JP2006067915A - 芝刈機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 刈草収集装置に刈草が堆積するにつれて刈草収集装置の内圧が上昇し、搬送風の流れを阻害する点を解決することで、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)にできるだけ多くの刈草を収集することを可能にする。
【解決手段】 カッタハウジング12に芝草を刈るスクロール部33を形成し、このスクロール部33からカッタハウジング12の後方に刈草を搬送する刈草搬送通路32を形成し、この刈草搬送通路32の出口(刈草搬送通路出口)154側を含むカッタハウジング12の後部壁面31に着脱自在に刈草収集装置24を取付ける形式の芝刈機において、後部壁面31に、刈草搬送通路32の出口154に隣接させて刈草収集装置24の内圧を低減させる内圧抑制孔153・・・を形成した。
【選択図】 図10

Description

本発明は、刈草収集装置(グラスバッグ)の内圧を低減させることができる内圧抑制孔を形成した芝刈機に関するものである。
芝刈機として、カッタハウジングの後部に刈草を収集する刈草収集装置(グラスバッグ)を取付けるようにしたものが実用に供されている。
実用の芝刈機は、カッタハウジングから刈草収集装置に刈草を搬送できるようにすれば実用上十分であった。
このような芝刈機として、カッタハウジングの後部に刈草を収集する刈草収集装置を着脱自在に取付けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平2−123826号公報(第2頁、第1図)
図15は従来の芝刈機の基本構成を説明する図であり、芝刈機230は、カッタハウジング231の上部にエンジン232を取付け、このエンジン232にカッタブレード(不図示)を取付け、カッタハウジング231の後部に刈草収集装置(グラスバッグ)234を取付けるものであって、カッタハウジング231内でカッタブレードを回転させ、このカッタブレードで芝草を刈り、刈った刈草をカッタハウジング231の刈草搬送通路235から刈草収集装置(グラスバッグ)234に搬送風とともに搬送し、刈草収集装置234に刈草を収集するようにしたものである。
しかし、芝刈機230では、刈った刈草を刈草搬送通路235から刈草収集装置(グラスバッグ)234に収集し、この刈草収集装置234に刈草が堆積するにつれて刈草収集装置234の内圧が上昇し、搬送風の流れを阻害するという問題があった。
この結果、刈草収集装置234に刈草を十分に詰め込むことができず、刈草の収納体積を増やすために刈草収集装置234の体積を大きく必要であり、刈草収集装置234の肥大化を招くという欠点があった。
すなわち、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)にできるだけ多くの刈草を収集することができる芝刈機が望まれる。
本発明は、刈草収集装置に刈草が堆積するにつれて刈草収集装置の内圧が上昇し、搬送風の流れを阻害する点を解決し、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)にできるだけ多くの刈草を収集することができる芝刈機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、カッタハウジングに芝草を刈るスクロール部を形成し、このスクロール部からカッタハウジングの後方に刈草を搬送する刈草搬送通路を形成し、この刈草搬送通路の出口側を含むカッタハウジングの後部壁面に着脱自在に刈草収集装置を取付ける形式の芝刈機において、後部壁面に、刈草搬送通路の出口に隣接させて刈草収集装置の内圧を低減させる内圧抑制孔を形成したことを特徴とする。
例えば、刈草収集装置に刈草が堆積するにつれて刈草収集装置の内圧が上昇することを防止できるとすれば、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)に多くの刈草を収集することができるので好ましいことである。
そこで、後部壁面に、刈草搬送通路の出口に隣接させて刈草収集装置の内圧を低減させる内圧抑制孔を形成した。
すなわち、後部壁面に、刈草搬送通路の出口に隣接させて刈草収集装置の内圧を低減させる内圧抑制孔を形成することで、刈草収集装置に搬送風の流れを確保する。
請求項2に係る発明は、内圧抑制孔を、後部壁面に上下方向を沿わせた長孔状に形成したことを特徴とする。
