JP2006068228A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットマシンやパロットなどの遊技機において、遊技規則の改正に対応し、かつ新しい遊技性を備えた遊技機を提供することを課題とする。
【解決手段】スロットマシンにおけるBIGボーナス状態又はREGボーナス状態(大当たり状態)でない通常状態での1回のゲームを実行するのに必要なメダルの数量(以下、規定数という)を限定するため、所定の規定数を有効とする規定数設定手段と、所定条件の成立に応じて規定数設定手段により有効とされた規定数を変更する規定数変更手段とを備える。規定数変更手段によって規定数の変更される通常状態として、3枚賭けでゲームが行われる第1通常状態と、1枚賭けでゲームが行われる第2通常状態とが設定される。1枚賭けでは、3枚賭けよりもBIGボーナス、REGボーナスの当選確率及び小役の当選確率が高く設定され、通常状態において遊技者に有利な1枚賭けの遊技ができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、スロットマシンやパロットなどの遊技機に関する。
従来、スロットマシンやパロット(メダルに替えてパチンコ玉で遊技するスロットマシン)などの遊技機においては、メダルなどの遊技媒体の数量(賭け枚数)に応じて、小役やリプレイ(再遊技)、ボーナス(大当たり)などの当たり確率が予め決められている。例えばスロットマシンにおけるBIGボーナスの当たり確率は、3枚賭けでは「1/300」、2枚賭けでは「1/500」、1枚賭けでは「1/1100」というように設定されており、通常は3枚賭けで遊技することを遊技者に勧めるような設定となっている。特に最近では、通常時は3枚賭けでしか遊技ができないようになっている遊技機が主流であり、2枚賭けや1枚賭けでは始動レバーを遊技者が操作してもリールが回転しない(ゲームが開始できない)仕様になっている。そして、BIGボーナスゲーム中には1枚賭けに限定したスロットマシンも知られている(例えば特許文献1)。また、サービス遊技として1枚賭けでの遊技における有効ラインの数や入賞のための抽選確率を変動し、1枚賭けでも3枚賭けで遊技した場合と同様の遊技を行うことができるスロットマシンも知られている(例えば特許文献2)。
また、スロットマシンにおいては、ボーナスフラグを一旦ストックし、条件に応じてストックしたボーナスを放出する機能を備えたものもあり、サブ基板などによる制御でボーナスを放出し易い状態、或いは放出し難い状態を作り、実質的にパチンコ機でいう確率変動のような動作をする遊技機もある。
特開2001−259122号公報 特開2001−129159号公報
ところが近年、スロットマシンなどの遊技機の健全化や不正防止などを目的とした遊技規則の改正に伴い、ボーナスフラグを内部にいくつもストックするような仕様が認められなくなり、今後は上記のような遊技機が市場に投入されなくなってしまうため、遊技者からは改正後の規則においても実施できる新しい遊技性を備えた遊技機が求められている。また、特許文献2に掲載されているスロットマシンの仕様は、以前より遊技規則に反しており、改正後の遊技規則でも認められていないため、市場に投入されることはない。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、スロットマシンやパロットなどの遊技機において、遊技規則の改正に対応し、かつ新しい遊技性を備えた遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明の遊技機は、所定数の遊技媒体が投入され、ゲームの開始に応じて複数の識別情報を可変表示する可変表示手段と、
この可変表示手段が所定の識別情報を表示したときに、識別情報に応じた遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
可変表示手段が表示する識別情報が、予め定められた大当たり表示結果となったときに、大当たり状態を発生する大当たり発生手段と、を備え、
大当たり状態でない通常状態における、識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率及び/又は大当たり表示結果となる確率が、1回にゲームに対し投入される遊技媒体の数量に応じて予め設定されている遊技機において、
