JP2007245434A - 印刷システム、印刷制御方法、画像形成装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークに接続された複数の画像形成装置を利用して分散印刷を行う場合に、印刷部数の指定を忘れても分散印刷が行われるようにする。
【解決手段】印刷部数の指定が行われ(ステップS1)、分散印刷モードが選択されると(ステップS2)分散印刷に利用可能な子機のリストが表示画面に表示される(ステップS6)。表示されたリストから分散印刷に利用する子機が指定され(ステップS7)、装置の詳細表示が選択されると、装置情報、装置の設置場所情報を含む詳細情報が表示され(ステップS9)、指定を変更する必要がなければ(ステップS10/N)ステップS11に進み、印刷開始の指示待ちになる。印刷開始の指示が実行されると(ステップS11/Y)指定された印刷部数を判別し(ステップS12)、印刷部数が“0”又は“1”の場合は分散印刷が可能な全ての子機に対し前記画像データを転送して(ステップS15)分散印刷を行わせる。
【選択図】図13
【解決手段】印刷部数の指定が行われ(ステップS1)、分散印刷モードが選択されると(ステップS2)分散印刷に利用可能な子機のリストが表示画面に表示される(ステップS6)。表示されたリストから分散印刷に利用する子機が指定され(ステップS7)、装置の詳細表示が選択されると、装置情報、装置の設置場所情報を含む詳細情報が表示され(ステップS9)、指定を変更する必要がなければ(ステップS10/N)ステップS11に進み、印刷開始の指示待ちになる。印刷開始の指示が実行されると(ステップS11/Y)指定された印刷部数を判別し(ステップS12)、印刷部数が“0”又は“1”の場合は分散印刷が可能な全ての子機に対し前記画像データを転送して(ステップS15)分散印刷を行わせる。
【選択図】図13
Description
本発明は、印刷システム、画像形成装置、印刷制御方法、プログラムおよび記録媒体に関し、より詳細には、ネットワークに接続された複数台の画像形成装置を使って複数部数の印刷を行う分散印刷技術に関する。
ネットワークに複数の画像形成装置が接続された印刷システムにおいて、入力された画像データやスキャナで読み取られた画像データを複数部印刷する場合、印刷時間を短縮するために複数台の画像形成装置に分散させて並列印刷を行なう分散印刷は、例えば、特許文献1や特許文献2に見られるように広く知られている。このような印刷システムにおいて分散印刷を行なう場合、そのシステムに何台の装置が分散印刷に設定されているかを利用者が認識しているのが一般的である。
特開2003−167713号公報
特開2005−49949号公報
しかし、従来の印刷システムにおいて、利用者が印刷部数の指定忘れや操作を誤って印刷部数の指定に“1”を入力してしまった場合、複数部の印刷を必要としているにもかかわらず分散印刷が解除され、画像データの出力元の画像形成装置1台で1部だけが印刷されてしまう結果となる。したがって、分散印刷に指定した出力先の画像形成装置の設置場所が離れているような場合、分散印刷の終了予想時刻にあわせて出力先の画像形成装置のところまで行き、そこではじめて分散印刷が行われていなかったことが判明するということになり、労力と時間が無駄になるケースが頻繁に発生し、また、急いでコピーを複数部用意しなければならないときなど間に合わなくなる等の問題があった。
本発明は、上述のごとき問題を解決するものであり、印刷部数の指定忘や操作を誤って複数部にしていなかった場合でも、分散印刷が行われるようにした印刷システム、印刷制御方法、画像形成装置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の技術手段を備えている。
第1の技術手段は、ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムにおいて、親機としての画像形成装置は、印刷モードの選択、印刷部数の指定、分散印刷に利用する子機の指定を含む各種の入力操作を行うための操作手段と、分散印刷に関する情報を取得する情報取得手段と、該情報取得手段により取得した前記情報を表示する表示手段と、機器制御手段とを備え、前記機器制御手段は、印刷部数の指定が“0”又は“1”である場合は、分散印刷が可能な全ての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせることを特徴とする。