内圧抑制孔を、後部壁面に上下方向を沿わせた長孔状に形成することで、例えば、内圧抑制孔を長孔状の長辺に等しい正方形に形成する場合や、内圧抑制孔を長孔状の長辺に等しい直径を有する円形に形成する場合に比べ、長孔状の長辺に等しい長さの刈草の通過する確率を小さくすることができる。
請求項3に係る発明は、内圧抑制孔に、上端に空気の流れを変える偏向板を備えたことを特徴とする。
内圧抑制孔に、上端に空気の流れを変える偏向板を備えることで、内圧抑制孔を通過してしまった刈草を芝草面に落下させる。
請求項1に係る発明では、後部壁面に、刈草搬送通路の出口に隣接させて刈草収集装置の内圧を低減させる内圧抑制孔を形成したので、刈草収集装置に搬送風の流れを確保することができる。この結果、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)に多くの刈草を収集することができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、内圧抑制孔を、後部壁面に上下方向を沿わせた長孔状に形成したので、例えば、内圧抑制孔を長孔状の長辺に等しい正方形に形成する場合や、内圧抑制孔を長孔状の長辺に等しい直径を有する円形に形成する場合に比べ、長孔状の長辺に等しい長さの刈草の通過する確率を小さくすることができる。この結果、内圧抑制孔から空気のみ流し、刈草収集装置の内圧を低減させることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、内圧抑制孔に、上端に空気の流れを変える偏向板を備えることで、内圧抑制孔を通過してしまった刈草を芝草面に落下させることができる。この結果、カッタハウジングの周辺部分の堆積を抑制することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る芝刈機の斜視図であり、芝刈機10は、動力源としてのエンジン13でカッタブレード14を回転させ、このカッタブレード14で芝草面を刈り、刈った刈草をカッタハウジング(カッタデッキ)12から搬送風とともに刈草収集装置(グラスバッグ)24に搬送し、この刈草収集装置24に刈草を収集する芝刈機であるとともに、エンジン13の回転を後輪17に伝達し、エンジン13で後輪17を駆動するようにした自走式の芝刈機でもある。以下、その詳細を説明する。
図中、11は機体、16は前輪、18はハンドルステー、19はハンドル、21はハンドル19の横方向に渡したハンドルカバー、22は後輪17,17にエンジン13の動力を伝達する若しくは非伝達にする走行用クラッチレバー、23はディスチャージガード(グラスカバー)、25はカッタブレード14を回転させる若しくは停止させるクラッチレバー(第1の操作レバー若しくは主操作部)、26はロックレバー(第2の操作レバー若しくは副操作部)、27はヘッドカバー、60はロック機構を示す。
なお、クラッチレバー25は、カッタブレード14を停止させるときにカッタブレード14にブレーキを掛ける操作を同時に行うレバーであり、ブレード・ブレーキ・クラッチ(BBC)を操作するBBC用操作レバーと呼ぶこともある。
図2は本発明に係る芝刈機の側面図であり、芝刈機10は、カッタハウジング12の上部にエンジン13を搭載し、このエンジン13の出力軸(駆動軸)28にクラッチ機構40を介してカッタブレード14を取付け、カッタハウジング12の前部側面に前輪16,16(一方の16は不図示)を取付け、カッタハウジング12の後部側面に後輪17,17(一方の17は不図示)を取付け、カッタハウジング12の後部側面にハンドルステー18,18を(一方の18は不図示)取付け、このハンドルステー18,18から後方にハンドル19を延ばし、このハンドル19にクラッチ機構40を操作するクラッチレバー25を設け、クラッチレバー25の前方にクラッチレバーの接続機能を封じるロックレバー26を設け、カッタハウジング12の後部壁面31に刈草収集装置(グラスバッグ)24を着脱自在に取付け、カッタハウジング12の後部壁面31上部にディスチャージガード23をスイング自在に取付けたものである。
なお、刈草収集装置(グラスバッグ)24は刈草を通過させることなく、搬送風のみを通過させることのできる通気孔(不図示)を有して通気性の素材にて形成したものである。
図3は本発明に係る芝刈機の平面図であり、芝刈機10は、エンジン13(図1参照)を始動させた状態でロックレバー26を機体11の前方に倒し、クラッチレバー25をハンドル19側に倒し、2モーションでクラッチ機構40を切離し状態から接続状態に移行させ、カッタブレード14を回転させ、走行用クラッチレバー22をハンドル19側に倒し、後輪17,17を回転させ、機体11を自走させつつカッタブレード14で芝草面を刈るようにした自走式の芝刈機である。