通常状態での1回のゲームを実行するのに必要な遊技媒体の数量(以下、規定数という)を限定するため、所定の規定数を有効とする規定数設定手段と、
所定条件の成立に応じて、規定数設定手段により有効とされた規定数を変更する規定数変更手段と、を備え、
通常状態では、有効な規定数が異なる複数の通常状態が設けられていることを特徴とする。
上記本発明の遊技機は、大当たり状態でない通常状態において、1回のゲームを実行するのに必要な遊技媒体の数量(以下、規定数という)を限定するため、所定の規定数を有効とする規定数設定手段と、所定条件の成立に応じて、規定数設定手段により有効とされた規定数を変更する規定数変更手段とを備え、規定数に応じて、識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率及び/又は大当たり表示結果となる確率を予め定めた構成としている。そして、通常状態中において、規定数変更手段によって、規定数の変更された複数の通常状態を発生させるようにしている。これにより、通常状態において遊技者は規定数が変更された遊技状態で遊技することができ、かつ識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率及び大当たり表示結果となる確率が変更され、例えば遊技者にとって有利な表示結果となる確率が高くなる遊技状態で遊技ができ、遊技者の興趣を高めることができる。
その際、複数の通常状態として、第1通常状態と、この第1通常状態よりも規定数が小とされ、かつ第1通常状態よりも識別情報が大当たり表示結果となる確率が高い第2通常状態とを含むのが望ましい。
また、複数の通常状態として、第1通常状態と、この第1通常状態よりも規定数が小とされ、かつ第1通常状態よりも識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率が高い第2通常状態とを含むことができる。
このように2つの通常状態が設定され、第2通常状態では規定数が小(例えば1枚賭け)で、しかも大当たり表示結果となる確率が高い遊技状態が設定され、少ない遊技媒体の賭け数でもって、高確率で大当たりとなり得るように、遊技者にとって有利な遊技を行うことができ、遊技者の興趣を高められる。また、第2通常状態において規定数が小で、かつ識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率が高い遊技状態に設定された場合には、遊技価値が付与される確率が高く、遊技媒体の数量を減らさずに遊技者にとって有利な遊技を行うことが可能となる。
また、その際、所定条件は、大当たり状態が発生し、終了することにより成立するのが望ましい。また、所定条件は、可変表示手段が予め定められた特定の識別情報を表示したときに成立するようにできる。このように大当たり状態が発生し終了したとき、又は可変表示手段が予め定められた特定の識別情報を表示したときに、通常状態中において、規定数の変更された遊技状態となって、しかも大当たり表示結果となる確率が高い遊技状態となったり、識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率が高い遊技状態となって、新しい遊技性を備えたスロットマシンなどの遊技機を提供できる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき、遊技機の一例としてスロットマシンを例に図面を参照して説明する。図1は、スロットマシンの正面図である。スロットマシン1は、筐体を有し、その筐体内にはステッピングモータで回転駆動される3体のリールが収容されている。左、中、右の各リールには、図3に示す21個の図柄が等間隔で描かれている。中央部に設けられた表示窓10から各リールの3図柄分が視認可能となっており、これによって左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rの図柄表示領域が形成されている。
表示窓10の下部にはメダル投入口12、遊技者が3枚賭けゲームを設定するために操作するMAXBETボタン13、2枚賭けゲームを設定するための2BETボタン14、1枚賭けゲームを設定するための1BETボタン15が設けられている。さらにその下部には、遊技を開始するためのスタートレバー(スタートスイッチ)17、左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rの図柄変動を停止させるための遊技者が操作する左、中、右ストップボタン16L,16C,16Rが設けられている。最下部にはメダル払出口18、メダル貯留皿19が設けられている。