第1の技術手段は、ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムにおいて、親機としての画像形成装置は、印刷モードの選択、印刷部数の指定、分散印刷に利用する子機の指定を含む各種の入力操作を行うための操作手段と、分散印刷に関する情報を取得する情報取得手段と、該情報取得手段により取得した前記情報を表示する表示手段と、機器制御手段とを備え、前記機器制御手段は、印刷部数の指定が“0”又は“1”である場合は、分散印刷が可能な全ての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせることを特徴とする。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記機器制御手段は、分散印刷モードが選択されると前記表示手段の表示画面に分散印刷に利用可能な子機のリストを表示し、そのリストから分散印刷に利用する子機が指定されると表示画面を切り替えて装置情報、装置の設置場所情報を含むことを特徴とする。
第3の技術手段は、第1又は2の技術手段において、表示手段に表示される前記詳細情報における前記装置情報は、装置の機種情報およびステータス情報を含むことを特徴とする。
第4の技術手段は、第1から3のいずれかの技術手段において、前記機器制御手段は、表示手段に前記詳細情報が表示されると、それまでに行った操作部からの指定を変更可能にすることを特徴とする。
第5の技術手段は、第1から4のいずれかの技術手段において、前記機器制御手段は、子機での分散印刷が実行されたことを報知することを特徴とする。
第6の技術手段は、第1から5のいずれかの技術手段において、前記機器制御手段は、子機での分散印刷が終了したことを報知することを特徴とする。
第7の技術手段は、ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムにおける印刷制御方法であって、分散印刷モードにおいて印刷部数を判別するステップと、印刷部数の指定が“0”又は“1”であると判別された場合は、印刷可能なすべての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせるステップと、を有することを特徴とする。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、子機での分散印刷が実行されたことを報知するステップをさらに有することを特徴とする。
第9の技術手段は、第7又は8の技術手段において、子機での分散印刷が終了したことを報知するステップをさらに有することを特徴とする。
第10の技術手段は、ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムの親機として用いられ画像形成装置であって、該画像形成装置は、印刷モードの選択、印刷部数の指定、分散印刷に利用する子機の指定を含む各種の入力操作を行うための操作手段と、分散印刷に関する情報を取得する情報取得手段と、該情報取得手段により取得した前記情報を表示する表示手段と、機器制御手段とを備え、前記印刷制御手段は、印刷部数の指定が“0”又は“1”である場合は、分散印刷が可能なすべての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせることを特徴とする。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、前記機器制御は、分散印刷モードが選択されると前記表示手段の表示画面に分散印刷に利用可能な子機のリストを表示し、そのリストから分散印刷に利用する子機が指定されると表示画面を切り替えて装置情報、装置の設置場所情報を含む詳細情報を表示することを特徴とする。
第12の技術手段は、第10又は11の技術手段において、表示手段に表示される前記詳細情報における前記装置情報は、装置の機種情報およびステータス情報を含むことを特徴とする。
第13の技術手段は、第11又は12の技術手段において、前記機器制御手段は、表示手段に前記詳細情報が表示されると、それまでに行った操作部からの指定を変更可能にすることを特徴とする。
第14の技術手段は、第10から13のいずれかの技術手段において、前記機器制御手段は、子機での分散印刷が実行されたことを報知することを特徴とする。
第15の技術手段は、第10から14のいずれかの技術手段において、前記機器制御手段は、子機での分散印刷が終了したことを報知することを特徴とする。
第16の技術手段は、第10から15のいずれかの技術手段において、前記操作手段はタッチパネルを備え、前記表示手段は前記タッチパネルと一体となっていることを特徴とする。
第17の技術手段は、第10から16のいずれかの技術手段において、前記画像形成装置はデジタル複合機であることを特徴とする。
