可否を問い合わせる問合せ画面M10を表示するシステム情報画面W40の表示構成例を説明する図である。なお、図10は、図9のステップS60の処理に対応する動作例である。
問合せ画面M10は、マシンイメージを表示するか否かをユーザに対して問い合わせる表示内容と、表示するボタンB12と、キャンセルボタンB14とを含む。
マシンイメージを表示するか否かの問い合わせに対し、表示するボタンB12は、マシンイメージの表示指示入力を受付けるボタンである。一方、キャンセルボタンB14は、マシンイメージの表示不可指示入力を受付けるボタンである。ユーザにより表示するボタンB12が選択されると、制御部11は、マシンイメージ(マシンイメージ表示領域R210)を表示する。一方、ユーザによりキャンセルボタンB14が選択されると、制御部11は、マシンイメージの表示を制限し、装置設定アイコン(装置設定アイコン表示領域R208)を表示する。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、マシンイメージの表示の可否をユーザが設定することができるため、より操作性に優れた画像形成装置を提供することができる。
[3 第3実施形態]
第3実施形態は、マシンイメージの表示に関する設定を受付ける受付部を備え、マシンイメージの常時表示の設定状況に応じてマシンイメージの表示を制御する形態である。第3実施形態では、マシンイメージの常時表示が不可に設定された場合、画像形成に関するジョブの実行が検知されたとしてもマシンイメージの表示が制限され、画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合に、マシンイメージがシステム情報画面に表示される。一方、マシンイメージの常時表示が可に設定された場合、画像形成に関するジョブの実行の検知の有無に関わらず、マシンイメージは常時表示される。
[3.1 機能構成]
図11は第3実施形態に係る複合機30の機能構成図である。第3実施形態に係る複合機30は、第1実施形態に係る複合機10の記憶部23に替えて記憶部33を備える。なお、第1実施形態に係る複合機10と同一構成とすることができる箇所については同一の符号を付してその説明は省略する。
第3実施形態において、記憶部33は、ジョブ制御プログラム231と、表示制御プログラム232(マシンイメージ表示制御プログラム2321)と、ジョブ実行検知プログラム233と、システム設定プログラム331とを記憶し、マシンイメージ記憶領域234と、ジョブ記憶領域235とを確保する。
システム設定プログラム331は、複合機30に対する装置設定の設定・変更等の指示を受付ける際に制御部11が読み出すプログラムである。システム設定プログラム331を読み出した制御部11は、マシンイメージの表示に関する設定を受付ける受付部として機能することができる。システム設定プログラム331を読み出した制御部11は、例えば、“マシンイメージを常時表示する”、“ジョブ実行時に表示する”、“マシンイメージを表示しない”といったマシンイメージの表示に関する設定を受付け、受付けた設定内容に基づきマシンイメージの表示を制御する。
[3.2 処理の流れ]
次に、第3実施形態の処理の流れについて図12のフローチャートを用いて説明する。なお、第3実施形態に係る処理は、第1実施形態で説明した図4のフローチャートの処理を図12のフローチャートで置き換えた処理である。したがって、図4のフローチャートで説明した処理と同一の処理とすることができる箇所については同一のステップ番号を付するものとする。
まず、制御部11は、ホーム画面等を介してシステム情報画面の表示指示が入力されたか否かを判定する(ステップS10)。システム情報画面の表示指示が入力されたと判定した場合、制御部11は、マシンイメージの表示が常時表示に設定されているか否かを判定する(ステップS10;Yes→ステップS80)。一方、システム情報画面の表示指示が入力されていないと判定した場合、制御部11は、当該システム情報画面の表示指示が入力されるまで待機する(ステップS10;No)。
マシンイメージの表示が常時表示に設定されていないと判定した場合、制御部11は、システム情報画面におけるマシンイメージ(マシンイメージ表示領域R210)の表示を制限する(ステップS80;No→ステップS110)。次いで、制御部11は、ジョブの実行を検知したか否かを判定する(ステップS40)。ジョブの実行を検知したと判定した場合、制御部11はシステム情報画面におけるマシンイメージ(マシンイメージ表示領域R210)の表示の制限を継続する(ステップS40;Yes→ステップS110)。一方、制御部11は、ジョブの実行を検知しないと判定した場合、画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象が発生したか否かを判定する(ステップS40;No→ステップS120)。制御部11は、画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象として、用紙やトナー等の消耗品の残量低下又は用紙詰まり等のエラーの発生をその対象とし、消耗品の残量低下又はエラーの発生を監視する。
消耗品の残量低下又はエラーが発生したと判定した場合、制御部11はマシンイメージ(マシンイメージ表示領域R210)を表示する(ステップS120;Yes→ステップS50)。一方、消耗品の残量低下又はエラーが発生していないと判定すると、制御部11は、処理をステップS110に戻す(ステップS120;No→ステップS110)。
ところで、ステップS80において、マシンイメージの表示が常時表示に設定されていると判定した場合、制御部11は、画像形成に関するジョブの実行の検知に関わらずマシンイメージ(マシンイメージ表示領域R210)をシステム情報画面に表示する(ステップS80;Yes→ステップS50)。
次いで、制御部11は、複合機30の稼働状況としてユーザにより特定の情報が指定されたか否かを判定する(ステップS90)。ユーザにより特定の情報が指定されたと判定した場合、制御部11は、マシンイメージにおいてユーザにより指定された情報を反映する箇所を強調表示する(ステップS90;Yes→ステップS100)。一方、ユーザにより特定の情報が指定されたと判定しなかった場合、制御部11は、マシンイメージの表示を継続する(ステップS90;No→ステップS50)。