カッタブレード14は、白抜き矢印A,Aで示す回転方向に対して前側に位置する部位に刈刃部38,38を備え、これらの刈刃部38,38から回転方向に対して後側に位置する部位にかけて上方へ湾曲させたエアリフト部39,39を形成したもである。
すなわち、芝刈機10は、カッタブレード14を回転させることで、エアリフト部39,39の下面に生ずる負圧で地表の芝草を立上げ、刈刃部38,38で芝草を刈取り、刈取った刈草(刈芝)をエアリフト部39,39の上面でヒットし、カッタブレード14の回転で起きる旋回流に載せ、この旋回流を搬送風として作用させ、この搬送風とともに刈草を白抜き矢印Bのように刈草搬送通路(刈芝搬送通路)32から刈草収集装置(グラスバッグ)24に送るものである。
図4は図1の4矢視図であり、芝刈機10の底面を示す。すなわち、芝刈機10は、エンジン13(図1参照)でカッタブレード14を回転させ、このカッタブレード14をカッタハウジング12で覆い、カッタハウジング12に刈草を搬送する刈草搬送通路32を設け、この刈草搬送通路32に刈草を溜める刈草収集装置24(図1参照)を連通させ、カッタブレード14のエアリフト部39,39で発生させる搬送風で刈草を刈草搬送通路32を経由させて刈草収集装置24に搬送し、この刈草収集装置24に刈草を収集するものである。
なお、29は動力伝達部品(ベルト)、33はカッタハウジング12に設けることでカッタフレード14を回転可能に収納するスクロール部、52はドライブプーリ、34は走行用クラッチ、35は後輪用車軸であり、芝刈機10は、出力軸28のドライブプーリ52から動力伝達部品(ベルト)29を介してドリブンプーリ29aにエンジン13(図1参照)の出力を伝達し、ドリブンプーリ29aからは走行用クラッチ34を介して後輪用車軸35にエンジン13の出力を伝達し、後輪17,17(図1参照)を駆動するものである。
図5は本発明に係る芝刈機のマルチング作業状態を示すの側面図であり、マルチング作業(マルチングモード)とは、カッタハウジング内に2枚のカッタブレードを備え、これらのカッタブレードで芝草面を刈り、この芝草面に細かく裁断した刈芝を目立たさないように拡散する作業形態を言う。なお、マルチング作業は、後述するディスチャージ作業の一形態であるとも言える。
また、ディスチャージ作業(ディスチャージモード)とは、1枚のカッタブレードで芝草面を刈り、刈った刈草を刈草搬送通路を経由させディスチャージカバーから外部に刈草を放出する作業形態を言う。
さらに、バギング作業(バギングモード)とは、1枚のカッタブレードで芝草面を刈り、刈った刈草を刈草搬送通路を経由させ、刈草収集装置に収集する作業形態を言う。
すなわち、芝刈機10は、マルチング作業、ディスチャージ作業及びバギング作業(図2参照)に対応した芝刈機であり、マルチング作業をする場合には、エンジン13の出力軸にマルチング作業用の上部カッタブレード15を取付けるとともに、ディスチャージ作業用及びバギング作業用のカッタブレード14(ここでは、「上部カッタブレード14」と記載する)を取付け、刈草搬送通路32(図4参照)に蓋部材(不図示)を被せ、作業を遂行するものである。
図6は本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの分解斜視図であり、天地を裏返した状態のカッタハウジング12を示す。
カッタハウジング12は、樹脂材にて成形した部材であって、カッタブレード14を収納するハウジング本体131と、このハウジング本体131に取付けることで刈草搬送通路32(図4参照)を形成する底部材132と、ハウジング本体131に取付けることでスクロール部33を形成するスクロールガイド部材133と、からなる。
134,135はハウジング本体131に底部材132を取付ける取付ねじ、136,136はカッタハウジング12にエンジン13(図1参照)を取付けるとともにハウジング本体131にスクロールガイド部材133を共締めする取付ねじ、137,137はカッタハウジング12にエンジン13を取付ける取付ねじである。