第18の技術手段は、第10から17のいずれかの技術手段の画像形成装置における前記機器制御手段として、コンピュータを機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
第19の技術手段は、第18の技術手段のプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体であること特徴とする。
本発明は、上記のような技術手段を備えていることにより、分散印刷で複数部数の印刷をしようとしているのに印刷部数の指定を忘れたり誤って“1”を入力して印刷を実行したような場合でも不都合が生じない。特に本発明では、そのシステムで可能な最大部数が印刷されるので、緊急に複数部数の印刷をしなければならない場合などにきわめて有効なものとなる。また、親機と異なる階に設置されている子機を指定していた場合など、印刷が終了しているものと思って子機のところまで取りに行っても、従来のシステムでは無駄足になってしまうが、本発明はそのような問題も解消することができる。
図1は、本発明をデジタル複合機において実施する場合の一例を説明するためのブロック構成図である。デジタル複合機1は、複写機、ファクシミリ装置、ネットワークスキャナ装置、プリンタ装置、及びメール送信装置の機能を備えた複合機として構成されており、図2に示すように、他の印刷装置、パーソナルコンピュータ等からなるホスト装置、サーバ、等と一緒にネットワークに接続されている。
デジタル複合機1は、演算を行うCPU及び演算に伴う一時的な情報を記憶するRAM等からなる機器制御部10を備え、この機器制御部10には、本発明にもとづいて実行される分散印刷のプログラムを含むデジタル複合機1を制御するための制御プログラムを記憶しているROMが含まれる。
機器制御部10には、使用者の操作により制御命令などの情報が入力されるタッチパネルと操作のために必要な情報その他各種の情報を表示する液晶パネルが一体的に構成された操作表示部20、デジタル複合機1が行う処理を管理するための管理情報(各種の制御情報)を記憶するメモリである管理部30、原稿画像を画像データとして取り込むためのCCD41や原稿の有無を検知する原稿検知センサ42などを含む画像読取部40が接続される。
また、機器制御部10には、記録用紙上に画像データを形成する画像形成部50が接続され、この画像形成部50は、画像データを一時的に記憶するメモリ51、メモリ51が記憶した画像データから画像を形成して記録用紙に記録する印字部(LSU)52、印字部52で画像形成するための給紙用のトレイ53を有する。
デジタル複合機1は、画像読取部40が生成した画像データをメモリ51に一旦記憶させた後、印字部52で画像を形成する。なお、操作部20から拡大、縮小、濃度などの指定があった場合、画像処理部60はメモリ51に記憶された画像データに対し画像処理を行う。
本発明が改良の対象としている分散印刷(以下「タンデム印刷」と言う)が選択された場合は、メモリ51に記憶された画像データはネットワークを介してしてされた子機として設定されている他の装置に転送される。
なお、メモリ51に一旦記憶させた画像データは、ハードディスク(HD)60に記憶するようにしてもよく、その場合、さらにメモリ51に読み出すことで大容量の画像データを処理することが可能となる。
なお、メモリ51に一旦記憶させた画像データは、ハードディスク(HD)60に記憶するようにしてもよく、その場合、さらにメモリ51に読み出すことで大容量の画像データを処理することが可能となる。
また、デジタル複合機1は、画像読取部40が生成するなどした画像データを通信部70からパーソナルコンピュータ4へ送信することができ、ネットワークスキャナ装置として機能する。なお、生成した画像データをHD60に保存する場合には、デジタル複合機1は単なるスキャナ装置として機能することとなる。
また、デジタル複合機1は、パーソナルコンピュータ4から送信された画像データを通信部90で受信し、受信した画像データから画像形成部50で画像を形成することができ、プリンタ装置として機能する。
機器制御部10には、上述のごとくHD70が接続されており、画像読取部40が生成した画像データ等の画像処理に係る画像データを記憶する。また、機器制御部10には消去手段80が接続される。消去手段80は、機器制御部10による制御に従って、HD70に記録保持されているデータを消去する。