筐体上部には、遊技の演出を画像情報として遊技者に提供する液晶表示部22と、この液晶表示部22の両側に遊技の演出をランプ表示するランプ23,23とが設けられている。また、液晶表示部22の近傍にはスピーカ21,21(図2参照:図1には図示しない)が設けられている。これら報知装置により、遊技に関する情報が画像、色彩および音声のいずれか、またはそれらが組み合わされて遊技者に提供される。
図2はスロットマシン1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。スロットマシン1の制御部であるメイン基板30は、演算装置であるCPU31と、各種プログラムや抽選判定用テーブルが予め記憶された読み取り専用記憶装置であるROM32と、読み書き可能な主記憶装置でありワークエリアとして使用されるRAM33と、入出力インターフェイス(I/O)34とを中心に構成されている。これらの装置は、図に表れていないバスで相互に接続されている。
メイン基板30には、操作部からの操作信号が、入出力インターフェイス34を経て入力される。メイン基板30に入力された信号は、CPU31に入力される。各操作部は、スタートレバー17、左、中、右ストップボタン16L,16C,16R、投入メダル検知部12a、MAXBETボタン13、2BETボタン14、1BETボタン15及び電源スイッチなどを含むものである。
遊技が行われている最中の処理は、ROM32に格納されているシーケンスプログラムがCPU31に逐次読み出されて、RAM33に記憶され、遊技の進行に応じて実行される。処理の実行結果は、CPU31から入出力インターフェイス34を介して各動作部(リール駆動部41、メダル払出部42、各種表示ランプ43)に出力される。
メイン基板30は、入出力インターフェイス34を介して液晶表示部22及び音声出力部45と電気的に接続されている。ROM32には、画像表示プログラム、画像データ、音声出力プログラムおよび音声データ等が記憶されており、スロットマシン1の動作に応じてCPU31に読み出される。プログラムの実行とともに、液晶表示部22、音声出力部45にそれぞれ画像データ信号、音声データ信号が出力される。スピーカ21は、音声出力部45を介して制御される。
リール駆動部41は、CPU31から出力された駆動パルス信号によって、その動作が制御される。左、中、右リール41L,41C,41R(可変表示手段)は、停止位置検知部47によって1回転ごとに基準位置が検知され、リール基準位置信号がCPU31に入力される。その情報を元にリール制御を行う仕組みになっている。
CPU31(遊技価値付与手段)は、左、中、右リール41L,41C,41Rが停止し左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rに所定の図柄(識別情報)を表示したときに、図柄に応じたメダルを払出(遊技価値を付与)する機能を有する。CPU31(大当たり発生手段)は、左、中、右リール41L,41C,41Rが表示する図柄が、予め定められた大当たり表示結果となったときに、大当たり状態を発生するする機能を有するものである。
CPU31(規定数設定手段)は、通常状態での1回のゲームを実行するのに必要なメダルの数量(規定数)を限定(例えば3枚賭け或いは1枚賭けに限定)するため、所定の規定数を有効とする機能を有する。CPU31(規定数変更手段)は、所定条件の成立に応じて、規定数設定手段により有効とされた規定数を変更する機能を有するものである。
スロットマシンの動作の仕組みはよく知られており、主要な点のみ説明する。制御部30においては、メダル投入口12へのメダルの投入に応じて入賞ライン51,52,53(図1参照)が有効化され、各ラインに対応するランプが点灯されるとともに、スタートレバー17からゲーム開始信号が入力されることに応じて、ボーナス(大当たりともいう)や小役等の予め定められた複数種類の入賞役のうちいずれを当選とするかを決定するための抽選処理が実行される。そして、当選した入賞役のフラグを成立させるようにしている。このような抽選処理は、制御部30にて発生させた乱数のサンプリングと、サンプリング乱数に基づき複数種類の入賞役のうちいずれの入賞役に当選しているか、あるいはハズレかを判定することにより行われる。すなわち、制御部30のCPU31は、抽選手段として機能する。