ハウジング本体131は、主に刈草搬送通路32(図4参照)及びスクロール部33を形成するハウジング凹部141と、このハウジング凹部141の前方に形成する前部ガード部142と、ハウジング凹部141の後方に形成する後部壁面31と、ハウジング凹部141の側方に形成する左右の側部ガード部145,146と、ハウジング凹部141の中央に形成することでエンジン13(図1参照)の出力軸28及びクラッチ機構40を挿入する上部開口147と、この上部開口147の廻りに形成したエンジン13を取付けるエンジンマウント部148と、このエンジンマウント部148の設けたエンジン13を取付ける取付孔149・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、ハウジング凹部141に形成することで底部材132を取付ける内取付ボス151と、右の側部ガード部145に形成することで底部材132を取付ける外取付ボス152と、後部壁面31の左に形成することで刈草収集装置24(図1参照)の内圧を抑制するための内圧抑制孔153・・・と、後部壁面31の右に形成した刈草搬送通路出口(出口側開口)154と、後部壁面31の右に形成した底部材132を係止する係止孔155,155と、を主要構成とする部材である。
底部材132は、刈草搬送通路32(図4参照)の底を形成する本体部161と、この本体部の前方に形成することでスクロール部33の円弧状のフランジを形成するとともに刈草搬送通路入口162(図7参照)を構成する入口側補強部163と、この入口側補強部163の内端部に形成することで内取付ボス151の取付ける内取付部165と、入口側補強部163の外端部に形成することで内取付ボス152の取付ける外取付部166と、本体部の前方に形成することで後部壁面31の係止孔155,155に嵌合させる突片167,167と、を形成したものである。
なお、入口側補強部163は、スクロール部33の見切り(縦壁)としての機能お有する。
スクロールガイド部材133は、スクロール部33を構成する略U字を連続させた円弧状のスクロール溝171と、このスクロール溝171の内周に形成することでハウジング本体131のエンジン13とともに共締めする共締め部172,172と、スクロール溝171の外周に形成することでスクロール部33の円弧状のフランジを形成するフランジ部173と、このフランジ部173の一端176に形成することで底部材132の内取付部165に嵌合(圧入)するボス部174と、スクロール溝171の一端176に形成することで刈草搬送通路32の側面の一部を形成する搬送通路側面部175と、からなる。 図中、177はフランジ部173の他端を示す。
また、スクロールガイド部材133は、理想的な(所望の)スクロール部33の形状を得るために、刈草搬送通路32の入口(刈草搬送通路入口)162を最低位とするとともに、カッタハウジング12の最大幅付近でハウジング本体131と連続させる形状に形成したものである。
図7は本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの斜視図であり、天地を裏返した状態のカッタハウジング12を示す。
図4に示す芝刈機10は、カッタハウジング12内でカッタブレード14を回転させ、このカッタブレード14で芝草を刈り、刈った刈草をカッタハウジング12のスクロール部33からカッタハウジング12の刈草搬送通路32を経由させて搬送する形式の芝刈機において、カッタハウジング12を、カッタブレード14を収納するハウジング本体131と、このハウジング本体131に取付けることで刈草搬送通路32を形成する底部材132と、ハウジング本体131に取付けることでスクロール部33を形成するスクロールガイド部材133と、に分割構成し、底部材132の刈草搬送通路出口154側をハウジング本体に係合させるとともに、底部材132の刈草搬送通路入口162側をハウジング本体131に取付け且つスクロールガイド部材133を係合させ、スクロールガイド部材133を、ハウジング本体131内でカッタブレード14を回転させる図2に示すエンジン(動力源)13と共締めしたものと言える。
図8は図7の8−8線断面図であり、底部材132の内取付部165は、取付ねじ134を貫通させる貫通孔168と、スクロールガイド部材133のボス部174を嵌合させる嵌合筒部169と、を備えたことを示し、底部材132の刈草搬送通路入口162側をハウジング本体131に取付け且つスクロールガイド部材133を係合させることで、底部材132及びスクロールガイド部材133の組付け性の向上を図ることができる。