図2は、操作部20の一例を詳細に示したものである。図2において、21は各種の選択項目や各種の情報を表示するタッチパネルで、各機能ごとに画面を切り替えて使用するようになっており、後述するように、自機だけでなくタンデム印刷に子機として設定されている他の装置のステータスなども表示される。22は、タッチパネル21の表示モードを切り替えるモード選択キー、23は各モードにおけるジョブ状況を表示させるジョブ状況キー、24は各種設定の数値入力に使用する数字キー、25はスタートキーをそれぞれ表わしており、図は、コピーモードが選択されている場合の画面の一例を示している。
次に、本発明が適用されるタンデム印刷ついて説明する。タンデム印刷を行う場合は、図2の画面でタッチパネル21に表示されている「特別機能」のキーaにタッチすると、図3の特別機能の一覧表示の画面に切り替わるので、キーbにタッチしてタンデム印刷を選択する。また、印刷部数の指定は、図2あるいは図3の画面で、数字キー24を押下することにより行われる。
なお、図2あるいは図3の画面で印刷部数の指定が行われると、画面右上には指定した部数の数字が表示されるが、図3〜図12における画面右上の表示が“0”になっているのは、図2又は図3の画面において印刷部数の指定が行われなかったことを表している。
図3の画面でタンデム印刷が選択されると、と画面は図4に切り替わり、タンデム印刷に設定されている装置の一覧が表示される。図4の例では、設定されている3台の装置のうち「AR−450」、「AR−600」はタンデム印刷が可能であり、ハーフトーンで表示されている「AR−700」は、電源がオフになっているなど理由で現在タンデム印刷に使えないことを表わしている。図4の画面で表示されている「AR−450」と「AR−600」にタッチすると「AR−450」と「AR−600」は反転表示され(図5)、タンデム印刷に利用する装置が決定される。
ここで、画面右下の「詳細表示」のキーにタッチすると、図6に示すように装置の設置場所などの詳細情報が表示されるので、その内容を確認し、問題がなければ「OK」キーにタッチし(画面はコピーモードの基本画面(図2)に戻る)、「スタート」キー25を押下することによりスキャナによる原稿の読み取りが開始され、読み取られた原稿の画像データが転送され、タンデム印刷が実行される。
ここで、画面右下の「詳細表示」のキーにタッチすると、図6に示すように装置の設置場所などの詳細情報が表示されるので、その内容を確認し、問題がなければ「OK」キーにタッチし(画面はコピーモードの基本画面(図2)に戻る)、「スタート」キー25を押下することによりスキャナによる原稿の読み取りが開始され、読み取られた原稿の画像データが転送され、タンデム印刷が実行される。
印刷中に図2の画面で「ジョブ状況」キー23にタッチすると図7の画面に切り替わり、タンデム印刷のジョブ状況を知ることができる。また、図7の画面で例えば「AR−450」にタッチし、反転表示になった図8の画面で「ジョブ消去」キーにタッチすると、「AR−450」で実行されている印刷を中止することができる。図9は「AR−450」の印刷が中止されたことを示している。
図13は、本発明が適用されるタンデム印刷の処理について説明するためのフロー図である。前述したように、本実施の態様におけるタンデム印刷は、図2の画面でキーaにタッチして「特別機能」を選択し、数字キー24から印刷部数の指定を行い、図3の画面でタンデム印刷を選択して「OK」キーにタッチしたところから開始されるが、ステップS1の「印刷設定」は、この印刷部数の指定とタンデム印刷の選択に相当する。ステップS2ではタンデム印刷が選択されているか否かを判別し、タンデム印刷が選択されていれば、ステップS3に進み、システムにタンデム印刷が可能な装置が有るか否か判定する(ステップS3)。
ステップS3で印刷可能な装置が有ると判定された場合はステップS4に進み、印刷可能な装置のステータス情報を取得する。システムに印刷可能な装置が1台も無い場合は(ステップS3/N)その旨のエラー表示を行い(ステップS5)、処理を終了する。
印刷可能な装置のステータス情報が取得されるとステップS6でその情報が表示され(図4参照)、利用者はその情報にもとづいてタンデム印刷に利用する装置の指定を行う(ステップS7)。この指定は、前述したように図4の画面で表示されている機種名にタッチすることにより行われる。
印刷可能な装置のステータス情報が取得されるとステップS6でその情報が表示され(図4参照)、利用者はその情報にもとづいてタンデム印刷に利用する装置の指定を行う(ステップS7)。この指定は、前述したように図4の画面で表示されている機種名にタッチすることにより行われる。
タンデム印刷に利用する装置を指定し、図5の画面右下の「詳細表示」キーにタッチすると(ステップS8/Y)、図6に示したような装置の詳細情報が表示される(ステップS9)。装置の詳細情報を確認した結果、別の機種あるいは他の設置場所にある装置に変更した方がよいことに気が付いたりした場合は、図6の画面で「キャンセル」キーにタッチすると(ステップS10/Y)図4の画面に戻り、そこで装置の指定を変更することができる。