[3.3 動作例]
次に、第3実施形態の動作例について説明する。図13は、マシンイメージの常時表示の可否を問合わせる問合せ画面M12を表示するホーム画面W50の表示構成例を説明する図である。
問合せ画面M12は、マシンイメージを常時表示するか否かをユーザに対して問い合わせる表示内容と、表示するボタンB16と、表示しないボタンB18とを含む。
マシンイメージを常時表示するか否かの問い合わせに対し、表示するボタンB16は、マシンイメージの常時表示指示入力を受付けるボタンである。一方、表示しないボタンB18は、マシンイメージの常時表示不可指示入力を受付けるボタンである。ユーザにより表示するボタンB16が選択されると、制御部11は、ジョブの実行の検知の有無に関わらず、マシンイメージを常時表示する。一方、ユーザにより表示しないボタンB18が選択されると、制御部11は、マシンイメージの表示を制限し(非表示)、装置設定アイコンを表示する。そして、制御部11は、ジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合に、マシンイメージを表示する。
図14は、マシンイメージの常時表示が不可に設定され、ジョブの実行が検知された場合におけるシステム情報画面W60の表示構成例を説明する図である。なお、図14は、図12のステップS110→ステップS40;Yesに係る処理に相当する。
ジョブの実行を検知すると、制御部11は、検知したジョブに係るジョブキューをジョブリスト表示領域R200に表示する。図14は、ジョブリスト表示領域R200に実行を検知したコピージョブを表示した例示である。しかしながら、マシンイメージの常時表示が不可に設定されているため、制御部11は、マシンイメージの表示を制限し、装置設定アイコン(装置設定アイコン表示領域R208)をシステム情報画面W20に表示する。なお、給紙トレイ情報領域R202において、ジョブキューの実行に伴い稼働中の給紙トレイを他の給紙トレイとは異なる表示態様で表示することも可能である。この場合、稼働中の給紙トレイを他の給紙トレイと識別することが可能な表示態様であれば、表示色、塗りつぶしパターン等に制限はなく、明示する給紙トレイの構成位置を、トレイ情報の点滅や、異なる文字フォント、異なる文字サイズ等で表現してもよく、該当箇所を音声ガイダンスによって案内することも可能である。
図15は、マシンイメージの常時表示が不可に設定され、ジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合におけるシステム情報画面W70Aの表示構成例を説明する図である。なお、図15は、図12のステップS120;Yes→ステップS50に係る処理に相当する。ここで、図15は、コピージョブにおいて用紙の供給元であるトレイ5が間もなく用紙切れ(ニアエンド)となる場合を想定した例示である。
システム情報画面W70Aにおいて、制御部11はコピージョブにおいて当該コピーに供する用紙を収容する給紙トレイ(トレイ5)が間もなく用紙切れとなる旨を明示する。給紙トレイ情報領域R202には、給紙に係る給紙トレイとして、例えば、トレイ5が他の給紙トレイとは異なる表示態様で表示される。図15は、異なる表示態様としてトレイ5に相当する表示領域を斜線パターンで塗りつぶした態様である。なお、給紙に係る給紙トレイを識別することが可能な表示態様であれば、表示色、塗りつぶしパターン等に制限はなく、明示する給紙トレイの構成位置を、トレイ情報の点滅や、異なる文字フォント、異なる文字サイズ等で表現してもよく、該当箇所を音声ガイダンスによって案内することも可能である。
給紙トレイ情報領域R202における給紙トレイの明示に加え、制御部11は、装置設定アイコン表示領域R208の表示に替え、マシンイメージをマシンイメージ表示領域R210に表示する。マシンイメージ表示領域R210で表示するマシンイメージでは、間もなく用紙切れとなる給紙トレイ(トレイ5)に該当する箇所R2103が用紙切れを表すアイコンと共に強調表示される。給紙トレイ情報領域R202における給紙トレイの表示態様と同様に、装置の全体構成において、給紙に係る給紙トレイを識別することができれば、箇所R2103の表示色、塗りつぶしパターン等の表示態様には特に制限はない。このように、ジョブの実行の継続が阻害される事象の発生個所に対応する箇所をマシンイメージ中に強調表示することで、ユーザは、当該事象の発生箇所を容易に把握することができる。
図16は、マシンイメージの常時表示が不可に設定され、ジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合におけるシステム情報画面W70Bの他の表示構成例を説明する図である。ここで、図16は、コピージョブにおいて用紙詰まりに係るエラーが発生した場合を想定した例示である。
制御部11は、マシンイメージ表示領域R210を表示する。マシンイメージ表示領域R210の表示位置は特に限定されないが、例えば、装置設定アイコン表示領域R208とは異なる給紙トレイ情報領域R202にマシンイメージ表示領域R210を表示することができる。マシンイメージ表示領域R210で表示するマシンイメージでは、用紙詰まりが発生した箇所R2105に紙詰まりエラーが発生した旨を表す所定のマーク等が付されるため、全体の装置構成においてエラー(用紙詰まり)が発生した箇所を明示することができる。
図17は、マシンイメージの常時表示が可に設定され、ジョブの実行の検知の有無に関わらず、マシンイメージ(マシンイメージ表示領域R210)を表示するシステム情報画面W80Aの表示構成例を説明する図である。なお、図17は、図12のステップS80;Yes→ステップS50に係る処理に相当する。