左、中、右ストップボタン16L,16C,16Rを操作すると、対応する左、中、右リール41L,41C,41Rを内部当選フラグに基づいて停止させる。左、中、右リール41L,41C,41Rが停止した時点で入賞役に対応する図柄が左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rの有効ライン上に表示された場合にメダルを払い出す。左、中、右リール41L,41C,41Rは最大4図柄の範囲で引込み制御が実行され、当選フラグに対応する図柄を引込んだり、或いは非当選の入賞役に対応する図柄が揃わないようにする。CPU31は、制御手段として機能するものである。
次に、スロットマシン1の制御について、図6に示すブロック図に従って説明する。第1通常状態(S1)では3枚賭けで遊技する。1枚賭け、2枚賭けでは遊技できないように、3枚賭けでのみスタートレバー17の操作が有効とされ、それ以外は無効に設定されている。この第1通常状態(S1)において、左、中、右リール41L,41C,41Rが停止した時点で左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rに「7・7・7」が表示された場合(3列「7」が揃った場合)に、BIGボーナス(以下、BBともいう:BB状態(S2))が発生し、また「BAR・BAR・BAR」が表示された場合(3列「BAR」が揃った場合)にREGボーナス(以下、RBともいう:RB状態(S3))が発生する。BIGボーナス又はREGボーナスが発生した場合、公知のBIGボーナス又はREGボーナスの遊技が実行される。
本実施例では、BIGボーナスが終了すると第2通常状態(S4)に突入するように設定されている。第2通常状態(S4)中は、1枚賭けで遊技する設定となっている(2枚賭け、3枚賭けでは遊技できない設定となっている)。第2通常状態(S4)中においては、例えばメダル投入口12にメダルを2枚以上投入しても1枚を超えたメダルはメダル払出口18から返却される。また、例えばクレジット機能を利用した遊技においては、1枚のみがBETされ1枚賭けの遊技が可能となる。また、クレジットを選択しない状態で遊技を行うようにできる。遊技者はメダル投入口12に1枚メダルを投入した後、或いは1BETボタン15を押した後、スタートレバー17を操作することによりゲームを開始できる。
第2通常状態(S4)中は、1枚賭けで遊技するので、図4及び図5に示すように、BIGボーナス、REGボーナス及び小役の当選確率が3枚賭けで遊技する場合よりも高く設定されている。図4において、設定値「1」〜「6」に対応して、3枚賭けでのBB、RBの当選確率と、1枚賭けでのBB、RB当選確率とが示されている。なお、設定値とは、スロットマシンでボーナスが発生する確率を設定する値であり、遊技店は営業時間外にこの設定値を変更する。設定値は、例えば「1」から「6」までの6つの値があり、「1」から「6」へ設定値が上がることにより抽選処理でBIGボーナス或いはREGボーナスに当選する確率が高まるようになっていることから、ボーナスが発生し易くなり、出玉率が高まるようになっている。
図4において、例えば設定値「1」の場合、3枚賭けでのBB当選確率は「1/400」、RB当選確率は「1/600」であるのに対し、1枚賭けでのBB当選確率は「1/160」、RB当選確率は「1/300」と高く設定されている。また、設定値「6」の場合、3枚賭けでのBB当選確率は「1/280」、RB当選確率は「1/480」であるのに対し、1枚賭けでのBB当選確率は「1/110」、RB当選確率は「1/200」と、設定値が高くなるほど第2通常状態中の連チャン率(ボーナスが連続発生する率)が高くなるように設定されている。
図5において、小役の当選確率も1枚賭け時は3枚賭け時よりも高く設定されている。例えば小役の入賞図柄であるチェリーの場合、3枚賭けでの当選確率は「1/100」であるのに対し、1枚賭けでの当選確率は「1/50」と高く設定されている。チェリーの成立時にはメダル2個の払出が行われる。また、スイカの場合、3枚賭けでの当選確率は「1/120」であるのに対し、1枚賭けでの当選確率は「1/60」と高く設定されている。スイカの成立時にはメダル15個の払出が行われる。なお、ベルの場合、3枚賭け、1枚賭けともに「1/10」に設定されている。ベルの成立時にはメダル8個の払出が行われる。また、同じくリプレイ(再遊技)の場合、3枚賭け、1枚賭けともに「1/7.2」に設定されている。