ステップS8で、利用者が図6の画面に表示されている詳細情報を見て指定に間違いがないことを確認し、「OK」キーにタッチしたことが判別されるとステップS11に進み、印刷開始の実行待ち状態になる。そして、図2に示すスタートキー25が押下されたことが確認されるとステップS12に進み、印刷部数の指定が2部以上になっているか否か判別され、2部以上であれば(ステップS12/N)指定した装置にそれぞれデータが転送され(ステップS13)、印刷処理が実行される(ステップS14)。
ステップS12で2部以下すなわち、印刷部数の指定が“0”又は“1”と判別された場合は、指定部数に関係なく、ステップS15に進んで全ての印刷可能な装置にデータが転送され、印刷部数の指定に関係なく全ての印刷可能な装置において印刷処理が実行される。ステップS13〜15における各装置の動作状態(データ転送中、印刷中、印刷終了)は、図10〜12のように割り込みで表示画面に表示される(ステップS17)、すべての装置においてタンデム印刷が終了することにより(ステップS17/Y)、タンデム印刷の処理フローは終了する。
なお、以上に説明した実施の態様では、タンデム印刷に利用する装置を指定した後(ステップS7)、利用者が「詳細表示」キー(図5の画面)にタッチすることにより(ステップS8/Y)装置の詳細情報(図6の画面)を表示するようにしているが、このステップS8を省略し、すなわち「詳細表示」キーを無くして「OK」キーと「キャンセル」キーだけにし、装置を指定した後「OK」キーにタッチし、「装置の詳細情報」(図6の画面)がかならず表示されるようにしてもよい。
また、本発明を、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータを用いて実施する場合は、図2に示した操作部20のタッチパネル21における各機能キー、モード選択キー22およびジョブ状況キー23等は、パーソナルコンピュータのモニターにアイコンとして表示する機能を含むアプリケーションプログラムを組み込むことにより、上述したデジタル複合機の場合と同様の操作感覚でタンデム印刷を行えるようにすることができるのは言うまでもない。
1…デジタル複合機、2,3…画像形成装置、4…パーソナルコンピュータ、4…サーバ10…機器制御部、20…操作部、21…タッチパネル、22…モード選択キー、23…ジョブ状況キー、24…数字キー、25…スタートキー、30…管理部、40…画像読取部、41…CCD、42…原稿検知センサ、50…画像形成部、51…メモリ、52…印字部、53…トレイ、60…画像処理部、70…ハードディスク(HD)、80…消去手段、90…通信部。
Claims (19)
- ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムにおいて、
親機としての画像形成装置は、印刷モードの選択、印刷部数の指定、分散印刷に利用する子機の指定を含む各種の入力操作を行うための操作手段と、分散印刷に関する情報を取得する情報取得手段と、該情報取得手段により取得した前記情報を表示する表示手段と、機器制御手段とを備え、
前記機器制御手段は、印刷部数の指定が“0”又は“1”である場合は、分散印刷が可能な全ての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせることを特徴とする印刷システム。 - 前記機器制御手段は、分散印刷モードが選択されると前記表示手段の表示画面に分散印刷に利用可能な子機のリストを表示し、そのリストから分散印刷に利用する子機が指定されると表示画面を切り替えて装置情報、装置の設置場所情報を含むことを特徴とする詳細情報を表示する請求項1に記載の印刷システム。
- 表示手段に表示される前記詳細情報における前記装置情報は、装置の機種情報およびステータス情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
- 前記機器制御手段は、表示手段に前記詳細情報が表示されると、それまでに行った操作部からの指定を変更可能にすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷システム。
- 前記機器制御手段は、子機での分散印刷が実行されたことを報知することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の印刷システム。
- 前記機器制御手段は、子機での分散印刷が終了したことを報知することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の印刷システム。
- ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムにおける印刷制御方法であって、
分散印刷モードにおいて印刷部数を判別するステップと、
印刷部数の指定が“0”又は“1”であると判別された場合は、印刷可能なすべての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせるステップと、
を有することを特徴とする印刷制御方法。 - 子機での分散印刷が実行されたことを報知するステップをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の印刷制御方法。
- 子機での分散印刷が終了したことを報知するステップをさらに有することを特徴とする請求項7又は8に記載の印刷制御方法。
- ネットワークに接続された複数の画像形成装置のうち、1台は印刷すべき画像データの出力元となる親機として、その他の装置の中の少なくとも1台は分散印刷における画像データの出力先となる子機としてそれぞれ使用可能に設定され、印刷すべき画像データを子機に転送して親機の画像形成装置と子機の画像形成装置それぞれで並列的に印刷を行う分散印刷モードを有する印刷システムの親機として用いられ画像形成装置であって、
該画像形成装置は、印刷モードの選択、印刷部数の指定、分散印刷に利用する子機の指定を含む各種の入力操作を行うための操作手段と、分散印刷に関する情報を取得する情報取得手段と、該情報取得手段により取得した前記情報を表示する表示手段と、機器制御手段とを備え、
前記印刷制御手段は、印刷部数の指定が“0”又は“1”である場合は、分散印刷が可能なすべての子機に対し前記画像データを転送して分散印刷を行わせることを特徴とする画像形成装置。 - 前記機器制御は、分散印刷モードが選択されると前記表示手段の表示画面に分散印刷に利用可能な子機のリストを表示し、そのリストから分散印刷に利用する子機が指定されると表示画面を切り替えて装置情報、装置の設置場所情報を含む詳細情報を表示することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 表示手段に表示される前記詳細情報における前記装置情報は、装置の機種情報およびステータス情報を含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。
- 前記機器制御手段は、表示手段に前記詳細情報が表示されると、それまでに行った操作部からの指定を変更可能にすることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
- 前記機器制御手段は、子機での分散印刷が実行されたことを報知することを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記機器制御手段は、子機での分散印刷が終了したことを報知することを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記操作手段はタッチパネルを備え、前記表示手段は前記タッチパネルと一体となっていることを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置はデジタル複合機であることを特徴とする請求項10から16のいずれかに記載の画像形成装置。
- 請求項10から17のいずれかに記載の画像形成装置における前記機器制御手段として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項18に記載のプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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ES2394463A1 (es) * | 2010-06-04 | 2013-01-31 | Vicente PEREZ CANO | Dispositivo desechable de quita y pon para defecar en inodoro sin utilizar agua. |
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- 2006-03-15 JP JP2006070080A patent/JP2007245434A/ja active Pending
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