そして、図18のシステム情報画面W80Bに示すように、複合機30の稼働状況を表す特定の情報として、給紙トレイ情報領域R202に表示されたトレイ5の残枚数アイコン(図18の斜線部分)がユーザにより指定されると、制御部11は、ユーザにより指定された情報(トレイ5の残枚数アイコン)を反映する箇所R2107を強調表示し、マシンイメージにおけるトレイ5の構成位置(装着位置)を報知する。このような構成とすることで、ユーザは、例えば、用紙の補充を要する給紙トレイの装置構成上の位置を容易に把握することができる。
以上のように、第3実施形態によれば、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、マシンイメージの常時表示の設定に応じてマシンイメージの表示を制御するため、装置の状態に応じた適切な装置情報の供給が可能な画像形成装置を提供することができる。また、第3実施形態によれば、マシンイメージの常時表示が不可に設定された場合であっても、画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合は、マシンイメージがシステム情報画面に表示される構成であるため、ユーザは装置で発生している事象を容易に把握することができる。
本開示では、装置の外観を模した装置構成図を情報画面上に表示する形態について説明した。装置構成図は、当該情報画面以外にも、例えば、ジョブの実行モードの選択等を受付けるホーム画面、ジョブの実行に係る各種設定値の入力を受付けるための不図示の設定画面等の画像形成装置が表示可能な他の表示画面に表示することも可能である。
本開示は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
また、上述した実施形態は、説明の都合上、それぞれ別に説明している部分があるが、技術的に可能な範囲で組み合わせて実行してもよいことは勿論である。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROM(Read Only Memory)やHDD等の記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD (Blu-ray(登録商標)Disc等))、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本開示の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本開示に含まれるのは勿論である。
10、30 複合機
11 制御部
13 表示部
15 操作入力部
17 通信部
19 画像形成部
21 画像入力部
23、33 記憶部
231 ジョブ制御プログラム
232 表示制御プログラム
2321 マシンイメージ表示制御プログラム
233 ジョブ実行検知プログラム
234 マシンイメージ記憶領域
235 ジョブ記憶領域
2351 ジョブ登録領域
2352 実行履歴記憶領域
331 システム設定プログラム

Claims (9)

  1. 装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、
    前記表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、
    前記制御部は、
    画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記装置構成図の表示に関し、前記ジョブの実行に伴う動作箇所に対応する箇所を強調表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブの実行モードの選択を受付ける基本画面において、装置設定の入力を受付ける装置設定項目の表示が有効である場合、
    前記制御部は、
    前記画像形成に関するジョブの実行を検知しない場合、前記装置構成図の表示を制限して前記装置設定項目に対応する装置設定アイコンを表示し、
    前記画像形成に関するジョブの実行を検知した場合、前記装置設定アイコンの表示位置に前記装置構成図を表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記画像形成に関するジョブの実行を検知した場合、前記装置設定アイコンに重畳して前記装置構成図を表示することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記画像形成に関するジョブの実行を検知した場合、前記装置構成図の表示可否を問合わせる画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置構成図の表示に関する設定を受付ける受付部を備え、
    前記制御部は、
    前記装置構成図の常時表示が不可に設定された場合、前記画像形成に関するジョブの実行を検知したとしても前記装置構成図の表示を制限し、前記画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合、前記装置構成図を前記情報画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象は、前記画像形成に係る消耗品の残量低下又はエラーの発生であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記装置構成図の常時表示が可に設定された場合、前記画像形成に関するジョブの実行の検知の有無に関わらず前記装置構成図を前記情報画面に表示し、
    前記装置構成図の表示に関し、ユーザにより指定された前記装置の稼働状況を表す情報を反映する箇所を強調表示することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 装置の稼働状況を集約した情報画面を表示装置に表示し、
    前記表示装置における表示を制御する表示制御方法であって、
    画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴とする表示制御方法。
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