図9は図7の9矢視図であり、カッタハウジング12は、ハウジング本体131の内取付ボス151に底部材132の内取付部165を取付け、この内取付部165の嵌合筒部169(図8参照)にスクロールガイド部材133のボス部174を嵌合(圧入)することで、1本の内取付ボス151に底部材132及びスクロールガイド部材133の2部材を支持させることができるとともに、底部材132の入口側補強部163及びスクロールガイド部材133のフランジ部173をカッタブレード14(図4参照)の回転を許容する連続させた円弧状に組立てることができるようにしたものである。
図10は本発明に係る芝刈機のカッタハウジングのハウジング本体の斜視図であり、ハウジング本体131を斜め後方からの形状を示す。
ハウジング本体131の後部壁面31は、前述したように、左側に形成することで刈草収集装置24(図2参照)の内圧を抑制するための内圧抑制孔153・・・と、右側に形成した刈草搬送通路出口(出口)154と、右側下部に形成することで底部材132(図6参照)を係止する係止孔155,155と、を備えた面である。
例えば、刈草収集装置(図2参照)24に刈草が堆積するにつれて、刈草収集装置24の空間が狭くなり、搬送風の流れが流れにくくなるので、刈草の収集能力の低下を招く。
そこで、内圧抑制孔153・・・は、刈草収集装置24の内圧を低減させ、刈草収集装置24に搬送風の流れを確保するためのものである。以下、内圧抑制孔153の詳細形状を説明する。
図11は本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの内圧抑制孔の正面図であり、内圧抑制孔153は、後部壁面31に開けた縦孔(後部壁面31の上下方向を沿わせた長孔)であるとともにカッタハウジング12(図7参照)内部に向けて先細りに形成した孔であり、上端(上面)に形成した偏向板としての上面テーパ部181と、両側面に形成した左・右テーパ部182,183と、下端(下面)に形成した下部テーパ部184と、を備える。
すなわち、内圧抑制孔153を、後部壁面31に上下方向を沿わせた長孔状に形成することで、例えば、内圧抑制孔153を長孔状の長辺に等しい正方形に形成する場合や、内圧抑制孔153を長孔状の長辺に等しい直径を有する円形に形成する場合に比べ、長孔状の長辺に等しい長さの刈草の通過する確率を小さくすることができる。この結果、内圧抑制孔153・・・から空気のみ流し、刈草収集装置24(図2参照)の内圧を低減させることができる。
内圧抑制孔153に、上面テーパ部181、左・右テーパ部182,183及び下部テーパ部184を設けることで、カッタハウジング12(図7参照)を形成するための金型を制作し易くすることができる。また、内圧抑制孔153に、上面テーパ部181、左・右テーパ部182,183及び下部テーパ部184を設けることで、内圧抑制孔153形成するための金型のピンの抜きテーパを大きくとることができ、金型の寿命を延ばすことができる。
内圧抑制孔153・・・の配置形態は、後部壁面31に縦配列した内圧抑制孔153・・・の列を内圧抑制孔列185と呼ぶときに、隣り同士の内圧抑制孔列185,185の内圧抑制孔153・・・に上下位置をずらして配置したものである。一般的には、この配列を千鳥状(千鳥に配置する)と言うことがある。
すなわち、内圧抑制孔153・・・の配置形態を千鳥状(千鳥に)配置することで、内圧抑制孔列の内圧抑制孔153,153同士の上下間の寸法、及び隣り合う内圧抑制孔列同士の寸法を小さくすることができる。これにより、内圧抑制孔153・・・の開口密度を増やすことができる。また、後部壁面31の剛性向上を図ることができ、カッタハウジング12(図7参照)全体の剛性の向上を図ることができる。
図12は図11の12−12線断面図であり、内圧抑制孔153の上面テーパ部181は、鋭い傾斜を付けたものであり、空気の流れを変える偏向板の役目をなす。
すなわち、芝刈機10(図1参照)は、内圧抑制孔153に、上端に空気の流れを変える上面テーパ部(偏向板)181を備えることで、内圧抑制孔153を通過してしまった刈草を芝草面に落下させることができる。この結果、カッタハウジング12(図7参照)の周辺部分(例えば、後輪17,17の車軸(不図示)や動力伝達部品29(図4参照)等)の堆積を抑制することができる。
図13は本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの背面図であり、図4に示す芝刈機10は、カッタハウジング12に芝草を刈るスクロール部33を形成し、このスクロール部33からカッタハウジング12の後方に刈草を搬送する刈草搬送通路32を形成し、この刈草搬送通路32の出口(刈草搬送通路出口)154側を含むカッタハウジング12の後部壁面31に着脱自在に刈草収集装置24(図2参照)を取付ける形式の芝刈機において、後部壁面31に、刈草搬送通路32の出口154に隣接させて刈草収集装置24の内圧を低減させる内圧抑制孔153・・・を形成したのもと言える。