図6において、第2通常状態(S4)中に「7・7・7」の図柄が揃うとBB状態(S2)が発生し、また、「BAR・BAR・BAR」の図柄が揃うとRB状態(S3)が発生する。本実施例では、第2通常状態(S4)は100ゲーム消化すると終了する設定となっており、第1通常状態(S1)に戻る。なお、RB状態(S3)が終了すると、第1通常状態(S1)に戻る。
第2通常状態中は1枚賭けに制限されるが、BB、RB及び小役の当選確率が高く設定されているので、メダルが減ることなく増加する可能性が高い遊技ができる。
このように1回のゲームに対し投入可能なメダルの数量が予め定められ、3枚賭けでゲームが行われる第1通常状態と、1枚賭けでゲームが行われる第2通常状態とが設定され、かつ1枚賭けの場合は、3枚賭けの場合よりもBB、RB及び小役の当選確率が高く設定された構成としている。そして、大当たりが発生し、その大当たり遊技が終了することを条件の成立として、通常状態中において1枚賭けの遊技状態に変更されるようにしている。これにより、通常状態において遊技者は1枚賭けの遊技状態で遊技することができ、かつBB、RB及び小役の当選確率が高くなり、少ないメダルの投入で多くのメダルを獲得するチャンスとなるとともに、小役に入賞する確率も高くメダルを減らさずに、遊技者にとって有利な遊技状態で遊技ができ、遊技者の興趣を高めることができる。
なお、実施例1に次のような変形を加えてもよい。
(1)RB終了後、50ゲームだけ第2通常状態となるようにしてもよい。
(2)第2通常状態中にRBが発生した場合、RB終了後第2通常状態に戻り、残りゲーム数を消化するまで第2通常状態を継続するようにしてもよい。
(3)第2通常状態中にBBが発生した場合、BB終了後の第2通常状態の継続回数に先の未消化のゲーム数を上乗せしてもよい。
(4)第2通常状態中は1枚賭け専用ではなく、2枚賭け専用としてもよい。
(5)第2通常状態においては、BB、RB及び小役の当選確率の双方を高くしたが、BB、RBの当選確率と小役の当選確率とのうちいずれか一を通常状態よりも高く設定してもよい。
(6)スロットマシンを例にして説明したが、メダルに替えてパチンコ玉で遊技するパロットに適用することができる。
(実施例2)
次に、図7は第2実施例を示すブロック図である。第2実施例では第2通常状態に突入する条件を変更している。第1通常状態(S11)は3枚賭けで遊技を行い、1枚賭け、2枚賭けでは遊技できない点は第1実施例と同様である。そして、第1通常状態(S11)において、左、中、右リール41L,41C,41Rが停止した時点で左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rに所定の図柄、本実施例では「BAR・BAR・7」が表示された場合に、第2通常状態(S12)に突入するように設定されている。すなわち第2実施例では、予め定められた図柄が表示結果として左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rに表示されることが第2通常状態(S12)への突入の条件となっている。従って、CPU31においては、入賞役に当選したか否かを決定する抽選と、第2通常状態に変更するか否かの抽選とを行う抽選手段として機能する。
第2通常状態(S12)中は1枚賭けで遊技が行われ、2枚賭け、3枚賭けでは遊技ができない。また、第2通常状態中のBB、RB及び小役の当選確率は、第1実施例と同様に、図4及び図5に示すように3枚賭けよりも高く設定されている。第2通常状態(S12)は100ゲーム消化すると終了し、第1通常状態(S11)に戻る。
図7において、第1通常状態(S11)、第2通常状態(S12)で「7・7・7」の図柄が揃うとBB状態(S13)が発生し、また、「BAR・BAR・BAR」の図柄が揃うとRB状態(S14)が発生する。BB状態(S13)、RB状態(S14)が終了した場合、直前の状態に戻るように設定されている。すなわち直前の遊技状態が第1通常状態(S11)であれば、第1通常状態(S11)に戻り、直前の遊技状態が第2通常状態(S12)であれば、第2通常状態(S12)に戻る設定となっている。従って、第2通常状態(S12)でBBやRBが発生したときには、そのときの第2通常状態の残りゲーム数(未消化ゲーム数)をRAM33の未消化ゲーム数記憶領域に記憶しておき、BBやRBが終了してから、残りのゲーム数を消化するまで第2通常状態(S12)の遊技が行われる。