例えば、刈草収集装置に刈草が堆積するにつれて刈草収集装置の内圧が上昇することを防止できるとすれば、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)に多くの刈草を収集することができるので好ましいことである。
そこで、後部壁面31に、刈草搬送通路32の出口154に隣接させて刈草収集装置24の内圧を低減させる内圧抑制孔153・・・を形成することで、刈草収集装置24(図2参照)に搬送風の流れを確保する。この結果、一定の大きさの刈草収集装置(グラスバッグ)24に多くの刈草を収集することができる。
図14(a),(b)は本発明に係る芝刈機の刈草堆積の状態を示す作用説明図である。
(a)において、刈草搬送通路32(図3参照)から搬送風とともに刈草186を刈草収集装置(グラスバッグ)24に矢印e1の如く搬送し、刈草186を刈草収集装置24に残し、通気性の刈草収集装置24から搬送風のみを矢印e2・・・の如く逃がす。
(b)において、刈草収集装置(グラスバッグ)24は刈草を通過させることなく、搬送風のみを通過させることのできる通気孔(不図示)を有して通気性の素材にて形成したものである。しかしながら、刈草の形状は千差万別な形状であり、刈草収集装置24に刈草186の堆積量が増えると、通気性の刈草収集装置24から搬送風を逃がし難くなり、刈草収集装置24の内圧が増加し、刈草収集装置24の刈草収集能力の低下を招く。
そこで、内圧抑制孔153・・・(図11参照)から矢印e4,e4の如く搬送風を逃がすようにして刈草収集装置24の内圧が増加の抑制を図るようにした。この結果、刈草収集装置(グラスバッグ)24に多くの刈草186を収集することができる。
尚、本発明に係る芝刈機は、図10に示すように、内圧抑制孔153を後部壁面31の上下方向を沿わせた長孔としてが、これに限るものではなく、後部壁面31に所定の角度を持たせた(傾斜させた)長孔としたものであってもよい。
本発明に係る芝刈機は、動力源としてエンジンを搭載し、このエンジンに回転を後輪に伝達する自走式の芝刈機に採用するのに好適である。
本発明に係る芝刈機の斜視図である。 本発明に係る芝刈機の側面図である。 本発明に係る芝刈機の平面図である。 図1の4矢視図である。 本発明に係る芝刈機のマルチング作業状態を示すの側面図である。 本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの分解斜視図である。 本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの斜視図である。 図7の8−8線断面図である。 図7の9矢視図である。 本発明に係る芝刈機のカッタハウジングのハウジング本体の斜視図である。 本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの内圧抑制孔の正面図である。 図11の12−12線断面図である。 本発明に係る芝刈機のカッタハウジングの背面図である。 本発明に係る芝刈機の刈草堆積の状態を示す作用説明図である。 従来の芝刈機の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…芝刈機、12…カッタハウジング、14…カッタブレード、24…刈草収集装置31…後部壁面、32…刈草搬送通路、33…スクロール部、153…内圧抑制孔、154…出口(刈草搬送通路出口)、181…偏向板(上面テーパ部)。

Claims (3)

  1. カッタハウジングに芝草を刈るスクロール部を形成し、このスクロール部からカッタハウジングの後方に刈草を搬送する刈草搬送通路を形成し、この刈草搬送通路の出口側を含むカッタハウジングの後部壁面に着脱自在に刈草収集装置を取付ける形式の芝刈機において、
    前記後部壁面に、前記刈草搬送通路の出口に隣接させて前記刈草収集装置の内圧を低減させる内圧抑制孔を形成したことを特徴とする芝刈機。
  2. 前記内圧抑制孔は、前記後部壁面に上下方向を沿わせた長孔状に形成したものであることを特徴とする請求項1記載の芝刈機。
  3. 前記内圧抑制孔は、上端に空気の流れを変える偏向板を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の芝刈機。
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