このように通常状態中において、左、中、右リール41L,41C,41Rが停止して、左、中、右図柄表示部11L,11C,11Rの表示結果が特定の図柄を表示したときに、1枚賭けの遊技状態に変更され、これにより通常状態において遊技者は1枚賭けの遊技状態で遊技することができ、しかもBB、RB及び小役の当選確率が高く、遊技者にとって有利な遊技状態で遊技ができ、遊技者の興趣を高めることができる。
また、実施例2に次のような変形を加えてもよい。
(1)所定図柄は、別途第2通常状態突入用の専用図柄を設けてもよい。
(2)上記例に加えて、例えば「BAR・7・7」の図柄が揃ったときは、150ゲーム継続する第2通常状態に突入するように、図柄に応じて第2通常状態の継続ゲーム数を変更してもよい。
(3)第2通常状態中は1枚賭け専用ではなく、2枚賭け専用としてもよい。或いは揃った所定図柄により1枚賭けの通常状態と2枚賭けの通常状態とのいずれかに突入するようにしてもよい。
(4)第2通常状態への突入条件は、所定図柄が揃うことと、大当たりが発生し終了することとのいずれか一を条件成立としてもよい。
(5)スロットマシンを例にしたが、パロットにも適用できる。
本発明遊技機の一例であるスロットマシンの正面図。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図。 各リールに描かれる図柄を示す図。 BIGボーナス、REGボーナスの当選確率を示す説明図。 小役当選確率を示す説明図。 第2通常状態に遊技状態が変更する流れを示すブロック図。 第2実施例の第2通常状態に遊技状態が変更する流れを示すブロック図。
符号の説明
1 スロットマシン
31 CPU(遊技価値付与手段、大当たり発生手段、規定数設定手段、規定数変更手段)
41L,41C,41R 左、中、右リール(可変表示手段)

Claims (5)

  1. 所定数の遊技媒体が投入され、ゲームの開始に応じて複数の識別情報を可変表示する可変表示手段と、
    この可変表示手段が所定の識別情報を表示したときに、識別情報に応じた遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
    前記可変表示手段が表示する識別情報が、予め定められた大当たり表示結果となったときに、大当たり状態を発生する大当たり発生手段と、を備え、
    前記大当たり状態でない通常状態における、前記識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率及び/又は大当たり表示結果となる確率が、1回にゲームに対し投入される遊技媒体の数量に応じて予め設定されている遊技機において、
    前記通常状態での1回のゲームを実行するのに必要な遊技媒体の数量(以下、規定数という)を限定するため、所定の規定数を有効とする規定数設定手段と、
    所定条件の成立に応じて、前記規定数設定手段により有効とされた規定数を変更する規定数変更手段と、を備え、
    前記通常状態では、有効な規定数が異なる複数の通常状態が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記複数の通常状態として、第1通常状態と、この第1通常状態よりも前記規定数が小とされ、かつ第1通常状態よりも前記識別情報が大当たり表示結果となる確率が高い第2通常状態とを含むことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記複数の通常状態として、第1通常状態と、この第1通常状態よりも前記規定数が小とされ、かつ第1通常状態よりも前記識別情報が遊技価値を付与する表示結果となる確率が高い第2通常状態とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記所定条件は、前記大当たり状態が発生し、終了することにより成立することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記所定条件は、前記可変表示手段が予め定められた特定の識別情報を表示したときに成立することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機。
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